JPH09155798A - プレス部品供給装置 - Google Patents

プレス部品供給装置

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JPH09155798A
JPH09155798A JP32579095A JP32579095A JPH09155798A JP H09155798 A JPH09155798 A JP H09155798A JP 32579095 A JP32579095 A JP 32579095A JP 32579095 A JP32579095 A JP 32579095A JP H09155798 A JPH09155798 A JP H09155798A
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JP
Japan
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punching
work
press
index table
raw material
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Application number
JP32579095A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kobayashi
浩秋 小林
Kazuhiro Teraguchi
和宏 寺口
Tatsuhiko Sakaguchi
辰彦 坂口
Tsutomu Sasaki
力 佐々木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プレス原素材を打ち抜き、得られる
ワークの材料欠損を生じないよう、連続で次の工程に位
置決め搬送を行えるようにして、生産性の大幅な向上を
得られるプレス部品供給装置を提供する。 【解決手段】投入ポジション、第1回目打ち抜きポジシ
ョン、第2回目打ち抜きポジション、排出ポジションに
順次対向するインデックステーブル3と、プレス原素材
aを位置決めし着脱自在に保持する位置決めチャック4
と、第1回目打ち抜きポジションにL/2だけオフセッ
トして配備され、プレス原素材aからワークWをN/2
枚打ち抜く第1の打ち抜き装置6と、残りの部分を打ち
抜くことによりN/2枚のワークを得る第2の打ち抜き
装置15と、排出ポジションにスクラップ化したプレス
原素材a0 を位置決めチャックから排出する排出装置1
7とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば脆性のあ
る薄板状のプレス原素材を打ち抜きプレスし、ワークと
スクラップとに分離して、ワークを取出しするプレス部
品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄板状のプレス原素材から複数
のワークを打ち抜く場合は、プレス素材を連続的に打ち
抜き位置まで搬送し、一度の打ち抜きで、1つのワーク
もしくは複数のワークを打ち抜くようになっている。
【0003】打ち抜いたワークと、残されたプレス原素
材であるスクラップとの分離手段としては、たとえばプ
レス打ち落としにより、ワークをシュートに導き、ここ
から回収箱にバラ取出しをなしたり、打ち抜いたワーク
とスクラップとを一体にするプッシュバック方式や、パ
ンチングプレスのごとき不要な部分を打ち落とす手段な
どがある。しかるにこのような手段は、特に金属材料に
代表されるような固形物に対する適用において、最適で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、たとえ
ば粉体を塗り固めた脆性なプレス原素材の場合には、プ
レス打ち落としや、打ち抜き後にプッシュバックを行う
と、得られるワークの角部や稜線部に材料欠落が発生し
易い。
【0005】また、打ち抜いたワークを次の工程へ供給
する場合、生産性を確保するためパーツフィーダを用い
ようとしても、同様に、ワークの角部や稜線部に材料欠
落が発生し易いことには変わりがない。
【0006】そこで、人手に頼ることになるが、別の工
程が必要であり、生産の連続性に欠け、生産タクトを上
げることが困難である。本発明は、上述した事情に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、たとえ
ば脆性なプレス原素材を打ち抜き供給する条件で、得ら
れるワークの材料欠損を生じることなく、生産性の大幅
な向上を得られるプレス部品供給装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明のプレス部品供給装置は、請求項1におい
て、プレス原素材から、幅寸法Lのワークを、N枚打ち
抜くプレス部品供給装置であり、その周縁に沿って、投
入ポジション、第1回目打ち抜きポジション、第2回目
打ち抜きポジション、スクラップ排出ポジションを備
え、これらポジションに順次対向してインデックス駆動
するインデックステーブルと、上記インデックテーブル
の各ポジションに対向する部位に設けられ、プレス原素
材を位置決めし、かつ着脱自在に保持する位置決めチャ
ックと、上記第1回目打ち抜きポジションに、上記イン
デックステーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2
だけオフセットして配備され、上記位置決めチャックに
保持されこの打ち抜きポジションへ搬送されるプレス原
素材からワークをピッチLで、N/2枚打ち抜く第1の
打ち抜き装置と、上記第2回目打ち抜きポジションに、
上記インデックステーブルの中心軸に対してその中心軸
がL/2だけオフセットして配備され、上記第1の打ち
抜き装置によって打ち抜かれたプレス原素材の残りの部
分からN/2枚のワークを打ち抜く第2の打ち抜き装置
と、上記排出ポジションに対向して配備され、N枚のワ
ークが打ち抜かれたプレス原素材を上記位置決めチャッ
クから排出する排出装置とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】請求項2として、請求項1記載の上記第1
の打ち抜き装置と第2の打ち抜き装置は、それぞれプレ
ス原素材を打ち抜き、かつ打ち抜いたワークを吸着保持
するノックアウトを備え、上記インデックステーブル
は、これら打ち抜き装置が吸着保持するワークを受取る
ワーク受取り治具を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3として、請求項2記載の上記イン
デックステーブル周縁に沿う、投入ポジション、第1回
目打ち抜きポジション、第2回目打ち抜きポジション、
排出ポジションのそれぞれのポジション間に受取り治具
用ポジションを備え、インデックステーブルはこれら全
てのポジションに順次対向してインデックス駆動するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4として、請求項3記載の上記第1
回目打ち抜きポジションと第2回目打ち抜きポジション
のそれぞれ後位の受取り治具用ポジションに配備され、
上記第1の打ち抜き装置と第2の打ち抜き装置でワーク
を受取るそれぞれのワーク受取り治具から、上記ワーク
を取出してマガジンに積載する第1のワーク取出し装置
および第2のワーク取出し装置とを具備したことを特徴
とする。
【0011】上記目的を満足するため第2の発明のプレ
ス部品供給装置は、請求項5として、プレス原素材か
ら、幅寸法Lのワークを、N枚打ち抜くプレス部品供給
装置であり、その周縁に沿って、投入ポジション、第1
回目打ち抜きポジション、第2回目打ち抜きポジショ
ン、スクラップ排出ポジションを備えるとともに、これ
らポジション間に受取り治具用ポジションを備え、これ
ら各ポジションに順次対向してインデックス駆動するイ
ンデックステーブルと、上記インデックテーブルの各ポ
ジションに対向する部位に設けられ、プレス原素材を位
置決めし、かつ着脱自在に保持する位置決めチャック
と、上記第1回目打ち抜きポジションに、上記インデッ
クステーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2だけ
オフセットして配備され、上記位置決めチャックに保持
されるプレス原素材からワークをピッチLで、N/2枚
打ち抜き、これらワークを吸着保持する第1の打ち抜き
装置と、上記第2回目打ち抜きポジションに、上記イン
デックステーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2
だけオフセットして配備され、上記第1の打ち抜き装置
によって打ち抜かれたプレス原素材の残りの部分を打ち
抜き、N/2枚のワークを得るとともにこれらワークを
吸着保持する第2の打ち抜き装置と、上記インデックス
テーブルに設けられ、第1,第2の打ち抜き装置が吸着
保持するワークを受取るワーク受取り治具と、上記第1
回目打ち抜きポジションと第2回目打ち抜きポジション
のそれぞれ後位の受取り治具用ポジションに配備され、
上記第1の打ち抜き装置と第2の打ち抜き装置でワーク
を受取るそれぞれのワーク受取り治具から、上記ワーク
を取出してマガジンに積載する第1のワーク取出し装置
および第2のワーク取出し装置とを具備したことを特徴
とする。
【0012】このような課題を解決する手段を備えるこ
とにより、プレス原素材が脆性であっても、2回に分け
た打ち抜きによって材料の無駄および材料欠損が生じる
ことなく、連続してマガジン集積が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
にもとづいて説明する。図1および図2は、本プレス部
品供給装置を示す。図中1は基板であって、この基板1
の中心位置下方部位にはインデックス駆動機構2が配置
される。上記インデックス機構2の回転駆動軸2aは、
基板1を貫通してこの上面側に突出しており、先端部に
インデックステーブル3が設けられる。
【0014】上記インデックス駆動機構2は、上記イン
デックステーブル3を時計回り方向に45°づつ間欠的
に回動駆動し、それぞれの停止時間中に後述する作業が
自動的に行われるようになっている。
【0015】図1における下端部(いわゆる6時の位
置)をA位置と呼び、ここを基点として時計回り方向に
45°づつ変位した位置を順次、B位置ないしH位置と
呼ぶこととする。
【0016】そして、上記A位置を投入ポジション、C
位置を第1回目の打ち抜きポジション、F位置を第2回
目の打ち抜きポジション、G位置をスクラップ排出ポジ
ションと称する。
【0017】残りの、B位置、D位置、E位置、H位置
のそれぞれは、受取り治具用ポジションと称する。上記
インデックステーブル3上面には、位置決めチャック4
が備えられる。この位置決めチャック4はアームを開閉
自在に枢着し、上記A位置である投入ポジションにおい
て、プレス打ち抜きされるべきプレス原素材aを受け入
れ、そのままインデックステーブル3の45°づつのイ
ンデックス運動にともなって搬送されるようになってい
る。
【0018】この位置決めチャック4とは反対時計回り
方向で、かつ45°変位した位置に、ワーク受取り治具
5が設けられる。このワーク受取り治具5も位置決めチ
ャック4との相対位置が変わらないまま、インデックス
テーブル3の45°インデックス運動にともなって搬送
されるようになっている。
【0019】上記ワーク受取り治具5がB位置の受取り
治具用ポジションに到達すると、その中心軸から後述す
るワークWの幅寸法であるL寸法だけ、幅方向にスライ
ドさせる、図示しないスライド機構が設けられる。
【0020】上記C位置である第1回目の打ち抜きポジ
ションには、第1の打ち抜き装置6が配備される。この
第1の打ち抜き装置6は、図2に示すように、下部側に
金型7を備え、これと対向する上部側にノックアウト8
を備えて、プレス原素材aからワークWの打ち抜きをな
すともに、打ち抜いたワークWをそのままノックアウト
8が真空吸着保持するようになっている。
【0021】そして、第1の打ち抜き装置6の中心軸
は、インデックステーブル3のインデックス基準停止位
置からL/2だけオフセットした状態に配備されてい
る。上記D位置であるワーク用ポジションには、図2に
示すように、ワーク受取り治具5から後述するワークW
を取出すP&Pユニット9と、このP&Pユニット9が
取出したワークWを積載するマガジン10とを備えた第
1のワーク取出し装置11が配備される。なお、マガジ
ン10内のワークWはセンサ12が検出し、昇降機構1
3が所定の位置に昇降駆動するようになっている。
【0022】上記E位置であるワーク用ポジションに
は、ここにインデックス搬送される上記ワーク受取り治
具5を、上記B位置でのスライド方向とは反対方向に寸
法Lだけスライド付勢して保持する図示しないスライド
機構が設けられる。
【0023】上記F位置である第2回目の打ち抜きポジ
ションには、第2の打ち抜き装置15が配備される。こ
の第2の打ち抜き装置15は、先にも説明した第1の打
ち抜き装置6と全く同一の構成であり、金型とノックア
ウトを備えてプレス原素材からワークの打ち抜きをなす
ともに、打ち抜いたワークをそのままノックアウトが真
空吸着保持する作用も同一である。
【0024】そして、第2の打ち抜き装置15の中心軸
もインデックステーブル3のインデックス基準停止位置
からL/2だけオフセットした状態に配備されているこ
とも変わりがない。
【0025】上記G位置であるスクラップ排出ポジショ
ンには、上記位置決めチャック4に保持されるプレス原
素材(ここでは、後述するようにスクラップ化している
ので、スクラップと呼ぶ)a0 に対するチャックを解除
する図示しない解除機構と、解放されたスクラップa0
を案内するシュート16およびこれを受け入れる図示し
ない回収箱などから構成される排出装置17が配備され
る。
【0026】上記H位置であるワーク用ポジションに
は、第2のワーク取出し装置18が配備される。この第
2のワーク取出し装置18も上記第1のワーク取出し装
置11と同様、ワーク受取り治具5からワークWをP&
Pユニット、マガジン、センサ、昇降機構などから構成
される。
【0027】図1にのみ破線で示すように、A位置であ
る投入ポジションからF位置である第2回目の打ち抜き
ポジションに至る間は、インデックステーブル3の外周
縁に沿い、かつこのテーブルの下面に沿って受け用下板
19が設けられる。
【0028】換言すれば、受け用下板19はG位置であ
る排出ポジションとH位置である第2の打ち抜きポジシ
ョンと対向する位置は欠落し、他の位置には対向するよ
うほぼ馬蹄状をなす。
【0029】この受け用下板19は、位置決めチャック
19にチャックされるプレス原材料aの非チャック部分
を受けて、この垂れ下がりを防止し、かつ金型7との引
っ掛かりや、脱落を防止するものである。
【0030】図4(A)に示すように、上記プレス原素
材aは、脆性を有する矩形状の薄板部bと、この薄板部
bの一側辺にのみ一体に設けられる剛性のある帯状材c
とからなる。換言すれば、上記帯状材cに脆性を有する
薄板部bが支持される。
【0031】つぎに、このようにして構成されるプレス
部品供給装置の作用について説明する。上記プレス原素
材aがA位置である投入ポジションに位置するワーク投
入口に投入され、位置決めチャック4に位置決め保持さ
れる。
【0032】インデックステーブル3は45°づつイン
デックス駆動され、位置決めチャック4およびワーク受
入れ用治具5をインデックス移動する。プレス原素材a
を保持した位置決めチャック4がB位置を介してC位置
である第1回目打ち抜きポジションに対向すると、第1
の打ち抜き装置6が駆動して複数枚のワークWを打抜
き、そのワークをノックアウト8に吸着保持する。
【0033】具体的には、図4(A)から同図(B)に
示すように、幅寸法がLの複数、ここでは3枚のワーク
W…を、ピッチLで打抜く。残されたプレス原素材aに
は所定間隔Lを存した状態で、さらに3枚のワークを打
抜くスペースがあり、合計6枚(N枚)のワークの打抜
きが可能である。したがって、第1の打ち抜き装置6
は、N/2枚の打ち抜きをなし、打ち抜かれた後のプレ
ス原素材にa1 の符号を付す。
【0034】また、このときB位置に到達したワーク受
取り治具5は、スライド機構によって幅方向にLだけス
ライド付勢される。上記位置決めチャック4がC位置か
らD位置に移動したところで、新たにC位置に対向する
上記ワーク受取り治具5に対して第1の打ち抜き装置6
のノックアウト8はワークWの吸着を停止する。
【0035】したがって、ワークWはワーク受取り治具
5に落下し、そのまま位置決め保持される。上記ワーク
受取り治具5は図3に示すように、スライドレール20
上にスライド自在に支持され、ここでは平行に3条の位
置決め溝21…を備えている。
【0036】このワーク受取り治具5は、インデックス
テーブル3のインデックス運動にともなう遠心力によっ
て、位置決め溝21内のワークWは直交する二側辺に押
し付けられ、位置決め保持される。
【0037】このワーク受取り治具5がD位置に到達す
ると、第1のワーク取出し装置11を構成するP&Pユ
ニット9が作動して、ワーク受取り治具5から上記ワー
クWを同時に取出し、マガジン10に積載する。したが
って、このワーク受取り治具5は空になる。
【0038】上記マガジン10に付設されるセンサ12
は、マガジン内の被収容物であるワークWの収容量を検
出し、リフタ13を昇降駆動させてワークの積載を可能
としている。
【0039】N/2枚のワークWが打ち抜かれたプレス
原素材a1 が位置決めチャック4に保持された状態でE
位置を介してF位置である第2回目打ち抜きポジション
に対向したところで、第2の打ち抜き装置15が駆動し
て複数枚のワークWを打抜き、かつそのワークをノック
アウト8に吸着保持する。
【0040】この第2の打ち抜き装置15は、L/2だ
けオフセットされているので、同じL/2だけオフセッ
トされた第1の打ち抜き装置6に対して、ワーク1枚分
だけ幅方向にずれた位置を打抜く。
【0041】具体的には、プレス原素材a1 は、図5
(A)の状態でF位置に到達し、ここで同図(B)に示
すように、幅寸法がLの複数、ここでは3枚のワークW
…が打ち抜かれる。すなわち、先に打ち抜かれることに
よって形成される空白スペース相互間から2枚のワーク
W,Wが打ち抜かれ、図において最右端の空白スペース
に隣接した位置から1枚分のワークWが打ち抜かれる。
【0042】結局、はじめのプレス原素材aで合計6枚
(N枚)のワークの打ち抜きが可能であるので、第2の
打ち抜き装置15はN/2枚の打ち抜きをなす。残され
たプレス原素材は完全にスクラップ化し、G位置に到達
する。ここでは符号a0 を付す。
【0043】一方、位置決めチャック4がF位置に到達
したとき、先にD位置で第1のワーク取出し装置11に
よってワークWが取り出されたワーク受取り治具5がE
位置に到達する。
【0044】ここでワーク受取り治具5を、上記スライ
ド機構がワークWの幅寸法Lだけ幅方向にスライド付勢
する。インデックス動作が継続し、位置決めチャックが
G位置であるスクラップ排出ポジションに到達すると排
出装置17が作動し、この解除機構が位置決めチャック
4に保持されるスクラップa0 に対するチャックを解除
する。解放されたスクラップa0 はシュート16に案内
され、回収箱に排出される。これと同時に、上記ワーク
受取り治具5がE位置からF位置に到達する。第2の打
ち抜き装置15では、N/2枚のワークを保持するノッ
クアウト8が吸着を停止する。したがって、ワークWは
ワーク受取り治具5の位置決め溝21に落下し、位置決
め保持される。
【0045】スクラップa0 を排出した位置決めチャッ
ク4がH位置を介してA位置に戻ったとき、ワーク受取
り治具5はG位置を介してH位置に到達する。第2のワ
ーク取出し装置18を構成するP&Pユニット9が作動
して、ワーク受取り治具5から上記ワークWを取出し、
マガジン10に積載する。したがって、このワーク受取
り治具5は空になる。
【0046】このようにして、スクラップa0 が排出さ
れた位置決めチャック4が再びA位置に到達したところ
で、先に説明したような新たなプレス原素材aが投入さ
れ、位置決めされて上述したワークWの打ち抜きが継続
される。
【0047】本発明のごとき構成を採用すれば、従来の
ような、打ち落としや、打ち抜き後プッシュパック方式
を採用することによる、ワークの角部や両線部における
材料欠損の発生がなく、従来の不具合の解消を図れる。
【0048】そして、全ての動作、すなわち、素材投
入、プレス打ち抜き、スクラップ分離および打ち抜きワ
ークの位置決めを、1つのインデックステーブル3で行
えるので、生産速度が早まり、次工程との連結が容易と
なる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明と第2
の発明を採用すれば、たとえば脆性なプレス原素材を打
ち抜き供給する条件で、得られるワークの材料欠損を生
じないよう、連続して次工程に位置決め搬送を行うこと
ができ、生産性の大幅な向上を図れる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、プレス部品供給装
置の平面図。
【図2】同実施の形態の、プレス部品供給装置の側面
図。
【図3】同実施の形態の、ワーク受取り治具の斜視図。
【図4】(A)は、打ち抜きされるプレス原素材の平面
図。(B)は、プレス原素材に対する第1回目打ち抜き
をなし、ワークをN/2枚だけ得る状態を説明する図。
【図5】(A)は、第1回目打ち抜きをなしたプレス原
素材の平面図。(B)は、プレス原素材に対する第2回
目打ち抜きをなし、ワークをN/2枚だけ得る状態を説
明する図。
【符号の説明】
a…プレス原素材、W…ワーク、3…インデックステー
ブル、4…位置決めチャック、6…第1の打ち抜き装
置、15…第2の打ち抜き装置、5…ワーク受取り治
具、11…第1のワーク取出し装置、18…第2のワー
ク取出し装置、17…排出装置。
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 力 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス原素材から、幅寸法Lのワークを、
    N枚打ち抜くプレス部品供給装置であり、 その周縁に沿って、投入ポジション、第1回目打ち抜き
    ポジション、第2回目打ち抜きポジション、スクラップ
    排出ポジションを備え、これらポジションに順次対向し
    てインデックス駆動するインデックステーブルと、 上記インデックステーブルの各ポジションに対向する部
    位に設けられ、プレス原素材を位置決めし、かつ着脱自
    在に保持する位置決めチャックと、 上記第1回目打ち抜きポジションに、上記インデックス
    テーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2だけオフ
    セットして配備され、上記位置決めチャックに保持され
    この打ち抜きポジションへ搬送されるプレス原素材から
    ワークをピッチLで、N/2枚打ち抜く第1の打ち抜き
    装置と、 上記第2回目打ち抜きポジションに、上記インデックス
    テーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2だけオフ
    セットして配備され、上記第1の打ち抜き装置によって
    打ち抜かれたプレス原素材の残りの部分からN/2枚の
    ワークを打ち抜く第2の打ち抜き装置と、 上記排出ポジションに対向して配備され、N枚のワーク
    が打ち抜かれたプレス原素材を上記位置決めチャックか
    ら排出する排出装置とを具備したことを特徴とするプレ
    ス部品供給装置。
  2. 【請求項2】上記第1の打ち抜き装置と第2の打ち抜き
    装置は、それぞれプレス原素材を打ち抜き、かつ打ち抜
    いたワークを吸着保持するノックアウトを備え、 上記インデックステーブルは、これら打ち抜き装置が吸
    着保持するワークを受取るワーク受取り治具を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプレス部品供給装置。
  3. 【請求項3】上記インデックステーブル周縁に沿う、投
    入ポジション、第1回目打ち抜きポジション、第2回目
    打ち抜きポジション、排出ポジションのそれぞれのポジ
    ション間に受取り治具用ポジションを備え、インデック
    ステーブルはこれら全てのポジションに順次対向してイ
    ンデックス駆動することを特徴とする請求項2記載のプ
    レス部品供給装置。
  4. 【請求項4】上記第1回目打ち抜きポジションと第2回
    目打ち抜きポジションのそれぞれ後位の受取り治具用ポ
    ジションに配備され、上記第1の打ち抜き装置と第2の
    打ち抜き装置でワークを受取るそれぞれのワーク受取り
    治具から、上記ワークを取出してマガジンに積載する第
    1のワーク取出し装置および第2のワーク取出し装置と
    を具備したことを特徴とする請求項3記載のプレス部品
    供給装置。
  5. 【請求項5】プレス原素材から、幅寸法Lのワークを、
    N枚打ち抜くプレス部品供給装置であり、 その周縁に沿って、投入ポジション、第1回目打ち抜き
    ポジション、第2回目打ち抜きポジション、スクラップ
    排出ポジションを備えるとともに、これらポジション間
    に受取り治具用ポジションを備え、これら各ポジション
    に順次対向してインデックス駆動するインデックステー
    ブルと、 上記インデックステーブルの各ポジションに対向する部
    位に設けられ、プレス原素材を位置決めし、かつ着脱自
    在に保持する位置決めチャックと、 上記第1回目打ち抜きポジションに、上記インデックス
    テーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2だけオフ
    セットして配備され、上記位置決めチャックに保持され
    るプレス原素材からワークをピッチLで、N/2枚打ち
    抜き、これらワークを吸着保持する第1の打ち抜き装置
    と、 上記第2回目打ち抜きポジションに、上記インデックス
    テーブルの中心軸に対してその中心軸がL/2だけオフ
    セットして配備され、上記第1の打ち抜き装置によって
    打ち抜かれたプレス原素材の残りの部分を打ち抜き、N
    /2枚のワークを得るとともにこれらワークを吸着保持
    する第2の打ち抜き装置と、 上記インデックステーブルに設けられ、第1,第2の打
    ち抜き装置が吸着保持するワークを受取るワーク受取り
    治具と、 上記第1回目打ち抜きポジションと第2回目打ち抜きポ
    ジションのそれぞれ後位の受取り治具用ポジションに配
    備され、上記第1の打ち抜き装置と第2の打ち抜き装置
    でワークを受取るそれぞれのワーク受取り治具から、上
    記ワークを取出してマガジンに積載する第1のワーク取
    出し装置および第2のワーク取出し装置とを具備したこ
    とを特徴とするプレス部品供給装置。
JP32579095A 1995-12-14 1995-12-14 プレス部品供給装置 Pending JPH09155798A (ja)

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