JPH09155659A - ボール定量供給装置 - Google Patents

ボール定量供給装置

Info

Publication number
JPH09155659A
JPH09155659A JP31697895A JP31697895A JPH09155659A JP H09155659 A JPH09155659 A JP H09155659A JP 31697895 A JP31697895 A JP 31697895A JP 31697895 A JP31697895 A JP 31697895A JP H09155659 A JPH09155659 A JP H09155659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
balls
hole
block
piston rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31697895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2991412B2 (ja
Inventor
Taiji Katsuno
泰治 勝野
Masao Okamoto
昌夫 岡本
Masao Nitta
政雄 新田
Atsushi Suzuki
篤 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP7316978A priority Critical patent/JP2991412B2/ja
Priority to US08/758,782 priority patent/US5862945A/en
Priority to GB9625343A priority patent/GB2307904B/en
Publication of JPH09155659A publication Critical patent/JPH09155659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2991412B2 publication Critical patent/JP2991412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 回転ブロック7のボール収納部7aにボ
ール23…を収納した後、回転ブロック7を回転して回
転ブロック7の外側のボール23…を、ボール収納部7
a内のボール23…からすりきるように切り離すことが
できる。従って、一定数のボール23…を取り出すこと
ができるので、取り出したボール23…の個数をカウン
タ装置を使用しないでカウントできる。 【効果】 高価なカウンタ装置を必要としないので、コ
スト低減を図ることができるボール定量供給装置を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールを供給するボ
ール定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリング機構にはボールス
クリューを使用したものがある。ボールスクリューはナ
ットスクリューの螺旋溝とシャフトスクリューの螺旋溝
との間に鋼球(以下、ボールと呼ぶ。)を組込んで、ス
テアリングホイールに連結したシャフトスクリューの回
転力でボールを転がしてナットスクリューを軸線方向に
移動する。
【0003】このボールスクリューの組立て装置として
特開昭59−29867号公報「ボール自動分配供給押
入装置」が知られている。この装置は、ボール分配供給
装置からボールを供給して、供給したボールをボール押
入装置のガイド孔内に送り込む。そして、ガイド孔内の
ボールを押込み棒で押し込んでボールをナットスクリュ
ーの螺旋溝とシャフトスクリューの螺旋溝との間にボー
ルを組込む。また、ボール分配供給装置から供給したボ
ールの個数はカウンタ装置で検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した装置
ではボールの個数を検出するために高価なカウンタ装置
を必要とするので装置のコストアップの要因となる。ま
た、ボールの供給やボールの排出を同一のガイド孔で行
なうので、操作が煩雑になり誤動作が発生しやすい。
【0005】そこで、本発明の目的は、ボールの個数を
検出する高価なカウンタ装置を取り除いて装置コストの
低減を図り、さらに、ボールの供給やボールの排出を個
別に行うことにより各々の操作を簡素化して誤動作が発
生しにくい装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、一定数のボールをワークへ供給
するボール定量供給装置において、このボール定量供給
装置が、上板と下板との間に回転ブロックを回転自在に
挟持し、上板にボール受入穴とボール確認穴とを平面視
で異なる位置に貫通形成し、回転ブロックに一定数のボ
ールを収納するボール収納部を貫通形成し、下板にボー
ル排出穴を貫通形成し、前記ボール収納部の入口をボー
ル受入穴に臨ませてボールを受入れ、回転ブロックを回
転してボール収納部の入口をボール確認穴に臨ませてボ
ール数を確認し、回転ブロックを回転してボール収納部
の出口をボール排出穴に臨ませてボールを排出する構成
である。
【0007】回転ブロックのボール収納部にボールを収
納した後、回転ブロックを回転して回転ブロックの外側
のボールを、ボール収納部内のボールからすりきるよう
に切り離すことができる。従って、一定数のボールを取
り出すことができるので、取り出したボールの個数をカ
ウンタ装置を使用しないでカウントすることができる。
これにより、高価なカウンタ装置を要しない。また、ボ
ール受入穴、ボール確認穴及びボール排出穴を異なる位
置に配置し、回転ブロックに一定数のボールを収納した
状態で、ボール確認穴及びボール排出穴に、ボールを搬
送して、各々の位置でボール確認工程、ボール排出工程
をおこなう。従って、ボール供給工程、ボール確認工
程、ボール排出工程を独立させておこなうことができ
る。
【0008】請求項2は、前記ボール受入穴とボール確
認穴とボール排出穴を、平面視で120゜等ピッチで配
置したことを特徴とする。ボール受入穴とボール確認穴
とボール排出穴を、平面視で120゜等ピッチで配置す
ると共に、回転ブロックのボール収納部を平面視で12
0゜等ピッチで配置することにより、ボール供給工程、
ボール確認工程、ボール排出工程を同時に行うことがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係るボール定量
供給装置の斜視図である。ボール定量供給装置1は、回
転ブロックを備えた装置本体2と、回転ブロックを回動
する回動手段10と、回転ブロックにボールを供給する
ボールフィーダ20と、回転ブロック内のボールを検知
するボール検知手段30と、回転ブロック内のボールを
排出するボール排出手段40と、ナットスクリュー保持
手段50と、切換手段60とからなる。
【0010】装置本体2は、ベース3に立設した支柱4
と、この支柱4に取付けた上板5及び下板6と、上板5
と下板6との間に回動自在に挟持した回転ブロック7と
を備える。そして、上板5にボールフィーダ20と、ボ
ール検知手段30と、ボール排出手段40とを備え、下
板6に回動手段10と、ナットスクリュー保持手段50
とを備える。切換手段60は、電磁弁61と、電磁弁6
1を切換える切換スイッチ62とを備え、ボール検知手
段30及びボール排出手段40の作動と、回動手段10
の作動とを重複しないように電磁弁61を切換える。
【0011】図2は本発明に係る装置本体の分解図であ
る。上板5は、縦に貫通した3個のボール受入穴5a…
と、3個のボール確認穴5b…と、3個のロッド嵌入穴
5c…とを等間隔に備える。これらの穴5a…、5b
…、5c…はそれぞれ同一円上に設ける。回転ブロック
7は、3個のボール収納部7a…を1組として、3組を
等間隔に備える。各組のボール収納部7a…は、回転ブ
ロック7を回動することにより、ボール受入穴5a…、
ボール確認穴5b…又はロッド嵌入穴5c…に臨む。下
板6は、縦に貫通した3個のボール排出穴6a…を備
る。3個のボール排出穴6a…は平面視で上板5のロッ
ド嵌入穴5c…と同位置にある。
【0012】図3は図1の3−0−3線断面図である。
ボールフィーダ20は、複数のボール23…を収納する
ボール収納ケース21と、電磁弁61に連通してボール
収納ケース21内に開口するエア吹込部22と、ボール
収納ケース21内とボール受入穴5aとを連通する逆J
字型のボール供給管24とからなる。ボール供給管24
は、図1に示すように、ボールフィーダ20に3本配置
する。
【0013】ボール検知手段30は、ボール確認穴5b
…内に挿通したピストンロッド31と、ピストンロッド
31を上方に付勢するリターンスプリング32と、電磁
弁61に連通するエア供給部33と、ピストンロッド3
1の位置を検出するセンサ34(図1参照)とからな
る。エア供給部33にエアを供給するとリターンスプリ
ング32の付勢力に抗してピストンロッド31を押し下
げることができる。28はディテント機構(クリック機
構)であり、ディテント機構28は、図2に示す回転ブ
ロック7のボール収納部7a…をボール受入穴5a…、
ボール確認穴5b…又はロッド嵌入穴5c…と同軸上に
位置決めする作用をなす。
【0014】図4は図1の4−0−4線断面図である。
ボール排出手段40は、上板5に取付けたエアシリンダ
41と、エアシリンダ41のピストンロッド41aに連
結板42で連結した3本の押込みロッド43…(2本の
み図示する。)と、押込みロッド43の位置を検出する
センサ44(図1参照)とからなる。押込みロッド43
…は上板5のロッド嵌入穴5c…(図2参照)に挿通す
る。45は上板5にエアシリンダ41を取付けるブラケ
ット、46はエアシリンダ41のシリンダ41b内に配
置したリターンスプリングである。7bは回転ブロック
7に形成した環状部である。
【0015】ナットスクリュー保持手段50は、下板6
に取付けた固定ブロック51と、固定ブロック51にボ
ルト52で連結した挟持ブロック53とからなり、固定
ブロック51と挟持ブロック53とでナットスクリュー
54を挟持することができる。55はダミーシャフトス
クリューである。ダミーシャフトスクリュー55は、ナ
ットスクリュー54内に位置し、下板6のボール排出穴
6a…と同軸上に3個のガイド穴55a…を備える。
【0016】図5は図4の5−5線断面図である。回動
手段10は、電磁弁61に連通した状態で下板6に取り
付けたエアシリンダ12と、エアシリンダ12のピスト
ンロッド12aに取り付けたラック13と、ラック13
に噛合する環状のピニオン14と、ピニオン14と一体
に環状部7bを反時計回り方向にのみ回動するワンウエ
イクラッチ15とからなる。11は下板6にエアシリン
ダ12を取付けるブラケット、16はエアシリンダ12
のシリンダ12b内に配置したリターンスプリングであ
る。
【0017】図6は図3の6−6線断面図である。前述
したボール収納ケース21は、内周を側面視円弧状(U
字状)に形成し(図3参照)、且つ縦断面視V字状のガ
イド溝25…を3列備える。ガイド溝25にはボール1
個分の案内通路を備える。図3に示すように、エア吹込
み部22は、円弧形状のガイド溝25…の一端からエア
を吹込む位置に臨み、ボール供給管24…は円弧形状の
ガイド溝25…の他端からエア及びボールを排出する位
置に臨む。
【0018】以上に述べた本発明に係るボール定量供給
装置(第1実施例)の作用を説明する。先ず、図7
(a)〜(d)はボールフィーダの動作説明図である。
(a)は図6の7−7線断面図であり、エア供給源27
から供給したエアをボール収納ケース21の縦断面視V
字状のガイド溝25…に吹き込んだ状態を示す。これに
より、複数のボール23…がボール収納ケース21内で
循環する。(b)は図7のb−b線断面図であり、エア
吹込部22の近傍を示す。この断面位置では、複数のボ
ール23…が縦断面視V字状のガイド溝25…に入り込
んでいる。(c)は図7のc−c線断面図であり、エア
吹込部22から比較的離れた位置を示す。この断面位置
では、縦断面視V字状のガイド溝25…内から複数のボ
ール23…が飛出す。(d)は図7のd−d線断面図で
あり、ボール供給管24の近傍を示す。この断面位置で
は、縦断面視V字状のガイド溝25…の案内通路に1個
のボール23が残る。案内通路に残った1個のボール2
3は、案内通路に沿ってボール供給管24内に送り込ま
れる。
【0019】図8はボールフィーダの動作説明図であ
り、ボールフィーダ20の供給管24から装置本体にボ
ール23を供給する状態を示す。ボール供給管24内に
入り込こんだボール23は、逆J型のボール供給管24
の頂部までエア圧で上昇し、ボール供給管24内を下降
してボール受入穴5a内に入り込み、回転ブロック7の
ボール収納部7a内に収納される。
【0020】図9は回動ブロックの回動状態を示す断面
図である。すなわち、図5に示す回動手段10のエアシ
リンダ12にエア供給源27からエアを供給して、ピス
トンロッド12aをリターンスプリング16の付勢力に
抗して収縮させる。これにより、ラック13がピストン
ロッド12aと共に移動してピニオン14が、図5上で
反時計回り方向に回動する。従って、ワンウエイクラッ
チ15を介して回転ブロック7が反時計回り方向に12
0゜回動する。このため、図9に示すようにボール23
…を収納したボール収納部7aがボール検出手段30の
箇所まで移動する。これにより、ボール収納部7aの上
方のボール23…を、ボール収納部7a内のボール23
…からすりきるように切り離して、一定数の取り出すこ
とができる。
【0021】次に、図5に示すエアシリンダ12へのエ
ア供給を停止して、ピストンロッド12aをリターンス
プリング16の付勢力で伸長させる。これにより、ラッ
ク13はピストンロッド12aと共に移動してピニオン
14を時計回り方向に回動する。この場合、ワンウエイ
クラッチ15がクラッチ作用を解除するので回転ブロッ
ク7は回動しない。
【0022】図10はボール検知手段の作動前の状態を
示す断面図である。この場合、ピストンロッド31はリ
ターンスプリング32の付勢力で非検出位置P1に位置
し、センサ34の上位置検知部34aでピストンロッド
31を検知する。これにより、ピストンロッド31が非
検出位置P1に位置していることを確認する。
【0023】図11はボール検知手段の作動状態を示す
断面図である。エア供給源27からエア供給部33にエ
アを供給することにより、ピストンロッド31がリター
ンスプリング32の付勢力に抗して下降して、下端部が
最上位のボール23に当接する。この場合、ピストンロ
ッド31はボール検知位置P2に位置し、センサ34の
下位置検知部34bがピストンロッド31を検知する。
これにより、回転ブロック7のボール収納部7a内に所
定数のボール23…を収納したか否かを確認する。
【0024】図12はボール排出手段の動作説明図であ
る。上述したように、ボール検知手段30でボール収納
部7a内のボール23の個数を確認した後、図5に示す
回動手段10のエアシリンダ12にエア供給源27から
エアを供給して、ピストンロッド12aをリターンスプ
リング16の付勢力に抗して収縮する。これにより、ラ
ック13がピストンロッド12aと共に移動してピニオ
ン14が反時計回り方向に回動する。従って、ワンウエ
イクラッチ15を介して回転ブロック7が反時計回り方
向に120゜回動して、図11でボール23の個数を確
認したボール収納部7aが、図12に示すボール排出手
段40まで移動する。次に、エアシリンダ12へのエア
供給を停止して、ピストンロッド12aをリターンスプ
リング16の付勢力で伸長させる。これにより、ラック
13がピストンロッド12aと共に移動してピニオン1
4が時計回り方向に回動する。この場合、ワンウエイク
ラッチ15がクラッチ作用を解除するので回転ブロック
7は回動しない。
【0025】エアシリンダ12へのエア供給の停止と同
時に、ボール排出手段40のエアシリンダ41にエア供
給源27からエアを供給する。これにより、ピストンロ
ッド41aがリターンスプリング46の付勢力に抗して
収縮して、ピストンロッド41aに連結した押込みロッ
ド43…を下降する。押込みロッド43…は上板5のボ
ール受入穴5c…を貫通してボール収納部7a…内に挿
入することにより、ボール収納部7a内のボール23…
をボール排出穴6a側に押し出す。センサ44の上位置
検知部44aはピストンロッド41aの伸長時を検知
し、下位置検知部44bはピストンロッド41aの収縮
時を検知する。
【0026】上述したように、ボール受入穴5a、ボー
ル確認穴5b及びボール排出穴5cを異なる位置に配置
し、回転ブロック7に一定数のボール23…を収納した
状態で、ボール確認穴5b及びボール排出穴5cに、ボ
ール23…を搬送して、各々の位置でボール確認工程、
ボール排出工程をおこなう。従って、ボール供給工程、
ボール確認工程、ボール排出工程を独立させておこなう
ことができる。また、上述したように、回転ブロック
に、3個のボール収納部7a…を1組として、3組を等
間隔に貫通形成することにより、ボール供給工程、ボー
ル確認工程、ボール排出工程を独立させて同時に行うこ
とができる。
【0027】図13はボールスクリューの組付け動作説
明図である。ナットスクリュー54を、ナットスクリュ
ー保持手段50のボルト52を締め付けて、固定ブロッ
ク51と挟持ブロック53とで所定位置に挟持する。ダ
ミーシャフトスクリュー55はナットスクリュー54内
に位置し、ダミーシャフトスクリュー55のガイド穴5
5a…は下板6のボール排出穴6a…と同軸上に位置す
る。従って、ボール排出穴6aから押出されたボール2
3…は、ボール排出穴6a…を経てダミーシャフトスク
リュー55のガイド穴55a…に入り込み、ガイド穴5
5a…からナットスクリュー54の螺旋溝内に嵌入す
る。
【0028】そして、押込みロッド43…を上昇して図
12の状態に復帰した後、シャフトスクリュー57を回
転すると共に上昇させて、シャフトスクリュー57の上
端をダミーシャフトスクリュー55の下端部に取付けた
受部55bに内に係合する。次いで、ナットスクリュー
54を下降させて、ナットスクリュー54の螺旋溝内に
嵌入したボール23…をシャフトスクリュー57の螺旋
溝内に嵌入する。これにより、ナットスクリュー54に
シャフトスクリュー57を組込んでボールスクリューの
組付けが完了する。
【0029】図14は切換手段の動作説明図である。切
換スイッチ62で電磁弁61を図の状態(回動ポジショ
ンP3)に切り替えることにより、エア供給源27から
のエアを回動手段10のエアシリンダ12内に供給す
る。これにより、図5に示すピストンロッド12aをリ
ターンスプリング16の付勢力に抗して収縮する。そし
て、ラック13がピストンロッド12aと共に移動して
ピニオン14が反時計回り方向に回動する。従って、ワ
ンウエイクラッチ15を介して回転ブロック7が反時計
回り方向に120゜回動する。
【0030】次に、切換スイッチ62で電磁弁61を回
動ポジションP3から供給ポジションP4に切換える。従
って、エアシリンダ12へのエア供給が停止して、図5
に示すピストンロッド12aをリターンスプリング16
の付勢力で伸長させる。これにより、ラック13がピス
トンロッド12aと共に移動してピニオン14が時計回
り方向に回動する。この場合、ワンウエイクラッチ15
がクラッチ作用を解除するので回転ブロック7は回動し
ない。
【0031】同時に、ボール検知手段30及びボール排
出手段40にエア供給源27からエアを供給する。図1
1に示すように、ボール検知手段30のピストンロッド
31がリターンスプリング32の付勢力に抗して下降し
て、下端部が最上位のボール23のに当接する。図12
に示すように、ボール排出手段40のピストンロッド4
1aがリターンスプリング46の付勢力に抗して収縮し
て、ピストンロッド41aに連結した押込みロッド43
…を下降する。押込みロッド43…は上板5のボール受
入穴5c…を貫通してボール収納部7a…内に挿入する
ことにより、 ボール収納部7a内のボール23…をボ
ール排出穴6a側に押し出す。
【0032】なお、上記発明の実施の形態において、回
転ブロック7はエアシリンダ12、ラックアンドピニオ
ン13,14及びワンウエイクラッチ15を使用して自
動で回動する構成に限らず、例えば、回転ブロック7に
レバー等を取付けて手動で回動するように構成してもよ
い。
【0033】また、ボール排出手段40は、エアシリン
ダ41を使用して押込みロッド43…を下降する構成に
限らず、例えば、押込みロッド43…を使用しないでボ
ールの自重でボールをナットスクリュー54に供給する
ようにしてもよい。また、手動で押込みロッド43…を
押し下げるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、回転ブロックのボール収納部にボー
ルを収納した後、回転ブロックを回転して回転ブロック
の外側のボールを、ボール収納部内のボールからすりき
るように切り離すことができる。従って、一定数のボー
ルを取り出すことができるので、取り出したボールの個
数をカウンタ装置を使用しないでカウントすることがで
きる。これにより、高価なカウンタ措置を必要としない
ので、コスト低減を図ることができる。
【0035】また、ボール受入穴、ボール確認穴及びボ
ール排出穴を異なる位置に配置し、回転ブロックに一定
数のボールを収納した状態で、ボール確認穴及びボール
排出穴に、ボールを搬送して、各々の位置でボール確認
工程、ボール排出工程をおこなう。従って、ボール供給
工程、ボール確認工程、ボール排出工程を独立させてお
こなうことができるので、ボール供給、ボール確認、ボ
ール排出工程の誤動作を防止することができる。
【0036】請求項2は、ボール受入穴とボール確認穴
とボール排出穴を、平面視で120゜等ピッチで配置す
ると共に、回転ブロックのボール収納部を平面視で12
0゜等ピッチで配置することにより、ボール供給工程、
ボール確認工程、ボール排出工程を同時に行うことがで
きる。これにより、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボール定量供給装置の斜視図
【図2】本発明に係る装置本体の分解図
【図3】図1の3−0−3線断面図
【図4】図1の4−0−4線断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】本発明に係るボールフィーダの動作説明図
【図8】本発明に係るボールフィーダの動作説明図
【図9】本発明に係る回動ブロックの回動状態を示す断
面図
【図10】本発明に係るボール検知手段の作動前の状態
を示す断面図
【図11】本発明に係るボール検知手段の作動状態を示
す断面図
【図12】本発明のボール排出手段の動作説明図
【図13】本発明のボールスクリューの組付け動作説明
【図14】本発明に係る切換手段の動作説明図
【符号の説明】
1…ボール定量供給装置、5…上板、5a…ボール受入
穴、5b…ボール確認穴、6…下板、6a…ボール排出
穴、7…回転ブロック、7a…ボール収納部、23…ボ
ール、54…ナットスクリュー(ワーク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 篤 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番1 ホンダ エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定数のボールをワークへ供給するボー
    ル定量供給装置において、このボール定量供給装置は、
    上板と下板との間に回転ブロックを回転自在に挟持し、
    上板にボール受入穴とボール確認穴とを平面視で異なる
    位置に貫通形成し、回転ブロックに一定数のボールを収
    納するボール収納部を貫通形成し、下板にボール排出穴
    を貫通形成し、前記ボール収納部の入口をボール受入穴
    に臨ませてボールを受入れ、回転ブロックを回転してボ
    ール収納部の入口をボール確認穴に臨ませてボール数を
    確認し、回転ブロックを回転してボール収納部の出口を
    ボール排出穴に臨ませてボールを排出する構成としたボ
    ール定量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ボール受入穴とボール確認穴とボー
    ル排出穴は、平面視で120゜等ピッチで配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のボール定量供給装
    置。
JP7316978A 1995-12-05 1995-12-05 ボール定量供給装置 Expired - Fee Related JP2991412B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7316978A JP2991412B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 ボール定量供給装置
US08/758,782 US5862945A (en) 1995-12-05 1996-12-03 Ball quantitative supply system
GB9625343A GB2307904B (en) 1995-12-05 1996-12-05 Ball quantitative supply system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7316978A JP2991412B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 ボール定量供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09155659A true JPH09155659A (ja) 1997-06-17
JP2991412B2 JP2991412B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=18083063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7316978A Expired - Fee Related JP2991412B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 ボール定量供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2991412B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108100590A (zh) * 2017-12-30 2018-06-01 深圳滨海航空文化科技有限公司 在轨小车提升装置及提升方法
CN110524213A (zh) * 2019-09-10 2019-12-03 芜湖全程智能科技有限公司 一种汽车ptc水加热器排陶瓷片装置及其使用方法
CN113560841A (zh) * 2021-07-29 2021-10-29 中山市技佳传动科技有限公司 半自动钢球安装设备及其使用方法
CN113684520A (zh) * 2021-08-26 2021-11-23 江西江南新材料科技股份有限公司 一种电镀槽磷铜球自动添加装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7089654B2 (en) 2002-09-26 2006-08-15 Nsk Ltd. Ball given quantity supply apparatus and method and apparatus for assembling ball screw apparatus
CN104741920A (zh) * 2015-03-31 2015-07-01 吴中区木渎蒯斌模具加工厂 简易滑轨组装机的导珠压入模装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108100590A (zh) * 2017-12-30 2018-06-01 深圳滨海航空文化科技有限公司 在轨小车提升装置及提升方法
CN110524213A (zh) * 2019-09-10 2019-12-03 芜湖全程智能科技有限公司 一种汽车ptc水加热器排陶瓷片装置及其使用方法
CN110524213B (zh) * 2019-09-10 2023-11-17 芜湖全程智能科技有限公司 一种汽车ptc水加热器排陶瓷片装置及其使用方法
CN113560841A (zh) * 2021-07-29 2021-10-29 中山市技佳传动科技有限公司 半自动钢球安装设备及其使用方法
CN113560841B (zh) * 2021-07-29 2024-05-14 中山市技佳传动科技有限公司 半自动钢球安装设备及其使用方法
CN113684520A (zh) * 2021-08-26 2021-11-23 江西江南新材料科技股份有限公司 一种电镀槽磷铜球自动添加装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2991412B2 (ja) 1999-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09155659A (ja) ボール定量供給装置
GB2309811A (en) Coin dispenser
CN101554701A (zh) 用于自动更换切割喷嘴的装置和方法
DE2427054B2 (de) Vorrichtung zum Prüfen von maschinengeformten Artikeln
DE4413627B4 (de) Drahthaspel für eine Bindevorrichtung
AU4089400A (en) A coin dispensing apparatus
US5096042A (en) Sorting star for container handling machinery specification
JPH09155661A (ja) ボール定量供給装置
JP3742212B2 (ja) ツールラック式マガジンにおける工具グリッパ
AU728468B2 (en) Improved exit chute for pharmaceutical tablet press machine
AU759413B2 (en) A coin dispensing apparatus
JPH09155660A (ja) ボールフィーダ
JPH0985549A (ja) 抜け止め部材組付け機能付圧入機およびこの圧入機による同組付け方法
US3493125A (en) Feeding apparatus for heavy bars and tubes
US4370804A (en) Electronic component inserting apparatus
JPH03256627A (ja) ツェッパジョイントの自動組立機
DE3122845C2 (ja)
JPS6116689B2 (ja)
JPS63251136A (ja) 旋回ベアリングのボ−ル挿入組立装置
JPH0446782Y2 (ja)
JP3310958B2 (ja) パチンコ機の電気的球払出装置
JPH07218206A (ja) ナット検査装置
JPH05154244A (ja) パチンコ機
JP2003019626A (ja) 部品分配装置
JPH0768430A (ja) 部品圧入装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees