JPH09154638A - 棚付き机 - Google Patents

棚付き机

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JPH09154638A
JPH09154638A JP31647995A JP31647995A JPH09154638A JP H09154638 A JPH09154638 A JP H09154638A JP 31647995 A JP31647995 A JP 31647995A JP 31647995 A JP31647995 A JP 31647995A JP H09154638 A JPH09154638 A JP H09154638A
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Michiko Nozue
美智子 野末
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】児童の好みの変化に応じて棚ての高さを変更で
き、しかも、棚の収容容積は減少させずにスペースの有
効利用を図る。 【構成】机1の背面に背面板7を高さ変更自在に取り付
ける。背面板7の前面に上下2段の棚9a,9bを互い
に分離した状態で突設する。背面板7を高段位に設定し
た状態では、上下両棚9a,9bが天板2の上方に位置
し、背面板7を低段位に設定した状態では下段の棚9b
は天板2の下方に隠れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば児童用学習
机のように棚を備えた机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】児童用の学習机に取り付けている棚は、
一般に、左右側板間に棚板を2段程度装架し、更に、背
面を背板で覆った構成になっている。また、実公昭46
−28817号公報や実公昭48−22808号公報に
は、机の背面に左右一対の支柱を固着し、これら左右支
柱の状態間に棚を取付けることが記載されている。
【0003】他方、実公昭52−12568号公報に
は、机の後部側面に左右一対の支柱をそれぞれ上向きに
延びる状態と下向きに延びる状態とに回動させ得るよう
に取り付け、左右支柱の先端に、上向きの収納部と下向
きの収納部とを上下対称状に形成した棚を取り付けて、
支柱を回動させて棚を天板の上方に位置させた状態と天
板の下方に位置させた状態との各々において棚に物品を
収容できるようにすることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、児
童が低学年のうちは棚板を複数段設けた高さの高い棚を
好む傾向が強いのに対して、高学年になると棚板が1段
だけの低い高さの棚を好む傾向がある。しかるに、左右
側板間に棚板を装架した形態の場合には棚の高さを変更
することはできないため、使用している児童の好みが変
化した場合には、一段だけの棚が欲しくても棚全体を取
り外して廃棄するようにしており、このため、せっかく
の棚が無駄になるばかりか、それまで棚に収容していた
教科書等を収納するためのスペースを室内の別の箇所に
求めねばならないため、スペースの有効利用が図れない
と言う問題があった。
【0005】他方、実公昭46−28817号公報や実
公昭48−22808号公報に記載されているように机
の背面に固着した左右支柱を介して棚を支持した構造で
は、支柱の高さを変更することにより、棚の高さを使用
者(児童)の好みに応じて変更できる利点がある。しか
し、このように左右支柱を介して棚を装架した構造で
は、机上で使用している筆記具やノート等が左右支柱の
間から落ちることを阻止できないと言う問題がある。ま
た、この前記両公報の構成は、左右支柱間に棚を1段だ
け設けたに過ぎないため、収容量が少ないと言う点も問
題であった。
【0006】更に、実公昭52−12568号公報の構
成では、棚は上下対称状に形成しなければならないた
め、それだけ収容容積が少なくてスペースの有効利用を
図れないばかりか、支柱の取り付け強度が弱いと言う問
題があった。本発明は、これら従来技術の問題を解消し
た棚付き机を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「天板を脚体で支持した机と、前記天板から
大きく上向きに突出するようにして机の背面に重ね合わ
せた背面板とを備え、前記背面板の前面に、互いに独立
した少なくとも上下2段の棚を設け、前記背面板を前記
机の背面に対して、前記少なくとも2段の棚が天板の上
方に位置した高段位と、天板を挟んで上下に棚が位置し
た低段位との少なくとも2段階に高さを変更できるよう
にねじ等にて高さ調節自在に固着する」の構成にした。
【0008】
【発明の奏する効果】このように構成すると、背面板が
机に取付く高さ位置を変更することにより、2段の棚を
天板の上方に位置させたり、1段だけの棚を天板の上方
に位置させたりと言うように、天板から突出した複数段
の棚の高さを使用者の好みに応じて変更することができ
る。
【0009】そして、低段位に設定した状態でも各棚は
背面板に取付いており、背面板から棚の一部を取り外す
ものではないから、使用頻度の低い書物等は天板の下方
に位置した棚に収納し、使用頻度の高い教科書類は天板
の上方に位置した棚に収納すると言うように使い分け
て、スペースを有効に利用することができる。換言する
と、背面板を低段位に設定した状態で、机の奥部のデッ
ドスペースを物の収容空間として有効利用することがで
きる。
【0010】従って本発明は、使用者の好みに応じて棚
の高さを高低変更できることに加えて、スペースを有効
利用することができる効果を有する。また、背面板を高
低いずれの高さに設定した状態でも天板の後方は背面板
で覆われているから、机上で使用する物が机の背後に落
ちることを防止でき、しかも、背面板と机とが互いに補
強し合うような状態なってから、全体の強度を向上でき
る効果も有する。
【0011】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1及び図2では第1実施例を示してお
り、このうち図1は机1の全体斜視図、図2(A)は図
1のIIA−IIA視断面図、図2(B)は図1のIIB−II
B視断面図である。
【0012】前記机1は、天板2と、側面視で矩形の枠
状に形成した左右一対の脚体3とを備えており、左右脚
体3の後部間には補強用の横桟4を装架している。天板
2の下面には平抽斗5が装着されている。また、一点鎖
線で示すように、机1の内部には袖キャビネット6を自
在に出し入れすることができる。机1の背面には天板2
の横幅と略同じ程度の横幅寸法の背面板7が重ね合わせ
られており、この背面板7を左右脚体3にねじ8で着脱
自在に締結しており、この背面板7の前面に、上下に2
段の棚9a,9bを互いに分離した状態で取り付けてい
る。上下両棚9a,9bは、それぞれ棚板10と左右側
板11と仕切り板12とを備えている。
【0013】上段の棚9aの棚板10の左端部にはスタ
ンド式灯具(図示せず)の取り付け孔13が穿設されて
おり、また、背面板7のうち取り付け孔13の後方の箇
所には、前記灯具等に対するコードを通すための孔14
を穿設している。下段の棚9bは、正面視で左右脚体3
よりも内側に位置するように設定している。前記背面板
7を左右脚体3にねじ8で締結するにおいて、図1及び
図2(A)で示すように2段の棚9a,9bが天板2の
上方に位置した高段位と、図2(C)で示すように上段
の棚9aが天板2の上方に位置し下段の棚9bが天板2
の下方に位置した低段位との2段階に高さを変更できる
ように設定されている。
【0014】また、図2(A)(B)に示すように、背
面板7を高段位に設定した状態では、下段の棚9bが天
板2の上面に当たり、低段位に設定した状態で上段の棚
9aが天板2の上面に当たるように設定している。更
に、前記袖キャビネット6は、背面板7を低段位に設定
した状態で下段の棚9bと干渉しないような奥行き寸方
に設定している。また、左右脚体3の後部間を連結する
横桟4も、下段の棚9bに干渉しいないような高さに設
定されていることは言うまでもない。
【0015】以上のような構成であるから、上下2段の
棚9a,9bを天板2の上方に位置させたり、上段の棚
9aだけを天板2の上方に位置させたりと言うように、
使用者(児童)の好みに応じて棚9a,9bの高さを変
更することができる。また、何れの状態でも天板2の後
端縁は背面板7で塞がれているから、机上で使用する筆
記具や教科書等が後方に落ちることを防止できる。
【0016】また、棚9a,9bを取り外すものではな
いから、全体としての収容容積が低下することはない。
従って、背面板7を低段位に設定した状態では使用頻度
の少ない物は下段の棚9bに収納して、使用頻度の高い
教科書等は上段の棚9aに収納すると言うように使い分
ければ良く、スペースを有効利用できるのである。図3
(A)(B)に第2実施例として示すように、背面板7
を高段位に設定した状態で下段の棚9bと天板2との間
に隙間が空くように設定し、背面板7を低段位に設定し
た状態で上段の棚9aと天板2との間に隙間が空くよう
に設定しても良い。このように構成すると、机上を広く
使用できる利点がある。
【0017】この場合、(A)に一点鎖線で示すよう
に、下段の棚9b又は上下両段の棚9a,9bの側板1
1′を棚板10よりも下向きに突出し、この側板11′
の下向き出部を天板2に当接させても良い(このように
構成すると、棚9a,9bの取り付け強度を向上した状
態で机上を広く使用できる利点がある)。図3(C)
(D)に示すように、背面板7に上段、中段、下段の3
段の棚9a,9b,9cを設ける一方、背面板7は高低
2段階に高さ調節できるように設定し、背面板7を高段
位に設定した状態では上中2段の棚9a,9bが天板2
の上方に位置し、背面板7を低段位に設定した状態では
上段の棚9aのみが天板2の下方に位置するように設定
しても良い。このように構成すると収容容積を向上でき
る。
【0018】また、第1実施例のように背面板7に上下
2段の棚9a,9bを設けた場合において、背面板7を
3段階に高さ調節できるように設定し、高段位では上下
両段の棚9a,9bとも天板2の上方に位置し、中段意
では上段の棚9aのみが天板2の上方に位置し、低段位
では上下両棚9a,9bとも天板2の下方に位置するよ
うに設定しても良い。
【0019】更に、机1と別体又は一体に構成した袖キ
ャビネット6を机1の背面まで位置させている場合に
は、背面板7を低段位に設定したときに天板2の下方に
位置する棚を、平面視で袖キャビネット6と干渉しなよ
うに左右いずれか一方に寄せた状態に形成すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の害1実施例を示す斜視図である。
【図2】(A)は図1のIIA−IIA視断面図、(B)は
図1のIIB−IIB視断面図、(C)は背面板を下段に設
定した状態での断面図である。
【図3】(A)及び(B)は第2実施例を示す断面図、
(C)及び(D)は第3実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 机 2 天板 3 脚体 7 背面板 8 ねじ 9a,9b,9c 棚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板を脚体で支持した机と、前記天板から
    大きく上向きに突出するようにして机の背面に重ね合わ
    せた背面板とを備え、前記背面板の前面に、互いに独立
    した少なくとも上下2段の棚を設け、前記背面板を前記
    机の背面に対して、前記少なくとも2段の棚が天板の上
    方に位置した高段位と、天板を挟んで上下に棚が位置し
    た低段位との少なくとも2段階に高さを変更できるよう
    にねじ等にて高さ調節自在に固着したことを特徴とする
    棚付き机。
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