JPH0915441A - 光ファイバ融着スプライス方法及び装置並びに光ファイバ増幅器及び光通信システム - Google Patents

光ファイバ融着スプライス方法及び装置並びに光ファイバ増幅器及び光通信システム

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JPH0915441A
JPH0915441A JP16628995A JP16628995A JPH0915441A JP H0915441 A JPH0915441 A JP H0915441A JP 16628995 A JP16628995 A JP 16628995A JP 16628995 A JP16628995 A JP 16628995A JP H0915441 A JPH0915441 A JP H0915441A
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JP
Japan
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optical fiber
core
optical
fusion
axis
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JP16628995A
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Takeshi Sumitani
猛 墨谷
Shinya Inagaki
真也 稲垣
Kazuya Sasaki
和哉 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はモードフィールド径の異なる光ファ
イバを融着する光ファイバ融着スプライス方法に関し、
スプライス損失が低くなる融着スプライス方法を実現す
ることを目的とする。 【構成】 コア調芯工程と、放電融着工程32Aと、追
加放電工程33Aとを有する。コア調芯工程は、二つの
工程、即ち、第1段階のコア調芯工程31A-1と、第2
段階のコア調芯工程31A-2を有する。第1段階のコア
調芯工程31A-1においては、光ファイバ20を回動さ
せて光ファイバ10,20のコアずれを最小とする。こ
の後、第2のコア調芯工程31A-2を行う。この工程3
1A-2では光ファイバ11をX軸方向及びY軸方向に動
かしてコアを一致させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバスプライス方
法、光ファイバ融着装置、光ファイバ融着スプライス方
法によって融着スプライスした個所を有する光ファイバ
増幅器及び光ファイバ増幅器を備えた光通信システムに
関する。
【0002】光通信システムは、送信器と受信器との間
が光ファイバによって連結され、且つ途中の位置に、中
継器を備えた構成である。中継器には、光ファイバ増幅
器が設けてある。ここで、光通信システムが優れた特性
を有するためには、光ファイバ増幅器の特性が良いこと
が必要である。光ファイバ増幅器が良好な特性を有する
ためには、光増幅用光ファイバと路線用光ファイバとを
融着スプライスした融着スプライス部が、スプライス損
失が小さい構造となっていることが必要とされる。
【0003】
【従来の技術】説明の便宜上、まず、光増幅用光ファイ
バ10と路線用光ファイバ11とについて、図10を参
照して説明する。光増幅用光ファイバ10は、クラッド
11と、希土類元素(例えばエルビウム)がドープされ
たコア12とを有し、断面は円形である。
【0004】光ファイバ増幅器において、コア12は半
導体レーザによって励起され、コア12内において、信
号光によって誘導放出が行われて、信号光が増幅され
る。光ファイバ10のモードフィールド径d1 は、4〜
5μm と小さい。光を絞り込んで、増幅効率を上げるた
めである。
【0005】光ファイバ10は径d2 を有する。また、
光ファイバ10は端面13を有する。14は、光ファイ
バ10の軸線、15はコア12の軸線である。端面13
上において、コア12は、光ファイバ10の軸線14に
対して、寸法e1 偏心している。
【0006】一方、路線用光ファイバ20は、クラッド
21と、コア22とを有し、断面は円形である。光ファ
イバ20は、シングルモードファイバであり、モードフ
ィールド径d3は、6μm である。
【0007】光ファイバ20は、径d4 を有する。ま
た、光ファイバ20は、端面23を有する。24は、光
ファイバ20の軸線、25はコア22の軸線である。端
面23上において、コア22は、光ファイバ20の軸線
24に対して、寸法e2 偏心している。
【0008】上記二つの光ファイバ10と20とを比較
するに、径d2 と径d4 とは等しい。即ち、d2 =d4
である。しかしながら、モードフィールド径d1 とモー
ドフィールド径d3 とは相違する。即ち、d1 ≠d3
ある。また、偏心量e1 と偏心量e2 も相違する。即
ち、e1 ≠e2 である。
【0009】次に、上記の光増幅用光ファイバ10と路
線用光ファイバ20とを融着スプライスする従来の方法
について、図11を参照して説明する。なお、この融着
スプライスは、光ファイバ増幅器を製造する複数の工程
のうちの一の工程で行われる。
【0010】融着スプライスは、載置工程30,コア調
芯工程31,放電融着工程32,及び追加放電工程33
を経て行われる。ここで、追加放電工程33は、モード
フィールド径d1 ,d3 がd1 ≠d3 であることに起因
して特別に行われる工程であり、融着スプライス部のス
プライス損失を小さくするために行われる。
【0011】(1)載置工程30 図11(B)に示すように、端末処理された光増幅用光
ファイバ10を、第2の支持Vブロック41に載置し、
端末処理された路線用光ファイバ20を第1の支持Vブ
ロック40に載置し、端面13,23が近接した状態と
する。
【0012】単に載置した状態では、コア12とコア2
2とはずれている。例えば、図11(C)に示すよう
に、コア12とコア22とは、寸法δ1 ずれており、X
軸方向に寸法x1 ,Y軸方向に寸法y1 ずれていると仮
定する。 (2)コア調芯工程31 テレビジョンカメラ及びテレビジョンモニタ(共に図示
せず)によって、コア12とコア22とのX軸方向のず
れ寸法x1 及びY軸方向のずれ寸法y1 とを測定する。
【0013】この測定結果に基づいて、第1の支持Vブ
ロック40をX軸方向に寸法x1 ,Y軸方向に寸法y1
動かす。これにより、図11(D),(E)に示すよう
に、コア12の軸線15と、コア22の軸線25とが一
致した状態とされ、コア調芯が完了する。
【0014】(3)放電融着工程32 路線用光ファイバ20の端面23を光増幅用光ファイバ
10の端面13に突き合わせる。この状態で、電極(図
示せず)間で放電を短い時間発生させる。この放電によ
って、突き合わされた部分が加熱されて、図11
(F),(G)に示すように、コア軸線15とコア軸線
25とが一致した状態とされて、光増幅用光ファイバ1
0と路線用光ファイバ20とが融着される。
【0015】符号45は、融着された部分を示す。この
状態では、融着された部分45において、モードフィー
ルド径が不連続となっているため、このままでは、融着
スプライス損失は比較的大きい。そこで、次の追加放電
工程を行う。
【0016】(4)追加放電工程33 電極間で放電を再度発生させ、既に融着されている個所
45を再び加熱させる。この追加放電は、光増幅用光フ
ァイバ10のコア12のうち、融着されている個所の近
傍に、Geを拡散させ、コア12の径を増やし(モード
フィールド径を変化させ)、理想的には、コア12の端
部をテーパ状とし、モードフィールド径がd1 からd3
へ連続的に変化するようにして、融着スプライス損失を
減らすために行われる。
【0017】図11(H),(I)は、追加放電工程3
3が完了した後の状態を示す。46は融着スプライスさ
れた融着スプライス部である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】コア調芯は、路線用光
ファイバ20を専らX方向及びY方向に動かすだけで行
っている。このため、放電融着工程32が完了した、図
11(F),(G)に示す状態において、光増幅用光フ
ァイバの軸線14と、路線用光ファイバの軸線24との
ずれ寸法δ2 は、比較的大きい。このずれ寸法δ2 は、
図11(C)中のずれ寸法δ1 に対応する。
【0019】追加放電は、拡散のためになされるもので
あり、放熱が行われている時間は比較的長く(例えば約
10〜30秒)なり、クラッド11,21の部分も溶融
される。クラッド11,12の部分が溶融すると、溶融
した部分に表面張力が発生し、この表面張力によって、
光ファイバ10,20は、外周部の段差ε1 が減る方向
に寄せられる。
【0020】これによって、コア調芯工程31によっ
て、せっかく調芯されたコア軸線15とコア軸線25と
が再びずれてしまう(ずれ寸法δ3 )。この結果、融着
スプライス損失を十分には小さくできなかった。そこ
で、本発明は、上記課題を解決した光ファイバ融着スプ
ライス方法及び装置並びに光ファイバ増幅器及び光通信
システムを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、異な
るモードフィールド径を有しており、夫々の端面を対向
させて配された第1の光ファイバ及び第2の光ファイバ
を相対的に回動させて、該第1の光ファイバのコアと該
第2の光ファイバのコアとのずれを上記端面を対向させ
て配した初期の状態よりも小さくする第1段階のコア調
芯工程と、該第1段階のコア調芯工程を終了した後に、
上記第1,第2の光ファイバをその端面に沿う方向に相
対的に移動させて、該第1の光ファイバのコアの軸線と
該第2の光ファイバのコアの軸線とを一致させる第2段
階のコア調芯工程と、該第2段階のコア調芯工程後に、
上記第1,第2の光ファイバを融着させる融着工程と、
上記融着工程によって融着された部分のモードフィール
ド径を変化させると共に融着スプライス部を形成するべ
く、上記融着された部分を追加加熱する追加加熱工程と
よりなる構成としたものである。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の第1段階の
コア調芯工程は、対向して配された上記第1の光ファイ
バのコアと上記第2の光ファイバのコアとのずれの状況
に基づいてコアのずれ量を最小とするために光ファイバ
を回動させるべき回動角度を求める回動角度求め工程
と、該回動角度求め工程によって求めた回動角度だけ上
記光ファイバを回動させる光ファイバ回動工程とよりな
る構成としたものである。
【0023】請求項3の発明は、異なるモードフィール
ド径を有しており、夫々の端面を対向させて配された第
1の光ファイバ及び第2の光ファイバを相対的に回動さ
せて、該第1の光ファイバのコアと該第2の光ファイバ
のコアとを調芯するコア調芯工程と、該コア調芯工程後
に、上記第1,第2の光ファイバを融着させる融着工程
と、上記融着工程によって融着された部分のモードフィ
ールド径を変化させるべく、上記融着された部分を追加
加熱する追加加熱工程とよりなる構成としたものであ
る。
【0024】請求項4の発明は、モードフィールド径の
異なる第1の光ファイバの端面と第2の光ファイバの端
面とを融着スプライスする装置であって、上記第1,第
2の光ファイバのコアずれを夫々の端面を対向させて配
した初期の状態より小さくするように、上記第1,第2
の光ファイバを相対的に回動させる手段と、該回動手段
によって、上記第1,第2の光ファイバのコアずれが最
小とされた状態で、上記第1の光ファイバのコアの軸線
と上記第2の光ファイバのコアの軸線とを一致すべく、
上記第1,第2の光ファイバを、その端面に沿う方向に
相対的に移動させる移動手段と、光ファイバを加熱する
加熱手段とよりなり、該加熱手段は、上記第1,第2の
光ファイバを融着すべく、該移動手段によって上記第1
の光ファイバのコアの軸線と上記第2の光ファイバのコ
アの軸線とが一致された状態で動作し、且つ融着された
部分のモードフィールド径を変化させるべく、融着後に
再び動作する構成としたものである。
【0025】請求項5の発明は、請求項4の該回動手段
は、上記第1の光ファイバのコアと、上記第2の光ファ
イバのコアとのずれの状況に基づいて、コアのずれ量を
最小とするために光ファイバを回動させるべき回動角度
を求める回動角度求め手段と、該回動角度求め手段によ
って求めた回動角だけ上記光ファイバを回動させる光フ
ァイバ回動手段とよりなる構成としたものである。
【0026】請求項6の発明は、路線用光ファイバと、
希土類元素がドープされている光増幅用光ファイバと、
該光増幅用光ファイバを励起する光源と、上記路線用光
ファイバと上記光増幅用光ファイバとの融着スプライス
部とよりなり、該融着スプライス部が、請求項1乃至請
求項3のうちいずれか一の請求項の光ファイバ融着スプ
ライス方法によって形成されたものである構成としたも
のである。
【0027】請求項7の発明は、送信器と、受信器と、
該送信器と該受信器とを結ぶ光ファイバと、該送信器と
該受信器との間に設置される中継器とよりなり、該中継
器は、請求項6の光ファイバ増幅器を有する構成とした
ものである。
【0028】
【作用】請求項1の発明において、第1の段階のコア調
芯工程を設けた構成は、第1,第2の光ファイバの軸線
を少しもずらさずに、第1,第2の光ファイバのコアの
ずれを小さくするように作用する。
【0029】最初に第1の段階のコア調芯工程を行な
い、この後に第2の段階のコア調芯工程を行う構成は、
コア調芯完了状態における、第1の光ファイバの軸線と
第2の光ファイバの軸線とのずれ量を小さくするように
作用する。請求項2の発明において、回動角度求め工程
と、光ファイバ回動工程とを設けた構成は、第1段階の
コア調芯工程を自動化するように作用する。
【0030】請求項3の発明において、コア調芯工程
は、第1の光ファイバのコアと第2の光ファイバのコア
とのずれが最小とされたときにも、第1の光ファイバの
軸線と第2の光ファイバの軸線とが少しもずれないよう
に作用する。請求項4の発明において、回動手段を設け
た構成は、第1の光ファイバの軸線と第2の光ファイバ
の軸線とを少しもずらすことなく、第1,第2の光ファ
イバのコアのずれを小さくし、よって、移動手段による
移動量が小さくなるように作用する。
【0031】請求項5の発明において、回動角度求め手
段と光ファイバ回動手段とを設けた構成は、回動手段が
自動的に動作するように作用する。請求項6の発明にお
いて、融着スプライス部を請求項1乃至3のうちいずれ
か一の請求項の光ファイバ融着スプライス方法によって
形成する構成は、融着スプライス部のスプライス損失が
小さくなるように作用する。
【0032】請求項7の発明において、中継器が請求項
6の光ファイバ増幅器を備えた構成とした構成は、中継
器の性能を向上させるように作用する。
【0033】
【実施例】
〔本発明の光ファイバ融着方法及び装置の第1実施例〕
図1は光ファイバ融着スプライス装置50を示す。光フ
ァイバ融着スプライス装置50は、図2に併せて示すよ
うに、相対向して配してある第1の支持ブロック40及
び第2の支持ブロック41と、第1の支持ブロック40
をX,Y方向に精密に微小移動させるXY方向移動機構
51と、第2の支持ブロック41をXY方向に微小移動
させるXY方向移動機構52と、第1の支持ブロック4
0に対して第2の支持ブロック41とは反対側の部位に
設けてある光ファイバ回動機構53と、一対の電極5
4,55と、放電回路部56と、テレビジョンカメラ5
7と、ミラー58と、照明用ライト59と、テレビジョ
ンモニタ60と、操作パネル部61とを有する。
【0034】XY方向移動機構51,52は、圧電素子
を駆動源とする構成である。光ファイバ回動機構53
は、図2に示すように、光ファイバをクランプするクラ
ンパ53-1を有し、フレーム53-2に回動可能に支持さ
れている回転軸部53 -4と、フレーム53-2に取り付け
てあるエンコーダ付きのモータ53-5と、ベルト53-6
とよりなる。
【0035】モータ53-5が駆動されると、ベルト53
-6を介して回転軸部53-4が回動され、クランプ部53
-1が回動される。図3に示すように、ミラー58は45
度傾斜している。照明用ライト59は、ミラー58の前
方に位置している。
【0036】テレビジョンカメラ57は、真上を向いて
ミラー58の下方に位置しており、位置Px又は位置P
yに移動される。テレビジョンカメラ57は、照明用ラ
イト59から出射して光ファイバを透過した光を受光し
て、光ファイバ20,10を撮像する。テレビジョンカ
メラ57で撮られた像は、テレビジョンモニタ60に写
し出される。
【0037】テレビジョンカメラ57が位置Pxに位置
するときには、テレビジョンモニタ60には、縦方向が
X方向である画面65が表示される。また、テレビジョ
ンカメラ57が位置Pyに位置するときには、テレビジ
ョンモニタ60には縦方向がY方向である画像66が表
示される。
【0038】次に、上記構成になる光ファイバ融着スプ
ライス装置50を使用して、図9の光増幅用光ファイバ
10と路線用光ファイバ20とを融着するときの動作を
説明する。図4中、図10に示す構成部分と同一部分に
は同一符号を付す。
【0039】融着スプライスは、載置工程30A,第1
段階のコア調芯工程31A-1,第2段階のコア調芯工程
31A-2,放電融着工程32A,及び追加放電工程33
Aを経て行われる。 (1)載置工程30A 路線用光ファイバ11を、図2に示すように、クランパ
部53-1によってクランプした以外は、図10の載置工
程30と同様に行う。
【0040】本発明の特長を明らかにするために、コア
12とコア22とは、図11(B),(C)と同程度に
ずれていると仮定する。 (2)第1段階のコア調芯工程31A-1 操作パネル部61の所定の釦を操作して、テレビジョン
カメラ57及びテレビジョンモニタ60によって、コア
12をコア22とのずれδ1 の程度を求める。
【0041】次いで、操作パネル部61の別の所定の釦
を操作し、モータ53-5を始動させる。モータ53-5
始動することによって、回転軸53-4及びクランパ53
-1が回動し、路線用光ファイバ11が、第1の支持Vブ
ロック40に支持された状態のまま回動される。
【0042】第1段階のコア調芯工程31A-1は、以下
の〜の操作によって行われる。 モータ53-5を少し回転させて停止させる。 テレビジョンカメラ57及びテレビジョンモニタ6
0とにより、コア12とコア22とのずれを求める。
【0043】 コア同士のずれ量を前回の測定値と比
較する。 コア同士のずれ量<前回の測定値、であるときには
更に上記の操作を行う。 コア同士のずれ量>前回の測定値、となったとき
に、必要に応じてモータ53-5を少し逆転させる。
【0044】コア12とコア22とが図4(C)に示す
態様でずれている場合には、路線用光ファイバ20を約
180度回動させる。これにより、光ファイバ10と2
0とは、図4(D),(E)に示す状態となり、コア1
2とコア22のずれ寸法が当初の寸法δ1 より大幅に減
って、最小の寸法δ4 とされ、第1のコア調芯工程が完
了する。
【0045】即ち、第1段階のコア調芯工程31A
-1は、路線用光ファイバ20を光増幅用光ファイバ10
に対して適宜回動させ、コア12とコア22とのずれ寸
法を最小とすることにより完了する。第1のコア調芯工
程31A-1が完了した段階では、図4(D),(E)に
示すように、光ファイバ10の軸線14と光ファイバ2
0の軸線24とは載置工程30A完了時と同じく、一致
した状態を保ち、コア12の軸線15とコア22の軸線
25とのずれが、載置工程30A完了時に比べて、大幅
に小さくなっている。
【0046】(3)第2段階のコア調芯工程31A-2 この工程31A-2は、図11(A)中のコア調芯工程3
1と同様に行う。即ち、テレビジョンカメラ57及びテ
レビジョンモニタ60とによって、コア12とコア22
とのX軸方向のずれ寸法x2 及びY軸方向のずれ寸法y
2 とを測定する。ここで、x2 <x1 ,y2 <y1 とな
っている。
【0047】この測定結果に基づいて、操作者は、操作
パネル部61の別の所定の釦を押す。この操作によっ
て、XY方向移動機構51が駆動され、第1の支持Vブ
ロック40がX軸方向に寸法x2 ,Y軸方向に寸法y2
移動する。即ち、第1の支持Vブロック40は、ここに
支持されている路線用光ファイバ20の端面23に沿う
方向に移動する。
【0048】第1の支持Vブロック40と共に路線用光
ファイバ20が移動し、図4(F),(G)に示すよう
に、コア12の軸線15とコア22の軸線25とが一致
した状態とされる。これにより、第2段階のコア調芯工
程31A-2が完了する。
【0049】(4)放電融着工程32A この工程32Aは、図11(A)中の放電融着工程32
と同様に行う。即ち、路線用光ファイバ20の端面23
を光増幅用光ファイバ10の端面13に突き合わせる。
所定の釦を操作し、電極54,55間で放電を短い時間
発生させる。
【0050】この放電によって、突き合わされた部分が
加熱されて、図4(H),(I)に示すように、コア軸
線15とコア軸線25とが一致した状態とされて、光増
幅用光ファイバ10と路線用光ファイバ20とが融着さ
れる。符号70は融着された部分を示す。
【0051】なお、光増幅用光ファイバ10の軸線14
と路線用光ファイバ20の軸線24はずれているけれど
も、そのずれ量δ5 は、図11(G)中のずれ量δ2
比べて、相当に小さい。 (5)追加放電工程33A この工程33Aは、図11(A)中の追加放電工程33
と同様に行う。
【0052】即ち、操作者が所定の釦を押すことによ
り、電極54,55間で放電を再度発生させ、既に融着
されている個所70を再び加熱する。追加放電によっ
て、図4(J)に示すように、コア12の端部がテーパ
状に拡がって、モードフィールド径d1 が増える方向に
変化され、テーパ部12-1が形成され、融着スプライス
部71が形成される。
【0053】この追加放電工程33Aは、追加放電→融
着スプライス部71のスプライス損失測定→追加放電→
融着スプライス部71のスプライス損失測定…の手順
で、スプライス損失が最小となるまで、追加放電を繰り
返して行う。ここで、追加放電が繰り返されることによ
って、クラッド11,21の部分も溶融され、溶融した
部分に表面張力が発生する。
【0054】この表面張力によって、光ファイバ10,
20,外周部の段差72が減る方向に寄せられ、コア軸
線15とコア軸線25とがずれてしまう。しかし、上記
の段差ε2 は、図11(F)中の段差ε1 に比べて格段
に小さいため、コア軸線15とコア軸線25とのずれ量
δ6 は図11(H)中のずれ寸法δ3 に比べて格段に小
さい。
【0055】このため、コア軸線15とコア軸線25の
ずれによるスプライス損失への影響の程度は、従来に比
べて相当に小さい。この結果、従来に比べて、スプライ
ス損失が小さい融着スプライス部71が形成される。
【0056】なお、融着スプライス部71についてみる
に、テーパ部12-1は、長さaが0.5 mm以下の部分に形
成される。また、融着スプライス部71の融着スプライ
ス損失は、0.2 dB以下である。なお、上記実施例は、第
1段階のコア調芯工程31A-1において、コア12とコ
ア22とのずれを最小となるまで調整する構成としてあ
る。しかし、本発明はこれに限るものではなく、上記第
1段階のコア調芯工程31A-1においては、コア12と
コア22とのずれ量を、光ファイバ10,20をその端
面13,23とを対向させて載置することによって載置
工程30Aを完了した段階における、コア12とコア2
2とのずれ量、即ち初期状態のずれ量より小さくする場
合も包含するものである。
【0057】また、例えば、偏心量e1 とe2 が等しい
場合には、上記第2の段階のコア調芯工程31A-2は必
要でなくなる。本発明は、この場合、即ち第1段階のコ
ア調芯工程31A-1に続いて、放電融着工程32Aに移
る場合も包含するものである。
【0058】また、本発明は、光増幅用光ファイバ10
を路線用光ファイバ20との融着スプライスに限るもの
ではなく、これ以外の光ファイバ同士の接続、即ちモー
ドフィールド径の異なる光ファイバ同士の接続にも適用
できる。また、光増幅用光ファイバ10及び路線用光フ
ァイバ20のうち、一方が、請求項1乃至5項中の第1
の光ファイバを構成し、他方が第2の光ファイバを構成
する。
【0059】〔本発明の光ファイバ融着方法及び装置の
第2実施例〕図5は光ファイバ融着スプライス装置50
Aを示す。この装置50Aは、マイクロコンピュータ8
0を内蔵した以外は、図1の光ファイバ融着スプライス
装置50と同じである。
【0060】マイクロコンピュータ80は、第1段階の
コア調芯工程31A-1を自動化するために設けてある。
上記の工程31A-1において、マイクロコンピュータ8
0は、図6に示すように動作する。
【0061】ステップS1 において、原点O(ファイバ
軸線)から、各ファイバのコア中心座標を(x1
1 )(x2 ,y2 )を求める(図7(A),(B)参
照)。ステップS2 において、測定した(x1 ,y1
(x2 ,y2 )に基づいて、ずれ寸法δ1 を最小とする
ために、光ファイバ20を回動させる角度θを算出す
る。
【0062】算出は、次の二段階で行う。 (1)基準線OAからの角度θ1 ,θ2 を求める(図7
(C)参照)。
【0063】
【数1】
【0064】(2)(1)より光ファイバ20を回転さ
せる角度θR を求める。|θ1 −θ2 |≦πのとき、時
計回りに光ファイバ20を角度θR 回転させる。また、
|θ1 −θ2 |>πのときは反時計回りに角度θR 回転
させる。
【0065】
【数2】
【0066】最後のステップS3 において、モータ駆動
回路81に指令を出力する。モータ駆動回路81は、こ
の指令を受けて、モータ53-5を、光ファイバ20が角
度θR 回動しきるまで駆動させる。モータ53-5が停止
した段階で、第1段階のコア調芯工程31A-5が完了す
る。
【0067】本実施例によれば、第1段階のコア調芯工
程31A-1が自動的に行われるため、光ファイバの融着
スプライスを、前記実施例の方法に比べて、より簡単に
且つ短い時間で行うことが出来る。ここで、ステップS
1,S2,S3が、請求項2の回動角度求め工程を構成
する。
【0068】ステップS4が、請求項2の光ファイバ回
動工程を構成する。また、マイクロコンピュータ80が
請求項5の回動角度求め手段を構成する。光ファイバ回
動機構53及びモータ駆動回路81が、請求項5の光フ
ァイバ回動手段を構成する。
【0069】〔本発明の光ファイバ増幅器の一実施例〕
図8に示すように、光ファイバ増幅器100は、光入力
端子101,前段モジュール102,励起用光源として
のの半導体レーザ103,路線用光ファイバ20-1,エ
ルビウムがドープされている光増幅用光ファイバ10,
路線用光ファイバ20-2,光アイソレータ104,光出
力端子105を有する。
【0070】前段モジュール102内には、光アイソレ
ータ106及び光合分波器107が組込まれている。光
増幅用光ファイバ10は、半導体レーザ103よりのレ
ーザによって励起された状態にある。
【0071】光信号は、光増幅用光ファイバ10を通過
する過程で増幅される。路線用光ファイバ20-1と光増
幅用光ファイバ10とは、上記の方法によって形成され
た融着スプライス部71-1によって接続されている。ま
た光増幅用光ファイバ10と路線用光ファイバ20
-2も、上記の方法によって形成された融着スプライス部
71-2によって、接続されている。
【0072】光ファイバ増幅器100は、融着スプライ
ス部71-1,71-2の信号光波長におけるスプライス損
失が、0.3 dB以下であり、雑音レベルが低く、且つ利得
が高い良好な特性を有する。 〔本発明の光通信システムの一実施例〕図9に示すよう
に、光通信システム110は、光源111を有する送信
器112と、光検出器113を有する受信器114との
間が、所々に設置してある。中継器115,116を介
して、路線用光ファイバ20によって接続されている構
成を有する。
【0073】各中継器115,116内には、図7に示
す光ファイバ増幅器100が組込まれている。光ファイ
バ増幅器100は良好な特性を有するため、光通信シス
テム110は、良好な通信特性を有する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、まず第1の段階のコア調芯工程を行うことによ
って、第1の光ファイバの軸線と第2の光ファイバの軸
線とを少しもずらさずに、第1の光ファイバのコアと第
2の光ファイバのコアとのずれを初期の状態より小さく
し、この後に、第2の段階のコア調整工程を行って、コ
アを調芯させる構成であるため、コアを調芯完了状態に
おいて、第1の光ファイバの軸線と第2の光ファイバの
軸線とのずれ量を効果的に小さくすることが出来る。よ
って、追加加熱工程における表面張力の作用による第
1,第2の光ファイバのずれを小さく出来、この結果、
スプライス損失が従来に比べて小さい融着スプライス部
を形成できる。
【0075】請求項2の発明によれば、第1段階のコア
調芯工程が自動的に行われるようにすることが出来る。
これによって、光ファイバの融着スプライスをより簡単
に且つ短い時間で行うことが出来る。請求項3の発明に
よれば、追加加熱工程において第1,第2の光ファイバ
が少しもずれないようにすることが出来る。よって、ス
プライス損失が小さい融着スプライス部を形成出来る。
【0076】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
とによる効果と同じ効果を得ることが出来る。請求項5
の発明によれば、請求項2の発明による効果と同じ効果
を得ることが出来る。
【0077】請求項6の発明によれば、融着スプライス
部のスプライス損失が小さいため、従来に比べて、低雑
音及び高利得である光ファイバ増幅器を実現出来る。請
求項7の発明によれば、中継器の特性が良好であるた
め、従来に比べて良好な通信特性を有する通信システム
を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる光ファイバ融着スプ
ライス装置を示す図である。
【図2】図1の光ファイバ融着スプライス装置の一部を
拡大して示す図である。
【図3】テレビジョンカメラ、照明用ライト、及びミラ
ーの位置関係を示す図である。
【図4】本発明の光ファイバ融着スプライス方法を説明
するための図である。
【図5】本発明の第2実施例になる光ファイバ融着スプ
ライス装置を示す図である。
【図6】図5中マイクロコンピュータの動作の一部を示
すフローチャートである。
【図7】図6の動作を説明する図である。
【図8】本発明の一実施例の光ファイバ増幅器を示す図
である。
【図9】本発明の一実施例の光通信システムを示す図で
ある。
【図10】融着スプライスすべき光増幅用光ファイバと
路線用光ファイバとを対向させて示す図である。
【図11】従来の光ファイバ融着スプライス方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 光増幅用光ファイバ 11 クラッド 12 コア 12-1 テーパ部 13 端面 14 光増幅用光ファイバの軸線 15 コアの軸線 20 路線用光ファイバ 21 クラッド 22 コア 23 端面 24 路線用光ファイバの軸線 25 コアの軸線 30A 載置工程 31A-1 第1段階のコア調芯工程 31A-2 第2段階のコア調芯工程 32A 放電融着工程 33A 追加放電工程 40 第1の支持Vブロック 41 第2の支持Vブロック 50 光ファイバ融着スプライス装置 51,52 XY方向移動機構 53 光ファイバ回動機構 53-1 クランプ 53-2 フレーム 53-4 回転軸 53-5 モータ 53-6 ベルト 54,55 電極 56 放電回路部 57 テレビジョンカメラ 58 ミラー 59 照明用ライト 60 テレビジョンモニタ 61 操作パネル部 65,66 画面 70 融着された部分 71 融着スプライス部 80 マイクロコンピュータ 81 モータ駆動回路 100 光ファイバ増幅器 101 光入力端子部 102 前段モジュール 103 励起用半導体レーザ 104 光アイソレータ 105 光出力端子 106 光アイソレータ 110 光通信システム 111 光源 112 送信器 113 光検出器 114 受信器 115 中継器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 和哉 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるモードフィールド径を有してお
    り、夫々の端面を対向させて配された第1の光ファイバ
    及び第2の光ファイバを相対的に回動させて、該第1の
    光ファイバのコアと該第2の光ファイバのコアとのずれ
    を上記端面を対向させて配した初期の状態よりも小さく
    する第1段階のコア調芯工程と、 該第1段階のコア調芯工程を終了した後に、上記第1,
    第2の光ファイバをその端面に沿う方向に相対的に移動
    させて、該第1の光ファイバのコアの軸線と該第2の光
    ファイバのコアの軸線とを一致させる第2段階のコア調
    芯工程と、 該第2段階のコア調芯工程後に、上記第1,第2の光フ
    ァイバを融着させる融着工程と、 上記融着工程によって融着された部分のモードフィール
    ド径を変化させると共に融着スプライス部を形成するべ
    く、上記融着された部分を追加加熱する追加加熱工程と
    よりなる構成としたことを特徴とする光ファイバ融着ス
    プライス方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の第1段階のコア調芯工程は、 対向して配された上記第1の光ファイバのコアと上記第
    2の光ファイバのコアとのずれの状況に基づいて、コア
    のずれ量を最小とするために光ファイバを回動させるべ
    き回動角度を求める回動角度求め工程と、 該回動角度求め工程によって求めた回動角度だけ上記光
    ファイバを回動させる光ファイバ回動工程とよりなる構
    成としたことを特徴とする光ファイバ融着スプライス方
    法。
  3. 【請求項3】 異なるモードフィールド径を有してお
    り、夫々の端面を対向させて配された第1の光ファイバ
    及び第2の光ファイバを相対的に回動させて、該第1の
    光ファイバのコアと該第2の光ファイバのコアとを調芯
    するコア調芯工程と、 該コア調芯工程後に、上記第1,第2の光ファイバを融
    着させる融着工程と、 上記融着工程によって融着された部分のモードフィール
    ド径を変化させるべく、上記融着された部分を追加加熱
    する追加加熱工程とよりなる構成としたことを特徴とす
    る光ファイバ融着スプライス方法。
  4. 【請求項4】 モードフィールド径の異なる第1の光フ
    ァイバの端面と第2の光ファイバの端面とを融着スプラ
    イスする装置であって、 上記第1,第2の光ファイバのコアずれを夫々の端面を
    対向させて配した初期の状態より小さくするように、上
    記第1,第2の光ファイバを相対的に回動させる手段
    と、 該回動手段によって、上記第1,第2の光ファイバのコ
    アずれが最小とされた状態で、上記第1の光ファイバの
    コアの軸線と上記第2の光ファイバのコアの軸線とを一
    致すべく、上記第1,第2の光ファイバを、その端面に
    沿う方向に相対的に移動させる移動手段と、 光ファイバを加熱する加熱手段とよりなり、 該加熱手段は、上記第1,第2の光ファイバを融着すべ
    く、該移動手段によって上記第1の光ファイバのコアの
    軸線と上記第2の光ファイバのコアの軸線とが一致され
    た状態で動作し、且つ融着された部分のモードフィール
    ド径を変化させるべく、融着後に再び動作する構成とし
    たことを特徴とする光ファイバ融着スプライス装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の該回動手段は、 上記1の光ファイバのコアと、上記第2の光ファイバの
    コアとのずれの状況に基づいて、コアのずれ量を最小と
    するために光ファイバを回動させるべき回動角度を求め
    る回動角度求め手段と、 該回動角度求め手段によって求めた回動角だけ上記光フ
    ァイバを回動させる光ファイバ回動手段とよりなる構成
    としたことを特徴とする光ファイバ融着スプライス装
    置。
  6. 【請求項6】 路線用光ファイバと、 希土類元素がドープされている光増幅用光ファイバと、 該光増幅用光ファイバを励起する光源と、 上記路線用光ファイバと上記光増幅用光ファイバとの融
    着スプライス部とよりなり、 該融着スプライス部が、請求項1乃至請求項3のうちい
    ずれか一の請求項の光ファイバ融着スプライス方法によ
    って形成されたものである構成としたことを特徴とする
    光ファイバ増幅器。
  7. 【請求項7】 送信器と、 受信器と、 該送信器と該受信器とを結ぶ光ファイバと、 該送信器と該受信器との間に設置される中継器とよりな
    り、 該中継器は、請求項6の光ファイバ増幅器を有する構成
    としたことを特徴とする光通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009198953A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Mitsubishi Cable Ind Ltd ダブルクラッドファイバの接続方法
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