JPH09154261A - 燃料供給装置およびその製造方法 - Google Patents

燃料供給装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09154261A
JPH09154261A JP8014021A JP1402196A JPH09154261A JP H09154261 A JPH09154261 A JP H09154261A JP 8014021 A JP8014021 A JP 8014021A JP 1402196 A JP1402196 A JP 1402196A JP H09154261 A JPH09154261 A JP H09154261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
contact
motor
fuel supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8014021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3613872B2 (ja
Inventor
Tatsuya Matsumoto
辰也 松本
Shunsaku Onishi
俊作 大西
Yoshio Ebihara
嘉男 海老原
Kenzo Kiyose
顕三 清瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP01402196A priority Critical patent/JP3613872B2/ja
Priority to KR1019960042259A priority patent/KR970018874A/ko
Priority to DE19639389A priority patent/DE19639389A1/de
Priority to CN96119997A priority patent/CN1152810A/zh
Publication of JPH09154261A publication Critical patent/JPH09154261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3613872B2 publication Critical patent/JP3613872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/022Details for dynamo electric machines characterised by the materials used, e.g. ceramics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/04Commutators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/04Commutators
    • H01R39/06Commutators other than with external cylindrical contact surface, e.g. flat commutators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/006Structural associations of commutators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/44Protection against moisture or chemical attack; Windings specially adapted for operation in liquid or gas
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/12Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で整流子の各セグメント間の絶縁
を保持し、ピッグテールの断線を防止する燃料供給装置
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 回転子20の回転軸23側には八個のセ
グメント41に分割された銅製の整流子40が設置され
ている。各セグメント41の円周方向で対向する端面に
は錫(Sn)めっきが施されているので、燃料中に含ま
れる硫黄成分と銅製のセグメント41とが反応して前記
端面に導電性の硫化銅が生成されることを防止する。こ
のため、各セグメント41が電気的に接続されることを
防止するので、回転子20の正常動作を保持できる。ブ
ラシの銅製のピッグテール、およびピッグテールをブラ
シに取付ける銅粉にも錫めっきを施しているので、燃料
中の硫黄成分とピッグテールまたは銅粉とが反応してピ
ッグテールの断線、またはブラシとピッグテールとの離
脱あるいは導通不良を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料供給装置およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料を汲み上げて吐出するポ
ンプ部とポンプ部を駆動するモータ部とを有し、モータ
部と燃料とが接触する燃料供給装置において、燃料中に
含まれる硫黄成分が整流子と反応して整流子の表面に硫
化物を形成したりすることが知られている。モータ部の
整流子は主に銅で形成されており、複数のセグメントに
分割されている。この分割された複数のセグメントの対
向する端面においてセグメントを形成する銅と燃料中の
硫黄成分とが反応して導電性を有する硫化銅を形成し、
この硫化銅が生長して隣接するセグメントが接続する
と、本来絶縁性を必要とするセグメント間の端面に形成
された硫化銅により各セグメントが電気的に接続され、
その結果モータ部に流れる電流の増大またはポンプ性能
の低下を引き起こすという問題が生じる。
【0003】特開昭58ー174189号公報に開示さ
れているものでは、媒体としての燃料と接触する構造部
材の表面を燃料に対して安定に形成することにより装置
の作動安定性を保持することが提案されている。また実
開平7−17960号公報に開示されているものでは、
燃料吸込口の内周壁を銅材料で形成し、燃料中に含まれ
る硫黄成分をこの銅材料に付着させて除去することによ
り銅製の整流子と硫黄成分との反応を抑制しようとして
いる。
【0004】また、整流子と同様に主に銅線で形成され
たブラシとターミナルとを電気接続するピッグテールも
燃料中の硫黄成分と反応して硫化銅を形成してついには
断線に至り、ポンプ性能の低下を引き起こすという問題
が生じる。特公昭56−66446号公報に開示されて
いるものでは、ピッグテールにニッケルめっきを施すこ
とによりアルコール燃料との反応を抑制しようとしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
58ー174189号公報に開示されているものでは、
燃料と接触する構造部材を燃料に対して安定に形成する
ことは示されているが、分割された整流子の各セグメン
トの対向する端面を燃料に対して安定にすることは言及
されておらず、さらに各セグメントの対向する端面を燃
料に対して安定に形成することによりモータ部の作動を
正常に保持するという目的も記載されていない。
【0006】また実開平7−17960号公報に開示さ
れているものは、燃料中に含まれる硫黄成分が整流子に
付着して整流子とブラシとの導通性を妨げることを防止
するとを目的とするものであり、銅製の整流子と燃料中
の硫黄成分とが反応して分割されたセグメント間に導電
性を有する硫化銅が形成され、この硫化銅によりセグメ
ント同士が電気的に接続されることを防止することを目
的とはしていないし、これに関する記載もない。さら
に、燃料吸込口の内周壁に形成した銅材料で燃料中の硫
黄成分が完全に除去できるのであれば、結果として整流
子に硫化銅は形成されないしセグメントが電気的に接続
される恐れはないが、燃料吸込口の内周壁を銅材料で形
成したとしても、燃料中に含まれる硫黄成分をすべてこ
の銅材料で除去することは困難である。このため燃料吸
込口で除去しきれなかった燃料中の硫黄成分が整流子の
各セグメントの対向する端面と反応して硫化銅を形成し
絶縁すべきセグメント同士が電気的に接続されてしまう
可能性を否定することは困難である。
【0007】また、ピッグテールについても特公昭56
−66446号公報に開示されているものでは、ニッケ
ルめっきそのものはアルコール燃料、さらには硫黄を含
む燃料との反応を抑制することはできるが、ニッケルそ
のものの硬度が高いため、ピッグテールにニッケルめっ
きを施すとピッグッテールの柔軟性が損なわれる。ま
た、製品への組付けの際曲げ成形が必要であり、このと
きニッケルめっきに亀裂が入りピッグテール本来の機能
が低下するという問題が生じる。ブラシが使用時に摩耗
していく過程においても同様の問題が生じる。
【0008】また、特公昭56−66446号公報に開
示されているものでは、図6に示すように、ピッグテー
ル100はブラシ101成形時にモールドする方法がと
られている。このため、ブラシ焼成温度よりも高い融点
を有するニッケルでなければめっきが溶けてしまい、め
っき材質そのものに柔軟性、耐硫黄燃料性を有する低い
融点の、例えば錫を用いることは不可能である。
【0009】また、ピッグテールとブラシとを保持固定
部材を介して一体的に取り付ける構造を有するブラシに
おいては、保持固定部材として例えば銅粉または銅粉に
銀めっきを施したものが用いられるが、燃料中に含まれ
る硫黄成分と保持固定部材とが反応して保持固定部材の
表面が硫化銅を形成し、保持固定部材との接合が弱まり
ブラシとピッグテールとの離脱または導通不良に至ると
いう問題がある。
【0010】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、簡単な構成で整流子の各セグメン
ト間の絶縁を保持する燃料供給装置を提供することを目
的とする。本発明の他の目的は、簡単な構成でピッグテ
ールの断線を防止する燃料供給装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
燃料供給装置によると、整流子の各セグメント間の端面
と燃料との接触を防止する接触遮断手段を設けることに
より、各セグメントの対向する端面と燃料とが接触する
ことを防止できる。これにより、各セグメントの対向す
る端面と燃料中に含まれる例えば硫黄成分とが反応して
各セグメントの対向する端面に導電性を有する化合物が
付着することを防止し、導電性を有する化合物が生長し
て隣接するセグメントが電気的に接続されることを防止
できるので、各セグメント間の絶縁が保持されモータ部
が正常に動作する。
【0012】本発明の請求項2または4記載の燃料供給
装置によると、各セグメントの対向する端面と燃料との
接触を確実に防止する具体的手段が示されている。本発
明の請求項3記載の燃料供給装置によると、銅で形成さ
れることの多い整流子において、各セグメントの対向す
る端面を硫化物生成エネルギーが銅よりも大きい材質で
めっきすることにより、各セグメントの対向端面と燃料
との接触を確実に防止するとともに銅製のセグメントと
燃料中に含まれる硫黄成分との反応を防止することがで
きる。
【0013】本発明の請求項5または6記載の燃料供給
装置の製造方法によると、モータ部の整流子を複数のセ
グメントに分割してから、各セグメントの対向する端面
にめっきを施すか各セグメントの対向する端面間に樹脂
をモールドすることにより前記端面と燃料との接触を簡
単に防止できる。本発明の請求項7記載の燃料供給装置
によると、銅の細線で形成されることの多いピッグテー
ルにおいて、表面を硫化物生成エネルギーが銅よりも大
きい材質でめっきすることにより、ピッグテールと燃料
との接触を確実に防止するとともに燃料中に含まれる硫
黄成分との反応を防止することができる。
【0014】本発明の請求項8記載の燃料供給装置によ
ると、ピッグテールをブラシに固定する保持固定部材と
して、例えば銅粉または銅粉に銀めっきを施したものに
硫化物生成エネルギーが銅よりも大きい材質でめっきす
ることにより、銅粉と燃料の接触を確実に防止するとと
もに燃料中に含まれる硫黄成分との反応を防止すること
ができる。
【0015】本発明の請求項9記載の燃料供給装置によ
ると、ブラシは成形後燃料による膨潤、耐摩耗性、電気
特性上、一般的に500〜800℃の温度により焼成さ
れる。このとき、ブラシ焼成温度より低い融点の材質を
めっきしたピッグテールをモールドにより固定したのち
焼成するとめっきが溶けてしまう。そこで、ピッグテー
ルの柔軟性を損なわず、曲げ成形時に亀裂を生じず、耐
硫黄燃料性を有する、例えば錫っきを施したピッグテー
ルをブラシ焼成後に請求項8記載のめっきを施した銅粉
によりブラシに固定する。これにより、ピッグテールは
硫黄を含む燃料との接触が防止されるので、硫黄成分と
の反応による硫化によりピッグテールが細くなり、つい
には断線即ちポンプ性能の低下を引き起こすという問題
を解決することができる。また、ピッグテールをブラシ
に固定する保持固定部材も硫黄を含む燃料との接触が防
止されるので、保持固定部材である加圧され隣接した銅
粉間の接合力が硫化により弱まり、ピッグテールとブラ
シとが離脱し、ポンプ性能を低下させるとう問題を解決
することができる。
【0016】本発明の請求項10記載の燃料供給装置に
よると、モータ部のブラシと電気的に接触する整流子の
部分を炭素材からなる接触部で構成することにより、酸
素成分を含む燃料中においても接触部が耐酸化性を有す
るので、接触部の腐食が防止される。したがって、接触
部とブラシとの電気的接触が良好に保持されるととも
に、接触部の寿命低下を抑制できる。さらに、炭素材か
らなる接触部は耐硫化性をも合わせもつので、硫黄を含
む燃料中においても接触部の腐食が防止され、接触部と
ブラシとの電気的接触が良好に保持されるとともに接触
部の寿命低下を抑制できる。
【0017】また、整流子の各セグメントを構成するベ
ース部の対向する端面と燃料との接触を防止する接触遮
断手段とを備えることにより、ベース部の対向する端面
と燃料とが接触することを防止できる。これにより、ベ
ース部の対向する端面と燃料中に含まれる例えば硫黄成
分とが反応してベース部の対向する端面に導電性を有す
る化合物が付着することを防止し、導電性を有する化合
物が生長して隣接するセグメントが電気的に接続される
ことを防止できるので、各セグメント間の絶縁が保持さ
れモータ部が正常に動作する。
【0018】本発明の請求項11記載の燃料供給装置の
製造方法によると、ベース部材と炭素材で形成された接
触部材とを接合して整流子母材を形成し、この整流子母
材を複数のセグメントに分割してから、各セグメントを
構成するベース部材で形成されたベース部の対向する端
面にめっきを施すことにより、ベース部の端面と燃料と
の接触を簡単に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の燃料供給装置としての燃料ポン
プの第1実施例を図1〜図5に示す。図2に示す燃料ポ
ンプ10は、例えば車両等の燃料タンク内に装着され、
燃料タンクから内燃機関の燃料噴射装置に燃料を供給す
るものである。
【0020】図2に示すように、燃料ポンプ10は、図
示しない燃料タンクから燃料を吸入して加圧するポンプ
部10a、ポンプ部10aを駆動するモータ部10b、
およびポンプ部10aで加圧された燃料を燃料ポンプ外
に吐出する燃料吐出部10cからなる。ポンプ部10a
は、ポンプカバー12とポンプケーシング13との間に
C字状のポンプ室30を形成し、このポンプ室30内に
円板状に形成された燃料加圧用のインペラ24が回転可
能に収容されている。ポンプカバー12およびポンプケ
ーシング13はアルミ製であり、円筒状に形成されたハ
ウジング11の一端にかしめて固定されている。ポンプ
カバー12およびポンプケーシング13はフェノール樹
脂で形成することも可能である。ポンプカバー12に形
成された吸入口31からポンプ室30に導入された燃料
は、インペラ24の回転により加圧され、モータ部10
bのモータ室32に送出される。
【0021】モータ部10bは回転子20と図示しない
マグネットとを有し、マグネットの磁場中に配設されて
いる回転子20のコイル20aにコネクタ50のコネク
タピン51から電流が供給されると回転子20が回転す
る。回転子20のスラスト方向側の回転軸21は、ポン
プカバー12の中央凹部に圧入されているスラスト軸受
22に軸受けされている。回転軸21は、スラスト軸受
22に軸方向の荷重を支持されているとともに軸受25
に径方向を支持されており、回転子20の他方の回転軸
23は軸受26に径方向を支持されている。回転軸21
の外周壁に軸方向に切欠き21aが設けられ、この切欠
き21aの形成された部位にインペラ24が固定されて
いる。
【0022】マグネットは回転子20の外周に設けら
れ、回転子20と所定のエアギャップを形成している。
回転子20の回転軸23側には銅製の整流子40が設置
されている。図1に示すように、整流子40は八個のセ
グメント41に分割されており、各セグメント間に溝4
2が形成されている。各セグメント間の円周方向で対向
する端面および側面には銅よりも硫化物生成エネルギー
の大きな錫(Sn)が接触遮断手段としてめっきされて
いる。セグメント41の上端面は、図示しないブラシが
接触してブラシとセグメント41とが電気的に接続する
ように銅が露出している。
【0023】図2に示すように、吐出ケース14はハウ
ジング11の他端にかしめて固定されている。コネクタ
ピン51は、吐出ケース14に設けられたコネクタ50
に先端を露出して埋設されている。コネクタピン51
は、後述するピッグテール111、ブラシ110、整流
子40を介して回転子20に巻回されたコイル20aに
接続するとともに、チョークコイル52に接続されてい
る。チョークコイル52はコイル20aに供給される電
流から交流成分を除くために接続されている。
【0024】吐出部10cは吐出ケース14に形成され
る吐出口33に逆止弁34を収容し、この逆止弁34が
吐出口33から吐出した燃料の逆流を防止している。次
に、燃料ポンプ10の作動について説明する。コイル2
0aに電流が供給されると、回転子20は、スラスト軸
受22および軸受25に回転軸21を支持されるととも
に軸受26に回転軸23を支持されて回転する。燃料タ
ンクから図示しないフィルタを通してポンプ室30に吸
い上げられた燃料は、回転軸21とともに回転するイン
ペラ24によりポンプ室30内で加圧され、モータ室3
2に送出される。モータ室32に送出された燃料は、吐
出口33の逆止弁34を押し上げ、吐出口34から図示
しない燃料配管により燃料タンク外に吐出される。
【0025】次に燃料ポンプ10の製造方法について説
明する。 (1) 図3に示す分割前の整流子40の母材40aは銅材
が表面に露出しており、母材40aの側壁には分割後の
各セグメント41に対応する位置に八個の爪43が一体
に形成されている。また図3の(B)に示すように、母
材40aの下側に樹脂製の支持部材45がモールド成形
されている。
【0026】(2) 次に、図4に示すように母材40aを
八分割する。分割して形成された溝42はモールドされ
た支持部材45に達しているので、各セグメント41は
互いに絶縁された状態を保持している。次に八分割して
形成された整流子40に錫めっきを施す。 (3) 図5に示すように錫めっきを施した整流子40およ
び支持部材45を回転軸23に圧入する。そして爪43
にコイル20aを巻付けヒュージングを行う。ここでヒ
ュージングとは、爪43を整流子40の側面に圧着しな
がらコイル20aに通電し、コイル20aの被覆を溶か
して各セグメント41とコイル20aとを電気的に接続
することである。
【0027】(4) ヒュージングを行った回転子20のコ
イル20aから整流子40にかけて回転子20周囲を樹
脂モールドすることにより回転子20を保護する。そし
て、整流子40の上端面40bを研磨してめっきした錫
を除去する。上端面40bを研磨しめっきした錫を除去
して銅を露出させると上端面40bとブラシとは電気的
に接続可能であるが、露出した銅が燃料中に含まれる硫
黄成分と反応して硫化銅が上端面40bに付着すること
がある。しかしながら、燃料ポンプ10の停止時および
作動時に上端面40bに生成された硫化銅は燃料ポンプ
10が作動している間ブラシと上端面40bとが常に摺
動しているため上端面40bから排除されるので、ブラ
シと各セグメント41との電気的接続不良は発生しな
い。また、溝42を形成する各セグメント41の対向す
る端面には錫めっきが施されたまま残っているので、前
記端面が直接燃料と接触することを防止することができ
る。これにより、生成された硫化銅が生長して各セグメ
ントが電気的に接続されることを防止できるので、モー
タ部10bが正常に作動する。
【0028】(5) 図7に示すように、ブラシ110は加
圧成形をした後焼成され、ピッグテール111を埋設す
る埋設穴110aが形成される。埋設穴110aは、例
えば直径1.8mm、深さ3.1mmに形成される。その
後、柔軟性を損なわず、曲げ成形時に亀裂を生じず、耐
硫黄燃料性を有する錫めっきを施し、埋設穴110aの
直径よりもやや細い長尺のピッグテール111の先端が
埋設穴110aに取付けられる。そして、埋設穴110
aとピッグテール111との間の空隙部に保持固定部材
としての錫めっきを施した銅粉を空隙部が埋まり銅粉が
ブラシ端面110bからやや突出する程度に投入して加
圧し、ピッグテール110を必要な長さに溶断する。
【0029】このように樹脂モールドされた回転子20
およびブラシ110その他の部品を収容した吐出ケース
14をハウジング11に組付けて、図2に示す燃料ポン
プ10を形成する。第1実施例では、銅粉に錫めっきを
施しているので、硫黄燃料により銅粉の表面に硫黄と銅
との化合物Cu2 Sが生成されない。したがって、ピッ
グテール111とブラシ110とが銅粉間の接合力が弱
まって離脱することなく強力に接合し続けることができ
るので、ポンプ性能を良好に維持でき、硫黄燃料の使用
される地域においても良好に燃料ポンプ10が作動す
る。
【0030】第1実施例では、溝42を形成する各セグ
メント41の対向面に錫めっきを施したが、本発明では
銅よりも硫化物生成エネルギーが大きい材質であるなら
ば、例えば錫に変えてニッケル、亜鉛、金等でめっきを
施すことも可能である。また第1実施例では、ピッグテ
ール111に錫めっきを施したが、本発明では、銅より
も硫化物生成エネルギーが大きい材質で柔軟性を損なわ
ず、曲げ成形時に亀裂を生じず、耐硫黄燃料性ならば、
例えば錫に代えて金めっきを施すことも可能である。
【0031】また第1実施例では銅粉にも錫めっきを施
したが、本発明では、銅よりも硫化物生成エネルギーが
大きい材質ならば、錫に代えて金またはニッケルまたは
亜鉛めっきを施すことも可能である。また銅粉の投入量
はブラシ端面110bよりもやや突出する程度が好まし
いが、ピッグテールとブラシとの接合が好適であれば適
宜変更しても良い。接合力を高めるため、接着剤を流し
て銅粉をより強固に固定することも可能である。
【0032】また第1実施例では、整流子40とブラシ
とが回転子20の軸方向で接触する構成としたが、本発
明では整流子とブラシとが回転子の径方向で接触する構
成とすることも可能である。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図8に示す。図8
に示す回転子120は樹脂モールド前の状態を示してい
る。
【0033】回転子120の整流子121は、ブラシと
電気的に接触する接触部122と、コイル20aと電気
的に接続するベース部124とを有する。整流子121
は、接触部122およびベース部123のそれぞれの一
部を有するセグメント124に分割されている。接触部
122は炭素材から形成され、ベース部123は銅材か
ら形成されている。
【0034】各セグメント124を構成するベース部1
23の周方向に対向する端面および側面には、銅よりも
硫化物生成エネルギーの大きな錫(Sn)がめっきされ
ている。ベース部123に施すめっき材として、錫以外
に銅よりも硫化物生成エネルギーの大きい、金、ニッケ
ル、亜鉛等を用いることは可能である。次に回転子12
0の製造方法について説明する。
【0035】(1) 円板状の銅材からなるベース部材に樹
脂製の支持部材45をモールドする。ベース部材の側壁
には分割後の各セグメント124に対応する位置に八個
の爪1 23aが一体に形成されている。 (2) 円板状の炭素部材からなる接触部材の一方の端面に
ニッケルめっきを施し、このニッケルめっきにさらに銅
めっきを施す。
【0036】(3) 銅めっきを施した接触部材の端面とベ
ース部材のいずれか一方の端面とを錫ではんだ付けして
整流子母材を形成する。 (4) 整流子母材を八分割し、接触部122およびベース
部123を形成する。整流子母材を分割して形成された
溝124aはモールドされた支持部材45に達している
ので、各セグメント124は互いに絶縁された状態を保
持している。
【0037】(5) 各セグメント124を構成するベース
部123の周方向に対向する端面および外周面に接触遮
断手段として錫めっきを施し、整流子121を形成す
る。炭素材からなる接触部122にはめっきが付着しな
い。 (6) 整流子121および支持部材45を回転軸23に圧
入する。そして爪123aにコイル20aを巻付けヒュ
ージングを行う。
【0038】(7) ヒュージングを行った回転子120の
コイル20aから整流子121にかけて回転子120周
囲を樹脂モールドすることにより回転子120を保護す
る。第2実施例では、整流子121のブラシとの接触部
122を耐酸化性を有する炭素材で形成したことによ
り、酸素成分を含む燃料中においても接触部122が腐
食せずブラシと良好に電気的接触を続けるので、整流子
121の寿命が延びる。また、炭素材からなる接触部1
22は燃料中に含まれる硫黄成分と反応しにくいので接
触部122の腐食が防止される。したがって、接触部1
22とブラシとの電気的接触が良好に保持されるととも
に、接触部122の寿命低下を防止できる。
【0039】さらに第2実施例では、各セグメント12
4を構成するベース部123の周方向に対向する端面お
よび外周面に銅よりも硫化物生成エネルギーの大きい錫
めっきを施すことにより、ベース部123を形成する銅
材と燃料中の硫黄成分とが反応して導電性のある硫化銅
を生成することを防止し、各セグメント間の絶縁を保証
する。
【0040】第2実施例に対し、米国特許第51754
63号明細書に開示されている整流子は、ブラシと電気
的に接触する接触部を炭素材で形成することにより燃料
中の酸素成分による接触部の腐食を防止することは第2
実施例と同じであるが、複数のセグメントに分割後ベー
ス部の対向面にめっきを施していない。したがって、ベ
ース部を銅材で形成する場合、燃料中の硫黄成分とベー
ス部とが反応して導電性を有する硫化銅が生成され、生
成された硫化銅が生長してセグメント間を電気的に接続
する可能性がある。第2実施例は、このような米国特許
第5175463号明細書に開示されている整流子の問
題点を解決している。
【0041】第2実施例では、銅材で形成されたベース
部123の周方向に対向する端面および外周面に錫めっ
きを施すことにより硫化銅の生成を防止したが、耐硫化
性を有し導電性を有する黄銅、ニッケル、アルミニウム
でベース部を形成し、めっき処理を省略することも可能
である。また第2実施例では、錫によるはんだ付けによ
り接触部材とベース部材とを接合したが、接触部材とベ
ース部材とを当接させたものを銅の融点近くまで加熱す
ることにより、接触部材とベース部材とを直接接合する
ことも可能である。
【0042】また第2実施例の整流子121の構成に代
えて、ベース部の外周側に接触部を接合し、この接触部
に径方向からブラシが接触する構成にすることも可能で
ある。以上説明した本発明の上記実施例では、整流子の
溝を形成する各セグメントの対向面に接触遮断手段とし
て錫めっきを施すことにより燃料との接触を防止した
が、本発明では接触遮断手段として溝に樹脂モールドす
ることにより溝を形成する各セグメントの対向面が燃料
と接触することを防止することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の燃料ポンプの回転子を示す斜視図
である。
【図2】第1実施例の燃料ポンプを示す断面図である。
【図3】(A)は第1実施例の分割前の整流子を示す平
面図であり、(B)は第1実施例の分割前の整流子を示
す側面図である。
【図4】(A)は第1実施例の分割後の整流子を示す平
面図であり、(B)は第1実施例の分割後の整流子を示
す側面図である。
【図5】第1実施例の樹脂モールド前の回転子を示す側
面図である。
【図6】従来のブラシとピッグテールとの取付け構造を
示す断面図である。
【図7】第1実施例のブラシとピッグテールとの取付け
構造を示す断面図である。
【図8】第2実施例の樹脂モールド前の回転子を示す側
面図である。
【符号の説明】
10 燃料ポンプ(燃料供給装置) 11 ハウジング 10a ポンプ部 10b モータ部 10c 吐出部 20 回転子 20a コイル 40 整流子 41 セグメント 42 溝 43 爪 110 ブラシ 111 ピッグテール 120 回転子 121 整流子 122 接触部 123 ベース部 124 セグメント 124a 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清瀬 顕三 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を汲み上げるポンプ部とこのポンプ
    部を駆動するモータ部とを有し、前記モータ部と燃料と
    が接触する燃料供給装置であって、 前記モータ部の整流子を複数のセグメントに分割し、こ
    の分割されたセグメントの対向する端面と燃料との接触
    を防止する接触遮断手段を備えることを特徴する燃料供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記接触遮断手段は、前記端面に施すめ
    っきであることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記めっき材質の硫化物生成エネルギー
    は銅よりも大きいことを特徴とする請求項2記載の燃料
    供給装置。
  4. 【請求項4】 前記接触遮断手段は、前記端面間にモー
    ルドする樹脂であることを特徴とする請求項1記載の燃
    料供給装置。
  5. 【請求項5】 燃料を汲み上げるポンプ部とこのポンプ
    部を駆動するモータ部とを有し、前記モータ部と燃料と
    が接触する燃料供給装置であって、 前記モータ部の整流子を複数のセグメントに分割する工
    程と、 前記各セグメントの対向する端面にめっきを施す工程
    と、 前記セグメントと前記モータ部のコイルとをヒュージン
    グ加工する工程とを有することを特徴とする燃料供給装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記各セグメントの対向する端面にめっ
    きを施す工程に代えて、前記各セグメントの対向する端
    面間に樹脂をモールドする工程を有することを特徴とす
    る請求5記載の燃料供給装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 燃料を汲み上げるポンプ部とこのポンプ
    部を駆動するモータ部とを有し、前記モータ部と燃料と
    が接触する燃料供給装置であって、前記モータ部のピッ
    グテール部と燃料との接触を防止するため、銅よりも硫
    化物生成エネルギーの大きい材質で前記ピッグテール部
    表面にめっきを施したことを特徴とする燃料供給装置。
  8. 【請求項8】 前記ピッグテール部はブラシに保持固定
    部材を介して一体的に取付けられ、銅よりも硫化物生成
    エネルギーの大きい材質で前記保持固定部材にめっきを
    施したことを特徴とする請求項7記載の燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のめっきを施したピッグテ
    ール部を請求項8記載の保持固定部材を用いてブラシ焼
    成後に取付けることを特徴とする燃料供給装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 燃料を汲み上げるポンプ部とこのポン
    プ部を駆動するモータ部とを有し、前記モータ部と燃料
    とが接触する燃料供給装置であって、 前記モータ部の整流子は、前記モータ部のコイルと電気
    的に接続するベース部、および前記モータ部のブラシと
    電気的に接触し炭素材で形成された接触部からなり、前
    記整流子は前記ベース部および前記接触部のそれぞれの
    一部からなる複数のセグメントからなり、各セグメント
    を構成する前記ベース部の対向する端面と燃料との接触
    を防止する接触遮断手段を備えることを特徴する燃料供
    給装置。
  11. 【請求項11】 燃料を汲み上げるポンプ部とこのポン
    プ部を駆動するモータ部とを有し、前記モータ部と燃料
    とが接触する燃料供給装置であって、 ベース部材と炭素材で形成された接触部材とを接合して
    前記モータ部の整流子母材を形成する工程と、 前記整流子母材を複数のセグメントに分割する工程と、 前記各セグメントを構成する前記ベース部材から形成さ
    れたベース部の対向する端面にめっきを施す工程と、 前記ベース部と前記モータ部のコイルとをヒュージング
    加工する工程とを有することを特徴とする燃料供給装置
    の製造方法。
JP01402196A 1995-09-26 1996-01-30 燃料供給装置およびその製造方法 Expired - Lifetime JP3613872B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01402196A JP3613872B2 (ja) 1995-09-26 1996-01-30 燃料供給装置およびその製造方法
KR1019960042259A KR970018874A (ko) 1995-09-26 1996-09-25 연료장치용 모우터 및 이의 제조방법
DE19639389A DE19639389A1 (de) 1995-09-26 1996-09-25 Motor für ein Kraftstoffsystem und Verfahren zu seiner Herstellung
CN96119997A CN1152810A (zh) 1995-09-26 1996-09-26 用于燃料供给装置的电动机以及该电动机的制造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-247278 1995-09-26
JP24727895 1995-09-26
JP01402196A JP3613872B2 (ja) 1995-09-26 1996-01-30 燃料供給装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09154261A true JPH09154261A (ja) 1997-06-10
JP3613872B2 JP3613872B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=26349902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01402196A Expired - Lifetime JP3613872B2 (ja) 1995-09-26 1996-01-30 燃料供給装置およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3613872B2 (ja)
KR (1) KR970018874A (ja)
CN (1) CN1152810A (ja)
DE (1) DE19639389A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999010968A1 (fr) * 1997-08-21 1999-03-04 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Commutateur dote d'une capacite amelioree de raccordement de segments
JP2007278161A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Denso Corp 燃料ポンプ
JP2008291994A (ja) * 2007-04-24 2008-12-04 Ntn Corp 転がり軸受
US7541712B2 (en) 2005-04-21 2009-06-02 Hitachi, Ltd. Fuel pump
JP2009239997A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Mitsuba Corp 電動モータ
KR101538699B1 (ko) * 2013-12-06 2015-07-22 현담산업 주식회사 연료펌프의 아마추어의 도금 및 코팅 방법

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4569046B2 (ja) * 2001-05-29 2010-10-27 株式会社デンソー 電動機
CN109004482B (zh) * 2018-07-24 2019-07-16 美尔森哈碳电碳(哈尔滨)有限公司 一种铁路电机用电刷及其制备方法
US11670901B2 (en) * 2018-10-22 2023-06-06 Denso Corporation Electrical contact device and rotating electric machine including the electrical contact device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999010968A1 (fr) * 1997-08-21 1999-03-04 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Commutateur dote d'une capacite amelioree de raccordement de segments
US6392325B2 (en) 1997-08-21 2002-05-21 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Commutateur of improved segment joinability
KR100346605B1 (ko) * 1997-08-21 2002-07-26 아이산 고교 가부시키가이샤 세그먼트의 접합성을 개선한 정류자 및 그 제조 방법
US7541712B2 (en) 2005-04-21 2009-06-02 Hitachi, Ltd. Fuel pump
JP2007278161A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Denso Corp 燃料ポンプ
JP4508143B2 (ja) * 2006-04-06 2010-07-21 株式会社デンソー 燃料ポンプ
JP2008291994A (ja) * 2007-04-24 2008-12-04 Ntn Corp 転がり軸受
JP2009239997A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Mitsuba Corp 電動モータ
KR101538699B1 (ko) * 2013-12-06 2015-07-22 현담산업 주식회사 연료펌프의 아마추어의 도금 및 코팅 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR970018874A (ko) 1997-04-30
JP3613872B2 (ja) 2005-01-26
DE19639389A1 (de) 1997-03-27
CN1152810A (zh) 1997-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09182381A (ja) 平型整流子およびその製作方法
US5369326A (en) Cylindrical carbon segment commutator
JPH07298560A (ja) コミテータ
JP3613872B2 (ja) 燃料供給装置およびその製造方法
US5760518A (en) Flat-type commutator and method for its manufacture
US8202069B2 (en) Electric fuel pump
KR100346605B1 (ko) 세그먼트의 접합성을 개선한 정류자 및 그 제조 방법
KR20010030867A (ko) 탄소 정류자
JP2000150100A (ja) カーボン整流子
US6114791A (en) Commutator for motor using amorphous carbon and fuel pump unit using the same
JP3313508B2 (ja) コミテータ
JP3360092B2 (ja) カーボン整流子
JP3972352B2 (ja) 整流子およびそれを用いた燃料ポンプ
US20070236097A1 (en) Fuel pump
TW200525837A (en) Flat commutator
US6109893A (en) Electric fuel pump with grooved commutator face
JP4132114B2 (ja) 整流子およびそれを用いた燃料ポンプ
KR100302636B1 (ko) 비정질탄소를사용하는모터용정류자와이정류자를사용하는연료펌프장치
JP4105024B2 (ja) 直流電動機及びこの直流電動機を用いた燃料ポンプ
JP4228158B2 (ja) 燃料ポンプ
JP3919050B2 (ja) 整流子、それを用いた燃料ポンプおよび整流子の製造方法
JP4253837B2 (ja) 耐食性を備えたモータ用部品
JP2000208224A (ja) 整流子およびそれを用いた燃料ポンプ
JP2000208225A (ja) 整流子およびそれを用いた燃料ポンプ
JPH0865966A (ja) 扁平型整流子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term