JPH09154108A - サービス提供システム - Google Patents

サービス提供システム

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JPH09154108A
JPH09154108A JP33117995A JP33117995A JPH09154108A JP H09154108 A JPH09154108 A JP H09154108A JP 33117995 A JP33117995 A JP 33117995A JP 33117995 A JP33117995 A JP 33117995A JP H09154108 A JPH09154108 A JP H09154108A
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JP
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service
terminal device
online terminal
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identifier
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JP33117995A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Kaneko
金子恵季
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインサービスの提供に際して、途中で
の中断や再開が可能なサービス提供システムを提供す
る。 【解決手段】 サービスの種類ごとに、オンライン端末
1にサービスを提供するサービス実行手段41、42と、こ
の端末の要求に基づいてサービス実行手段にサービスの
提供先とサービスを特定する情報とを伝えるサービスサ
ーバ2とを設け、このサーバに、全サービスのサービス
情報を記憶するサービス記憶手段22と、端末の選択した
サービスのサービス情報を記憶する個人記憶手段23と、
端末識別子をサービス実行手段に伝え、端末の選択した
サービス情報をサービス記憶手段から個人記憶手段に複
写する要求処理手段21とを設け、サービス実行手段が、
個人記憶手段に記憶されたサービス情報からサービスを
特定し、サービス情報に含まれる制御データに従ってサ
ービスを実行するようにしている。サービス提供が中断
されたときでも、中断位置をサービス情報の制御データ
に書込むことによって、中断位置からの再開ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して、オンライン端末とサービスサーバとが接続し、物
品購入契約、オンデマンドビデオ観賞、有料放送観賞、
ゲーム実行などのサービスを利用者に提供することを可
能にするサービス提供システムに関し、特に、サービス
の依頼手続や代価支払手続を簡素化するなど、利便性を
高めたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ケーブルテレビ網を利用して、放
送、オンデマンド映画、物品購入や利用者同士のコミュ
ニケーション手段をサービスとして提供する双方向テレ
ビが構想されている。また、オンデマンド映画観賞サー
ビスは、ホテル等の館内ケーブルテレビで実施されてい
る。
【0003】また、物品購入サービスでは、テレビの広
告を利用したテレビショッピングや、雑誌の広告欄を利
用した通信販売、ダイレクトメール、カタログショッピ
ングなどが広く実施され、さらには、インタネットを利
用して仮想のショッピングモールを構築し、パソコン端
末から物品の売買ができるサービスも既に運用されてい
る。
【0004】これらのシステムは、実際の店舗に出向く
ことなく、物品を始めとするサービスの提供が受けられ
るという特徴を備えている。
【0005】従来のオンデマンド映画観賞システムは、
図6に示すように、ビデオサーバ7と端末装置6とから
成り、端末装置6は、利用者が見たいビデオタイトルを
選択する入力部62と、サーバ7から送られたビデオ映像
を表示する実行部63とを備え、ビデオサーバ7は、端末
装置6にビデオ映像を送出する映像送出部72と、入力部
62から受けたビデオタイトルに対して、ビデオ観賞料金
の精算を行なった後に映像送出部72を制御してビデオ映
像を出力させる要求処理部71とを備えている。
【0006】このオンデマンド映画観賞システムでは、
利用者が、端末装置6の入力部62から見たいビデオタイ
トルを入力すると、このビデオタイトルがサーバ7の要
求処理部71に送られ、要求処理部71は、入力ビデオタイ
トルに対し料金清算処理を行なった後、映像送出部72を
制御して、指定されたビデオタイトルの映像を端末装置
6の実行部63に出力する。実行部63は送られた映像を表
示し、利用者はそれを観賞する。
【0007】また、インタネットなどを利用してサービ
スを売買する従来のシステムは、図7に示すように、商
品情報を提供する情報機関9と、各店舗ごとに設置され
た店舗設置端末装置8と、利用者が注文に用いる端末装
置6とから成り、情報機関9は、商品情報や商品情報取
得方法を蓄積・出力する表示処理部91を備え、利用者の
端末装置6は、表示処理部91から出力された情報を表示
する表示部61と、利用者が選択したサービスの購入依頼
を出力する入力部62と、配送されたサービスを受ける実
行部63とを備え、また、店舗設置端末装置8は、サービ
ス売買の課金と配送との処理を行なう売買処理部82と、
利用者の依頼に応じて売買処理部82を制御し、選択され
たサービスの売買処理を行なう要求処理部81とを備えて
いる。
【0008】このシステムでは、表示処理部91に商品の
値段や仕様、画像等の商品情報が蓄積されており、利用
者は、この商品情報を端末装置6の表示部61に表示し
て、購入する商品やサービスを選択する。この操作によ
り、表示部61で選択されたサービスの商品名と利用者の
端末装置名とが入力部61を通じて購入先の店舗設置端末
装置8に送られ、要求処理部81は、この要求を出力した
端末装置6に対して、選択されたサービスの売買の処理
を売買処理部82を制御して行なう。
【0009】売買処理部82は、購入商品の課金及び配送
のための処理を行ない、売買契約の成立後、指定された
サービスを利用者の端末装置6の実行部63に送る。利用
者は、実行部63を通じてこれを受取る。
【0010】また、カタログショッピングの場合には、
表示処理部91と表示部61とがカタログに相当し、テレビ
ショッピングの場合には、表示処理部91が放送中の広告
に相当し、表示部61がテレビ受像機に相当する。また、
通信販売では表示処理部91と表示部61とが雑誌等の通信
販売の広告に相当する。
【0011】また、入力部62は、例えば、電話器であっ
たり、郵便であったりする。また、サービスが品物であ
れば、それらは物理的に配送されるため、郵便や宅配の
受領処理が実行部63の処理に相当する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオンデ
マンド映画観賞システムでは、利用者は映画を見始めた
ら、最後まで連続して見なくてはならず、画面から離れ
られないという不便がある。
【0013】また、従来のサービス売買システムでは、
要求を処理する店舗が別々であるため、売買の要求方法
がまちまちであり、購入依頼時に利用者が行なわなくて
はならない手続きが繁雑で間違え易いという問題点があ
る。また、決済処理の方法も店舗によって別々であるた
め、店舗毎に支払いの処理を行なわなくてはならず繁雑
である。
【0014】また、購入したサービスの実行権を他の端
末利用者に譲渡することができれば、贈り物等に利用す
ることできて大変便利である。また、親が子供の利用料
金を支払ったり、会計担当者が一括して料金を支払った
りすることも可能になる。しかし、現在のシステムは、
そうした手段を有していない。
【0015】本発明は、こうした従来の課題に応えるも
のであり、オンデマンドビデオ観賞を始めとするオンラ
インサービスの提供に際して、途中での中断や再開が可
能であり、また、一つの端末で購入したサービスを他の
端末の利用者が利用することができ、物品やオンライン
サービス購入の際に、統一的かつ簡便な方法で購入依頼
を行なうことができ、また、異なる店舗から購入した商
品の支払いを一括精算することができる、サービス利用
側の利便性をさらに高めたサービス提供システムを提供
することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のサービ
ス提供システムでは、オンライン端末装置にサービスの
提供を実行するサービス実行手段を、サービスの種類ご
とに設け、オンライン端末装置からのサービス提供の求
めに応じて、このサービス実行手段に、サービスの提供
先とそのサービスを特定する情報とを伝えるサービスサ
ーバとを設け、また、このサービスサーバには、全ての
サービスのサービス情報を記憶するサービス記憶手段
と、オンライン端末装置により選択されたサービスのサ
ービス情報を記憶する個人記憶手段と、サービス提供を
要求するオンライン端末装置の端末識別子をサービス実
行手段に伝えたり、オンライン端末装置によって選択さ
れたサービスのサービス情報をサービス記憶手段から個
人記憶手段に複写したりする要求処理手段とを設け、サ
ービス実行手段が、個人記憶手段に記憶されたサービス
情報を読み取り、このサービス情報の特定するサービス
を、サービス情報に含まれる制御データに従って提供す
るように構成している。
【0017】そのため、サービス提供の中断があった場
合でも、中断位置がサービス情報の制御データに書込ま
れて、サービス提供の再開が中断位置から行なわれるな
ど、利用者の利便性を高めたサービスの提供が可能にな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、利用者がオンライン端末装置を操作して、各種サー
ビスを受けることができるサービス提供システムにおい
て、サービスの種類ごとに存在し、オンライン端末装置
にサービスの提供を実行するサービス実行手段と、オン
ライン端末装置からの要求に基づいて、サービス実行手
段にサービスの提供先とそのサービスを特定する情報と
を伝えるサービスサーバとを備え、このサービスサーバ
が、サービスごとに付されたサービス識別子とそのサー
ビスに対する固有の制御データとサービス内容紹介用の
表示データとを含むサービス情報を全てのサービスに関
して記憶しているサービス記憶手段と、オンライン端末
装置に対応して存在し、このオンライン端末装置の選択
したサービスのサービス情報を記憶する個人記憶手段
と、サービス提供を要求するオンライン端末装置の端末
識別子をサービス実行手段に伝え、オンライン端末装置
の選択したサービスのサービス情報をサービス記憶手段
からこのオンライン端末装置に対応する個人記憶手段に
複写する要求処理手段とを具備し、サービス実行手段
が、サービスサーバの個人記憶手段に記憶されたサービ
ス情報からサービス識別子と固有の制御データとを読み
取り、サービス識別子で表されるサービスを固有の制御
データに従って提供するように構成したものであり、こ
の固有の制御データを用いて、サービス提供を再開する
際の再開位置などを細かく制御することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、個人記憶手段
に、サービスの提供が中断されたときの中断位置をサー
ビス情報の固有の制御データとして記憶させるようにし
たものであり、途中での中断や再開が可能なオンデマン
ドビデオ観賞装置を得ることができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、サービス実行手
段のそれぞれに、オンライン端末装置の課金処理を実行
する課金実行手段を設け、サービスサーバに、この課金
実行手段に課金処理すべきオンライン端末装置の端末識
別子を伝える精算処理手段を設け、精算処理手段が、オ
ンライン端末装置からの一括精算の要求に基づいて、個
人記憶手段に記憶されたサービス情報の中から料金精算
の済んでいないサービスを選び、このサービスの課金処
理を行なう課金実行手段にオンライン端末装置の端末識
別子を伝えるようにしたものであり、利用者は、購入予
定のサービスを複数チェックし、その後から、それらの
サービスの料金を一括精算することができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、個人記憶手段
に、課金処理が済んでいるかどうかを表す状態情報をサ
ービス情報の固有の制御データとして記憶させるように
したものであり、精算処理手段は、この固有の制御デー
タを基に、料金精算の済んでいないサービスを選び出す
ことができる。
【0022】請求項5に記載の発明は、要求処理手段
が、オンライン端末装置からのサービス譲渡の要求に基
づいて、このオンライン端末装置に対応する個人記憶手
段に記憶されたサービス情報を、譲渡先のオンライン端
末装置に対応する個人記憶手段に移動するようにしたも
のであり、サービス情報の移動先の個人記憶手段に対応
するオンライン端末装置では、そのサービスの実行が可
能となり、サービス情報の移動元の個人記憶手段に対応
するオンライン端末装置では、そのサービスの実行がで
きなくなる。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0024】(実施の形態1)第1の実施形態のサービ
ス提供システムは、途中での中断や再開が可能な形でビ
デオ情報を利用者に提供することができる。このシステ
ムは、図1に示すように、利用者がサービス要求を入力
するオンライン端末1と、各サービス種別のサービスを
実行するサービス実行部41、42と、要求されたサービス
に応じてサービス実行部41、42を起動するサービスサー
バ2とから成る。
【0025】このうち、オンライン端末1は、サービス
内容の紹介や価格等の情報を表示する表示部11と、利用
者の選択したサービスの要求が入力される入力部12と、
サービス実行部41、42から送られたサービスを利用者に
提示する実行部13とを備えている。このオンライン端末
1は各利用者の下に一つずつ存在し、各オンライン端末
には、その端末を一意に表す端末識別子が付されてい
る。
【0026】また、サービスサーバ2は、オンライン端
末1から要求されたサービスの実行処理を制御する要求
処理部21と、各種のサービス情報を記憶しているサービ
ス記憶部22と、オンライン端末1に対応する数だけ存在
し、各オンライン端末で選択されたサービスのサービス
情報を記憶する個人記憶部23とを備えている。
【0027】サービス情報は、図2に示すように、一つ
のサービスについて、そのサービスを特定するサービス
識別子と、そのサービスに関する固有の制御データであ
るサービス固有データと、そのサービスの紹介用表示デ
ータなどを含むサービス汎用データとが組み合わされて
構成されている。
【0028】ビデオ情報の再生が途中で中断された場合
に、既に見てしまった映像の位置を表す既試聴位置のデ
ータがサービス固有データとして記述される。また、サ
ービス汎用データには、サービス内容を表す画像や映
像、サービス仕様などのデータが含まれ、これらのデー
タはオンライン端末1の表示部11に表示される。
【0029】サービス記憶部22には、全てのサービスに
関するサービス情報が記憶され、この中の利用者により
選択されたサービスのサービス情報が利用者のオンライ
ン端末に対応する個人記憶部23に記憶される。
【0030】次に、このサービス提供システムの動作に
ついて説明する。ここでは、サービス実行部41がオンデ
マンドビデオサービスのサービス実行部であるものとす
る。まず、オンライン端末1の表示部11に、サービスサ
ーバ2のサービス記憶部22及び個人記憶部23に記憶され
たサービス情報のサービス汎用データにおける表示デー
タが適当な方法で表示される(なお、当初は、個人記憶
部23に何のサービス情報も記憶されていないため、サー
ビス記憶部22のサービス情報の表示データだけが表示さ
れることになる)。このように、利用可能なサービス
は、その種類に依らず、全てが表示部11に表示され、利
用者の選択を待つ。
【0031】利用者が、表示部11に表示されたサービス
の内から一つのサービスを選択すると、このオンライン
端末1の端末識別子と選択されたサービスのサービス識
別子とが、入力部12からサービスサーバ2の要求処理部
21に出力される。
【0032】要求処理部21は、このサービス識別子に対
応するサービスのサービス情報が個人記憶部23に無い場
合に、サービス記憶部22のそのサービス情報を個人記憶
部23に複写する。次いで、要求されたサービス種別に対
応するサービス実行部41に端末識別子を出力する。
【0033】これを受けて、サービス実行部41は、端末
識別子に対応するオンライン端末1の実行部13との接続
を実行し、次いで、サービスサーバ2の個人記憶部23に
記憶されたサービス情報を読み、そのサービス識別子に
対応する番組のビデオ映像を、サービス固有データの指
定する位置から読出してオンライン端末1の実行部13に
送出する。また、この実行に応じて、ビデオ映像の既視
聴位置を表すサービス固有データの更新値を個人記憶部
23に送信する。
【0034】利用者は、ビデオ映像の再生を中断すると
きには、オンライン端末1の入力部12から、その要求を
サービスサーバ2に出力する。これを受けて要求処理部
21は、サービスを実行しているサービス実行部41にそれ
を伝え、サービス実行部41はサービスを停止する。この
とき、この番組のビデオ映像がどこまで視聴されたかを
示す既視聴位置が、個人記憶部23にサービス情報のサー
ビス固有データとして記憶される。
【0035】利用者は、この中断後、再度ビデオ映像の
再生を行なう場合には、先と同様、オンライン端末1の
表示部11に、サービスサーバ2のサービス記憶部22及び
個人記憶部23に記憶されたサービス情報の表示データを
表示し、その中から個人記憶部23に記憶されたサービス
情報を選択する。この選択で端末識別子とサービス識別
子とがサービスサーバ2の要求処理部21に出力され、要
求処理部21は、サービス実行部41に端末識別子を出力
し、サービス実行部41は、オンライン端末1の実行部13
と接続した後、個人記憶部23に記憶されたサービス情報
を読み、そのサービス識別子に対応する番組のビデオ映
像を、サービス固有データの指定する位置から読出して
オンライン端末1の実行部13に送出する。その結果、オ
ンライン端末1では、ビデオ映像の中断箇所からの続き
が再生される。
【0036】このように、第1の実施形態のサービス提
供システムでは、中断、再開が可能なオンデマンドビデ
オ観賞サービスを含む複数のサービスを提供することが
できる。
【0037】また、これらの複数のサービスは、サービ
スサーバ2内では、全て同一形式のサービス情報の形で
サービス記憶部22及び個人記憶部23に書込まれ、読出さ
れて、その実行が制御される。そのため、利用者が各サ
ービスの提供を求める際の操作は、サービスの種別に依
らず、同一であり、また、簡単である。
【0038】(実施の形態2)第2の実施形態のサービ
ス提供システムでは、複数のサービスの代金を一括精算
することが可能である。
【0039】このシステムは、図3に示すように、サー
ビスサーバ2に、サービス利用料金の精算処理を行なう
精算処理部25を備え、また、サービス実行部41、42の各
々に対応して、課金処理を実行する課金実行部51、52を
備えている。その他の構成は第1の実施形態のシステム
(図1)と変わりがない。
【0040】このシステムでは、サービスの購入時に課
金処理を個々に行なう方法と、購入しようとする複数の
サービスを予めチェックし、後程、それらの課金処理を
一括して行なう方法とを採ることができる。
【0041】このシステムのサービス情報には、図4に
示すように、サービス固有データとして、そのサービス
が販売中であるか、購入済(課金処理が済んだ状態)で
あるかを表す状態情報が書込まれる。サービスがチェッ
クされた状態は、未だ「販売中」であり、課金処理が済
んだときに始めて「購入済」となる。
【0042】このサービス提供システムの動作について
説明する。
【0043】サービスサーバ2のサービス記憶部22に
は、各サービスのサービス情報(図4)が記憶されてい
る。サービス記憶部22に在るときのサービス情報の状態
情報は「販売中」である。
【0044】第1の実施形態と同様に、サービス記憶部
22に記憶されたサービス情報のサービス汎用データにお
ける表示データがオンライン端末1の表示部11に表示さ
れ、利用者は、これを見て、購入しようとするサービス
を探す。
【0045】利用者が、表示されたサービスの1つを指
定して、課金処理を伴うサービス選択を行なった場合
は、サービス選択命令とこのオンライン端末1の端末識
別子と選択されたサービス識別子とがサービスサーバ2
の要求処理部21に出力される。なお、ここでは、このサ
ービス識別子に対応するサービス種別の実行がサービス
実行部41で行なわれ、その課金処理が課金実行部51で行
なわれるものとする。
【0046】要求処理部21は、このサービス識別子に対
応したサービス情報が個人記憶部23に記憶されていない
場合には、サービス記憶部22から個人記憶部23に、該当
するサービス情報を複写する。また、要求処理部21は、
端末識別子とサービス識別子とを精算処理部25に出力
し、サービス実行部41に端末識別子を出力する。
【0047】精算処理部25は、個人記憶部23に記憶され
たサービス情報の状態情報データが「販売中」であると
きは、このサービス種別の課金処理を行なう課金実行部
51に端末識別子を出力する。これを受けて、課金実行部
51は、このサービスに固有な課金処理を実行し、サービ
ス料金を精算する。精算処理部25は、この処理を課金実
行部51に行なわせた後、個人記憶部23に記憶されたサー
ビス情報の状態情報データを「購入済」に更新する。
【0048】サービス実行部41は、個人記憶部23に記憶
されたサービス情報を読み、その状態情報データが「購
入済」である場合には、端末識別子に対応するオンライ
ン端末1の実行部13と接続して、指定されたサービスを
提供する。また、この後、個人記憶部23に記憶されたサ
ービス情報のサービス固有データに対し、必要な更新を
行なう。
【0049】次に、利用者が購入予定のサービスをチェ
ックした後、一括精算する場合の動作について説明す
る。
【0050】利用者が表示部11に表示されたサービスの
一つを選択してサービスチェックを行なうと、サービス
チェック命令とこのオンライン端末1の端末識別子と選
択されたサービス識別子とがサービスサーバ2の要求処
理部21に出力される。要求処理部21は、このサービス識
別子に対応するサービス情報が個人記憶部23に記憶され
ていない場合には、サービス記憶部22から個人記憶部23
に、該当するサービス情報を複写する。
【0051】この動作は連続して複数回行なうことがで
き、個人記憶部23にはサービスチェックされた販売中の
サービス情報が複数個記憶された状態になる。
【0052】利用者は、次に、チェックした複数のサー
ビスの精算要求を行なう。
【0053】利用者が精算要求を行なうと、入力部12は
精算命令と0のサービス識別子とこのオンライン端末1
の端末識別子とを要求処理部21に出力する。
【0054】要求処理部21は、精算処理部25に0のサー
ビス識別子と端末識別子とを出力する。精算処理部25
は、サービス識別子が0であるときには、個人記憶部23
に記憶されているサービス情報を全て読み、その状態情
報データが「販売中」であるもの全てに対して、対応す
る課金実行部51、52に端末識別子を出力し、次いで、こ
の状態情報データを「購入済」に更新する。
【0055】各課金実行部51、52は、サービスに固有な
課金処理を行ない、サービス料金を精算する。
【0056】こうして精算処理の済んだサービスの提供
を求める場合には、利用者は、先のサービス選択の操作
を行なう。この操作でサービス選択命令とオンライン端
末1の端末識別子と選択されたサービス識別子とがサー
ビスサーバ2の要求処理部21に出力され、要求処理部21
は、端末識別子とサービス識別子とを精算処理部25に出
力し、サービス実行部41に端末識別子を出力する。
【0057】精算処理部25は、個人記憶部23に記憶され
たサービス情報の状態情報データが「購入済」であるの
で、何も行なわない。サービス実行部41は、状態情報デ
ータが「購入済」であることを確認した後、端末識別子
に対応するオンライン端末1の実行部13と接続して、指
定されたサービスを提供する。
【0058】このように、第2の実施形態のサービス提
供システムでは、利用者は販売されているサービスを複
数チェックしておいて、後で精算要求により一括精算す
ることができる。
【0059】(実施の形態3)第3の実施形態のサービ
ス提供システムは、自端末で実行可能なサービスを他の
利用者に譲渡することができる。
【0060】これは、図5に示すように、複数のオンラ
イン端末1、3を備え、サービスサーバ2に複数の個人
記憶部23、24を備えるシステムにおいて実行される。そ
の他の構成は第1の実施形態の装置(図1)と同じであ
る。
【0061】このサービス提供システムでは、オンライ
ン端末1または3の利用者が、それぞれの端末から、自
らのためにサービスの提供を求めるときは、第1の実施
形態と同じ動作が行なわれる。
【0062】サービスの譲渡は、個人記憶部23、24に既
に記憶され、実行可能となっているサービスを対象に行
なわれる。そのため、利用者はサービス譲渡の前に、第
2の実施形態のサービスチェックに類する操作、または
それと併せて精算要求に類する操作を行なって、譲渡す
るサービスを個人記憶部23、24に記憶させる。なお、こ
こでは、サービス記憶部22及び個人記憶部23、24に記憶
されるサービス情報は図4と同じ内容を持つものとす
る。
【0063】オンライン端末1を利用する利用者(第1
利用者)は、オンライン端末3を利用する利用者(第2
利用者)へのサービス譲渡を行なう場合に、オンライン
端末1の表示部11に、個人記憶部23に記憶されているサ
ービス情報の表示データを表示して譲渡するサービスを
決め、そのサービスと譲渡先の端末3とを指定する操作
を行なう。これを受けて、オンライン端末1の入力部11
は、譲渡命令と端末1の端末識別子(第1端末識別子)
と譲渡先の端末識別子(第2端末識別子)とをサービス
サーバ2の要求処理部21に出力する。
【0064】要求処理部21は、個人記憶部23に記憶され
ている該当するサービス識別子のサービス情報を第2端
末識別子の端末3に対応する個人記憶部24に複写した
後、個人記憶部23のそのサービス情報を消去する。即
ち、サービス識別子で指定されたサービス情報を個人記
憶部23から個人記憶部24に移動する。
【0065】この結果、オンライン端末1では、このサ
ービスの利用が不可となり、オンライン端末3では、個
人記憶部24に存在するこのサービスの利用が可能とな
る。移動されたサービス情報の状態情報データが「購入
済」である場合には、オンライン端末3は、料金精算を
行なうことなく、このサービスの実行が可能となる。
【0066】このように、第3の実施形態のサービス提
供システムでは、自端末において実行可能なサービス
を、他の端末において実行可能にし、自端末では実行不
可にすることができる。即ち、自端末でサービスを実行
する権利を他端末に譲渡することができる。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のサービス提供システムは、サービス提供の途中での中
断や再開が可能である。従って、オンデマンドビデオサ
ービスなどにおいて、映像の再生を中断した後、再開し
て、その番組の続きを見ることができる。
【0068】また、サービスサーバ内では、全てのサー
ビスに対する制御が同一形式のサービス情報を単位とし
て行なわれるため、各サービスの提供を求める際の利用
者の依頼手続きは、同一であり、簡単である。
【0069】また、サービスサーバに精算処理部を備え
るシステムでは、利用者は、異なるサービス実行部が提
供する複数のサービスを選択した後に、随時それを一括
して精算することができる。
【0070】また、利用者間でサービスを実行する権利
を譲渡することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるサービス提供
システムの構成図、
【図2】第1の実施形態のシステムのサービス記憶部に
記憶されるサービス情報の構造図、
【図3】本発明の第2の実施形態におけるサービス提供
システムの構成図、
【図4】第2の実施形態のシステムのサービス記憶部に
記憶されるサービス情報の構造図、
【図5】本発明の第3の実施形態におけるサービス提供
システムの構成図、
【図6】従来のオンデマンド映画観賞システムの構成
図、
【図7】従来のサービス売買システムの構成図である。
【符号の説明】
1、3 オンライン端末 11、31 表示部 12、32 入力部 13、33 実行部 2 サービスサーバ 21 要求処理部 22 サービス記憶部 23、24 個人記憶部 25 精算処理部 41、42 サービス実行部 51、52 課金実行部 6 端末装置 61 表示部 62 入力部 63 実行部 7 ビデオサーバ 71 要求処理部 72 映像送出部 8 店舗設置端末 81 要求処理部 82 売買処理部 9 情報提供機関 91 表示処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者がオンライン端末装置を操作し
    て、各種サービスを受けることができるサービス提供シ
    ステムにおいて、 サービスの種類ごとに存在し、オンライン端末装置にサ
    ービスの提供を実行するサービス実行手段と、 オンライン端末装置からの要求に基づいて、前記サービ
    ス実行手段にサービスの提供先とそのサービスを特定す
    る情報とを伝えるサービスサーバとを備え、 前記サービスサーバが、 サービスごとに付されたサービス識別子とそのサービス
    に対する固有の制御データとサービス内容紹介用の表示
    データとを含むサービス情報を全てのサービスに関して
    記憶しているサービス記憶手段と、 オンライン端末装置に対応して存在し、前記オンライン
    端末装置の選択したサービスのサービス情報を記憶する
    個人記憶手段と、 サービス提供を要求するオンライン端末装置の端末識別
    子を前記サービス実行手段に伝え、オンライン端末装置
    の選択したサービスのサービス情報を前記サービス記憶
    手段から前記オンライン端末装置に対応する個人記憶手
    段に複写する要求処理手段とを具備し、 前記サービス実行手段が、前記サービスサーバの個人記
    憶手段に記憶されたサービス情報からサービス識別子と
    固有の制御データとを読み取り、前記サービス識別子で
    表されるサービスを前記固有の制御データに従って提供
    することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 【請求項2】 前記個人記憶手段に、サービスの提供が
    中断されたときの中断位置を前記サービス情報の固有の
    制御データとして記憶させることを特徴とする請求項1
    に記載のサービス提供システム。
  3. 【請求項3】 前記サービス実行手段のそれぞれが、オ
    ンライン端末装置の課金処理を実行する課金実行手段を
    具備し、前記サービスサーバが、前記課金実行手段に課
    金処理すべきオンライン端末装置の端末識別子を伝える
    精算処理手段を具備し、前記精算処理手段が、オンライ
    ン端末装置からの一括精算の要求に基づいて、前記個人
    記憶手段に記憶されたサービス情報の中から料金精算の
    済んでいないサービスを選び、このサービスの課金処理
    を行なう課金実行手段に前記オンライン端末装置の端末
    識別子を伝えることを特徴とする請求項1に記載のサー
    ビス提供システム。
  4. 【請求項4】 前記個人記憶手段に、課金処理が済んで
    いるかどうかを表す状態情報を前記サービス情報の固有
    の制御データとして記憶させることを特徴とする請求項
    3に記載のサービス提供システム。
  5. 【請求項5】 前記要求処理手段が、オンライン端末装
    置からのサービス譲渡の要求に基づいて、前記オンライ
    ン端末装置に対応する個人記憶手段に記憶されたサービ
    ス情報を、譲渡先のオンライン端末装置に対応する個人
    記憶手段に移動することを特徴とする請求項1に記載の
    サービス提供システム。
JP33117995A 1995-11-28 1995-11-28 サービス提供システム Pending JPH09154108A (ja)

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