JPH09154082A - 垂直同期検出装置 - Google Patents

垂直同期検出装置

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JPH09154082A
JPH09154082A JP31288195A JP31288195A JPH09154082A JP H09154082 A JPH09154082 A JP H09154082A JP 31288195 A JP31288195 A JP 31288195A JP 31288195 A JP31288195 A JP 31288195A JP H09154082 A JPH09154082 A JP H09154082A
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JP
Japan
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pulse
vertical
signal
vertical synchronizing
detecting
Prior art date
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Application number
JP31288195A
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English (en)
Inventor
Michitaka Nakamura
通孝 中村
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度が高く、ノイズに強い垂直同期検出
装置を得る。 【解決手段】 垂直同期パルスの幅を厳密に検出3し、
それが連続4している期間の垂直同期パルスの数を計数
5し、その数が正しいときにのみ垂直同期パルスとして
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は垂直同期検出装置に
関し、特にNTSC方式、PAL方式に兼用できるテレ
ビジョン映像信号の垂直同期検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン複合映像信号から垂直及び
水平同期信号を分離し、安定した形で再生することはテ
レビジョン受像機の他、各種放送用スタディオ機器で必
要となる。
【0003】複合同期信号の垂直同期信号付近の波形を
図4(イ)に示す。図4(イ)において、幅の広い負パ
ルスである垂直同期パルスが6個並んでいる部分が垂直
同期信号で、前後部分にある幅の狭い負パルスは垂直ブ
ランキング期間の等化パルスである。垂直同期期間に
は、見方を変えれば幅の狭い正パルスが6個並んでいる
と見ることもできる。この正パルスをセレーション(切
れ込み)と呼ぶ。垂直同期パルス、等化パルス及びセレ
ーションの繰り返し周期は(1/2)H(Hは水平同期
周期)である。等化パルスのある期間も垂直同期期間も
負のパルスエッジが水平同期信号(の負パルスエッジ)
と位相が一致する。
【0004】垂直同期信号を検出するのにテレビジョン
受像機の場合は、ノイズの混入が多いので、ノイズに強
い積分型の垂直同期検出回路が用いられる。積分型の垂
直同期検出回路の場合、図4(イ)の複合同期信号を積
分すると、図4(ロ)のようになる。この場合、例えば
幅の狭いパルス性のノイズが混入しても、エネルギーが
小さいので積分波形にはほとんど影響を与えない。従っ
て、垂直同期は安定に検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、積分波形はな
まっているので、垂直同期検出レベルがわずかに変動し
ただけで、検出位相がずれてしまうため、垂直同期検出
位相精度は低い。従って、この方法は放送用スタディオ
機器には使用できない。
【0006】従来放送用スタディオ機器に使用されてき
た垂直同期検出回路は微分型と呼ばれ、負方向にリニア
積分し、正方向には積分しない(図4(ニ))。この信号
を微分すると図4(ホ)のような波形になる。この場合
は、垂直同期検出位相精度は高いが、パルス性のノイズ
には弱い。
【0007】特開平4−38075号公報には、図4
(ハ)に示すように正方向にリニア積分し、負方向には
積分しない垂直同期検出回路が提案されているが、これ
も受像機用には用いられるが、放送用スタディオ機器に
は適用しにくい。
【0008】本発明の目的は、垂直同期検出位相精度が
高く、外来のノイズに強い垂直同期検出回路を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるテレビジョ
ン映像信号の垂直同期検出装置は、テレビジョン映像信
号の垂直同期検出装置であって、複号映像信号から複号
同期信号を分離する同期分離手段と、この複号同期信号
から垂直同期パルスを抽出する垂直同期パルス抽出手段
と、この抽出された垂直同期パルスの連続数を検出する
連続数検出手段と、この連続数が予め定められた値にな
ったときに垂直同期信号の検出パルスを生成する同期信
号検出パルス生成手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
垂直同期パルスの幅を精度良く計測し、それが6個(N
TSC)、あるいは5個(PAL)連続したときにの
み、垂直同期信号として検出する。
【0011】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図1は本発明による垂直同期検出装置の実
施例の構成を示すブロック図であり、図2及び3は説明
用の波形図であって、対応波形は同一符号を使用してい
る。
【0013】図1において、まず複合映像信号から同期
分離回路2で複合同期信号Aを分離する。NTSC方式
やPAL方式の複合映像信号の場合、水平ブランキング
レベル(黒レベル)以下には輝度信号は存在しない(色
副搬送波は存在する)ので、フィルタをかけて色副搬送
波を除去した後、適当なレベルで切って複合同期信号A
を分離する。分離された複合同期信号Aは図2(A)
に、垂直同期部分とその頭部を拡大した形で示す。
【0014】Vsync幅検出回路3は複合同期信号Aの垂
直同期信号(パルス)のセレーションの立ち上がり(正
方向のパルスエッジ)をVsyncパルスBとして検出す
る。垂直同期パルスの幅(立ち下がり(負方向のパルス
エッジ)から次のセレーションの立ち上がりまで)は、
NTSC方式の場合は27μs(PAL方式の場合はこ
れより若干長い)である。
【0015】従って、Vsync幅検出回路3は、入力複合
同期信号Aのすべてのパルス立ち下がり(負方向のパル
スエッジ)から27μs−10%で立ち下がり、27μ
s+10%で立ち上がるゲートパルス(図2(E))を作
り、このゲートパルスEの中に入力複合同期信号Aのパ
ルスの立ち上がりが存在する時のみ、VsyncパルスBと
して(図2参照)出力する。VsyncパルスBは垂直同期
信号部分にのみ発生する(他の部分にはパルス立ち下が
りから27μs±10%の範囲にはパルス立ち上がりは
存在しない)。
【0016】4fsc信号(fscは色副搬送波周波数)は
NTSC方式の場合でも、PAL方式の場合でも、複合
同期信号Aと位相同期しているので、ゲートパルスEは
4fsc信号を計数する形で発生させることができ、極め
て安定である。VsyncパルスBはVsyncパルスカウント
回路5と連続性検出回路4とに加わる。
【0017】連続性検出回路4はVsyncパルスBで立ち
上がり、(1/2)H後に立ち下がるリセットパルスC
を発生する。従って、VsyncパルスBが継続している間
はリセットパルスCも継続する。Vsyncパルスカウント
回路5はVsyncパルスBを計数し、リセットパルスCの
立ち下がりでリセットされる。Vsyncパルスカウント回
路5は、NTSC方式の場合は6カウント、PAL方式
の場合は5カウントで、リセットパルスCによりリセッ
トされ、このタイミング(H/2遅れ)で垂直同期リセ
ット信号Dを生成して垂直同期検出出力として2fHパ
ルスカウント回路6に送る。
【0018】図3に破線で示すような誤信号が、確率的
には極めて少ないが、存在したような場合は、誤信号パ
ルスが発生し、リセットパルスCの幅も広くなって、V
syncパルスカウント回路5のカウント数が、NTSC方
式の場合で7以上、PAL方式の場合で6以上になる可
能性がある。
【0019】この場合、Vsyncパルスカウント回路5の
カウント数が7以上または6以上になってリセットされ
ることになり、よってこのリセット時点(すなわち、カ
ウント終了時からH/2遅れたタイミング)で、その数
値を判定して、6または5以外の時には垂直同期リセッ
ト信号Dは生成されないようにしておく。尚、この6,
5の判定はリセットパルスCの立下り時点でカウント数
のデコード判定により行うことができる。
【0020】連続性検出回路4も、Vsyncパルスカウン
ト回路5も4fsc信号をクロックとしてディジタル的に
動作する。垂直同期信号はNTSC方式の場合は(52
5/2)H、PAL方式の場合は(625/2)Hの周
期をもち、2fH信号(水平同期信号を2逓倍し、水平
同期信号に位相を合わせた信号で、(1/2)H周期で発
振する発振器を、その出力と水平同期信号とを位相比較
して発振器にフィードバックして発生する)に位相同期
している。
【0021】従って、2fHパルスカウント回路6は、
2fH信号をNTSC方式の場合は525カウント、P
AL方式の場合は625カウント計数して、垂直同期信
号を再生して出力する。
【0022】尚、入力複合映像信号と位相合わせするた
め、垂直同期リセット信号Dで、NTSC方式の場合は
カウント7に、PAL方式の場合はカウント6に2fH
パルスカウント回路6をリセットする。
【0023】なお、同期分離回路2、Vsync幅検出回路
3、連続性検出回路4、Vsyncパルスカウント回路5、
2fHパルスカウント回路ともすべてカウント数を切り
替えることにより、NTSC方式とPAL方式とに共用
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セレーシ
ョンパルスを厳密に検出し、計数することによって、検
出位相精度が高く、パルス性及び幅の広いノイズにも強
い、垂直同期検出回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】Vsyncパルス検出方法を説明する波形図であ
る。
【図3】垂直同期リセット信号検出方法を説明する波形
図である。
【図4】各種垂直同期検出回路を比較して説明する波形
図である。
【符号の説明】
2 同期分離回路 3 Vsync幅検出回路 4 連続性検出回路 5 Vsyncパルスカウント回路 6 2fHパルスカウント回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン映像信号の垂直同期検出装
    置であって、複号映像信号から複号同期信号を分離する
    同期分離手段と、この複号同期信号から垂直同期パルス
    を抽出する垂直同期パルス抽出手段と、この抽出された
    垂直同期パルスの連続数を検出する連続数検出手段と、
    この連続数が予め定められた値になったときに垂直同期
    信号の検出パルスを生成する同期信号検出パルス生成手
    段とを含むことを特徴とする垂直同期信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記垂直同期パルス抽出手段は、垂直同
    期期間中のセレーションの立上がりタイミングを中心に
    その前後に所定期間をとったパルス幅を有する検出パル
    スを、前記垂直同期パルスの立下りをトリガとして生成
    する手段と、この検出パルスの幅内に前記セレーション
    の立上がりが検出されたとき前記垂直同期パルスとして
    抽出する抽出手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載の垂直同期信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記連続数検出手段は、前記抽出された
    垂直同期パルスに同期して生成され水平同期期間の1/
    2の期間後にリセットされる第1のパルスを生成する手
    段と、前記抽出された垂直同期パルスを前記第1のパル
    スの存在期間計数する計数手段とを有し、前記垂直同期
    信号検出パルス生成手段は前記計数結果が予め定められ
    た値のときのみ前記垂直同期信号の検出パルスを生成す
    るよう構成されていることを特徴とする請求項1または
    2記載の垂直同期信号検出装置。
  4. 【請求項4】 前記垂直同期信号の検出パルスによりリ
    セットされ水平同期周波数の2倍の周波数のパルスを計
    数して垂直同期信号の再生をなす手段を更に含むことを
    特徴とする請求項1〜3いずれか記載の垂直同期信号検
    出装置。
JP31288195A 1995-11-30 1995-11-30 垂直同期検出装置 Pending JPH09154082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8223265B2 (en) 2006-01-30 2012-07-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Horizontal and vertical synchronization signal generating circuit

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US8223265B2 (en) 2006-01-30 2012-07-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Horizontal and vertical synchronization signal generating circuit

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020813