JPH09153836A - 偏波切換器 - Google Patents
偏波切換器Info
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- JPH09153836A JPH09153836A JP30964695A JP30964695A JPH09153836A JP H09153836 A JPH09153836 A JP H09153836A JP 30964695 A JP30964695 A JP 30964695A JP 30964695 A JP30964695 A JP 30964695A JP H09153836 A JPH09153836 A JP H09153836A
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- switching
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏波切換制御信号出力装置付きの受信機と低
雑音コンバータに供給される電圧による偏波切換内蔵の
アンテナを組み合わせる事ができる偏波切換器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 アンテナの低雑音コンバータの高周波信
号出力ラインと受信機の高周波信号入力ラインとをコン
デンサ１３で高周波的に接続する。制御信号端子１４の
制御信号に応じて電圧切換部１８は、受信機の高周波信
号入力ラインからの電源電圧を低雑音コンバータの高周
波信号出力ラインに供給する第１の切換状態と受信機の
高周波信号入力ラインからの電源電圧を電圧変換して低
雑音コンバータの高周波信号出力ラインに供給する第２
の切換状態とに切り換える。
雑音コンバータに供給される電圧による偏波切換内蔵の
アンテナを組み合わせる事ができる偏波切換器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 アンテナの低雑音コンバータの高周波信
号出力ラインと受信機の高周波信号入力ラインとをコン
デンサ１３で高周波的に接続する。制御信号端子１４の
制御信号に応じて電圧切換部１８は、受信機の高周波信
号入力ラインからの電源電圧を低雑音コンバータの高周
波信号出力ラインに供給する第１の切換状態と受信機の
高周波信号入力ラインからの電源電圧を電圧変換して低
雑音コンバータの高周波信号出力ラインに供給する第２
の切換状態とに切り換える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星受信設備のア
ンテナ制御に関するものである。
ンテナ制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】人工衛星からの電波は、電波を有効に使
うため、垂直偏波と水平偏波の両方で送られてくる。そ
のため衛星放送受信機とアンテナの双方に偏波を切り換
えるための仕組みが必要となる。
うため、垂直偏波と水平偏波の両方で送られてくる。そ
のため衛星放送受信機とアンテナの双方に偏波を切り換
えるための仕組みが必要となる。
【０００３】図３はその基本的構成図である。１は衛星
放送を受信するための衛星放送受信アンテナで、低雑音
コンバータ（以下、ＬＮＢと称す）２は、垂直偏波の受
信信号を端子２ａに出力し、水平偏波の受信信号を別の
端子２ｂより両方同時に出力する。３は垂直偏波の受信
信号を端子３ａに入力し、水平偏波の受信信号を別の端
子３ｂより入力する衛星放送受信機である。
放送を受信するための衛星放送受信アンテナで、低雑音
コンバータ（以下、ＬＮＢと称す）２は、垂直偏波の受
信信号を端子２ａに出力し、水平偏波の受信信号を別の
端子２ｂより両方同時に出力する。３は垂直偏波の受信
信号を端子３ａに入力し、水平偏波の受信信号を別の端
子３ｂより入力する衛星放送受信機である。
【０００４】この構成では衛星放送受信機３に入力端子
３ａ，３ｂの二つ必要となり、２本の同軸ケーブル４
ａ，４ｂによってＬＮＢ２と衛星放送受信機３を接続し
なければならない。
３ａ，３ｂの二つ必要となり、２本の同軸ケーブル４
ａ，４ｂによってＬＮＢ２と衛星放送受信機３を接続し
なければならない。
【０００５】衛星放送受信機の入力端子を一つにする一
つ目の方法が、図４の構成図である。衛星放送受信アン
テナ１とそのＬＮＢ２は図１と同様である。この例の衛
星放送受信機５は、制御信号端子５ａを受信信号入力端
子５ｂとは別に有している。６は同軸切換器で、衛星放
送受信機５の制御信号端子５ａからの切換信号により垂
直偏波と水平偏波を切り換えて指定された受信信号を端
子６ａに出力する。７は端子６ａと端子５ｂを接続する
同軸ケーブルである。
つ目の方法が、図４の構成図である。衛星放送受信アン
テナ１とそのＬＮＢ２は図１と同様である。この例の衛
星放送受信機５は、制御信号端子５ａを受信信号入力端
子５ｂとは別に有している。６は同軸切換器で、衛星放
送受信機５の制御信号端子５ａからの切換信号により垂
直偏波と水平偏波を切り換えて指定された受信信号を端
子６ａに出力する。７は端子６ａと端子５ｂを接続する
同軸ケーブルである。
【０００６】この構成では、衛星放送受信機５からの制
御信号により、目的の偏波のみを同軸切換器６が選択し
衛星放送受信機５に入力する。同軸切換器５の駆動方法
として、偏波切り換えに合わせて電圧を切り換える制御
電圧を用いる方式と、電流の極性によってＬＮＢ２自身
で切り換える電磁方式がある。
御信号により、目的の偏波のみを同軸切換器６が選択し
衛星放送受信機５に入力する。同軸切換器５の駆動方法
として、偏波切り換えに合わせて電圧を切り換える制御
電圧を用いる方式と、電流の極性によってＬＮＢ２自身
で切り換える電磁方式がある。
【０００７】また、二つ目の方法が図５の構成図であ
る。この例の衛星放送受信アンテナ８のＬＮＢ９は、垂
直偏波と水平偏波を供給される電源電圧値の違いにより
切り換えて出力する。衛星放送受信機１０は偏波切り換
えのためにＬＮＢ２への供給電圧を切り換えるように構
成されている。４はＬＮＢ２の高周波信号出力ラインと
衛星放送受信機１０の高周波信号入力ラインとを接続す
るための同軸ケーブルである。
る。この例の衛星放送受信アンテナ８のＬＮＢ９は、垂
直偏波と水平偏波を供給される電源電圧値の違いにより
切り換えて出力する。衛星放送受信機１０は偏波切り換
えのためにＬＮＢ２への供給電圧を切り換えるように構
成されている。４はＬＮＢ２の高周波信号出力ラインと
衛星放送受信機１０の高周波信号入力ラインとを接続す
るための同軸ケーブルである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、図
３，図４，図５に示した何れの例でも、ＬＮＢと衛星放
送受信機の組み合わせは決まっており、組み合わせに自
由度が無い。
３，図４，図５に示した何れの例でも、ＬＮＢと衛星放
送受信機の組み合わせは決まっており、組み合わせに自
由度が無い。
【０００９】図３の構成では、入力端子を２つ持つ衛星
放送受信機と、２本の同軸ケーブルが必要である。しか
し、設置においては、接続するケーブルのできる限り少
ないことが望まれる。
放送受信機と、２本の同軸ケーブルが必要である。しか
し、設置においては、接続するケーブルのできる限り少
ないことが望まれる。
【００１０】図４の構成では、ＬＮＢと衛星放送受信機
の間に、２本の同軸ケーブルか１本の同軸ケーブルと制
御信号線が必要であり、図３と同様に接続ケーブル数は
多い。しかし、従来より、この方法は用いられており、
この方法の衛星放送受信機は、多数利用されている。
の間に、２本の同軸ケーブルか１本の同軸ケーブルと制
御信号線が必要であり、図３と同様に接続ケーブル数は
多い。しかし、従来より、この方法は用いられており、
この方法の衛星放送受信機は、多数利用されている。
【００１１】図５の構成では、１本の同軸ケーブルのみ
で接続でき、簡単な構成とすることができる。今後のＬ
ＮＢではこの形式が普及しつつある。しかし、図４の制
御信号を出力する受信機と図５のＬＮＢに供給する電圧
によって偏波を切り換えるＬＮＢを組み合わせることが
できなかった。
で接続でき、簡単な構成とすることができる。今後のＬ
ＮＢではこの形式が普及しつつある。しかし、図４の制
御信号を出力する受信機と図５のＬＮＢに供給する電圧
によって偏波を切り換えるＬＮＢを組み合わせることが
できなかった。
【００１２】本発明はこの偏波切り換えのための制御信
号を出力し偏波切り換えのためにＬＮＢへの供給電圧を
変化させることの出来ない衛星放送受信機と、垂直偏波
と水平偏波を供給される電源電圧値の違いにより切り換
えて出力するＬＮＢを組み合わせて動作させることがで
きる偏波切換器を提供することを目的とする。
号を出力し偏波切り換えのためにＬＮＢへの供給電圧を
変化させることの出来ない衛星放送受信機と、垂直偏波
と水平偏波を供給される電源電圧値の違いにより切り換
えて出力するＬＮＢを組み合わせて動作させることがで
きる偏波切換器を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の偏波切換
器は、高周波信号入力ラインに低雑音コンバータ用の電
源電圧を重畳して出力すると共に受信信号の偏波を切り
換える制御信号を前記高周波信号入力ラインとは別の制
御信号端子に出力する衛星放送受信機と、外部から高周
波ケーブルを介して高周波信号出力ラインに供給された
電源電圧に応じて受信信号の偏波を切り換える衛星受信
用アンテナの低雑音コンバータとの間に接続される偏波
切換器であって、低雑音コンバータの高周波信号出力ラ
インと衛星放送受信機の高周波信号入力ラインとを高周
波的に接続する受信信号供給ラインと、衛星放送受信機
の高周波信号入力ラインからの電源電圧を低雑音コンバ
ータの高周波信号出力ラインに供給する第１の切換状態
と衛星放送受信機の高周波信号入力ラインからの電源電
圧を電圧変換して低雑音コンバータの高周波信号出力ラ
インに供給する第２の切換状態とに制御信号端子の制御
信号に応じて切り換える電圧切換部とを設けたことを特
徴とする。
器は、高周波信号入力ラインに低雑音コンバータ用の電
源電圧を重畳して出力すると共に受信信号の偏波を切り
換える制御信号を前記高周波信号入力ラインとは別の制
御信号端子に出力する衛星放送受信機と、外部から高周
波ケーブルを介して高周波信号出力ラインに供給された
電源電圧に応じて受信信号の偏波を切り換える衛星受信
用アンテナの低雑音コンバータとの間に接続される偏波
切換器であって、低雑音コンバータの高周波信号出力ラ
インと衛星放送受信機の高周波信号入力ラインとを高周
波的に接続する受信信号供給ラインと、衛星放送受信機
の高周波信号入力ラインからの電源電圧を低雑音コンバ
ータの高周波信号出力ラインに供給する第１の切換状態
と衛星放送受信機の高周波信号入力ラインからの電源電
圧を電圧変換して低雑音コンバータの高周波信号出力ラ
インに供給する第２の切換状態とに制御信号端子の制御
信号に応じて切り換える電圧切換部とを設けたことを特
徴とする。
【００１４】請求項２記載の偏波切換器は、請求項１に
おいて、衛星放送受信機の制御信号端子から制御信号を
受ける制御信号入力部には、供給された電流または電圧
によって電圧降下が発生する抵抗を設け、制御信号の電
圧の変化と電流の変化の両方に対応して第１の切換状態
と第２の切換状態とを切り換えるように構成したことを
特徴とする。
おいて、衛星放送受信機の制御信号端子から制御信号を
受ける制御信号入力部には、供給された電流または電圧
によって電圧降下が発生する抵抗を設け、制御信号の電
圧の変化と電流の変化の両方に対応して第１の切換状態
と第２の切換状態とを切り換えるように構成したことを
特徴とする。
【００１５】請求項３記載の偏波切換器は、請求項１，
請求項２において、低雑音コンバータの高周波信号出力
ラインの電圧レベルが規定値よりも低い状態を検出して
第１の切換状態に切り換える保護回路を設けたことを特
徴とする。
請求項２において、低雑音コンバータの高周波信号出力
ラインの電圧レベルが規定値よりも低い状態を検出して
第１の切換状態に切り換える保護回路を設けたことを特
徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
と図２に基づいて説明する。図１は図４に示した衛星放
送受信機５と図５に示したＬＢＮ９の間に介装する本発
明の偏波切換器を示す。図２はその具体的な回路構成を
示している。
と図２に基づいて説明する。図１は図４に示した衛星放
送受信機５と図５に示したＬＢＮ９の間に介装する本発
明の偏波切換器を示す。図２はその具体的な回路構成を
示している。
【００１７】端子１１は衛星放送受信機５の受信信号入
力端子５ｂに同軸ケーブルで接続され、端子１２はＬＢ
Ｎ９の高周波信号出力ラインに同軸ケーブルで接続され
る。端子１１と端子１２の間は、コンデンサ１３によっ
て高周波的に接続されている。端子１４は衛星放送受信
機５の制御信号端子５ａに接続される。
力端子５ｂに同軸ケーブルで接続され、端子１２はＬＢ
Ｎ９の高周波信号出力ラインに同軸ケーブルで接続され
る。端子１１と端子１２の間は、コンデンサ１３によっ
て高周波的に接続されている。端子１４は衛星放送受信
機５の制御信号端子５ａに接続される。
【００１８】この偏波切換器には、ダイオードと抵抗で
構成される制御信号入力部１５と、ツェナーダイオード
とトランジスタで構成され短絡検出機能を持った垂直水
平判定部１６と、１５ボルトの電圧を１１ボルトに変換
する電圧変換部１７と、リレーＲＹとトランジスタで構
成されてＬＢＮ９へ送る電源電圧を１５ボルトか１１ボ
ルトに切り換える電圧切換部１８などで構成されてい
る。
構成される制御信号入力部１５と、ツェナーダイオード
とトランジスタで構成され短絡検出機能を持った垂直水
平判定部１６と、１５ボルトの電圧を１１ボルトに変換
する電圧変換部１７と、リレーＲＹとトランジスタで構
成されてＬＢＮ９へ送る電源電圧を１５ボルトか１１ボ
ルトに切り換える電圧切換部１８などで構成されてい
る。
【００１９】衛星放送受信波はＬＮＢ９より端子１１に
入力され衛星放送受信は帯域に対して充分に低いインピ
ーダンスのコンデンサ１３を介して端子１１より衛星放
送受信機５へ接続される。ＬＮＢ９への電源は衛星放送
受信機５より端子１１へ入力され端子１６より以下のよ
うに出力される。衛星放送受信機５からの偏波切換制御
信号は制御信号入力部１５へ入力される。偏波切換制御
信号が電圧の変化である場合、制御信号入力部１５の出
力には入力と同じ電圧が出力される。偏波切換制御信号
が電流の変化である場合、その電流は抵抗１９を流れ、
このとき抵抗の両端には電流に比例した電圧が発生し、
その電圧が制御信号入力部１５の出力へ出力される。つ
まり、電流の変化も電圧の変化も、電圧の変化として出
力される。電圧の変化となった偏波制御信号は、垂直水
平判定部１６に入力され、ここで、トランジスタのオン
オフによりＬＮＢ９への供給電圧を水平偏波用にするか
垂直偏波用にするかを決める。
入力され衛星放送受信は帯域に対して充分に低いインピ
ーダンスのコンデンサ１３を介して端子１１より衛星放
送受信機５へ接続される。ＬＮＢ９への電源は衛星放送
受信機５より端子１１へ入力され端子１６より以下のよ
うに出力される。衛星放送受信機５からの偏波切換制御
信号は制御信号入力部１５へ入力される。偏波切換制御
信号が電圧の変化である場合、制御信号入力部１５の出
力には入力と同じ電圧が出力される。偏波切換制御信号
が電流の変化である場合、その電流は抵抗１９を流れ、
このとき抵抗の両端には電流に比例した電圧が発生し、
その電圧が制御信号入力部１５の出力へ出力される。つ
まり、電流の変化も電圧の変化も、電圧の変化として出
力される。電圧の変化となった偏波制御信号は、垂直水
平判定部１６に入力され、ここで、トランジスタのオン
オフによりＬＮＢ９への供給電圧を水平偏波用にするか
垂直偏波用にするかを決める。
【００２０】一方、衛星放送受信機５から出力されるＬ
ＮＢ９への電源は１５ボルトである。この電源は入力端
子１１から衛星放送受信帯域に対して充分高いインピー
ダンスのインダクタ２０を介し電圧切換部１８へ供給さ
れる。
ＮＢ９への電源は１５ボルトである。この電源は入力端
子１１から衛星放送受信帯域に対して充分高いインピー
ダンスのインダクタ２０を介し電圧切換部１８へ供給さ
れる。
【００２１】電圧切換部１８は衛星放送受信機５から給
電された１５ボルトの電源電圧をそのまま出力する第１
の切換状態と、電圧変換部１７で１１ボルトに変換して
出力する第２の切換状態を有しており、第１の切換状態
と第２の切換状態は垂直水平判定部１６の結果により切
り換えられる。この実施の形態ではリレー接点Ｓ１，Ｓ
２が下側に切り換わった状態が第１の切換状態で、リレ
ー接点Ｓ１，Ｓ２が上側に切り換わった状態が第２の切
換状態である。
電された１５ボルトの電源電圧をそのまま出力する第１
の切換状態と、電圧変換部１７で１１ボルトに変換して
出力する第２の切換状態を有しており、第１の切換状態
と第２の切換状態は垂直水平判定部１６の結果により切
り換えられる。この実施の形態ではリレー接点Ｓ１，Ｓ
２が下側に切り換わった状態が第１の切換状態で、リレ
ー接点Ｓ１，Ｓ２が上側に切り換わった状態が第２の切
換状態である。
【００２２】電圧切換部１８の出力電圧は、衛星放送受
信帯域に対して充分高いインピーダンスのインダクタ２
１を介し端子１２に印加されて偏波切換器より出力され
る。また、電圧切換部１８の出力電圧は垂直水平判定部
１２へ接続されている。垂直水平判定部１２にはツェナ
ーダイオード２２を有しており、出力電圧からツェナー
電圧分だけ低い電圧で電圧切換部１６の切換信号として
利用する。このツェナーダイオードがない場合、出力電
圧が０ボルト近くまで低下するまで、電圧切換部１８は
通常の切り換えを行う。しかし、ツェナーダイオードが
ある場合、垂直水平切換部１６の電圧は出力電圧からツ
ェナー電圧を引いた電圧となるので、出力電圧がツェナ
ー電圧付近まで低下した時点で垂直水平切換部１６の出
力電圧は、ほとんど０ボルトとなる。そこで、電圧切換
部１８のリレーはスルーである１５ボルト側に切り換わ
る。
信帯域に対して充分高いインピーダンスのインダクタ２
１を介し端子１２に印加されて偏波切換器より出力され
る。また、電圧切換部１８の出力電圧は垂直水平判定部
１２へ接続されている。垂直水平判定部１２にはツェナ
ーダイオード２２を有しており、出力電圧からツェナー
電圧分だけ低い電圧で電圧切換部１６の切換信号として
利用する。このツェナーダイオードがない場合、出力電
圧が０ボルト近くまで低下するまで、電圧切換部１８は
通常の切り換えを行う。しかし、ツェナーダイオードが
ある場合、垂直水平切換部１６の電圧は出力電圧からツ
ェナー電圧を引いた電圧となるので、出力電圧がツェナ
ー電圧付近まで低下した時点で垂直水平切換部１６の出
力電圧は、ほとんど０ボルトとなる。そこで、電圧切換
部１８のリレーはスルーである１５ボルト側に切り換わ
る。
【００２３】これにより出力が完全に短絡され０ボルト
になった場合または低い抵抗で短絡されツェナー電圧以
下になった場合のいずれでも保護動作が働き電圧切換部
１８が１５ボルト側に切り換わり内部回路を過電流が流
れず、保護する事ができる。
になった場合または低い抵抗で短絡されツェナー電圧以
下になった場合のいずれでも保護動作が働き電圧切換部
１８が１５ボルト側に切り換わり内部回路を過電流が流
れず、保護する事ができる。
【００２４】ＬＮＢ９からの受信電波については、コン
デンサ１３を通り衛星放送受信機５へ接続される。この
ように、この実施の形態の偏波切換器を使用することに
よって、図４に示した衛星放送受信機５と図５に示した
ＬＢＮ９を組み合わせて使用することができる。
デンサ１３を通り衛星放送受信機５へ接続される。この
ように、この実施の形態の偏波切換器を使用することに
よって、図４に示した衛星放送受信機５と図５に示した
ＬＢＮ９を組み合わせて使用することができる。
【００２５】また、制御信号入力部１５を設けることに
よって衛星放送受信機５の制御信号の形式が電圧型であ
っても電流型であってもＬＢＮ９を組み合わせて使用す
ることができる。
よって衛星放送受信機５の制御信号の形式が電圧型であ
っても電流型であってもＬＢＮ９を組み合わせて使用す
ることができる。
【００２６】また、ツェナーダイオード２２などで構成
される保護回路を使用することによって、工事途中で短
絡事故が発生しても電圧変換部１７などの内部回路を保
護できる。
される保護回路を使用することによって、工事途中で短
絡事故が発生しても電圧変換部１７などの内部回路を保
護できる。
【００２７】
【発明の効果】請求項１の構成によれば、低雑音コンバ
ータの高周波信号出力ラインと衛星放送受信機の高周波
信号入力ラインとを高周波的に接続する受信信号供給ラ
インと、衛星放送受信機の高周波信号入力ラインからの
電源電圧を低雑音コンバータの高周波信号出力ラインに
供給する第１の切換状態と衛星放送受信機の高周波信号
入力ラインからの電源電圧を電圧変換して低雑音コンバ
ータの高周波信号出力ラインに供給する第２の切換状態
とに制御信号端子の制御信号に応じて切り換える電圧切
換部とを設けたため、偏波切換制御信号出力装置付きの
受信機と低雑音コンバータに供給される電圧による偏波
切換内蔵のアンテナを組み合わせる事ができ、既に所有
している資産を有効に利用する事が実現できる。
ータの高周波信号出力ラインと衛星放送受信機の高周波
信号入力ラインとを高周波的に接続する受信信号供給ラ
インと、衛星放送受信機の高周波信号入力ラインからの
電源電圧を低雑音コンバータの高周波信号出力ラインに
供給する第１の切換状態と衛星放送受信機の高周波信号
入力ラインからの電源電圧を電圧変換して低雑音コンバ
ータの高周波信号出力ラインに供給する第２の切換状態
とに制御信号端子の制御信号に応じて切り換える電圧切
換部とを設けたため、偏波切換制御信号出力装置付きの
受信機と低雑音コンバータに供給される電圧による偏波
切換内蔵のアンテナを組み合わせる事ができ、既に所有
している資産を有効に利用する事が実現できる。
【００２８】請求項２の構成によると、請求項１におい
て、衛星放送受信機の制御信号端子から制御信号を受け
る制御信号入力部には、供給された電流または電圧によ
って電圧降下が発生する抵抗を設けたため、衛星放送受
信機の制御信号端子の制御信号のタイプが電圧変化型と
電流変化型の両方に対応して第１の切換状態と第２の切
換状態とを切り換えることができる。
て、衛星放送受信機の制御信号端子から制御信号を受け
る制御信号入力部には、供給された電流または電圧によ
って電圧降下が発生する抵抗を設けたため、衛星放送受
信機の制御信号端子の制御信号のタイプが電圧変化型と
電流変化型の両方に対応して第１の切換状態と第２の切
換状態とを切り換えることができる。
【００２９】請求項３の構成によると、請求項１，請求
項２において、低雑音コンバータの高周波信号出力ライ
ンの電圧レベルが規定値よりも低い状態を検出して第１
の切換状態に切り換える保護回路を設けたため、工事途
中で短絡事故が発生しても内部回路を保護できる。
項２において、低雑音コンバータの高周波信号出力ライ
ンの電圧レベルが規定値よりも低い状態を検出して第１
の切換状態に切り換える保護回路を設けたため、工事途
中で短絡事故が発生しても内部回路を保護できる。
【図１】本発明の実施の形態の構成図である。
【図２】同実施の形態の具体的な回路図である。
【図３】従来の技術による水平偏波および垂直偏波受信
の構成図である。
の構成図である。
【図４】従来の技術による水平偏波および垂直偏波切り
換え受信の構成図である。
換え受信の構成図である。
【図５】従来の技術による水平偏波および垂直偏波切り
換え受信の構成図である。
換え受信の構成図である。
８ 衛星放送受信アンテナ ９ 低雑音コンバータ ５ａ 制御信号端子 ５ｂ 受信信号入力端子 ５ 衛星放送受信機 １１ 衛星放送受信機の高周波信号入力ラインとの
接続端子 １２ 低雑音コンバータの高周波信号出力ラインと
の接続端子 １３ コンデンサ １４ 衛星放送受信機の制御信号端子との接続端子 １５ 制御信号入力部 １６ 垂直水平判定部 １７ 電圧変換部 １８ 電圧切換部 １９ 抵抗 ２２ ツェナーダイオード ＲＹ リレー
接続端子 １２ 低雑音コンバータの高周波信号出力ラインと
の接続端子 １３ コンデンサ １４ 衛星放送受信機の制御信号端子との接続端子 １５ 制御信号入力部 １６ 垂直水平判定部 １７ 電圧変換部 １８ 電圧切換部 １９ 抵抗 ２２ ツェナーダイオード ＲＹ リレー
Claims (3)
- 【請求項１】 高周波信号入力ラインに低雑音コンバー
タ用の電源電圧を重畳して出力すると共に受信信号の偏
波を切り換える制御信号を前記高周波信号入力ラインと
は別の制御信号端子に出力する衛星放送受信機と、外部
から高周波ケーブルを介して高周波信号出力ラインに供
給された電源電圧に応じて受信信号の偏波を切り換える
衛星受信用アンテナの低雑音コンバータとの間に接続さ
れる偏波切換器であって、 低雑音コンバータの高周波信号出力ラインと衛星放送受
信機の高周波信号入力ラインとを高周波的に接続する受
信信号供給ラインと、 衛星放送受信機の高周波信号入力ラインからの電源電圧
を低雑音コンバータの高周波信号出力ラインに供給する
第１の切換状態と衛星放送受信機の高周波信号入力ライ
ンからの電源電圧を電圧変換して低雑音コンバータの高
周波信号出力ラインに供給する第２の切換状態とに制御
信号端子の制御信号に応じて切り換える電圧切換部とを
設けた偏波切換器。 - 【請求項２】 衛星放送受信機の制御信号端子から制御
信号を受ける制御信号入力部には、供給された電流また
は電圧によって電圧降下が発生する抵抗を設け、制御信
号の電圧の変化と電流の変化の両方に対応して第１の切
換状態と第２の切換状態とを切り換えるように構成した
請求項１記載の偏波切換器。 - 【請求項３】 低雑音コンバータの高周波信号出力ライ
ンの電圧レベルが規定値よりも低い状態を検出して第１
の切換状態に切り換える保護回路を設けた請求項１，請
求項２記載の偏波切換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30964695A JP3418491B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 偏波切換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30964695A JP3418491B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 偏波切換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09153836A true JPH09153836A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3418491B2 JP3418491B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=17995555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30964695A Expired - Fee Related JP3418491B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 偏波切換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3418491B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011114607A1 (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | パナソニック株式会社 | 受信機およびそのアンテナ制御信号の衝突検出方法 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP30964695A patent/JP3418491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011114607A1 (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | パナソニック株式会社 | 受信機およびそのアンテナ制御信号の衝突検出方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3418491B2 (ja) | 2003-06-23 |
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