JP2000134121A - 無線機器用アンテナセレクタ - Google Patents

無線機器用アンテナセレクタ

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JP2000134121A
JP2000134121A JP10305853A JP30585398A JP2000134121A JP 2000134121 A JP2000134121 A JP 2000134121A JP 10305853 A JP10305853 A JP 10305853A JP 30585398 A JP30585398 A JP 30585398A JP 2000134121 A JP2000134121 A JP 2000134121A
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radio signal
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electric field
wireless signal
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Hiroyuki Yoshida
田 啓 之 吉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小スペース化および低コスト化と性能劣化の
防止を図り、アンテナケーブルが断線していても別のア
ンテナで受信できるようにする。 【解決手段】 無線信号通過回路7、8、9として面実
装素子型のものを使用し、小スペース化および低コスト
化を図る。また、無線信号回路電源部16と各無線信号
通過回路7、8、9との間に電源部性能劣化防止回路2
2を設け、またマイコン20と無線信号受信部選択制御
回路17、18、19との間に制御部性能劣化防止回路
23、24、25を設け、不要ノイズの混入を防止して
C/N、S/N、感度等の劣化を防止する。さらに、各
アンテナ1、2、3で受信した無線信号の電界強度レベ
ルを電界強度検出部13、14、15で検出して、電界
強度信号が検出されない、またはそのレベルが低いアン
テナがある場合には、別のアンテナに順次切り換えるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用の無線およ
びケーブルVHF、UHF、BS、CSテレビ、ラジ
オ、ならびに業務用およびアマチュア用の船舶、航空、
陸上移動局等の受信機に使用されるアンテナセレクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のアンテナセレクタ回路の構
成を示している。図3において、101は無線信号を受
信するアンテナ(A)である。102は無線信号を受信
するアンテナ(B)であり、アンテナ(A)101と同
一種類か、または別種のアンテナである。103はアン
テナ(A)レセプタであり、アンテナ(A)101から
の無線信号を伝送するアンテナケーブルの受端部であ
る。104はアンテナ(B)レセプタであり、アンテナ
(B)102からの無線信号を伝送するアンテナケーブ
ルの受端部である。105は高周波リレー、スイッチ、
トロイダルコア等を用いた無線信号(A)通過回路であ
り、アンテナ(A)101からの無線信号を次段に伝達
する回路である。106は同様に高周波リレー、スイッ
チ、トロイダルコア等を用いた無線信号(B)通過回路
であり、アンテナ(B)102からの無線信号を次段に
伝達する回路である。107は無線信号受信部(A)で
あり、アンテナ(A)101からの無線信号を増幅、復
調する。108は無線信号受信部(B)であり、アンテ
ナ(B)102からの無線信号を増幅、復調する。10
9は電界強度検出部(A)であり、無線信号受信部
(A)107におけるアンテナ(A)の無線信号の電界
強度を検出する。110は電界強度検出(B)であり、
無線信号受信部(B)108におけるアンテナ(B)の
無線信号の電界強度を検出する。111は無線信号回路
電源部であり、無線信号(A)通過回路105および無
線信号(B)通過回路106へ電源を供給する。112
は無線信号受信部選択制御回路(A)であり、無線信号
(A)通過回路105を制御し、アンテナ(A)101
からの無線信号の伝送に対し有効か無効かを決定する。
113は無線信号受信部選択制御回路(B)であり、無
線信号(B)通過回路106を制御し、アンテナ(B)
102からの無線信号の伝送に対し有効か無効かを決定
する。114はマイコン(マイクロコンピュータ)であ
り、電界強度検出部(A)109および電界強度検出部
(B)110からの電界強度信号を得て、無線信号受信
部選択制御回路(A)112および無線信号受信部選択
制御回路(B)113の有効か無効かを制御する。11
5はアンテナ(A)検出部であり、アンテナ(A)10
1からの無線信号を伝送するアンテナケーブルがアンテ
ナ(A)レセプタ103に取り付けられているか否かを
検出し、取り付けられていれば、アンテナ(A)検出部
115から取り付け検出信号がマイコン114に入力さ
れ、最優先で無線信号(A)が選択される。
【0003】次に上記のように構成されたアンテナセレ
クタ回路の動作について、図4のフロー図を参照して説
明する。まず、アンテナ(A)検出部115によりアン
テナ(A)からの無線信号を伝送するアンテナケーブル
がアンテナ(A)レセプタ103に取り付けられている
かどうかを検出する(ステップS101)。アンテナケ
ーブルがアンテナ(A)レセプタ103に取り付けられ
ている場合は、次にマイコン114が、電界強度検出部
(A)109からの電界強度信号が一定レベル以上かど
うかを判定する(ステップS102)。アンテナ(A)
の受信電界強度が一定レベル以上の場合は、マイコン1
14は、無線信号受信部選択制御回路(A)112によ
り無線信号(A)通過回路105を制御し、アンテナ
(A)からの無線信号の伝送を有効にして、アンテナ
(A)を選択する。
【0004】ステップS101でアンテナ(A)検出部
115からの信号入力がない場合、およびステップS1
02でアンテナ(A)の受信電界強度が一定レベル以上
ない場合は、マイコン114は、無線信号受信部選択制
御回路(B)113により無線信号(B)通過回路10
6を制御し、アンテナ(B)からの無線信号の伝送を有
効にして、アンテナ(B)を選択する(ステップS10
4)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナセレクタ回路では、選択した受信高周波信
号の経路に対してはインピーダンスを整合させ、選択し
ていない受信高周波信号の経路に対してはインピーダン
スを不整合とする無線信号通過回路が、主として高周波
リレー、スイッチ、トロイダルコアなどを用いて構成さ
れているため、実装回路のスペース的規模が、数ミリ角
以上を基本単位とする大きさになってしまい、実装スペ
ースが大きく取られるとともに、コストが高くなるとい
う問題があった。特に、テレビ放送帯以上の周波数を扱
う家庭用テレビにおけるアンテナマッチング回路におい
て顕著である。また、一般に、アンテナセレクタによっ
て高周波信号を通過させる回路においては、近年のデジ
タル信号処理化、高速信号処理化に伴い、電源部または
制御部からの動作信号が混入し、そのノイズが受信信号
のC/N、S/N、感度等を劣化させるという問題があ
った。さらに、アンテナケーブルは、接続されていて
も、何等かの原因によってケーブルが断線している場
合、ユーザ自身が別のアンテナに切り換える操作をする
か、そのアンテナケーブルを交換しなければ、正常な受
信ができないという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、小スペース化および低コスト化と性能劣
化の防止を図り、アンテナケーブルが断線していても順
次アンテナを切り換えることにより安定した受信性能を
得ることのできる無線機器用アンテナセレクタを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アンテナセレクタの無線信号通過回路と
して面実装素子型のものを使用することにより、小スペ
ース化および低コスト化を図り、また電源回路および制
御回路と無線信号通過回路との間にフィルター回路を設
けることにより、不要ノイズの混入を防止して性能劣化
を防止し、さらに各アンテナで受信した無線信号の電界
強度レベルを検出して、電界強度信号が検出されない、
またはそのレベルが低いアンテナがある場合には、別の
アンテナに順次切り換えることにより、アンテナケーブ
ルに断線があった場合でも、正常な受信が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1に記載の発
明は、複数のアンテナを切り換えて受信ユニットに接続
する無線機器用のアンテナセレクタであって、各アンテ
ナにそれぞれ接続された複数の無線信号通過回路と、前
記各無線信号通過回路にそれぞれ接続された複数の無線
信号受信部と、マイコンに制御されて、前記それぞれの
無線信号通過回路を選択して複数のアンテナを切り換え
る無線信号受信部選択制御回路とを備え、前記各無線信
号通過回路として面実装素子型を用いたことを特徴とす
る無線機器用アンテナセレクタであり、面実装素子とし
ての一般チップ能動素子および受動素子を用いることに
より、実装面積の小スペース化および低コスト化を図る
ことができるという作用を有する。
【0009】本発明の実施の形態2に記載の発明は、各
無線信号通過回路に電源を供給する電源部と前記各無線
信号通過回路との間に、前記電源部から前記各無線信号
通過回路への不要ノイズの混入を防止するフィルタ回路
を備えたことを特徴とする請求項1記載の無線機器用ア
ンテナセレクタであり、受信信号のC/N、S/N、感
度等の劣化を防止できるという作用を有する。
【0010】本発明の実施の形態3に記載の発明は、マ
イコンと各無線信号受信部選択制御回路との間に、マイ
コンから前記各無線信号受信部選択制御回路への不要ノ
イズの混入を防止するフィルタ回路を備えたことを特徴
とする請求項1または2記載の無線機器用アンテナセレ
クタであり、受信信号のC/N、S/N、感度等の劣化
を防止できるという作用を有する。
【0011】本発明の実施の形態4に記載の発明は、各
無線信号受信部にそれぞれ接続された複数の電界強度検
出部を備え、マイコンが、前記各電界強度検出部からの
電界強度信号およびそのレベルを調べ、電界強度信号の
入力がないまたはレベルが一定以下の場合に、順次別の
アンテナに切り換えるように制御することを特徴とする
請求項1から3のいずれかに記載の無線機器用アンテナ
セレクタであり、電界強度信号が検出されない、または
そのレベルが低いアンテナがある場合には、別のアンテ
ナに順次切り換えることにより、アンテナケーブルに断
線があった場合でも、正常な受信が可能となるという作
用を有する。
【0012】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
における複数のアンテナ(AからN)を切り換えるアン
テナセレクタ回路の構成を示すものである。図1におい
て、1は無線信号を受信するアンテナ(A)である。2
は無線信号を受信するアンテナ(B)であり、アンテナ
(A)1と同一種類か、または別種のアンテナである。
3は無線信号を受信するアンテナ(N)であり、アンテ
ナ(A)1と同一種類か、または別種のアンテナであ
る。4はアンテナ(A)レセプタであり、アンテナ
(A)1からの無線信号を伝送するアンテナケーブルの
受端部である。5はアンテナ(B)レセプタであり、ア
ンテナ(B)2からの無線信号を伝送するアンテナケー
ブルの受端部である。6はアンテナ(N)レセプタであ
り、アンテナ(N)3からの無線信号を伝送するアンテ
ナケーブルの受端部である。7は面実装素子型の無線信
号(A)通過回路であり、アンテナ(A)1からの無線
信号を次段に伝達する回路である。8は面実装素子型の
無線信号(B)通過回路であり、アンテナ(B)2から
の無線信号を次段に伝達する回路である。9は面実装素
子型の無線信号(N)通過回路であり、アンテナ(N)
3からの無線信号を次段に伝達する回路である。10は
無線信号受信部(A)であり、アンテナ(A)1からの
無線信号を増幅、復調する。11は無線信号受信部
(B)であり、アンテナ(B)2からの無線信号を増
幅、復調する。12は無線信号受信部(N)であり、ア
ンテナ(N)3からの無線信号を増幅、復調する。13
は電界強度検出部(A)であり、無線信号受信部(A)
10におけるアンテナ(A)の無線信号の電界強度を検
出する。14は電界強度検出(B)であり、無線信号受
信部(B)11におけるアンテナ(B)の無線信号の電
界強度を検出する。15は電界強度検出(N)であり、
無線信号受信部(N)12におけるアンテナ(N)の無
線信号の電界強度を検出する。16は無線信号回路電源
部であり、無線信号(A)通過回路7および無線信号
(B)通過回路8および無線信号(N)通過回路9へ電
源を供給する。17は無線信号受信部選択制御回路
(A)であり、無線信号(A)通過回路7を制御し、ア
ンテナ(A)1からの無線信号の伝送の有効か無効かを
決定する。18は無線信号受信部選択制御回路(B)で
あり、無線信号(B)通過回路8を制御し、アンテナ
(B)2からの無線信号の伝送の有効か無効かを決定す
る。19は無線信号受信部選択制御回路(N)であり、
無線信号(N)通過回路9を制御し、アンテナ(N)3
からの無線信号の伝送の有効か無効かを決定する。20
はマイコン(マイクロコンピュータ)であり、電界強度
検出部(A)13および電界強度検出部(B)14およ
び電界強度検出部(N)15からの電界強度の情報を得
て、無線信号受信部選択制御回路(A)17および無線
信号受信部選択制御回路(B)18および無線信号受信
部選択制御回路(C)19の有効か無効かを制御する。
21はアンテナ(A)検出部であり、アンテナ(A)1
からの無線信号を伝送するアンテナケーブルがアンテナ
(A)レセプタ4に取り付けられているか否かを検出
し、取り付けられていれば、アンテナ(A)検出部21
から取り付け検出信号がマイコン20に入力され、最優
先で無線信号(A)が選択される。
【0013】22は電源部性能劣化防止回路であり、無
線信号回路電源部16から無線信号(A)通過回路7お
よび無線信号(B)通過回路8および無線信号(N)通
過回路9に伝達される不要高周波雑音を阻止する回路で
ある。23は制御部性能劣化防止回路(A)であり、マ
イコン20から無線信号受信部選択制御回路(A)17
を経由し、無線信号(A)通過回路7に伝達される不要
高周波雑音を阻止するフィルター回路である。24は制
御部性能劣化防止回路(B)であり、マイコン20から
無線信号受信部選択制御回路(B)18を経由し、無線
信号(B)通過回路8に伝達される不要高周波雑音を阻
止するフィルター回路である。25は制御部性能劣化防
止回路(N)であり、マイコン20から無線信号受信部
選択制御回路(N)19を経由し、無線信号(N)通過
回路9に伝達される不要高周波雑音を阻止するフィルタ
ー回路である。
【0014】次に上記のように構成されたアンテナセレ
クタ回路の動作について、図2のフロー図を参照して説
明する。まず、アンテナ(A)検出部21によりアンテ
ナ(A)からの無線信号を伝送するアンテナケーブルが
アンテナ(A)レセプタ4に取り付けられているかどう
かを検出する(ステップS1)。アンテナケーブルがア
ンテナ(A)レセプタ4に取り付けられている場合は、
次にマイコン20が、電界強度検出部(A)13からの
電界強度信号が一定レベル以上かどうかを判定する(ス
テップS2)。アンテナ(A)の受信電界強度が一定レ
ベル以上の場合は、マイコン20は、無線信号受信部選
択制御回路(A)17により無線信号(A)通過回路7
を制御し、アンテナ(A)からの無線信号の伝送を有効
にして、アンテナ(A)を選択する(S3)。
【0015】ステップS1でアンテナ(A)検出部21
からの信号入力がない場合、およびステップS2でアン
テナ(A)の受信電界強度が一定レベル以上ない場合
(電界強度信号が検出されない場合も含む。以下同
じ。)、マイコン20は、次のアンテナ(B)に切り換
える(ステップS4)。続いてマイコン20は、電界強
度検出部(B)14からの電界強度信号が一定レベル以
上かどうかを判定する(ステップS5)。アンテナ
(B)の受信電界強度が一定レベル以上の場合は、マイ
コン20は、無線信号受信部選択制御回路(B)18に
より無線信号(B)通過回路8を制御し、アンテナ
(B)からの無線信号の伝送を有効にして、アンテナ
(B)を選択する(S6)。
【0016】ステップS4でアンテナ(A)検出部21
からの信号入力がない場合、およびステップS5でアン
テナ(B)の受信電界強度が一定レベル以上ない場合、
マイコン20は、次のアンテナ(N)に切り換える(ス
テップS7)。続いてマイコン20は、電界強度検出部
(N)15からの電界強度信号が一定レベル以上かどう
かを判定する(ステップS8)。アンテナ(N)の受信
電界強度が一定レベル以上の場合は、マイコン20は、
無線信号受信部選択制御回路(N)19により無線信号
(N)通過回路9を制御し、アンテナ(N)からの無線
信号の伝送を有効にして、アンテナ(N)を選択する
(S9)。
【0017】ステップS7でアンテナ(A)検出部21
からの信号入力がない場合、およびステップS8でアン
テナ(N)の受信電界強度が一定レベル以上ない場合
は、マイコン20は、元のアンテナ(A)に切り換えて
ステップ1に戻る。
【0018】以上のように、本実施の形態によれば、無
線信号通過回路7、8、9として面実装素子型のものを
使用したので、小スペース化および低コスト化を図るこ
とができる。また、無線信号回路電源部16と各無線信
号通過回路7、8、9との間に電源部性能劣化防止回路
22を設け、またマイコン20と無線信号受信部選択制
御回路17、18、19との間に制御部性能劣化防止回
路23、24、25を設けたので、不要ノイズの混入を
防止して、C/N、S/N、感度等の劣化を防止するこ
とができる。さらに、各アンテナ1、2、3で受信した
無線信号の電界強度レベルを電界強度検出部13、1
4、15で検出して、電界強度信号が検出されない、ま
たはそのレベルが低いアンテナがある場合には、別のア
ンテナに順次切り換えるようにしたので、アンテナケー
ブルに断線があった場合でも、正常な受信が可能とな
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、アンテナセレクタの無線信号通過回路として面
実装素子型のものを使用することで、小スペース化およ
び低コスト化を図り、また電源回路および制御回路と無
線信号通過回路との間にフィルター回路を設けること
で、不要ノイズの混入を防止して性能劣化を防止し、さ
らに各アンテナで受信した無線信号の電界強度レベルを
検出して、電界強度信号が検出されない、またはそのレ
ベルが低いアンテナがある場合には、別のアンテナに順
次切り換えることで、アンテナケーブルに断線があった
場合でも、正常な受信が可能となり、良好な受信環境を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアンテナセレクタ
回路のブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるアンテナ切り換え
動作を示すフロー図
【図3】従来例におけるアンテナセレクタ回路のブロッ
ク図
【図4】従来例におけるアンテナ切り換え動作を示すフ
ロー図
【符号の説明】
1、2、3 アンテナ 4、5、6 アンテナレセプタ 7、8、9 無線信号通過回路 10、11、12 無線信号受信部 13、14、15 電界強度検出部 16 無線信号回路電源部 17、18、19 無線信号受信部選択制御回路 20 マイコン 21 アンテナ検出部 22 電源部性能劣化防止回路 23、24 制御部性能劣化防止回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナを切り換えて受信ユニッ
    トに接続する無線機器用のアンテナセレクタであって、
    各アンテナにそれぞれ接続された複数の無線信号通過回
    路と、前記各無線信号通過回路にそれぞれ接続された複
    数の無線信号受信部と、マイコンに制御されて、前記そ
    れぞれの無線信号通過回路を選択して複数のアンテナを
    切り換える無線信号受信部選択制御回路とを備え、前記
    各無線信号通過回路として面実装素子型を用いたことを
    特徴とする無線機器用アンテナセレクタ。
  2. 【請求項2】 各無線信号通過回路に電源を供給する電
    源部と前記各無線信号通過回路との間に、前記電源部か
    ら前記各無線信号通過回路への不要ノイズの混入を防止
    するフィルタ回路を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の無線機器用アンテナセレクタ。
  3. 【請求項3】 マイコンと各無線信号受信部選択制御回
    路との間に、マイコンから前記各無線信号受信部選択制
    御回路への不要ノイズの混入を防止するフィルタ回路を
    備えたことを特徴とする請求項1または2記載の無線機
    器用アンテナセレクタ。
  4. 【請求項4】 各無線信号受信部にそれぞれ接続された
    複数の電界強度検出部を備え、マイコンが、前記各電界
    強度検出部からの電界強度信号およびそのレベルを調
    べ、電界強度信号の入力がないまたはレベルが一定以下
    の場合に、順次別のアンテナに切り換えるように制御す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    無線機器用アンテナセレクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124142A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Olympus Medical Systems Corp 受信装置
JP2009246794A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Maspro Denkoh Corp テレビ放送信号伝送システム及び監視装置
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