JPH09152524A - ファイバスタブ及びその製造方法 - Google Patents
ファイバスタブ及びその製造方法Info
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- JPH09152524A JPH09152524A JP31329095A JP31329095A JPH09152524A JP H09152524 A JPH09152524 A JP H09152524A JP 31329095 A JP31329095 A JP 31329095A JP 31329095 A JP31329095 A JP 31329095A JP H09152524 A JPH09152524 A JP H09152524A
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- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3846—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture with fibre stubs
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Abstract
し、光ファイバ20の端面に傷が付くことを防止する。 【解決手段】予め端部を斜面状、球面状等に加工した所
定長さの光ファイバ20を、セラミックス製フェルール
10の中心貫通孔13に挿入固定してファイバスタブ1
を構成する。
Description
等に用いるフェルールの中心貫通孔に光ファイバを埋設
したファイバスタブに関する。
心貫通孔に、フェルールと同じ長さの光ファイバを挿入
固定したものは、ファイバスタブと呼ばれて各種光モジ
ュールに使用されている。
ードやホトダイオード等の光電変換素子4と光ファイバ
6を結合して、光信号と電気信号の変換を行う光モジュ
ールが使用されている。この光モジュールは、パッケー
ジ2の内部に光電変換素子4を備えるとともに、光ファ
イバ6を備えたフェルール5を挿入結合するための筒状
の光ファイバ結合部3を備え、この光ファイバ結合部3
にファイバスタッブ1を備えてある。
ルール5の端面をこのファイバスタッブ1に当接させれ
ば、光信号は、ファイバスタッブ1中の光ファイバを伝
わって、光電変換素子4まで伝送することができる。こ
のように、ファイバスタブ1を備えることによって、パ
ッケージ2を気密にできるとともに、フェルール5を挿
入する際のストッパーとして作用し、確実に光信号を伝
送することができる。
にセラミックス製フェルール10の中心貫通孔13に光
ファイバ20を挿入して接着剤30で固定したものであ
る。そして、固定した後で、フェルール5と当接する端
面を球面11となるように加工してフェルール5との密
着性を高めるとともに、光電変換素子4側の端面は斜面
13となるように研摩加工して、反射戻り光が光電変換
素子4に入射して特性を不安定にすることを防止するよ
うになっている。
イバスタブ1は、セラミック製のフェルール10に光フ
ァイバ20を挿入し接着した後、フェルール10と光フ
ァイバ20の両方の端面を研摩加工して斜面13を加工
するために、研摩時間が長くなるという問題があった。
しかも、この研摩工程ではセラミックス製のフェルール
10とガラス製の光ファイバ20を同時に研摩するた
め、硬度の低い光ファイバ20側の端面に傷がつきやす
く、その結果光信号の伝送効率が低下するという問題が
あった。
接着剤30で接合していたため、条件によってはフェル
ール10の中心貫通孔内での光ファイバ20の位置がず
れてしまう恐れがあった。
予め端部を斜面状、球面状等に加工した所定長さの光フ
ァイバを、セラミックス製フェルールの中心貫通孔に挿
入固定してファイバスタブを構成したものである。
らフェルールに固定することにより、固定後にフェルー
ルの端面を研摩加工する必要がない。そのため、研摩工
程を大幅に短縮して製造工程を簡略化できる。しかも光
ファイバの端面は、予め最適な条件で加工すれば良いこ
とから、端面に傷が付くことを防止できる。
を、セラミックス製フェルールの中心貫通孔に挿入した
後、熱処理を施して光ファイバを固定する工程からファ
イバスタブを製造することを特徴とする。
るとは、所定長さの光ファイバを、完全に焼結していな
いセラミックス製フェルールの中心貫通孔に挿入した
後、熱処理によってこのフェルールを焼結させ、焼結時
の収縮により中心貫通孔内の光ファイバを固定するよう
にしたものである。このように、フェルールの焼成収縮
を利用して光ファイバを固定することによって、接着剤
を使用する必要がなく、光ファイバの位置ずれを防止す
るようにすることができる。
て、予め焼結したフェルールの中心貫通孔に所定長さの
光ファイバを挿入した後、熱処理により光ファイバを部
分的に溶融させて固定させることもできる。
る。
クス製のフェルール10の中心貫通孔13に所定長さの
光ファイバ20を挿入し、エポキシ系等の接着剤30で
固定したものである。上記フェルール10の一方端は球
面11に研摩加工されており、他方端は平坦面で中央に
テーパ状の凹部12を有している。
はフェルール11と同一面となるように加工されている
が、他方の光ファイバ20の端部は凹部12内にてフェ
ルール10より突出し、その端面は斜面21となってい
る。なお、この斜面21の中心軸に垂直な面に対する角
度は3〜30°の範囲としてある。
5に示すような光モジュールの光ファイバ結合部3に備
えれば、球面11側にフェルール5を当接させて、光フ
ァイバ20との密着性を高めるとともに、光電変換素子
4側の光ファイバ20の端面は斜面21となっているこ
とから反射戻り光を防止することができる。
部では、フェルール10を斜面加工していないことから
研摩工程を大幅に短縮することができる。しかも、光フ
ァイバ20端部の斜面21はフェルール10の凹部12
中に突出していることから、この部分が破損することを
防止できる。なお、この凹部12は、光ファイバ20の
挿入を容易にするとともに、接着剤溜まりとして作用す
る。
明する。
孔13を有し、両端面が平坦面であり、一方の端部にテ
ーパ状の凹部12を有するセラミックス製のフェルール
10を用意する。一方、所定長さの光ファイバ20の一
方端を予め研摩加工して斜面21とする。この研摩加工
は光ファイバ20のみの研摩であるため、容易に行うこ
とができ、しかも斜面21に傷をつけることはない。な
お、この斜面21の加工は、光ファイバ20を治具等に
固定しておいて研摩すれば良い。あるいは、光ファイバ
20に引っ張り力と捻じり力を加えておき、一部に傷を
つけて斜めに加工することも可能である。
ルール10の中心貫通孔13に光ファイバ20を挿入
し、斜面21が凹部12内に存在する状態で接着剤30
で固定する。この時、テーパ状の凹部12により光ファ
イバ20の挿入を容易にするとともに、この凹部12を
接着剤溜まりとすることができる。
2と反対側のフェルール10及び光ファイバ20の端面
を研摩加工して球面11とすれば、本発明のファイバス
タブを得ることができる。
のフェルール10の端面を斜面に加工する必要がないこ
とから、研摩工程を大幅に短縮することができる。
は、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスを用いる
が、特にZrO2 を主成分とし、Y2 O3 、CeO2 、
Dy2 O3 等の安定化剤を含む部分安定化ジルコニアセ
ラミックスを用いることが好ましい。そして、上記セラ
ミックス原料を用いて、プレス成形、押出成形等により
成形した後、所定の温度で焼成することによって、フェ
ルール10を得ることができる。
の凹部12を段状とすることもできる。また図3(b)
に示すように、フェルール10の端面を予め斜面13に
研摩加工しておき、これに光ファイバ20を挿入固定す
ることもできる。この場合、図では光ファイバ20の斜
面21とフェルール10の斜面13を同一面としたが、
光ファイバ20側の斜面21を内側に入り込ませればこ
の斜面を保護することができる。
ル10の端部に凹部を形成せず、光ファイバ20の斜面
21とした端部をフェルール10から突出させて接着剤
30で固定することもできる。
を斜面21として反射戻り光を防止するようにした例を
示したが、その他の形状に加工しておくこともできる。
例えば、図4(a)に示すように光ファイバ20の端面
を球面22としておけば、この部分がレンズ作用を有
し、別途レンズを備える必要をなくすことができる。同
様にレンズ作用を持たせるために、図4(b)は光ファ
イバ20と同一径の球面22としたものであり、図4
(c)は光ファイバ20の端面を次第に小径となるテー
パ面23としたものである。
ェルール10と光ファイバ20を固定したものを示した
が、フェルール10の中心貫通孔13に光ファイバ20
を挿入した後、熱処理を施すことによって、接着剤30
を用いずに固定することも可能である。
りも低い温度で仮焼成し、完全に焼結していないものを
用意する。次に、このフェルール10の中心貫通孔13
に、所定長さの光ファイバ20を何も介在させずに挿入
する。そして、これらをフェルール10の本来の焼成温
度で熱処理を施せば、フェルール10が完全に焼結する
とともに収縮して光ファイバ20を保持固定することが
できる。しかも、焼成により光ファイバ20が軟化する
ことから、フェルール10の収縮による応力が加わって
も光ファイバ20にクラック等は生じない。
イバ20を固定することができ、製造工程を簡略化でき
る。また、光ファイバ20がフェルール10の中心貫通
孔13に密着して固定されるため、位置ずれを無くすこ
とができる。
セラミックスとして焼結温度の低いものを用いることが
好ましく、上述したジルコニアセラミックスの他にガラ
スセラミックス等を用いることもできる。
中心貫通孔13に光ファイバ20を挿入し、熱処理を施
すことによって、光ファイバ20の一部を溶融させた
後、冷却することによって、光ファイバ20を中心貫通
孔13に固定することもできる。
を斜面状、球面状等に加工した所定長さの光ファイバ
を、セラミックス製フェルールの中心貫通孔に挿入固定
してファイバスタブを構成したことによって、フェルー
ル側の端面を斜面状等に研摩加工する必要がないことか
ら研摩工程を大幅に短縮することができるとともに、光
ファイバの端面に傷が付くことを防止できる。
イバを、セラミックス製フェルールの中心貫通孔に挿入
した後、熱処理を施して中心貫通孔内の光ファイバを固
定する工程からファイバスタブを製造することによっ
て、接着剤を無くして製造工程を簡略化できるととも
に、フェルールの中心貫通孔内での光ファイバの位置ず
れを防止できる。
に低コストで製造することができ、光モジュール等に好
適に使用することができる。
造方法を示す図である。
断面図である。
ける光ファイバの端面形状の他の実施形態を示す図であ
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】予め端部を斜面状、球面状等に加工した所
定長さの光ファイバを、セラミックス製フェルールの中
心貫通孔に挿入固定してなるファイバスタブ。 - 【請求項2】所定長さの光ファイバをセラミックス製フ
ェルールの中心貫通孔に挿入した後、熱処理を施して光
ファイバを固定する工程からなるファイバスタブの製造
方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31329095A JP3215033B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ファイバスタブ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31329095A Expired - Fee Related JP3215033B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ファイバスタブ及びその製造方法 |
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-
1995
- 1995-11-30 JP JP31329095A patent/JP3215033B2/ja not_active Expired - Fee Related
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