JPH09152282A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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Publication number
JPH09152282A
JPH09152282A JP31175395A JP31175395A JPH09152282A JP H09152282 A JPH09152282 A JP H09152282A JP 31175395 A JP31175395 A JP 31175395A JP 31175395 A JP31175395 A JP 31175395A JP H09152282 A JPH09152282 A JP H09152282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
strainer
storage tank
cooling
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP31175395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Higuchi
政司 樋口
Eiji Takada
栄治 高田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH09152282A publication Critical patent/JPH09152282A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 散水装置内の貯水槽に設けたストレーナのメ
ンテナンスがし易い冷却装置を提供すること。 【解決手段】 冷却パイプ4とこの冷却パイプ4に散水
する散水機構5とを有する冷却塔2と、圧縮機61と凝縮
器62と膨張弁63と蒸発器64とこれらを循環する冷媒とを
有するチラー6と、冷却すべき機器から戻る被冷却流体
を前記冷却塔、蒸発器の順に導いた後前記機器に送り出
す管路とを設けた冷却装置1において、前記散水機構5
は、上部散水装置51と下部受水槽52及び下部受水槽52に
ストレーナ部9を介して接続した貯水槽54と、この貯水
槽54と前記上部散水装置51との間を結ぶ散水ポンプ55と
散水管路56とからなり、前記ストレーナ部9の一部に前
記下部受水槽52と貯水槽54を連通する貫通孔96及びこの
貫通孔を塞ぐ着脱自在の栓体10を設けた冷却装置とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却すべき機器か
ら戻る被冷却流体を冷却した後、前記機器に送り出すよ
うにした冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば18〜29℃程度の中低温域で
定温保持することができる冷却装置として図 に示すも
のが知られている。このものは冷却パイプ4に散水する
散水装置5と送風する送風装置8とからなる密閉蒸発式
冷却塔2と、圧縮機61と凝縮器62と膨張弁63と蒸発器64
とこれらを循環する冷媒とを有するチラー3とからな
り、これらを上下に一体的に構成した冷却装置1であ
る。(例えば特公平5−70069号公報参照)。
【0003】上記冷却装置における散水は、上部散水槽
51(これは散水ヘッダーでも良い。)と下部受水槽52の
間を散水管路56で結び、貯水槽54の2次側に設けた散水
ポンプ55によって圧送循環して行っている。ここで下部
受水槽52で受け取られた水は貯水槽54内にも溜めて、こ
れらの水量はボールタップ12によって一定量に補給制御
され繰返し使用される。しかし、そのうち炭酸カルシウ
ム等のスケールが析出してくるし、またルーバー部11か
ら外部の塵芥(土、木、葉、虫など雑多)が侵入するこ
とも避けられない。そのため貯水槽54の上部入口にパン
チメタル等から形成したストレーナ53を取付けて、これ
らの塵芥を人手によって定期的に取り除くというメンテ
ナンス作業が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の冷
却装置はほぼ年間を通して運転されているので、貯水槽
54内は散水ポンプ55によって常に吸引された負圧状態に
あり、その上ストレーナが塵芥で詰まってしまうと一層
吸引力が増してくる。また貯水槽54自体が冷却装置内の
奥まった狭い場所にあることも少なくないので、メンテ
ナンス作業は不安定な足場で行われる。このような状況
であるからストレーナを取り外そうにも上方の水の重さ
と下方の吸引力によって簡単には取り外せず、このメン
テナンス作業はかなりの労力と手間を要するという問題
があった。したがって本発明は、ストレーナが取外し易
くメンテナンス作業が簡単に行える冷却装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、冷却
パイプと冷却パイプへの散水機構とを有する冷却塔と、
圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とこれらを循環する冷
媒とを有するチラーと、被冷却流体を前記冷却パイプ、
蒸発器の順に導いく管路とを設けた冷却装置において、
前記散水機構は、上部散水装置と下部受水槽とこの下部
受水槽にストレーナ部を介して接続した貯水槽と、この
貯水槽と前記上部散水装置とを結ぶ散水管路および散水
ポンプとからなり、前記ストレーナ部に前記下部受水槽
と貯水槽を連通する貫通孔及びこの貫通孔を塞ぐ着脱自
在の栓体を設けた冷却装置である。尚、ストレーナ部と
は下部受水槽と貯水槽を仕切る部分に設けられた部材で
あって、ストレーナ本体に限定されるものではない。ま
た、上記において下部受水槽と貯水槽を連通する貫通孔
の孔径は前記貯水槽と散水ポンプを結ぶ散水管路の内径
よりも大径とすることが望ましい。
【0006】以上のようにストレーナ部には通常は栓体
で塞いだ貫通孔を設け、ストレーナに詰まった塵介を取
り除こうとするメンテナンス時だけこの栓を抜いて下部
受水槽と貯水槽を連通させストレーナにかかる押圧力と
吸引力を解除し、これによってストレーナ自体の取外し
を楽に行えるようにした。このとき貫通孔(栓体)は、
少なくとも散水ポンプ側の管路径よりも大径とすること
によって栓体を抜くのにはさほどの力を要しないよう
に、かつ一気に水が抜け負圧が解消されるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明の冷却装置を示すもの
であるが、基本的な構成は図4に示したものと変わると
ころはない。即ち、冷却塔1は複数層の冷却パイプ4
(伝熱性の良い銅パイプ等の伝熱パイプでよい。)とフ
ァン81を有する送風機構8と、さらに冷却パイプ4の上
方に取付けた上部散水槽あるいは散水ヘッダーなどの上
部散水装置51と冷却パイプ4の下方に取付けた下部受水
槽52と受水槽の水を一担溜める貯水槽54と貯水槽54の水
を上部散水装置51に再び返送する散水ポンプ55と管路56
(56a,56b,56c)とからなる散水機構5とを有し、
この散水機構5と送風機構8によって冷却パイプ4に散
水すると共にルーバー11から吸気した空気を冷却パイプ
4に送風して蒸発潜熱を高め効率的に被冷却流体を冷却
するようにした密閉蒸発式冷却塔である。
【0008】他方、下部のチラーは圧縮機61(複数台で
あってもよい)と凝縮器62と膨張弁ここではキャピラリ
ーチューブ63と蒸発器64とを有し、このチラー6には冷
媒が循環し、冷媒は圧縮機61において圧縮され、凝縮器
62において液化して放熱し、キャピラリーチューブ63を
介して蒸発器64内で蒸発して吸熱するサイクルを繰り返
す。そして、冷却すべき機器から戻った被冷却流体は、
配管路7を経由して冷却塔2の冷却パイプ4を通過した
後チラー6の蒸発器64に導かれ、管路7からポンプを介
して前記機器に送り出すようになっている。尚、図面で
は冷却塔2,チラー6及び機器への流出入配管は一系統
しか示していないが、これらの全部又は一部を複数の系
統によって構成してもよい。
【0009】以上の冷却装置1において、下部受水槽52
と貯水槽54との間に図2,図3に示すストレーナ部9が
取付けられている。このストレーナ部9は、ストレーナ
本体90と仕切部材91とからなり、ストレーナ本体はかご
部分92と縁部分93及び取っ手部分94,95とからなってい
る。かご部分92は市販のステンレス製のパンチングメタ
ルからなり、図2では模様化して示しているが孔径:φ
5〜φ8mm,開孔率47〜56%程度のものを使用してい
る。縁部分93は貯水槽53の入口形状に一致した四角形状
に成形して、その上部に掛けて設置している。本例では
ストレーナ本体90と仕切部材91を渡し部材13の上にかけ
て設置している。そして、仕切部材91の一部に貫通孔96
をここでは約φ20mm径で形成し、この孔には着脱自在に
塞ぐ栓体10を装着している。栓体はゴム製あるいはプラ
スチック製のもので孔96を塞ぐようになしたフタであれ
ばよい。従って、上記メンテナンスの際にはまず比較的
取外しやすいこの栓体10を抜いて受水槽側と貯水槽側を
連通させ貯水槽54内の負圧状態を弱め、ストレーナ本体
90にかかる吸引力を解除する。こうすることによってス
トレーナ本体90を容易に持ち上げて取外すことができ
る。尚、栓体96を抜くときはストレーナの開孔のほとん
どが塵芥で詰まっているような状況であると一層効果的
である。また本例では貫通孔96及び栓体10を仕切部材91
側に設けたが、これはストレーナ本体側でも良いし、ス
トレーナ本体90と仕切部材91を一体に成形したものに設
けるようにしても良い。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、冷却装置が運転中であ
ってもストレーナの取外しが改善され塵介などを取除く
メンテナンス作業が楽に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷却装置の一例を示す概略図であ
る。
【図2】 本発明の冷却装置に用いたストレーナ部の上
面の概略図である。
【図3】 図2のストレーナ部の側面の概略図である。
【図4】 従来の冷却装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…冷却装置 2…冷却塔部
3…チラー部 4…冷却パイプ 5…散水機構
6…チラー 7…被冷却流体の管路 8…送風機構
9…ストレーナ部 10…栓体 11…ルーバー
12…ボールタップ 51…上部散水槽 52…下部散水槽
53…ストレーナ 54…貯水槽 55…散水ポンプ
56…散水用管路 61…圧縮機 62…凝縮器 63…膨張弁(キャピラリー) 64…蒸発器
80…モータ 81…ファン 90…ストレーナ本体
91…仕切部材 92…かご部分 93…縁部分
94,95…取手部分 96…貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却パイプと冷却パイプへの散水機構と
    を有する冷却塔と、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器と
    これらを循環する冷媒とを有するチラーと、被冷却流体
    を前記冷却パイプ、蒸発器の順に導く管路とを設けた冷
    却装置において、前記散水機構は、上部散水装置と下部
    受水槽とこの下部受水槽にストレーナ部を介して接続し
    た貯水槽とこの貯水槽と前記上部散水装置とを結ぶ散水
    管路および散水ポンプとからなり、前記ストレーナ部に
    前記下部受水槽と貯水槽を連通する貫通孔及びこの貫通
    孔を塞ぐ着脱自在の栓体を設けたことを特徴とする冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 前記下部受水槽と貯水槽を連通する貫通
    孔の孔径は前記貯水槽と散水ポンプを結ぶ散水管路の内
    径よりも大径であることを特徴とする請求項1記載の冷
    却装置。
JP31175395A 1995-11-30 1995-11-30 冷却装置 Pending JPH09152282A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501826A (ja) * 2006-09-01 2010-01-21 チャンジョ 21 シーオー.,エルティディ. 通信装備用冷房装置
JP2010151363A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Hitachi Metals Ltd 密閉式冷却装置
CN108613476A (zh) * 2016-06-01 2018-10-02 罗金山 一种工业生产用降温装置

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