JPH09151086A - 鰹の水揚機及び水揚方法 - Google Patents

鰹の水揚機及び水揚方法

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JPH09151086A
JPH09151086A JP33258595A JP33258595A JPH09151086A JP H09151086 A JPH09151086 A JP H09151086A JP 33258595 A JP33258595 A JP 33258595A JP 33258595 A JP33258595 A JP 33258595A JP H09151086 A JPH09151086 A JP H09151086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鰹漁船における生鰹の水揚げ作業の効率を高
めて乗組員の負担を軽減し、生鰹に損傷が発生せず、か
つ、鮮度を良好に維持することができる水揚機及び水揚
方法を得ることを目的とする。 【解決手段】 鰹漁船の魚倉2内に収容した生鰹を魚倉
口4から水揚するため、魚倉口4に懸架固定された取付
台11に上下動可能に配置されたガイドレール14と、
このガイドレール14に沿って上下動自在なコンテナ取
付台19と、該コンテナ取付台19を上動及び下動する
ための駆動機構と、コンテナ取付台に搭載されたコンテ
ナ6の降下位置を調整するための変高機構とを具備して
成る鰹の水揚機と水揚方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鰹漁船の魚倉内に収
容した生鰹を船外に水揚げするための水揚機及び水揚方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から鰹漁船の魚倉に収容した生鰹を
損傷なく船外に搬送するための手段として、何人もの乗
組員が2匹の鰹の尾部を持って上甲板に開口した魚倉口
から手渡しによりリレーを行うことにより、生鰹を上甲
板と水揚場との間に配置したコンベヤ装置に送り込んで
水揚げしているのが一般的である。
【0003】上記魚倉のサイズは漁船によって異なって
いるが、116トンクラスの漁船の生鰹の収容量は約3
5トンであり、水揚げに要する時間は5〜6時間程度か
かるのが普通である。通常生鰹は氷漬けとか保冷程度の
冷凍配管を行って鮮度を維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の生鰹の水揚げ方法は、前記したように5〜6
時間もの長時間の重労働になる場合が多く、そのため乗
組員が疲労度が増大してしまうとともに、生鰹の鮮度が
低下してしまうという課題があった。
【0005】即ち、漁船の航行中は生鰹を氷漬けにした
り冷凍配管によって鮮度を維持しているが、水揚げ時に
は水を抜くために鰹の全高が1m程度に堆積されるの
で、乗組員は魚倉口から梯子を用いて魚倉内に入り、上
甲板の乗組員と梯子を利用して前記したように手渡しに
よるリレーで搬出しているのが実状であり、乗組員の疲
労に伴って生鰹の落下による損傷とか、長時間の経過に
よる鮮度低下現象が発生することが免れない。
【0006】そこで本発明はこのような従来の鰹漁船に
おける水揚げ方法が有している課題を解消して、水揚げ
作業の効率を高めて乗組員の負担を軽減し、しかも生鰹
に損傷が発生せず、鮮度を良好に維持することができる
鰹の水揚機及び水揚方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1により、鰹漁船の魚倉内に収容し
た生鰹を魚倉口から水揚するための水揚機であって、魚
倉口に懸架固定された取付台に上下動可能に配置された
ガイドレールと、このガイドレールに沿って上下動自在
なコンテナ取付台と、該コンテナ取付台を上動及び下動
するための駆動機構と、コンテナ取付台に搭載されたコ
ンテナの降下位置を調整するための変高機構とを具備し
て成る鰹の水揚機を提供する。
【0008】上記ガイドレールは魚倉口に懸架固定され
た取付台に固定されたコロ取付台内に配置された複数個
のコロにより上下動可能に支持されており、コンテナが
搭載されるコンテナ取付台にはコロ取付台を固定して、
このコロ取付台内に配置された複数個のコロによってコ
ンテナ取付台を上下動自在に支持している。
【0009】また、コンテナ取付台を上動及び下動する
ための駆動機構は、ガイドレールの上端部と下端部に配
置されたスプロケットと、コンテナ取付台に設けた一方
のチェーン取付座に一端が連結され、両スプロケット間
に巻装されてから他方のチェーン取付座に連結されたロ
ーラチェーンと、一方のスプロケットを正逆方向へ自在
に回転駆動する電動機とから構成する。更にコンテナの
降下位置を調整するための変高機構は、ガイドレールに
固定されて適宜に間隔を保って多数個の孔部が開口され
たコンテナ変高板と、このコンテナ変高板の孔部中から
選択された1個の孔部に合わせる孔部が開口された前記
ガイドレールの上下動用コロ取付台と、上記コンテナ変
高板の孔部とコロ取付台の孔部間に挿通された変高バー
とから構成する。更に上記コンテナ取付台の適宜位置に
それぞれマグネット素子を取付けるとともに、ガイドレ
ールの適宜位置にそれぞれ上記マグネット素子と対応す
る近接スイッチを取付けて、コンテナ取付台の下方と上
方での停止位置を規制するためのスイッチ部材としてい
る。
【0010】請求項7により、鰹漁船の魚倉口に懸架固
定された取付台にガイドレールを上下動可能に配置し、
該ガイドレールに沿ってコンテナ取付台を上下動自在に
取り付け、魚倉内の下方位置で停止したコンテナ取付台
に適数の生鰹を入れたコンテナを搭載して駆動機構によ
りコンテナ取付台を上動して魚倉口の外部に水揚するよ
うにした鰹の水揚方法を提供する。
【0011】そしてガイドレールに固定されたコンテナ
変高板に開口された多数個の孔部の1つと、ガイドレー
ルを支持するコロ取付台に開口された孔部を合わせて、
両孔部に変高バーを挿通することによってガイドレール
の高さを決定する。更にコンテナ取付台の下方及び上方
での停止位置は、コンテナ取付台の適宜位置に取付けた
マグネット素子と、ガイドレールの適宜位置で上記マグ
ネット素子と対応する部位に取付けた近接スイッチから
成るスイッチ部材を用いて電動機の回転駆動を停止する
ことによって規制している。
【0012】かかる鰹の水揚機及び水揚方法によれば、
生鰹の水揚げ作業の向上とともに乗組員の負担が軽減さ
れ、しかも生鰹に損傷が発生せず、水揚げ時間の短縮に
伴って生鰹の鮮度が良好に維持されるという作用が得ら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明にかか
る鰹の水揚機及び水揚方法の一実施例を説明する。図6
は本実施例を適用した鰹漁船の船体1前部の平面図であ
り、破線で示す2は魚倉、3は上甲板、4は上甲板3に
開口された魚倉口である。5は本実施例を用いた生鰹の
水揚機、6は水揚用のコンテナ、7はコンテナ搬送用の
コンベヤ装置、8は水揚場である。
【0014】図1,図2により上記水揚機5の概要と魚
倉口4に対する取付構造を説明する。11は魚倉口4に
懸架された取付台であり、この取付台11はハンドル1
2と連動する締付具13により魚倉口4の開口縁部にネ
ジ込み固定されている。
【0015】14はガイドレールであり、図1,図2の
要部を拡大した図3,図4にも示したように上記ガイド
レール14は取付台11の左右両側上下に固定されたコ
ロ取付台15,16内に配置された4組のコロ17,1
7により上下動可能に支持されている。そしてガイドレ
ール14の下端部近傍に、前記コンテナ6が搭載された
コンテナ取付台19が該ガイドレール14に沿って上下
動自在に配備されている。
【0016】上記コンテナ6が搭載されるコンテナ取付
台19の後部の左右両側上下にはコロ取付台20,21
が固定されていて、コンテナ6部分のみ取り出して示す
平面図である図5に示したように、コロ取付台20,2
1内に配置された4組のコロ22,22によってコンテ
ナ取付台19が上下動自在となっている。また、コンテ
ナ取付台19の後部で上記コロ取付台20,21の上下
位置にはチェーン取付座23,24が固定されている。
【0017】前記ガイドレール14の下端部にはスプロ
ケット25と上下調整ピン26が配置され、ガイドレー
ル14の上端部にはスプロケット27と該スプロケット
27を正逆方向へ自在に回転駆動する電動機28とが配
置されている。そして上側のチェーン取付座23に一端
が連結されたローラチェーン29が上方に配置されたス
プロケット27と下方に配置されたスプロケット25に
巻装され、該ローラチェーン29の他端部が下側のチェ
ーン取付座24に連結されている。
【0018】上記スプロケット25,27とローラチェ
ーン29及び電動機28とによってコンテナ取付台19
を上動及び下動するための駆動機構が構成される。40
は下端部に位置するスプロケット25の回転に伴う危険
防止用の保護カバーであり、41は上端部に位置するス
プロケット27と電動機28の回転に伴う危険防止用の
保護カバーである。
【0019】30はガイドレール14の後部に固定され
たコンテナ変高板であり、このコンテナ変高板30には
適宜に間隔を保って多数個の孔部31,31が開口され
ている。そして前記コロ取付台15に開口された孔部1
5aと、コンテナ変高板30に開口された孔部中から選
択された1個の孔部31に変高バー32が挿通されたこ
とによってガイドレール14の高さ、換言すればコンテ
ナ6の上下動の範囲が決定される。上記コンテナ変高板
30と孔部31,15a及び変高バー32によってコン
テナ6の降下位置を調整するための変高機構が構成され
ている。
【0020】上記コンテナ取付台19の後部と側部に
は、マグネット素子33,34が取付けられており、ガ
イドレール14には上記マグネット素子33と対応する
近接スイッチ35と、マグネット素子34と対応する近
接スイッチ36とが取付けられている。図示例では上方
の近接スイッチ36がコロ取付台15の上端部に位置し
て取り付けてある。このマグネット素子33と近接スイ
ッチ35はコンテナ取付台19の下方での停止位置を規
制するためのスイッチ部材であり、マグネット素子34
と上方の近接スイッチ36はコンテナ取付台19の上方
での停止位置を規制するためのスイッチ部材である。
【0021】かかる本実施例の作用を以下に説明する。
即ち、鰹の水揚作業を実施する際に、先ず魚倉口4に取
付台11を懸架し、ハンドル12を操作して取付台11
を締付具13により固定する。次にガイドレール14の
後部に固定されたコンテナ変高板30に開口された孔部
31の1つとコロ取付台15に開口された孔部15aと
を合わせてから変高バー32を挿通することによってガ
イドレール14の高さを決定する。また、ガイドレール
14の下端部に配置された上下調整ピン26を緩めてス
プロケット25の位置を上下に微調整することにより、
スプロケット25,27間のローラチェーン29の張力
を最適に設定する。
【0022】次にコンテナ6が魚倉2の内方に位置する
ようにセットする。このセット操作は、図外の操作盤に
設けたコンテナ降下ボタンを押すことにより、電動機2
8が逆方向に回転駆動して、この回転力がスプロケット
27からローラチェーン29及びチェーン取付座23,
24を介してコンテナ取付台19に伝達され、このコン
テナ取付台19の後部に固定されたコロ取付台20,2
1のコロ22,22の作用に伴って該コンテナ取付台1
9がガイドレール14に沿って下動することによって行
われる。
【0023】コンテナ取付台19の下方での停止位置
は、マグネット素子33が近接スイッチ35に接近する
ことによって該近接スイッチ35が作動して、電動機2
8の回転駆動が停止することによって行われる。
【0024】このようにしてコンテナ取付台19上に搭
載したコンテナ6を魚倉2の内方に降下させた後、乗組
員が魚倉2内に収容された生鰹の頭部を下向きにして順
次コンテナ6内に適数並べてからコンテナ6を上動させ
る。この上動操作は、操作盤に設けたコンテナ上昇ボタ
ンを押すと電動機28が正方向に回転駆動して、この回
転力が前記スプロケット27,25とローラチェーン2
9を介してコンテナ取付台19に伝達されて、このコン
テナ取付台19がコロ22,22の作用に伴ってガイド
レール14に沿って上動することによって行われる。
【0025】コンテナ取付台19の上方での停止位置
は、マグネット素子34が近接スイッチ36に接近する
ことによって該近接スイッチ36が作動して、電動機2
8の回転駆動が停止することによって行われる。
【0026】このようにしてコンテナ6を魚倉口4の外
方まで上動させた後、このコンテナ6をコンベヤ装置7
(図6)上に載置して水揚場8にまで搬送することによ
って生鰹の水揚作業がスムーズに遂行される。コンテナ
取付台19には別の空コンテナ6を搭載して魚倉2内に
降下させ、以下同様に水揚作業を継続する。
【0027】上記水揚作業中に魚倉2内に堆積収容され
た生鰹の総量が減少して堆積高さが低くなると、乗組員
が生鰹をコンテナ6内に並べて入れる作業がしにくくな
るため、このような場合には変高機構によってコンテナ
6の降下位置を下げる操作を実施する。この操作はガイ
ドレール14を2名の乗組員が少し持ち上げるように支
持して変高バー32を一旦抜き取り、ガイドレール14
を前記コロ取付台15,16内に配置された4組のコロ
17,17の作用によって一段又は二段下げてからコン
テナ変高板30の一段又は二段上の孔部31とコロ取付
台15に開口された孔部15aとを合わせて変高バー3
2を再度挿通すれば良い。図2,図4の仮想線32aは
変高バー32の挿通位置を上方に移動させた場合の変更
位置を示している。
【0028】この操作によってガイドレール14の高さ
が所定長だけ一段下がってコンテナ取付台19の停止位
置が魚倉2の底壁に接近した位置に移動するので、乗組
員の作業性を良好に維持することが出来る。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる鰹の水揚機及び水揚方法によれば、以下に記す作用
効果がもたらされる。即ち、生鰹の水揚げ時には魚倉口
に懸架固定した取付台にガイドレールを配置し、該ガイ
ドレールに沿ってコンテナ取付台を上下動自在に取り付
けて魚倉内に下降駆動し、下方位置で停止したコンテナ
取付台に適数の生鰹を入れたコンテナを搭載してから駆
動機構を動作させてコンテナ取付台を上動することによ
って魚倉口の外部に生鰹を水揚げすることができるの
で、従来のように何人もの乗組員が鰹の尾部を持って梯
子から魚倉口へ手渡しによりリレーを行うといった面倒
な作業はせずともよく、水揚げ作業の効率は格段に高め
られて乗組員の負担が軽減され、生鰹に損傷が発生せ
ず、かつ、作業時間の短縮に伴って生鰹の鮮度を良好に
維持することができる。
【0030】また、通常生鰹は氷漬けとか冷凍配管を行
って鮮度を維持しているが、水揚げ時には水を抜くため
に鰹の全高が1m程度に堆積されるので、水揚作業中に
魚倉内の生鰹の総量が減少して堆積高さが低くなった場
合には、変高機構を構成する変高バーの挿通位置を変え
るという方法でコンテナ取付台の停止位置を魚倉の底壁
に接近した位置に移動させることが出来るので、乗組員
が生鰹をコンテナ内に並べて入れる作業は容易となって
作業性を良好に維持することが出来る。
【0031】従って本発明によれば、従来の生鰹の水揚
げ方法が有している長時間の重労働に伴う乗組員の疲労
と、作業能率の向上による生鰹の損傷及び鮮度低下とい
う課題を解消することが可能となり、鰹漁船に採用して
有用な水揚機と水揚方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水揚機を魚倉口に取付けた構造
を説明する要部正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の要部を拡大して示す正面図。
【図4】図2の要部を拡大して示す側面図。
【図5】図1のコンテナ部分のみ取り出して示す平面
図。
【図6】本実施例を適用した鰹漁船の船体前部の平面
図。
【符号の説明】
1…船体 2…魚倉 3…上甲板 4…魚倉口 5…水揚機 6…コンテナ 7…コンベヤ装置 6…水揚場 11…取付台 12…ハンドル 13…締付具 14…ガイドレール 15,16,20,21…コロ取付台 17,22…コロ 19…コンテナ取付台 23,24…チェーン取付座 25,27…スプロケット 26…上下調整ピン 28…電動機 29…ローラチェーン 30…コンテナ変高板 31,15a…孔部 32…変高バー 33,34…マグネット素子 35,36…近接スイッチ 40,41…保護カバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鰹漁船の魚倉内に収容した生鰹を魚倉口
    から水揚するための水揚機であって、魚倉口に懸架固定
    された取付台に上下動可能に配置されたガイドレール
    と、このガイドレールに沿って上下動自在なコンテナ取
    付台と、該コンテナ取付台を上動及び下動するための駆
    動機構と、コンテナ取付台に搭載されたコンテナの降下
    位置を調整するための変高機構とを具備して成ることを
    特徴とする鰹の水揚機。
  2. 【請求項2】 上記ガイドレールを、魚倉口に懸架固定
    された取付台に固定されたコロ取付台内に配置された複
    数個のコロにより上下動可能に支持した請求項1記載の
    鰹の水揚機。
  3. 【請求項3】 上記コンテナが搭載されるコンテナ取付
    台にコロ取付台を固定して、このコロ取付台内に配置さ
    れた複数個のコロによってコンテナ取付台を上下動自在
    に支持した請求項1又は2記載の鰹の水揚機。
  4. 【請求項4】 コンテナ取付台を上動及び下動するため
    の駆動機構は、ガイドレールの上端部と下端部に配置さ
    れたスプロケットと、コンテナ取付台に設けた一方のチ
    ェーン取付座に一端が連結され、両スプロケット間に巻
    装されてから他方のチェーン取付座に連結されたローラ
    チェーンと、一方のスプロケットを正逆方向へ自在に回
    転駆動する電動機とから構成された請求項1,2又は3
    記載の鰹の水揚機。
  5. 【請求項5】 上記コンテナの降下位置を調整するため
    の変高機構は、ガイドレールに固定され、適宜に間隔を
    保って多数個の孔部が開口されたコンテナ変高板と、こ
    のコンテナ変高板の孔部中から選択された1個の孔部に
    合わせる孔部が開口された前記ガイドレールの上下動用
    コロ取付台と、上記コンテナ変高板の孔部とコロ取付台
    の孔部間に挿通された変高バーとから構成された請求項
    1,2,3又は4記載の鰹の水揚機。
  6. 【請求項6】 上記コンテナ取付台の適宜位置にそれぞ
    れマグネット素子を取付けるとともに、ガイドレールの
    適宜位置にそれぞれ上記マグネット素子と対応する近接
    スイッチを取付けて、コンテナ取付台の下方と上方での
    停止位置を規制するためのスイッチ部材とした請求項
    1,2,3,4又は5記載の鰹の水揚機。
  7. 【請求項7】 鰹漁船の魚倉口に懸架固定された取付台
    にガイドレールを上下動可能に配置し、該ガイドレール
    に沿ってコンテナ取付台を上下動自在に取り付け、魚倉
    内の下方位置で停止したコンテナ取付台に適数の生鰹を
    入れたコンテナを搭載して駆動機構によりコンテナ取付
    台を上動して魚倉口の外部に水揚することを特徴とする
    鰹の水揚方法。
  8. 【請求項8】 ガイドレールに固定されたコンテナ変高
    板に開口された多数個の孔部の1つと、ガイドレールを
    支持するコロ取付台に開口された孔部を合わせて、両孔
    部に変高バーを挿通することによってガイドレールの高
    さを決定するとともにコンテナの降下位置を調整するよ
    うにした請求項7記載の鰹の水揚方法。
  9. 【請求項9】 前記コンテナ取付台の下方及び上方での
    停止位置を、コンテナ取付台の適宜位置に取付けたマグ
    ネット素子と、ガイドレールの適宜位置で上記マグネッ
    ト素子と対応する部位に取付けた近接スイッチから成る
    スイッチ部材を用いて電動機の回転駆動を停止すること
    によって規制した請求項7又は8記載の鰹の水揚方法。
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