JPH09150647A - 車両の走行状態検出方法および検出装置 - Google Patents

車両の走行状態検出方法および検出装置

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JPH09150647A
JPH09150647A JP8254376A JP25437696A JPH09150647A JP H09150647 A JPH09150647 A JP H09150647A JP 8254376 A JP8254376 A JP 8254376A JP 25437696 A JP25437696 A JP 25437696A JP H09150647 A JPH09150647 A JP H09150647A
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traveling
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裕樹 上村
Yasunori Yamamoto
康典 山本
Tomohiko Adachi
智彦 足立
Toru Yoshioka
透 吉岡
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope

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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】前方車両の減速を確実かつ速やかに検出する。 【解決手段】レ−ダ2によって、所定時間毎に前方車両
との車間距離Lが計測される。計測された複数回の車間
距離Lに基づいて、所定回数分の車間距離の変化量d
(i)、d(i−1)、d(i−2)が算出される。算
出された所定回数分の変化量がd(i)、d(i−
1)、d(i−2)それぞれ減少であることを示し、か
つ各変化量の合計値が所定のしきい値dc1以上(所定
の減少率以上)であるときに、前方車両が減速であると
判定される。所定のしきい値dc1は、前方車両との車
間距離、相対速度、自車の車速、道路の混雑度合い、前
方視認性の度合い、下り坂の度合い等に応じて変更する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前方車両が減速状
態にあることを確実かつ速やかに検出するようにした車
両の走行状態検出方法および検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近の車両では、オ−トクル−ズ(定速
走行装置)を搭載した車両が増加する傾向にある。この
ようなオ−トクル−ズを発展させた形態として、前方車
両との車間距離をほぼ一定に保持した自動走行が行える
ようにした追従型のオ−トクル−ズも実用化され始めて
いる。
【0003】上記追従型オ−トクル−ズの場合、前方車
両が減速、特に急減速したことを検出することが強く望
まれる。すなわち、前方車両が減速したときは、そのま
ま追従走行を続けることが不可能あるいは好ましくない
場合となることが多いので、追従型のオ−トクルズ走行
を中止したり運転者に対する注意喚起のために、前方車
両の減速検出が必要となる。また、前方車両の減速検出
は、オ−トクル−ズ走行を行わない通常走行の際でも、
運転者の不注意による前方車両への接近し過ぎを防止す
る上でも望まれるものとなる。
【0004】前方車両の減速検出は、確実かつ速やかに
行うことが望まれるものである。特開昭61−1466
44号公報には、基本的に、前方車両との車間距離に基
づいて前方車両に対する相対速度を求めて、この相対速
度に基づいて前方車両の減速を判定するものが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相対速度と
いうものは短時間の間に常に変動しているものである。
したがって、相対速度に基づいて前方車両の減速を判定
する場合(相対速度から直接、あるいは相対速度に基づ
いて減速判定用のしきい値を別途設定する場合のいずれ
も)、速やかに減速判定しようとすると、判定しきい値
を減速判定し易いように設定する必要があるが、この場
合は、減速でないのに減速であると誤判定してしまう可
能性が高くなる。逆に、減速の誤判定を防止しようとす
ると、減速判定が遅くなってしまうという問題を生じ易
いものとなる。
【0006】したがって、本発明の目的は、前方車両が
減速状態にあることの判定を、確実かつ速やかに行える
ようにした車両の走行状態検出方法および検出装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明方法あるいは本発明装置は、基本的に、所定
時間毎に計測される前方車両との車間距離に基づいて、
前方車両との車間距離の変化量を決定して、この変化量
が所定回数連続して減少していることを、減速判定の第
1条件としてある。また、上記第1条件を満足したとき
に、上記所定回数分の間における車間距離の減少率が所
定のしきい値以上であることを、減速判定の第2条件と
してある。そして、第1条件と第2条件とを共に満足し
たときに、前方車両が減速状態にあると最終的に判定す
るようにしてある。
【0008】本発明方法の具体的な構成は、特許請求の
範囲における請求項1に記載したとおりである。また、
本発明装置の具体的な構成は、特許請求の範囲における
請求項2とりわけ請求項3あるいは請求項4に記載した
とおりである。
【0009】特許請求の範囲における請求項5に記載し
たように、所定のしきい値を変更するように構成するこ
とが、減速判定をより適切に行う上で好ましいものとな
る。この所定のしきい値を変更する具体的な構成が、特
許請求の範囲における請求項6以下に記載されている。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明方法および
請求項2〜請求項4に記載された本発明装置によれば、
所定回数に応じた時間の間だけ連続して前方車両との相
対距離が減少していることをみることによって、前方車
両が減速状態にあることの前提が先ず確認される。そし
て、上記所定時間の間における相対距離の減少率が所定
のしきい値以上であるときに、自車にとって対応がせま
られる真の減速であることが確認されることになる。こ
れにより、本発明方法あるいは本発明装置にあっては、
前方車両の減速を確実かつ速やかに検出することが可能
となる。
【0011】請求項5に記載したような構成とすること
により、所定のしきい値を最適化して、前方車両の減速
をより確実に検出する上で好ましいものとなる。
【0012】請求項6に記載したような構成とすること
により、潜在的な危険状態のときに、減速判定を速やか
に行う上で好ましいものとなる。
【0013】請求項7に記載したような構成とすること
により、前方車両に対する相対的な走行状態による潜在
的な危険状態、具体的には請求項8に記載したような前
方車両との車間距離に応じて、あるいは請求項9に記載
したような前方車両との相対速度に応じて、減速判定を
より適切に行う上で好ましいものとなる。
【0014】請求項10に記載したような構成とするこ
とにより、自車の走行状態による潜在的な危険状態、具
体的には請求項11に記載したような自車の車速応じ
て、減速判定をより適切に行う上で好ましいものとな
る。
【0015】請求項12に記載したような構成とするこ
とにより、走行環境による潜在的な危険状態、具体的に
は、請求項13に記載したように混雑度合いに応じて、
請求項14に記載したように割り込み車両の有無に応じ
て、請求項15に記載したようにトンネル内の走行有無
に応じて、請求項16に記載したように下り坂での走行
有無に応じて、請求項17に記載したように前方車両の
視認性に応じて、さらに請求項18に記載したように周
囲の明るさ変化に応じて、減速判定をより適切に行う上
で好ましいものとなる。
【0016】請求項19に記載したような構成とするこ
とにより、具体的には請求項20に記載したように前方
車両との相対距離と自車の車速とにより決定される自車
の運転余裕度に応じて、減速判定をより適切に行う上で
好ましいものとなる。
【0017】請求項21あるいは請求項22に記載した
ような構成とすることにより、所定のしきい値を複数の
パラメ−タに応じて変更するときに、所定のしきい値を
全体として適切に設定しつつ、各パラメ−タを勘案した
好ましいものに設定して、減速判定を極めて適切に行う
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付した図
面に基づいて説明する。図1において、1は車両で、こ
の車両1には、前方車両との距離を計測するための距離
計測手段としてのレ−ダ2(例えば超音波式あるいはレ
−ザ式で、実施例ではレ−ザ式が用いられている)が搭
載されている。このレ−ダ2は、発信器と受信器とを組
み合わせてなり、発信器から所定時間毎に検知波が出力
されて、この出力された検知波が受信器で受信されるま
での間の時間を計測することにより、前方車両との距離
が計測される。
【0019】車両1には、マイクロコンピュ−タを利用
して構成された制御ユニットUが搭載されている。この
制御ユニットUには、図2に示すように、後述する前方
車両の減速判定等を行うべく、レ−ダ2からの出力信号
に基づき所定時間毎に前方車両と自車との車間距離を計
測する車間距離検出手段と、車間距離検出手段で検出さ
れた車間距離に基づいて、前方車両と自車との車間距離
の変化量を決定する変化量決定手段と、変化量決定手段
により決定された変化量に基づき、減速、加速、追従判
定を行う走行状態判定手段(減速判定手段)とが設けら
れ、走行状態判定手段は、具体的には、変化量決定手段
により決定された変化量が所定回数連続して減少してい
ることを判定する第1判定手段と、所定回数の間におけ
る変化量の加算値が前記所定のしきい値以上であるか否
かを判定する第2判定手段とを備え、その所定のしきい
値は、しきい値変更手段により変更されることになって
いる。
【0020】この制御ユニットUには、図2に示すよう
に、前記レ−ダ2からの出力信号の他、自車の車速を検
出する車速検出手段としての車速センサS1や、日射量
を検出する日射センサS2、ヘッドライトの作動を検出
するヘッドライト作動検出手段S3、ワイパの作動を検
出するワイパ作動検出手段S4、追従型オ−トクル−ズ
を選択するマニュアルスイッチS5、その他制御で用い
るための各種信号検出用のセンサ群SGからの信号が入
力される。一方、制御ユニットUからは、制御信号が、
インストルメントパネル内の表示部3、警報手段として
の警報器4、自動ブレーキ装置5へ出力される。
【0021】インストルメントパネル内の表示部3は、
前方車両の加速、減速が検出(判定)されたときに作動
されるものであり、この表示部3により前方車両の停止
が検出されたことをも表示することがより好ましい。警
報器4および自動ブレーキ5は、前方車両の減速が検出
(判定)されたときに作動されるものであり、警報器4
は、ランプあるいはブザ−で構成することができるが、
音で告知するブザ−が、運転者への注意喚起の上で好ま
しいものである。なお、警報器4と自動ブレーキ5とは
いずれか一方のみを有するものであってもよく、自動ブ
レーキ5に加えてあるいは代わりに、自車を減速させる
適宜の手法、例えばエンジン出力調整手段6によるエン
ジンの出力低下やシフトチェンジ手段による自動変速機
のシフトダウン等を行うようにすることもできる。
【0022】制御ユニットUは、追従型のオ−トクル−
ズの機能をも有しており、このため、制御ユニットUに
よって、エンジン出力調整手段6、例えばスロットル開
度調整用アクチュエ−タ(特にガソリンエンジンの場
合)や、燃料噴射弁(特にディ−ゼルエンジンの場合)
が制御される。
【0023】次に、制御ユニットUの制御内容、つまり
減速判定の制御について図3、図4に示すフロ−チャ−
トを参照しつつ説明するが、以下の説明でQはステップ
を示す。また、図3、図4の制御は、実施例では、追従
型のオ−トクル−ズが作動しているとき(追従型オ−ト
クル−ズを選択するマニュアルスイッチが、図2中符号
S5で示される)を前提として行われるようになってい
るが、これ以外のときにも減速判定を行うようにしても
よいものである(例えば、運転者のマニュアル選択によ
る減速判定制御の要求)。
【0024】以上のことを前提として、先ず、図3のQ
1において、レ−ダ2の出力に基づいて、前方車両と自
車との今回の車間距離L(i)が算出(計測)され、次
のQ2において、所定周期毎に車間距離L(i)が3回
以上計測されいるか否かが判別される。Q2がNOのと
きにはリタ−ンされて3回以上の算出(計測)が確保さ
れる一方、Q2がYESのときにはQ3に進められる。
そして、Q3においては、今回の車間距離L(i)から
前回の車間距離L(i−1)を差し引いて今回の車間距
離の変化量d(i)が算出され、前回(1回前)の車間
距離L(i−1)から前前回(2回前)の車間距離L
(i−2)を差し引いて前回の変化量d(i−1)が算
出され、前前回の車間距離L(i−2)から前前前回
(3回前)の車間距離L(i−3)を差し引いて前前回
の変化量d(i−2)が算出される。このように、実施
例では、車間距離の変化量の所定回数の算出回数とし
て、3回分のものとされているが、複数回の適宜の回数
に設定することができる。なお、図3、図4中『i』は
サフィックスである。
【0025】次に、Q4において、減速判定用の所定の
しきい値となる第1しきい値dc1(例えば正の値)
が、後述するようにして設定され、その後、前方車両が
減速状態か否かを確実且つ速やかに判定すべく、Q5に
おいて、3回分の変化量d(i)、d(i−1)、d
(i−2)の全てが負であるか否か、つまり3回分につ
いて全て相対距離が減少しているか否かが判別され、そ
のQ5の判別でYESのときは、Q6において、3回分
の変化量d(i)、d(i−1)、d(i−2)の加算
値の絶対値(減少率)が、Q4で設定された第1しきい
値dc1よりも大きいか否かが判別される。このQ6の
判別でYESのときは、前方車両の減速状態の程度を判
定すべく、Q7において、3回分の変化量d(i)、d
(i−1)、d(i−2)の加算値の絶対値(減少率)
が第3しきい値dc3(>dc1)よりも大きいか否か
が判別される。Q7がNOのときには、Q8において、
前方車両が減速状態と判定されるも、その程度は比較的
緊急性が低いとして警報4のみが発生され、Q7がYE
Sのときには、Q9において、前方車両が緊急性の高い
減速状態と判定され、警報4と共に自動ブレ−キ5が作
動される。このQ8又はQ9の後は、Q10において、
次のQ3の処理のために、計測された車間距離Lの更新
がなされる(制御ユニットUに内蔵された記憶手段とし
てのRAMに記憶される)。
【0026】Q6の判別でNOのときは、Q11におい
て、前方車両に対して現在追従走行しているときである
として、追従中の判定がなされた後、Q10へ移行す
る。
【0027】Q5の判別でNOのときは、Q12におい
て、3回分の変化量が全て正つまり相対距離が3回共増
加しているか否かが判別される。このQ12の判別でN
Oのときは、Q13において、3回分の変化量のうち、
ある2つが正で残る1つが零であるか否かが判別され
る。このQ13の判別でYESのとき、あるいはQ12
の判別でYESのときは、それぞれQ14へ移行する。
Q14では、3回分の変化量の加算値が、加速判定用の
所定のしきい値としての第2しきい値dc2よりも大き
いか否かが判別される。このQ14の判別でYESのと
きは、Q15において、前方車両が加速状態であると判
定され、インストルメントパネル等に設けた表示部3
(図1、図2参照)に、前方車両が加速中であることが
表示される。
【0028】前記Q13の判別でNOのとき、あるいは
Q14の判別でNOのときは、それぞれQ11へ移行さ
れ、そのQ11において追従走行中であると判定され
る。この追従走行中であると判定されたときは、運転者
の選択による追従走行が良好に行われているときなの
で、特別の制御は行われない。
【0029】図4は、図3でのQ4における減速判定用
の第1しきい値dc1の設定例(変更例)を示すもので
ある。すなわち、先ず、図4のQ21において、前方車
両との車間距離に応じて、しきい値dcaが設定され
る。Q22では、前方車両との相対速度に応じて、しき
い値dcbが設定される。Q23では、自車の車速に応
じて、しきい値dccが設定される。Q24では、混雑
度合いに応じて、しきい値dcdが設定される。Q25
では、下り坂の度合いに応じて、しきい値dceが設定
される。Q26では、視認性に応じて、しきい値dcf
が設定される。Q27では、自車を運転する余裕度に応
じて、しきい値dcgが設定される。Q28では、割り
込みに応じて、しきい値dchが設定される。Q29で
は、周囲の明るさに応じて、しきい値dciが設定され
る。Q30では、トンネル内での走行の有無に応じて、
しきい値dcjが設定される。なお、各しきい値dca
〜dcj(例えば正の値)の設定の詳細については、後
述する。
【0030】Q28では、各しきい値dca〜dcj
が、所定の重み付け係数ka〜kjによって重み付けさ
れた状態で加算されて、最終的な第1しきい値dc1が
算出される。なお、各重み付け係数ka〜kjはそれぞ
れ0よりも大きくかつ1よりも小さい値で(0<ka、
kb・・・・・kf、kj<1)、その合計値が丁度1
になるように設定されている(ka+kb+・・・・・
・ki+kj=1)。勿論、重み付け係数ka〜kj
は、大きいほど、その反映度合いが大きいものとなる。
【0031】ここで、図4のQ22等で用いる相対速度
の算出に際しては、Q8、Q9、Q15での減速あるい
は加速判定の場合と、Q11での追従判定の場合とで異
なるようにされており、この点をも含めて、減速判定に
着目しつつ、図3の制御内容について、図5を参照しつ
つ図式的に説明する。
【0032】先ず、図5の周期SL毎つまり所定時間毎
に、車間距離が計測される。t1時点が、追従走行が開
始されたときであり、このt1時点がベ−スポイントと
して、このt1時点での車間距離が、基準車間距離とさ
れる(図5一点鎖線で示す車間距離)。t12時点まで
は、3回分の変化量が、いずれも図3のQ5、Q6ある
いはQ13の判別でYESとはならないとき、つまり追
従走行していると判定されるときである。このときは、
t12時点での前方車両との相対速度は、ベ−スポイン
トとしてのt1からの経過時間T2でもって、t12時
点での基準車間距離からの変化量D2を除した値とされ
る(相対速度=D2/T2)。
【0033】t13時点では、3回連続して、車間距離
が増加したときであり、図3のQ12の判別でYESに
なるときである。ただし、このときは、t13時点と、
その3回前のt10時点での間での車間距離の変化量
が、加速判定用の第2しきい値dc2よりも小さいとき
であって(図3のQ14での判別がNOのとき)、この
t13時点での相対速度は、D3を、ベ−スポイントt
1からt13時点までの経過時間T3で除した値とされ
て(D3/T3)、ベ−スポイントの変更はなされない
ものとされる。このように、追従時には、ベ−スポイン
トを更新しないことにより、相対速度が安定した値とし
て得られることになる。
【0034】t21時点では、3回連続して車間距離が
減少したときであり、この3回分の車間距離の減少量D
4が、減速判定用の第1しきい値dc1よりも大きくさ
れている。このときは、図3のQ8又はQ9に移行され
て減速判定されるときであり、このときは、相対速度の
算出に際しては、ベ−スポイントがt21時点から3回
前のt18時点に変更されて、D4を当該t18時点か
らt21時点までの経過時間T4(=3SL)で除した
値とされる(D4/T4)。t21時点以後、t2、t
23時点でも車間距離が大きく減少されるが、このとき
も、相対速度算出のためのベ−スポイントがt18か
ら、t19、t20へと順次変更されていく。
【0035】このように、減速判定されるというよう
に、前方車両との車間距離が大きく変更された場合に限
り、相対速度を算出するときのベ−スポイントが、変更
つまり更新され(加速判定されたときも同様)、追従走
行していると判定されたときは、ベ−スポイオントの変
更つまり更新がなされないものとなる。
【0036】次に、図4で設定される各種パラメ−タに
応じたしきい値dca〜dcjの具体的な設定例につい
て、図6以下を参照しつつ説明する。なお、減速判定用
の第1しきい値dc1、およびこのdc1設定用の各種
しきい値dca〜dcjは、大きいほど、減速判定しに
くくなるものである。
【0037】先ず、図6〜図8は、車間距離に応じたし
きい値dcaの設定例を示すものである。このdcaの
設定に際しては、基本的に、車間距離が大きいほど、危
険度合いが少なく、しかも危険回避に余裕があるときな
ので、車間距離が大きいときは小さいときに比してしき
い値dcaが大きく設定される。ただし、車間距離検出
手段としてのレ−ダ2の能力限界から、この能力限界を
越える範囲となる標準車間距離よりも小さい車間距離の
範囲では、しきい値dcaを大きく設定するようにして
ある(大きく変更された最大値は同じ)。
【0038】図6の場合は、ある車間距離の大きさ範囲
となる標準車間距離のときは、しきい値dcaが小さい
一定値とされ、標準車間距離よりも大きいときおよび小
さいあときはいずれも、しきい値dcaが標準車間距離
のときよりも大きな一定値に設定される。そして、しき
い値dcaの大きい一定値と小さい一定値との間は、非
線形的にdcaが徐々に変化するように設定されてい
る。なお、図6中破線で示すように、車間距離が標準車
間距離よりも小さいときは、車間距離が標準車間距離よ
りも大きい場合に比して、しきい値dcaが小さくなる
ように設定することもできる。
【0039】図7の場合は、図6の場合に比して、大き
い一定値と小さい一定値との間で、線形的に徐々にしき
い値dcaを変化させるようにしてある。なお、図7中
破線で示す意味合いは、図6の場合と同様である。
【0040】図8の場合は、図6の場合に比して、大き
い一定値と小さい一定値との間において、しきい値dc
aを急激(一気)につまり階段状に変化させるようにし
たものである。なお、図8中破線で示す意味合いは、図
6の場合と同様である。
【0041】図9〜図11は、前方車両との相対速度に
応じたしきい値dcbの設定例を示すものである。この
場合、基本的に、相対速度が零付近のときのしきい値d
cbは小さい一定値とされ、相対速度が零付近から大き
くなる場合および小さくなる場合共に、大きい一定値と
される。しきい値dcbが大きい一定値と小さい一定値
との間で変化する様子は、図9の場合は図6に対応し、
図10の場合は図7に対応し、図11の場合は図8に対
応している。
【0042】しきい値dcbが小さい一定値とされると
きの相対速度の範囲の中間値が、図9の場合は、相対速
度が零のときよりも前方車両へ近付く方向へオフセット
され、図10は図9の場合よりもさらにオフセットさ
れ、図11の場合は、図10の場合において、丁度相対
速度が零の時点で、小さい一定値と大きい一定値との間
で急激にしきい値dcbはが変化するように設定されて
いる。
【0043】図12〜図14は、自車の車速に応じたし
きい値dccの設定例を示す。しきい値dccの設定に
際しては、基本的に、車速が大きいときは、小さいとき
に比して、しきい値dccが小さくなるように設定され
る。図12〜図14の場合共に、しきい値dccは、車
速が小さいときは大きい一定値に設定され、車速が大き
いときは小さい一定値に設定される。そして、図12の
場合は、大きい一定値と小さい一定値との間でのしきい
値dccの変化が、非線形的に徐々に変化され、図13
の場合は線形的に徐々に変化され、図14の場合は階段
状に急激に変化されるように設定されている。
【0044】図15は、混雑度合いに応じてしきい値d
cdを変更する場合の設定例を示すものである。図15
は、前方にある車両の数をレ−ダ2によって識別つまり
検出して、基本的に、前方車両の数が多いときは少ない
ときに比して、しきい値dcdが小さくなるようにして
ある。具体的には、しきい値dcdは、識別台数が少な
いときは大きい一定値とされ、識別台数が多いときは小
さい一定値とされ、この大きい一定値と小さい一定値と
の間が非線形的に徐々に変化されるように設定してあ
る。
【0045】図16〜図18は、図15の内容をより具
体的に説明したものである。レ−ダ2は、図16に示す
ように、一定の検出幅を有しており、該レ−ダ2は、図
17に示すように、その検出幅の下で、前方車両A、
B、Cの存在を検出すると共に、その各前方車両A、
B、Cと自車との車間距離を検出する。このことから、
周期SL毎に受信波の数が検出され(R(ステップを示
す)1、R2)、その受信波の数を識別台数として、図
15に基づき、しきい値dcdが設定される。
【0046】勿論、前方車両の数を識別するために、別
途カメラを搭載して、カメラで撮影されている映像中の
車両の数をカウントするようにしてもよい。
【0047】図19、図20は、混雑度合いを、所定時
間内において検出された車間距離の変化のピ−ク数(ピ
−ク値の数)に応じて判断するようにしたものである
(混雑しているほど、車間距離が頻繁に増減変化される
ことを考慮)。すなわち、図19は、図20の場合に比
して、車間距離のピ−ク数が多いときで混雑度合いが激
しいときである場合となっており、この混雑度合いは、
車間距離のピ−ク数を図15の横軸として、ピ−ク数に
応じてしきい値dcdが設定される(ピ−ク数大でしき
い値dcdが小)。
【0048】図21〜図23は、図19、図20の内容
をより具体的に説明したものである。すなわち、周期S
L毎に車間距離が検出され(S(ステップを示す)1、
S2)、その車間距離が前回計測値に対して増減してい
るか否かが判定される(S3)。そして、このことに関
し、m回分が記憶され(S4)、車間距離が減少状態か
ら増加に変化したタイミングの数が算出される(S
5)。そして、特性線図(図15)に基づき、dcdが
算出される(S6)。したがって、図23の場合が、所
定時間内において車間距離が減少状態から増加に変化し
たタイミングの数が1であるのに対し、図22のタイミ
ング数が2であり、図22の場合の方が、図23の場合
よりも、混雑することが反映されることになる。
【0049】混雑度合いを検出する別の手法として、例
えば、車体に作用する前後G(前後方向加速度)に基づ
いて行うこともできる(前後Gの変化のピ−ク数が多い
ほど混雑の度合いが大きい)。具体的には、車間距離の
変化のピ−ク数を利用する前記図21におけるフロ−チ
ャ−トのS2の車間距離の検出に代えて、自車速の検出
を行うことになる。
【0050】図24は、下り坂の度合いに応じたしきい
値dceの設定例を示すものである。すなわち、基本的
に、下りの度合い(下り傾斜の程度)が大きいときは小
さいときに比して、しきい値dceが小さくなるように
してある。より具体的には、しきい値dceは、下り坂
の度合いが小さいときは大きい一定値とされ、下り坂の
度合いが大きいときは小さい一定値とされ、この大きい
一定値と小さい一定値との間が徐々に変化されるように
設定してある。
【0051】下り坂の度合いを検出するために、図2の
センサ群SG中に、傾斜検出手段としての傾斜計を含め
るようにすることができる。ただし、例えば現在のスロ
ットル開度とエンジン回転数と変速機のギア比と車速と
から、理論的に下り坂の度合いを算出するようにするこ
ともできる(スロットル開度とエンジン回転数とギア比
とから定まる平坦路用の基準車速と実際の車速とを比較
する)。
【0052】図25〜図27は、視認性に応じたしきい
値dcfの設定例を示すものである。この場合には、走
行環境として、視認性が悪いときは、良いときに比し
て、しきい値dcfが小さくなるように設定してある。
具体的には、先ず、レ−ダ2を利用して、周期SL毎
に、受光レベルと車間距離とが検出される(T(ステッ
プを示す)1、T2、T3)。この場合、図26に示す
ように、車間距離が延びるに従って受光レベルが低下す
る(図26中においては、100%が60%に低下する
ものを示す)。次に、T4において、T2、T3の受光
レベル、車間距離を利用して、図27の三次元の特性線
図に基づき、しきい値dcfが算出される。
【0053】視認性を検出する別の手法として、例え
ば、ワイパが作動されているとき(ワイパ作動時は、レ
−ダ2の受光レベルが低下しているときと判断すること
もできる)、あるいはヘッドライトが点灯されている時
に、視認性が悪い状態と判断するように設定することも
できる。
【0054】図28は、自車の運転の余裕度に応じたし
きい値dcgの設定例を示すものである。この余裕度
は、前方車両に対する車間距離と自車の車速とをパラメ
−タとして設定するようにしてあり、車間距離が大きい
ほど余裕度が大きくかつ自車速が小さいほど余裕度が大
きくなるように設定してある。実施例では、車間距離を
自車速で除した値を余裕度として、基本的に、余裕度が
大きいときは小さいときに比してしきい値dcgが大き
くなるようにしてある。より具体的には、しきい値dc
gは、余裕度が小さいときは小さい一定値とされ、余裕
度が大きいときは大きい一定値とされ、この大きい一定
値と小さい一定値との間で徐々に変化されるように設定
されている。
【0055】上記余裕度として、車間距離と自車速とを
パラメ−タとして設定することは、、実際の運転状況と
よく合致するものである。すなわち、運転者は、前方車
両との車間距離が大きいほど運転に余裕をもち、また自
車速が小さいほど運転に余裕をもつことになり、運転に
余裕を与える種々の要因のうち、この車間距離と自車速
とが非常に大きなウエイトを占めるものとなる。したが
って、図4のQ27における重み付け係数ka〜kjの
うち、余裕度に応じたしきい値dcg用の重み付け係数
kgを最大となるように設定しておくのが好ましい。
【0056】図29は、車両の割り込みに応じたしきい
値dchの設定例を示すものである。この割り込みに関
しては、割り込み車両が検出されたときには、割り込み
車両が検出されないときに比べて、しきい値dchが小
さくなるように設定してある。具体的には、レ−ダ2を
利用して、周期SL毎に車間距離が検出され(V(ステ
ップを示す)1、V2)、その車間距離が前回の車間距
離よりも所定量以上減少しているか否かが判別される
(V3)。V3がYESのときには、車両の割り込みが
あるとして、タイマがスタ−トされると共にしきい値d
chがahに設定される(V4、V5)。V3がNOの
ときには、車両の割り込み後、一定の間、しきい値dc
hがahであることを確保すべく、タイマが動作中か否
かが判別されると共に、タイマが動作中である場合には
タイマがスタ−トしてから所定時間が経過したか否かが
判別される(V6、V7)。V7がNOのときには、タ
イマ時間が所定時間を経過していないとして、しきい値
dchがahに設定され続ける一方、V7がYESのと
きには、タイマ時間が所定時間を経過したとして、タイ
マがリセットされると共に、しきい値dchが前記ah
よりも大きいbh(>ah)に設定され(V8、V
9)、以後、車両の割り込みがない限り、V1〜V3、
V6のNOを経由して、そのしきい値dchがbhに設
定され続ける。
【0057】図30、図31は、周囲の明るさに応じた
しきい値dciの設定例を示すものである。この周囲の
明るさに関しては、車両が急に明るいところに入ったり
急に暗いところに入ったりしたときには、運転手の目が
慣れずに危険な状況にあることを考慮し、図30に示す
ように、所定時間内に所定以上の明るさの変化があった
ときには、変化がないときに比べて、しきい値dciが
小さくなるように設定してある。具体的には、周期SL
毎に、日射センサS2により明るさが検出され、(W
(ステップを示す)1、W2)、その明るさが所定時間
内に所定以上の明るさの変化があったか否かが判別され
る(W3)。W3がYESのときには、所定の明るさ変
化があったとして、タイマがスタ−トされると共にしき
い値dciがaiに設定される(W4、W5)。W3が
NOのときには、所定の明るさ変化後、一定の間、しき
い値dciがaiであることを確保すべく、タイマが動
作中か否かが判別されると共に、タイマが動作中である
場合にはタイマがスタ−トしてから所定時間が経過した
か否かが判別される(W6、W7)。W7がNOのとき
には、タイマ時間が所定時間を経過していないとして、
しきい値dciがaiに設定され続ける一方、W7がY
ESのときには、タイマ時間が所定時間を経過したとし
て、タイマがリセットされると共に、しきい値dciが
前記aiよりも大きいbi(>ai)に設定され(W
8、W9)、以後、所定の明るさ変化がない限り、W1
〜W3、W6のNOを経由して、そのしきい値dciが
biに設定され続ける。
【0058】図32〜図34は、トンネル走行に応じた
しきい値dcjの設定例を示すものである。トンネル走
行に関しては、昼間、トンネルに入ったときに周囲が暗
くなることについては、前述の周囲の明るさ変化による
dci補正により対処できるものの、トンネル内は暗く
閉塞性の高い環境とされ、トンネル内において追突事故
等が発生すると、重大事故となってしまうおそれがあ
る。このため、トンネル内の走行中は、トンネル内を走
行していないときに比して、しきい値dcjが小さくな
るように設定してある。具体的には、図32、図33に
示すように、トンネル8内を走行中においては、車両の
日射センサS2が、トンネル8内の複数の照明灯9の強
弱を周期的に検出することを利用して、車両がトンネル
内を走行中であることを検出し、これにより、トンネル
8内の走行中は、トンネル8内を走行していないときに
比して、しきい値dcjが小さくされる。より具体的に
図34のフロ−チャ−トにより説明すれば、先ず、X1
において、日射センサS2からの信号を読み込み、次の
X2において、誤差(センサノイズ)削除のためロ−パ
スフィルタ等により高周波成分が除去される。次に、X
3において、X2の信号の微分値が算出され、X4にお
いて、微分値がマイナスからプラスに変化されるタイミ
ングが演算される。そして、次のX5において、前のタ
イミングから今回のタイミングまでの時間t(図33参
照)が、所定値T1 、T2 (T1 <T2)の間に位置す
るか否かが判別される。このX5がYESのときには、
トンネル内を走行中であるとして、X6において、しき
い値dcjが小さい値ajに設定され、X5がNOのと
きには、トンネル内を走行していないとして、X7にお
いて、しきい値dcjが大きい値bjに設定される。
【0059】尚、周囲の明るさ変化に関連して、特に昼
間にトンネル内を走行していることの検出は、例えば車
両に搭載されている時計が夜間でないことを示してお
り、かつヘッドライトが点灯されていること(またはイ
ンストルメントパネル付近に設けられた光センサが日光
を検出しないこと)も利用できる。
【0060】また、前述した各しきい値dca〜dcj
設定等のために別途検出手段としてのセンサが必要な場
合は、このセンサは図2におけるセンサ群SGに含まれ
るものである。また、図6〜図15、図18〜図34に
示すマップは、制御ユニットU内に装備された記憶手段
としてROMにあらかじめ作成、記憶されているもので
ある。
【0061】図35、図36は他の実施例を示す。この
実施例においては、減速判定よりもさらに早く警報を行
いたいものとして前方車両が停止している場合があるこ
とを考慮し、停止判定を行うと共に、警報が実際に即す
るように動作されるようにすべく、追従、減速モ−ド等
の各モ−ドに応じて、警報動作タイミングが設定される
ことになっている。しかも、警報を発するほどではない
前方車両の動向をもドライバが的確に把握できるように
すべく、前方車両の減速、停止、加速中である旨が表示
部3に表示されることになっている。
【0062】具体的には、前記実施例の図3のフロ−チ
ャ−トを改良して、停止判定等が加味されている。この
ため、図35において、図3と同一内容については同一
符号を付してその説明を省略し、新たな内容についての
み、別符号を付して説明する。
【0063】この実施例においては、Q7で、Q6のし
きい値dc1よりも大きいしきい値dc3を利用して、
3回分の変化量d(i)、d(i−1)、d(i−2)
の加算値の絶対値(減少率)がしきい値dc3(例えば
正の値)よりも大きいか否かが判別され、Q7がNOの
ときにQ8−2において減速判定がなされる一方、Q7
がYESのときには、Q9−2において停止判定がなさ
れる。そして、Q8−2、Q9−2の後、計測された車
間距離Lの更新を行うQ10を経て、Q16において、
警報動作タイミング等の制御が行われる。
【0064】警報動作タイミング等の制御は、図36の
フロ−チャ−トに基づいて行われる。Q21において、
追従モ−ドか否かが判別され、Q21がYESのときに
は、追従モ−ドであるとして、Q22において、追従モ
−ド用の警報車間距離Lが設定される。このQ22の警
報車間距離Lは、ドライバを危険な領域に介入させない
ようにするべく、ドライバがブレ−キ動作を行うのに要
する時間t1と自車の速度vとの積として算出される。
そして、次のQ23において、その警報車間距離Lより
も検出車間距離が大きいか否かが判別され、Q23がY
ESのときには、そのままリタ−ンされる一方、Q23
がNOのときには、車間距離が警報車間距離よりも短く
なったとして、Q24において、警報が発せられる。さ
らに、Q25において、検出車間距離がL/2よりも小
さいか否かが判別され、Q25がNOのときにはリタ−
ンされて、警報のみが発せられ続ける一方、Q25がY
ESのときには、緊急性が高いとして、Q26におい
て、自動ブレ−キが作動される。
【0065】Q21がNOのときには、Q27におい
て、減速モ−ドか否かが判別される。Q27がYESの
ときには、Q28において減速モ−ド用の警報車間距離
Lが設定されると共に、Q29において前方車両が減速
中である旨の報知がなされ、この後、前記Q23に進む
ことになる。Q28における減速モ−ド用の警報車間距
離Lは、ドライバが自車速度に比例した車間距離でブレ
−キ操作をする傾向に着目し、前記t1よりも大きい固
定値t3と自車速度vとの積として算出され、Q29に
おける前方車両が減速中である旨の報知は、インストル
メントパネル内の表示部3に表示されて、気ぜわしくさ
せられることなく前方車両が減速中であることがドライ
バに伝えられる。
【0066】Q27がNOのときには、Q30において
停止モ−ドか否かが判別される。Q30がYESのとき
には、Q31において停止モ−ド用の警報車間距離Lが
設定されると共に、Q32において前方車両が停止中で
ある旨の報知がなされ、この後、前記Q23に進むこと
になる。Q31における停止モ−ド用の警報車間距離L
は、自車の速度vから減速度αで停止できる距離に、ド
ライバが減速作動に移るのに必要とする時間t1だけ走
行する距離を加えて設定されており、Q32における前
方車両が停止中である旨の報知も、インストルメントパ
ネル内の表示部3に表示されて気ぜわしくさせられるこ
とが防止されることになっている。
【0067】Q30がNOのときには、Q33において
加速モ−ドか否かが判別される。Q33がNOのときに
はリタ−ンされる一方、Q33がYESのときには、Q
34において加速モ−ド用の警報車間距離Lが設定され
ると共に、Q35において前方車両が加速中である旨の
報知がなされる。Q34における加速モ−ド用の警報車
間距離Lは、実験的手法により前記t1よりも小さく決
められる固定値t2と、自車の速度vとの積として設定
され、Q35における前方車両が加速中である旨の報知
も、インストルメントパネル内の表示部3に表示されて
気ぜわしくさせられることが防止されることになってい
る。この後、前記Q23に進むことになり、通常は、検
出車間距離がQ34の警報車間距離Lよりも大きいとし
てリタ−ンされ、特別に、検出車間距離がQ34の警報
車間距離Lよりも大きくない状態にならない限り警報等
の処理は行われない。
【0068】以上実施例について説明したが、例えば次
のようにすることもできる。 (1)相対速度を計算するときのベ−スポイントの更新
(変更)は、計測毎に変更することもできる。 (2)加速判定のしきい値となる第2しきい値dc2も、
適宜のパラメ−タに応じて変更することもできる。
【0069】(3)種々のパラメ−タに応じて減速判定用
の第1しきい値dc1を変更する場合、ある基準のパラ
メ−タ、例えば図28に示す余裕度に応じて基準しきい
値を設定し、他のパラメ−タに応じて補正係数を設定し
て(dca、dcb等を補正係数とする)、この補正係
数を基準しきい値に乗算することにより、最終的な第1
しきい値dc1を得るようにすることもできる。
【0070】(4)本発明の目的は、明示した内容に限ら
ず、発明の効果、利点、好ましいとされた内容に対応し
た目的をも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両の一例を示す簡略斜視
図。
【図2】本発明の制御系統を示す図。
【図3】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図4】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図5】本発明の制御内容を図式的に示すタイムチャ−
ト。
【図6】車間距離に応じた減速判定用しきい値の変更例
を示す図。
【図7】車間距離に応じた減速判定用しきい値の第2の
変更例を示す図。
【図8】車間距離に応じた減速判定用しきい値の第3の
変更例を示す図。
【図9】相対速度に応じた減速判定用しきい値の変更例
を示す図。
【図10】相対速度に応じた減速判定用しきい値の第2
の変更例を示す図。
【図11】相対速度に応じた減速判定用しきい値の第3
の変更例を示す図。
【図12】自車速に応じた減速判定用しきい値の変更例
を示す図。
【図13】自車速に応じた減速判定用しきい値の第2の
変更例を示す図。
【図14】自車速に応じた減速判定用しきい値の第3の
変更例を示す図。
【図15】混雑度合いに応じた減速判定用しきい値の変
更例を示す図。
【図16】混雑度合いをレ−ダにより検出する内容を示
す図。
【図17】図16の混雑度合いを図式的に説明する図。
【図18】図15、図16の混雑度合いに基づく減速判
定用しきい値の決定を説明するフロ−チャ−ト。
【図19】混雑度合いを、混雑している場合として車間
距離間のピ−ク数により判断する一例を示す図。
【図20】混雑度合いを、混雑していない場合として車
間距離間のピ−ク数により判断する一例を示す図。
【図21】図19、図20の内容を具体的に説明するフ
ロ−チャ−ト。
【図22】図19、図20の内容を、混雑している場合
として判断する一例を示す図。
【図23】図19、図20の内容を、混雑していない場
合として判断する一例を示す図。
【図24】下り坂の度合いに応じた減速判定用しきい値
の変更例を示す図。
【図25】視認性に応じた減速判定用しきい値の変更例
を示すフロ−チャ−ト。
【図26】レ−ダによる車間距離と受光レベルとの関係
を図式的に説明する図。
【図27】図25のフロ−チャ−トにおいて用いられる
特性図。
【図28】運転の余裕度に応じた減速判定用しきい値の
変更例を示す図。
【図29】車両の割り込みに応じた減速判定用しきい値
の変更例を示すフロ−チャ−ト。
【図30】図29の内容を図式的に説明する図。
【図31】周囲の明るさに応じた減速判定用しきい値の
変更例を示すフロ−チャ−ト。
【図32】トンネル走行を概念的に示す図。
【図33】トンネル走行において、日射センサが検出す
る照明灯の強弱を図式的に示す図。
【図34】トンネル走行の有無に応じた減速判定用しき
い値の変更例を示すフロ−チャ−ト。
【図35】他の実施例に係る制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【図36】図35の内容をさらに詳しく説明するフロ−
チャ−ト。
【符号の説明】
1:車両 2:レ−ダ(車間距離計測用) 4:警報器 5:自動ブレーキ 6:エンジン出力調整手段 S1:車速センサ S2:マニュアルスイッチ(追従式定速走行選択用) SG:センサ群 U:制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 17/93 G01S 17/88 A (72)発明者 足立 智彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 吉岡 透 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定時間毎に得られる前方車両と自車との
    車間距離から該前方車両と自車との車間距離の変化量を
    決定して、該決定された変化量が所定回数連続して減少
    しており、かつ該所定回数の間における車間距離の減少
    率が所定のしきい値以上であるときに、前方車両が減速
    状態であると判定する、ことを特徴とする車両の走行状
    態検出方法。
  2. 【請求項2】所定時間毎に得られる前方車両と自車との
    車間距離から該前方車両と自車との車間距離の変化量を
    決定して、該決定された変化量が所定回数連続して減少
    しており、かつ該所定回数の間における車間距離の減少
    率が所定のしきい値以上であるときに、前方車両が減速
    状態であると判定するように構成されている、ことを特
    徴とする車両の走行状態検出装置。
  3. 【請求項3】 所定時間毎に前方車両と自車との車間距離を計測する車
    間距離検出手段と、前記車間距離検出手段で検出された
    車間距離に基づいて、前方車両と自車との車間距離の変
    化量を決定する変化量決定手段と、 前記変化量決定手段により決定された変化量が所定回数
    連続して減少しており、かつ該所定回数の間における変
    化量の加算値の絶対値が所定のしきい値以上であるとき
    に、前方車両が減速状態であると判定する減速判定手段
    と、を備えていることを特徴とする車両の走行状態検出
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記減速判定手段が、 前記変化量決定手段により決定された変化量が所定回数
    連続して減少していることを判定する第1判定手段と、 前記所定回数の間における変化量の加算値の絶対値が前
    記所定のしきい値以上であるか否かを判定する第2判定
    手段と、 を備えている、ことを特徴とする車両の走行状態検出装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 前記所定のしきい値を変更するしきい値変更手段をさら
    に備えている、ことを特徴とする車両の走行状態検出装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記しきい値変更手段が、潜在的危険状態に応じて前記
    所定のしきい値を変更するように設定されている、こと
    を特徴とする車両の走行状態検出装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記潜在的危険状態が、前方車両に対する相対的な走行
    状態として設定されている、ことを特徴とする車両の走
    行状態検出装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前方車両に対する前記相対的な走行状態が、前方車両と
    の車間距離として設定されて、 前方車両との車間距離が大きいときは小さいときに比し
    て、前記所定のしきい値が大きくされる、ことを特徴と
    する車両の走行状態検出装置。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前方車両に対する前記相対的な走行状態が、前方車両と
    の相対速度として設定されて、 前方車両へ接近する方向の相対速度が大きいときは小さ
    いときに比して、前記所定のしきい値が小さくされる、
    ことを特徴とする車両の走行状態検出装置。
  10. 【請求項10】請求項6において、 前記潜在的危険状態が、自車の走行状態として設定され
    ている、ことを特徴とする車両の走行状態検出装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、 自車の車速が大きいときは小さいときに比して、前記所
    定のしきい値が小さくされる、ことを特徴とする車両の
    走行状態検出装置。
  12. 【請求項12】請求項6において、 前記潜在的危険状態が、自車の走行環境として設定され
    ている、ことを特徴とする車両の走行状態検出装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、 前記走行環境が、道路の混雑度合いとされて、 混雑度合いが大きいときは小さいときに比して、前記所
    定のしきい値が小さくされる、ことを特徴とする車両の
    走行状態検出装置。
  14. 【請求項14】請求項12において、 前記走行環境が、自車の前方への割り込み車両があると
    きとされ、 割り込み車両があるときはないときに比して、前記所定
    のしきい値が小さくされる、ことを特徴とする車両の走
    行状態検出装置。
  15. 【請求項15】請求項12において、 前記走行環境が、トンネル内での走行中とされ、 トンネル内を走行中は、トンネル内を走行していないと
    きに比して、前記所定のしきい値が小さくされる、こと
    を特徴とする車両の走行状態検出装置。
  16. 【請求項16】請求項12において、 前記走行環境が、下り坂での走行中とされ、 下り坂を走行中は、下り坂を走行していないときに比し
    て、前記所定のしきい値が小さくされる、ことを特徴と
    する車両の走行状態検出装置。
  17. 【請求項17】請求項12において、 前記走行環境が、前方車両の視認性が悪いときとされ、 前方車両の視認性が悪いときは、視認性が良い場合に比
    して、前記所定のしきい値が小さくされる、ことを特徴
    とする車両の走行状態検出装置。
  18. 【請求項18】請求項12において、 前記走行環境が、周囲の明るさ変化とされ、 所定時間内に所定以上の明るさ変化があったときには、
    該明るさ変化がないときに比して、前記所定のしきい値
    が小さくされる、ことを特徴とする車両の走行状態検出
    装置。
  19. 【請求項19】請求項5において、 自車の車速と前方車両に対する車間距離とに基づいて決
    定される運転余裕度に応じて、前記所定のしきい値が変
    更される、ことを特徴とする車両の走行状態検出装置。
  20. 【請求項20】請求項19において、 前記余裕度が、前方車両に対する車間距離を自車の車速
    で除した値とされ、 前記余裕度が大きいときは小さいときに比して、前記所
    定のしきい値が大きくされる、ことを特徴とする車両の
    走行状態検出装置。
  21. 【請求項21】請求項5において、 前記所定のしきい値が、複数種のパラメ−タに応じて変
    更されるように設定され、 前記複数種のパラメ−タを構成する個々のパラメ−タ毎
    に、特有しきい値が設定され、 前記個々のパラメ−タ毎に設定された特有しきい値をそ
    れぞれ所定の重み付けをして、該おもみ付けされた後の
    複数の特有しきい値を加算することにより、前記所定の
    しきい値を決定するように構成されている、ことを特徴
    とする車両の走行状態検出装置。
  22. 【請求項22】請求項5において、 前記所定のしきい値が、複数種のパラメ−タに応じて変
    更されるように設定され、 前記複数種のパラメ−タのうちある1部の基本パラメ−
    タに基づいて基準しきい値が決定され、 前記複数種のパラメ−タのうち、前記基本パラメ−タを
    除く他のパラメ−タに基づいて補正係数が設定され、 前記基準しきい値を、前記補正係数で補正することによ
    り、前記所定のしきい値を決定するように構成されてい
    る、ことを特徴とする車両の走行状態検出装置。
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