JPH09150359A - 弁及び弁座の研磨装置 - Google Patents

弁及び弁座の研磨装置

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JPH09150359A
JPH09150359A JP34535595A JP34535595A JPH09150359A JP H09150359 A JPH09150359 A JP H09150359A JP 34535595 A JP34535595 A JP 34535595A JP 34535595 A JP34535595 A JP 34535595A JP H09150359 A JPH09150359 A JP H09150359A
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JP
Japan
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valve
swivel
valve rod
attached
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP34535595A
Other languages
English (en)
Inventor
Boo Renaato Hanson
ボー レナート ハンソン
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UEIKU FIELD KK
Original Assignee
UEIKU FIELD KK
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの装置で弁と弁座の両方を研磨すること
ができる。 【解決手段】 弁棒に取り付ける旋回台保持部8にベア
リング13を介して旋回台14を水平方向回転自在に支
承する。また、該旋回台14を旋回台駆動機構15によ
って所定の速度で回転させる。旋回台14に垂直方向回
転自在に支持杆22を取り付け、且つ上下の所定の位置
で回転を止めることができるようにする。また、該支持
杆22の端部に、内外方向に所定の角度で傾斜する摺動
ガイド24を設け、これに所定のタイミングと所定の速
度で摺動する摺動部材25を取り付ける。該摺動部材2
5上に固定した支持杆26の上端にグラインダ27を取
り付ける。一方、弁棒の長さ方向の中央部付近に弁棒を
垂直に保持する部材3を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大型ディーゼル機関
の排気弁棒及び排気弁座、あるいは各種の弁及び弁座の
研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶用大型ディーゼル機関等において
は、弁と弁座の密着性を保つために定期的にこれらの研
磨を行う。そして、従来は弁の弁面とこれが接触するシ
リンダ体の弁座とは、夫々別の装置によって研磨を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように研
磨作業を別々に行う場合は、構成の異なる研磨装置が二
台必要になり、不経済である。また、この2台の研磨装
置の据え付けるスペースを確保する必要があり、特に船
舶の大型ディーゼルエンジンの場合、その弁棒及び弁箱
が長く、その上相当な重量になるため、その設置場所の
確保並びにその設定に苦労する。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、弁棒に直接機械本体を取り付けて研磨を行い、また
研磨は弁棒を中心としてその周囲を螺旋状に上下動する
1個のグラインダを用いる。この同じ機械本体に弁棒も
しくは仮の棒(スピンドル)を取り付け、弁箱にスピン
ドルを嵌挿した状態において弁座を研磨するようにし
て、従来装置による問題点を解消することができるよう
にした弁及び弁座の研磨装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、弁棒の長さ方向の中央部付近に取り付ける、弁棒
を垂直に保持するための保持部材と、シリンダ体の弁案
内の下端に嵌め込む所要の長さの弁棒下端受部材と、弁
棒の長さ方向の上部寄りの部分に取り付ける旋回台保持
部と、該旋回台保持部にベアリングを介して水平方向回
転自在に支承した旋回台と、該旋回台に固定したモータ
を駆動源として回転する回転軸に固着した回転駆動プー
リ及び前記旋回台保持部に水平に固定した所要径のプー
リと、これらプーリ間に掛け回したベルトとをもって構
成する旋回台回転駆動機構と、前記旋回台に垂直方向回
転自在に取り付け且つ上下の所定位置にて回転を止める
ことができるようになし、端部に内端側が下がるように
して内外方向に所定の角度で傾斜する摺動ガイドを設け
た支持杆と、前記支持杆の摺動ガイドに取り付け、所定
のタイミングで、且つ所定の速度で該摺動ガイドに沿っ
て摺動する摺動部材と、前記摺動部材上に弁棒と平行す
るように固定した支持杆の上端部に取り付けたグライン
ダにある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照しつつ説明する。本例では大型のディーゼル機関に
ついて説明する。図中1は弁であり、1aは弁棒、1b
は弁頭、1cは弁面である。2は弁箱であり、2aは弁
座、2bは弁案内である。
【0007】3は弁箱2の弁座2aの下部に後記支持杆
が当接する位置に取り付ける、弁捧1aの垂直を保持す
るための保持部材である。また、該保持部材3は、弁棒
1aに外嵌する環状体4に放射状に所要の長さの支持杆
5,5を突出させている。なお、各支持杆5,5の先端
にはゴム等からなるすべり止め6,6を取り付けてい
る。
【0008】7は弁箱2の弁案内2bの下端に嵌め込む
所要の長さの弁棒下端受部である。この弁棒下端受部7
は弁座2aを研磨するときに弁棒1aを下から押し上
げ、グラインダ27の位置が弁座2aと適合するように
調節するためのものである。
【0009】8は弁棒1aの長さ方向の上部寄りの部分
に取り付ける旋回台保持部である。この旋回台保持部8
は、弁棒1aに遊嵌した円筒体9を有し、この円筒体9
の内面の上下端部に凹部9aを設けると共に、外面の上
下端部に雌ネジ9bを刻設している。そして上記凹部9
a内には、くさび状のウレタン製の止めリング10を収
容している。円筒体9の上下端には、前記円筒体9の雌
ネジ9bと噛合する雄ネジ11aを内面に刻設したキャ
ップ状の締付体11を取り付けている。さらに、この締
付体11内には押圧リング12を配置している。この押
圧リング12のくさび状の先端が前記円筒体9の凹部9
aの内面と前記止めリング10の外面との間に入り込ん
で、止めリング10を弁棒1a側に締め付けるのであ
る。
【0010】上記旋回台保持部8を、弁棒1aの所定位
置に取り付けようとする場合には、緩めていたキャップ
状の締付体11を締め付け方向に回せばよく、これによ
り押圧リング12が円筒体9の凹部9aと止めリング1
0の間に深く押し込まれる。そして、これに伴い押圧リ
ング12が止めリング10を外側から内向きに強く押圧
する。そのため止めリング10が強く弁棒1aに接触
し、旋回台保持部8は弁棒1aに固定されるのである。
【0011】13はベアリング、14は該ベアリング1
3を介して前記旋回台保持部8に水平方向回転自在に支
承した旋回台である。15は旋回台駆動機構である。該
旋回台駆動機構15は、旋回台14に固定したモータ1
6と、該モータ16を駆動源として回転する回転軸17
に固着した回転駆動プーリ18と、前記旋回台保持部に
水平に固定した所要径のプーリ19と、これらプーリ1
8、19間に掛け回したシンクロベルト20とをもって
構成している。尚、回転駆動プーリ18とプーリ19と
の直径差は、旋回台14の旋回スピードを考慮して適宜
に決定する。また、図示した例においてはクラッチ21
を設けて回転駆動プーリ18の回転方向を切り替えるこ
とができるようにしている。なお、モータ16の回転力
の減速機構は図上省略している。
【0012】22は前記旋回台14に垂直方向回転自在
に取り付け、且つ上下の所定位置で回転を止めることが
できるようにした支持杆である。また、この支持杆22
は、本例では軸22aを前記旋回台14の端部に設けた
環状の支承体23に回転自在に嵌合してなり、また図示
しないノックピンを介して真上と真下の位置で確実に回
転を止めて固定することができるようにしている。そし
て、上記支持杆22の端部には、内端側が下がるように
所定の角度で傾斜している摺動ガイド24を設けてい
る。尚、該摺動ガイド24の傾斜角度は弁面1cと弁座
2aの傾斜角度と一致する角度である。
【0013】前記支持杆22の上端の摺動ガイド24に
は摺動部材25が取り付けられている。この摺動部材2
5は、所定のタイミングと所定の速度で摺動ガイド24
に沿って摺動する。そして、この摺動部材25は、前記
モータ16の作動に同期して作動し、またゆっくりした
速度で摺動する。尚、摺動させる機構については図上省
略している。
【0014】前記摺動部材25上には、弁棒1aと平行
するように支持杆26を固定する。27は前記支持杆2
6の上端部に取り付けたグラインダである。また、該グ
ラインダ27は、手動で内外方向に位置を微調整する装
置28を介して前記支持杆26に固定している。
【0015】次に、上記構成例の作用について説明す
る。先ず、弁1の弁面1cの研磨について説明する。モ
ータ16が作動すると回転駆動プーリ18が回転し、旋
回台14は水平方向にゆっくりと回転する。一方、これ
と同時に摺動部材25が、摺動ガイド24に沿ってゆっ
くりと斜め且つ内向きに摺動する。これによりグライン
ダ27は弁棒1aを中心としてその周囲を螺旋状に下降
する。そして、弁面1cの全体を上から下に向けて研磨
し終ったら、再び摺動部材25を外方向に摺動させ、今
度は弁面1cを下から上に向けて研磨するものである。
【0016】そして、以上のようにして研磨したら、次
に弁座2aの研磨を行う。このときには弁棒下端受部7
によって弁棒1aもしくは仮のスピンドルを押し上げ
る。そしてグラインダ27を弁座2aに当てる。その
後、前記と同様に、モータ16と摺動部材25を作動さ
せて研磨を行うのである。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成であるから、一
つの装置で弁と弁座の両方を研磨することができる。ま
た各パーツを夫々の研磨装置に運んでセットする手間を
省くことができるから、無駄な労力を省くことができる
と共に、作業能率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部を破断して示した正面図である。
【図2】本発明の要部の部分拡大図である。
【符号の説明】
3 弁棒の保持部材 4 環状体 5 支持杆 7 弁棒下端受部 8 旋回台保持部 13 ベアリング 14 旋回台 15 旋回台駆動機構 16 モータ 17 回転軸 18 回転駆動プーリ 19 プーリ 20 シンクロベルト 22 支持杆 24 摺動ガイド 25 摺動部材 26 支持杆 27 グラインダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒の長さ方向の中央部付近に取り付け
    る、弁棒を垂直に保持するための保持部材と、シリンダ
    体の弁案内の下端に嵌め込む所要の長さの弁棒下端受部
    材と、弁棒の長さ方向の上部寄りの部分に取り付ける旋
    回台保持部と、該旋回台保持部にベアリングを介して水
    平方向回転自在に支承した旋回台と、該旋回台に固定し
    たモータを駆動源として回転する回転軸に固着した回転
    駆動プーリ及び前記旋回台保持部に水平に固定した所要
    径のプーリと、これらプーリ間に掛け回したベルトとを
    もって構成する旋回台回転駆動機構と、前記旋回台に垂
    直方向回転自在に取り付け且つ上下の所定位置にて回転
    を止めることができるようになし、端部に内端側が下が
    るようにして内外方向に所定の角度で傾斜する摺動ガイ
    ドを設けた支持杆と、前記支持杆の摺動ガイドに取り付
    け、所定のタイミングで、且つ所定の速度で該摺動ガイ
    ドに沿って摺動する摺動部材と、前記摺動部材上に弁棒
    と平行するように固定した支持杆の上端部に取り付けた
    グラインダとからなる、弁及び弁座の研磨装置。
JP34535595A 1995-11-28 1995-11-28 弁及び弁座の研磨装置 Pending JPH09150359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101685918B1 (ko) * 2015-10-08 2016-12-14 주식회사 대정인텍 선박 엔진용 배기밸브 및 밸브시트 자동연마장치

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JPS60123260A (ja) * 1983-12-05 1985-07-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 研削装置
JPS6029447B2 (ja) * 1974-09-11 1985-07-10 ヤンマー農機株式会社 コンバインの穀稈搬送装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971209