JPH0536615Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0536615Y2
JPH0536615Y2 JP105687U JP105687U JPH0536615Y2 JP H0536615 Y2 JPH0536615 Y2 JP H0536615Y2 JP 105687 U JP105687 U JP 105687U JP 105687 U JP105687 U JP 105687U JP H0536615 Y2 JPH0536615 Y2 JP H0536615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
polishing
face
guide
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP105687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63110362U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP105687U priority Critical patent/JPH0536615Y2/ja
Publication of JPS63110362U publication Critical patent/JPS63110362U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0536615Y2 publication Critical patent/JPH0536615Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は船舶等に用いる大型内燃機関の給・排
気弁の弁フエースを研磨するための給・排気弁研
磨装置に関する。
<従来の技術及びその問題点> 船舶等の大型内燃機関の給・排気弁の弁フエー
スの研磨は、従来、例えば第2図に示すような方
法で行われていた。すなわち、弁箱01に弁座0
2を取付け、この弁座02のシート部02aに弁
フエース03aが当接するように弁03を載置す
る。そして弁ヘツド03bの弁システム03c取
付側とは逆側である底面03dに取付けられたハ
ンドル04を用いて、前記弁座02のシート部0
2aに砥粒を塗布しながら、該弁03を入力によ
り回転及び上下に動かすことにより研磨を行つて
いた。
ところが、弁フエース03aの径が大きくなる
と弁03が重くなるので、上述のような人力での
研磨作業は困難であつた。そのため、第3図に示
すような研磨装置も用いられている。
同図に示すように、この研磨装置は、装置本体
010に設けられた支持台011に、弁03を弁
ヘツド03bが上になるように取付けるようにな
つており、この弁03は支持台011に内蔵され
たモータ(図示せず)により軸中心に回転自在と
なつている。一方、装置本体010には研削砥石
取付台012を介して研削砥石支持台013が取
付けられており、この支持台013には、先端部
に研削砥石014が固着された軸015が回転自
在に取付けられている。また、軸015の他端部
には歯車016が固着されており、この歯車01
6がブラケツト017を介して支持台013に固
設されているモータ018の軸に固着されている
歯車019と噛合している。よつて、モータ01
8の回転駆動により研削砥石014が回転され
る。なお、支持台013は軸015の方向に往復
動するとともに切込み調整機構020により上下
動するようになつている。よつて、回転しながら
往復動し且つ上下動する研削砥石014を弁03
の弁フエース03aに当接させることにより弁フ
エース03aの全周が研磨される。
しかしながら、上述したような研磨装置は機構
が複雑で、高価であるという問題がある。
本考案は、このような事情に鑑み、機構が簡単
で安価であり、大径の給・排気弁の弁フエースを
効率よく研磨しうる大型内燃機関の給・排気弁研
磨装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 前記目的を達成する本考案の構成は、大型内燃
機関の給・排気弁の弁フエースを研磨する装置に
おいて、前記弁をその弁ヘツドを下側にして支持
台上に軸中心回転自在に支持するとともに前記弁
の弁ヘツドの弁ステム逆側である底面中央部に設
けられた継手に回転駆動源を連結し、且つこの弁
の弁フエースに当接する当接面を有する円板状の
研磨座を該弁の弁フエース上に載置する一方、前
記弁ステムには分割式のガイドを固定し、このガ
イドに前記研磨座の内周面又は外周面と摺接する
円筒状の円筒ガイドを固定してなることを特徴と
する。
<作用> 前記構成において、弁フエースに砥粒を塗布し
た弁を回転駆動すると、弁ステムに固定されたガ
イド及び円筒ガイドが弁とともに回転する。一
方、研磨座は当接面を弁フエースに当接させたま
ま回転せずに略一定位置にとどまる。したがつて
研磨座の当接面と弁フエースとの摺接により弁フ
エースを研磨することができる。また、この際、
研磨座を円筒ガイドにより摺接案内され、半径方
向へずれることはない。
<実施例> 以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照し
ながら説明する。
第1図は、本実施例にかかる給・排気弁研磨装
置の断面図である。同図に示すように、大型内燃
機関の排気弁であり、弁ヘツド1a及び弁ステム
1bからなる弁1は、弁ステム1bを上側にした
状態で支持台2上に、スラスト軸受3を介して載
置されている。すなわち、支持台2の中央部には
円周部に軸受3が取付けられた孔2aが形成され
ており、弁1は弁ステム1bの反対側面である底
面1cの中央部に取付けられた継手4を前記孔2
aに挿入するようにして載置されている。そし
て、継手4には支持台2の内方に固設されたモー
タ5の軸に固定された継手6が連結しており、弁
1はモータ5により回転駆動されるようになつて
いる。
このように載置された弁1には、円筒状の研磨
座7が上方から挿入・載置されており、この研磨
座7の当接面7aと弁フエース1dとが当接する
ようになつている。また、この研磨座7の内方に
はやはり上方から挿入される円筒状の円筒ガイド
8が摺動自在に嵌合しており、この円筒ガイド8
は、弁ステム1bに固定されるガイド9に、ボル
ト10により締結されている。ガイド9は、2分
割可能な円盤形状であり、合せ部9aを相対向さ
せてボルト・ナツト11を締結することにより、
ステム挟持部9bが弁ステム1bを挟持して固定
されるようになつている。このとき、円筒ガイド
8の外周面8aは弁フエース1dと同芯になるよ
うになつている。そしてこの外周面8aに研磨座
7の内周面7bが当接するようになるので、研磨
座7は確実にセンタリングされ、その当接面7a
が弁フエース1dに当接するようになる。なお、
研磨座7の外周にはばね掛け12が複数本突設さ
れる一方、支持台2の上面にはこれらに対応する
ばね掛け13が設けられている。そしてこれらば
ね掛け12と13とを引つ張るばね14で連結す
ることにより、研磨座7は下方に引つ張られ、且
つ軸回りの回動が制限されるようになつている。
次に、このような研磨装置の作用を説明する。
弁フエース1dに研磨用砥粒を塗布して、上述
したようにセツトした装置において、モータ5を
回転駆動すると弁1がガイド9及び円筒ガイド8
と共に回転する。そして研磨座7は回転しないの
で、当接面7aと弁フエース1dとが摺接するよ
うになり、弁フエース1dが研磨される。また、
このとき、研磨座7の内周面7bと円筒ガイド8
の外周面8aとが摺接しており、研磨座7は常に
センタリングされた状態となる。
なお、上記実施例ではばね14により研磨座7
を支持台2に固定するようにしたが、研磨座7の
は十分重いので、その自重により、その当接面7
aと弁フエース1dとの間の摩擦力に打ち勝つ
て、一箇所にとどまるようになるので、ばね14
は必ずしも必要ない。しかし、このようにばね1
4を設けることにより、その引つ張り力を調整し
て研磨作用の調整をすることができる。
また、上記実施例では、研磨座7の内周面7b
に円筒ガイド8が摺接するようにしたが、勿論、
外周面に円周ガイドが摺接するようにすることも
できる。
<考案の効果> 以上述べたように、本考案の給・排気弁研磨装
置は、従来のものと比べて非常に簡単な構造であ
り、安価なものとなる。また、研磨座を円筒ガイ
ドでセンタリングするようにしたので、センタリ
ング作業が容易となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる給・排気弁研
磨装置の縦断面図、第2図及び第3図は従来技術
にかかる研磨装置を示す説明図である。 図面中、1は弁、1aは弁ヘツド、1bは弁ス
テム、1cは底面、1dは弁フエース、2は支持
台、4,6は継手、5はモータ、7は研磨座、7
aは当接面、8は円筒ガイド、9は分割ガイドで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大型内燃機関の給・排気弁の弁フエースを研磨
    する装置において、前記弁をその弁ヘツドを下側
    にして支持台上に軸中心回転自在に支持するとと
    もに前記弁の弁ヘツドの弁ステム逆側である底面
    中央部に設けられた継手に回転駆動源を連結し、
    且つこの弁の弁フエースに当接する当接面を有す
    る円板状の研磨座を該弁の弁フエース上に載置す
    る一方、前記弁ステムには分割式のガイドを固定
    し、このガイドに前記研磨座の内周面又は外周面
    と摺接する円筒状の円筒ガイドを固定してなるこ
    とを特徴とする大型内燃機関の給・排気弁研磨装
    置。
JP105687U 1987-01-09 1987-01-09 Expired - Lifetime JPH0536615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP105687U JPH0536615Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP105687U JPH0536615Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63110362U JPS63110362U (ja) 1988-07-15
JPH0536615Y2 true JPH0536615Y2 (ja) 1993-09-16

Family

ID=30778606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP105687U Expired - Lifetime JPH0536615Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536615Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63110362U (ja) 1988-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0536615Y2 (ja)
JPS597549A (ja) レンズ研磨装置におけるレンズ加圧位置決め機構
US8403732B2 (en) Inclination angle adjusting device and workpiece attaching device
CN211332747U (zh) 一种轮毂轴承削磨夹具
JP2008178929A (ja) 弁及び弁座の研磨装置
JP2908996B2 (ja) 球面仕上加工方法及び装置
JPH05228811A (ja) クランク軸等の研削研磨機
JPS6135397Y2 (ja)
JPS599809Y2 (ja) バルブケ−ジ着座部の削正装置
JPH08108355A (ja) 配管開先面研磨装置
KR200233553Y1 (ko) 엔진밸브용연마기
JPH09150359A (ja) 弁及び弁座の研磨装置
JPH02237764A (ja) 丸い加工片を心出しする研削盤
JPH06190702A (ja) 球面研削装置および研削方法
JPS6218363Y2 (ja)
JPS60228062A (ja) 研磨円板の回転駆動装置
JP4550952B2 (ja) 面取り装置
JPH05318306A (ja) 丸棒材の外面研磨方法およびその装置
JPH0222192Y2 (ja)
JP2685695B2 (ja) バルブシートグラインダー
JP2605490Y2 (ja) 円筒研削盤の加工物把握装置
JPH0354839Y2 (ja)
JPH0240470B2 (ja)
JPS629859A (ja) ボ−ル研削、研磨方法
JPH05345264A (ja) 円筒研削盤