JPH09149437A - Ｉｓｄｎ構内交換機 - Google Patents
Ｉｓｄｎ構内交換機Info
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- JPH09149437A JPH09149437A JP30863895A JP30863895A JPH09149437A JP H09149437 A JPH09149437 A JP H09149437A JP 30863895 A JP30863895 A JP 30863895A JP 30863895 A JP30863895 A JP 30863895A JP H09149437 A JPH09149437 A JP H09149437A
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- Japan
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- trunk
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送容量の異なる複数のトランクの中から呼
の伝送能力の応じて最適なトランクを捕捉する。 【解決手段】 チャネル管理部１５は、チャネル毎にチ
ャネルの使用状況をチャネル状況保持部１４に記憶す
る。トランク群選択部１１は、ＩＳＤＮインターフェー
スからＳＥＴＵＰメッセージ内の伝送能力種別を受け取
り、トランク群テーブル１２を参照して、当該呼の伝送
能力種別に応じて優先捕捉及び捕捉可能トランク群を調
べる。次に、チャネル選択部１３は、優先捕捉トランク
群のチャネル使用情報をチャネル情報保持部１４から取
得して、未使用チャネルが存在したら当該チャネルに対
応した出側トランクを捕捉して、全チャネルが使用中の
場合は捕捉可能トランク群のチャネル使用状況をチャネ
ル情報保持部１４から取得して、未使用チャネルが存在
したら当該チャネルに対応した出側トランクを捕捉す
る。
の伝送能力の応じて最適なトランクを捕捉する。 【解決手段】 チャネル管理部１５は、チャネル毎にチ
ャネルの使用状況をチャネル状況保持部１４に記憶す
る。トランク群選択部１１は、ＩＳＤＮインターフェー
スからＳＥＴＵＰメッセージ内の伝送能力種別を受け取
り、トランク群テーブル１２を参照して、当該呼の伝送
能力種別に応じて優先捕捉及び捕捉可能トランク群を調
べる。次に、チャネル選択部１３は、優先捕捉トランク
群のチャネル使用情報をチャネル情報保持部１４から取
得して、未使用チャネルが存在したら当該チャネルに対
応した出側トランクを捕捉して、全チャネルが使用中の
場合は捕捉可能トランク群のチャネル使用状況をチャネ
ル情報保持部１４から取得して、未使用チャネルが存在
したら当該チャネルに対応した出側トランクを捕捉す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重化装置により
伝送容量の異なる複数のチャネルを多重化してＩＳＤＮ
専用線を使用するＩＳＤＮ構内交換機に関する。
伝送容量の異なる複数のチャネルを多重化してＩＳＤＮ
専用線を使用するＩＳＤＮ構内交換機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、複数の事業所（事務所）を持つ多
数の企業は、各事業所に設置されたＩＳＤＮ構内交換機
をＩＳＤＮ専用線（高速デジタル専用回線）で相互接続
してトールダイヤルネットワーク（各事業所の内線相互
間をダイヤルで自動接続できるネットワーク）を構築し
ている。
数の企業は、各事業所に設置されたＩＳＤＮ構内交換機
をＩＳＤＮ専用線（高速デジタル専用回線）で相互接続
してトールダイヤルネットワーク（各事業所の内線相互
間をダイヤルで自動接続できるネットワーク）を構築し
ている。
【０００３】このようなトールダイヤルネットワークで
は、ＩＳＤＮ構内交換機は、発呼者又は入りのルートか
ら受信したダイヤル数字を番号翻訳し、当該呼の発信方
路を決定する。続いて、ＩＳＤＮ構内交換機は、この発
信方路のみに依存した出側の高速デジタル専用回線トラ
ンク群から回線を捕捉し、ＩＳＤＮのＳＥＴＵＰ（呼設
定）メッセージを用いて発呼する。
は、ＩＳＤＮ構内交換機は、発呼者又は入りのルートか
ら受信したダイヤル数字を番号翻訳し、当該呼の発信方
路を決定する。続いて、ＩＳＤＮ構内交換機は、この発
信方路のみに依存した出側の高速デジタル専用回線トラ
ンク群から回線を捕捉し、ＩＳＤＮのＳＥＴＵＰ（呼設
定）メッセージを用いて発呼する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ＩＳＤＮ構内交換機は、回線捕捉時に個々のＩＳＤＮ専
用線トランク群の伝送容量を考慮していなかったので、
ＩＳＤＮ構内交換機に種々の通信メディアが収容されて
いる場合に伝送容量の異なるＩＳＤＮ専用線トランク群
を混在収容することはできなかった。
ＩＳＤＮ構内交換機は、回線捕捉時に個々のＩＳＤＮ専
用線トランク群の伝送容量を考慮していなかったので、
ＩＳＤＮ構内交換機に種々の通信メディアが収容されて
いる場合に伝送容量の異なるＩＳＤＮ専用線トランク群
を混在収容することはできなかった。
【０００５】つまり、圧縮伝送が可能で比較的伝送容量
が少なくてすむ音声通信がネットワークの主たるトラヒ
ックであるにもかかわらず、テレビ会議やＧ４ファクシ
ミリ等の高伝送容量を必要とするメディアが存在するた
めに、最大の伝送容量を有するＩＳＤＮ専用線を過剰に
設置する必要があり、ＩＳＤＮ専用線の使用効率が低下
し、コストパフォーマンスが悪くなるという問題点があ
った。
が少なくてすむ音声通信がネットワークの主たるトラヒ
ックであるにもかかわらず、テレビ会議やＧ４ファクシ
ミリ等の高伝送容量を必要とするメディアが存在するた
めに、最大の伝送容量を有するＩＳＤＮ専用線を過剰に
設置する必要があり、ＩＳＤＮ専用線の使用効率が低下
し、コストパフォーマンスが悪くなるという問題点があ
った。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、多重
化装置により伝送容量の異なる複数のチャネルを多重化
してＩＳＤＮ専用線を使用するＩＳＤＮ構内交換機にお
いて、以下の手段を備えたことを特徴とする。
化装置により伝送容量の異なる複数のチャネルを多重化
してＩＳＤＮ専用線を使用するＩＳＤＮ構内交換機にお
いて、以下の手段を備えたことを特徴とする。
【０００７】すなわち、伝送能力種別毎に対応する出側
トランクを定めたトランク群テーブルと、呼設定時に、
上記トランク群テーブルを参照して、少なくとも当該呼
に係る伝送能力種別に応じて最適な出側トランクを選択
する出側トランク選択手段とを備えた。
トランクを定めたトランク群テーブルと、呼設定時に、
上記トランク群テーブルを参照して、少なくとも当該呼
に係る伝送能力種別に応じて最適な出側トランクを選択
する出側トランク選択手段とを備えた。
【０００８】請求項１の発明では、トランク群テーブル
にあらかじめ伝送能力種別毎に対応する出側トランクを
定めておき、呼設定時に、出側トランク選択手段がこの
トランク群テーブルを参照して、少なくとも当該呼に係
る伝送能力種別に応じて最適な出側トランクを選択す
る。請求項１の発明において、ＩＳＤＮ端末からの着信
を受け付けるＩＳＤＮインターフェース部をさらに備
え、出側トランク選択手段はＩＳＤＮインターフェース
部を介してＩＳＤＮの伝送能力種別情報を含むＳＥＴＵ
Ｐメッセージを取得するＩＳＤＮ伝送能力種別取得部を
備えてこのＩＳＤＮ伝送能力種別取得部が取得した伝送
能力種別に応じて最適な出側トランクを選択するように
することが好ましい。
にあらかじめ伝送能力種別毎に対応する出側トランクを
定めておき、呼設定時に、出側トランク選択手段がこの
トランク群テーブルを参照して、少なくとも当該呼に係
る伝送能力種別に応じて最適な出側トランクを選択す
る。請求項１の発明において、ＩＳＤＮ端末からの着信
を受け付けるＩＳＤＮインターフェース部をさらに備
え、出側トランク選択手段はＩＳＤＮインターフェース
部を介してＩＳＤＮの伝送能力種別情報を含むＳＥＴＵ
Ｐメッセージを取得するＩＳＤＮ伝送能力種別取得部を
備えてこのＩＳＤＮ伝送能力種別取得部が取得した伝送
能力種別に応じて最適な出側トランクを選択するように
することが好ましい。
【０００９】さらに、請求項１の発明において、非ＩＳ
ＤＮ端末からの着信を受け付ける非ＩＳＤＮインターフ
ェース部をさらに備え、出側トランク選択手段は非ＩＳ
ＤＮインターフェース部を介して非ＩＳＤＮ端末の伝送
能力種別を取得する非ＩＳＤＮ伝送能力種別取得部を備
えてこの伝送能力種別取得部が取得した伝送能力種別に
応じて最適な出側トランクを選択するようにすることが
好ましい。
ＤＮ端末からの着信を受け付ける非ＩＳＤＮインターフ
ェース部をさらに備え、出側トランク選択手段は非ＩＳ
ＤＮインターフェース部を介して非ＩＳＤＮ端末の伝送
能力種別を取得する非ＩＳＤＮ伝送能力種別取得部を備
えてこの伝送能力種別取得部が取得した伝送能力種別に
応じて最適な出側トランクを選択するようにすることが
好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】図２に第１の実施の形態のＩＳＤ
Ｎ構内交換機のハードウェア構成を示す。ＩＳＤＮ構内
交換機は、ＩＳＤＮインターフェース２１、非ＩＳＤＮ
インターフェース２２、スイッチ回路網２３、ＩＳＤＮ
１次群インターフェーストランク２４、制御装置２５、
ＰＢＸ−ＴＤＭ間接続線２６、時分割多重化装置２７、
ＩＳＤＮ専用線２８からなる。
Ｎ構内交換機のハードウェア構成を示す。ＩＳＤＮ構内
交換機は、ＩＳＤＮインターフェース２１、非ＩＳＤＮ
インターフェース２２、スイッチ回路網２３、ＩＳＤＮ
１次群インターフェーストランク２４、制御装置２５、
ＰＢＸ−ＴＤＭ間接続線２６、時分割多重化装置２７、
ＩＳＤＮ専用線２８からなる。
【００１１】ＩＳＤＮインターフェース２１は、Ｇ４フ
ァクシミリ等のＩＳＤＮ端末を収容する内線インターフ
ェースである。非ＩＳＤＮインターフェース２２は、ア
ナログ電話機やＧ３ファクシミリ等の非ＩＳＤＮ端末を
収容する内線インターフェースである。スイッチ回路網
２３は、通信情報を指定された方路に向けて切り替え接
続するための回路網である。ＩＳＤＮ１次群インターフ
ェーストランク２４は、ＩＳＤＮ専用線２８の状態監視
や制御信号の送受を行うものである。制御装置２５は、
ＩＳＤＮ構内交換機内の各部を制御するものであり、マ
イクロプロセッサやメモリー等で構成されている。ＰＢ
Ｘ−ＴＤＭ間接続線２６は、ＩＳＤＮ一次群インターフ
ェーストランク２４と時分割多重化装置２７とを接続す
るものである。時分割多重化装置２７は、伝送容量の異
なる複数のチャネルを多重化して同一の回線を多数のユ
ーザーが同時に使用できるようにするための装置であ
り、信号を帯域圧縮する機能を持っている。ＩＳＤＮ専
用線２８は、図示しない他の事業所との間に設置された
高速デジタル専用回線である。
ァクシミリ等のＩＳＤＮ端末を収容する内線インターフ
ェースである。非ＩＳＤＮインターフェース２２は、ア
ナログ電話機やＧ３ファクシミリ等の非ＩＳＤＮ端末を
収容する内線インターフェースである。スイッチ回路網
２３は、通信情報を指定された方路に向けて切り替え接
続するための回路網である。ＩＳＤＮ１次群インターフ
ェーストランク２４は、ＩＳＤＮ専用線２８の状態監視
や制御信号の送受を行うものである。制御装置２５は、
ＩＳＤＮ構内交換機内の各部を制御するものであり、マ
イクロプロセッサやメモリー等で構成されている。ＰＢ
Ｘ−ＴＤＭ間接続線２６は、ＩＳＤＮ一次群インターフ
ェーストランク２４と時分割多重化装置２７とを接続す
るものである。時分割多重化装置２７は、伝送容量の異
なる複数のチャネルを多重化して同一の回線を多数のユ
ーザーが同時に使用できるようにするための装置であ
り、信号を帯域圧縮する機能を持っている。ＩＳＤＮ専
用線２８は、図示しない他の事業所との間に設置された
高速デジタル専用回線である。
【００１２】第１の実施の形態における最も特徴的な部
分は制御装置２５内の呼設定ソフトウェアにあり、その
機能構成を図１に示す。呼設定ソフトウェアは、トラン
ク群選択部１１、トランク群テーブル１２、チャネル選
択部１３、チャネル状態保持部１４、チャネル管理部１
５からなる。
分は制御装置２５内の呼設定ソフトウェアにあり、その
機能構成を図１に示す。呼設定ソフトウェアは、トラン
ク群選択部１１、トランク群テーブル１２、チャネル選
択部１３、チャネル状態保持部１４、チャネル管理部１
５からなる。
【００１３】トランク群選択部１１は、ＩＳＤＮインタ
ーフェース又は非ＩＳＤＮインターフェースから当該呼
の伝送能力種別を受け取り、トランク群テーブル１２を
参照して、どのトランク群を捕捉するか決定するための
情報を得るものであり、取得した情報をチャネル選択部
１３に渡す。
ーフェース又は非ＩＳＤＮインターフェースから当該呼
の伝送能力種別を受け取り、トランク群テーブル１２を
参照して、どのトランク群を捕捉するか決定するための
情報を得るものであり、取得した情報をチャネル選択部
１３に渡す。
【００１４】トランク群テーブル１２は、伝送能力種別
毎に優先捕捉すべきトランク群、捕捉可能なトランク
群、捕捉禁止のトランク群の情報をあらかじめ格納して
おくものであり、トランク群選択部１１によって参照さ
れる。
毎に優先捕捉すべきトランク群、捕捉可能なトランク
群、捕捉禁止のトランク群の情報をあらかじめ格納して
おくものであり、トランク群選択部１１によって参照さ
れる。
【００１５】チャネル選択部１３は、トランク群選択部
からの情報を得て、さらにチャネル状態保持部１４を参
照してチャネルの使用状況を調べて、所望のチャネルを
選択して当該トランクを捕捉するものである。
からの情報を得て、さらにチャネル状態保持部１４を参
照してチャネルの使用状況を調べて、所望のチャネルを
選択して当該トランクを捕捉するものである。
【００１６】チャネル状態保持部１４は、各チャネルが
使用中かどうかを記憶しておくものであり、チャネル管
理部１５によって書き込まれ、チャネル選択部１３によ
り参照される。
使用中かどうかを記憶しておくものであり、チャネル管
理部１５によって書き込まれ、チャネル選択部１３によ
り参照される。
【００１７】チャネル管理部１５、各チャネルの使用状
況を管理し、チャネルが使用中か否かの情報をチャネル
状態保持部１４に記憶するものである。
況を管理し、チャネルが使用中か否かの情報をチャネル
状態保持部１４に記憶するものである。
【００１８】図３に、第１の実施の形態におけるトラン
ク群テーブル１２の設定例を示す。伝送能力種別は、音
声、３．１ＫＨｚオーディオ、非制限デジタルがあり、
捕捉可能トランク群はＴＧＮ１（８Ｋｂｐｓ）、ＴＧＮ
２（３２Ｋｂｐｓ）、ＴＧＮ３（６４Ｋｂｐｓ）があ
る。
ク群テーブル１２の設定例を示す。伝送能力種別は、音
声、３．１ＫＨｚオーディオ、非制限デジタルがあり、
捕捉可能トランク群はＴＧＮ１（８Ｋｂｐｓ）、ＴＧＮ
２（３２Ｋｂｐｓ）、ＴＧＮ３（６４Ｋｂｐｓ）があ
る。
【００１９】ここで、音声とは、電話機からの音声信号
であり、帯域圧縮することにより８Ｋｂｐｓの信号に圧
縮することができる。３．１ＫＨｚオーディオは、変復
調装置（２４００ｂｐｓ，９６００ｂｐｓ，１９２００
ｂｐｓ等）やＧ３ファックシミリからの信号であり、３
２Ｋｂｐｓに帯域圧縮が可能である。また、非制限デジ
タルは、Ｇ４ファクシミリ等からの信号で帯域圧縮をし
ない。
であり、帯域圧縮することにより８Ｋｂｐｓの信号に圧
縮することができる。３．１ＫＨｚオーディオは、変復
調装置（２４００ｂｐｓ，９６００ｂｐｓ，１９２００
ｂｐｓ等）やＧ３ファックシミリからの信号であり、３
２Ｋｂｐｓに帯域圧縮が可能である。また、非制限デジ
タルは、Ｇ４ファクシミリ等からの信号で帯域圧縮をし
ない。
【００２０】図４は、ＩＳＤＮの呼設定の起動を行うメ
ッセージの種類を示したものであり、第１の実施の形態
ではＳＥＴＵＰ（呼設定）メッセージが使用される。
ッセージの種類を示したものであり、第１の実施の形態
ではＳＥＴＵＰ（呼設定）メッセージが使用される。
【００２１】ＳＥＴＵＰメッセージは、ＩＳＤＮ端末か
ら送出され、ＩＳＤＮインターフェース２１で受信する
ものであり、当該呼の伝送能力種別の情報を含んでい
る。
ら送出され、ＩＳＤＮインターフェース２１で受信する
ものであり、当該呼の伝送能力種別の情報を含んでい
る。
【００２２】以下に、第１の実施の形態におけるＩＳＤ
Ｎ構内交換機の動作を説明する。
Ｎ構内交換機の動作を説明する。
【００２３】チャネル管理部１５は、常にチャネルの使
用状況を監視して、チャネル毎にそのチャネルが使用中
か否かの情報をチャネル状況保持部１４に記憶する。
用状況を監視して、チャネル毎にそのチャネルが使用中
か否かの情報をチャネル状況保持部１４に記憶する。
【００２４】次に、ＩＳＤＮインターフェースがＳＥＴ
ＵＰメッセージを受け取ってからの制御装置２５内の呼
設定ソフトウェアの動作を図５のフローチャートを参照
しながら説明する。
ＵＰメッセージを受け取ってからの制御装置２５内の呼
設定ソフトウェアの動作を図５のフローチャートを参照
しながら説明する。
【００２５】トランク群選択部１１はＩＳＤＮインター
フェースからＳＥＴＵＰメッセージ内の伝送能力種別を
受け取り、トランク群テーブル１２を参照して、当該呼
の伝送能力種別に応じて優先捕捉トランク群及び捕捉可
能トランク群を調べて、その情報をチャネル選択部１３
に伝える（ステップ５０１）。
フェースからＳＥＴＵＰメッセージ内の伝送能力種別を
受け取り、トランク群テーブル１２を参照して、当該呼
の伝送能力種別に応じて優先捕捉トランク群及び捕捉可
能トランク群を調べて、その情報をチャネル選択部１３
に伝える（ステップ５０１）。
【００２６】トランク群選択部１１の通知を受けたチャ
ネル選択部１３は、まず、優先捕捉トランク群のチャネ
ル使用情報をチャネル情報保持部１４から取得して、当
該方路の未使用のチャネルが存在する場合は当該チャネ
ルに対応した出側トランクを捕捉して、当該方路のチャ
ネルが全て使用中の場合は、捕捉可能トランク群のチャ
ネル使用状況をチャネル情報保持部１４から取得して、
当該方路の未使用のチャネルが存在する場合は当該チャ
ネルに対応した出側トランクを捕捉する（ステップ５０
２〜５０６）。
ネル選択部１３は、まず、優先捕捉トランク群のチャネ
ル使用情報をチャネル情報保持部１４から取得して、当
該方路の未使用のチャネルが存在する場合は当該チャネ
ルに対応した出側トランクを捕捉して、当該方路のチャ
ネルが全て使用中の場合は、捕捉可能トランク群のチャ
ネル使用状況をチャネル情報保持部１４から取得して、
当該方路の未使用のチャネルが存在する場合は当該チャ
ネルに対応した出側トランクを捕捉する（ステップ５０
２〜５０６）。
【００２７】このように、優先捕捉トランク群のチャネ
ルを調べて、次に捕捉可能トランク群のチャネルを調べ
ることで、当該呼の伝送能力に最適な伝送容量の出側ト
ランクを捕捉することができる。
ルを調べて、次に捕捉可能トランク群のチャネルを調べ
ることで、当該呼の伝送能力に最適な伝送容量の出側ト
ランクを捕捉することができる。
【００２８】このように出側トランクを捕捉した呼設定
ソフトウェアは、当該呼を捕捉した出側トランクに接続
して呼設定を行う。
ソフトウェアは、当該呼を捕捉した出側トランクに接続
して呼設定を行う。
【００２９】次に、非ＩＳＤＮインターフェースに着信
したときの動作を説明する。
したときの動作を説明する。
【００３０】非ＩＳＤＮ端末はＳＥＴＵＰメッセージを
送信しないので、第１の実施の形態では、非ＩＳＤＮ端
末インターフェースの収容する回線毎にあらかじめ伝送
能力種別を設定した伝送能力種別設定テーブルを備えて
おくものとする。
送信しないので、第１の実施の形態では、非ＩＳＤＮ端
末インターフェースの収容する回線毎にあらかじめ伝送
能力種別を設定した伝送能力種別設定テーブルを備えて
おくものとする。
【００３１】非ＩＳＤＮ端末からの着信の場合は、この
伝送能力種別設定テーブルを参照して図示しない伝送能
力種別通知部がトランク群選択部１１に当該呼の伝送能
力種別をトランク群選択部に通知する。トランク群選択
群が伝送能力種別を受け取ってからの動作はＩＳＤＮ端
末の時と同様であるので省略する。
伝送能力種別設定テーブルを参照して図示しない伝送能
力種別通知部がトランク群選択部１１に当該呼の伝送能
力種別をトランク群選択部に通知する。トランク群選択
群が伝送能力種別を受け取ってからの動作はＩＳＤＮ端
末の時と同様であるので省略する。
【００３２】以上のように第１の実施の形態によれば、
チャネル管理部１５がチャネルの使用状況を監視してチ
ャネル毎にそのチャネルが使用中か否かの情報をチャネ
ル状況保持部１４に記憶して、トランク群選択部１１が
伝送能力種別を受け取りトランク群テーブル１２を参照
して当該呼の伝送能力種別に応じて優先捕捉トランク群
及び捕捉可能トランク群を調べて、チャネル選択部１３
がチャネル使用情報をチャネル情報保持部１４から取得
して、出側トランクを捕捉するようにしたので、伝送容
量の異なる複数の出側トランクの中から当該呼の伝送能
力に最適な出側トランクを捕捉することができる。
チャネル管理部１５がチャネルの使用状況を監視してチ
ャネル毎にそのチャネルが使用中か否かの情報をチャネ
ル状況保持部１４に記憶して、トランク群選択部１１が
伝送能力種別を受け取りトランク群テーブル１２を参照
して当該呼の伝送能力種別に応じて優先捕捉トランク群
及び捕捉可能トランク群を調べて、チャネル選択部１３
がチャネル使用情報をチャネル情報保持部１４から取得
して、出側トランクを捕捉するようにしたので、伝送容
量の異なる複数の出側トランクの中から当該呼の伝送能
力に最適な出側トランクを捕捉することができる。
【００３３】（その他の実施の形態）第１の実施の形態
では、トランク群テーブルの設定例として、伝送能力種
別を３種類と捕捉可能トランク群を３種類示したが、伝
送能力種別と捕捉可能トランク群は他の設定でもよい。
では、トランク群テーブルの設定例として、伝送能力種
別を３種類と捕捉可能トランク群を３種類示したが、伝
送能力種別と捕捉可能トランク群は他の設定でもよい。
【００３４】また、第１の実施の形態では、高速デジタ
ル専用回線を使用したＩＳＤＮ専用線を収容したＩＳＤ
Ｎ構内交換機を示したが、バックアップ回線として用い
られるＩＳＤＮ公衆網の固定接続機能を使用したＩＳＤ
Ｎ専用線の場合も同様に適用できる。
ル専用回線を使用したＩＳＤＮ専用線を収容したＩＳＤ
Ｎ構内交換機を示したが、バックアップ回線として用い
られるＩＳＤＮ公衆網の固定接続機能を使用したＩＳＤ
Ｎ専用線の場合も同様に適用できる。
【００３５】さらに、第１の実施の形態では、非ＩＳＤ
Ｎ端末からの着信の場合にあらかじめ回線毎に伝送能力
種別を設定しておくようにしたが、非ＩＳＤＮ端末が伝
送能力種別に対応した信号を送出するようにしてもよ
い。
Ｎ端末からの着信の場合にあらかじめ回線毎に伝送能力
種別を設定しておくようにしたが、非ＩＳＤＮ端末が伝
送能力種別に対応した信号を送出するようにしてもよ
い。
【００３６】なお、第１の実施の形態では、当該ＩＳＤ
Ｎ構内交換機の収容する内線端末からの着信があった時
のみを示したが、他のＩＳＤＮ構内交換機からの着信を
中継する場合にも同様に適用できる。
Ｎ構内交換機の収容する内線端末からの着信があった時
のみを示したが、他のＩＳＤＮ構内交換機からの着信を
中継する場合にも同様に適用できる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ランク群テーブルにあらかじめ伝送能力種別毎に対応す
る出側トランクを定めておき、出側トランク選択手段が
このトランク群テーブルを参照して、当該呼に係る伝送
能力種別に応じて最適な出側トランクを選択するするよ
うにしたので、伝送容量の異なる複数の出側トランクの
中から当該呼の伝送能力種別に応じて最適な出側トラン
クを捕捉することができ、ＩＳＤＮ専用線を効率よく使
用することができる。
ランク群テーブルにあらかじめ伝送能力種別毎に対応す
る出側トランクを定めておき、出側トランク選択手段が
このトランク群テーブルを参照して、当該呼に係る伝送
能力種別に応じて最適な出側トランクを選択するするよ
うにしたので、伝送容量の異なる複数の出側トランクの
中から当該呼の伝送能力種別に応じて最適な出側トラン
クを捕捉することができ、ＩＳＤＮ専用線を効率よく使
用することができる。
【図１】第１の実施の形態の制御装置の機能構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】第１の実施の形態のＩＳＤＮ構内交換機のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図３】第１の実施の形態のトランク群テーブルの例を
示す図である。
示す図である。
【図４】ＩＳＤＮの呼設定の起動を行うメッセージの種
類と機能概要を示す図である。
類と機能概要を示す図である。
【図５】第１の実施の形態のＩＳＤＮ構内交換機の処理
の流れを示すフローチャートである。
の流れを示すフローチャートである。
１１ トランク群選択部 １２ トランク群テーブル １３ チャネル選択部 １４ チャネル状態保持部 １５ チャネル管理部 ２１ ＩＳＤＮインターフェース ２２ 非ＩＳＤＮインターフェース ２４ ＩＳＤＮ１次群インターフェーストランク ２７ 時分割多重化装置 ２８ ＩＳＤＮ専用線
Claims (3)
- 【請求項１】 多重化装置により伝送容量の異なる複数
のチャネルを多重化してＩＳＤＮ専用線を使用するＩＳ
ＤＮ構内交換機において、 伝送能力種別毎に対応する出側トランクを定めたトラン
ク群テーブルと、 呼設定時に、上記トランク群テーブルを参照して、少な
くとも当該呼に係る伝送能力種別に応じて最適な出側ト
ランクを選択する出側トランク選択手段とを備えたこと
を特徴とするＩＳＤＮ構内交換機。 - 【請求項２】 ＩＳＤＮ端末からの着信を受け付けるＩ
ＳＤＮインターフェース部をさらに備え、 上記出側トランク選択手段は、上記ＩＳＤＮインターフ
ェース部を介してＩＳＤＮの伝送能力種別情報を含むＳ
ＥＴＵＰメッセージを取得するＩＳＤＮ伝送能力種別取
得部を備え、このＩＳＤＮ伝送能力種別取得部が取得し
た伝送能力種別に応じて最適な出側トランクを選択する
ことを特徴とする請求項１に記載のＩＳＤＮ構内交換
機。 - 【請求項３】 非ＩＳＤＮ端末からの着信を受け付ける
非ＩＳＤＮインターフェース部をさらに備え、 上記出側トランク選択手段は、上記非ＩＳＤＮインター
フェース部を介して非ＩＳＤＮ端末の伝送能力種別を取
得する非ＩＳＤＮ伝送能力種別取得部を備え、この伝送
能力種別取得部が取得した伝送能力種別に応じて最適な
出側トランクを選択することを特徴とする請求項１又は
２に記載のＩＳＤＮ構内交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30863895A JPH09149437A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Ｉｓｄｎ構内交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30863895A JPH09149437A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Ｉｓｄｎ構内交換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149437A true JPH09149437A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17983470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30863895A Pending JPH09149437A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Ｉｓｄｎ構内交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149437A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6345092B1 (en) | 1998-10-30 | 2002-02-05 | Fujitsu Limited | Switch and method of seizing outgoing trunk of same |
| JP2010153949A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Nec Infrontia Corp | キーテレフォンシステム、データ変換制御装置及びそれらに用いる自動設定方法 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30863895A patent/JPH09149437A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6345092B1 (en) | 1998-10-30 | 2002-02-05 | Fujitsu Limited | Switch and method of seizing outgoing trunk of same |
| JP2010153949A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Nec Infrontia Corp | キーテレフォンシステム、データ変換制御装置及びそれらに用いる自動設定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |