JP2651059B2 - アナログ端末回線集線装置 - Google Patents

アナログ端末回線集線装置

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JP2651059B2 JP3218021A JP21802191A JP2651059B2 JP 2651059 B2 JP2651059 B2 JP 2651059B2 JP 3218021 A JP3218021 A JP 3218021A JP 21802191 A JP21802191 A JP 21802191A JP 2651059 B2 JP2651059 B2 JP 2651059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ端末回線集線
装置に関するものである。更に詳しくは、本発明は、交
換機のアナログ加入者回路と加入者線路との間に交換機
側集線装置を配置すると共に、加入者線路とアナログ加
入者であるアナログ端末との間に端末側集線装置を配置
し、前記アナログ加入者回路と前記アナログ端末とは1
対1の対応関係を持たせて同じ個数だけ設備し、前記加
入者線路は、前記アナログ端末の個数より少ない数の線
路で集線して成るアナログ端末回線集線装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ交換網では、少ない加入
者回線数で多くの電話端末等を収容し、かつ端末毎の指
定呼出しを行わせる手段としてダイヤルインサービスを
提供しているが、この場合、端末側はダイヤルイン対応
機能を有する構内交換機及びビジネスホンに収容される
電話端末等に限られることや、ダイヤルインサービスを
提供できる加入者交換機の種類も限定される等の問題が
あった。
【0003】従来、例えば会社の本店、支店、営業所等
をPBXから専用線等で接続した、いわゆるプライベー
トネットワークシステムがある。専用線は例えば支店、
営業所間の内線延長に用いられ足廻り店舗等をネットワ
ークに吸収する形態で多く見られる。このような従来方
式では、同一専用線を利用した着信時には、電話からの
着信、FAXからの着信、パソコン等からの着信の判別
は着信要求端末の応答後でなければ判別不可能であっ
た。また応答前に判別可能とするためには、それぞれの
メディア端末毎に内線番号及び専用線を設備する必要が
あった。
【0004】また、従来方式では例えば足廻り店舗等に
ノードを配置し、ノード間のダイヤル情報送受により、
該当端末に直接着信させる方法があったが、これ以上番
号展開を図れない内線、すなわち支店から専用線を直接
延長して営業所の端末をネットワークに収容する場合に
は、回線を集束することが不可能であった。
【0005】また、従来、1本の回線で電話とFAX、
電話とパソコン等を共同利用する場合、一度自動応答し
た後、発信端末から送られてくる音声信号、FAX信
号、モデム信号等を検出し、それぞれの該当端末に呼出
音を送出するといった装置はあった。しかし、このよう
な装置では、必ず回線に対し一度ループ閉結を行ない、
通話又は通信状態(局交換機であれば課金状態)に入っ
てからでないとどの端末への接続が必要かの判別が困難
であるとともにエンドツーエンド(端末〜端末)間の信
号検出を行う必要があり、伝送路の影響を受けやすいと
いった問題があった。
【0006】また、従来、伝送装置を経由しないアナロ
グ専用線(伝送路異常の監視を行っていない専用線)を
利用した内線延長方式では、使用している専用線の断線
故障に対し、ノード側(事業所集団電話用(CES)交
換機、構内交換機)から見れば端末側を待機状態と判定
し、断線回線を捕捉した場合、端末側応答なしとして処
理するため、何回も断線回線を捕捉し利用者が不便を感
じるという問題があった。
【0007】また、従来、ビジネスホン利用者がFAX
を利用する場合、ビジネスホンのFAXアダプタ等によ
り内線収容する場合と、ビジネスホン主装置の局線側に
FAXをブランチ接続して利用する場合がある。後者の
場合、ビジネスホンに対してFAX使用中を伝えるFA
Xビジ出力を有しないFAXでは、FAX使用中である
にもかかわらず、ビジネスホン端末の局線ランプは空き
状態に見えるためFAX通信中に回線に割り込んでしま
いFAX通信に影響を与えることがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、交換
機のアナログ加入者回線(CES交換機、構内交換機の
場合には構内ケーブル又は専用線)では、電話番号の異
なる複数のアナログ端末を1本のアナログ加入者回線に
収容することは不可能であり、たとえば、1本の加入者
回線で自動応答機能を有する複数端末を利用することが
困難であるといった問題を解決し、多数のアナログ加入
者回路と多数のアナログ端末の間を少数のアナログ加入
者回線で共用化を図りながら、端末にはそれぞれ別個の
加入者電話番号を所有させることでアナログ加入者回線
設備の有効利用が図れるアナログ端末回線集線装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、交換機側集
線装置をm個の加入者回路と接続し、加入者回線はn回
線(n<m)接続する。又、端末側集線装置はm個の端
末を接続し、加入者回線はn回線接続する。例えば交換
機の加入者回路から着信要求があったとき、交換機側集
線装置は着信要求状態を保ちながら、空き加入者回線を
選択し、端末側集線装置に対して、交換機の加入者回路
に対応した端末接続要求信号を送出することで端末側集
線装置は、加入者回路に対応した端末を呼び出すことが
できる。
【0010】この呼出しを受け、端末がオフフックを行
うことで端末側集線装置は端末応答信号を交換機側集線
装置に送出し、これを受けた交換機側集線装置は、交換
機に対し応答ループを送出することを特徴とする。従来
の技術では、直接指定端末を呼び出す前に交換機に対し
応答ループを返す方式はあったが、本発明では、交換機
のアナログ加入者回路からの着信要求に対し指定端末が
応答してから交換機に応答ループを返す点が異なってい
る。
【0011】本発明では、交換機からの着信要求時、交
換機側集線装置と端末側集線装置の信号送受手順がある
ため、加入者回線の断線時の異常を自動検出でき、複数
加入者回線で共用を図っている場合には、異常回線を自
動閉塞し、正常回線だけを捕捉するように自動切替でき
ることを特徴とする。従来の技術では、加入者回線の異
常を自動検出したり、自動閉塞することはできない点が
異なる。
【0012】本発明では収容端末がFAXビジ出力を有
していなくても、収容端末毎に端末側集線装置からFA
Xビジ出力が可能なため、端末側集線装置の収容端末が
ビジネスホンとビジネスホン以外の混在時にもビジネス
ホン内線端末にビジネスホン以外の端末が使用中である
ことをランプ表示可能にし、同一回線の捕捉を避けるこ
とを特徴とする。従来の技術では、ビジネスホンとビジ
ネスホン収容以外の端末が回線をブランチで共用する場
合には、ビジネスホン収容以外の端末にFAXビジ出力
を有していないとビジネスホン収容以外の端末使用中に
ビジネスホン端末が使用中回線に割り込んでしまうとい
う点が異なる。
【0013】本発明では交換機側集線装置と端末側集線
装置の間の加入者回線(CES交換機、構内交換機の場
合は構内ケーブル又は専用線)を1回線当り2w(2ワ
イヤ)と1回線当り4w(4ワイヤ)の2方式に1回線
単位に切替可能であり、4wを利用する場合には送信レ
ベル及び受信レベルの調整を可能とすることで高損失な
加入者回線(CES交換機、構内交換機の場合には構内
ケーブル又は専用線)の損失補償を可能とすることを特
徴とする。従来の技術とは加入者回線が2wでも4wで
も対応でき、信号レベルの調整が可能であることや、通
話中又は通信中に帯域内の周波数にフィルタをかけ信号
用帯域として用いる方法ではないため回線品質を劣化さ
せることもないという点が異なる。
【0014】
【作用】結局、本発明によれば、端末毎に別個の電話番
号を所有した複数端末を同一の加入者回線に収容するこ
とで、加入者回線の有効利用が図れる。本発明は、アナ
ログ加入者回路及びアナログ内線回路を有する交換機で
あれば利用できるという点で、ダイヤルインやISDN
のサブアドレス及び共同電話といった従来の技術とは異
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を加入者回線が4ワイ
ヤの場合について図面を参照して説明する。図1は本発
明の交換機側集線装置を示すブロック図であり、図2は
本発明の端末側集線装置2を示すブロック図である。図
1、図2を参照する。交換機側集線装置1は、交換機3
と接続し、加入者線路(又は専用線)4を介して端末側
集線装置2と接続され、端末側集線装置2は端末5を収
容する。
【0016】着信検出部6は交換機3からの呼出信号で
ある16Hzを監視検出し、ループ出力部7は交換機3
に対しループ出力をし、周波数信号送受信部8、23
は、交換機側集線装置1、端末側集線装置2に対し、加
入者回路対応又は端末対応の周波数信号の送受信がで
き、リンクSW部9、21は、回線4と交換機3又は端
末5との通話路の設定及び復旧を行い、2−4W変換部
10、20は通話ラインの2W−4W変換(2線・4線
変換)を行い、線路4として4W専用線を使用する時に
動作させ、ゲイン調整部11、19は、線路4が上記4
W専用線時に通話レベルを調整するものである。
【0017】電気信号送受信部12、18は、通話状態
の監視及び交換機側集線装置1と端末側集線装置2間の
接続制御を行うための監視信号を送受信するもので、通
話線で信号交流を変えることにより監視信号を送受する
LD方式と、通話線とは別に送信用(SS)と受信用
(SR)の信号線を用いて監視信号を送受するSR方式
を、状況に応じて使い分けられ、BT送出部22は、端
末5に対して話中音を送出し、ループ検出部24は、端
末5の発呼・切断等を監視検出し、呼出音送出部25
は、端末5に対して呼出信号の16Hzを送出するもの
である。
【0018】FAXビジ出力部27は、端末5がビジネ
スホンに収容されている時に端末側の使用をビジネスホ
ンにループ出力し、アラーム出力部28は、回線4およ
び交換機側集線装置1、端末側集線装置2異常に伴い、
ループ情報が流せるもので、操作部15、29は、回線
4や交換機3の加入者回路や端末5の捕捉優先順位及び
通話レベルの設定、解除、確認が行えるテンキーであ
り、表示部16、30は、上記操作部29より投入した
データをLEDにて表示できるものであり、制御部1
4、26は各部の制御を行うCPUである。なお、以上
は加入者回線が4ワイヤの場合を示しているが、加入者
回線が2ワイヤの場合には、ゲイン調整部11、19及
び2−4W変換部10、20は必要としない。
【0019】上記の構成において、本発明の第一実施例
を図3を併せ参照して説明すると、交換機側集線装置1
を局内交換機35を接続させて局内33に設置し、端末
側集線装置2は、お客様宅34に設置し、交換機側集線
装置1と端末側集線装置2は、加入者線路40、41を
利用して接続された場合で、電話番号(948−476
2)の端末45に着信要求があった時について説明す
る。
【0020】公衆回線36を介して(948−476
2)のダイヤル情報が局内交換機35に来ると、局内交
換機35は、ダイヤル情報より端末45の空きを検出す
ると、端末45の加入者回路に対して呼出信号の16H
zを送出する。端末45対応の加入者回路に16Hzの
呼出信号が来ると、交換機集線装置1は、加入者回路
(電話番号)毎に収容ポート37、38、39を決めて
あるので、(948−4762)対応の収容ポート37
毎に動作可能な着信検出部6が動作し、制御部14に着
信信号を送出する。
【0021】制御部14は、どの収容ポートの着信検出
部6からの着信情報なのかによって、着信種別を判断
し、16Hz信号受信状態を保ちながら、加入者回線4
0、41の空き回線の捕捉動作に移る。制御部14は、
あらかじめ、収容ポート37毎に登録されている加入者
回線40、41の捕捉優先順位に従い、空き加入者捕捉
動作に入る。
【0022】なお、この時、例えば、収容ポート37が
加入者回線40を使って通話中であり、収容ポート38
が加入者回線41を使って通話中である時、全加入者回
線40、41が話中なので、制御部14はループ出力部
7を起動し、収容ポート39に対して、ループ出力を送
出することで、端末47に対する着信要求を受け付けな
いようにしている。以上の動作において、各収容ポート
37、38毎の加入者回線捕捉優先順位を設定すること
により、トラヒックの分散が実現できる。
【0023】この実施例において、収容ポート37は、
加入者回線40を捕捉したとして説明を続ける。制御部
14は、空き加入者回線40の捕捉が終了すると、端末
側集線装置2起動のために加入者回線40を利用して各
加入者回線ごとに動作可能な電気信号送受信部12よ
り、端末側集線装置2の電気信号送受信部18に地気
(極性反転)を送出し、リンクSW部9を起動させ、周
波数信号送受信部8を加入者回線40に接続する。
【0024】交換機側集線装置1と端末側集線装置2が
待機中の時の電気信号送受信部12、18間は、加入者
回線を介して直流ループ監視を行っており、交換機側集
線装置1より端末側集線装置2の起動・復旧は極性反転
・復旧で行っている。端末側集線装置2は、電気信号送
受信部18に地気(極性反転)を受信すると、制御部2
6に着信情報を送出し、制御部26はリンクSW部21
を起動させ、周波数信号送受信部23を加入者回線40
に接続し、接続異常判定のタイムカウントを開始させ、
交換機側集線装置1からの情報受信待ちとなる。
【0025】交換機側集線装置1の制御部14は、あら
かじめ収容ポート37ごと(電話番号ごと)に登録され
ている着信識別信号(PB信号)を周波数信号送受信部
8より送出し、端末側集線装置2に対して着信させる指
定端末の空き検出を行わせる。端末側集線装置2は交換
機側集線装置1より送出された着信識別信号を周波数信
号送受信部23で受信し、制御部26に着信識別情報を
送出し、端末側選択動作に移る。
【0026】交換機側集線装置1は、端末側集線装置2
へ着信識別信号を送出すると同時に制御部14は、接続
異常を判定するためのタイムカウントを開始し、端末側
集線装置2の周波数信号送受信部23より信号を受信す
るまでカウントを続け、タイムオーバー時には、接続異
常と見なし異常処理を行う。交換機側集線装置1からの
着信識別信号を端末側集線装置2の周波数信号送受信部
23で受信すると、制御部26は各端末収容ポート4
2、43、44ごとに動作可能なループ検出部24から
の情報により端末収容ポート42、43、44の空き検
出を行う。
【0027】なお、端末収容ポートの捕捉においても、
操作部29からのデータ登録により、優先順位をつける
事も可能としている。制御部26は、端末収容ポート4
2が空いていれば、接続異常判定のタイムカウントを停
止させ、周波数信号送受信部23から端末選択完了信号
を加入者回線40を介して交換機側集線装置1の周波数
信号送受信部18に送信してから、リンクSW部21を
起動させ、周波数信号送受信部23を加入者回線40よ
り切り離し、呼出音送出部25を端末収容ポート42に
接続し、端末45に呼出音(16Hz)を送出する。
【0028】このとき交換機側集線装置1の制御部14
は、周波数信号送受信部8で端末完了信号を受信した時
点で、接続異常判定のタイムカウント処理を停止し、リ
ンクSW部9を起動させ、周波数信号送受信部8を加入
者回線40より切り離す。
【0029】端末45が応答すると、ループ検出部24
で端末45のループを検出し、制御部26は呼出音送出
部25を切離し呼出音の停止を行い、交換機側集線装置
1に対して端末が応答した事を伝えるために、電気信号
送受信部12、18間の直流ループを断(地気断)と
し、リンクSW部21を起動させ、加入者回線40と端
末45を接続する。端末側集線装置2から交換機側集線
装置1への起動・復旧は電気信号送受信部12、18間
の直流ループの切断・復旧をもって行っている。
【0030】応答信号(地気断)を受けた交換機側集線
装置1の電気信号送受信部12は、制御部14に情報を
送出し、制御部14はループ出力部7を起動させ交換機
35に対し応答ループを作り、交換機35からの呼出信
号を止め、リンクSW部9をもって交換機35と加入者
回線40を接続し、通話路を設定する。発信者がオンフ
ックすると交換機35より端末45に話中音を送出す
る。
【0031】話中音を聞き、端末45がオンフックする
と、ループ検出部24は端末45のループ開放を検出
し、制御部26はリンクSW部21を起動し、リンクS
W部21と端末45間のパスを開放し、同時に電気信号
送受信部18を動作させ、電気信号送受信部12、18
間をループ状態にもどし、交換機側集線装置1に対し交
換機側加入者回路のループ開放情報を与える。
【0032】交換機側集線装置1の制御部14は、ルー
プ開放情報を電気信号送受信部12より受信すると、交
換機35に対してループ開放を行い、リンクSW部9を
起動させ、交換機35とのパスを開放し、更に電気信号
送受信部12、18間の極性反転を行い、待機状態に戻
す。以上の動作は端末に着信要求があった時の正常動作
を説明したものであり、以下においては準正常動作につ
いて説明する。
【0033】上記の正常動作において、端末45が話中
のために、端末側集線装置2が収容ポート42の捕捉が
できなかった時、制御部26は周波数信号送受信部23
より端末選択不完了信号を加入者回線40を介して、交
換機側集線装置1に送出したあとは、異常接続判定のタ
イムカウントを停止し、リンクSW部21を起動させ周
波数信号送受信部23を加入者回線40より切り離し、
待機状態に戻る。
【0034】周波数信号送受信部23より端末選択不完
了信号を受信した周波数信号送受信部8は、制御部14
を起動させ、制御部14は異常接続判定用のタイムカウ
ントを停止し、リンクSW部9を起動させ周波数信号送
受信部8を加入者回線40より切離し、電気信号送受信
部12、18間の極性を反転させ、ループ出力部7から
収容ポート37へループ閉結情報を送出し、交換機35
からの呼出信号を停止し、続いてループ開放を行うこと
で待機状態に戻ることにより、交換機35は発信端末に
話中音を送出する。
【0035】次に、加入者回線40が断線や交換機側集
線装置1または端末側集線装置2の故障などの原因によ
り、端末側集線装置2から端末選択完了信号及び不完了
信号が指定時間内に返って来なかった場合等に生じる接
続異常判定用タイマのタイムオーバ時の動作について
は、交換機側集線装置1の制御部14は、接続異常判定
用のタイムカウントを停止し、再度周波数信号送受信部
8を起動させ、入力ポート37ごと(電話番号)に登録
されている周波数信号を端末側集線装置2に送出し、再
度接続異常判定用タイマーを開始させ、制御部14は上
記の動作を最大3回リトライできるようになっている。
【0036】そして3回以内に端末側集線装置2により
端末選択完了/不完了信号のいずれかを受信すると各動
作を行うが、3回リトライしてもなおかつ端末側集線装
置2より何もこなかった場合には、リンクSW部9を起
動させ、周波数信号送受信部8を加入者回線40より切
離し、電気信号送受信部12、18間のループ状態を極
性反転させ、ループ出力部7から収容ポート37へ閉結
情報を送出し、交換機35からの呼出信号を停止し、続
いてループ開放を行うことで待機状態に戻ることによ
り、交換機35は発信端末に話中音を送出し、同時に加
入者回線40を捕捉優先順位より省く。
【0037】このような構造になっているから、従来で
は、故障回線等を捕捉した場合、端末不出として処理す
るため何回も故障回線を捕捉することがあったが、自動
的に捕捉対象回線から除外することができるため利用者
に対する不便は最小限に止めることができる。また回線
異常をアラーム出力部13、28よりアラーム出力でき
るため、保守者はより迅速な対応を行うことが可能とな
る。
【0038】次に端末側45からの発信動作について説
明する。端末45が、オフフックすると、端末側集線装
置2は端末側収容ポート42からのループ情報が来ると
各端末45、46、47対応の収容ポート42、43、
44毎に動作可能なループ検出部24が動作し、制御部
26に端末オフフック情報を送出する。制御部26はル
ープ検出部24からの端末オフフック情報を受け、空き
加入者回線選択動作に移り、あらかじめ端末収容ポート
42毎に登録されている加入者回線40、41の捕捉優
先順位に従い空き加入者回線捕捉動作に入る。
【0039】なおこの時も例えば、端末収容ポート42
が加入者回線40を使って通話中であり、端末収容ポー
ト43が加入者回線41を使って通話中である時、全加
入者回線40、41が話中なので制御部26はリンクS
W部21を起動させ、BT送出部22と端末収容ポート
44を接続し、端末47がオフフック時には話中音を送
出し、空き端末からの発信要求を受け付けないようにす
る。以上の動作において、端末収容ポート42、43、
44毎の加入者回線捕捉優先順位の登録は、操作部29
からのデータ投入により登録可能である。
【0040】空き加入者回線40の捕捉が終了すると、
制御部26は交換機側集線装置1起動のために、加入者
回線40を利用して、各契約回線ごとに動作可能な電気
信号送受信部18、12間のループ状態の回線を切断
(地気断)し、ループ開放を行い、リンクSW部21を
起動して周波数信号送受信部23を加入者回線40と接
続する。端末側集線装置2より交換機側集線装置1の起
動・復旧は電気信号送受信部18、12間の直流ループ
の切断・復旧により行っている。
【0041】交換機側集線装置1の電気信号送受信部1
2で地気断の状態を検出すると、制御部14に対して端
末側集線装置2からの発呼情報を送出し、制御部14は
次の動作準備のために、リンクSW部9を起動させ周波
数信号送受信部8を加入者回線40に接続し、接続異常
判定のタイムカウントを開始させる。端末側集線装置2
の制御部26は加入者回線40を利用して、あらかじめ
端末収容ポート42ごとに登録されている発信端末識別
信号(PB信号)を周波数信号送受信部23より送出
し、同時に接続異常判定用のタイムカウントを開始し、
交換機側集線装置1からの交換機加入者回路捕捉完了信
号を受信するまでカウントする。
【0042】交換機側集線装置1の周波数信号送受信部
8で発信端末識別信号を受信すると、制御部14に発信
端末識別情報を送出し、制御部14はあらかじめ発信端
末識別信号ごとに登録されている加入者回路捕捉優先順
位に従い、空き加入者回路収容ポート37、38、39
の空き検出を行う。以上の動作において、発信端末識別
情報において捕捉する加入者回路収容ポート37、3
8、39の捕捉優先順位の登録は、操作部15からのデ
ータ投入により可能である。
【0043】制御部14は加入者回路収容ポート37が
空いていれば、周波数信号送受信部8により加入者回路
選択完了信号を端末側集線装置2の周波数信号送受信部
23に送出した後、リンクSW部9を起動し、周波数信
号送受信部8を加入者回線40から切り離し、交換機3
5と加入者回線40の通話路を設定し、ループ出力部7
より交換機35に対して、ループ情報を送出し、同時に
電気信号送受信部12の極性反転を行う。
【0044】交換機側集線装置1より加入者回路選択完
了信号を周波数信号送受信部23で受信すると制御部2
6は、接続判定用タイムカウントを停止し、リンクSW
部21を起動し、周波数信号送受信部23を加入者回線
40より切り離し、発信端末45を加入者回線40に接
続する。通話路閉結後は交換機35からのダイヤルトー
ン信号か発信端末45に送出され、ダイヤルトーンを聞
いた端末45はダイヤル動作を開始し以降の接続動作は
交換機35の機能による。
【0045】終話動作については上記に説明した、交換
機35からの着信があった時の終話動作と同じである。
以上の正常動作において加入者収容ポート37が使用中
のために加入者収容ポートの捕捉ができなかった場合、
制御部14は周波数信号送受信部8により加入者回路選
択不完了信号を端末側集線装置2の周波数信号送受信部
23に送出し、リンクSW部9を起動させ、周波数信号
送受信部8を加入者回線40より切り離し、待機状態に
戻る。
【0046】加入者回路選択不完了信号を受信した制御
部26は、接続異常判定用タイムカウントを停止し、周
波数信号送受信部23を加入者回線40より切り離し、
電気信号送受信部18、12間の回線状態をループ状態
に戻し、加入者回線40を空きに設定し、リンクSW部
21を起動し、端末収容ポート42とBT送出部22を
接続させ、端末45に話中音を送出する。端末45がオ
ンフックするのをループ検出部24で確認すると、制御
部は待機状態に戻り、端末収容ポート42を空きにす
る。
【0047】次に、交換機側集線装置1より加入者回路
選択完了信号または不完了信号が、指定時間内に来なか
った場合、端末側集線装置2の制御部26は、接続異常
判定タイムカウントを停止し、リンクSW部21を起動
し、周波数信号送受信部23を加入者回線40より切り
離し、電気信号送受信部18、12間の回線状態をルー
プ状態に戻し、加入者回線40を空きに設定し、端末収
容ポート42とBT送出部22を接続させ、端末45に
話中音を送出し、端末45がオンフックするのをループ
検出部24で確認すると、待機状態に戻り、端末収容ポ
ート42を空きにする。
【0048】以上のような接続で端末45への着信と端
末45の発信が衝突した場合は、着信優先としているの
で、端末側集線装置2は、端末45からの発信接続を行
なわず交換機側集線装置1よりの着信待ち状態に入り、
着信接続に移る。
【0049】図4、図5は本発明の第二実施例を説明す
るのに用いる図であり、構内交換機48の内線端末を専
用回線49(2W・4W)を介して構外の営業所に延長
している内線延長方式に交換機側集線装置1と端末側集
線装置2を利用した例で、図4は従来の内線延長方式は
どうなっていたかを示す図で、伝送損失規定値を越える
専用線については帯域内信号装置(IBR)を使用し、
4線式専用回線に接続する構成もあることを示してい
る。
【0050】図5は、上記内線延長方式に本発明装置を
導入した接続構成図であり、構内交換機48の内線回路
を交換機側集線装置1に収容し、内線端末を端末側集線
装置2に収容し、交換機側集線装置1と端末側集線装置
2間は内線回路数よりも少ない専用回路(49)数で、
集束を図りながら接続する。動作内容については、図3
の説明と同じであり、ただし4線式専用線を利用する場
合は、図1、図2で示すブロック図の2−4W変換部1
0、20を使用し伝送損失規定値を満足するために信号
増幅機能を有したゲイン調整部11、19と併せて使用
する構成となっている。なお、ゲイン調整部11、19
の規定値については、操作部15、29よりのデータ登
録にて可能である。
【0051】図6はさらに内線延長方式に時分割多重化
装置(TDM)50を導入し、スーパディジタル専用回
線53を利用して内線端末を延長する実施例である。こ
の場合も接続動作は前記に説明した通りであるが、交換
機側集線装置1と端末側集線装置2間の周波数信号およ
び通話のやりとりはアナログ音声チャネル盤(VAI
F)51を使用して行い、交換機側集線装置1と端末機
側集線装置2間の接続制御を行うための監視信号には、
電気信号送受信部12、18のもう一方の手段である通
話線とは別に送信用(SS)と受信用(SR)の信号線
を用いて行うSR方式で行い、時分割多重装置50のシ
グナリングチャネル盤を介して接続する。
【0052】以上の構成により、従来、内線回線(2
W)からTDM50を利用したスーパーディジタル専用
回線53による内線延長を実現することは、TDM50
間のアナログ音声あチャネル盤51で16Hzの呼出し
信号を伝送できないために不可能であった(TDM50
にシグナリングチャネル盤52であるが、内線回路を
(2W)ではSS、SR信号線がないためTDM50の
シグナリングチャネル盤の起動が不可能であった)が、
本発明装置の構成により、SS、SR信号情報を本装置
内で作成することでTDM50側には2W+SS、SR
の4Wインタフェースを可能とし、呼出音送出回路を端
末側集線装置2が設けているので従来不可能であったス
ーパーディジタル専用回線を用いた内線延長を可能と
し、TDM50のアナログ音声チャネル盤51及びスー
パーディジタル専用回線のチャネルの共用が可能となる
とともに、従来であればトランク対応でしか実現出来な
かった内線延長区間のスーパーディジタル専用線利用が
可能となる。
【0053】図7は、端末側集線装置(2−1)、(2
−2)を設置し、専用線66、67を利用して、ホット
ライン的に行なう実施例である。(2−1)、(2−
2)の中味として図1、図2をも参照しつつ、端末54
からの発信動作について説明する。端末54がオフフッ
クすると、端末側集線装置(2−1)は端末側収容ポー
ト57からのループ情報が来ると各端末54、55、5
6対応の収容ポート57、58、59毎に動作可能なル
ープ検出部(24−1)が動作し、制御部(26−1)
に端末オッッフック情報を送出する。
【0054】制御部(26−1)はループ検出部(24
−1)からの端末オフフック情報を受け、空き加入者回
線選択動作に移り、あらかじめ端末収容ポート57に登
録されている加入者回線66、67の捕捉優先順位に従
い、空き加入者回線捕捉動作に入る。なお、この時も例
えば端末収容ポート57が加入者回線66を使って通話
中であり、端末収容ポート58が加入者回線67を使っ
て通話中である時、全加入者回線66、67が話中なの
で制御部(26−1)はリンクSW部(21−1)を起
動させ、BT送出部(22−1)と端末収容ポート59
を接続し、端末56がオフフックした時には、話中音を
送出し、空き端末からの発信要求を受け付けないように
している。
【0055】以上の動作において、端末収容ポート5
7、58、59毎の加入者回線捕捉優先順位の登録は、
操作部(29−1)からのデータ投入により、登録可能
である。空き加入者回線66の捕捉が終了すると、制御
部(26−1)は、端末側集線装置(2−1)を起動の
ために、加入者回線66を利用して各契約回線ごとに動
作可能な電気信号送受信部(18−1)、(18−2)
間のループ状態の回線を切断(地気断)し、ループ開放
を行い、リンクSW部(21−1)を起動して、周波数
送受信部(23−1)を加入者回線66と接続する。
【0056】端末側集線装置(2−1)より端末側集線
装置(2−2)の起動・復旧は、電気信号送受信部(1
8−1)、(18−2)間の直流ループの切断・復旧に
より行なっている。端末側集線装置(2−2)の電気信
号送受信部(18−2)で地気断の状態を検出すると、
制御部(26−2)に対して、端末側集線装置(2−
1)からの発呼情報を送出し、制御部(26−2)は、
次の動作準備のために、リンクSW部(21−2)を起
動させ、周波数送受信部(23−2)を加入者回線66
に接続し、接続異常判定のタイムカウントを開始する。
【0057】端末側集線装置(2−1)の制御部(26
−1)は、加入者回線66を利用して、あらかじめ端末
収容ポート57に登録されている発信端末識別信号(P
B信号)を周波数信号送受信部(23−1)より送出
し、同時に接続異常判定のタイムカウントを開始し、端
末側集線装置(2−2)からの端末選択完了信号を受信
するまでカウントする。端末側集線装置(2−2)の周
波数信号送受信部(18−2)で発信端末識別信号を受
信すると制御部(26−2)に発信端末識別情報を送出
し、制御部(26−2)は、あらかじめ発信端末識別信
号ごとに登録されている端末捕捉優先順位に従い、空き
端末収容ポート63、64、65の空き検出を行う。
【0058】以上の動作において、発信端末識別情報に
おいて、捕捉する端末収容ポート63、64、65の捕
捉優先順位の登録は操作部(29−2)からのデータ投
入により可能である。制御部(26−2)は、端末収容
ポート63が空いていれば、周波数信号送受信部(23
−2)より端末選択完了信号を端末側集線装置(2−
1)の周波数信号送受信部(23−1)に送出した後、
リンクSW部(21−2)を起動し、周波数信号送受信
部(23−2)を加入者回線66から切り離し、呼出音
送出部(25−2)を端末収容ポート60に接続し、端
末63に呼出音(16Hz)を送出する。
【0059】このとき、端末側集線装置(2−1)の制
御部(26−1)は、周波数信号送受信部(23−1)
で端末選択完了信号を受信した時点で接続異常判定のタ
イムカウント処理を停止し、リンクSW部(21−1)
を起動させ、周波数信号送受信部(23−1)を加入者
回線66より切離し、発信端末54を加入者回線66に
接続する。端末63が応答するとループ検出部(24−
2)で端末63のループを検出し、制御部(26−2)
は呼出音送出部(25−2)を切離し、呼出音の停止を
行い、端末63を加入者回線66に接続し、通話路を設
定する。
【0060】発信者54がオンフックすると、端末側集
線装置(2−1)のループ検出部(24−1)は、端末
54のループ開放を検出し、制御部(26−1)は、リ
ンクSW部(21−1)を起動させ、リンクSW部(2
1−1)と端末54間のパスを開放し、同時に電気信号
送受信部(18−1)を動作させ、電気信号送受信部
(18−1)、(18−2)間をループ状態に戻し、端
末側集線装置(2−2)に対し、ループ開放情報を与え
る。
【0061】端末側集線装置(2−2)の制御部(26
−2)はループ開放情報を電気信号送受信部(18−
2)より受信すると、リンクSW部(21−2)を起動
させ、BT送出部(22−2)と加入者回線を接続し
て、端末63に話中音を送出する。話中音を聞き、端末
63がオンフックすると、ループ検出部(24−2)は
端末63のループ開放を検出し、制御部(26−2)は
リンクSW部(21−2)を起動し、リンクSW部(2
1−2)と端末63間のパスを開放し、更に電気信号送
受信部(18−1)、(18−2)間の極性反転を行
い、待機状態に戻る。
【0062】以上の正常動作において、端末収容ポート
60が使用中のために、端末収容ポートの捕捉ができな
かった場合、制御部(26−2)は、周波数信号送受信
部(23−2)より端末選択不完了信号を端末側集線装
置(2−1)の周波数信号送受信部(23−1)に送出
し、リンクSW部(21−2)を起動させ、周波数信号
送受信部(23−2)を加入者回線66より切離し、待
機状態に戻る。
【0063】端末選択不完了信号を受信した制御部(2
6−1)は、接続異常判定のタイムカウントを停止し、
周波数信号送受信部(23−1)を加入者回線66より
切離し、電気信号送受信部(18−1)、(18−2)
間の回線状態をループ状態に戻し、加入者回線66を空
きに設定し、リンクSW部(21−1)を起動し、端末
収容ポート57とBT送出部(22−1)を接続し、端
末54に話中音を送出する。端末54がオンフックする
のをループ検出部(24−1)で確認すると、制御部
(26−1)は、待機状態に戻り、端末収容ポート57
を空きにする。
【0064】次に、端末側集線装置(2−2)より端末
選択完了信号または不完了信号が指定時間内に起った場
合、端末側集線装置(2−1)の制御部(26−1)は
接続異常判定のタイムカウントを停止し、リンクSW部
(21−1)を起動し、周波数信号送受信部(23−
1)を加入者回線66より切離し、電気信号送受信部
(18−1)、(18−2)間の回線状態をループ状態
に戻し、加入者回線66を空きに設定し、端末収容ポー
ト57とBT送出部(22−1)を接続し、端末54に
話中音を送出し、端末54がオンフックするのをループ
検出部(24−1)で確認すると、待機状態に戻り、端
末収容ポート57を空きにする。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交換機の加入者回線数と端末数は1対1の対応をしてい
ながら、加入者回線と端末間の加入者回線を集線するこ
とにより、加入者回線の有効利用を図りながら端末には
各々、個別の電話番号を付与することが可能となり、ア
ナログ加入者回線を所有する交換機であれば、機種に関
係なく回線共用を図るとともに端末指定着信を可能にす
ることができる利点がある。
【0066】また、プライベートネットワークでは、構
内交換機の内線延長区間の専用線を集線することができ
るとともに、伝送路装置によるレベル補償が不要にな
り、信号用としての帯域カットも不要であるといった利
点がある。また、加入者回線の異常を自動検出し、自動
閉塞も可能なため、回線異常時、利用者に与える不便を
最小限に止めることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における交換機側集線装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における端末側集線装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】従来の内線延長方式を示すブロック図である。
【図5】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の更に別の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…交換機側集線装置、2…端末側集線装置、3…交換
機、4…加入者回線/専用線、5…端末、6…着信検出
部、7…ループ出力部、8、23…周波数信号送受信
部、9、21…リンクSW部、10、20…2−4W変
換部、11、19…ゲイン調整部、12、18…電気信
号送受信部、13、28…アラーム出力部、14、26
…制御部、15、29…操作部、16、30…表示部、
17、31…電源部、22…BT送出部、24…ループ
検出部、25…呼出音送出部、27…FAXビジ出力
部、33…NTT内、34…お客様宅、35…局内交換
機、36…公衆回線、37、38、39…収容ポート、
40、41…加入者回線、42、43、44…端末収容
ポート、45、46、47…端末、48…構内交換機、
49…専用線、50…時分割多重化装置、51…アナロ
グ音声チャネル盤、52…シグナリングチャネル盤、5
3…スーパーディジタル専用線、54、55、56…端
末、57、58、59、60、61、62…端末収容ポ
ート、63、64、65…端末、66、67…専用線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機のアナログ加入者回路と加入者線
    路との間に交換機側集線装置を配置すると共に、加入者
    線路とアナログ加入者であるアナログ端末との間に端末
    側集線装置を配置し、前記アナログ加入者回路と前記ア
    ナログ端末とは1対1の対応関係を持たせて同じ個数だ
    け設備し、前記加入者線路は、前記アナログ端末の個数
    より少ない数の線路で集線して成るアナログ端末回線集
    線装置において、 前記交換機側集線装置は、交換機のアナログ加入者回路
    を介してアナログ端末への着信要求があると、着信要求
    のあった当該アナログ端末に対する接続要求信号を作成
    し、前記加入者線路の中の空きの線路を選択して送出す
    る接続要求送出手段を持ち、 前記端末側集線装置は、加入者線路を介して前記接続要
    求信号を受信すると、該接続要求に対応するアナログ端
    末を選び出してそこに着信させる着信制御手段を持ち、 前記端末側集線装置は、アナログ端末から前記交換機に
    対する発呼要求があると、前記加入者線路の中の空きの
    線路を選択して該発呼要求信号を前記交換機側集線装置
    に向けて送出する端末発呼要求送出手段を持ち、 前記交換機側集線装置は、加入者線路を介して前記端末
    発呼要求信号を受信すると、該端末発呼要求信号に対応
    するアナログ加入者回路を選び出し、そこを介して交換
    機に発呼要求を送出する発呼要求送出手段を持ち、 前記交換機側集線装置は、前記加入者線路が2ワイヤで
    あるか、4ワイヤであるかに依存して、前記加入者線路
    との間でインタフェースを選択する手段を持ち、前記端
    末側集線装置も、前記加入者線路が2ワイヤであるか、
    4ワイヤであるかに依存して、前記加入者線路との間で
    インタフェースを選択する手段を持ち、前記交換機側集
    線装置は、前記加入者線路が4ワイヤの場合には、前記
    端末側集線装置との間でやりとりする信号のレベルを増
    減する手段を持ち、前記端末側集線装置も、前記加入者
    線路が4ワイヤの場合には、前記交換機側集線装置との
    間でやりとりする信号のレベルを増減する手段を持ち、 前記交換機側集線装置は、加入者線路を介して端末側集
    線装置に対し送出した信号に対する所定の信号受信がで
    きないとき、当該加入者線路を以後の選択から除外する
    手段を持ち、前記端末側集線装置も、加入者線路を介し
    て交換機側集線装置に対し送出した信号に対する所定の
    信号受信ができないとき、当該加入者線路を以後の選択
    から除外する手段を持つことを特徴とするアナログ端末
    回線集線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアナログ端末回線集線
    装置において、前記交換機が市内自動交換機又は事業所
    集団電話用交換機又は構内交換機から成り、前記加入者
    回路が市内自動交換機の場合はアナログ加入者回路から
    成り、前記加入者回路が事業所集団電話用交換機又は構
    内交換機の場合は内線回路から成り、前記加入者線路が
    市内交換機の場合で、事業所集団電話用交換機又は構内
    交換機の場合は、構内ケーブル、専用線を含む意味での
    内線から成ることを特徴とするアナログ端末回線集線装
    置。
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