JPH0914848A - 電子部品製造に使用する連続式加熱装置 - Google Patents

電子部品製造に使用する連続式加熱装置

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JPH0914848A
JPH0914848A JP15934895A JP15934895A JPH0914848A JP H0914848 A JPH0914848 A JP H0914848A JP 15934895 A JP15934895 A JP 15934895A JP 15934895 A JP15934895 A JP 15934895A JP H0914848 A JPH0914848 A JP H0914848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
heating furnace
pieces
inlet
heated
Prior art date
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Pending
Application number
JP15934895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kobayakawa
正彦 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Publication of JPH0914848A publication Critical patent/JPH0914848A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加熱物4を、不活性ガス等の雰囲気を保持
した加熱炉5内をコンベヤ1にて通過して加熱処理する
場合に、前記被加熱部が、前記加熱炉における入口5a
のカーテン6及び出口5bのカーテン7を通過するとき
に、加熱炉内への大気空気の流入及び不活性ガス等の流
出を低減する。 【構成】 前記カーテン6,7を、適宜幅で上下方向に
延びる複数枚のカーテン片6a,7aにて構成し、この
各カーテン片を、前記入口及び出口の左右両側から内向
きに向かって当該各カーテン片の幅方向の一部が前記コ
ンベヤの移送方向に重なるようにして並べる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の製造中にお
いて、この電子部品の中間物を、コンベヤに載せた状態
で、窒素等の不活性ガス又は還元ガスの雰囲気で加熱す
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガラス封止型のダイオードの製
造に際しては、一対のデュメット線を、ガラス管内に、
その間に半導体チップを挟んで装填するように組立て、
この状態で、窒素等の不活性ガス又は還元ガスの雰囲気
で、ガラスの融点より高い温度に加熱することにより、
ガラス管を両デュメット線に固着すると言う加熱処理を
行うようにしている。
【0003】この加熱処理に際して、従来は、前記のよ
うにして組み立てたダイオードの多数個を耐熱性ケース
内に収納し、このケースを、コンベヤに載せた状態で、
内部を窒素等の不活性ガス又は還元ガスの雰囲気に保持
したトンネル型の加熱炉内を、適宜速度で連続的に通過
すると言う連続式加熱装置を使用している。この場合
に、従来における連続式加熱装置では、そのトンネル型
加熱炉の一端における入口及び他端における出口の各々
に、ゴム等の軟質弾性板製のカーテンを、その上端で取
付けることにより、このカーテンにて前記入口及び出口
を塞ぐように構成している。
【0004】また、この従来の連続式加熱装置において
は、その入口及び出口に設けられるカーテンを、一枚の
軟質弾性板にして、この一枚の軟質弾性板を縦方向に延
びる複数個のカーテン片に切断した暖簾状に形成するこ
とにより、この各カーテン片のうち前記コンベアヤ上面
に載せたケース等の被加熱物に接触するカーテン片のみ
がめくり上るように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このカーテン
における各カーテン片は、その一部にコンベヤにて移送
されるケース等の被加熱物が接触した場合でも、当該カ
ーテン片の全体がめくり上がるものであって、ケース等
の被加熱物の側面に比較的大きい隙間があき、この大き
い隙間から多量の大気空気が加熱炉内に流入したり、加
熱炉内における不活性ガス又は還元ガスが多量に流出し
たりすることになるから、加熱炉内における不活性ガス
又は還元ガスの濃度が低下して、品質の低下を招来する
ばかりか、不活性ガス又は還元ガスの消費量が増大し、
コストの大幅なアップを招来すると言う問題があった。
【0006】本発明は、これらの問題を解消した加熱装
置を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「内部を不活性ガス又は還元ガスの雰
囲気にしたトンネル型の加熱炉と、被加熱物を前記加熱
炉内をその一端の入口から出口に向かって通過するよう
に移送するコンベヤとから成り、前記加熱炉の一端にお
ける入口及び出口に、上端において固定したゴム等の軟
質弾性板製のカーテンを、当該カーテンにて前記入口及
び出口を塞ぐように設けて成る連続式加熱装置におい
て、前記加熱炉の入口及び出口におけるカーテンを、適
宜幅で上下方向に延びる複数枚のカーテン片にて構成
し、この各カーテン片を、前記入口及び出口の左右両側
から内向きに向かって当該各カーテン片の幅方向の一部
が前記コンベヤの移送方向に重なるようにして並べ
る。」と言う構成にした。
【0008】
【作 用】このように構成することにより、コンベヤ
の移動によって被加熱物が、加熱炉の入口及び出口にお
けるカーテンを通過するとき、このカーテンにおける各
カーテン片のうち被加熱物に接触するカーテン片はめく
り上がるものの、各カーテン片のめくり上がらないカー
テン片は、前記めくり上がるカーテン片に対して幅方向
の一部が重なっているから、前記めくり上がらないカー
テン片と被加熱物の側面との間に形成される隙間を、こ
のめくり上がらないカーテン片のめくり上がるカーテン
片に対する重なり寸法だけ狭くすることができるのであ
る。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によると、コンベヤにて
移送される被加熱物が、加熱炉の入口におけるカーテン
及び出口におけるカーテンを通過するときにおいて、前
記加熱炉内にその入口及び出口から大気空気が流入した
り、或いは、加熱炉内における不活性ガス又は還元ガス
が流出したりすることを大幅に低減できるから、加熱に
際しての品質の低下を確実に低減できると共に、不活性
ガス又は還元ガスの消費量を少なくでき、コストを確実
に低減できる効果を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図4の図面
について説明する。この図において、符号1は、一端の
プーリ2と他端のプーリ3との間に巻掛けした無端ベル
ト式のコンベヤを示す。このコンベヤ1は、その上面に
載せた被加熱物4を、前記一端のプーリ2と他端のプー
リ3との間に配設した加熱炉5内を、矢印で示すよう
に、その一端の入口5aから他端の出口5bに向かって
適宜速度で移送するように構成されている。
【0011】なお、前記加熱炉5内には、不活性ガス又
は還元ガスの供給により、不活性ガス又は還元ガスの雰
囲気になっている。前記加熱炉5の一端における入口5
aには、上端において固定したゴム等の軟質弾性板製の
カーテン6が、当該カーテン6にて前記入口5aを塞ぐ
ように設けられ、また、前記加熱炉5の他端における出
口5bにも、上端において固定したゴム等の軟質弾性板
製のカーテン7が、当該カーテン7にて前記出口5bを
塞ぐように設けられている。
【0012】そして、前記加熱炉5の入口5aに対する
カーテン6を、適宜幅で上下方向に延びる複数枚のカー
テン片6aにて構成し、この各カーテン片6aを、前記
入口5a左右両側から内向きに向かって当該各カーテン
片6aの幅方向の一部が前記コンベヤ1の移送方向に重
なるようにして並べたものに構成する。また、前記加熱
炉5の出口5bに対するカーテン7も、前記と同様に、
適宜幅で上下方向に延びる複数枚のカーテン片7aにて
構成し、この各カーテン片7aを、前記出口5b左右両
側から内向きに向かって当該各カーテン片7aの幅方向
の一部が前記コンベヤ1の移送方向に重なるようにして
並べたものに構成する。
【0013】この構成において、コンベヤ1の上面にお
ける被加熱物4が、加熱炉5の入口5aに対するカーテ
ン6の箇所を通過するとき、このカーテン6における各
カーテン片6aのうち被加熱物4に接触するカーテン片
6aはめくり上がるものの、各カーテン片のうちめくり
上がらない左右両外側のカーテン片6aは、前記めくり
上がるカーテン片6aに対して幅方向の一部が重なって
いることにより、前記めくり上がらないカーテン片6a
と被加熱物4の側面との間に形成される隙間を、このめ
くり上がらないカーテン片6aのめくり上がるカーテン
片6aに対する重なり寸法だけ狭くすることができるか
ら、被加熱物4が、加熱炉5の入口5aにおけるカーテ
ン6を通過するときにおいて、前記加熱炉5内にその入
口5aから大気空気が流入したり、或いは、加熱炉5内
における不活性ガス又は還元ガスが入口5aから流出し
たりすることを大幅に低減できるのである。
【0014】また、コンベヤ1の上面における被加熱物
4が、加熱炉5の出口5bに対するカーテン7の箇所を
通過するときにおいても、このカーテン7における各カ
ーテン片7aのうち被加熱物4に接触するカーテン片7
aはめくり上がるものの、各カーテン片のうちめくり上
がらない左右両外側のカーテン片7aは、前記めくり上
がるカーテン片7aに対して幅方向の一部が重なってい
ることにより、前記めくり上がらないカーテン片6aと
被加熱物4の側面との間に形成される隙間を、このめく
り上がらないカーテン片7aのめくり上がるカーテン片
7aに対する重なり寸法だけ狭くすることができるか
ら、被加熱物4が、加熱炉5の出口5bにおけるカーテ
ン7を通過するときにおいて、前記加熱炉5内にその出
口5bから大気空気が流入したり、或いは、加熱炉5内
における不活性ガス又は還元ガスが出口5bから流出し
たりすることを大幅に低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において加熱炉の一部を切欠い
た状態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部を示す平断面図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】図2のIV−IV視側面図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2,3 プーリ 4 被加熱物 5 加熱炉 5a 加熱炉の入口 5b 加熱炉の出口 6,7 カーテン 6a,7a カーテン片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を不活性ガス又は還元ガスの雰囲気に
    したトンネル型の加熱炉と、被加熱物を前記加熱炉内を
    その一端の入口から出口に向かって通過するように移送
    するコンベヤとから成り、前記加熱炉の一端における入
    口及び出口に、上端において固定したゴム等の軟質弾性
    板製のカーテンを、当該カーテンにて前記入口及び出口
    を塞ぐように設けて成る連続式加熱装置において、前記
    加熱炉の入口及び出口におけるカーテンを、適宜幅で上
    下方向に延びる複数枚のカーテン片にて構成し、この各
    カーテン片を、前記入口及び出口の左右両側から内向き
    に向かって当該各カーテン片の幅方向の一部が前記コン
    ベヤの移送方向に重なるようにして並べたことを特徴と
    する電子部品製造に使用する連続式加熱装置。
JP15934895A 1995-06-26 1995-06-26 電子部品製造に使用する連続式加熱装置 Pending JPH0914848A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15934895A JPH0914848A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 電子部品製造に使用する連続式加熱装置

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JP15934895A JPH0914848A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 電子部品製造に使用する連続式加熱装置

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JPH0914848A true JPH0914848A (ja) 1997-01-17

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ID=15691887

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JP15934895A Pending JPH0914848A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 電子部品製造に使用する連続式加熱装置

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JP (1) JPH0914848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083718A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Asahi Glass Co., Ltd. 成型装置及び搬送品の搬送方法

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WO2007083718A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Asahi Glass Co., Ltd. 成型装置及び搬送品の搬送方法

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