JPH09148413A - 回転処理装置、基板位置決め装置、および基板位置決め方法 - Google Patents

回転処理装置、基板位置決め装置、および基板位置決め方法

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JPH09148413A
JPH09148413A JP7310969A JP31096995A JPH09148413A JP H09148413 A JPH09148413 A JP H09148413A JP 7310969 A JP7310969 A JP 7310969A JP 31096995 A JP31096995 A JP 31096995A JP H09148413 A JPH09148413 A JP H09148413A
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JP
Japan
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substrate
center
edge
unit
wafer
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Application number
JP7310969A
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English (en)
Inventor
Yasufumi Koyama
康文 小山
Shigeru Sasada
滋 笹田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を回転させることなく基板の存在位置を
確認して位置合わせする。 【解決手段】 回転可能なスピンチャック12を静止さ
せた状態で、ウェハ11を進行方向に所定単位寸法ごと
に進行させつつ、進行方向と直交する方向のウェハ11
の端縁位置を順次検出し、前回に検出した端縁位置とこ
れに後続して検出した端縁位置との大小関係について順
次比較を行い、比較の結果が増大傾向から減少傾向に転
じたときの端縁位置をウェハ11の中心位置として認識
し、これに基づいてウェハ11を位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIC、LS
I、液晶表示装置等の電子部品等の製造工程における微
細パターンの形成工程等において、シリコンウェハに代
表される半導体基板、あるいは誘電体、金属、絶縁体等
の略円形の基板を回転させて、フォトレジスト液の塗布
や現像、基板周辺部に対する露光などの処理を行う回転
処理装置とその構成部分としての基板位置決め装置、お
よび基板位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】略円形の基板をスピンチャックに保持し
て処理するものとしては、エッジ露光装置、スピンコー
タまたはデベロッパ等の回転処理装置がある。これらの
回転処理装置では、処理される基板は例えばいわゆる搬
送ロボット等の搬送手段によって搬送されてスピンチャ
ックへ渡される。ところが、このとき基板の中心とスピ
ンチャックの回転中心が偏心(位置ズレ)していると、
各プロセスに不具合をもたらす。例えば、コータやデベ
ロッパなどでは薬液が均一に塗れないといった問題が発
生するし、エッジ露光装置では正確な位置にエッジ露光
ができないといった問題が発生する。そこで、かかる偏
心を極力少なくすることが重要である。そのため、基板
を処理する際に基板が搬送手段からスピンチャックへ偏
心なく正しく渡されているかを確認する作業が行われた
り、あるいはまた、組み立てられた装置あるいは修理調
整などの行われた後の装置に対しては、その装置の搬送
手段からスピンチャックヘの基板の搬送が正しく行われ
るかを確認する作業が行われ、また正しく行われない場
合には正しく行われるように搬送手段等を調整するいわ
ゆるティーチングと呼ばれる作業が行われる。
【0003】{第1の従来例}第1の従来例において
は、スピンチャックに基板を吸着保持させた状態で、こ
れを人間が手動で回転させ、これを目視することにより
ティーチングを行っていた。
【0004】{第2の従来例}図11は第2の従来例
(特開平6−124885参照)の回転処理装置を示す
図である。第2の従来例の回転処理装置は、搬送手段で
あるアーム部1によってスピンチャック2上へ基板3を
搬送し、その位置合わせを自動的に行うものである。第
2の従来例では、まず基板3をスピンチャック2上に載
置し、センサ4を基板3の周縁部に位置決めさせた状態
で基板3を回転させ、このときのセンサ出力の変化に基
づいて、基板3のオリエンテーションフラット(以下、
オリフラと略称する)の位置を求める。また、センサ4
をサーチ状態にし、基板3の外側よりセンサ4を基板3
に近づける操作を基板3の中心部に対して反対方向から
行いつつ、このときのセンサ出力の変化を検出すること
で、基板3の位置、偏心量を求める。そして、ここで得
られたオリフラの位置や偏心量に基づいてアーム部1を
操作し、基板3を適正な位置に載置し直す。図11中の
符号5はチャック回転用モータ、符号6はセンサ駆動用
モータ、符号7はアーム駆動用モータ、符号8は制御部
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例では、目
視によって位置合わせを行っていたため、位置決め精度
は作業者の熟練度によってばらつきがあり、加えて多大
な作業時間を必要とするという課題があった。特に、回
転処理装置の配置によっては、人間が位置合わせをしに
くい位置にあることもあり、この場合に正確に位置合わ
せを行うには極めて多大な時間を必要としてしまう。
【0006】第2の従来例では、自動化処理によって、
位置合わせにおける時間効率を向上できるという利点は
あるものの、一旦、基板をスピンチャックに載置してス
ピンチャックを回転させるという動作を行ってからでな
ければ基板の存在位置を知ることができず、その分、時
間がむだになる。
【0007】また、前述のように基板をスピンチャック
に載置してから基板の存在位置を知るものでは、組立誤
差等のため最初に搬送手段がスピンチャックへ基板を渡
す位置のズレが大きい場合に、基板をスピンチャックへ
載置すること自体ができないおそれがあり、またセンサ
やその他の諸部品の設置場所等によっては、基板のスピ
ンチャックヘの載置時や回転時に基板がそれらセンサや
諸部品に接触あるいは衝突し、基板や装置を破損したり
する虞がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、基板を回転さ
せることなく基板の存在位置を知ることができ、基板の
載置動作やティーチング作業を安全確実にかつ迅速に行
うことができる基板位置決め装置と基板位置決め方法を
提供することを目的とする。また本発明は、基板のスピ
ンチャックヘの載置動作やティーチング作業を安全確実
にかつ迅速に行うことができ、さらにスピンチャックへ
正確に位置決めして載置できる回転処理装置、基板位置
決め装置、および基板位置決め方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板を回転可能に保持するための保持手段を有した
回転処理器と、前記基板を支持しつつ所定の進行方向に
進行しながら前記保持手段に搬送する搬送手段と、前記
進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を検出す
る位置検出器と、前記位置検出器での検出結果に基づい
て前記搬送手段を制御する制御部と、を備える。
【0010】前記制御部は、静止する前記保持手段に対
して前記基板を所定の精度で位置合わせするよう制御す
るプリティーチング部と、前記プリティーチング部での
位置合わせ後において前記保持手段を回転させつつ前記
基板の中心を前記保持手段の回転中心に合わせるよう制
御するメインティーチング部と、を備える。
【0011】そして、前記プリティーチング部は、前記
搬送手段の前記進行方向への進行を指示する進行指示手
段と、前記搬送手段の進行に応じて前記位置検出器で得
られた前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位
置を順次読み込む読込指示手段と、前記読込指示手段で
読み込んだ前記進行方向と直交する方向の前記基板の端
縁位置のうち最も外側に位置する端縁位置を検出し当該
最も外側に位置する端縁位置の前記進行方向の座標を前
記基板の中心位置に対応する位置座標として認識する中
心対応位置検出手段と、前記中心対応位置検出手段によ
り検出した前記基板の前記中心位置に対応する位置座標
に基づいて前記基板の中心を前記保持手段の回転中心に
対応させるよう前記搬送手段の前記進行方向の移動を指
示する駆動制御手段と、を備える。
【0012】請求項1に記載の発明では、プリティーチ
ング部の進行指示手段からの指示によって、搬送手段が
進行方向へ進行する。かかる進行に応じて、読込指示手
段によって、位置検出器で得られた進行方向と直交する
方向の基板の端縁位置を順次読み込む。そして、中心対
応位置検出手段によって、読込指示手段で読み込んだ進
行方向と直交する方向の基板の端縁位置のうち最も外側
に位置する端縁位置を検出し、当該最も外側に位置する
端縁位置の進行方向の座標を基板の中心位置に対応する
位置座標として認識する。次に、駆動制御手段によっ
て、中心対応位置検出手段により検出した基板の中心位
置に対応する位置座標に基づいて、基板の中心を保持手
段の回転中心に対応させるよう搬送手段の進行方向の移
動を指示し、所定の精度でのプリティーチング処理を完
了する。これにより、基板を回転させることなく基板の
存在位置を知ることができ、基板のスピンチャックへの
載置動作やティーチング作業を安全確実にかつ迅速に行
うことができる。そして、しかる後、保持手段を回転さ
せつつメインティーチング部によってメインティーチン
グ処理を行う。このように、メインティーチング処理の
前工程としてプリティーチング処理を行っているので、
メインティーチング時に基板を回転させる際に、基板が
周辺部材へ接触したり衝突したりするのを防止でき、し
かもプリティーチングを行った後にさらにメインティー
チングを行っているので、基板をスピンチャックヘ正確
に位置決めして載置できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回転処理装置であって、前記読込指示手段で読み込ん
だ前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置が
予め設定された進入禁止領域内であるか否かを検出する
進入禁止検出手段をさらに有し、前記中心対応位置検出
手段は、前記進入禁止検出手段で前記進入禁止領域内の
データがなかったとの結果が得られたときにのみその旨
を判断して前記最も外側に位置する端縁位置を検出する
動作判断手段を有し、前記駆動制御手段は、前記進入禁
止検出手段で前記進行方向と直交する方向の前記基板の
端縁位置が前記進入禁止領域内であるとの結果を得られ
た場合に前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁
位置を前記進入禁止領域より外側へ移動させるよう前記
基板の前記直交する方向の位置修正を行う直交方向修正
手段を有する。
【0014】請求項2に記載の発明では、進入禁止検出
手段によって、読込指示手段で読み込んだ進行方向と直
交する方向の基板の端縁位置が予め設定された進入禁止
基準位置より外側であるか否かを検出する。進入禁止検
出手段で進入禁止基準位置より外側のデータがなかった
との結果が得られたときは、中心対応位置検出手段によ
ってその旨を判断し、その後に最も外側に位置する端縁
位置を検出する。一方、進入禁止検出手段で進行方向と
直交する方向の基板の端縁位置が進入禁止基準位置より
外側であるとの結果を得られたときは、駆動制御手段に
よって、進行方向と直交する方向の基板の端縁位置を進
入禁止基準位置より内側へ移動させるよう位置修正を行
う。これにより、進行方向だけでなく、進行方向に直交
する方向についての位置合わせをも効率よく行うことが
できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の回転処理装置であって、前記中心対応
位置検出手段は、前記進行指示手段での前記所定単位寸
法の進行ごとに前回に検出した端縁位置とこれに後続し
て検出した端縁位置とを比較する比較手段と、該比較手
段での比較の結果が増大傾向から減少傾向に転じたとき
の端縁位置を前記最も外側に位置する端縁位置として認
識する認識手段と、を有する。
【0016】請求項3に記載の発明では、中心対応位置
検出手段によって、進行指示手段での所定単位寸法の進
行ごとに前回に検出した端縁位置とこれに後続して検出
した端縁位置とを比較し、その結果が増大傾向から減少
傾向に転じたときの端縁位置を最も外側に位置する端縁
位置として認識し、これに基づいて搬送手段の進行方向
の移動を指示してプリティーチング処理を行う。これに
より、効率のよい位置認識を行うことができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、所定の保持手段
に対して基板を所定の精度で位置合わせする基板位置決
め装置であって、前記基板を支持しつつ所定の進行方向
に進行しながら前記保持手段に搬送する搬送手段と、前
記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を検出
する位置検出器と、前記搬送手段の前記進行方向への進
行を指示する進行指示手段と、前記搬送手段の進行に応
じて前記位置検出器で得られた前記進行方向と直交する
方向の前記基板の端縁位置を順次読み込む読込指示手段
と、前記読込指示手段で読み込んだ前記進行方向と直交
する方向の前記基板の端縁位置の座標に基づいて前記基
板の中心位置に対応する位置座標を検出する中心対応位
置検出手段と、を備える。
【0018】請求項4に記載の発明では、進行指示手段
からの指示によって、搬送手段が進行方向へ進行する。
かかる進行に応じて、読込指示手段によって、位置検出
器で得られた進行方向と直交する方向の基板の端縁位置
を順次読み込む。そして、中心対応位置検出手段によっ
て、読込指示手段で読み込んだ進行方向と直交する方向
の基板の端縁位置の座標に基づいて基板の中心位置に対
応する位置座標を検出する。これにより、所定の精度で
の基板の位置決めを効率よく行うことができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、基板を所定の進
行方向に進行させつつ前記基板の進行に応じて前記進行
方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を順次検出す
る検出工程と、検出した端縁位置情報に基づいて前記基
板の中心位置を算出する工程と、を備える。
【0020】請求項5に記載の発明では、基板を所定の
進行方向に進行させつつ基板の進行に応じて進行方向と
直交する方向の基板の端縁位置を順次検出し、検出した
端縁位置情報に基づいて基板の中心位置を算出している
ので、基板を回転させることなく基板の存在位置を知る
ことができ、基板のスピンチャックへの載置動作やティ
ーチング作業を安全確実にかつ迅速に行うことができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
<構成>本発明の一の実施の形態の回転処理装置とし
て、エッジ露光装置を例に挙げて説明する。図1はこの
実施の形態の回転処理装置であるエッジ露光装置を示
し、エッジ露光装置は、オリフラが形成された略円形の
半導体ウェハ(以下、単にウェハと称する)11を回転
可能に吸着保持するスピンチャック12を備えた回転処
理器13と、ウェハ11を支持するロボットアーム14
を備えてそのウェハ11をスピンチャック12へ搬送し
受け渡しする搬送機構TRとよりなり、さらにこれら回
転処理器13と搬送機構TRの両方を制御しその動作を
司る主制御部28を備える。
【0022】回転処理器13は、モータ21と、そのモ
ータ21の軸20に取り付けられて回転駆動されるスピ
ンチャック12と、モータ21を駆動する駆動回路20
Aと、その駆動回路20Aを介してモータ21を制御す
る回転制御部17とを有する。また、モータ21にはそ
の回転角度や回転位置の情報を符号化して出力するエン
コーダ22が取り付けられ、その出力はカウンタ23を
介して回転制御部17に入力される。さらに、スピンチ
ャック12の近傍には、光源及び光学レンズ等を内蔵
し、スピンチャック12上のウェハ11の端縁に光を照
射する光照射器10と、スピンチャック12上のウェハ
11の端縁の位置を後述のように検出するCCDセンサ
16とが設けられている。CCDセンサ16の出力はA
/D変換器29を介して回転制御部17に入力され、回
転制御部17はCCDセンサ16やエンコーダ22から
の信号に基づき、また、主制御部28の制御を受けて、
回転処理器13の各部の動作を制御する。なお、回転制
御部17には、後述するデータを記憶する記憶部18が
付設されている。
【0023】搬送機構TRは、回転処理器13のスピン
チャック12の側方を通過するY軸レール25Aと、Y
軸レール25AにそってそのY軸レール25A上を移動
するロボットアーム14とを備え、またロボットアーム
14をY軸レール25Aにそって図示しないギア等によ
り移動させるモータ25と、ロボットアーム14を図示
しないギア等によりY軸レール25Aと直交する方向に
進退移動させるモータ24とを備える。モータ24,2
5はX,Y軸駆動回路26を介して搬送制御部27に接
続され、搬送制御部27は主制御部28の制御を受け
て、モータ24,25を制御する。
【0024】ここで、図2に示すように、Y軸レール2
5Aの方向をY方向、そのY方向と直交する方向をX方
向とすると、ロボットアーム14はY方向及びX方向に
移動自在となっている。回転処理器13に設けられたC
CDセンサ16は一次元のものであって、所定の長さの
投光部16Aおよび受光部16Bを備え、投光部16A
および受光部16Bの長手方向が、スピンチャック12
の中心を通る直線上であってかつY軸レール25Aと平
行になるように設けられている。そしてCCDセンサ1
6は、ウェハ11がロボットアーム14によってスピン
チャック12へ搬送される際に、そのウェハ11のY方
向の端縁位置を0から10の度数で検出する。
【0025】主制御部28はいわゆるマイクロコンピュ
ータより構成され、同じくマイクロコンピュータより構
成される搬送制御部27と回転制御部17を介して、搬
送機構TRと回転処理器13の動作を制御する。通常の
処理、すなわち、ウェハ11の端縁に対して紫外線を照
射してその部分に塗布されているフォトレジストを感光
させる処理を行う場合、主制御部28においては、搬送
機構TRを駆動してウェハ11を回転処理器13のスピ
ンチャック12へ搬入し、スピンチャック12を回転さ
せつつ光照射器10を駆動してウェハ11に紫外線を照
射し、照射終了後には搬送機構TRにより処理済みのウ
ェハ11を搬出するという処理の内容を、搬送制御部2
7と回転制御部17に伝え、それら搬送制御部27と回
転制御部17が搬送機構TRと回転処理器13とを制御
して処理を実行する。
【0026】さて、装置の組立完了後や修理調整などの
行われた後には、その装置に対して搬送機構TRから回
転処理器13へのウェハ11の搬送のためのティーチン
グが行われるが、かかるティーチングは、主制御部28
からティーチングを行う旨の信号に応じて回転制御部1
7がその制御プログラムにより行う。かかるティーチン
グのための制御プログラムは、図4の如く、プリティー
チングP1とメインティーチングP2とからなってい
る。プリティーチングP1では、ウェハ11を回転させ
ることなく所定の精度で位置あわせを行い、メインティ
ーチングP2ではスピンチャック12を回転させてウェ
ハ11を回転させることで更に精密に位置あわせを行
う。それぞれのフローチャートの詳細については後述す
るが、まず、ここではそれらを図3の機能ブロック図を
用いて回転制御部17の動作について説明する。
【0027】回転制御部17は、プリティーチング部1
7Aとメインティーチング部17Bとを有している。
【0028】プリティーチング部17Aは、メインコン
トローラ28および搬送制御部27を介してX,Y軸駆
動回路26に対してロボットアーム14のX軸方向への
進行を指示する進行指示手段31と、ロボットアーム1
4の進行に伴ってCCDセンサ16で得られたY軸方向
の端縁位置を順次読み込む読込指示手段32と、読込指
示手段32で読み込んだY軸方向の端縁位置について記
憶部18内に予め記憶設定された進入禁止領域内である
か否かを検出する進入禁止検出手段33と、進入禁止領
域内のデータがなかった場合に読込指示手段32で読み
込んだY軸方向の端縁位置のうち最も外側に位置する端
縁位置をウェハ11のX軸方向での中心位置に対応する
ものとして検出する中心対応位置検出手段34と、進入
禁止検出手段33および中心対応位置検出手段34での
検出結果に基づいてメインコントローラ28および搬送
制御部27を介してX,Y軸駆動回路26に対してロボ
ットアーム14の制御信号を出力するプリティーチング
駆動制御手段35とを備える。
【0029】進行指示手段31は、プリティーチング開
始以前は、ロボットアーム14が初期設定位置に移動す
るよう指示するとともに、プリティーチング開始後は、
ロボットアーム14に対してスピンチャック12方向へ
の所定の単位移動量(0.5〜1.0mm程度)ごとの
進行を指示する機能を有している。
【0030】読込指示手段32は、ロボットアーム14
の単位移動量ごとの進行に伴ってCCDセンサ16およ
びA/D変換器29を通じて得たウェハ11のY軸方向
の端縁位置を順次読み込む。
【0031】進入禁止検出手段33は、記憶部18に予
め記憶設定された進入禁止基準位置Yredと、読込指示
手段32で読み込んだウェハ11のY軸方向の端縁位置
とを比較し、ウェハ11が進入禁止領域内へ入ってるか
否かを判断するものである。なお、ここで進入禁止領域
とは、読み込んだデータをグラフ化した図7において、
Y方向の値が所定の進入禁止基準位置YREDよりも大で
ある領域、すなわち、図7中のY=YRED線よりも左側
の領域(斜線部)をいう。
【0032】進入禁止基準位置Yredとしては、CCD
センサ16の長手方向について例えば度数9を設定し、
読み込んだ端縁位置がその度数を越える場合に進入禁止
領域内へ入っているものとする。当該進入禁止基準位置
redは、ウェハ11をスピンチャック12の縦軸20
中心に回転させた際に周辺の部材に接触あるいは衝突す
るか否かを基準に予め設定される。
【0033】中心対応位置検出手段34は、進入禁止検
出手段33で進入禁止領域内のデータがなかったとの結
果が得られたときにのみその旨を判断して最も外側に位
置する端縁位置を検出する(動作判断手段)とともに、
先だって読み込んだウェハ11の端縁位置と後続して読
み込んだウェハ11の端縁位置とを比較して、その大小
関係が逆転する時点でウェハ11の中心位置に対応して
いる旨を判断する(比較手段)ものである。
【0034】駆動制御手段35は、進入禁止検出手段3
3でY軸方向の端縁位置が進入禁止領域内であるとの結
果を得られた場合にY軸方向の端縁位置を領域外のウェ
ハ11の中心の方向(逆Y軸方向)へ移動させるようロ
ボットアーム14の制御を行う(Y軸方向修正手段)と
ともに、中心対応位置検出手段34により検出したウェ
ハ11の中心位置に基づきウェハ11の中心をスピンチ
ャック12の回転中心に一致させるようロボットアーム
14のX軸方向での制御を行う(X軸方向修正手段)も
のである。当該プリティーチング部17Aと、ロボット
アーム14と、CCDセンサ16とから、スピンチャッ
ク12に対してウェハ11を所定の精度で位置合わせす
る基板位置決め装置が構成される。
【0035】一方、メインティーチング部17Bは、駆
動回路20Aを介してモータ21の縦軸20を所定の単
位回転角度θ_STEP(22.5゜)ごとに回転させるよ
う指示する回転指示手段41と、モータ21の縦軸20
の単位回転角度θ_STEPごとの回転に伴ってCCDセン
サ16で得られたY軸方向の端縁位置を回転中心点から
の距離データとして順次読み込む読込指示手段42と、
距離データおよびこれに対応する回転角度で表される極
座標系データを直交座標系データに変換する座標変換手
段43と、読込指示手段42で読み込んだ距離データの
うちウェハ11のオリフラに対応する距離データ(以
下、オリフラデータと称す)を検出するオリフラデータ
検出手段44と、オリフラデータ検出手段44で検出し
たオリフラデータと回転中心点を中心として当該オリフ
ラデータに対して90゜,180゜,および270゜に
位置するデータとを削除するデータ削除手段45と、デ
ータ削除手段45で削除されなかった直交座標系の座標
データの平均値の2倍を演算することでウェハ11の中
心点の座標を求める中心点演算手段46と、中心点演算
手段46での演算結果に基づいてメインコントローラ2
8および搬送制御部27を介してX,Y軸駆動回路26
に対してロボットアーム14の制御信号を出力するメイ
ンティーチング駆動制御手段47と、を備える。なお、
プリティーチング部17Aおよびメインティーチング部
17Bの具体的な機能については後述の動作の説明にお
いて詳述する。
【0036】<動作>上記構成の回転処理装置において
は、図4の如く、プリティーチング(ステップP1)と
メインティーチング(ステップP2)の2段階のティー
チング処理を行う。
【0037】1)プリティーチング処理 図5および図6は、プリティーチング処理を詳述するた
めのフローチャートであり、両図は連結記号,によ
って連続している。また、図5および図6では、簡便の
ため、搬送機構TRのロボットアーム14を「TR」と
表現することにする。なお、ここにおいて、X1,Y1
CCDセンサ16上の位置であって、この位置にウェハ
11の端縁の極大値が来たときにティーチング終了とな
る目標値を示す。プリティーチング処理時には、図5お
よび図6の如く、ステップS1において、ウェハ11を
ロボットアーム14上にセットする。ティーチングに使
用するウェハ11としては、通常、ティーチング専用の
真円形状のティーチングウェハを用いるが、場合によっ
てはオリフラを有する実際の半導体ウェハそのものを用
いてもよい。
【0038】次に、ステップS2において、ロボットア
ーム14のY軸座標値Ytrが予め設定された初期位置Y
INITになるよう、X,Y軸駆動回路26によってロボッ
トアーム14を移動させ、X−Y直交座標におけるロボ
ットアーム14の位置(Xtr,Ytr)を(0,YINIT
とする。同時に、ステップS3において、CCDセンサ
16での検出回数Nを0に初期化しておく。
【0039】そして、ステップS4〜S13において、
X座標上の位置Xtrは、検出回数Nが増すごとに進行指
示手段31によって単位移動量X_STEPだけロボットア
ーム14を前進させつつ、そのときのウェハ11のY軸
方向の端縁位置を読込指示手段32によって順次読み込
み、読み込んだY軸方向の端縁位置のうち最も外側に位
置する端縁位置を中心対応位置検出手段34によってウ
ェハ11のX軸方向での中心位置に対応するものとして
検出する。以下、ステップS4〜S13での具体的な動
作を詳述する。
【0040】ステップS4では、検出回数Nが予め設定
された最大値N_MAX以上となっているか否かを比較判断
する。S3においてN=0としているので、検出回数N
(=0)はN_MAX未満となるため、判断結果は「No」
となるので、そのままステップS5に進む。ステップS
5では、ロボットアーム14を、X軸座標値Xtrについ
て次式(数1)が成立するように、進行指示手段31に
よってX軸方向に移動させる。なお、数1中の変数X
_STEPは、ロボットアーム14の1回当たりのX軸方向
への単位移動量(0.5〜1.0mm)である。なお、
この時点での検出回数Nは0であるが、後述のように検
出回数Nが増すごとに進行指示手段31によって単位移
動量X_STEPだけロボットアーム14を前進させること
になる。
【0041】
【数1】
【0042】このとき、ウェハ11の中心が荒い精度で
スピンチャック12の中心近傍に位置することになる。
ここで、ロボットアーム14を降下させ、ウェハ11を
スピンチャック12の上面に暫定的に載置させた後(ス
テップS6)、Xtr=0になるようロボットアーム14
を退避させる(ステップS7)。
【0043】ステップS8では、CCDセンサ16の長
手方向(すなわちY軸方向)について、読込指示手段3
2の指示にしたがってウェハ11の端縁位置(0〜10
の範囲)を読み取り、SEN[N](ただしN=0)として
一時的に記憶する。そして、ロボットアーム14を上記
数1の位置に移動させてウェハ11を取り上げ(ステッ
プS9)、ウェハ11を保持した状態で再びロボットア
ーム14を原点(Xtr=0)に復帰させる(ステップS
10)。
【0044】ステップS11では、SEN[N]と、RAM
18に予め記憶設定された進入禁止基準位置Yredとを
進入禁止検出手段33によって比較し、ウェハ11の端
縁が進入禁止領域内へ入っているか否かを判断する。
【0045】ここで、SEN[N]>Yredの場合は、ウェハ
11の端縁が進入禁止領域内へ入っていると判断し(図
7中のエラーNo2)、ステップS12に進み、エラー
表示をした後、ウェハ11の位置の再調整を行い、ステ
ップS1から再度の処理をやり直す。
【0046】一方、SEN[N]≦Yredの場合は、ウェハ1
1の端縁が進入禁止領域へ入っていないと判断し、ステ
ップS13に進む。ここでは、まず、N≠0(すなわち
N>0)かどうかを判断する。そして、N>0の場合
は、中心対応位置検出手段34により、ウェハ11のY
軸方向の端縁位置のうち最も外側に位置する端縁位置を
ウェハ11のX軸方向での中心位置に対応するものとし
て検出する(位置認識工程)。具体的には、まず、ウェ
ハ11のY軸方向の極大値を示す位置を経過したか否か
(すなわちSEN[N]−SEN[N−1]<0かどうか)を比較
演算する(比較手段)。なお、現時点では1回目の検出
であるためN=0であり、故にステップS14に進む。
そして、検出回数Nに「N+1(=0+1=1)」を代
入し、2回目の検出を行うためにステップS4に戻る。
以後、2回目以降(N=1,2,…)の検出について、
SEN[N]−SEN[N−1]≧0である限り、ステップS4〜
S14の動作を繰り返し行う。ここで、SEN[N]−SEN
[N−1]≧0であるということは、ロボットアーム14
を進行方向(X軸方向)に進行させるにしたがって、ウ
ェハ11の端縁位置がY軸方向に沿って増加傾向となる
かまたは等しい状態にあることを示している。そして、
ステップS13において、減少傾向、すなわちSEN[N]
−SEN[N−1]<0となったとき、ウェハ11のY軸方
向の極大値を示す位置を経過したものと認識(認識手
段)できるため、その後、ステップS15に進む。
【0047】ステップS15では、N=1か否かを判断
する。この時点でN=1であった場合は、N=0の時点
で、既にウェハ11のY軸方向の極大値を示す位置を経
過していた(図7中のエラーNo3)と判断でき、この
ままロボットアーム14を進行方向に進行させてもウェ
ハ11のY軸方向の極大値を示す位置を検出できないた
め、ステップS16においてエラー表示をした後、ウェ
ハ11の位置の再調整を行い、ステップS1から再度の
処理をやり直す。
【0048】一方、ステップS15において、N≠1
(すなわちN≧2)の場合は、N=0,1,…と増加傾
向または等価状態を示した後に最終的に減少傾向を示し
たことになるため、ウェハ11のY軸方向の極大値を示
す位置を検出したことになり、故に、プリティーチング
駆動制御手段35によって、次式(数2)の(Xtr,Y
tr)のようにプリティーチング位置の座標を定義する。
数2の矢印「←」の右辺はステップS15までの時点の
各値、左辺はステップS17以降の時点の各値を意味し
ている。
【0049】
【数2】
【0050】そして、ステップS18では、プリティー
チング駆動制御手段35によって、ステップS17で定
義されたプリティーチング位置にロボットアーム14を
移動させ、ウェハ11をスピンチャック12上にセット
する(移動工程)。そして、CCDセンサ16からの信
号を読み込んで最終確認を行い、ステップS19におい
てOKである場合はプリティーチング処理を終了する。
なお、図7中の11Zは、正常にプリティーチングした
状態を示すものである。ここではN_MAXを11に設定し
た場合を示している。一方、最終確認の結果に以上があ
る場合は、ステップS20においてエラー表示をした
後、ウェハ11の位置の再調整を行い、ステップS1か
ら再度の処理をやり直す。
【0051】また、ステップS4において、検出回数N
が予め設定された最大値N_MAX以上となった場合は、ス
テップS21において、SEN[0]〜SEN[N]のすべての値
が0であるか否かを判断する。「Yes」の場合は、ロ
ボットアーム14をY軸方向に単位移動量Y_STEPだけ
移動(ステップS22)させたのち、ステップS3から
の処理を再び行う。一方、ステップS21において「N
o」の場合(図7中のエラーNo1)は、ステップS2
3においてエラー表示をした後、ウェハ11の位置の再
調整を行い、ステップS1から再度の処理をやり直せば
よい。
【0052】以上のようにプリティーチング処理を行う
ことによって、X軸方向については、進行指示手段31
での単位移動量X_STEP(0.5〜1.0mm程度)の
精度で、Y軸方向については、進入禁止基準位置Yred
から外み出さない程度で且つCCDセンサ16の検出精
度に応じて、ウェハ11とスピンチャック12との中心
合わせを容易に行うことができる。
【0053】2)メインティーチング処理 メインティーチング処理では、図8の如く、ステップT
1においてウェハ11をロボットアーム14にセット
し、プリティーチング処理で求めたプリティーチング位
置(Xtr,Ytr)(数2参照)にロボットアーム14を
移動させて(ステップT2)、スピンチャック12の上
にウェハ11を載置する。この際、ロボットアーム14
は原点に退避させておく(ステップT3)。そして、検
出回数Nを0に初期化しておく(ステップT4)。ステ
ップT5では、検出回数Nが予め設定された最大値N
_MAX以上となっているか否かを比較判断する。この時点
では、メインティーチング動作を開始しておらず、検出
回数N(=0)はN_MAX未満となるため、判断結果は
「No」となるので、そのままステップT6〜T11の
動作に進む。
【0054】ステップT6〜T11では、回転指示手段
41によってスピンチャック12を単位回転角度θ_STE
Pごとに回転するよう指示しつつ、単位回転角度θ_STEP
ごとの回転に応じて、読込指示手段42によって、CC
Dセンサ16で得られたウェハ11のY軸方向の端縁位
置を回転中心点からの距離データとして順次読み込み、
中心点演算手段46によって、ウェハ11のスピンチャ
ック12の縦軸20中心に対する偏心量を算出する。以
下、ステップT6〜T11での具体的な動作を詳述す
る。
【0055】まず、ステップT6では、CCDセンサ1
6の長手方向(すなわちY軸方向)について、読込指示
手段42の指示にしたがってウェハ11の端縁位置(0
〜10の範囲)を読み取り、SEN[N](ただしN=0)
として一時的に記憶する。ここで、念のため、SEN[N]
が、予め設定された限界値(SEN_MIN,SEN_MAX)から外
み出ていないかどうかを判定し(ステップT7)、外み
出ている場合には、エラー表示をした後、ウェハ11の
位置の再調整を行い、ステップT1から再度の処理をや
り直す。ただし、この実施の形態では、既にプリティー
チング処理を行っているため、通常はステップT7でエ
ラーとの結果が得られることはない。
【0056】ステップT8では、回転指示手段41によ
ってスピンチャック12の縦軸20を単位回転角度θ_S
TEP(22.5゜)だけ回転するよう指示し、縦軸駆動
回路20Aおよびモータ21の駆動によりスピンチャッ
ク12上のウェハ11が単位回転角度θ_STEPだけ回転
する。同時に、検出回数Nに「N+1」を代入し、2回
目の検出を行うためにステップT5に戻る。以後、2回
目以降(N=1,2,…)の検出について、N≧N_MAX
になるまで、ステップT5〜T9の動作を繰り返し行
う。
【0057】ステップT5において、N≧N_MAXになっ
たら、ロボットアーム14によってウェハ11をスピン
チャック12から取り外す(ステップT10)。この時
点で、仮にウェハ11の中心ずれがあった場合、SEN
[0]〜SEN[N_MAX]は図9のA〜M〜QS〜QF〜M2
〜A1で示した実線のような略正弦波曲線を描く。ただ
し、この実施の形態ではプリティーチング処理を経てい
るため、曲線の振幅はより平坦なものとなる。得られた
中心点演算手段46によって、ウェハ11のスピンチャ
ック12の縦軸20中心に対する偏心量を算出する(ス
テップT11)。
【0058】ここでは、まず、オリフラデータ検出手段
44によって、SEN[0]〜SEN[N_MAX]のうち、ウェハ1
1のオリフラに対応するオリフラデータを検出する。具
体的には、図9の略正弦波曲線(A1〜M1〜QS〜QF
2〜A1)のについて、回転角度θに関する一階微分の
データ列(図9中のLd)を求める。そして、一階微分
のデータ列から最小値および最大値を求め、最小値が所
定のしきい値Th1より小さいか否か、最大値が所定の
しきい値Th2より大きいか否かによって、ウェハ11
がオリフラを有するものか否かを判定する。すなわち、
図9中の実線Ldの最小値が所定のしきい値Th1より
大きく且つ最大値が所定のしきい値Th2より小さい場
合には、ウェハ11がオリフラを有していないと判断す
る。一方、図9中の二点鎖線のようにウェハ11がオリ
フラを有する場合は、Ldの最小値が所定のしきい値T
h1より小さく且つ最大値が所定のしきい値Th2より
大きいことを検出し、オリフラがある旨を判断する。そ
して、オリフラがあると判断した場合は、検出したオリ
フラデータと、回転中心点を中心として当該オリフラデ
ータに対して90゜,180゜,および270゜に位置
するデータとを、データ削除手段45によって削除す
る。
【0059】ここで、図10はスピンチャック12の縦
軸20中心とウェハ11との関係を示す図である。ウェ
ハ11の縁端近傍に記された数字は検出回数Nの値を示
すものである。ただし、N=0のときとN=16のとき
は同一点について検出を行っており、便宜上、N=16
のときのみを符号で示し、N=0の旨を省略している。
なお、当該数字が丸で囲まれているものは演算の要素と
して採用するもの、当該数字の横に×印が付与されてい
るものは演算に採用しないものを夫々示している。ま
た、図10中の二点鎖線Lofはウェハ11のオリフラ
を示している。この例の場合、上述のように、N=1
3,14のときのオリフラデータSEN[13],SEN[14]
を削除するとともに、SEN[1],SEN[2],SEN[5],SEN
[6],SEN[9],SEN[10]をも削除する。
【0060】そして、座標変換手段43では、データ削
除手段45によって削除されなかったデータSEN[3],S
EN[4],SEN[7],SEN[8],SEN[11],SEN[12],SE
N[15],SEN[16]と、夫々対応する回転角度θとから
構成される極座標系データを、直交座標系データ
(Xtr,Ytr)に変換する。
【0061】ここで、検出回数Nに対応する直交座標系
データを(Xtr[N],Ytr[N])とすると、ウェハ
11の中心点の直交座標系データ(XO,YO)は次式
(数3)で表される。
【0062】
【数3】
【0063】すなわち、図10の例だと、SEN[3],SEN
[4],SEN[7],SEN[8],SEN[11],SEN[12],SEN
[15],SEN[16]についての各直交座標系のデータの
各成分の平均値を2倍した値がウェハ11の中心点の直
交座標系データ(XO,YO)であり、中心点演算手段4
6によって、上述のような演算を行うという極めて容易
な方法で、ウェハ11の中心点の座標を求めることがで
きる。
【0064】その後、ステップT12では、中心点演算
手段46での演算結果に基づいて、メインティーチング
駆動制御手段47は、メインコントローラ28および搬
送制御用CPU27を介してX,Y軸駆動回路26に対
してロボットアーム14の制御信号を出力し、ウェハ1
1のティーチング位置を適切に変更した後、再チェック
を行う(ステップT12)。そして、目標値から外れて
いた場合は、ステップT1からの動作をやり直す。一
方、目標値に入っている場合はメインティーチング処理
を終了する。
【0065】以上のメインティーチング処理において
は、実際にウェハ11を縦軸20中心に回転させながら
端縁位置を検出するため、ウェハ11の位置ずれが激し
い場合は、周辺部材にウェハ11が当接したりしてウェ
ハ11または周辺部材を損傷したり、当接によりウェハ
11がずれてしまいそれまで検出したデータが無効にな
ったりするおそれがある。しかしながら、この実施の形
態では、メインティーチング処理の前工程として、プリ
ティーチング処理を行い、ある程度の精度で中心合わせ
を行っているので、ウェハ11の周辺部材への当接を防
止でき、ウェハ11および周辺部材の損傷を防止できる
とともに、さらなるウェハ11の位置ずれを防止するこ
とで既に収集した端縁位置データが無効となるのを防止
できる。
【0066】なお、上記実施の形態では、スピンチャッ
ク12が保持手段に、搬送機構TRが搬送手段に、CC
Dセンサ16が位置検出器に、回転制御部17、搬送制
御部27、主制御部28が制御部に、それぞれ相当す
る。
【0067】<変形例> (1) 上記実施の形態では、エッジ露光装置を例に挙
げて説明したが、その他、スピンナのコータまたはデベ
ロッパ等に適用するものであってもよい。
【0068】(2) また、上記実施の形態では、メイ
ンティーチングにおいて、極座標系データを直交座標系
データに変換したのち、直交座標系の8個の座標データ
の平均値を2倍することでウェハ11の中心点の座標を
求めていたが、その他の方式を用いてもよい。
【0069】例えば、取り込んだ各エッジデータがウェ
ハ11の中心点から等距離にあることを利用し、2組の
一対ずつのエッジデータを選択し、各組について一対の
エッジ点からなる線分の垂直二等分線を夫々求め、両組
の垂直二等分線の交点をウェハ11の中心点として認定
してもよい。
【0070】あるいは、取り込んだ各エッジデータを元
に、角度に対する距離の回帰曲線を求めてウェハ11の
中心点の偏心量を認定してもよい(特願平6−1573
16号参照)。
【0071】(3)上記実施の形態では、位置検出器1
6としてCCDセンサを用いていたが、位置情報が読み
取れるセンサであれば、フォトセンサ等いかなるものを
用いてもよい。
【0072】(4)上記実施の形態では、プリティーチ
ングにおいて、ウェハ11を所定の単位寸法ごとにステ
ップ状に進行させて、そのステップ毎にその進行方向と
直交する方向の端縁位置を読み込んでいたが、必ずしも
ステップ状に進行するものである必要はなく、連続的に
進行させてその途中にタイミングを計って読み込むもの
でもよい。
【0073】(5)上記実施の形態では、プリティーチ
ングの後にメインティーチングを行っていたが、プリテ
ィーチングのみで要求される位置決め精度を満たすこと
ができる場合には、メインティーチングを行う必要はな
い。すなわち、要求される位置決め精度に比べてCCD
センサ16の検出精度が高く、搬送機構TRの進行の単
位寸法が小さいなどの場合には、ティーチング等におけ
る位置決め作業としては上述したプリティーチングに相
当する動作を行うのみでもよい。
【0074】(6)プリティーチング時のステップS7
においてはロボットアーム14を退避させているが、C
CDセンサ16によるウェハ11の端縁位置検出を妨げ
ない形状のロボットアームを用いれば、ここでロボット
アームを退避させる必要はない。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、プリテ
ィーチング部の進行指示手段からの指示によって、搬送
手段が進行方向へ進行し、かかる進行に応じて、読込指
示手段によって、位置検出器で得られた進行方向と直交
する方向の基板の端縁位置を順次読み込み、中心対応位
置検出手段によって、読込指示手段で読み込んだ進行方
向と直交する方向の基板の端縁位置のうち最も外側に位
置する端縁位置を検出し、当該最も外側に位置する端縁
位置の進行方向の座標を基板の中心位置に対応する位置
座標として認識し、駆動制御手段によって、中心対応位
置検出手段により検出した基板の中心位置に対応する位
置座標に基づいて、基板の中心を保持手段の回転中心に
対応させるよう搬送手段の進行方向の移動を指示し、所
定の精度でのプリティーチング処理を完了した後、保持
手段を回転させつつメインティーチング部によってメイ
ンティーチング処理を行うよう構成しているので、第1
の従来例に比べて、自動化処理によって、位置合わせに
おける時間効率を向上できる。また、第2の従来例に比
べて、メインティーチング処理の前工程としてプリティ
ーチング処理を効率的に行うことで、メインティーチン
グ時に基板を回転させる際に、基板が周辺部材へ接触し
たり衝突したりするのを防止でき、しかもプリティーチ
ングを行った後にさらにメインティーチングを行ってい
るので、基板をスピンチャックヘ正確に位置決めして載
置できる。
【0076】請求項2に記載の発明によれば、進入禁止
検出手段によって、読込指示手段で読み込んだ進行方向
と直交する方向の基板の端縁位置が予め設定された進入
禁止基準位置より外側であるか否かを検出し、進入禁止
検出手段で進入禁止基準位置より外側のデータがなかっ
たとの結果が得られたときは、中心対応位置検出手段に
よってその旨を判断し、その後に最も外側に位置する端
縁位置を検出する一方、進入禁止検出手段で進行方向と
直交する方向の基板の端縁位置が進入禁止基準位置より
外側であるとの結果を得られたときは、駆動制御手段に
よって、進行方向と直交する方向の基板の端縁位置を進
入禁止基準位置より内側へ移動させるよう構成されてい
るので、進行方向だけでなく、進行方向に直交する方向
についての位置合わせをも効率よく行うことができる。
【0077】請求項3に記載の発明によれば、中心対応
位置検出手段によって、進行指示手段での所定単位寸法
の進行ごとに前回に検出した端縁位置とこれに後続して
検出した端縁位置とを比較し、その結果が増大傾向から
減少傾向に転じたときの端縁位置を最も外側に位置する
端縁位置として認識し、これに基づいて搬送手段の進行
方向の移動を指示してプリティーチング処理を行うよう
構成されているので、効率のよい位置認識、ひいては、
効率のよいティーチングを行うことができる。
【0078】請求項4に記載の発明によれば、進行指示
手段からの指示によって、搬送手段が進行方向へ進行
し、かかる進行に応じて、読込指示手段によって、位置
検出器で得られた進行方向と直交する方向の基板の端縁
位置を順次読み込み、中心対応位置検出手段によって、
読込指示手段で読み込んだ進行方向と直交する方向の基
板の端縁位置の座標に基づいて基板の中心位置に対応す
る位置座標を検出するよう構成されているので、第1の
従来例に比べて、自動化処理によって、位置合わせにお
ける時間効率を向上できる。
【0079】請求項5に記載の発明によれば、基板を所
定の進行方向に進行させつつ基板の進行に応じて進行方
向と直交する方向の基板の端縁位置を順次検出し、検出
した端縁位置情報に基づいて基板の中心位置を算出して
いるので、基板を回転させることなく基板の存在位置を
知ることができ、基板のスピンチャックへの載置動作や
ティーチング作業を安全確実にかつ迅速に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態の回転処理装置を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の一の実施の形態の回転処理装置のウェ
ハ、ロボットアームおよびCCDセンサを示す平面図で
ある。
【図3】本発明の一の実施の形態の回転処理装置の制御
部を示す制御ブロック図である。
【図4】本発明の一の実施の形態の回転処理装置の全体
的な処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一の実施の形態の回転処理装置のプリ
ティーチング処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一の実施の形態の回転処理装置のプリ
ティーチング処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一の実施の形態の回転処理装置におけ
るプリティーチング処理でのウェハの端縁位置検出動作
を示す図である。
【図8】本発明の一の実施の形態の回転処理装置のメイ
ンティーチング処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一の実施の形態の回転処理装置におけ
るウェハの端縁位置の検出結果を示す図である。
【図10】本発明の一の実施の形態の回転処理装置にお
けるメインティーチング処理でのウェハの端縁位置検出
動作を示す図である。
【図11】第2の従来例の回転処理装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】 11 ウェハ 12 スピンチャック 13 回転処理器 14 ロボットアーム 16 CCDセンサ 17 回転制御部 17A プリティーチング部 17B メインティーチング部 20 縦軸 20A 縦軸駆動回路 21 モータ 22 エンコーダ 23 カウンタ 24 Xモータ 25 Yモータ 26 X,Y軸駆動回路 27 搬送制御部 28 主制御部 29 A/D変換器 31 進行指示手段 32 読込指示手段 33 進入禁止検出手段 34 中心対応位置検出手段 35 プリティーチング駆動制御手段 41 回転指示手段 42 読込指示手段 43 座標変換手段 44 オリフラデータ検出手段 45 データ削除手段 46 中心点演算手段 47 メインティーチング駆動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01B 21/00 G01B 21/00 A G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 H01L 21/027 H01L 21/30 502J 564C 569C 577

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転可能に保持するための保持手
    段を有した回転処理器と、前記基板を支持しつつ所定の
    進行方向に進行しながら前記保持手段に搬送する搬送手
    段と、前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位
    置を検出する位置検出器と、前記位置検出器での検出結
    果に基づいて前記搬送手段を制御する制御部と、を備
    え、 前記制御部は、静止する前記保持手段に対して前記基板
    を所定の精度で位置合わせするよう制御するプリティー
    チング部と、前記プリティーチング部での位置合わせ後
    において前記保持手段を回転させつつ前記基板の中心を
    前記保持手段の回転中心に合わせるよう制御するメイン
    ティーチング部と、を備え、 前記プリティーチング部は、 前記搬送手段の前記進行方向への進行を指示する進行指
    示手段と、 前記搬送手段の進行に応じて前記位置検出器で得られた
    前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を順
    次読み込む読込指示手段と、 前記読込指示手段で読み込んだ前記進行方向と直交する
    方向の前記基板の端縁位置のうち最も外側に位置する端
    縁位置を検出し、当該最も外側に位置する端縁位置の前
    記進行方向の座標を前記基板の中心位置に対応する位置
    座標として認識する中心対応位置検出手段と、 前記中心対応位置検出手段により検出した前記基板の前
    記中心位置に対応する位置座標に基づいて、前記基板の
    中心を前記保持手段の回転中心に対応させるよう前記搬
    送手段の前記進行方向の移動を指示する駆動制御手段
    と、 を備える回転処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転処理装置であっ
    て、 前記読込指示手段で読み込んだ前記進行方向と直交する
    方向の前記基板の端縁位置が予め設定された進入禁止領
    域内であるか否かを検出する進入禁止検出手段をさらに
    有し、 前記中心対応位置検出手段は、前記進入禁止検出手段で
    前記進入禁止領域内のデータがなかったとの結果が得ら
    れたときにのみその旨を判断して前記最も外側に位置す
    る端縁位置を検出する動作判断手段を有し、 前記駆動制御手段は、前記進入禁止検出手段で前記進行
    方向と直交する方向の前記基板の端縁位置が前記進入禁
    止領域内であるとの結果を得られた場合に、前記進行方
    向と直交する方向の前記基板の端縁位置を前記進入禁止
    領域より外側へ移動させるよう前記基板の前記直交する
    方向の位置修正を行う直交方向修正手段を有することを
    特徴とする回転処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の回転処
    理装置であって、前記中心対応位置検出手段は、前記進
    行指示手段での前記所定単位寸法の進行ごとに前回に検
    出した端縁位置とこれに後続して検出した端縁位置とを
    比較する比較手段と、該比較手段での比較の結果が増大
    傾向から減少傾向に転じたときの端縁位置を前記最も外
    側に位置する端縁位置として認識する認識手段と、を有
    することを特徴とする回転処理装置。
  4. 【請求項4】 所定の保持手段に対して基板を所定の精
    度で位置合わせする基板位置決め装置であって、 前記基板を支持しつつ所定の進行方向に進行しながら前
    記保持手段に搬送する搬送手段と、 前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を検
    出する位置検出器と、 前記搬送手段の前記進行方向への進行を指示する進行指
    示手段と、 前記搬送手段の進行に応じて前記位置検出器で得られた
    前記進行方向と直交する方向の前記基板の端縁位置を順
    次読み込む読込指示手段と、 前記読込指示手段で読み込んだ前記進行方向と直交する
    方向の前記基板の端縁位置の座標に基づいて前記基板の
    中心位置に対応する位置座標を検出する中心対応位置検
    出手段と、 を備える基板位置決め装置。
  5. 【請求項5】 基板を所定の進行方向に進行させつつ前
    記基板の進行に応じて前記進行方向と直交する方向の前
    記基板の端縁位置を順次検出する検出工程と、検出した
    端縁位置情報に基づいて前記基板の中心位置を算出する
    工程と、 を備える基板位置決め方法。
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