JPH09148240A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH09148240A
JPH09148240A JP32988995A JP32988995A JPH09148240A JP H09148240 A JPH09148240 A JP H09148240A JP 32988995 A JP32988995 A JP 32988995A JP 32988995 A JP32988995 A JP 32988995A JP H09148240 A JPH09148240 A JP H09148240A
Authority
JP
Japan
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substrate
exhaust
unit
processing unit
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP32988995A
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English (en)
Inventor
Masanao Matsushita
正直 松下
Yoshimitsu Fukutomi
義光 福冨
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板加熱処理部のホットプレート等を水平度
を保って積層する。 【解決手段】 複数個の基板加熱処理部11、又は/及
び、基板冷却処理部12を積層した熱処理部1と、シス
テム排気機構と、薬液処理部と、基板搬送ロボットとを
備えた基板処理装置において、システム排気機構は、熱
処理部1の側方に配置され、基板加熱処理部11や基板
冷却処理部12の各処理室79や82に連通される排気
ダクト14が形成された排気部材91と、この排気部材
91の排気ダクト14と排気源21とを連通接続する配
管14bとを備えて構成され、排気部材91を、基板加
熱処理部11や基板冷却処理部12が積層される積層方
向に一体的に成形し、この排気部材91に取り付けたレ
ール92で複数個の基板加熱処理部11や基板冷却処理
部12を支持して積層した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示器用のガラス基板などの基板に対して、フォトリ
ソグラフィ工程のうちの露光処理前後のレジスト塗布前
ベークやレジスト塗布、プリベーク、露光後ベーク、現
像、ポストベークなどの各種の基板処理を施す基板処理
装置に係り、特には、基板を所定温度に加熱する基板加
熱処理部、又は/及び、基板を常温付近の所定温度に冷
却する基板冷却処理部を複数個積層した熱処理部と、基
板加熱処理部の処理室内、又は/及び、基板冷却処理部
の処理室内のシステム排気を行うシステム排気手段と、
基板にレジスト塗布や現像などの薬液処理を施す薬液処
理部と、装置内での基板の搬送を行う基板搬送手段とを
備えた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板処理装置は、ホット
プレートや処理室などを有し基板を所定温度に加熱する
基板加熱処理部や、クールプレートや処理室などを有し
基板を常温付近の所定温度に冷却する基板冷却処理部を
複数個積層したベーク処理用の熱処理部と、基板にレジ
スト塗布や現像などの薬液処理を施すためのスピンコー
ターやスピンデベロッパーなどを含む薬液処理部と、装
置内での基板の搬送を行う基板搬送ロボットとを備え、
例えば、平面視で、薬液処理部、基板搬送ロボット、熱
処理部がその順で配列されて構成されている。
【0003】薬液処理部を構成するスピンコーターやス
ピンデベロッパーは水平1軸方向に並設され、この方向
に沿って基板搬送ロボットの基板搬送路が設けられてい
る。また、基板加熱処理部や基板冷却処理部は、上記の
ように鉛直方向に積層されるとともに、スピンコーター
やスピンデベロッパーの並設される水平1軸方向にも並
設される。基板搬送ロボットは、薬液処理部(スピンコ
ーターやスピンデベロッパー)、熱処理部(基板加熱処
理部や基板冷却処理部)に対する基板の搬送を行う。そ
のため、装置構成上、スピンコーターやスピンデベロッ
パーに対する基板の搬入出は熱処理部側から行われ、一
方、基板加熱処理部や基板冷却処理部に対する基板の搬
入出は薬液処理部側から行われるようになっている。
【0004】また、この種の基板処理装置には、基板加
熱処理部の処理室内や基板冷却処理部の処理室内の気流
管理、熱処理中に基板から蒸発する溶剤の回収、基板加
熱処理部の処理室内や基板冷却処理部の処理室内の粉塵
(パーティクル)の回収などを目的としたシステム排気
を行うためのシステム排気機構が設けられている。この
システム排気機構は、従来、基板加熱処理部の処理室や
基板冷却処理部の処理室に連通される排気ダクトが形成
された、鋳物で成形された排気部材や、この排気ダクト
と排気源とを連通接続する配管部などで構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、基板加熱処理部の処理室や基板冷却処
理部の処理室に連通される排気ダクト(排気部材)は、
排気バランスを良くして熱処理を均一に行うとともに、
基板加熱処理部や基板冷却処理部に対する基板の搬入出
を行うための基板搬入出口が設けられる位置などの関係
から、従来、水平1軸方向に並設される基板加熱処理部
や基板冷却処理部の間の側方に設けられている。しかし
ながら、基板処理装置全体のサイズの制約があり、水平
1軸方向に並設される基板加熱処理部や基板冷却処理部
の間の間隔を広く採れないので、排気部材は薄板状のも
のにならざるを得ない。
【0006】従来の排気部材は鋳物で成形されているの
で、薄板状の排気部材を高さ方向(配置されたときに、
基板加熱処理部や基板冷却処理部が積層される方向に一
致する方向)を長くして成形すると、高さ方向の寸法精
度が極めて悪くなる。従って、従来の排気部材200
は、図14に示すように、基板加熱処理部11や基板冷
却処理部12の個々の処理室と連通するだけの、高さH
が短いものを成形している。そして、これら排気部材2
00を、図15に示すように、連結部材201で連結
し、基板加熱処理部11や基板冷却処理部12を積層し
てその周囲を外装カバー10で覆って熱処理部1を形成
し、基板加熱処理部11や基板冷却処理部12の個々の
処理室202からのシステム排気を行うようにしてい
る。なお、図14、図15中の符号203は、個々の排
気部材200に形成されている排気ダクトを示し、符号
204は、排気ダクト203と処理室202とを連通す
る開口を示しており、符号HP、CPはホットプレー
ト、クールプレートを示している。また、図では、基板
加熱処理部11や基板冷却処理部12に対する基板Wの
搬入出はY軸方向に平行に行われる。
【0007】しかしながら、このような構成であると、
図16に示すように、個々の排気部材200の高さHに
バラツキがあったり、各排気部材200をZ軸方向に積
み重ねて連結する際の作業精度などに起因して、上に積
み上げられた基板加熱処理部11が水平面に対して傾く
という事態が起こり易かった。基板加熱処理部11には
ホットプレートHPが備えられているが、上記のように
基板加熱処理部11が水平面に対して傾いてしまうと、
ホットプレートHPの水平度が悪くなり、これに起因し
て基板Wに対する加熱処理が均一に行えないことにな
る。
【0008】また、各排気部材200を鉛直方向に積み
重ねて連結部材201で連結する作業が必要でその作業
が手間であったし、さらに、従来の排気部材200は、
積層された基板加熱処理部11や基板冷却処理部12を
支持する柱としての機能も果たしていたが、上述したよ
うに連結部材201で連結しているだけであるので、そ
の強度にも問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、ホットプレートなどの水平度を保って
基板加熱処理部や基板冷却処理部を積層することがで
き、また、作業者の作業上の手間を軽減し、積層された
基板加熱処理部や基板冷却処理部を支持する強度を高め
ることができるシステム排気手段を備えた基板処理装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、基板を所定温度に加熱す
る基板加熱処理部、又は/及び、前記基板を常温付近の
所定温度に冷却する基板冷却処理部を複数個積層した熱
処理部と、前記基板加熱処理部の処理室内、又は/及
び、前記基板冷却処理部の処理室内のシステム排気を行
うシステム排気手段と、前記基板に薬液処理を施す薬液
処理部と、装置内での前記基板の搬送を行う基板搬送手
段とを備えた基板処理装置において、前記システム排気
手段は、前記熱処理部の側方に配置され、前記基板加熱
処理部の処理室、又は/及び、前記基板冷却処理部の処
理室に連通される排気ダクトが形成された排気部材と、
この排気部材の排気ダクトと排気源とを連通接続する配
管部と、を備えて構成され、かつ、前記排気部材を、前
記基板加熱処理部、又は/及び、前記基板冷却処理部が
積層される方向(この方向を以下「積層方向」という)
に一体的に成形し、この排気部材で複数個の基板加熱処
理部、又は/及び、基板冷却処理部を支持して積層する
ように構成したことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載された基板処理装置において、前記排気部材
の排気ダクトの周囲の肉厚は、前記基板加熱処理部、又
は/及び、前記基板冷却処理部に対する基板搬入出方向
に直交する方向の肉厚に比べて、前記基板搬入出方向の
肉厚を大きくしたことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1または2に記載の基板処理装置において、前記熱処
理部は基板を所定温度に加熱する基板加熱処理部を含
み、前記排気部材に、冷却水を流すための貫通孔を形成
したことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置におい
て、前記排気部材に、前記積層方向に沿った中空部が形
成され、かつ、この中空部の一部が、前記積層方向に沿
って開口されていることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載の発明によれば、排気部材を、基板加熱
処理部、又は/及び、基板冷却処理部が積層される積層
方向に一体的に成形し、この排気部材で複数個の基板加
熱処理部、又は/及び、基板冷却処理部を支持して積層
するように構成したので、基板加熱処理部、又は/及
び、基板冷却処理部が水平面に対して傾けて積層され難
くなる。また、排気部材が、基板加熱処理部、又は/及
び、基板冷却処理部が積層される積層方向に一体的に成
形されているので、個々の排気部材を積層する作業も不
要になるし、個々の排気部材を積層して連結する従来例
に比べてその強度が高められる。なお、このような排気
部材は、押出しや引抜きなどの成形方法で成形すること
ができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、排
気部材の排気ダクトの周囲の肉厚は、基板加熱処理部、
又は/及び、基板冷却処理部に対する基板搬入出方向に
直交する方向の肉厚に比べて、基板搬入出方向の肉厚を
大きくしたので、基板搬入出方向に直交する方向の厚み
が薄い薄板状の排気部材としながら、基板搬入出方向の
肉厚を大きくすることで、その強度を一層高めることが
できる。
【0016】また、請求項3に記載の発明では、排気部
材に、冷却水を流すための貫通孔を形成したので、排気
部材を冷却することができる。基板加熱処理部では基板
を100℃以上に加熱するので、その際の熱によって基
板加熱処理部やその周囲の排気部材、さらには、基板加
熱処理部の周囲を覆うように設けられている外装カバー
などが高温に熱せられる。このように排気部材や外装カ
バーなどが熱せられるとメンテナンスなどの際に作業者
が手で触れることができないが、この請求項3に記載の
発明では排気部材やこの排気部材を介して外装カバーな
どを冷却することができるので、上記のような不都合を
解消することができる。しかも、排気ダクトと冷却水を
流すための貫通孔を一体的に排気部材に形成したので、
排気ダクトが形成された排気部材と別に、冷却水を流す
冷却管を設ける場合に比べて構成が簡単になる。
【0017】また、請求項4に記載の発明では、排気部
材に、積層方向に沿った中空部が形成され、かつ、この
中空部の一部が、積層方向に沿って開口されている。基
板加熱処理部や基板冷却処理部には、エアーシリンダな
どの駆動部が設けられており、この駆動部を駆動するた
めの配管や配線(エアーシリンダに駆動エアーを供給す
る管など)や、HMDS(hexamethyl disilazane) 処理など
のために、HMDSと窒素(N2 )ガスとの混合蒸気などを
基板加熱処理部の処理室に供給するための配管などが配
される。この請求項4に記載の発明によれば、これら配
管や配線を、上記排気部材に形成された中空部にまとめ
て配することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。 <第1実施例>図1は、第1実施例に係る基板処理装置
とインデクサの全体構成を示す一部省略斜視図であり、
図2は、第1実施例に係る基板処理装置とインデクサと
インターフェースユニット(IFユニット)と露光ユニ
ット(一部省略)の全体構成を示す平断面図、図3は、
第1実施例に備えられた熱処理部(基板加熱処理部)の
平断面図、図4は、第1実施例に備えられた熱処理部を
薬液処理部側から見た一部省略縦断面図、図5は、第1
実施例に備えられた熱処理部をインデクサ側から見た縦
断面図、図6、図7は、第1実施例に備えられた熱処理
部の排気部材の構成を示す斜視図である。なお、各図の
位置関係を明確にするために、図1以下の各図中には共
通するX、Y、Z軸を図示している。
【0019】図1、図2に示すように、この第1実施例
に係る基板処理装置5は、複数個の基板加熱処理部11
や基板冷却処理部12、システム排気機構などを備えた
熱処理部1と、レジスト塗布用のスピンコーターSCや
現像用のスピンデベロッパーSD(図では、第1、第2
のスピンデベロッパーSD1、SD2を備えている)を
備えた薬液処理部2と、装置5内で基板Wの搬送を行う
基板搬送ロボット3などを備えており、基板搬送ロボッ
ト3は熱処理部1と薬液処理部2との間に設けられ、こ
の基板搬送ロボット3の基板搬送路30を挟んで熱処理
部1(基板加熱処理部11や基板冷却処理部12)と薬
液処理部2とが対向配置されて構成されている。
【0020】図1ないし図5に示すように、熱処理部1
は、基板冷却処理部12を下段にして基板加熱処理部1
1をZ軸方向に積層したものをX軸方向に複数列(図で
は6列)並設して構成されている。
【0021】基板加熱処理部11は、底板71上に、図
示しないヒーターを内設したホットプレートHPや駆動
部(図ではエアシリンダ)13、しきい板72などが支
持されて構成されている。ホットプレートHPには、Z
軸方向に複数の貫通孔73が設けられていて、各貫通孔
73それぞれに基板支持ピン74が昇降可能に挿通され
ている。各基板支持ピン74は、連結部材75を介して
エアシリンダ(駆動部)13のロッド13aに連結され
た支持板76に立設されていて、エアシリンダ13のロ
ッド13aの昇降によって一体的に昇降されるようにな
っている。これら基板支持ピン74は、加熱処理前の基
板WをホットプレートHP上方で基板搬送ロボット3の
アーム31から受け取り、降下してホットプレートHP
上に基板Wを支持させるとともに、加熱処理済の基板W
をホットプレートHPの上方に持ち上げ、基板搬送ロボ
ット3のアーム31に引き渡す動作を行う。
【0022】また、連結部材75に連結された上カバー
77がホットプレートHPの上方に配置されていて、エ
アシリンダ13のロッド13aの昇降によって基板支持
ピン74の昇降と連動して昇降されるようになってい
る。基板WがホットプレートHPの上に支持された状態
で上カバー77が基板Wの周囲を覆って基板Wへの加熱
処理が行われる。このとき、配管78を介して窒素(N
2 )ガスが上カバー77内に供給されてN2 雰囲気で加
熱処理が行われたり、HMDS処理では、HMDSとN2ガスと
の混合蒸気が配管78を介して上カバー77内に供給さ
れる。
【0023】しきい板72は、エアシリンダ13とホッ
トプレートHP及びその上方の処理室79とを仕切って
いる。このしきい板72には、連結部材75の昇降を許
容する開口80が設けられており、一方、連結部材75
には、連結部材75(基板昇降ピン74や上カバー7
7)の昇降にかかわらず常に上記開口80を塞ぐ板部材
81が取り付けられている。
【0024】基板冷却処理部12は、基板加熱処理部1
1のホットプレートHPの代わりに、図示しない冷却
板、ペルチェ素子、放熱板で構成されたクールプレート
CPを備え、上カバー77を省略した以外は、基板加熱
処理部11とおおよそ同様の構成を有するので、同一部
品に同じ符号を付してその詳述は省略する。
【0025】先にも述べたように上記基板加熱処理部1
1や基板冷却処理部12はZ軸方向に積層され、これら
基板加熱処理部11や基板冷却処理部12の外周を覆う
ように外装カバー10が設けられている。この状態で、
クールプレートCPと上方の基板加熱処理部11の底板
71との間の空間が基板冷却処理部12の処理室82に
なり、また、各ホットプレートHPと上方の各基板加熱
処理部11の底板71や外装カバー10の上面との間の
空間が各基板加熱処理部11の処理室79になる。
【0026】X軸方向に並設される基板加熱処理部11
や基板冷却処理部12の間の側方(熱処理部1の各列の
間の隙間)にシステム排気ダクト14がZ方向に延びて
形成された排気部材91が立設させている。各排気部材
91は、最下段に積層される基板冷却処理部12から最
上段に積層される基板加熱処理部11までの間が一体的
に構成されている。そして、各排気部材91に取り付け
られたレール92に基板冷却処理部12や各段の基板加
熱処理部11が支持されZ軸方向に積層される。これら
排気部材91の側面には各処理室79、82と排気ダク
ト14とを連通する開口14aが形成されている。各排
気ダクト14の上端は塞がれており、下端は排気源21
に連通接続された、配管部を構成する配管14bに連通
接続されていて、排気ダクト14、配管14bを介して
各処理室79、82内のシステム排気(実線の矢印で示
す)が行われる。なお、配管14bは、各基板冷却処理
部12の下方にX軸方向に沿って配設されていて、各列
の排気ダクト14と連通接続されるように構成されてい
る(図4参照)。
【0027】ここで、排気部材91の構成を図6、図7
を参照して詳述する。本実施例では、対として使用する
2種類の排気部材91(熱処理部1の各列の図3の上側
(図4の左側)の各排気部材91と、熱処理部1の各列
の図3の下側(図4の右側)の各排気部材91)を用い
ている。図3の上側(図4の左側)の各排気部材91
は、図6(a)に示すような、上下(Z軸方向)に貫通
される排気ダクト14が形成されるとともに、冷却水を
流す貫通孔(排気ダクト14に平行に上下に貫通してい
る)93が形成され、図のY軸方向の両端部に、排気ダ
クト14に平行に上下(基板加熱処理部11や基板冷却
処理部12を積層する積層方向に相当する)に沿った中
空部94が形成され、かつ、この中空部94の一部が、
前記積層方向に沿って開口された部材91aがまず成形
される。また、図3の下側(図4の右側)の各排気部材
91は、図6(b)に示すような、上下に貫通される排
気ダクト14が形成されるとともに、冷却水を流す貫通
孔93が形成された部材91bがまず成形される。ま
た、各部材91a、91bの高さHは、複数個の基板加
熱処理部11や基板冷却処理部12が積層されたときの
高さ以上の長さを有している。このような部材91a、
91bは、アルミニウムやステンレス鋼などを材料とし
て例えば押出しや引抜きなどの成形方法により容易に成
形することができる。また、この部材91a、91bの
排気ダクト14の周囲の肉厚は、図6(c)、(d)に
示すように、X軸方向(後述するように基板加熱処理部
11や基板冷却処理部12に対する基板搬入出方向に直
交する方向になる)の肉厚Wxに比べて、Y軸方向(基
板搬入出方向になる)の肉厚Wy1〜Wy4を大きくし
ている。
【0028】次に、図7に示すように、熱処理部1を形
成したときに互いに向き合う上記各部材91a、91b
の側面に、排気ダクト14と、基板加熱処理部11や基
板冷却処理部12の各処理室79や82とを連通するた
めの開口14aを形成して排気部材91がつくられる。
【0029】また、この実施例では、各排気部材91
を、積層される基板加熱処理部11や基板冷却処理部1
2を支持する柱としての機能を持たせるために、基板加
熱処理部11や基板冷却処理部12を支持するレール9
2を排気部材91にネジ止めするようにしている。従っ
て、そのためのネジ孔95も各排気部材91に形成され
る。レール92には取り付け高さ調節用の長孔92aが
形成されていて、図7に示すように、この長孔92aを
貫通させてレール92が排気部材91の側面にネジ止め
される。
【0030】レール92が取り付けられた排気部材91
は、図4、図5に示すように、対となる排気部材91の
開口14aやレール92が互いに向き合うように基台1
5に立設され、排気ダクト14の下端が、基台15の下
部に配設された上記配管14bの開口14cに連通接続
される。なお、図では基台15は分離しているように描
いているが、基台15は一体的に形成されている。
【0031】次に、Y軸方向(図4の紙面に垂直な方
向)にレール92に沿って基板加熱処理部11や基板冷
却処理部12の底板71がスライドされてセットされ
る。このとき、対となるレール92の取り付け高さが上
下にずれていれば、ホットプレートHPやクールプレー
トCPの水平度が悪くなるが、このような場合には、レ
ール92の長孔92aによってレール92の取り付け高
さを調節することで水平度を保ってホットプレートHP
やクールプレートCPを排気部材91(レール92)に
支持させることができる。
【0032】次に、図8に示すように、各排気部材91
の各貫通孔93の両端に恒温水供給装置100に連通接
続された配管101、102を連通接続し、各排気部材
91の各貫通孔93に所定温度に設定された恒温水(冷
却水)を流せるようにする。恒温水供給装置100に
は、ペルチェ素子やヒーターなどで構成される冷却器1
00aや加温器100b、および、ポンプなどが備えら
れていて、純水を予め設定された温度にして配管10
1、貫通孔93、配管102へと循環(図の一点鎖線の
矢印で示す)させ、排気部材91を冷却するようにして
いる。なお、恒温水(冷却水)として純水を用いること
で水道水に比べて配管101、102、貫通孔93など
の管詰まりが軽減されるので、メンテナンス作業が軽減
される。
【0033】そして、基板加熱処理部11や基板冷却処
理部12のセットが完了するとその周囲に外装カバー1
0が取り付けられて熱処理部1が形成される。なお、こ
のとき、各排気ダクト14の上端は、例えば、上面を覆
う外装カバー10によって塞がれる。
【0034】このように、本実施例によれば、排気部材
91を、基板加熱処理部11や基板冷却処理部12が積
層される積層方向に一体的に成形し、この排気部材91
で複数個の基板加熱処理部11や基板冷却処理部12を
支持して積層するように構成したので、基板加熱処理1
1や基板冷却処理部12が水平面に対して傾けて積層さ
れ難くなる。また、排気部材91が、基板加熱処理部1
1や基板冷却処理部12が積層される積層方向に一体的
に成形されているので、従来例のように個々の排気部材
200を積層する作業も不要になるし、個々の排気部材
200を積層して連結する従来例に比べてその強度を高
められる。
【0035】また、本実施例によれば、排気部材91の
排気ダクト14の周囲の肉厚は、基板加熱処理11や基
板冷却処理部12に対する基板搬入出方向に直交する方
向の肉厚Wxに比べて、基板搬入出方向の肉厚Wy1〜
Wy4を大きくした(図6(c)、(d)参照)ので、
基板搬入出方向に直交する方向の厚みが薄い薄板状の排
気部材91とし、基板加熱処理11や基板冷却処理部1
2をX軸方向に並設したときの狭い隙間に配設し得る排
気部材91としながら、基板搬入出方向の肉厚を大きく
することで、その強度を一層高めることができる。
【0036】また、本実施例では、排気部材91に、冷
却水を流すための貫通孔93を形成したので、排気部材
91や排気部材91を介して外装カバー10などを冷却
することができるので、メンテナンス作業時に作業者が
排気部材91や外装カバー10などを手で触れられる程
度に冷却することができ、メンテナンス作業が行い易く
なった。しかも、排気ダクト14と冷却水を流すための
貫通孔93を一体的に排気部材91に形成したので、排
気ダクトが形成された排気部材と、冷却水を流す冷却管
を別体に設ける場合に比べて構成が簡単になる。
【0037】また、本実施例では、排気部材91に、積
層方向に沿った中空部94を形成し、かつ、この中空部
94の一部が、積層方向に沿って開口されている。基板
冷却処理部11や基板冷却処理部12には、エアーシリ
ンダなどの駆動部13が設けられており、この駆動部1
3を駆動するための配管や配線(エアーシリンダ13に
駆動エアーを供給する管など)83(図3、図5参照)
や、HMDS(hexamethyldisilazane) 処理などのために、H
MDSと窒素(N2 )との混合蒸気などを基板加熱処理部
11の処理室79に供給するための配管78、その他、
基板加熱処理部11のホットプレートHPのヒータを駆
動制御するための電気配線(図示せず)などが配される
が、本実施例によれば、図3、図5に示すように、これ
ら配管や配線78、83などを、上記排気部材91に形
成された中空部94にまとめて配することができる。こ
のように、配管や配線78、83などを上記中空部94
にまとめて配することで、基板加熱処理部11や基板冷
却処理部12を積層する作業や、基板加熱処理部11や
基板冷却処理部12を交換する際の作業が行い易くな
る。
【0038】図5を参照する。本実施例では、基板加熱
処理部11や基板冷却処理部12の各エアシリンダ(駆
動部)13の上方の外装カバー10には小孔(図示ぜ
ず)が開けられていて、本基板処理装置5が配設される
クリーンルーム内のダウンフローの気流(白抜きの矢印
で示す)が取り込まれており、エアシリンダ13から発
生するパーティクルを下方に流下させて排除するように
している。なお、基板加熱処理部11や基板冷却処理部
12(の処理室79や82)に対する基板Wの搬入/搬
出は、基板搬送ロボット3によってなされるので、薬液
処理部2側から行われる。一方、各基板加熱処理部11
や基板冷却処理部12の各エアシリンダ(駆動部)13
は、ホットプレートHPやクールプレートCPを挟んで
薬液処理部2と反対側に、しきい板72を隔てて設けら
れているので、各エアシリンダ(駆動部)13から発生
したパーティクルが基板Wの表面に付着するようなこと
はなく、エアシリンダ13から発生するパーティクルを
有効に排除することができる。
【0039】図1、図3、図5に示すように、熱処理部
1の薬液処理部2側の側面には、基板搬送ロボット3の
アーム31が挿抜されて基板加熱処理部11や基板冷却
処理部12の処理室79や82に基板Wを搬入/搬出す
るための搬入出口11a、12aが設けられおり、基板
Wの搬入/搬出時のみ開口されるシャッター84も設け
られている。
【0040】なお、図では、全て基板冷却処理部12を
下段にしてその上に複数個の基板加熱処理部11と基板
冷却処理部12が積層されているが、基板加熱処理部1
1又は基板冷却処理部12のみを複数個積層する場合
や、空き部分が設けられて基板加熱処理部11や基板冷
却処理部12が積層される場合などもあり、そのような
場合にも、上述と同様の排気部材91を用いてシステム
排気機構(排気ダクトが形成された排気部材91、配管
14b、排気源21などで構成される)を構成すること
ができる。
【0041】図1、図2に戻って、薬液処理部2を構成
するスピンコーターSCは、外囲に覆われた処理室SC
R内に配設されており、この処理室SCR内には、レジ
スト塗布に適した雰囲気がダウンフローで供給され、レ
ジスト塗布に適した雰囲気になるように管理している。
また、薬液処理部2を構成する各スピンデベロッパーS
D(SD1、SD2)も各々外囲に覆われた処理室SD
R内に配設されており、各処理室SDR内にクリーンル
ーム内のダウンフローの気流を取り込んで雰囲気管理し
ている。
【0042】また、各処理室SCR、SDRの外囲の熱
処理部1側の面には、基板搬送ロボット3のアーム31
が挿抜されて基板Wを各処理室SCR、SDR内に搬入
/搬出するための搬入出口2aが形成されている。この
搬入出口2aにも、上記各基板加熱処理部11や各基板
冷却処理部12の搬入出口11a、12aと同様のシャ
ッター(図示せず)が設けられていて、基板Wが搬入/
搬出されるときだけ開口されるようになっている。
【0043】基板搬送ロボット3は、基板Wの外周縁を
載置支持するアーム31と、アーム31を水平1軸方向
に出退させるための駆動機構(図示せず)を内蔵したア
ーム支持部32と、アーム支持部32およびアーム31
を鉛直軸(Z軸に平行な軸)回りに回転させる駆動機構
(図示せず)と、アーム支持部32およびアーム31を
図のZ軸方向に昇降させるための駆動機構(図示せず)
と、アーム支持部32およびアーム31を図のX軸方向
に移動させるための駆動機構(図示せず)などで構成さ
れている。
【0044】アーム31の出退用の駆動機構や、アーム
支持部32およびアーム31の昇降やX軸方向への移動
用の駆動機構は、ネジ軸やガイド軸、モータなどからな
る周知の1軸方向駆動機構などで構成され、アーム支持
部32およびアーム31の鉛直軸回りの回転は、モータ
の回転などで実現されている。
【0045】上記構成を有する基板搬送ロボット3は、
基板Wをアーム31に載置支持し、このアーム31のX
軸方向、Z軸方向への移動動作、アーム支持部32を鉛
直軸回りに回転させ、アーム31の出退させる方向を熱
処理部1(任意の基板加熱処理部11や基板冷却処理部
12)または薬液処理部2(スピンコーターSCや任意
のスピンデベロッパーSD)に向ける動作、アーム31
を出退させる動作を適宜に組み合わせて、任意の基板加
熱処理部11、基板冷却処理部12、スピンコーターS
C、スピンデベロッパーSDなどの間で基板Wを搬送す
るようにしている。
【0046】なお、基板処理装置5内のうち、スピンコ
ーターSCが配設された処理室SCR以外の基板搬送ロ
ボット3の基板搬送路30などにもクリーンルーム内の
ダウンフローの気流が取り込まれている。
【0047】インデクサ6は、複数枚の基板Wが収納さ
れる搬送用のキャリアCを載置するための搬入出テーブ
ル61や、このキャリアCと上記基板処理装置5内の基
板搬送ロボット3との間で基板Wの受渡しを行うための
基板搬入出ロボット62などで構成される。
【0048】露光ユニット7は、露光処理を行うための
もので、縮小投影露光機(ステッパー)などの露光機
や、露光機での露光の際の基板Wの位置合わせを行うア
ライメント機構、露光ユニット7内での基板Wの搬送を
行う基板搬送ロボットなど(いずれも図示せず)を一体
的にユニット化して構成されている。
【0049】IFユニット8は、基板処理装置5と露光
ユニット7との間で基板Wの受渡しを行うためのユニッ
トで、基板処理装置5内の基板搬送ロボット3から受け
取った露光前の基板Wを露光ユニット7内の基板搬送ロ
ボットに引き渡したり、露光ユニット7内の基板搬送ロ
ボットから受け取った露光済の基板Wを基板処理装置5
内の基板搬送ロボット3に引き渡す基板受渡しロボット
(図示せず)などを備えている。
【0050】これらインデクサ6、基板処理装置5、I
Fユニット8、露光ユニット7の動作を以下に説明す
る。
【0051】基板処理装置5や露光ユニット7で行われ
るフォトリソグラフィ工程の一連の基板処理が行われる
前の基板Wが複数枚収納されたキャリアCは、図示しな
いキャリアの自動搬送装置(Auto Guided Vehicle :以
下、AGVという)によって前工程から搬送されてきて
インデクサ6の搬入出テーブル61に載置される。基板
搬入出ロボット62は、このキャリアCから基板Wを1
枚ずつ取り出し、基板処理装置5内の基板搬送ロボット
3のアーム31に順次引き渡していく。
【0052】ここでは、基板処理装置5で、露光処理前
の基板処理として、例えば、レジスト塗布前ベーク、レ
ジスト塗布、プリベークを行い、露光処理後の基板処理
として、例えば、露光後ベーク、現像、ポストベークを
行うものとする。
【0053】基板搬送ロボット3は、上記処理の順序に
従って基板Wを搬送する。すなわち、基板搬入出ロボッ
ト62から基板Wを受け取ると、その基板Wを、基板加
熱処理部11、基板冷却処理部12、スピンコーターS
C(の処理室SCR)、基板加熱処理部11、基板冷却
処理部12の順に搬送し、レジスト塗布前ベーク(基板
加熱処理部11)、レジスト塗布前ベーク後のレジスト
塗布に適した温度への冷却処理(基板冷却処理部1
2)、レジスト塗布(スピンコーターSC)、プリベー
ク(基板加熱処理部11)、プリベーク後の冷却処理
(基板冷却処理部12)を行わせる。
【0054】プリベーク後の冷却処理が終了すると、基
板搬送ロボット3は、その基板WをIFユニット8内の
基板受渡しロボットに引き渡し、この基板受渡しロボッ
トが露光ユニット7内の基板搬送ロボットにその基板W
を引渡し、露光ユニット7内で露光処理が行われる。
【0055】露光ユニット7での露光処理が終了する
と、IFユニット8を介して露光済の基板Wが基板処理
装置5内の基板搬送ロボット3に渡される。基板搬送ロ
ボット3は、露光済の基板Wを受け取ると、その基板W
を、基板加熱処理部11、基板冷却処理部12、スピン
デバロッパーSD(の処理室SDR)、基板加熱処理部
11、基板冷却処理部12の順に搬送し、露光後ベーク
(基板加熱処理部11)、露光後ベークの後の現像に適
した温度への冷却処理(基板冷却処理部12)、現像
(スピンデベロッパーSD)、ポストベーク(基板加熱
処理部11)、ポストベーク後の冷却処理(基板冷却処
理部12)を行わせる。
【0056】ポストベーク後の冷却処理が終了すると、
基板搬送ロボット3は、その基板Wを基板冷却処理部1
2から取り出し、インデクサ6の基板搬入出ロボット6
2に引き渡す。基板搬入出ロボット62は基板搬送ロボ
ット3から受け取った、フォトリソグラフィ工程の一連
の基板処理が終了した基板Wを搬入出テーブル61に待
機されている空のキャリアCに順次収納していく。そし
て、フォトリソグラフィ工程の一連の基板処理が終了し
た基板Wが所定枚数キャリアCに収納されると、そのキ
ャリアCはAGVによってフォトリソグラフィ工程の後
工程へと搬送されていく。
【0057】<第2実施例>図9は、第2実施例に係る
基板処理装置とインデクサの全体構成を示す一部省略斜
視図であり、図10は、第2実施例に係る基板処理装置
とインデクサとIFユニットと露光ユニット(一部省
略)の全体構成を示す平断面図、図11は、第2実施例
に備えられた熱処理部(基板加熱処理部)の平断面図、
図12は、第2実施例に備えられた熱処理部をインデク
サ側から見た縦断面図である。なお、図12では、基板
冷却処理部12内のエアシリンダ(駆動部)13の図示
を省略しているが、この基板冷却処理部12内のエアシ
リンダ(駆動部)13は、例えば、クールプレートCP
の下方に設けられている。
【0058】この第2実施例に係る基板処理装置5は、
熱処理部1を挟んで基板搬送ロボット(第1の基板搬送
ロボット)3と反対側に別体の第2の基板搬送ロボット
4を設け、平面視で、薬液処理部2、第1の基板搬送ロ
ボット3(基板搬送路30)、熱処理部1、第2の基板
搬送ロボット4(基板搬送路40)がその順で配列され
て構成されている。この第2の基板搬送ロボット4は、
第1の基板搬送ロボット3と同様の構成を有している。
【0059】第1の基板搬送ロボット3は、基板冷却処
理部12と薬液処理部2(スピンコーターSCやスピン
デベロッパーSD)との間の基板搬送を行い、第2の基
板搬送ロボット4は、基板加熱処理部11と基板冷却処
理部12との間の基板搬送と、インデクサ6の基板搬入
出ロボット62との間の基板Wの受渡し、および、IF
ユニット8内の基板受渡しロボットとの間の基板Wの受
渡しを行う。
【0060】これに伴い、基板加熱処理部11の搬入出
口11aは、第2の基板搬送ロボット4の基板搬送路4
0側にのみ設けられ、基板冷却処理部12の搬入出口1
2aは、各基板搬送ロボット3、4の各基板搬送路3
0、40の双方の側に設けられている。また、基板加熱
処理部11のエアシリンダ(駆動部)13は、薬液処理
部2側に設けられている。さらに、下から2段目の基板
加熱処理部11のエアシリンダ(駆動部)13の下方が
外装カバー10(10a)で覆われていて、基板加熱処
理部11のエアシリンダ(駆動部)13から発生するパ
ーティクルが降下してきても、そのパーティクルが第1
の基板搬送ロボット3によって基板冷却処理部12から
薬液処理部2に搬送される基板Wの上に落ちてこないよ
うにしている。なお、この外装カバー10a部分に排気
源に連通接続された配管を配設して基板加熱処理部11
のエアシリンダ(駆動部)13から発生したパーティク
ルを積極的に回収するようにしてもよい。
【0061】また、第1の基板搬送ロボット3と第2の
基板搬送ロボット4との間の基板Wの受渡しは基板冷却
処理部12を介して行われる。すなわち、レジスト塗布
前ベークや露光後ベークの後の冷却処理のために第2の
基板搬送ロボット4が基板Wを基板冷却処理部12に搬
送し、そこでの冷却処理が終了すると、第1の基板搬送
ロボット3が冷却された基板Wを基板冷却処理部12か
ら取り出し、薬液処理部2に搬送することで、第2の基
板搬送ロボット4から第1の基板搬送ロボット3への基
板Wの受渡しが行われ、一方、薬液処理(レジスト塗布
や現像)が終了すると、第1の基板搬送ロボット3が基
板冷却処理部12に薬液処理後の基板Wを搬送し(ただ
し、このときには、基板冷却処理部12で冷却処理は行
わない)、第2の基板搬送ロボット4がその基板Wを基
板冷却処理部12から取り出すことで、第1の基板搬送
ロボット3から第2の基板搬送ロボット4への基板Wの
受渡しが行われる。
【0062】なお、第1の基板搬送ロボット3は、基板
冷却処理部12と薬液処理部2との間の基板搬送のみを
行い、基板加熱処理部11に対する基板Wの搬送を行わ
ないので、基板冷却処理部12と薬液処理部2との間の
基板Wの搬送を同一水平面で行なえるようにすれば、第
1の基板搬送ロボット3は、アーム31をZ軸方向に昇
降可能に構成しなくてもよい。
【0063】また、第2の基板搬送ロボット4の基板搬
送路40にもクリーンルーム内のダウンフローの気流が
取り込まれている。
【0064】その他の基板処理装置5の構成や、インデ
クサ6、露光ユニット7、IFユニット8の構成は、上
記第1実施例とおおよそ同様であるので、その詳述は省
略する。
【0065】このような構成の基板搬送装置5に対して
も、上記第1実施例で説明した排気部材91を用いるこ
とができ、第1実施例で説明したような効果が得られ
る。
【0066】次に、上述した各実施例に対するいくつか
の変形例を説明する。 〔変形例1〕上記各実施例では、排気部材91に、冷却
水を流す貫通孔93を一体的に設けたが、排気部材91
に冷却水を流す貫通孔93を設けず、冷却水を流す水冷
管を排気部材91と別体に設けて排気部材91や外装カ
バー10などを冷却するようにしてもよい。
【0067】〔変形例2〕上記各実施例では、配管や配
線78や83などをまとめて配するために一部が開口さ
れた中空部94を、対となる排気部材91の一方の排気
部材91に形成したが、これは必ずしも設けられている
必要はない。
【0068】〔変形例3〕第1実施例において、基板搬
送ロボット3を複数台設置し、基板加熱処理部11、基
板冷却処理部12、薬液処理部2(スピンコーターS
C、スピンデベロッパーSD)の間の基板Wの搬送と、
インデクサ6内の基板搬入出ロボット62との間の基板
Wの受渡し、および、IFユニット8内の基板受渡しロ
ボットとの間の基板Wの受渡しを、これら複数台の基板
搬送ロボット3が協働して行うように構成してもよい。
【0069】〔変形例4〕第2実施例においても同様
に、第1の基板搬送ロボット3、又は/及び、第2の基
板搬送ロボット4を複数台設置してもよい。なお、第2
実施例において第1の基板搬送ロボット3を3台設置
し、スピンコーターSCとそれに対向する基板冷却処理
部12との間の基板Wの搬送、第1のスピンデベロッパ
ーSD1とそれに対向する基板冷却処理部12との間の
基板Wの搬送、第2のスピンデベロッパーSD2とそれ
に対向する基板冷却処理部12との間の基板Wの搬送を
各々の第1の基板搬送ロボット3に分担させるように構
成すれば、各々の第1の基板搬送ロボット3は、図9、
図10のX軸方向へ移動自在に構成する必要もない。こ
のとき、インデクサ6から2列目、4列目、6列目の熱
処理部1の基板加熱処理部11などに対しては第2の基
板搬送ロボット4のみが基板Wの搬送を行なえることに
なるので、これら2列目、4列目、6列目の熱処理部1
には基板加熱処理部11のみを積層してもよいし、基板
加熱処理部11と基板冷却処理部12を積層する場合で
あっても、この基板冷却処理部12は第2の基板搬送ロ
ボット4の基板搬送路40側にのみ搬入出口12aを設
けるなどして第2の基板搬送ロボット4専用に構成すれ
ばよい。
【0070】〔変形例5〕第2実施例において、図13
に示すように、各基板搬送ロボット3、4の間での基板
Wの受渡しのための基板受渡し部16を熱処理部1に別
途設けてもよい。この場合、薬液処理部2での薬液処理
の前には基板Wの冷却が行われるが、薬液処理の後すぐ
に冷却処理を行うことはないので、例えば、第1の基板
搬送ロボット3から第2の基板搬送ロボット4への基板
Wの受渡しをこの基板受渡し部16を介して行わせ、ま
た、第2の基板搬送ロボット4から第1の基板搬送ロボ
ット3への基板Wの受渡しを基板冷却処理部12を介し
て行わせるようにすれば、各基板搬送ロボット3、4の
間の双方向の基板Wの受渡しがスムーズに行なえる。な
お、この基板受渡し部16は、基板Wの搬入/搬出用の
搬入出口16aを各基板搬送ロボット3、4の各基板搬
送路30、40の双方の側に設け、また、例えば、基板
Wを載置支持する複数本の基板支持ピン16bを固定立
設させて構成されている。第1の基板搬送ロボット3は
この基板支持ピン16bの上に基板Wを載置させ、第2
の基板搬送ロボット4がその基板Wを取り出すことで、
第1の基板搬送ロボット3から第2の基板搬送ロボット
4への基板Wの受渡しが行われる。また、この構成にお
いては、第1の基板搬送ロボット3は、薬液処理部2と
基板冷却処理部12と基板受渡し部16との間で基板搬
送を行い、第2の基板搬送ロボット4は、基板加熱処理
部11と基板冷却処理部12と基板受渡し部16の間で
基板搬送を行うとともに、インデクサ6の基板搬入出ロ
ボット62との間の基板Wの受渡し、および、IFユニ
ット8内の基板受渡しロボットとの間の基板Wの受渡し
を行う。
【0071】〔変形例6〕上記第2実施例や変形例5で
は、インデクサ6の基板搬入出ロボット62との間の基
板Wの受渡し、および、IFユニット8内の基板受渡し
ロボットとの間の基板Wの受渡しを第2の基板搬送ロボ
ット4が行うと説明したが、インデクサ6の基板搬入出
ロボット62との間の基板Wの受渡しと、IFユニット
8内の基板受渡しロボットとの間の基板Wの受渡しの双
方、または、いずれか一方を第1の基板搬送ロボット4
が行うように構成されていてもよい。
【0072】〔変形例7〕上記各実施例では、薬液処理
部2を1台のスピンコーターSCと2台のスピンデベロ
ッパーSD(SD1、SD2)とで構成したが、スピン
コーターSCが複数台設けられた基板処理装置やスピン
デベロッパーSDが1台または3台以上設けられた基板
処理装置であっても本発明は同様に適用できる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、排気部材を、基板加熱処理
部、又は/及び、基板冷却処理部が積層される積層方向
に一体的に成形し、この排気部材で複数個の基板加熱処
理部、又は/及び、基板冷却処理部を支持して積層する
ように構成したので、基板加熱処理部、又は/及び、基
板冷却処理部が水平面に対して傾いて積層され難くな
り、基板加熱処理部のホットプレート、又は/及び、基
板冷却処理部のクールプレートを水平度を保って配設す
ることができ、基板への熱処理の均一性を低下させるこ
とが防止できる。また、排気部材が、基板加熱処理部、
又は/及び、基板冷却処理部が積層される積層方向に一
体的に成形されているので、個々の排気部材を積層する
作業も不要になるし、個々の排気部材を積層して連結す
る従来例に比べてその強度を高めることができる。
【0074】また、請求項2に記載の発明によれば、基
板加熱処理、又は/及び、基板冷却処理部に対する基板
搬入出方向に直交する方向の厚みが薄い薄板状の排気部
材としながら、基板搬入出方向の肉厚を大きくすること
で、その強度を一層高めることができ、積層された基板
加熱処理部、又は/及び、基板冷却処理部を支持する強
度を高めることができる。
【0075】また、請求項3に記載の発明によれば、排
気部材に、冷却水を流すための貫通孔を形成したので、
排気部材やこの排気部材を介して基板加熱処理部などの
周囲の外装カバーなどを作業者が手で触れられるように
冷却することができ、メンテナンスなどが行い易くする
ことができる。しかも、排気ダクトと冷却水を流すため
の貫通孔を一体的に排気部材に形成したので、排気ダク
トが形成された排気部材と、冷却水を流す冷却管を別体
に設ける場合に比べて構成を簡単にすることができる。
【0076】また、請求項4に記載の発明によれば、排
気部材に、積層方向に沿った中空部を形成し、かつ、こ
の中空部の一部が、積層方向に沿って開口されているの
で、基板加熱処理部、又は/及び、基板冷却処理部に接
続される配管や配線を上記中空部にまとめて配すること
ができる。また、このように、配管や配線を上記中空部
にまとめて配することで、基板加熱処理部や基板冷却処
理部を積層する作業が行い易くなるし、基板加熱処理部
や基板冷却処理部を交換する際の作業も行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る基板処理装置とインデクサの
全体構成を示す一部省略斜視図である
【図2】第1実施例に係る基板処理装置とインデクサと
インターフェースユニット(IFユニット)と露光ユニ
ット(一部省略)の全体構成を示す平断面図である。
【図3】第1実施例に備えられた熱処理部(基板加熱処
理部)の平断面図である。
【図4】第1実施例に備えられた熱処理部を薬液処理部
側から見た一部省略縦断面図である。
【図5】第1実施例に備えられた熱処理部をインデクサ
側から見た縦断面図である。
【図6】第1実施例に備えられた熱処理部の排気部材の
構成を示す斜視図と平面図である。
【図7】同じく、第1実施例に備えられた熱処理部の排
気部材の構成を示す斜視図である。
【図8】冷却水の供給の構成を示す図である。
【図9】第2実施例に係る基板処理装置とインデクサの
全体構成を示す一部省略斜視図である。
【図10】第2実施例に係る基板処理装置とインデクサ
とIFユニットと露光ユニット(一部省略)の全体構成
を示す平断面図である。
【図11】第2実施例に備えられた熱処理部(基板加熱
処理部)の平断面図である。
【図12】第2実施例に備えられた熱処理部をインデク
サ側から見た縦断面図である。
【図13】実施例に対する変形例5の構成を示す縦断面
図である。
【図14】従来例の構成を示す図である。
【図15】同じく、従来例の構成を示す図である。
【図16】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 … 熱処理部 2 … 薬液処理部 3 … 基板搬送ロボット(第1の基板搬送ロボット) 4 … 第2の基板搬送ロボット 5 … 基板処理装置 11 … 基板加熱処理部 12 … 基板冷却処理部 14 … 排気ダクト 14a … 排気ダクトと基板加熱処理部などの処理室
とを連通させる開口 14b … 配管(配管部) 21 … 排気源 79 … 基板加熱処理部の処理室 82 … 基板冷却処理部の処理室 91 … 排気部材 93 … 水冷水を流す貫通孔 94 … 一部が開口された中空部 W … 基板 SC … スピンコーター SD(SD1、SD2) … (第1、第2の)スピン
デベロッパー HP … ホットプレート CP … クールプレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を所定温度に加熱する基板加熱処理
    部、又は/及び、前記基板を常温付近の所定温度に冷却
    する基板冷却処理部を複数個積層した熱処理部と、前記
    基板加熱処理部の処理室内、又は/及び、前記基板冷却
    処理部の処理室内のシステム排気を行うシステム排気手
    段と、前記基板に薬液処理を施す薬液処理部と、装置内
    での前記基板の搬送を行う基板搬送手段とを備えた基板
    処理装置において、 前記システム排気手段は、 前記熱処理部の側方に配置され、前記基板加熱処理部の
    処理室、又は/及び、前記基板冷却処理部の処理室に連
    通される排気ダクトが形成された排気部材と、 この排気部材の排気ダクトと排気源とを連通接続する配
    管部と、 を備えて構成され、かつ、 前記排気部材を、前記基板加熱処理部、又は/及び、前
    記基板冷却処理部が積層される方向(この方向を以下
    「積層方向」という)に一体的に成形し、この排気部材
    で複数個の基板加熱処理部、又は/及び、基板冷却処理
    部を支持して積層するように構成したことを特徴とする
    基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された基板処理装置にお
    いて、 前記排気部材の排気ダクトの周囲の肉厚は、前記基板加
    熱処理部、又は/及び、前記基板冷却処理部に対する基
    板搬入出方向に直交する方向の肉厚に比べて、前記基板
    搬入出方向の肉厚を大きくしたことを特徴とする基板処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の基板処理装置
    において、 前記熱処理部は基板を所定温度に加熱する基板加熱処理
    部を含み、 前記排気部材に、冷却水を流すための貫通孔を形成した
    ことを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の基
    板処理装置において、 前記排気部材に、前記積層方向に沿った中空部が形成さ
    れ、かつ、この中空部の一部が、前記積層方向に沿って
    開口されていることを特徴とする基板処理装置。
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