JPH09148206A - 基板貼合せ時における位置合わせ方法 - Google Patents

基板貼合せ時における位置合わせ方法

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JPH09148206A
JPH09148206A JP30747095A JP30747095A JPH09148206A JP H09148206 A JPH09148206 A JP H09148206A JP 30747095 A JP30747095 A JP 30747095A JP 30747095 A JP30747095 A JP 30747095A JP H09148206 A JPH09148206 A JP H09148206A
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JP
Japan
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alignment
plane
silicon substrate
alignment mark
substrate
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JP30747095A
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Kensuke Muraishi
賢介 村石
Hiroshi Shibatani
博志 柴谷
Tadashi Sugihara
忠 杉原
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】(110)面のシリコン基板同士または(11
0)面と(100)面のシリコン基板との貼合せにおい
て高精度な位置合せを行なう。 【構成】一方が(110)面のシリコン基板と、他方が
(110)面または(100)面のシリコン基板とを貼
り合わせる際の位置合わせ方法である。(110)面に
形成されるアライメントマークが、角部に傾斜面を有す
る結晶異方性エッチング溝2aである。(110)面の
シリコン基板に形成された結晶異方性エッチング溝2a
の角部に形成された傾斜面(111)を赤外線が透過し
て形成される三角状のマークのいずれかの頂点R1 ,R
2 または稜線L1 ,L2 を利用して位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサ、加速
度センサ等、各種マイクロマシンの製造工程における基
板の貼り合わせ時の位置合わせ方法に関し、特に(11
0)面のシリコン基板と(100)面のシリコン基板、
または(110)面のシリコン基板同士を貼り合わせる
時の位置合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のマイクロマシンでは、支持基板
となる半導体基板と素子基板となる半導体基板を貼り合
わせる時、これらの位置合わせが必要となる。従来、赤
外線がシリコン基板を透過することを利用して、支持基
板となる半導体基板と素子基板となる半導体基板に形成
されたアライメントマークを位置合わせする方法(例え
ば、特公昭58−13722号)、またX線を利用する
方法などが提案されている。
【0003】このような位置合わせ方法において、(1
00)面のシリコン基板の貼合せを行なうには、従来、
十字もしくは櫛形等のパターンを用いて(100)面の
シリコン基板上に所定形状をレジストパターニングし、
その後さらにエッチング等の手法を用いて形成した結晶
異方性エッチング溝をアライメントマークとして、基板
の貼り合わせを行なっている。
【0004】図4は、従来のアライメントマークによる
位置合わせの概要を示す図である。双方のシリコン基板
1 ,S2 には、予め十字型のアライメントマーク11
と、同じく十字型のアライメントマーク12とが形成し
てある。これらの基板S1 ,S2 を重ね合わせ、赤外線
等の透過光を用いてモニターしながら、各マーク11,
12相互が一致するように位置合わせする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アライメントの方法では、(100)面のシリコン基板
のエッチングによってアライメントマークを形成するの
で、十字もしくは櫛形のパターンをマークとして用いた
場合には、〈110〉方向において当該アライメントマ
ークの内方に向って凸状となる角部R2 では、〈12
0〉,〈130〉もしくは〈140〉方向に優先的にエ
ッチングされてしまい、補正パターンを用いない限り
は、図4に示すように、エッチング後に、角部R2 は、
丸みを帯びたものとなり、正確な角部を形成することが
できない。
【0006】このため、例えば上記のような赤外線透過
型のアライメント機構においては、アライメント精度が
著しく低下してしまうという問題が生じていた。本発明
は、このような実情に鑑みてなされ、基板の貼り合わせ
時において高精度な位置合わせを行なうことができる方
法を提供することを目的とする。本発明は、特に(11
0)面を有するシリコン基板を、その他のシリコン基板
に接合する際に有効な位置合わせ方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る基板貼り合わせ時における位置合わせ
方法は、一方が(110)面のシリコン基板と、他方が
(110)面または(100)面のシリコン基板とを貼
り合わせる際の位置合わせ方法において、前記(11
0)面に形成されるアライメントマークが、角部に傾斜
面を有する結晶異方性エッチング溝であることを特徴と
する。なお、本発明において、「角部」とは、溝を平面
方向から見た場合に、辺と辺との交差部分を意味し、稜
線を一部含む部分を意味する。
【0008】この場合、前記(110)面のシリコン基
板には〈112〉方向に配列した結晶異方性エッチング
溝が形成され、前記(100)面のシリコン基板には
〈110〉方向に配列した結晶異方性エッチング溝が形
成されている。(110)面のシリコン基板に、たとえ
ば矩形パターンのエッチング溝を形成しようとする場
合、エッチング溝の対向する角部に(111)面からな
る傾斜面が形成された結晶異方性エッチング溝が形成さ
れる。このようにして結晶異方性エッチング溝の角部に
形成された傾斜面は、赤外線透過により三角形状の影
(他の部分に対してコントラストがついて認識される部
分であり、必ずしも暗くなる部分ではない:以下同じ)
となって現われる。
【0009】したがって、本発明では、この三角状の影
となって現われるマークをアライメントマークの一部と
して利用し、このマークのいずれかの頂点または辺を利
用して位置合わせする。一方、(100)面のシリコン
基板にエッチングを施し、たとえば矩形状のパターンの
エッチング溝を形成しようとすると、エッチング後に
は、矩形状のパターンの各辺に(111)面からなる傾
斜面が形成される。この傾斜面の部分を赤外線が透過す
ると、影となって現われる。したがって、この影となっ
て現われるマークをアライメントマークとして利用する
ことができる。
【0010】本発明では、一方のシリコン基板に形成さ
れたアライメントマークと、前記他方のシリコン基板に
形成されたアライメントマークとの少なくとも一部を重
ね合わせる、あるいはそれら相互を突き合わせることに
より位置合わせを行なう。前記一方のシリコン基板に形
成されたアライメントマークと、前記他方のシリコン基
板に形成されたアライメントマークとは、異なる形状で
あっても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。(実施の形態1) まず最初に、(110)面のシリコン
基板と(100)面のシリコン基板とを貼り合わせる場
合の位置合わせ方法について説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態におけるアラ
イメントマークの形状およびそのアラインメントマーク
を用いた位置合わせの方法を示す模式図である。この実
施の形態においては、図1(a)および(b)に示すよ
うに、(100)面を有する第1のシリコン基板S1
に、アライメントマークとして、〈110〉方向に沿う
長方形のアライメント溝1aが形成してある。(10
0)面のエッチング時の異方性から、当該長方形のアラ
イメント溝1aの各辺には、シリコン基板面の(10
0)面に54.7度傾斜した傾斜面である(111)面
が形成される。
【0013】これら4つの(111)面と(100)面
との境界線、すなわち稜線L1 は丸みを帯びることなく
鮮明な直線となる。また、傾斜面である(111)面
は、赤外線透過時に影となる部分である。したがって、
これら稜線(辺)L1 、またはこれら稜線L1 が交差し
た角部の頂点R1 は、精度の高いアライメントマークの
一部として用いることができる。
【0014】一方、(110)面を有する第2のシリコ
ン基板S2 においては、アライメントマークとして、
〈112〉方向に沿う平行四辺形のアライメント溝2a
が形成してある。(110)面のエッチング時の異方性
から、当該平行四辺形のアライメント溝1aの対向する
角部には、(110)面に35.3度傾斜した(11
1)面が形成される。また、この2つの(111)面
と、(110)面との境界線、すなわち稜線L2 は丸み
を帯びることなく鮮明な直線となる。三角状の傾斜面で
ある(111)面は、赤外線透過時に影となる部分であ
る。したがって、赤外線透過時に三角状の影となる(1
11)面の稜線(辺)L2 、またはこれら稜線L2 が交
差した角部の頂点R2 も、精度の高いアライメントマー
クの一部として用いることができる。本発明では、この
ような(110)面のシリコン基板に形成される〈11
2〉方向に配列した結晶異方性エッチング溝が、アライ
メントマークとして用いられる角部に傾斜面を有するエ
ッチング溝に相当する。
【0015】このようなアライメントマークは、溝形状
に応じた所定形状のフォトマスクパターンを用いて、常
法に基づき(100)面または(110)面のシリコン
基板にレジストパターニングし、その後さらにエッチン
グ液を用い、深さ30μm以上のエッチング溝を形成す
ることにより作製することができる。
【0016】このようにしてアライメントマークが形成
された2枚のシリコン基板S1 ,S 2 を上下に重ね合わ
せ、公知の赤外線等の透過光を利用したアライメント機
構等を用いてそのパターンを観察しながら位置合わせを
行う。図1(c)は、正常に位置合わされた場合のパタ
ーンであり、二つのマークが重なったパターンが観察さ
れる。
【0017】ここで、赤外線等の透過光を利用すると、
基板面(100)または(110)から傾斜した各結晶
異方性エッチング溝の傾斜面(図1(a)において斜線
を付した部位)は、基板面(100)または(110)
に平行または垂直な面に対して、透過光によるコントラ
ストが付くため、モニターによる稜線および角部の重な
り具合いの視認ができる。本実施の形態では、(10
0)面のシリコン基板S 1 の角部の頂点R1 と、(11
0)面のシリコン基板S2 の角部の頂点R2 とを合わせ
ると共に、(100)面のシリコン基板S1 の稜線L1
の一部と、(110)面のシリコン基板S2 の稜線L2
の一部とを合わせる。その結果、X,Y方向のみなら
ず、回転方向の位置合わせも高精度に行える。
【0018】図2(a)(b)は、それぞれ本発明の他
の実施形態におけるアライメントマークの形状およびそ
のアライメントマークを用いた位置合わせの方法を示す
模式図である。図2(a)に示す実施の形態において
は、角部の頂点を用いることなく、稜線同士を、また図
2(b)に示す実施の形態においては、稜線を用いるこ
となく角部の頂点同士を重ね合わせることにより位置合
わせを行う。
【0019】すなわち、図2(a)に示す実施の形態で
は、(100)面のシリコン基板には、図1(a)と同
様の長方形のアライメント溝1aが形成してある。一
方、(110)面のシリコン基板には図1(a)と同様
の平行四辺形のアライメント溝2aが形成してある。な
お、このようなアライメントマークも、図1に示す実施
の形態と同様にフォトリソグラフィー法およびエッチン
グを用いて形成することができる。
【0020】そして、このようにしてアライメントマー
クが形成された2枚のシリコン基板S1 ,S2 を上下に
重ね合わせ、公知の赤外線等の透過光を利用したアライ
メント機構等を用いてそのパターンを観察しながら位置
合わせを行うが、このときの位置合わせの基準は、(1
00)面のシリコン基板に形成されたアライメント溝1
aの稜線L1 と、(110)面のシリコン基板に形成さ
れたアライメント溝2aの三角状の傾斜面の一辺である
稜線L2 としている。
【0021】本実施の形態の如く稜線同士を位置合わせ
の基準に用いても、X,Y方向のみならず回転方向で
も、高精度な位置合せを行なうことが可能となる。これ
に対して、図2(b)に示す実施の形態では、(10
0)面のシリコン基板には、図1(a)と同様の長方形
のアライメント溝1aが形成してあり、(110)面の
シリコン基板には図1(a)と同様の平行四辺形のアラ
イメント溝2a,2aが並列に2つ形成してある。な
お、このようなアライメントマークも、図1に示す実施
の形態と同様にフォトリソグラフィー法および結晶異方
性エッチングを用いて形成することができる。
【0022】そして、このようにしてアライメントマー
クが形成された2枚のシリコン基板S1 ,S2 を上下に
重ね合わせ、公知の赤外線等の透過光を利用したアライ
メント機構等を用いて、そのパターンを観察しながら位
置合わせを行う。このときの位置合わせの基準は、(1
00)面のシリコン基板に形成されたアライメント溝1
aの4つの角部の頂点R1 と、(110)面のシリコン
基板に形成されたアライメント溝2aの4つの角部の頂
点R2 としてある。
【0023】本実施の形態の如く角部の頂点同士を位置
合わせの基準に用いても、X,Y方向のみならず回転方
向でも高精度な位置合せを行なうことが可能となる。(実施の形態2) 次に、(110)面のシリコン基板と
(110)面のシリコン基板とを貼り合わせる場合の位
置合わせ方法について説明する。
【0024】図3(a)(b)(c)は、それぞれ本発
明のさらに他の実施の形態におけるアラインメントマー
クの形状およびそのアラインメントマークを用いた位置
合せの方法を示す模式図である。まず、図3(a)に示
す実施の形態においては、(110)面の第1の基板S
1 には、図1(a)と同様の平行四辺形のアライメント
溝1aが形成してあり、当該アライメント溝1aは、シ
リコン基板面の(110)面に垂直な4つの(111)
面と(110)面に35.3度傾斜した2つの(11
1)面とを有する。傾斜した三角形状の(111)面
が、赤外線透過時に影となって現われる。また、同じく
(110)面の第2のシリコン基板S2 には、図1
(a)と同様の平行四辺形のアライメント溝2a,2a
が並列に2つ形成してある。それぞれのアライメント溝
2a,2aは、シリコン基板面の(110)面に垂直な
4つの(111)面と(110)面に35.3度傾斜し
た2つの(111)面とを有する。なお、このようなア
ライメントマークも、図1に示す実施の形態と同様にフ
ォトリソグラフィー法および結晶異方性エッチングを用
いて形成することができる。
【0025】そして、このようにしてアライメントマー
クが形成された2枚の(110)面のシリコン基板S
1 ,S2 を上下に重ね合わせ、公知の赤外線、X線等の
透過光を利用したアライメント機構等を用いてそのパタ
ーンを観察しながら位置合わせを行うが、このときの位
置合わせの基準は、(110)面のシリコン基板に形成
されたアライメント溝1aの2つの角部の頂点R1 と、
(110)面のシリコン基板に形成されたアライメント
溝2aの向かい合う2つの角部の頂点R2 とである。
【0026】本実施の形態の如く角部の頂点同士を位置
合わせの基準に用いても、X,Y方向のみならず回転方
向にも高精度な位置合せを行なうことが可能となる。図
3(b)に示す実施の形態では、(110)面のそれぞ
れの基板S1 ,S2に、図1(a)と同様の平行四辺形
のアライメント溝1a,2aが形成してある。それぞれ
のアライメント溝1a,2aは、シリコン基板面の(1
10)面に垂直な4つの(111)面と(110)面に
35.3度傾斜した2つの(111)面とを有する。な
お、このようなアライメントマークも、図1に示す実施
の形態と同様にフォトリソグラフィー法および結晶異方
性エッチングを用いて形成することができる。
【0027】そして、このようにしてアライメントマー
クが形成された2枚の(110)面のシリコン基板S
1 ,S2 を上下に重ね合わせ、公知の赤外線等の透過光
を利用したアライメント機構等を用いてそのパターンを
観察しながら位置合わせを行う。このとき、一方の(1
10)面のシリコン基板に形成されたアライメント溝1
aの底辺側の頂点R1 と、他方の(110)面のシリコ
ン基板に形成されたアライメント溝2aの角部の頂点R
2 とを合わせる。また、一方の(110)面のシリコン
基板に形成されたアライメント溝1aの稜線L1 と、他
方の(110)面のシリコン基板に形成されたアライメ
ント溝2の稜線L2 とを、直線状になるように合わせ
る。
【0028】さらに図3(c)に示す実施の形態では、
図3(b)に示す実施の形態に対して、他方のシリコン
基板に2つの平行四辺形のアライメント溝2a,2aが
形成してある以外は、図3(b)に示す場合と同様であ
る。なお、本発明は、これら実施の形態には限定されな
い。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、例
えば圧力センサ、加速度センサ等の各種マイクロマシン
の製造工程において、一方が(110)面のシリコン基
板と、他方が(110)面または(100)面のシリコ
ン基板とを貼り合わせる場合、精度の高い位置合わせが
可能となる。(110)面のシリコン基板は、その(1
10)面に対して垂直な側壁のエッチング溝を容易に形
成することができるので、この基板を各種マイクロマシ
ンの一部として使用しようとする要請は高い。本発明
は、このような要請に合わせて、高精度に(110)面
のシリコン基板を他のシリコン基板に張り合わせること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアラインメントマ
ークの形状およびそのアラインメントマークを用いた位
置合わせの方法を示す模式図であり、(a)は各基板の
平面図、(b)は各基板のA−A線およびB−B線に沿
う断面図、(c)は重ね合わせた際の状態を示す図であ
る。
【図2】(a)(b)はそれぞれ本発明の他の実施の形
態におけるアラインメントマークの形状およびそのアラ
インメントマークを用いた位置合わせの方法を示す模式
図である。
【図3】(a)(b)(c)はそれぞれ本発明のさらに
他の実施の形態におけるアラインメントマークの形状お
よびそのアラインメントマークを用いた位置合わせの状
態を示す模式図である。
【図4】従来のアラインメントマークの形状およびその
アラインメントマークを用いた位置合わせの状態を示す
模式図である。
【符号の説明】
S1 ,S2 …シリコン基板 1a,2a…アライメント溝 R1 ,R2 …角部の頂点 L1 ,L2 …稜線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が(110)面のシリコン基板と、
    他方が(110)面または(100)面のシリコン基板
    とを貼り合わせる際の位置合わせ方法において、 前記(110)面に形成されるアライメントマークが、
    角部に傾斜面を有する結晶異方性エッチング溝であるこ
    とを特徴とする基板貼り合わせ時における位置合わせ方
    法。
  2. 【請求項2】 前記(110)面のシリコン基板には
    〈112〉方向に配列した結晶異方性エッチング溝が形
    成され、前記(100)面のシリコン基板には〈11
    0〉方向に配列した結晶異方性エッチング溝が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の基板貼り合わ
    せ時における位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 前記(110)面のシリコン基板に形成
    された結晶異方性エッチング溝の角部に形成された傾斜
    面を赤外線が透過して形成される三角状のマークのいず
    れかの頂点を利用して位置合わせすることを特徴とする
    請求項1または2に記載の基板貼り合わせ時における位
    置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 前記(110)面のシリコン基板に形成
    された結晶異方性エッチング溝の角部に形成された傾斜
    面を赤外線が透過して形成される三角状のマークのいず
    れかの辺を利用して位置合わせすることを特徴とする請
    求項1または2に記載の基板貼り合わせ時における位置
    合わせ方法。
  5. 【請求項5】 前記一方のシリコン基板に形成されたア
    ライメントマークと、前記他方のシリコン基板に形成さ
    れたアライメントマークとの少なくとも一部を重ね合わ
    せる、あるいはそれら相互を突き合わせることにより位
    置合わせを行なうことを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の基板貼り合わせ時における位置合わせ方法。
  6. 【請求項6】 前記一方のシリコン基板に形成されたア
    ライメントマークと、前記他方のシリコン基板に形成さ
    れたアライメントマークとが異なる形状であることを特
    徴とする請求項1〜5の何れかに記載の基板貼り合わせ
    時における位置合わせ方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7999400B2 (en) * 2005-03-25 2011-08-16 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device with recessed registration marks partially covered and partially uncovered
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