JPH09147224A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH09147224A
JPH09147224A JP30271595A JP30271595A JPH09147224A JP H09147224 A JPH09147224 A JP H09147224A JP 30271595 A JP30271595 A JP 30271595A JP 30271595 A JP30271595 A JP 30271595A JP H09147224 A JPH09147224 A JP H09147224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
lifting device
commodities
products
Prior art date
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Pending
Application number
JP30271595A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Kawada
榮一 川和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP30271595A priority Critical patent/JPH09147224A/ja
Publication of JPH09147224A publication Critical patent/JPH09147224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理済みの弁当等の商品を同時に多数の販売で
きる自動販売機を提供することにある。 【解決手段】一方の昇降装置4の商品棚4mから他方の
昇降装置5の商品棚5mへ商品Aを搬出し、また、他方
の昇降装置5の商品棚5mから一方の昇降装置4の商品
棚4mへ商品Aを搬出できるため、一方或いは他方の昇
降装置4,5の一つに商品を順次充填することにより、
自動販売機本体1の全体に商品Aを収納できる。また、
収納された商品Aの全てを同時に調理できるから、定時
となっている昼食時間でも待たせることなく、多数の商
品Aを販売できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レトルト食品、冷
凍食品等として保存された弁当等を加熱処理して昼食時
等に顧客に販売する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として特開平
5ー135270号公報に開示されたものが知られてい
る。
【0003】この自動販売機は、自動販売機本体内に冷
凍食品等を保存した商品ラックと、この冷凍食品を加熱
処理する電子レンジとを備えているもので、販売信号が
入力される度に、商品ラックから電子レンジに商品を搬
送し、この商品を電子レンジで加熱処理して販売するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動販売機では前述の如く商品の販売信号の度に1
個ずつ商品を加熱調理するものとなっているため、多数
の商品を販売するとき長時間となり、例えば会社や工場
の食堂の如く多数個の商品を昼食時に一時に販売しなけ
ればならない場所では不向きなものとなっていた。
【0005】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、調
理済みの弁当等の商品を同時に多数の販売することがで
きる自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、自動販売機本体内に多数
の商品を収納するとともに、調理装置を設置し、調理装
置で該商品を調理して販売する自動販売機において、自
動販売機本体内には、複数段に配置された商品棚を昇降
する昇降装置を隣接して複数配列するとともに、一方の
昇降装置の商品棚に載置された商品を他方の昇降装置の
商品棚に搬送し、また、他方の商品棚に載置された商品
を一方の昇降装置の商品棚に搬送する搬送装置を設けて
いる。
【0007】請求項1の発明によれば、一方の昇降装置
の商品棚から他方の昇降装置の商品棚へ搬出し、また、
他方の昇降装置の商品棚から一方の昇降装置の商品棚へ
搬出できるため、一方或いは他方の昇降装置の一つに商
品を順次充填することにより、自動販売機本体の全体に
商品を収容できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に係る搬送装
置を、隣接する各昇降装置に亘って架設された案内棒
と、隣接する各昇降装置の商品棚を間にして対向し案内
棒に摺動自在に取り付けられた一対の商品押し出し板
と、各商品押し出し板に亘って挿通し可逆転駆動手段に
より回転する無端状のワイヤと、ワイヤに2個固着さ
れ、一方は可逆転駆動手段の正転により一方の商品押し
出し板に当たってこれを他方の商品押し出し板に向かっ
て移動させ、他方は可逆転駆動手段の逆転により他方の
商品押し出し板に当たってこれを一方の商品押し出し板
に向かって移動させる移動部材とからなる。
【0009】請求項2の発明によれば、1個の可逆転駆
動手段により各商品押し出し板をそれぞれ逆方向に摺動
することができ、搬送装置の構造が簡単となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図8は本発明に係る自動
販売機の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の
概略構成図、図2は昇降装置の正面図、図3は昇降装置
の平面図、図4は搬送装置の動作を示す側面図、図5は
搬送装置の全体外観図、図6は自動販売機の駆動回路を
示すブロック図、図7は商品収納操作を示す制御フロー
チャート、図8は商品取り出し操作を示す制御フローチ
ャートである。
【0011】本発明に係る自動販売機は、弁当等の商品
が冷凍食品として或いはレトルト食品として販売され、
これが一般に食されていること、また、この商品を会社
や工場の食堂で販売するに当たり、昼食時間が定時とな
っており、同時にかつ多量に販売することが必要不可欠
であることを考慮して提案されたもので、以下この自動
販売機の構造を説明する。
【0012】即ち、本実施形態に係る自動販売機は、方
形状の自動販売機本体1を有し、その下部には電熱ヒー
タ2及び送風機3が設置されている。この電熱ヒータ2
の発熱を送風機3で循環し、この自動販売機本体1内を
商品Aの保存室及び調理室として構成している。また、
この自動販売機本体1内には前後に隣接して同一の構造
の昇降装置4,5が設置されている。この昇降装置4,
5の構造を、前側に位置する昇降装置4を示す図2及び
図3を参照して説明する。
【0013】この昇降装置4は駆動モータ4a、この駆
動モータ4aに一組の歯車機構4a1,4a2を介して
連結する調帯機構4b、及び、この調帯機構4bに連結
するチェーン機構4cにより構成されている。この駆動
モータ4aの原動軸4dには前記一組の歯車機構の原動
歯車4a1が固着され、これと歯合する従動歯車4a2
と主滑車4eが中間軸4a3に固着されている。また、
この原動軸4dには前後のスプロケット4fが連結し、
また、調帯4gを掛け渡して主滑車4eに連結する従滑
車4hには従動軸4iを介して前後に同じくスプロケッ
ト4fが連結している。なお、以上のような駆動モータ
4a及び調帯機構4bは上部に配置された構造を示すも
のであるが、このスプロケット4fの構造は、図2に示
すように下部にも同様に配置されている。
【0014】このように配置されたスプロケット4fに
は上下にエンドレスチェーン4jが巻回されており、駆
動モータ4aを稼働するとき、原動軸4dの回転方向は
中間軸4a3に固着した従動歯車4a2により回転方向
が反転して、調帯4gにより従動軸4iに伝達され、各
エンドレスチェーン4jが上下に回転するようになって
いる。これにより、後述する対向配置された商品棚4m
に支承された商品Aが上下動する。また、この各エンド
レスチェーン4jの転子ピン4kには断面略L字状の商
品棚4mが左右に対向して配置されている。また、この
対向する商品棚4mは上下に所定間隔をおいてエンドレ
スチェーン4j全体に配置されている。この対向する商
品棚4mに商品Aを載置することにより商品Aが自動販
売機本体1内に収納される。
【0015】また、このように設置された各昇降装置
4,5の上方には搬送装置6が設置されている。この搬
送装置6の構造を図4及び図5を参照して説明する。
【0016】この搬送装置6は各昇降装置4,5の上方
で、各昇降装置4,5に亘って架設された案内棒6a
と、各昇降装置4,5の商品棚4m,5mを間にして対
向し案内棒6aに摺動自在に取り付けられた一対の商品
押し出し板6b,6cとを有している。これにより、一
方の商品押し出し板6bを他方の商品押し出し板6cに
向かって移動するとき、図4に示すように昇降装置4の
商品棚4m上の商品Aが昇降装置5の最上部の商品棚5
mに移動する。また、他方の商品押し出し板6cを一方
の商品押し出し板6bに向かって移動するとき、前述と
は逆に昇降装置5の商品棚5m上の商品Aが昇降装置4
の最上部の商品棚4mに移動する。
【0017】また、この搬送装置6は、無端状のワイヤ
6dと、このワイヤ6dを可逆転する駆動モータ6eと
を有している。このワイヤ6dは各商品押し出し板6
b,6cの上部に貫通し、駆動モータ6eの巻き付け滑
車6fに巻回されている。なお、このワイヤ6dは4個
の案内滑車6gに巻回され、ワイヤ6dにテンションを
付与するとともに、このワイヤ6dを自動販売機本体1
の天井1aの上下に掛け渡している。
【0018】更に、この搬送装置6は、ワイヤ6dに固
着された2個の移動部材6h,6iを有している。この
移動部材6h,6iはワイヤ6dよりも径が大きく形成
されるとともに、常時は各商品押し出し板6b,6cと
の外側にそれぞれ配置されている。ここで、駆動モータ
6eが図4の矢印に示すように回転するとき、この移動
部材6gが商品押し出し板6bに当たって商品押し出し
板6bを移動させる一方、駆動モータ6eを逆転すると
きは、商品押し出し板6cが逆方向に移動する。なお、
この商品押し出し板6b,6cには復帰用のバネ6j,
6kがそれぞれ連結し、駆動モータ6eが停止した後、
このバネ6j,6kにより初期位置に各商品押し出し板
6b,6cを戻すようになっている。
【0019】なお、自動販売機本体1の前面には商品取
り出し扉7を設けており、この商品取り出し扉7を開放
することにより、昇降装置4の下方に設置された商品受
け8から商品Aを取り出すことができる。
【0020】以上のように構成された自動販売機は図6
に示すように、昇降装置4の最下位の商品棚4mに商品
Aが載置されたか否かを検知するセンサ9、商品受け8
にトレー10が載置されたか否かを検知するセンサ1
1、昇降装置4の最上部の商品棚4mに商品Aが在るか
否かを検知するセンサ12、昇降装置5の最上部の商品
棚5mに商品Aが在るか否かを検知するセンサ13、ト
レー10上に商品Aが載っているか否かを検知するセン
サ14をそれぞれ有し、これらの各センサ9〜14の検
知信号をマイクロコンピュータ構成のCPU15に入力
するようになっている。また、このCPU15はこれら
の検知信号に基づき、各駆動回路16,17,18を通
じて各昇降装置4,5及び搬送装置6を図7及び図8の
フローチャートに示すように駆動する。
【0021】図7を参照して商品収納操作を説明する。
まず、工場の食堂で昼食時に販売される商品個数を把握
するため、予め商品Aの購入予約を取っておく。次い
で、商品取り出し扉7を開き、昇降装置4の最下位の商
品棚4mに商品Aを載置する。この商品Aの載置をセン
サ9が検知し(S1)、この検知信号に基づき昇降装置
4の駆動モータ4aが所定回転する(S2)。この駆動
モータ4aの稼働により、商品Aを載せた商品棚4mが
上方に1段上昇するとともに、新たに空の商品棚4mが
昇降装置4の最下位の位置に移動する。この商品Aの積
み込み作業を継続することにより、商品Aが昇降装置4
の最上部の商品棚4mに移動する。ここで、この最上部
の商品Aをセンサ12が検知したときは(S3)、搬送
装置6の駆動モータ6eが正転する(S4)。これによ
り、図4に示すように、昇降装置4の最上部の商品Aが
昇降装置5の最上部の商品棚5mに搬送される。この搬
送に伴いセンサ13が商品棚5mの商品Aを検知したと
きは(S5)、商品棚5mを下方に一段下げるよう昇降
装置4が駆動する(S6)。このような動作を繰り返す
ことにより、昇降装置4に積み込まれる商品Aが昇降装
置5にも移し替えられ、各昇降装置4,5の両者に予約
分の商品Aが収納される。
【0022】このように商品Aが収納されたときは、電
熱ヒータ2及び送風機3に通電して商品Aを加熱調理す
る。なお、この調理時間は、昼食時に調理が完了するよ
う適宜設定されている。
【0023】次に、このように調理された商品Aの取り
出し操作について図8を参照して説明する。調理された
商品Aを取り出すときは、コイン等を投入し、商品取り
出し扉7を開放する。次いで、トレー10が商品受け8
上に載置されたか否かをセンサ9により検知し(S
1)、トレー10が商品受け8に載置されたときは、こ
のセンサ9の検知信号に基づき昇降装置4を下方に向か
って順次1段ずつ下げる(S2)。この下降操作によ
り、最下位の商品棚4mに載置されていた商品Aが商品
棚4mから外れてトレー10に落下搬出される。しかる
後、この商品Aの載ったトレー10を引き出し、商品取
り出し扉7を閉鎖する。これにより、商品Aの1個の取
り出し操作が完了する。
【0024】このような商品販売を継続することにより
昇降装置4側の商品Aが順次販売されることとなるが、
昇降装置5から昇降装置4への商品移動を行うため、前
記ステップS2の後、昇降装置5を駆動して商品Aを上
方に順次上昇させるとともに、搬送装置6を前記商品収
納操作とは逆に駆動(駆動モータ6eを逆転駆動)し
て、昇降装置5の商品Aを昇降装置4に移し替える(S
3〜S7)。これにより、昇降装置4に収納されている
商品Aはもとより、昇降装置5に収納された商品Aも販
売され、予約分の商品Aを完売する。
【0025】以上のように本実施形態に係る自動販売機
によれば、多数の商品Aを収納し、かつ、多数の商品A
を同時に加熱調理できるから、定時となっている昼食時
間でも待たせることなく、多数の商品Aを販売すること
ができる。
【0026】また、商品Aの取り出し操作のとき、商品
Aに触れることなく購入することができるので、高温商
品への接触により火傷を負うことがない。
【0027】図9は本発明に係る自動販売機の他の実施
形態を示すものである。この実施形態では自動販売機本
体1の前面側が食堂内に臨み、その後側が商品Aを補充
する部屋で自動販売機本体1の背面側から商品Aを補充
するタイプの自動販売機を示している。
【0028】このようなタイプの自動販売機では自動販
売機本体1の背面側に商品補充扉19が設置され、昇降
装置5側から商品Aを補充する。即ち、この昇降装置5
の最下位の商品棚5mに商品Aを載置し、これを順次上
方に移動させ、更に昇降装置4の商品棚4mに搬送す
る。これにより、商品Aが各昇降装置4,5に収納され
る。なお、商品取り出し操作は前記実施形態と同様であ
る。
【0029】また、前記各実施形態では昇降装置4,5
を前後に1組配置した例を説明したが、このような各昇
降装置4,5の組を横方向に多数配列してもよいことは
勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の商品を収納し、かつ、多数の商品を同時に加熱調
理できるから、定時となっている昼食時間でも待たせる
ことなく、多数の商品を販売できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の概略断面図
【図2】本発明に係る昇降装置の正面図
【図3】本発明に係る昇降装置の平面図
【図4】本発明に係る搬送装置の動作を示す側面図
【図5】本発明に係る搬送装置の全体外観図
【図6】自動販売機の駆動回路を示すブロック図
【図7】商品収納操作を示す制御フローチャート
【図8】商品取り出し操作を示す制御フローチャート
【図9】本発明に係る自動販売機の他の実施形態を示す
概略断面図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、4,5…昇降装置、4m,5m…
商品棚、6…搬送装置、6e…駆動モータ、6f…巻き
付き滑車、A…商品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体内に多数の商品を収納す
    るとともに、調理装置を設置し、該調理装置で該商品を
    調理して販売する自動販売機において、 前記自動販売機本体内には、複数段に配置された商品棚
    を昇降する昇降装置を隣接して複数配列するとともに、 一方の昇降装置の商品棚に載置された商品を他方の昇降
    装置の商品棚に搬送し、また、他方の商品棚に載置され
    た商品を一方の昇降装置の商品棚に搬送する搬送装置を
    設けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】前記搬送装置は、隣接する該各昇降装置に
    亘って架設された案内棒と、 隣接する前記各昇降装置の商品棚を間にして対向し該案
    内棒に摺動自在に取り付けられた一対の商品押し出し板
    と、 前記各商品押し出し板に亘って挿通し可逆転駆動手段に
    より回転する無端状のワイヤと、 前記ワイヤに2個固着され、一方は可逆転駆動手段の正
    転により一方の商品押し出し板に当たってこれを他方の
    商品押し出し板に向かって移動させ、他方は可逆転駆動
    手段の逆転により他方の商品押し出し板に当たってこれ
    を一方の商品押し出し板に向かって移動させる移動部材
    と、 からなることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
JP30271595A 1995-11-21 1995-11-21 自動販売機 Pending JPH09147224A (ja)

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JP30271595A JPH09147224A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 自動販売機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110754957A (zh) * 2018-07-26 2020-02-07 合肥华凌股份有限公司 食物自动处理器
WO2020118000A1 (en) 2018-12-06 2020-06-11 Little Caesar Enterprises, Inc. System and method for dispensing a food product

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