JPH09146864A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH09146864A
JPH09146864A JP7302821A JP30282195A JPH09146864A JP H09146864 A JPH09146864 A JP H09146864A JP 7302821 A JP7302821 A JP 7302821A JP 30282195 A JP30282195 A JP 30282195A JP H09146864 A JPH09146864 A JP H09146864A
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JP
Japan
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transmission
line
reception
storage area
buffer
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Application number
JP7302821A
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English (en)
Inventor
Naoki Yamaji
直樹 山地
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信制御装置の送受信データの記憶領域はある
回線のトラフィック量が多いと他の回線が使用できる記
憶領域が少くなり、トラフィック量の少ない回線で使用
されない無駄な記憶領域が存在し、運用時のトラフィッ
ク量に変化があると記憶領域の不足する回線あるいは無
駄な記憶領域を持つ回線が存在する。 【解決手段】通信制御装置100は、通信路105によ
り相手から送られてきたデータを処理する受信データ処
理手順部101と、送信処理する送信データ処理手順部
102と、送受信データの滞留数と送受信間隔により現
在のトラフィック量を計算し、回線に割り当てる送受信
バッファ個数や流量制限値を制御するトラフィック制御
処理手順部104と、時間を計時し、送受信間隔の計算
や各処理手順部の同期をとるためのシステムタイマ計時
処理手順部103を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信制御装置に関
し、特に複数回線を同時に制御する通信制御装置の有す
る資源を有効に使用する通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信制御装置は、従来、複数回線
を制御する通信制御装置において、送受信データを格納
する記憶領域は、記憶領域を送受信するデータ単位に分
割して割り当てるか、あるいは送受信データ単位に分割
した記憶領域をあらかじめ各回線毎に振り分けて割り当
てられていた。
【0003】また、これら回線に対する記憶領域の割り
当て量は、あらかじめ想定されるトラフィック量を基に
計算し、回線起動時等に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通信制
御装置は、前者の送受信データを格納する記憶領域を送
受信するデータ単位に分割して割り当てる記憶割り当て
方法では、記憶領域をすべての回線に対して割り当てる
ため、ある回線のトラフィック量が多い場合、他の回線
が使用できる記憶領域が少なくなるという欠点がある。
【0005】また、後者の送受信データ単位に分割した
記憶領域をあらかじめ各回線毎に振り分けて割り当てる
記憶割り当て方法では、あらかじめ各回線に記憶領域を
割り当てるためトラフィック量の少ない回線において使
用されない無駄な記憶領域が存在するという欠点があっ
た。
【0006】また、これらの割り当てはあらかじめ想定
されたトラフィック量を基に計算されたものであるた
め、実際の運用時のトラフィック量に変化があった場
合、記憶領域の不足する回線あるいは無駄な記憶領域を
持つ回線が存在するという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御装置
は、複数回線を同時に制御する通信制御装置において、
送受信するデータを記憶する領域を一送受信データの大
きさを持つ送受信データ格納領域と他の送受信データバ
ッファをリンクするための次バッファポインタを具備し
た送受信データバッファに分割した送受信データ記憶領
域と、どの回線にも割り当てていない送受信データバッ
ファをリンクした空きバッファリンク情報格納領域と、
その空きバッファリンク情報格納領域にリンクしている
送受信データバッファの個数を記憶する空きバッファ個
数格納領域と、通信制御装置において時間を計時するた
めのシステムタイマ格納領域を具備する共通制御テーブ
ルと、回線nに割り当てられている送受信データバッフ
ァの個数を示すn回線・総バッファ個数と、回線nに割
り当てられているが使用していない送受信データバッフ
ァのリンク状況を示すn回線・空きバッファリンク情報
格納領域と、そのn回線・空きバッファリンク情報格納
領域にリンクしている送受信データバッファの個数を示
すn回線・空きバッファ個数格納領域と、回線nが使用
している送受信データバッファの個数を示すn回線・滞
留個数と、n回線の送受信の流量制限を行うためのn回
線・流量制限値格納領域と、n回線における現在のトラ
フィック量を示すn回線・トラフィック状態変数格納領
域と、n回線の送受信間隔によりトラフィック量を計算
するための送受信間隔タイマ格納領域を具備したn回線
分の回線制御テーブルと、n回線のバッファ滞留数、送
受信間隔タイマ、トラフィック状態変数からn回線の次
のトラフィック状態変数と、流量制限値と回線に割り当
てる送受信データバッファの個数とを生成するトラフィ
ック量生成マトリクステーブルにより、各回線に割り当
てる送受信データバッファの個数及び流量制限値を動的
に変更するよう構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の通信制御装置の一実施の形
態を示す構成図である。
【0010】図1に示す実施の形態は、通信制御装置1
00は、相手通信装置との通信路105により相手通信
装置(図示されてない)から送られてきたデータを処理
する受信データ処理手順部101と、相手通信装置との
通信路105によりデータを送信処理する送信データ処
理手順部102と、受信データ処理手順部101と送信
データ処理手順部102とにより発生する送受信データ
の滞留数と送受信間隔により現在のトラフィック量を計
算し、回線に割り当てる送受信バッファ個数や流量制限
値を制御するトラフィック制御処理手順部104と、通
信制御装置100内の時間を計時し、送受信間隔の計算
や各処理手順部の同期をとるためのシステムタイマ計時
処理手順部103から構成される。
【0011】図2は、本発明において各回線に割り当て
る送受信データ記憶領域を示す構成図である。
【0012】送受信データ記憶領域200は、送受信デ
ータを格納するために一送受信データの大きさに分割さ
れた送受信データ格納領域203と、送受信データ格納
領域203をリンクするための次バッファポインタ格納
領域202とから構成された送受信データバッフ送受信
データバッファァ201で分割される。
【0013】図3は、本発明において通信制御装置に唯
一つ存在し、各回線を共通に制御するための共通制御テ
ーブルを示す図である。
【0014】共通制御テーブル300は、どの回線にも
使用されていない空の送受信データバッファ201をリ
ンクしている空きバッファリンク情報格納領域301
と、空きバッファリンク情報格納領域301にリンクし
ている送受信バッファ201の個数を格納している空き
バッファ個数格納領域302と、システムの時間を計時
するシステムタイマ格納領域303とから構成される。
【0015】図4は、本発明において各回線の制御を行
うために回線単位に存在する回線制御テーブルを示す図
である。
【0016】回線制御テーブル400は、各回線のn回
線・回線制御テーブル401〜403からなり、n回線
・回線制御テーブル401〜403は、n回線に割り当
てられている送受信データバッファ201の個数を格納
したn回線・総バッファ個数格納領域404〜406
と、n回線に割り当てられている送受信データバッファ
201の内、使用していない送受信データバッファ20
1をリンクしているn回線・空きバッファリンク情報格
納領域407〜409と、n回線・空きバッファリンク
情報格納領域407〜409にリンクしている送受信デ
ータバッファ201の個数を格納したn回線・空きバッ
ファ個数格納領域410〜412と、n回線で使用中の
送受信データバッファ201の個数を格納したn回線・
バッファ滞留個数格納領域413〜415と、n回線に
おいて、ビジー制御を行う基準となる送受信データバッ
ファ201の滞留数を格納するn回線・流量制限値格納
領域416〜418と、n回線において、トラフィック
量の状態を示す値を格納するn回線・トラフィック状態
変数格納領域419〜421と、n回線において、送受
信間隔によりトラフィック量を計算するための送受信の
時間を計算するための時間を格納するn回線・送受信間
隔タイマ格納領域422〜424とから構成される。
【0017】次に相手通信装置からのデータを受信処理
する受信データ処理手順部101と、相手通信装置にデ
ータを送信処理する送信データ処理手順部102と、時
間を計時し、内部状態の変更処理の契機を作るシステム
タイマ計時処理手順部103と、送受信のデータ量によ
り内部状態を変更し、回線に割り当てる送受信データバ
ッファ201の個数及び流量制限値を動的に変更するト
ラフィック制御処理手順部104を、それぞれの動作を
示す流れ図により説明する。
【0018】初めに通信制御装置100は、送受信デー
タ記憶領域200を送受信データバッファ201に分割
し、送受信データバッファ201をn回線・回線制御テ
ーブル401〜403のn回線・空きバッファリンク情
報格納領域407〜409にあらかじめ指定された数だ
けリンクする。そのとき、リンクした受信データバッフ
ァ201の数をn回線・回線制御テーブル401〜40
3のn回線・空きバッファ個数格納領域410〜412
とn回線・総バッファ個数格納領域404〜406に格
納する。また、n回線・流量制限値格納領域416〜4
18とn回線・トラフィック状態変数格納領域419〜
421に初期値をセットする。
【0019】n回線・回線制御テーブル401〜403
のn回線・空きバッファリンク情報格納領域407〜4
09にリンクした残りの送受信データバッファ201を
共通制御テーブル300の空きバッファリンク情報格納
領域301にリンクし、そのリンクした数を空きバッフ
ァ個数格納領域302に格納する。
【0020】それではまず、相手通信装置からのデータ
を受信処理する受信データ処理手順部101について図
6の本発明の受信データ処理手順部の動作を示す流れ図
により説明する。
【0021】受信データ処理手順部101は、受信間隔
計算処理(ステップ601)で相手通信装置からデータ
を受信し、受信した時間を共通制御テーブル300のシ
ステムタイマ格納領域から取得して、前回の送受信処理
からの時間間隔を計算し、計算した値をn回線・送受信
間隔タイマ格納領域422〜424に格納し、次の受信
データ格納処理(ステップ602)に進む。
【0022】受信データ格納処理(ステップ602)
で、n回線・回線制御テーブル401〜403のn回線
・空きバッファリンク情報格納領域407〜409から
送受信データバッファ201を取り出し、受信したデー
タを格納する。n回線・空きバッファ個数格納領域41
0〜412の値を1減算し、次の受信したデータを処理
する(ステップ603)に進む。
【0023】受信したデータを処理する(ステップ60
3)で、受信したデータを処理し、次の受信データの処
理は完了したか(ステップ604)に進む。
【0024】受信データの処理は完了したか(ステップ
604)で、受信処理が完了したかどうか判断し、受信
処理が完了していれば次の空き受信バッファ格納処理
(ステップ605)へ、完了していなければ次の受信デ
ータ滞留処理(ステップ606)へ進む。
【0025】空き受信バッファ格納処理(ステップ60
5)で、送受信データバッファ201をn回線・空きバ
ッファリンク情報格納領域407〜409にリンクし、
n回線・空きバッファ個数格納領域410〜412の値
を1加算し受信データ処理手順を終了する。
【0026】受信データ滞留処理(ステップ606)
で、n回線・バッファ滞留個数格納領域413〜415
の値を1加算し、次のバッファ滞留個数は流量制限値を
こえているか(ステップ607)に進む。
【0027】バッファ滞留個数は流量制限値をこえてい
るか(ステップ607)で、n回線・バッファ滞留個数
格納領域413〜415の値とn回線・流量制限値格納
領域416〜418の値を比較し、n回線・バッファ滞
留個数格納領域413〜415の値がn回線・流量制限
値格納領域416〜418の値を越えていた場合、次の
送信休止要求処理(ステップ608)へ進み、流量制限
値を越えていない場合、受信データ処理手順を終了す
る。
【0028】送信休止要求処理(ステップ608)で、
相手通信装置に対し送信の停止を依頼するデータの送信
を送信データ処理手順部102に指示し、受信データ処
理手順を終了する。
【0029】次に相手通信装置にデータを送信処理する
送信データ処理手順部102について図7の本発明の送
信データ処理手順部の動作を示す流れ図により説明す
る。
【0030】相手通信装置に対しデータの送信要求が発
生した送信データ処理手順部102は、送信するデータ
はレスポンスか(ステップ701)で、送信するデータ
がコマンドかレスポンスかを判断し、レスポンスであれ
ば次の送信データ格納処理(ステップ704)へ、コマ
ンドであれば次のバッファ滞留個数は流量制限値を越え
ているか(ステップ702)へ進む。
【0031】バッファ滞留個数は流量制限値を越えてい
るか(ステップ702)で、n回線・バッファ滞留個数
格納領域413〜415の値と流量制限値格納領域41
6〜418の値を比較し、n回線・バッファ滞留個数格
納領域413〜415の値がn回線・流量制限値格納領
域416〜418の値を越えていた場合、次の送信休止
処理(ステップ709)へ、越えていない場合、次の送
信間隔計算処理(ステップ703)へ進む。
【0032】送信間隔計算処理(ステップ703)で、
システムタイマ格納領域から送信処理を行ったシステム
時間を取得して、前回の送受信処理からの時間間隔を計
算し、計算した値をn回線・送受信間隔タイマ格納領域
422〜424に格納し、次の送信データ格納処理(ス
テップ704)へ進む。
【0033】送信データ格納処理(ステップ704)
で、n回線・回線制御テーブル401〜403のn回線
・空きバッファリンク情報格納領域407〜409から
送受信データバッファ201を取り出し、送信するデー
タを格納する。n回線・空きバッファ個数格納領域41
0〜412の値を1減算し、次のデータを送信する(ス
テップ705)に進む。
【0034】データを送信する(ステップ705)で、
相手通信装置にデータを送信し、次の送信データは解放
可か(ステップ706)へ進む。
【0035】送信データは解放可か(ステップ706)
で、送信データが解放可能かどうか判断し、解放可能な
らば次の空き送信バッファ格納処理(ステップ707)
へ、解放できないならば次の送信データ滞留処理(ステ
ップ708)へ進む。
【0036】空き送信バッファ格納処理(ステップ70
7)で、送受信データバッファ201をn回線・空きバ
ッファリンク情報格納領域407〜409にリンクし、
n回線・空きバッファ個数格納領域413〜415の値
を1加算し、送信データ処理手順を終了する。
【0037】送信データ滞留処理(ステップ708)
で、n回線・バッファ滞留個数格納領域413〜415
の値を1加算し、送信データ処理手順を終了する。
【0038】送信休止処理(ステップ709)で、送信
を休止するために、一旦送信データ処理手順を終了す
る。一定時間後に再度送信データ処理は実行される。
【0039】次に、通信制御装置100内の時間を計時
し、送受信間隔の計算や各処理手順部の同期をとるため
のシステムタイマ計時処理手順部103について、図8
の本発明のシステムタイマ計時処理手順部の動作を示す
流れ図により説明する。
【0040】システムタイマ計時処理手順部103は、
ハードウェアからのタイマ割り込みにより起動され、起
動毎にシステムタイマ計時処理(ステップ801)でシ
ステムタイマ格納領域302の値を1加算し、時間を計
時し、次のあらかじめ定めた時間を計時したか(ステッ
プ802)に進む。
【0041】あらかじめ定めた時間を計時したか(ステ
ップ802)で、あらかじめ決められた時間を計時した
かどうかを判断し、計時していれば次のトラフィック制
御処理手順部起動(ステップ803)へ進み、計時して
いなければシステムタイマ処理手順を終了する。
【0042】トラフィック制御処理手順部起動(ステッ
プ803)で、トラフィック制御処理手順部104を起
動し、システムタイマ処理手順を終了する。
【0043】次に、トラフィック量を計算し、回線に割
り当てる記憶領域や流量制限値を制御するトラフィック
制御処理手順部104について、図9の本発明のトラフ
ィック制御処理手順部の動作を示す流れ図により説明す
る。
【0044】トラフィック制御処理手順部104は、シ
ステムタイマ計時処理手順部103により一定時間毎に
起動され、次トラフィック情報入手処理(ステップ90
1)で、n回線・バッファ滞留個数格納領域413〜4
15とn回線・送受信間隔タイマ格納領域422〜42
4の値と、n回線・トラフィック状態変数格納領域41
9〜421の値を基に図5の本発明のトラフィック量生
成マトリクステーブルを示す図のトラフィック量生成マ
トリクステーブル500から新たなトラフィック状態変
数と流量制限値と総バッファ個数を取得し、次のトラフ
ィック情報格納処理(ステップ902)に進む。
【0045】トラフィック情報格納処理(ステップ90
2)で、取得したトラフィック状態変数をn回線・トラ
フィック状態変数格納領域419〜421に、流量制限
値をn回線・流量制限値格納領域416〜418に格納
し、次の取得した総バッファ個数の値は回線制御テーブ
ルの総バッファ個数よりも小さいか(ステップ903)
に進む。
【0046】取得した総バッファ個数の値は回線制御テ
ーブルの総バッファ個数よりも小さいか(ステップ90
3)で、取得した総バッファ個数とn回線・総バッファ
個数格納領域404〜406の値を比較し、取得した総
バッファ個数の値が小さければ次の取得した総バッファ
個数と回線制御テーブルの総バッファ個数の差分の値は
回線制御テーブルの空バッファ個数よりも小さいか(ス
テップ904)へ、そうでなければ次の取得した総バッ
ファ個数と回線制御テーブルの総バッファ個数の差分の
値は共通制御テーブルの空バッファ個数よりも小さいか
(ステップ908)へ進む。
【0047】取得した総バッファ個数と回線制御テーブ
ルの総バッファ個数の差分の値は回線制御テーブルの空
バッファ個数よりも小さいか(ステップ904)で、取
得した総バッファ個数とn回線・総バッファ個数格納領
域404〜406の値の差とn回線・空きバッファ個数
格納領域410〜412を比較し、差がn回線・空きバ
ッファ個数格納領域410〜412よりも小さい場合、
次の回線制御テーブル空き送受信バッファリンク差分処
理(ステップ905)へ、そうでなければ次の回線制御
テーブル空き送受信バッファリンク全処理(ステップ9
06)へ進む。
【0048】回線制御テーブル空き送受信バッファリン
ク差分処理(ステップ905)で、n回線・空きバッフ
ァリンク情報格納領域407〜409から送受信データ
バッファ201を取得した総バッファ個数とn回線・総
バッファ個数格納領域404〜406の値の差の数だけ
取り外し、次の送受信バッファ減算処理(ステップ90
7)へ進む。
【0049】回線制御テーブル空き送受信バッファリン
ク全処理(ステップ906)で、n回線・空きバッファ
リンク情報格納領域407〜409にリンクしている送
受信データバッファ201を全て外し、次の送受信バッ
ファ減算処理(ステップ907)へ進む。
【0050】送受信バッファ減算処理(ステップ90
7)で、回線制御テーブル空き送受信バッファリンク差
分処理(ステップ905)、回線制御テーブル空き送受
信バッファリンク全処理(ステップ906)で取り外し
た送受信データバッファ201を共通制御テーブル30
0の空きバッファリンク情報格納領域301にリンク
し、リンクした送受信データバッファ201の数を空き
バッファ個数格納領域302に加算する。また、リンク
した送受信データバッファ201の数をn回線・回線制
御テーブル401〜403のn回線・空きバッファ個数
格納領域410〜412とn回線・総バッファ個数格納
領域404〜406から減算し、トラフィック制御処理
手順を終了する。
【0051】取得した総バッファ個数と回線制御テーブ
ルの総バッファ個数の差分の値は共通制御テーブルの空
バッファ個数よりも小さいか(ステップ908)で、取
得した総バッファ個数とn回線・総バッファ個数格納領
域404〜406の値の差と共通制御テーブル300の
空きバッファ個数格納領域302を比較し、差が空きバ
ッファ個数格納領域302よりも小さい場合、次の回線
制御テーブル空き送受信バッファリンク差分処理(ステ
ップ909)へ、そうでなければ次の回線制御テーブル
空き送受信バッファリンク全処理(ステップ910)へ
進む。
【0052】回線制御テーブル空き送受信バッファリン
ク差分処理(ステップ909)で、空きバッファリンク
情報格納領域301から送受信データバッファ201を
取得した総バッファ個数とn回線・総バッファ個数格納
領域404〜406の値の差の数だけ取り外し、次の送
受信バッファ加算処理(ステップ911)へ進む。
【0053】回線制御テーブル空き送受信バッファリン
ク全処理(ステップ910)で、空きバッファリンク情
報格納領域301にリンクしている送受信データバッフ
ァ201を全て外し、次の送受信バッファ加算処理(ス
テップ911)へ進む。
【0054】送受信バッファ加算処理(ステップ91
1)で、回線制御テーブル空き送受信バッファリンク差
分処理(ステップ909)、回線制御テーブル空き送受
信バッファリンク全処理(ステップ910)で取り外し
た送受信データバッファ201をn回線・回線制御テー
ブル401〜403のn回線・空きバッファリンク情報
格納領域407〜409にリンクし、リンクした送受信
データバッファ201の数をn回線・空きバッファ個数
格納領域410〜412とn回線・総バッファ個数格納
領域404〜406に加算する。また、リンクした送受
信データバッファ201の数を共通制御テーブル300
の空きバッファ個数格納領域302から減算し、トラフ
ィック制御処理手順を終了する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信制御
装置は、複数回線を同時に制御する通信制御装置におい
て、送受信するデータを記憶する領域を送受信データの
大きさに分割し、その分割した送受信データ格納領域を
トラフィック量制御マトリクステーブルにより求めた各
回線のトラフィック量に従って動的に割り付けることに
より、回線の運用状況に従って効率よく記憶領域を使用
できるという効果がある。また、本発明は、トラフィッ
ク量制御マトリクステーブルにより割り当てる内容を他
の資源として処理するれば、当然記憶領域以外の資源に
ついても同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信制御装置の一実施の形態を示す構
成図である。
【図2】本発明の各回線に割り当てる送受信データ記憶
領域を示す構成図である。
【図3】本発明の通信制御装置に唯一つ存在し、各回線
を共通に制御するための共通制御テーブルを示す図であ
る。
【図4】本発明の各回線の制御を行うために回線単位に
存在する回線制御テーブルを示す図である。
【図5】本発明のトラフィック量生成マトリクステーブ
ルを示す図である。
【図6】本発明の受信データ処理手順部の動作を示す流
れ図である。
【図7】本発明の送信データ処理手順部の動作を示す流
れ図である。
【図8】本発明のシステムタイマ計時処理手順部の動作
を示す流れ図である。
【図9】本発明のトラフィック制御処理手順部の動作を
示す流れ図である。
【符号の説明】
100 通信制御装置 101 受信データ処理手順部 102 送信データ処理手順部 103 システムタイマ計時処理手順部 104 トラフィック制御処理手順部 105 相手通信装置との通信路 200 送受信データ記憶領域 201 送受信データバッファ 202 次バッファポインタ格納領域 203 送受信データ格納領域 300 共通制御テーブル 301 空きバッファリンク情報格納領域 302 空きバッファ個数格納領域 303 システムタイマ格納領域 400 回線制御テーブル 401,402,403 n回線・回線制御テーブル 404,405,406 n回線・総バッファ個数格
納領域 407,408,409 n回線・空きバッファリン
ク情報格納領域 410,411,412 n回線・空きバッファ個数
格納領域 413,414,415 n回線・バッファ滞留個数
格納領域 416,417,418 n回線・流量制限値格納領
域 419,420,421 n回線・トラフィック状態
変数格納領域 422,423,424 n回線・送受信間隔タイマ
格納領域 500 トラフィック量生成マトリクステーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回線を同時に制御する通信制御装置
    において、送受信するデータを記憶する領域を一送受信
    データの大きさを持つ送受信データ格納領域と他の送受
    信データバッファをリンクするための次バッファポイン
    タを具備した送受信データバッファに分割した送受信デ
    ータ記憶領域と、どの回線にも割り当てていない送受信
    データバッファをリンクした空きバッファリンク情報格
    納領域と、その空きバッファリンク情報格納領域にリン
    クしている送受信データバッファの個数を記憶する空き
    バッファ個数格納領域と、通信制御装置において時間を
    計時するためのシステムタイマ格納領域を具備する共通
    制御テーブルと、回線nに割り当てられている送受信デ
    ータバッファの個数を示すn回線・総バッファ個数と、
    回線nに割り当てられているが使用していない送受信デ
    ータバッファのリンク状況を示すn回線・空きバッファ
    リンク情報格納領域と、そのn回線・空きバッファリン
    ク情報格納領域にリンクしている送受信データバッファ
    の個数を示すn回線・空きバッファ個数格納領域と、回
    線nが使用している送受信データバッファの個数を示す
    n回線・滞留個数とを具備したn回線分の回線制御テー
    ブルとにより、各回線に割り当てる送受信データバッフ
    ァの個数を各回線が使用している送受信データバッファ
    の個数により動的に変更することを特徴とする通信制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記n回線・回線制御テーブルに送受信
    の流量制限を行うためのn回線・流量制限値格納領域
    と、n回線における現在のトラフィック量を示すn回線
    ・トラフィック状態変数格納領域と、n回線の送受信間
    隔によりトラフィック量を計算するための送受信間隔タ
    イマ格納領域を具備し、また、n回線のバッファ滞留
    数、送受信間隔タイマ、トラフィック状態変数からn回
    線の次のトラフィック状態変数と、流量制限値と回線に
    割り当てる送受信データバッファの個数とを生成するト
    ラフィック量生成マトリクステーブルを有することによ
    り回線の動作状況にあった動的なトラフィック制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
JP7302821A 1995-11-21 1995-11-21 通信制御装置 Pending JPH09146864A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03269657A (ja) * 1990-03-19 1991-12-02 Nec Corp 通信制御方式
JPH05110568A (ja) * 1991-10-16 1993-04-30 Nec Eng Ltd Lan制御装置
JPH0614058A (ja) * 1992-06-26 1994-01-21 Hitachi Ltd マルチキャスト通信方式

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