JP3419355B2 - スケジューリング制御装置および方法 - Google Patents

スケジューリング制御装置および方法

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JP3419355B2 JP22608999A JP22608999A JP3419355B2 JP 3419355 B2 JP3419355 B2 JP 3419355B2 JP 22608999 A JP22608999 A JP 22608999A JP 22608999 A JP22608999 A JP 22608999A JP 3419355 B2 JP3419355 B2 JP 3419355B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5672Multiplexing, e.g. coding, scrambling
    • H04L2012/5675Timeslot assignment, e.g. TDMA

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスケジューリング制
御装置および方法に係わり、詳細には各種処理要求の受
け付け状況に応じてスケジューリングを制御するスケジ
ューリング制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のスケジューリング制御装置
は、受け付けられた各種処理要求に応じてスケジューリ
ングを行い、全体として最適なスループットの実現を図
る。このようなスケジューリング制御装置について、以
下では時分割多重アクセス(Time Division Multiple A
ccess:以下、TDMAと略す。)制御方式のうち動的
スロット割り当て(Dynamic Slot Assignment:以下、
DSAと略す。)を行う無線通信システムに適用された
スケジューリング制御装置について説明する。
【0003】図7は、従来提案されたスケジューリング
制御装置が適用されたDSAを行う無線通信システムの
構成の概要を表わしたものである。この無線通信システ
ムは、基地局10と、この基地局10との間で無線通信
を行う第1〜第4の端末局111〜114と、基地局10
を収容するとともにデータ通信網あるいは加入者網など
のネットワーク12とを有している。基地局10と各端
末局111〜114との間は、固定長のTDMAフレーム
を送受信単位とした無線による通信が行われる。基地局
10から各端末局111〜114への方向を下り方向と
し、各端末局11 1〜114から基地局10への方向を上
り方向とする。
【0004】下り方向および上り方向に、データあるい
は制御信号が送受信される。その送受信タイミングは基
地局10によって一括管理されており、フレームごとに
各端末局111〜114に通知されるようになっている。
送受信タイミングは、基地局10において、各端末局1
1〜114から通知された基地局10に対する送信要求
あるいは基地局10内で発生した各端末局111〜114
への送信要求に基づいてスケジューリングされる。スケ
ジューリングは、各送信要求の要求順に伝送帯域要求量
などのスケジューリングに必要な情報を参照しながら、
それぞれ必要なデータ長などの伝送帯域を、固定長のフ
レーム内のタイムスロット単位に割り当てる。
【0005】図8は、上述したTDMAフレームの構成
の概要を表わしたものである。同図(a)は、図1に示
す無線通信システムにおける基地局と端末局との間で送
受信されるTDMAフレームを示す。同図(b)は、そ
のTDMAフレームの構成を示す。基地局10と端末局
111〜114との間では、同図(a)に示すように、固
定長Fのフレームを単位として、送受信が行われる。フ
レーム131は、下り方向の共通信号部141と、下り方
向の送信データ部151と、上り方向の送信データ部1
1と、上り方向の制御信号部171とを有している。他
のフレームも、同様の構成をなしている。
【0006】下り方向の共通信号部141は、基地局1
0で管理された各端末局の送受信タイミング制御や各フ
レームのスロット割当情報等が配置される。実際には同
図(b)に示すように、先頭に固定パタンのプリアンブ
ル情報Pが付加されたバーストデータ18として、全端
末局に報知される。下り方向の送信データ部151は、
基地局10から送信要求のあった端末局ごとに割り当て
られたタイムスロットに各端末局からの送信データが配
置され、その先頭に固定パタンであるプリアンブル情報
Pが挿入されたバーストデータ19である。各端末局が
どのタイムスロットに割り当てられているかは、全端末
局に報知される上述した下り方向の共通信号部141
配置されたスロット割当情報を参照することにより認識
することができる。
【0007】上り方向の送信データ部161は、各端末
局からそれぞれ個別に基地局10に対して送信された複
数のバーストデータ201〜204からなる。各端末局が
どのタイミングで各バーストデータを送信するかは、こ
れらバーストデータが送信されるよりも時間的に前のフ
レームの下り方向の共通信号部で基地局10から指示さ
れる。このように指示される送受信タイミングは、前フ
レーム以前に各端末局からの送信要求や基地局10で発
生した各端末局への送信要求に基づいてスケジューリン
グされたものである。上り制御信号部171は、各端末
局からの送信要求およびそのデータ長がそれぞれ予め決
められた送信タイミングで送信される。各送信要求およ
びデータ長は、先頭に固定パタンであるプリアンブル情
報Pが付加されたバーストデータ211〜214である。
【0008】DSAを行う基地局10は、例えばフレー
ム131の上り方向の制御信号部171で通知された各端
末からの送信要求およびデータ長と、基地局10内で発
生したネットワーク12から各端末局への送信要求およ
びそのデータ長とに基づいて、スケジューリングを行
う。送信要求およびデータ長は伝送帯域の要求であり、
従来のスケジューリング制御装置で行われる処理要求に
対応する。このスケジューリングは、フレーミング期間
F内に、各種要求に応じて下り方向の送信データと上り
方向の送信データとを、それぞれ各端末局に対してタイ
ムスロット単位に割り当てる。その結果、下り方向の場
合、基地局10から送信要求のあった端末局に割り当て
られたタイムスロットを用いて、データの送信を行う。
各端末局は、自局に割り当てられたタイムスロットに配
置されたデータを抽出して、これを受信データとする。
一方、上り方向の場合、次のフレーム132の下り方向
の共通信号部142で全端末局に上り送信データのタイ
ムスロットの割当結果が報知される。各端末局では指定
されたタイムスロット位置を用いて、基地局10に対し
て要求を行ったデータの送信を行う。
【0009】このように、DSAを行う基地局では、各
フレームごとに動的に、下り方向の送信データ部151
と上り方向の送信データ部161に指定されるタイムス
ロットを変更することによって、それぞれの状況に応じ
た最適な送受信タイミングの制御を行う。
【0010】図9は、このようなDSAを行う基地局1
0の構成要部を表わしたものである。ここでは、基地局
10と無線通信を行う端末局として、第1の端末局11
1のみを示している。基地局10は、ネットワーク12
内の通信信号と基地局10の装置内信号とのインタフェ
ース(Interface:以下、IFと略す。)機能を有する
IF部22と、第1の端末局111のみならず全端末局
と無線通信を行うための変復調および送受信を行う送受
信部23とを備えている。さらに基地局10は、ネット
ワーク12から入力されたデータの各端末局へのデータ
の送信要求およびデータ長と、端末局から通知されるデ
ータの送信要求およびそのデータ長からなる伝送帯域要
求を解析する処理要求解析部24と、伝送順に各端末に
対する送受信時間位置とその長さをフレーム内に配置す
るスケジューラ25と、スケジューラ25によって生成
されたスケジューリング結果に基づいてフレーム内の実
時間上へ処理内容を配置するフレーマ26と、これら装
置内各機能部を制御する制御部27とを有している。
【0011】送受信部23で各端末局からの上り方向の
送信データおよび制御信号を受信すると、制御部27は
処理要求解析部24に、この各端末局からの上り方向の
制御信号により通知される基地局への送信要求および送
信データ長と、基地局10で発生した各端末局へのデー
タの送信要求および送信データ長とを解析させる。基地
局10で発生した各端末局への送信要求は、IF部22
を介してネットワーク12との間で行われるデータの送
受信の状況に応じて発生したものである。続いて、スケ
ジューラ25に、処理要求解析部24で解析された複数
の処理要求に対して、フレーム内における送信時間位置
とその長さとをタイムスロット単位に割り当てさせる。
スケジューラ25によって割り当てられた送信時間位置
とその長さは、フレーマ26に通知される。フレーマ2
6は、通知されたスケジューラ25の割当結果である送
信時間位置および長さを参照して、各処理要求に対応し
て配置すべきデータおよび制御信号の配置を行って図8
に示したようなTDMAフレームを生成する。フレーマ
26で生成されたTDMAフレームは、送受信部23で
変調され、送信される。
【0012】スケジューラ25は、端末局および基地局
内部で発生した送信要求に基づく割り当て結果を、次の
フレームに反映させるために、所定の時間までにスケジ
ューリングを完了させておく必要がある。このような制
御を行うスケジューラ25は、図示しない中央処理装置
(Central Processing Unit:CPU)を有しており、
呼び出し専用メモリ(Read Only Memory:ROM)など
の所定の記憶装置に格納された制御プログラムに基づい
て上述したスケジューリングを行わせることができるよ
うになっている。
【0013】図10は、スケジューラ25によるスケジ
ューリングの処理内容の概要を表わしたものである。こ
こでは、予め決められたスケジューリング処理開始時刻
をTsとし、次のフレームにスケジューリング結果を反
映させるためにスケジューリングを完了すべき予め決め
られたスケジューリング処理終了期限時刻をTE、見積
もったスケジューリング処理終了時刻をTeとする。
【0014】スケジューラ25は、制御部27からスケ
ジューリング処理の開始を指示されると、処理要求解析
部24によって解析された送信要求があるか否かを監視
し(ステップS30:N)、これを検出したとき(ステ
ップS30:Y)、それぞれの送信要求ごとに必要な処
理時間を積算し、スケジューリングに必要な積算時間T
tを算出する(ステップS31)。
【0015】次に、予め決められたスケジューリング開
始時刻Tsに、算出した積算時間Ttを加算し、スケジ
ューリングを完了すべき期限時刻TEと比較する(ステ
ップS32)。加算結果が、期限時刻TEを越えていな
いとき(ステップS32:N)、まだ別の処理要求のた
めのスケジューリング時間に余裕があると判断し、終了
時刻Teにその加算結果を代入して(ステップS3
3)、次の処理要求に対するスケジューリングを行う
(ステップS30)。
【0016】一方、ステップS32で、加算結果が期限
時刻TEを越えているとき(ステップS32:Y)、こ
れ以上の処理要求は、次のフレームに反映させることが
できないものとして、スケジューリング処理を終了する
(エンド)。すなわち、この時点までにステップS33
で終了時刻Teに代入された処理要求分まで、次のフレ
ームにスケジューリング結果を反映させる。
【0017】このようにスケジューラ25は、要求され
る処理などを実時間上へ実際の処理順に配置するもので
あるが、処理要求の頻度や、処理時間の変動により最適
な配置を行うことを目的とする機能や処理が要求され、
これらに関する技術が種々提案されている。
【0018】例えば特開平9−265459号公報「デ
ータ処理装置の制御方法」は、処理時間の見込結果に基
づいて制御プログラム自体の選択を行って起動選択を行
って、処理時間の予想に基づいて処理順を変更させる技
術が開示されている。より詳細には、処理中の処理要求
の残存時間と待ち行列全体の待ち時間と発生した処理要
求による見込処理時間とを合計した処理修了見込時間が
最小のデータ処理装置に発生した処理要求を追加させる
ことによって、時系列に順次発生する処理要求について
要求の発生順と処理の終了順の逆転を抑え、情報処理シ
ステム全体の処理時間を短縮する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9お
よび図10に示す従来提案されたスケジューリング制御
装置が適用された基地局におけるスケジューラは、処理
要求に対応する必要な積算時間Ttが“Te−Ts”よ
りも十分短い場合であっても、スケジューリング開始時
刻としてフレーム内の早い時刻に予め決められたTsか
ら処理要求のスケジューリングを行う。したがって、ス
ケジューリングが完了した“Ts+Tt”が経過後、同
様に予め決められたスケジューリング終了期限時刻TE
が経過するまで待つことが多い(ただし、TE≧Ts+
Tt)。
【0020】すなわち、処理要求が最も多い場合にも対
応して、できるだけ処理要求を次のフレームに反映させ
るために、予め決めておくスケジューリング開始時刻T
sを早めに設定している。これは、毎フレームごとに、
この最悪条件における受付時間を設定する必要があるか
らである。しかしながら、スケジューリング開始時刻T
sがフレーム内においてあまりにも早い時刻に設定され
ている場合には、古い時点での処理要求に対する条件を
用いたスケジューリングが行われることから、条件の新
旧を考慮したスケジューリングを必要とするシステムに
適用する場合、時々刻々と変化する処理要求の内容に対
応することができないという問題を招く。
【0021】また特開平9−265459号公報に開示
された技術では、処理時間の予想に基づいてスケジュー
リングを行うが、ある決められた期限時刻までに効率的
に、最新の条件を反映させたスケジューリング処理を終
了させるために技術については開示も示唆もされていな
い。
【0022】そこで本発明の目的は、処理要求に対する
最新の条件を反映させた効率的にアスケジューリング処
理を行うスケジューリング制御装置および方法を提供す
ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の処理要求を受け付ける要求受付手段
と、(ロ)この要求受付手段によって受け付けられた処
理要求数および種類に基づいて予め決められたスケジュ
ーリング処理終了時刻を基準にスケジューリング処理開
始時刻を算出する開始時刻算出手段と、(ハ)この開始
時刻算出手段によって算出されたスケジューリング処理
開始時刻とスケジューリング処理終了時刻との間に要求
受付手段によって受け付けられた処理要求をスケジュー
リングするスケジューリング処理手段とをスケジューリ
ング制御装置に具備させる。
【0024】すなわち請求項1記載の発明では、開始時
刻算出手段において、予め決められたスケジューリング
処理終了時刻を基準に、要求受付手段で受け付けられた
複数の処理要求の受付数およびその種類に応じてスケジ
ューリング処理に必要な積算時間を算出して、スケジュ
ーリング処理開始時刻を算出する。そして、スケジュー
リング処理手段で、算出されたスケジューリング処理開
始時刻とスケジューリング処理終了時刻との間に要求受
付手段で受け付けられた処理要求をスケジューリングす
るようにした。
【0025】請求項2記載の発明では、(イ)複数の端
末局からの送信要求およびそのデータ長からなる伝送帯
域要求としての処理要求を受け付ける要求受付手段と、
(ロ)この要求受付手段によって受け付けられた処理要
求に基づいて予め決められたスケジューリング処理終了
時刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を算出する
開始時刻算出手段と、(ハ)この開始時刻算出手段によ
って算出されたスケジューリング処理開始時刻とスケジ
ューリング処理終了時刻との間に要求受付手段によって
受け付けられた処理要求をフレーム内のタイムスロット
に割り当てるスケジューリング処理手段と、(ニ)この
スケジューリング処理手段によるタイムスロットの割当
情報を複数の端末局に通知する通知手段とをスケジュー
リング制御装置に具備させる。
【0026】すなわち請求項2記載の発明では、開始時
刻算出手段において、予め決められたスケジューリング
処理終了時刻を基準に、要求受付手段で受け付けられた
複数の端末局からの送信要求およびそのデータ長からな
る伝送帯域要求の受付数およびその種類に応じてスケジ
ューリング処理に必要な積算時間を算出して、スケジュ
ーリング処理開始時刻を算出する。そして、スケジュー
リング処理手段で、算出されたスケジューリング処理開
始時刻とスケジューリング処理終了時刻との間に要求受
付手段で受け付けられた伝送帯域要求をフレーム内のタ
イムスロットに割り当ててスケジューリングし、その結
果を通知手段で複数の端末局に通知することで、DSA
を行うようにした。
【0027】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のスケジューリング制御装置で、予め決め
られたスケジューリング処理終了時刻を記憶する記憶手
段を備え、開始時刻算出手段は記憶手段に記憶されたス
ケジューリング処理終了時刻を基準に要求受付手段によ
って受け付けられた処理要求に基づいてスケジューリン
グ処理開始時刻を算出することを特徴としている。
【0028】すなわち請求項3記載の発明では、所定の
スケジューリング処理終了時刻を記憶する記憶手段を設
け、開始時刻算出手段でこの記憶手段に記憶されたスケ
ジューリング処理終了時刻を読み出して、これを基準に
要求受付手段によって受け付けられた処理要求に基づい
てスケジューリング処理に必要な積算時間を算出して、
スケジューリング処理開始時刻を求めるようにした。こ
れにより、必要に応じてスケジューリング終了時刻をパ
ラメータとして変更することができるので、より柔軟な
スケジューリング処理を行うことができるようになる。
【0029】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載のスケジューリング制御装置で、処理要求ごと
に予め決められたスケジューリング処理時間を記憶する
処理時間記憶手段を備え、開始時刻算出手段は処理時間
記憶手段に記憶された処理要求の種類に対応したスケジ
ューリング処理時間からスケジューリング処理時間の積
算時間を算出し、スケジューリング処理終了時刻を基準
に要求受付手段によって受け付けられた処理要求に基づ
いてスケジューリング処理開始時刻を算出することを特
徴としている。
【0030】すなわち請求項4記載の発明では、予め処
理要求ごとに決められたスケジューリング処理時間を記
憶する処理時間記憶手段を備え、開始時刻算出手段がス
ケジューリング処理開始時刻の算出の際に、まず処理時
間記憶手段に記憶された処理要求ごとの処理時間を読み
出し、これを処理要求の数と積算することで容易にスケ
ジューリング処理時間の積算時間を算出することができ
る。
【0031】請求項5記載の発明では、(イ)複数の処
理要求を受け付ける要求受付ステップと、(ロ)この要
求受付ステップで受け付けられた処理要求数および種類
に基づいて予め決められたスケジューリング処理終了時
刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を算出する開
始時刻算出ステップと、(ハ)この開始時刻算出ステッ
プで算出されたスケジューリング処理開始時刻とスケジ
ューリング処理終了時刻との間に要求受付手段によって
受け付けられた処理要求をスケジューリングするスケジ
ューリング処理ステップとをスケジューリング制御方法
に具備させる。
【0032】すなわち請求項5記載の発明では、要求受
付ステップで複数の処理要求を受け付け、開始時刻算出
ステップでこの要求受付ステップで受け付けられた処理
要求数およびその種類に応じてスケジューリング処理に
必要な積算時間を算出して所定のスケジューリング処理
終了時刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を求め
る。さらに、スケジューリング処理ステップで、開始時
刻算出ステップで求めたスケジューリング処理開始時刻
と所定のスケジューリング処理終了時刻との間に要求受
付ステップで受け付けられた処理要求をスケジューリン
グするようにした。
【0033】請求項6記載の発明では、(イ)複数の端
末局からの送信要求およびそのデータ長からなる伝送帯
域要求としての処理要求を受け付ける要求受付ステップ
と、(ロ)この要求受付ステップで受け付けられた処理
要求に基づいて予め決められたスケジューリング処理終
了時刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を算出す
る開始時刻算出ステップと、(ハ)この開始時刻算出ス
テップで算出されたスケジューリング処理開始時刻とス
ケジューリング処理終了時刻との間に要求受付ステップ
で受け付けられた処理要求をフレーム内のタイムスロッ
トに割り当てるスケジューリング処理ステップと、
(ニ)このスケジューリング処理ステップによるタイム
スロットの割当情報を複数の端末局に通知する通知ステ
ップとをスケジューリング制御方法に具備させる。
【0034】すなわち請求項6記載の発明では、要求受
付ステップで複数の端末局からの送信要求及びそのデー
タ長からなる伝送帯域としての処理要求を受け付け、開
始時刻算出ステップでこの要求受付ステップで受け付け
られた処理要求数およびその種類に応じてスケジューリ
ング処理に必要な積算時間を算出して所定のスケジュー
リング処理終了時刻を基準にスケジューリング処理開始
時刻を求める。さらに、スケジューリング処理ステップ
で、開始時刻算出ステップで求めたスケジューリング処
理開始時刻と所定のスケジューリング処理終了時刻との
間に要求受付ステップで受け付けられた処理要求をフレ
ーム内のタイムスロットに割り当てるスケジューリング
を行い、通知ステップでそのスケジューリング結果を端
末局に通知することで、DSAを行うようにした。
【0035】
【発明の実施の形態】
【0036】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0037】図1は、本発明の一実施例におけるスケジ
ューリング制御装置が適用されたDSAを行う無線通信
システムの基地局の構成の概要を表わしたものである。
本実施例における基地局は、図7に示すDSAを行う無
線通信システムに適用される。DSAは、上述したよう
にTDMAフレームをさらに細かく分割したスロットと
呼ばれる時間単位を用いて、データの送受信のスロット
位置およびスロット数に相当するスロット長を各フレー
ムごとに制御することで、伝送帯域を必要に応じて可変
させるものである。
【0038】基地局と、この基地局との間で無線通信を
行う複数の端末局と、基地局を収容するとともにデータ
通信網あるいは加入者網などのネットワークとを有した
無線通信システムにおいて、基地局と各端末局との間
は、固定長のTDMAフレームを送受信単位とした無線
による通信が行われる。本実施例では、図7と同様に、
基地局と無線通信を行う端末局を第1〜第Kの端末局4
1〜40Kとし、図1では第1の端末局401のみを示
す。
【0039】本実施例における基地局41は、ネットワ
ーク42内の通信信号と基地局41の装置内信号とのI
F機能を有するIF部43と、第1の端末局401のみ
ならず全端末局と無線通信を行うための変復調および送
受信を行う送受信部44とを備えている。また基地局4
1は、ネットワーク41から入力されたデータの各端末
局へのデータの送信要求およびデータ長と、端末局から
通知されるデータの送信要求およびそのデータ長からな
る伝送帯域要求を解析する処理要求解析部45と、伝送
順に各端末に対する送受信時間位置とその長さをフレー
ム内に配置するスケジューラ46と、スケジューラ46
によって生成されたスケジューリング結果に基づいてフ
レーム内の実時間上へ処理内容を配置するフレーマ47
と、これら装置内各機能部を制御する制御部48とを有
している。さらに本実施例における基地局41は、開始
終了時刻制御部49を備え、各種の処理要求の受付状況
に応じて、スケジューリング開始時刻およびスケジュー
リング終了時刻のうち少なくとも一方を制御する開始終
了時刻制御を行うことができるようになっていることを
特徴としている。ここでは、開始終了時刻制御部49
は、スケジューリング開始時刻の制御をするものとして
説明する。
【0040】送受信部44で各端末局からの上り方向の
送信データおよび制御信号を受信すると、制御部48
は、処理要求解析部45に、この各端末局からの上り方
向の制御信号により通知される基地局への送信要求およ
び送信データ長と、基地局41で発生した各端末局への
データの送信要求および送信データ長とを解析させる。
基地局41で発生した各端末局への送信要求は、IF部
43を介してネットワーク42との間で行われるデータ
の送受信の状況に応じて発生したものである。そして、
スケジューラ46に、処理要求解析部24で解析された
複数の処理要求に対して、フレーム内における送信時間
位置とその長さとをタイムスロット単位に割り当てさせ
る。
【0041】図2は、図1に示した基地局の構成要部の
うちスケジューラ46およびフレーマ47の構成要部を
表わしたものである。ただし、図1に示す基地局と同一
部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。スケジ
ューラ46は、処理要求解析部45で解析された各種処
理要求をその要求種別ごとに受け付ける要求受付部50
と、スケジューリングの際に必要なTDMAフレームの
長さ、TDMAフレーム終了時刻あるいはスケジューリ
ング終了時刻など予め設定されたパラメータを記憶する
スケジューリング情報記憶部51と、開始終了時刻制御
部49によって制御されたスケジューリング開始時刻に
基づいて、スケジューリング情報記憶部51に記憶され
た各種パラメータを参照して要求受付部50によって受
け付けられた各種処理要求をスケジューリングするスケ
ジューリング部52とを備えている。
【0042】要求受付部50は、処理要求解析部45に
よって解析された各種要求を要求種別ごとに要求順に蓄
積する第1〜第Nのバッファ531〜53Nと、要求種別
ごとにスケジューリング部52に対して対応するバッフ
ァから処理要求を送出する第1〜第Nの処理要求部54
1〜54Nとを有している。
【0043】一方、フレーマ47は、スケジューラ46
によって各種処理要求に基づいて各端末に対する送受信
時間位置とその長さをフレーム内に配置するスケジュー
リングの結果から、フレーム内の実時間上へ処理要求に
対応した処理内容を配置するTDMAフレームを、図示
しない端末局との間で送受信を行うための通信タイミン
グ制御部55を有している。
【0044】このような構成のスケジューラ46は、処
理要求解析部45によって解析された各端末局からの上
り方向のデータ送信要求および基地局内で発生した下り
方向のデータ送信要求を、その要求種別ごとに要求受付
部50で受け付ける。要求受付部50で受け付けられた
各種処理要求は、スケジューリング部52で開始終了時
刻制御部49によって制御されたスケジューリング開始
時刻に基づいて、スケジューリング情報記憶部51に記
憶されているパラメータを参照しながら、TDMAフレ
ームにおけるタイムスロット割り当てを行う。
【0045】このようなスケジューラ46は、図示しな
いCPUを有しており、ROMなどの所定の記憶装置に
格納された制御プログラムに基づいて上述した制御を行
わせることができるようになっている。
【0046】図3は、スケジューラ46による上述した
スケジューリング処理の内容の概要を表わしたものであ
る。スケジューラ46は装置内クロックなどの基準タイ
ミング信号に基づいて計時されるタイマ値を参照し、ス
ケジューリング処理の受け付け開始およびその終了を判
別する。この参照するタイマ値の計時は、一定の繰り返
し周波数の基準タイミング信号の立ち上がりでカウント
アップするカウンタ回路で行う。
【0047】まず、スケジューラ46のスケジューリン
グ部52に、基準タイミング信号の立ち上がりなどのカ
ウンタインクリメントの契機を待ち(ステップS60:
N)、これを検出したとき(ステップS60:Y)、ス
ケジューリング情報記憶部51に記憶されたスケジュー
リング情報のうち予め決められているフレーム終了時刻
になったか否かを判別させる(ステップS61)。ここ
で、フレーム終了時刻になっていないとき(ステップS
61:N)、カウンタをインクリメントさせる(ステッ
プS62)。一方、ステップS61で予め決められたフ
レーム終了時刻になったとき(ステップS61:Y)、
カウンタをリセットさせる(ステップS63)。
【0048】その後、開始終了時刻制御部49から通知
されたスケジューリング開始時刻になったか否かを判別
させる(ステップS64)。スケジューリング開始時刻
になっているとき(ステップS64:Y)、スケジュー
リング部52にスケジューリング処理を開始させる(ス
テップS65)。すなわち、要求受付部50の第1〜第
Nの処理要求部541〜54Nのうちいずれか1つからス
ケジューリング部52に処理要求を送出させる。その
後、再びカウンタインクリメントの契機を待つ(ステッ
プS60)。
【0049】ステップS64でスケジューリング開始時
刻になっていないとき(ステップS64:N)、スケジ
ューリング情報記憶部51に記憶されたスケジューリン
グ情報のうち予め決められているスケジューリング処理
終了時刻を示す受付終了時刻になったか否かを判別させ
る(ステップS66)。受付終了時刻になっていないと
き(ステップS66:N)、再びカウンタインクリメン
トの契機を待つ。受付終了時刻になっているとき(ステ
ップS66:Y)、要求受付部50からの処理要求の受
け付けを終了させるとともに、スケジューリング処理を
終了させる(ステップS67)。
【0050】このようなスケジューリング処理の際に必
要なスケジューリング開始時刻は、開始終了時刻制御部
49によって生成される。
【0051】開始終了時刻制御部49は、図示しないC
PUを有しており、ROMなどの所定の記憶装置に格納
された制御プログラムに基づいて各種制御を行わせるこ
とができるようになっている。
【0052】図4は、開始終了時刻制御部49で行われ
るスケジューリング開始時刻の生成処理の一例を表わし
たものである。すなわち、毎フレームごとにフレーム内
のスケジューリング終了時刻がフレームの終了時刻に対
して所定の時間だけ前方に配置され、発生する処理要求
に応じてスケジューリング開始時刻を前倒しにすること
で、できるだけ最新の処理要求の条件を用いてスケジュ
ーリングを行うことができるようになっている。
【0053】まず、開始終了時刻制御部49の制御開始
とともにスケジューリング処理時間の積算時間Ttをリ
セットし(ステップS70)、スケジューリング開始時
刻Tsにスケジューリング終了時刻Teを代入する初期
設定を行う(ステップS71)。その後、要求受付部5
0から図3に示したステップS65で処理要求の受付が
あったことが通知されたとき(ステップS72:Y)、
処理要求数を示す内部変数Nをインクリメントし(ステ
ップS73)、新たに発生した処理要求に伴うスケジュ
ーリング処理に必要な積算時間を算出する(ステップS
74)。
【0054】ここで、スケジューリング開始時刻をT
s、スケジューリング終了時刻をTeとし、第1〜第N
の処理要求部541〜54Nからスケジューリング部52
に送出される処理要求をRQ1〜RQNとする。さらに、
これら処理要求RQ1〜RQNに対して、必要なスケジュ
ーリング処理時間をそれぞれTP1〜TPN、あるフレー
ム内における処理要求種別ごとの受付度数をRC1〜R
Nとする。同一の処理要求には、同一のスケジューリ
ング処理時間がかかるものとすると、スケジューリング
処理時間の積算時間Ttは、次の(1)式のようにな
る。
【0055】 Tt = Σ(TPN×RCN) ・・・(1)
【0056】これは、処理要求種別ごとに予め決められ
たスケジューリング処理の所要時間を対応付けて記憶し
たテーブルを参照して算出することができる。
【0057】続いて、スケジューリング開始時刻Tsに
“Te−Tt−α”を代入する(ただし、Tt≦Te−
αとする。)(ステップS75)。この“α”は、スケ
ジューリング処理時間の算出時の誤差などの“ゆとり”
分を考慮した定数あるいはパラメータである。
【0058】次に、ステップS75で算出したスケジュ
ーリング開始時刻Tsがフレーム開示時刻T0以下であ
るか否かをチェックする(ステップS76)。すなわ
ち、スケジューリング開始時刻Tsがフレーム開始時刻
0よりも前にあるとき(ステップS76:Y)、1フ
レーム内でのスケジューリングは不可能であるものと
し、スケジューリング開始時刻Tsにフレーム開始時刻
0を代入して、一連の処理を終了する(エンド)。一
方、ステップS76で、スケジューリング開始時刻Ts
がフレーム開始時刻T0よりもまだ時間的に後にあると
き(ステップS76:N)、さらに別の処理要求による
スケジューリング処理を1フレーム内で行うことができ
るものと判断し、再びステップS72に戻る。
【0059】なお、本実施例における開始終了時刻制御
部49では、受け付けられる処理要求がスケジューリン
グ開始時刻経過後も発生し、仮にスケジューリング開始
後に多数の処理要求が発生した処理時間を要することが
判明したとしてもスケジューリング開始時刻を更新させ
ることができない。そのため、スケジューリング開始時
刻に発生した処理要求は、次のスケジューリングに持ち
越されるとともに次のスケジューリング処理開始時刻T
s決定の対象とされる。
【0060】このようにスケジューラ46によって割り
当てられた送信時間位置とその長さは、フレーマ47に
通知される。
【0061】フレーマ47は、通知されたスケジューラ
46の割当結果である送信時間位置および長さを参照し
て、それぞれ配置すべきデータおよび制御信号の配置を
行って図8に示したようなTDMAフレームを生成す
る。フレーマ47で生成されたTDMAフレームは、通
信タイミング制御部55により、図示しない端末局との
間で送受信を行うためのタイミング制御され、送受信部
44で変調後、送信される。
【0062】次に、上述したスケジューラ46で行われ
るスケジューリング処理時間と各フレームとの関係につ
いて説明する。
【0063】図5は、スケジューラ46によって行われ
るスケジューリングによる各種処理要求と各フレームと
の関係を表わしたものである。同図(a)は、フレーム
タイミングを示す。同図(b)は、スケジューリング処
理時間を示す。同図(c)は、非同期に要求受付部50
で受け付けられる処理要求を示す。
【0064】同図(a)に示すように固定長Fの第(n
−1)〜第(n+1)のフレーム80n-1〜80n+1が連
続して、図示しない端末局と送受信されているものとす
る。また同図(b)に示すように、各フレーム内におけ
るスケジュール終了時刻Te n-1〜Ten+1は、それぞれ
スケジューリング情報記憶部51において所定の時間だ
けフレーム終了時刻より前に前倒しされている。
【0065】例えば、第nのフレーム80n内において
は、前フレームである第(n−1)のフレーム80n-1
のスケジューリング開始時刻Tsn-1以降で、第nのフ
レーム80nのスケジューリング開始時刻Tsnまでに発
生した処理要求81nに対して、スケジューリング処理
時間82nでスケジューリングされることを示してい
る。スケジューリング処理時間は、各フレームにおいて
“Tt+α”に相当する。各スケジューリング処理時間
で行われた処理結果は、次のフレームに反映される(反
映83n-1〜83n+1)。また、各フレームにおいてスケ
ジューリング開始時刻までに処理要求が発生しなかった
場合は、次のフレームにおけるスケジューリング対象と
される。
【0066】ここでは、スケジュール終了時刻は、各フ
レームにおいて一定であるが、スケジュール開始時刻は
可変となっている。これにより、できるだけ最新の処理
要求の条件を次のフレームのスケジューリング処理に反
映させる。
【0067】このように本実施例におけるスケジューリ
ング制御装置を適用したDSAを行う無線通信システム
では、基地局において、各TDMAフレームごとに所定
のスケジュール処理終了時刻から前のフレームのスケジ
ュール処理開始時刻から本フレームのスケジュール処理
開始時刻までに発生した各種処理要求の種別および数に
応じて、スケジュール処理開始時刻を算出し、スケジュ
ーリングに関する柔軟な時刻制御を行うようにした。こ
れにより、処理要求に応じた必要なスケジューリング処
理時間によるスケジューリング結果を、次のフレームに
反映させることができるので、できるだけ最新の処理要
求の条件を次のフレームのスケジューリング処理に反映
させることができる。すなわち、スケジューリング開始
時刻自体を時間的に後ろに移動させることによって、あ
る処理要求に関するスケジューリング開始時刻における
情報をより新しい条件を使用することができ、リアルタ
イム性の高いスケジューリング制御を行うことができ
る。
【0068】変形例
【0069】本実施例では、DSAを行う無線通信シス
テムへの適用例について説明したが、これに限定される
ものではない。例えば、複数の処理装置に対する処理要
求の選択を行う情報処理システムにも適用することがで
きる。
【0070】図6は、本変形例におけるスケジューリン
グ制御装置を適用した情報処理システムの構成の概要を
表わしたものである。この情報処理システムは、複数の
処理装置を有する処理装置群90と、処理装置群90の
各装置への処理をスケジューリングして配置する処理配
置部91と、各処理装置への処理要求を解析する処理要
求解析部92と、スケジューリング処理開始時刻を制御
する開始修了時刻制御部93とを有している。
【0071】処理装置群90は、第1〜第Mの処理装置
941〜94Mと、タイミング制御部95とを備えてい
る。処理配置部91は、処理要求解析部92によって解
析された各種処理要求を受け付ける要求受付部96と、
要求受付部96によって受け付けられた各種処理を処理
装置群の複数の処理装置に配置する処理選択部97と、
その処理装置の選択の際のパラメータを記憶する処理情
報記憶部98とを有している。要求受付部96は、処理
要求解析部92によって解析された各種要求を要求種別
ごとに要求順に蓄積する第1〜第Lのバッファ991
99Lと、要求種別ごとに処理選択部97に対して対応
するバッファから処理要求を送出する第1〜第Lの処理
要求部1001〜100Lとを有している。
【0072】このような構成の情報処理システムでは、
処理要求解析部92から要求受付部96で各種処理要求
を受け付けると、その処理要求種別ごとに対応する第1
〜第Lのバッファ991〜99Lのうちいずれか1つのバ
ッファに格納される。開始終了時刻制御部93は、要求
受付部96の第1〜第Lのバッファ991〜99Lにおけ
る処理要求の格納状況を監視しており、その格納状況に
応じてスケジューリング処理の開始時刻を制御する。こ
の開始時刻は、スケジューリング処理の積算時間を処理
要求ごとに算出することによってスケジューリング処理
開始時刻が算出されるという本実施例における開始終了
時刻制御部と同様であり、説明は省略する。
【0073】開始終了時刻制御部93は、処理選択部9
7やタイミング制御部95にスケジューリング処理開始
時刻を通知する。処理選択部97では、通知されたスケ
ジュール処理開始時刻から所定のスケジュール処理終了
時刻までの間、要求受付部96を介して入力された各種
処理要求のスケジューリングを行い、1または複数の処
理装置への処理の割り当てを行う。その割当結果は、処
理情報記憶部98に記憶された各種処理の初期値などの
パラメータとともに、第1〜第Mの処理装置941〜9
Mに報知される。処理装置群90のタイミング制御部
95は、開始終了時刻制御部93からスケジューリング
処理開始時刻が通知され、各処理装置間における同期タ
イミングの生成など分散処理に必要な各種タイミング制
御を行う。ここでは、処理装置としているが、処理アル
ゴリズムと読み替えることも可能である。
【0074】このように本変形例における情報処理シス
テムでは、本実施例における無線通信システムと同様
に、発生した各種処理要求に応じてスケジューリング開
始時刻を算出し、複数の処理装置に対する処理要求の配
置を最新の処理要求の条件を用いて行うことができ、柔
軟なスケジューリングを実現する。
【0075】なお本実施例および本変形例では、スケジ
ューリング処理開始時刻のみを変更するものとして説明
したが、これに限定されるものではない。スケジューリ
ング処理終了時刻について、フレームごとに、あるいは
処理要求の状況に応じてパラメータとして可変になるよ
うにすることも可能である。
【0076】なお本実施例では、積算時間Ttの算出時
に、同一の処理要求には同一スケジューリング処理時間
がかかるものとして説明したが、実際には同一処理要求
であっても処理要求数が増えれば、スケジューリングに
要する時間はより多く必要とする。そこで、この非線形
性を考慮した受付度数に応じてスケジューリング処理時
間を処理要求種別ごとに予め設定したテーブルを設け
て、より詳細にスケジューリング処理時間の積算時間T
tを算出するようにしてもよい。また、インターネット
やテレビ電話、あるいは電子メールなどの用途に応じて
変更されるデータ転送速度を考慮して積算時間Ttを算
出するようにしてもよい。
【0077】なお本実施例では、無線基地局および無線
端末局の間のスケジューリングを行う無線通信システム
について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、交換局と同一物理回線で接続される端末群局若
しくは交換局同士のスケジューリングを行う一対多接続
の有線通信システムについても適用することができる。
例えば、1本の物理回線を複数で共有する双方向回線
で、交換局がスケジューリングにより集中管理するシス
テムの場合、交換局が各局から伝送帯域の要求を収集
し、スケジューリングに必要な開始時刻の制御を行わせ
る。あるいは、交換局同士の場合には、スケジューリン
グは別個の交換局からの処理要求を収集し、ある交換局
に対するスケジューリングを送信側で行い、その際のス
ケジューリング処理の開始時刻の制御を行わせる。この
ような物理的な片方向回線では、スケジューリングは送
信側のみで行えば十分であり、双方がそれぞれ送信側機
能および受信側機能の両方を備え、2本の片方向回線を
互いに備えることで送受信を容易に実現することができ
る。
【0078】なお本実施例とは異なり、毎フレームごと
に開始終了時刻制御が不要で、例えば数フレームに1回
あるいは数マイクロ秒に1回だけスケジューリング処理
を行うリアルタイム性を要求されないシステムの場合に
は、これに対応して長周期的にパラメータ変化を開始終
了時刻制御に反映させるようにすればよい。これによ
り、より柔軟な時間の概念を導入し、効率的なスケジュ
ーリング処理を可能とする。
【0079】なお本実施例では、スケジューリング対象
が同一時間長のフレームである場合について説明した
が、不定期な期間内でスケジューリングを行う場合にも
適用することができる。この場合、時間のパラメータと
して、新たにフレーム開始時刻およびフレーム終了時刻
を追加し、これらパラメータをも参照してスケジューリ
ングを行うようにすることで、同様に柔軟なスケジュー
リングを可能とする。また、時間単位がフレームである
ことに限定されるものではない。
【0080】なお本実施例では、開始終了時刻制御によ
り開始時刻と、終了時刻とが同一フレーム内に収まる場
合について説明したが、これに限定されるものではな
い。例えば、前フレームあるいは次フレームにまで開始
終了時刻制御が行われる場合についても適用すること可
能である。例えばフレームの先頭では、フレームの後半
のスケジューリングが不要な場合がこれに該当する。
【0081】なお本実施例および本変形例では、スケジ
ューリング処理開始時刻のみ変更するものとして説明し
たが、これに限定されるものではない。例えば、処理要
求に従った時間配置の中途段階における時刻制限や、処
理要求に伴って副次的に生じる処理に関する時刻制限を
パラメータとして、設けるようにしてもよい。
【0082】なお本実施例および本変形例のように、ス
ケジューリング開始やスケジューリング終了といった処
理時刻別のパラメータに限定されず、処理内容別の時刻
パラメータを適用することもできる。例えば、処理種別
ごとに、ある処理については開始時刻t11、終了時刻t
12、中途時刻t13など、別の処理については開始時刻t
21、終了時刻t22、中途時刻t23など、処理要求に応じ
て時間配置の中途段階における時刻制限や処理要求に従
って副次的に発生する別処理に関する時刻制限などを別
々に設定して、スケジューリングを行わせるようにする
ことも可能である。また、処理別に複数の開始時刻およ
び終了時刻を設け、あるフレーム内で連続した時間にこ
れらの処理を配置することも可能である。この場合、
“t12=t 21”、“t22=t31”、・・・のように連続
的に配置し、本実施例における開始終了時刻制御を、そ
れぞれ処理要求ごとに、そして処理要求の合計に対して
行うことになる。
【0083】なお本実施例および本変形例では、処理要
求は要求種別ごとにバッファリングされるものとして説
明したが、これに限定されるものではない。処理の要求
受付部である処理要求を受け付けると、その時点で複数
の処理要求に展開されるような場合にも適用することが
できる。この場合、展開後の処理要求に基づいて、それ
ぞれの必要な処理時間を算出すればよい。
【0084】なお、さらに本実施例および本変形例で
は、ある一連の時間におけるスケジューリングのように
順次処理を時間的に配置するシステムについて説明した
が、これに限定されるものではない。例えば、各処理装
置を別々に選択させて並列処理による複数の開始終了時
刻制御を行うようにしてもよい。この場合、処理装置ご
とに各種選択処理に必要なパラメータを設定する。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項5記載の発明によれば、処理要求が発生してからスケ
ジューリングが開始されるまでの間に、処理要求とは非
同期にその処理要求に対する条件が時々刻々と更新され
るため、スケジューリング開始時点でスケジューリング
に用いる各種パラメータを確定させるシステムに適用す
る場合、スケジューリング開始時刻をなるべく後半に移
動させてスケジューリングに必要な処理時間を設定する
ことができるので、処理の待ち時間を削減することがで
き、受け付けられた処理要求に関して可能な限り最新の
条件を使用するリアルタイム性の高いスケジューリング
制御を行うことができる。
【0086】また請求項2および請求項6記載の発明に
よれば、毎回一定の期間内でスケジューリング処理が区
切られるフレーム内のタイムスロット割り当てを行うD
SAに適用することで、請求項1または請求項4記載の
発明による制御効果を得ることができる。
【0087】さらに請求項3記載の発明によれば、スケ
ジューリング処理に必要な処理時間を設定する一方、シ
ステムに依存するスケジューリング終了時刻を必要に応
じてスケジューリング終了時刻をパラメータとして変更
するようにしたので、より柔軟なスケジューリング処理
を行うことができるようになる。
【0088】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
予め記憶された処理要求ごとに決められたスケジューリ
ング処理時間を参照して、スケジューリング処理開始時
刻の算出の際に処理要求の数と積算することによって、
スケジューリング処理時間の積算時間を算出するように
したので、スケジューリング処理開始時間を簡素な構成
で、容易に算出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるスケジューリング制御装置が
適用されたDSAを行う無線通信システムの基地局の構
成の概要を示す構成図である。
【図2】本実施例におけるスケジューラおよびフレーマ
の構成要部を示すブロック図である。
【図3】本実施例におけるスケジューリング処理内容の
概要を示す流れ図である。
【図4】本実施例における開始終了時刻制御部で行われ
るスケジューリング開始時刻の生成処理の一例を示す流
れ図である。
【図5】本実施例におけるスケジューラによって行われ
るスケジューリングによる各種処理要求と各フレームと
の関係を示す説明図である。
【図6】本変形例におけるスケジューリング制御装置を
適用した情報処理システムの構成の概要を示す構成図で
ある。
【図7】従来提案されたスケジューリング制御装置が適
用されたDSAを行う無線通信システムの構成の概要を
示す構成図である。
【図8】TDMAフレームの構成の概要を示す説明図で
ある。
【図9】従来の基地局の構成要部を示すブロック図であ
る。
【図10】従来のスケジューラによるスケジューリング
処理内容の概要を示す流れ図である。
【符号の説明】
10、41 基地局 111、401 第1の端末局 112〜114 第2〜第4の端末局 12、42 ネットワーク 22、43 IF部 23、44 送受信部 24、45、92 処理要求解析部 25、46 スケジューラ 26、47 フレーマ 27、48 制御部 49、93 開始終了時刻制御部 50 要求受付部 51 スケジューリング情報記憶部 52 スケジューリング部 531〜53N 第1〜第Nの要求バッファ 541〜54N 第1〜第Nの処理要求部 55 通信タイミング制御部 90 処理装置群 91 処理配置部 941〜94M 第1〜第Mの処理装置 95 タイミング制御部 96 要求受付部 97 処理選択部 98 処理情報記憶部 991〜99L 第1〜第Lのバッファ 1001〜100L 第1〜第Lの処理要求部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/16 H04J 3/00 H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理要求を受け付ける要求受付手
    段と、 この要求受付手段によって受け付けられた処理要求数お
    よび種類に基づいて予め決められたスケジューリング処
    理終了時刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を算
    出する開始時刻算出手段と、 この開始時刻算出手段によって算出されたスケジューリ
    ング処理開始時刻と前記スケジューリング処理終了時刻
    との間に前記要求受付手段によって受け付けられた処理
    要求をスケジューリングするスケジューリング処理手段
    とを具備することを特徴とするスケジューリング制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の端末局からの送信要求およびその
    データ長からなる伝送帯域要求としての処理要求を受け
    付ける要求受付手段と、 この要求受付手段によって受け付けられた処理要求に基
    づいて予め決められたスケジューリング処理終了時刻を
    基準にスケジューリング処理開始時刻を算出する開始時
    刻算出手段と、 この開始時刻算出手段によって算出されたスケジューリ
    ング処理開始時刻と前記スケジューリング処理終了時刻
    との間に前記要求受付手段によって受け付けられた処理
    要求をフレーム内のタイムスロットに割り当てるスケジ
    ューリング処理手段と、 このスケジューリング処理手段によるタイムスロットの
    割当情報を前記複数の端末局に通知する通知手段とを具
    備することを特徴とするスケジューリング制御装置。
  3. 【請求項3】 予め決められた前記スケジューリング処
    理終了時刻を記憶する記憶手段を備え、前記開始時刻算
    出手段は前記記憶手段に記憶されたスケジューリング処
    理終了時刻を基準に前記要求受付手段によって受け付け
    られた処理要求に基づいてスケジューリング処理開始時
    刻を算出することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のスケジューリング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記処理要求ごとに予め決められたスケ
    ジューリング処理時間を記憶する処理時間記憶手段を備
    え、前記開始時刻算出手段は前記処理時間記憶手段に記
    憶された処理要求の種類に対応したスケジューリング処
    理時間からスケジューリング処理時間の積算時間を算出
    し、スケジューリング処理終了時刻を基準に前記要求受
    付手段によって受け付けられた処理要求に基づいてスケ
    ジューリング処理開始時刻を算出することを特徴とする
    請求項1〜請求項3記載のスケジューリング制御装置。
  5. 【請求項5】 複数の処理要求を受け付ける要求受付ス
    テップと、 この要求受付ステップで受け付けられた処理要求数およ
    び種類に基づいて予め決められたスケジューリング処理
    終了時刻を基準にスケジューリング処理開始時刻を算出
    する開始時刻算出ステップと、 この開始時刻算出ステップで算出されたスケジューリン
    グ処理開始時刻と前記スケジューリング処理終了時刻と
    の間に前記要求受付手段によって受け付けられた処理要
    求をスケジューリングするスケジューリング処理ステッ
    プとを具備することを特徴とするスケジューリング制御
    方法。
  6. 【請求項6】 複数の端末局からの送信要求およびその
    データ長からなる伝送帯域要求としての処理要求を受け
    付ける要求受付ステップと、 この要求受付ステップで受け付けられた処理要求に基づ
    いて予め決められたスケジューリング処理終了時刻を基
    準にスケジューリング処理開始時刻を算出する開始時刻
    算出ステップと、 この開始時刻算出ステップで算出されたスケジューリン
    グ処理開始時刻と前記スケジューリング処理終了時刻と
    の間に前記要求受付ステップで受け付けられた処理要求
    をフレーム内のタイムスロットに割り当てるスケジュー
    リング処理ステップと、 このスケジューリング処理ステップによるタイムスロッ
    トの割当情報を前記複数の端末局に通知する通知ステッ
    プとを具備することを特徴とするスケジューリング制御
    方法。
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