JP2742239B2 - ノード間データ通信方式 - Google Patents

ノード間データ通信方式

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JP2742239B2 JP7060893A JP6089395A JP2742239B2 JP 2742239 B2 JP2742239 B2 JP 2742239B2 JP 7060893 A JP7060893 A JP 7060893A JP 6089395 A JP6089395 A JP 6089395A JP 2742239 B2 JP2742239 B2 JP 2742239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のノード間でデータ
通信を行うマルチフレーム形態のノード間データ通信方
式に関し、特にデータ伝送効率を向上させたノード間デ
ータ通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のノード間バス接続方式の基
本構成を示すブロック図、図5は図4におけるマルチフ
レーム構成の一例を示す図である。
【0003】図4を参照すると、従来の複数のノード間
でデータ通信を行うマルチフレーム形態のバス接続方式
では、1つのマスタノードM1と複数のスレーブノード
Sa21,…,Sn2nのデータフレーム送信位置はあ
らかじめ固定的に決められていた。
【0004】これらのノード間データ通信は、図5
(a)に示すようにマスタノードが送信するデータフレ
ームと各スレーブノードが送信するデータフレームとの
集まりでマルチフレームを構成することによって、ノー
ドごとに一義的に割り当てられた送信位置にデータを送
信し、受信はすべてのノードがデータフレーム内の宛先
アドレスDAをチェックし、自ノード宛であればこのデ
ータフレームを取り込むことにより行われていた。
【0005】図5(a)を参照すると、マルチフレーム
において、マスタノードM1が発生するフレームヘッダ
FHは同期確立を行うための同期フレームであり、バス
上に接続されるノードはこれにより同期取りを行う。
【0006】また、マルチフレーム上のMにはマスタノ
ードのノード間通信用データフレーム位置が割り当てら
れ、Sa,Sb,…,Snには各スレーブノードSa2
1,Sb22,…,Sn2nのノード間通信用データフ
レーム位置が割り当てられる。
【0007】さらに、各ノード間通信用データフレーム
は、宛先アドレスDA,送信元アドレスSA,データD
ATAおよびフレームチェックシーケンスFCSから構
成され、マスタノードおよびすべてのスレーブノードと
も同一構成である。
【0008】このように従来の方式においては、ノード
間データ通信はマルチフレームにて指定された位置に送
信側ノードがデータフレームを挿入して送出し、受信側
ノードでは宛先アドレスDAが一致したデータフレーム
を取り込むことにより通信が成立するが、送信側ノード
に送信データが無いときには無効データ(例えばオール
“1”ビット列)を送信することとなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の複数のノー
ド間でデータ通信を行うマルチフレーム形態のバス通信
方式では、1つのマスタノードと複数のスレーブノード
のデータフレーム送信位置があらかじめ固定的に決めら
れており、送信側ノードに送信データが無いときには、
そのノードが送信順位となるマルチフレーム上のデータ
フレーム位置には無効データが設定されることとなって
いた。
【0010】このため、1マルチフレーム当たりにデー
タフレームを送信するノード数が少なくなればなるほ
ど、無効データがデータフレーム上に送信される割合が
増加することとなるので、バスが無効データで使用され
ることとなってデータ転送効率が悪くなるという問題点
があった。
【0011】また、マルチフレーム形態のバス通信方式
は、ノード間通信において特に周期的にデータフレーム
(例えば音声データ)を送信するのに適しているという
特長を有し、この点で他のデータ通信方式と区別されて
使用されることが多く、マルチフレームの発生周期は図
5(b)に示すようにバス上に接続されたすべてのノー
ドがデータフレームを送信可能となる時間間隔Tを確保
した1種類に固定的に選択する手法を採っている。
【0012】しかしながら、ここでマルチフレームの発
生周期が一義的に固定されているため、バス上に接続さ
れた各ノードごとに許容された単位時間当たりの最大デ
ータ転送量はその周期によって決定され、バースト的に
特定のノードから他のノードへの転送データ量が増大す
るような場合には、ノード内で一時的にバッファする必
要がある。
【0013】反対に、他のノードへのデータ転送をほと
んど行わないノードにも、単位時間当たりの最大データ
転送量は同じだけ与えられることになり、使用されない
(すなわち無効な)データフレームばかりがバス上に送
信されるという問題点があった。
【0014】本発明の目的は、複数のノード間でデータ
通信を行うマルチフレーム形態のバス通信方式におい
て、送信データが無いときにはバスが無効に保留されな
いようにしてデータの転送効率を向上したノード間デー
タ通信方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1つの
マスタノードと複数のスレーブノードとの間を共通なバ
スに接続し、前記マスタノードが発生するデータフレー
ムを先頭にしあらかじめ与えられた順位でシリアル通信
により前記スレーブノードがデータフレームを前記バス
上に順次送信するマルチフレーム形態のノード間データ
通信方式において、マルチフレームのヘッダに送信権パ
ターンフィールドを設け前記バス上に現れるノード間通
信の前記データフレームの終わりを監視・検出するエン
ドフレーム検出部と、前記バス上の無効データを検出し
て前記バスが他のノードから解放されていることを検出
するアイドル検出部と、前記エンドフレーム検出部から
のデータフレーム終了検出通知と前記アイドル検出部か
らのバス解放検出通知とを受信して自ノードが前記バス
上にデータフレームを送信する順位か否かをあらかじめ
ノードごとに割り付けられる送信順位および受信した前
記マルチフレームの送信権パターンと自ノードの送信優
先度レベルとを比較した結果自ノードが送信順位である
と判定したとき前記データフレームの送信開始を制御す
る順序制御部と、この順序制御部からの送信開始指示を
受けて前記バス上に前記データフレームを誤り無く送信
する送信制御部とを備え、送信順位となったノードに送
信データが無いときにこのノードはシステムにてあらか
じめ与えられた時間無効データを送信した後前記バスを
解放し、送信順位が次順位であるノードは前記バス上の
前記無効データを受信して前記エンドフレーム検出部と
前記アイドル検出部とにより前記バスの解放を自律的に
検出するとともに前記順序制御部により自ノードが送信
順位であると判定したとき自ノードからのデータフレー
ムの送信を開始することを特徴とするノード間データ通
信方式が得られる。
【0016】また、前記マスタノードはマルチフレーム
の終了を検出してマルチフレーム同期ヘッダ生成周期を
自律的に可変制御しかつデータフレーム送信権付きフレ
ームヘッダを生成するヘッダ生成周期可変部を備え、1
つの前記マルチフレーム上に複数ノードが送信するデー
タフレームの発生量に応じて前記マルチフレームの生成
周期を可変させることを特徴とするノード間データ通信
方式が得られる。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0018】図1は本発明のノード間データ通信方式の
一実施例を示すブロック図、図2は本実施例におけるマ
ルチフレームの一構成例を示す図、図3は図2に示した
マルチフレームの一送出例を示す図である。
【0019】本発明では、1つのマスタノードと複数の
スレーブノードとの間を共通なバスに接続し、マスタノ
ードが発生するデータフレームを先頭にしあらかじめ与
えられた順位でシリアル通信によりスレーブノードがデ
ータフレームをバス上に順次送信するマルチフレーム形
態のノード間データ通信方式において、図2に示すとお
り、マルチフレームの同期フレームであるフレームヘッ
ダFH内に、ノードごとにデータフレーム送信権を与え
るか否かを指定する3ビットのパターンフィールドPT
を設け、データフレーム内にデータフレームが有効か無
効かを示す1ビットの有効フィールドEを新たに設けて
いる。
【0020】次に、図1を参照すると、本実施例のノー
ド間データ通信方式は、バス10を通して1つのマスタ
ノードM1と複数のスレーブノード(図ではスレーブノ
ードSiのみが示されている)との間を接続し、マスタ
ノードM1が基本周期(T 0 )ごとにマルチフレームの
フレームヘッダを生成し、同期を取りながらデータ通信
を行っている。
【0021】そしてマスタノードM1はバス10との電
気的整合をとるドライバ・レシーバ100と、マルチフ
レームのフレームヘッダFHで同期を取りデータフレー
ムごとの終わりを検出するエンドフレーム検出部200
と、データフレームの有効フィールドE(例えば“1/
0”で“有効/無効”を示す1ビットフィールド)を監
視するアイドル検出部300と、エンドフレーム検出部
200からのデータフレーム終了検出通知とアイドル検
出部300からの無効データフレーム(すなわちバス解
放状態)検出通知とをそれぞれ受信し自ノードがバス1
0上にデータフレームを送信する順位にあるか否かをパ
ターンフィールドPTの値と自ノードの送信優先度レベ
ルとを比較して送信順位にあると判定したときにデータ
フレームの送信開始制御指示を行うとともにマルチフレ
ームの終わりを識別してマルチフレーム終了指示を行う
順序制御部400と、順序制御部400からのマルチフ
レーム終了通知を受け次のマルチフレームのフレームヘ
ッダ生成の基本周期(T 0 までのバス10の空き時間
を判定し(ここで、データフレームを送信するノード数
が少なければ次の起動周期までバス10が空きとなる時
間が増大する)この空き時間内にデータフレームの送信
が可能なノード数を算出した後にフレームヘッダFHの
パターンフィールドPTに最適な送信権割当パターンの
値を設定しマルチフレームのフレームヘッダ生成の基本
周期(T 0 )以外の時間にフレームヘッダを生成するヘ
ッダ生成周期可変部500と、順序制御部400からの
データフレームの送信開始制御指示により起動され送信
データを誤り無くデータフレームに積み込んで送信する
送信制御部600とから構成されている。
【0022】なお、ヘッダ生成周期可変部500はマス
タノードM1のみに必要(すなわちスレーブノードSi
には不必要)となる。またマスタノードM1では、送信
制御部600はヘッダ生成周期可変部500からフレー
ムヘッダFHを受け取り、周期起動指示を受けてバス1
0上にマルチフレームのフレームヘッダFHを送信制御
する機能も有する。
【0023】まず、1つのマルチフレームにおいてスレ
ーブノードSiが送信データを持たない場合を例にとっ
て本実施例の動作について説明する。
【0024】マルチフレームのフレームヘッダFHがマ
スタノードM1で作成されてバス10上に送信される
と、バス10に接続されたすべてのスレーブノードSa
21,Sb22,…,Sn2nは常にバス10上に現れ
るデータをモニタしているので、図2に示すフレームヘ
ッダFHで同期取りを行い、マスタノードM1,スレー
ブノードSa21,Sb22,…,Sn2nの順にデー
タフレームをバス10上に順次送信する動作を行う。
【0025】各ノード、つまりマスタノードM1,スレ
ーブノードSa21,Sb22,…,Sn2nからデー
タフレームが順次送信されているときには、エンドフレ
ーム検出部200はデータフレーム内の送信元アドレス
SAを監視するとともにデータフレームのビット数をカ
ウントすることにより1つのデータフレームの固まりの
終わりを検出し、これを順序制御部400に通知する。
【0026】順序制御部400はエンドフレーム検出部
200からのデータフレーム終了検出通知とアイドル検
出部300からの無効データ検出通知とをカウントし、
次にどのノードがバス10上にデータフレームを送信す
べきかを検知しているが、この場合にはエンドフレーム
検出部200からの通知によりこれをカウントして次の
送信順位ノードを知る。
【0027】ここで一般的に、スレーブノードSm(1
≦m+2≦n)で送信データが無いものとすれば、自ノ
ードのデータフレームの送信順位になったときこのスレ
ーブノードSmの送信制御部600はデータフレーム内
の有効フィールドEの送信位置にデータ無効を示す無効
表示データ(例えば1ビット時間“0”送出)を送信し
た後、バス10へのデータ送信を停止し、バス10を解
放する。
【0028】他のノードのアイドル検出部300はスレ
ーブノードSmがデータ無効表示を送信したことを検出
し、これを順序制御部400に通知する。
【0029】このような場合に他のノードの順序制御部
400では、次の送信順位ノードをアイドル検出部30
0からの無効データ検出通知をカウントすることにより
決定し、スレーブノードSm+1は次の送信順位のノー
ドが自ノードであることを知る。
【0030】スレーブノードSm+1の受信制御部40
0では、送信データの起動を送信制御部600に指示す
ることによりスレーブノードSmの無効表示データに続
いてスレーブノードSm+1がデータフレームの送信を
行う。
【0031】万一、スレーブノードSm+1でも送信デ
ータが無いときには、同様な動作により、スレーブノー
ドSm+2がスレーブノードSmの無効表示データおよ
びスレーブノードSm+1の無効表示データに続いてデ
ータフレームの送信を行うことになる。
【0032】このように、本実施例では、各ノードから
バス10上へのデータフレームの送信動作は、各ノード
でバス10上に現れるデータフレームを常に監視し、エ
ンドフレーム検出部200またはアイドル検出部300
で自律的にノードが送信するデータの終わり(データフ
レームの終わりまたは無効データの終わり)を検出し、
順序制御部400は次に送信順位となるノードを判定し
たときに、送信順位が自ノードであれば送信制御部60
0にデータ送出起動指示を出し、送信制御部600では
自ノードに送信データがあればデータフレームをバス1
0上へ同期を取って送信し、また送信データが無ければ
有効フィールドEに無効表示ビットを設定したデータを
バス10上へ同期を取って誤り無く送信した後、バス1
0を解放する。
【0033】次に、1つのマルチフレームにおいて、バ
ス10に接続された全ノード数nのうち半数(=n/
2)のノードしか送信データを持たない場合を例にと
り、一定周期内に複数のマルチフレームを生成してデー
タ転送効率を向上する本実施例の動作について説明す
る。
【0034】通常は、あらかじめ全ノードがデータ転送
を行うときに必要な時間から与えられる基本周期T0
マスタノードM1がフレームヘッダFHを生成すること
によりマルチフレームをバス10上に発生する。
【0035】なお、基本周期T0 に発生するフレームヘ
ッダFHのパターンフィールドPTには、すべてのノー
ドに送信することが可能であることを表示するデータ
(例えば3ビットの“1”)が設定される。
【0036】マスタノードM1ではスレーブノードSm
と同様な手法により、すべてのスレーブノードがデータ
フレームの送信を終了したこと(すなわちマルチフレー
ムにおける最終のスレーブノードSn2nのデータフレ
ーム送信終了)を順序制御部400で検出する。
【0037】順序検出部400はマルチフレームの終了
検出時にはこれをヘッダ生成周期可変部500に通知
し、ヘッダ生成周期可変部500では、次の基本周期T
0 起動までの空き時間tを算出する。
【0038】次に、バス10の空き時間t内にデータフ
レーム送信可能なノード数を算出した後、フレームヘッ
ダFHのパターンフィールドPTに送信権割当パターン
の値を設定し、マルチフレームのフレームヘッダを生成
すると同時に基本周期(T 0 )以外の時間にバス10上
に送信することにより、従来は基本周期(T 0 )に1マ
ルチフレームのデータがバス10上を流れるのみである
のに対し、複数のマルチフレームのデータをバス10上
に送信することができる
【0039】ここで、送信権割当パターン値の設定とバ
ス上の空き時間に送信可能な送信権割り当て済みマルチ
フレームの生成は、例えば以下に示す手法で行われる。
【0040】あらかじめノード間通信量の多い順にノ
ード群をα,β,γにグループ化し、それぞれに送信優
先度レベルa,b,cを付けて分類しておき、この送信
優先度レベルを各ノードの順序制御部400に保持す
る。
【0041】マスタノードM1にノード群α,β,γ
ごとのデータフレームを送信するのに必要な時間t0
1 ,t2 を設定して、マスタノードM1のヘッダ生成
周期可変部500にこの時間を保持する。
【0042】バス10の空き時間tにデータフレーム
送信可能なノード数に応じて起動するノード群を選定す
る。
【0043】 t0 <t<t0 +t1 <t0 +t1 +t2 であれば、送信優先度レベルa t0 <t0 +t1 <t<t0 +t1 +t2 であれば、送信優先度レベルb 送信優先度レベルbに当てはまるのであれば、フレー
ムヘッダFHのパターンフィールドPTに送信権割当パ
ターンbを設定し、マルチフレームをバス10上に送信
する。
【0044】ここで、パターンフィールドPTに送信権
割当パターンaが設定されればノード群αにデータフレ
ーム送信権が与えられ、送信権割当パターンbが設定さ
れればノード群αとノード群βにデータフレーム送信権
が与えられることとなる。
【0045】各ノードでは、データフレーム送信動作の
順序制御部400が送信権付きフレームヘッダFHを受
信すると、あらかじめ自ノードに与えられた送信優先度
レベルと比較し、送信可能なときには自ノードの送信順
位にデータフレームの送信を行う。この結果、基本周期
(T 0 )に対し複数のマルチフレームのデータをバス1
0上に送信することが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1つのマ
スタノードと複数のスレーブノードとの間を共通なバス
に接続し、マスタノードが発生するデータフレームを先
頭にしあらかじめ与えられた順位でシリアル通信により
スレーブノードがデータフレームをバス上に順次送信す
るマルチフレーム形態のノード間データ通信方式におい
て、バス上に現れるノード間通信のデータフレームの終
わりを監視・検出するエンドフレーム検出部と、バス上
の無効データを検出してバスが他のノードから解放され
ていることを検出するアイドル検出部と、エンドフレー
ム検出部からのデータフレーム終了検出通知とアイドル
検出部からのバス解放検出通知とを受信して自ノードが
バス上にデータフレームを送信する順位か否かをあらか
じめノードごとに割り付けられる送信優先度レベルと自
ノードの送信優先度レベルとから自ノードが送信順位で
あると判定したときデータフレームの送信開始を制御す
る順序制御部と、この順序制御部からの送信開始指示を
受けてバス上にデータフレームを誤り無く送信する送信
制御部とを備え、送信順位となったノードに送信データ
が無いときにこのノードは無効データを送信した後バス
を解放し、送信順位が次順位であるノードはバス上の無
効データを自律的に検出して自ノードからのデータフレ
ームの送信を開始することにより、データ送信要求を有
するノードにのみバスの使用を効率的に行わせることが
可能となり、1つのマルチフレーム当たりの送信ノード
数が少なくなればなるほどデータの転送効率が向上する
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノード間データ通信方式の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるマルチフレームの一構成例を
示す図である。
【図3】図2に示したマルチフレームの一送出例を示す
図である。
【図4】従来のノード間バス接続方式の基本構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4におけるマルチフレーム構成の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 マスタノード(M) 10 バス 21,22,2i,2n スレーブノード(Sa,S
b,Si,Sn) 100 ドライバ・レシーバ 200 エンドフレーム検出部 300 アイドル検出部 400 順序制御部 500 ヘッダ生成周期可変部 600 送信制御部 DA 宛先アドレス DATA データ E 有効フィールド FCS フレームチェックシーケンス FH フレームヘッダ PT パターンフィールド SA 送信元アドレス T0 基本周期 T 時間間隔 t 空き時間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのマスタノードと複数のスレーブノ
    ードとの間を共通なバスに接続し、前記マスタノードが
    発生するデータフレームを先頭にしあらかじめ与えられ
    た順位でシリアル通信により前記スレーブノードがデー
    タフレームを前記バス上に順次送信するマルチフレーム
    形態のノード間データ通信方式において、マルチフレー
    ムのヘッダに送信権パターンフィールドを設け前記バス
    上に現れるノード間通信の前記データフレームの終わり
    を監視・検出するエンドフレーム検出部と、前記バス上
    の無効データを検出して前記バスが他のノードから解放
    されていることを検出するアイドル検出部と、前記エン
    ドフレーム検出部からのデータフレーム終了検出通知と
    前記アイドル検出部からのバス解放検出通知とを受信し
    て自ノードが前記バス上にデータフレームを送信する順
    位か否かをあらかじめノードごとに割り付けられる送信
    順位および受信した前記マルチフレームの送信権パター
    ンと自ノードの送信優先度レベルとを比較した結果自ノ
    ードが送信順位であると判定したとき前記データフレー
    ムの送信開始を制御する順序制御部と、この順序制御部
    からの送信開始指示を受けて前記バス上に前記データフ
    レームを誤り無く送信する送信制御部とを備え、送信順
    位となったノードに送信データが無いときにこのノード
    システムにてあらかじめ与えられた時間無効データを
    送信した後前記バスを解放し、送信順位が次順位である
    ノードは前記バス上の前記無効データを受信して前記エ
    ンドフレーム検出部と前記アイドル検出部とにより前記
    バスの解放を自律的に検出するとともに前記順序制御部
    により自ノードが送信順位であると判定したとき自ノー
    ドからのデータフレームの送信を開始することを特徴と
    するノード間データ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記マスタノードはマルチフレームの終
    了を検出してマルチフレーム同期ヘッダ生成周期を自律
    的に可変制御しかつデータフレーム送信権付きフレーム
    ヘッダを生成するヘッダ生成周期可変部を備え、1つの
    前記マルチフレーム上に複数ノードが送信するデータフ
    レームの発生量に応じて前記マルチフレームの生成周期
    を可変させることを特徴とする請求項1記載のノード間
    データ通信方式。
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