JPH09146811A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JPH09146811A
JPH09146811A JP7302966A JP30296695A JPH09146811A JP H09146811 A JPH09146811 A JP H09146811A JP 7302966 A JP7302966 A JP 7302966A JP 30296695 A JP30296695 A JP 30296695A JP H09146811 A JPH09146811 A JP H09146811A
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JP
Japan
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storage device
file
external storage
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data
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Application number
JP7302966A
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English (en)
Inventor
Masaji Hitai
正司 比田井
Katsunori Chihara
勝則 千原
Kiyoshi Shinohara
潔 篠原
Keiichi Nishikawa
啓一 西川
Hitoshi Kubota
仁 久保田
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
Takashi Furuhata
貴司 古畑
Chie Mochizuki
智恵 望月
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ受信処理時において、複数のディレク
トリにわたるファイル操作を行う場合の記憶装置に対す
るアクセス時間を短くする。 【解決手段】 制御装置12は、通信装置13が受信し
た配信データに関する管理情報をアクセス時間が小さい
内部記憶装置10に、配信データをアクセス時間が大き
い外部記憶装置11にそれぞれ分離して記憶する。ディ
レクトリを移動する場合でも、制御装置12は新たなデ
ィレクトリに関する管理情報を外部記憶装置11からい
ちいち読み出す必要がなく、アクセス時間を軽減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部記憶装置及び
外部記憶装置を備え、ディレクトリ構造によりファイル
を管理するファイル管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の内部記憶装置及び外部
記憶装置を備える情報処理装置がディレクトリごとにフ
ァイル操作を行うとき、カレント・ディレクトリ内でフ
ァイルの新規作成又は更新があった場合には、カレント
・ディレクトリから別のディレクトリへ移動する毎に、
その情報、すなわちファイルそのものの情報及びファイ
ルの管理情報を一度外部記録装置に記録してから別のデ
ィレクトリに移動していた。また、移動先のディレクト
リ情報を外部記憶装置から検索し、内部記憶装置に読み
込まなくてはならなかった。
【0003】これは、たとえば特開昭60−14244
7号公報に記載されているように、1つのファイルはフ
ァイルそのものの情報及びファイルの管理情報の2種類
のデータ部から成り立っているが、これら2つのデータ
部は一体として取り扱われて外部記憶装置に記憶されて
いるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイル管理装
置によれば、複数ディレクトリ間に渡るファイルを使用
して作業を行う際に、ディレクトリの移動ごとに頻繁に
外部記憶装置にアクセスするため実行速度があがらず、
作業性が悪かった。特に、外部とデータ通信を行う場合
において、通信データの内容が複数のディレクトリから
構成されている場合にディレクトリ間の移動の際に時間
の遅れが発生すると、通信の際にこの時間の遅れを考慮
した通信方法をとらざるを得ず、通信速度が遅くなる。
このことはデータ通信システムにおいて大きな問題であ
る。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、外部記憶装置へのアクセスの回数
を減少させてアクセス時間の短縮を図り、外部との通信
速度を上げることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るファイル
管理装置は、外部からの配信データを受信する通信装置
と、上記配信データの蓄積処理を行う制御装置と、上記
制御装置に制御される内部記憶装置及び外部記憶装置と
を備え、上記制御装置は、上記通信装置が受信した配信
データに関する管理情報を上記内部記憶装置に、配信デ
ータを上記外部記憶装置にそれぞれ分離して記憶すると
ともに、新たな配信データを受信したときに上記管理情
報に基づき上記外部記憶装置にデータを追加し、上記管
理情報を更新し、配信データの受信を終了したときに、
上記管理情報を上記外部記憶装置に移すことを特徴とす
るものである。
【0007】請求項2に係るファイル管理装置は、外部
からの配信データを受信する通信装置と、上記配信デー
タの蓄積処理を行う制御装置と、上記制御装置に制御さ
れる内部記憶装置及び外部記憶装置とを備え、上記制御
装置は、上記外部記憶装置に記憶された配信データを処
理するときに、処理対象である配信データに関する管理
情報を上記配信データと分離して上記外部記憶から上記
内部記憶装置に移し、上記内部記憶装置内の上記管理情
報に基づきファイルの更新処理を行い、この更新処理を
終了したときに、上記管理情報を上記外部記憶装置に戻
すことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に係るファイル管理装置は、日付
信号を出力する日付装置を備え、上記制御装置は、上記
日付装置の出力に基づき配信データの大きさの変動を予
測し、この予測結果に基づき上記外部記憶装置の配信デ
ータを記憶する領域の割り当てを行うことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項4に係るファイル管理装置は、時刻
信号を出力する時刻装置を備え、上記制御装置は、上記
時刻装置の出力に基づきデータの配信時刻をあらかじめ
予測し、上記内部記憶装置及び上記外部記憶装置に対し
準備作業を行うことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1に
ついて図を用いて説明する。図1はこの発明の実施の形
態1の機能ブロック図である。10は半導体メモリ等に
より構成される内部記憶装置、11はフロッピーディス
クドライブ装置、ハードディスク装置、光磁気記録装
置、磁気テープ装置、ICカード等の外部記憶装置、1
2は内部記憶装置10及び外部記憶装置11を制御する
制御装置、13は制御装置12の制御に基づき外部との
データ通信を行う通信装置である。内部記憶装置10は
比較的高速なアクセスが可能である。これに対し、外部
記憶装置11のアクセス速度は内部記憶装置10のアク
セス速度よりも遅い。
【0011】また、14は曜日や日付のデータを出力す
る日付装置、15は時刻データを出力する時刻装置であ
る。なお、日付装置14、時刻装置15を用いた動作に
ついては、発明の実施の形態1及び2の説明の後に説明
する。これら内部記憶装置10〜通信装置13、及び日
付装置14、時刻装置15によりファイル管理装置1が
構成される。
【0012】100は外部の情報発信局である。通信装
置13は、有線あるいは無線により情報発信局100と
通信を行う。情報発信局100は一般的なデータ通信を
行うためのものである。情報発信局100の具体例とし
て、たとえば、電子新聞を送信する送信局の例が考えら
れる。この場合、送られるデータは新聞紙に記載された
文字及び図形・写真情報であり、毎回ほぼ一定のデータ
量である点に特徴がある。新聞の文字数は、一般的にい
って20万字〜30万字(約600Kバイト)である。
また、データの送信は朝刊と夕刊を合わせて1日2回と
いうようにあらかじめ決められており、また送信時刻も
一定であるという特徴がある。
【0013】図2は図1のファイル管理装置の動作の概
要を示すフローチャートである。図3はルートディレク
トリ、サブディレクトリ、ファイルの階層構造を示す概
念図である。同図において、6はルートディレクトリ、
7はサブディレクトリ_1、8はサブディレクトリ_
2、9はファイル_1である。
【0014】図4はファイルの名称の具体例である。図
4は情報発信局から配信されるファイルのファイル名と
する。1はサブディレクトリSUB_DIR_1 のファイルFILE
_1、2はサブディレクトリSUB_DIR_1 のファイルFILE_
2、3はサブディレクトリSUB_DIR_1 のファイルFILE_
3、4はサブディレクトリSUB_DIR_2 のファイルFILE_
4、5はサブディレクトリSUB_DIR_2 のファイルFILE_5
である。
【0015】次に図2のフローチャートを参考に情報発
信局100から配信された複数ファイルを外部記憶装置
11に記録する一連の動作を説明する。電子新聞システ
ムにおいて配信された複数ファイルはそれぞれひとつの
新聞のデータに相当する。
【0016】なお、従来の技術では、サブディレクトリ
_1のディレクトリ情報を外部記録装置11に記録して
から、既に外部記録装置11内にサブディレクトリ_2
が存在する場合には、サブディレクトリ_2のディレク
トリ情報を外部記録装置11から内部記憶装置10内に
読み込むことにより、カレントディレクトリをサブディ
レクトリ_2へ移動させていた。このときファイルの管
理情報とデータは一体に扱われていた。
【0017】この発明の実施の形態1においては、ファ
イルの管理情報とそのデータとを分離して取り扱い、管
理情報を内部記憶装置10にデータを外部記憶装置11
にそれぞれ記憶することを特徴とする。
【0018】情報発信局100から配信され、通信装置
13により受信した受信ファイルを¥SUB_DIR_1 ¥FILE
_1とする。サブディレクトリSUB_DIR_1 は外部記憶装置
11には存在しないとする。
【0019】したがって、ステップS1の判断により処
理はステップS3に進む。この受信ファイル名をもと
に、サブディレクトリSUB_DIR_1 を内部記憶装置10内
に作成する(S3)。ファイルの新規作成であるからス
テップS4の判断により処理はステップS5に進む。フ
ァイルのデータを外部記憶装置11に記録し(S5)、
記録終了後内部記憶装置10のサブディレクトリSUB_DI
R_1 下にファイルFILE_1を登録する(S6)。上記のス
テップS3及びステップS6により内部記憶装置10に
ファイルの管理情報が記憶される。また、ステップS5
により外部記憶装置11にファイルのデータが記憶され
る。以上の処理により、新たに配信された1つのファイ
ルが記憶された。
【0020】次に、サブディレクトリSUB_DIR_1 と同一
ディレクトリのファイル¥SUB_DIR_1 ¥FILE_2(図3の
2)、及び¥SUB_DIR_1 ¥FILE_3(図3の3)の2つの
ファイルを通信装置13で受け取ったとき次のように動
作する。
【0021】ステップS7からステップS8に進む。こ
の処理はディレクトリの移動・作成要求ではないからス
テップS8からステップS4に進む。ファイルの新規作
成であるからステップS4の判断により処理はステップ
S5に進む。2つのファイル(¥SUB_DIR_1 ¥FILE_2、
及び¥SUB_DIR_1 ¥FILE_3)のデータを外部記憶装置1
1に記録し(S5)、記録終了後内部記憶装置10のサ
ブディレクトリSUB_DIR_1 下にこれら2つのファイルを
登録する(S6)。以上の処理により、新たに配信され
た2つのファイルが追加記憶された。
【0022】次に、通信装置13が別のサブディレクト
リSUB_DIR_2 のファイル\SUB_DIR_2\FILE_4 を受け始め
たとする。すると処理はステップS7からステップS8
に進み、さらに、ステップS8の判断によりステップS
1に進む。ここで、内部記憶装置に作成したサブディレ
クトリSUB_DIR_1 のディレクトリ情報を外部記憶装置1
1に記録せずに、内部記憶装置10にサブディレクトリ
SUB_DIR_1 のディレクトリ情報とディレクトリの外部記
憶装置11への割り当てアドレスを保持したまま次の動
作に移る。
【0023】ステップS1において外部記憶装置11内
にサブディレクトリSUB_DIR_2 が存在せず、新規書き込
みであると判断された場合には、内部記憶装置10にサ
ブディレクトリSUB_DIR_2 を作成し(S3)、サブディ
レクトリSUB_DIR_2 の外部記憶装置11への割り当てア
ドレスを内部記憶装置10に保持し、ファイルFILE_4を
内部記憶装置10に書き込む(S5)。
【0024】一方、ステップS1において外部記憶装置
11内にサブディレクトリSUB_DIR_2 が存在すると判断
された場合は、ディレクトリ内容の更新のため、外部記
憶装置11からサブディレクトリSUB_DIR_2 のディレク
トリ情報を読み出し、内部記憶装置10へ記録する(S
2)。そして、新規ファイルFILE_4を受け取り、ファイ
ルを内部記憶装置10に記録し(S5)、内部記憶装置
10のディレクトリ情報を更新する(S6)。
【0025】以上の操作終了時、処理はステップS7か
らステップS9に進み、内部記憶装置10に記録された
複数のディレクトリ情報を外部記憶装置11に記録す
る。
【0026】以上の動作によれば、一連のファイルを受
信中はファイルの管理情報を内部記憶装置10に、ファ
イルのデータを外部記憶装置11にそれぞれ分離して記
憶している。そして、一連のファイルの受信を終了した
ときに内部記憶装置に記憶されている複数のファイルの
管理情報を外部記憶装置11に記憶する。この時点で外
部記憶装置11にファイルの管理情報及びデータの両方
が揃うことになる。したがって、データ受信中において
頻繁にアクセスするファイル管理情報は内部記憶装置1
0にあるから処理におけるアクセス時間は、ファイル管
理情報が外部記憶装置11にある場合と比べて短くな
る。したがって高速な処理が可能になる。
【0027】一方、データの受信処理が終了したときは
ファイル管理情報は外部記憶装置11に移されるから、
これ以降の処理は通常のファイルの取り扱いと同じであ
る。したがって各種の端末、あるいは情報処理装置によ
るアクセスが不便になることはない。
【0028】以上のように、この発明の実施の形態1に
よれば、データ受信処理中においてファイルの管理情報
をアクセス速度が大きい内部記憶装置に記憶させるの
で、ディレクトリ移動間でのディレクトリ情報の外部記
憶装置への書き込みがなくなり通信データが複数のディ
レクトリにわたる通信においてディレクトリ移動間のタ
イムラグ(時間の遅れ)がなくなりデータの書き込みの
遅れをなくすことができる。
【0029】発明の実施の形態2.図5は、発明の実施
の形態2のファイル管理装置における処理の概略を示す
フローチャートである。この発明の実施の形態2のファ
イル管理装置は図1に示されたものと同様であり、制御
装置12の処理内容が異なる。
【0030】図6はある操作の対象となる外部記憶装置
11内に存在するファイルのファイル名と、サブディレ
クトリ名とする。17から19のファイルFILE_1、FILE
_2、FILE_3は、15のサブディレクトリSUB_DIR_1 のフ
ァイルである。20から21のファイルFILE_4、FILE_5
は、16のサブディレクトリSUB_DIR_2 のファイルであ
る。
【0031】次に動作について図5のフローチャートを
参考に説明する。図6のようなある操作対象となる外部
記憶装置11内に存在するファイルFILE_1、FILE_2、FI
LE_3、FILE_4、FILE_5のディレクトリ情報を全て内部記
憶装置10に読み込み、各々のディレクトリの外部記憶
装置11の割り当てアドレスを記録しておく(S1
0)。
【0032】ここで、カレントディレクトリをSUB_DIR_
1 とし、SUB_DIR_1 下のファイルFILE_1を更新する場合
を考える。処理はステップS11からステップS4に進
む。さらに、ステップS4における判断によりステップ
S5、S6に進み、ファイルの外部記憶装置への書き込
み処理、及び、カレントディレクトリのディレクトリ情
報の更新処理がなされる。
【0033】次に、ファイルFILE_4を更新する場合を考
える。処理はステップS8からステップS11に進む。
ファイルFILE_4はサブディレクトリSUB_DIR_2 の下にあ
るので、ディレクトリをSUB_DIR_2 に移動する(S1
1)。このときサブディレクトリSUB_DIR_1 を外部記憶
装置11に記録せずに、またSUB_DIR_2 のディレクトリ
内容も外部記憶装置11から読み込まずに、ファイルFI
LE_4を更新し(S5)、サブディレクトリSUB_DIR_2 の
更新をする(S6)。これはステップS10において、
必要なディレクトリの情報を外部記憶装置11から内部
記憶装置10にあらかじめ移動しておいたためである。
すなわち外部記憶装置11に新たにアクセスすることな
く、内部記憶装置10にアクセスするのみで処理でき
る。
【0034】操作終了時(S7)に内部記憶装置10内
の更新・新規作成のディレクトリのディレクトリ情報を
外部記憶装置11に記録する(S9)。
【0035】以上のように、この発明の実施の形態2に
よれば、処理対象となるファイルの管理情報をあらかじ
め外部記憶装置からアクセス速度が大きい内部記憶装置
に移動させるので、内部記憶装置に読み込んだディレク
トリ間の移動の際には、通信中におけるディレクトリの
移動において移動先のディレクトリのディレクトリ情報
を外部記憶装置からその度毎に読み出すことがなく、デ
ィレクトリ移動間のタイムラグ(時間の遅れ)がなくな
りデータの書き込みの遅れをなくすことができる。
【0036】なお、この発明の実施の形態1または発明
の実施の形態2のファイル管理装置を電子新聞システム
に適用する場合には、配信されるデータが電子新聞デー
タであるという点に着目して装置の動作を最適化するこ
とにより、さらに処理を高速にすることができる。電子
新聞データには次のような特徴がある。 (1) データの大きさはほぼ一定している。 (2) データの大きさは日によって定期的に変動する。た
とえば、日曜日は日曜版があるから朝刊のデータは増え
るが、他方、夕刊がない。 (3) データは、新聞の見出しごとに階層的に構成される
ことがある。また、見出しには大見出しと小見出しがあ
る。また、記事と広告の区別がある。 (4) データの配信は定期的である。また、新聞休刊日に
は配信されない。 (5) データの配信の際の通信条件が非常に厳しい。
【0037】上記(1) の特徴に着目すれば、内部記憶装
置10あるいは外部記憶装置11の容量をあらかじめ予
想される量に設定することができる。たとえば、最大の
データ量を予想して最大の記憶容量を設定してもよい
し、朝刊であれば600Kバイト、夕刊あるいは日曜版
であればその半分というように曜日別、時刻別、用途別
に記憶容量を設定してもよい。このことにより外部記憶
装置11をあらかじめ一定の領域に区切っておくことが
できる。そうすれば、メモリ領域内での競合が発生する
ことがなく効率的、かつ、安定的な使用が可能になる。
また、内部記憶装置10のメモリ量を想定でき、製品製
造の際に適切なメモリを組み込むことができる。
【0038】また、上記(2) の特徴に着目して、ファイ
ル管理装置1内部にカレンダ機能をもつ日付装置14を
備えることにより、データの大きさの変動を予測して外
部記憶装置11の領域の割り当てを自動的に行うことが
できる。日付装置14の出力に基づき大きな記憶領域を
区分してもよいし、外部記憶装置11を選択するように
してもよい(たとえば、朝刊を記憶するには2HDのF
DDを指定し、夕刊を記憶するには2DDのFDDを指
定する。あるいは、ハードディスクの場合、朝刊の記憶
領域をまず確保し、その後、余った部分(たとえば、と
びとびに)に夕刊の記憶領域を確保する)。このように
適切な領域指定を行うことによりメモリの効率的な使用
が可能になる。
【0039】また、上記(3) の特徴に着目して、見出し
ごとの階層的ファイル構成をとることによりディレクト
リ及びファイルの構成をわかりやすくすることができる
とともに、ディレクトリの更新または新規作成を容易に
行うことができる。
【0040】また、上記(4) の特徴に着目して、ファイ
ル管理装置1内部に時刻情報を出力する時刻装置15を
備えることにより、データ配信時刻をあらかじめ予測し
て内部記憶装置10及び外部記憶装置11の準備作業
(たとえばメモリ領域の割り当て)を行うことができ
る。データ受信中にこの種の準備作業を行わなくてもよ
いから、さらに高速な処理が可能になる。また、割り込
み処理に比べ簡単であるし、処理負荷の予測がやりやす
くシステムの最適設計が可能になる。したがって、制御
装置12は必要最小限の処理能力ですむから廉価なCP
Uを利用でき費用削減が可能である。
【0041】また、上記(5) の特徴は次のようなことで
ある。電子新聞の配信方法としてTV電波を手段として
選択すると、通信手順においてハンドシェイク等の手段
がとれないため非常にシビアになる。外部記憶装置11
へのアクセスを考えた場合に、配信データのみのアクセ
スだけであれば、各々のアクセス時間には大きな差はな
くなる。これに対し、管理情報の外部記憶装置11への
アクセスも加わると、配信データのみの時に比べてアク
セス時間にむらができ、管理情報の外部記憶装置へのア
クセス時間を考慮した通信方法を取らざるを得ず、通信
時間の間延びが問題となる。
【0042】また、電子新聞システムの外部記憶装置1
1としてFDDを考えた場合に、電子新聞システムにお
いては、通常、1日分の新聞データをすべてフロッピー
ディスク(FD)に読み込むまではFDを抜かない。し
たがって、この発明のように管理情報とデータとを分離
してそれぞれ内部記憶装置と外部記憶装置に記憶しても
なんら問題はない。なお、一般のコンピュータにおいて
はFDが任意に抜き差しできるからこの発明の方法をと
るとファイルの情報が失われることがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1及び2のファイル管
理装置の機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のファイル管理装置
の動作の概略を示すフローチャートである。
【図3】 ファイル及びディレクトリの一般的な構成を
示す図である。
【図4】 ディレクトリの構成を示すファイル名の具体
例である。
【図5】 この発明の実施の形態2のファイル管理装置
の動作の概略を示すフローチャートである。
【図6】 ディレクトリ及びファイルの構成の具体例を
示す図である。
【符号の説明】
1 ファイル管理装置、10 内部記憶装置、11 外
部記憶装置、12 制御装置、13 通信装置、14
日付装置、15 時刻装置、100 情報発信局。
フロントページの続き (72)発明者 西川 啓一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久保田 仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 一幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 古畑 貴司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 望月 智恵 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの配信データを受信する通信装
    置と、上記配信データの蓄積処理を行う制御装置と、上
    記制御装置に制御される内部記憶装置及び外部記憶装置
    とを備え、 上記制御装置は、上記通信装置が受信した配信データに
    関する管理情報を上記内部記憶装置に、配信データを上
    記外部記憶装置にそれぞれ分離して記憶するとともに、
    新たな配信データを受信したときに上記管理情報に基づ
    き上記外部記憶装置にデータを追加し、上記内部記憶装
    置の上記管理情報を更新し、配信データの受信を終了し
    たときに、上記管理情報を上記外部記憶装置に移すこと
    を特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 外部からの配信データを受信する通信装
    置と、上記配信データの蓄積処理を行う制御装置と、上
    記制御装置に制御される内部記憶装置及び外部記憶装置
    とを備え、 上記制御装置は、上記外部記憶装置に記憶された配信デ
    ータを処理するときに、処理対象である配信データに関
    する管理情報を上記配信データと分離して上記外部記憶
    から上記内部記憶装置に移し、上記内部記憶装置内の上
    記管理情報に基づきファイルの更新処理を行い、この更
    新処理を終了したときに、上記管理情報を上記外部記憶
    装置に戻すことを特徴とするファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 日付信号を出力する日付装置を備え、 上記制御装置は、上記日付装置の出力に基づき配信デー
    タの大きさの変動を予測し、この予測結果に基づき上記
    外部記憶装置の配信データを記憶する領域の割り当てを
    行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
    ァイル管理装置。
  4. 【請求項4】 時刻信号を出力する時刻装置を備え、 上記制御装置は、上記時刻装置の出力に基づきデータの
    配信時刻をあらかじめ予測し、上記内部記憶装置及び上
    記外部記憶装置に対する準備作業を行うことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のファイル管理装置。
JP7302966A 1995-11-21 1995-11-21 ファイル管理装置 Pending JPH09146811A (ja)

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JP (1) JPH09146811A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059325A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Aisin Aw Co Ltd データ更新システム及びコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059325A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Aisin Aw Co Ltd データ更新システム及びコンピュータプログラム

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