JPH0914519A - 補強高圧ホース - Google Patents

補強高圧ホース

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JPH0914519A
JPH0914519A JP10227296A JP10227296A JPH0914519A JP H0914519 A JPH0914519 A JP H0914519A JP 10227296 A JP10227296 A JP 10227296A JP 10227296 A JP10227296 A JP 10227296A JP H0914519 A JPH0914519 A JP H0914519A
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layer
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奈須雄 青柳
Norio Kimura
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外傷に対して強く、引張り荷重に対して抵抗
力があり、しかも伸びが小さい上に永久伸びも小さく、
また柔軟性に富むため、曲げ力も大きくならず、ドラム
巻取り等の取扱い易い補強高圧ホースを提供する。 【解決手段】 補強高圧ホース本体20は内面ゴム層2
1上に、有機繊維補強または鋼線補強層から成る内圧負
担補強層22と、層間ゴム23を介して芳香族ポリアミ
ド繊維により約30°〜100 °の編組角度で編組した引張
り荷重負担補強層24と、更に層間ゴム25を介して内
圧負担補強層22と同角度ないし小さい編組角度で編組
したワイヤーブレードから成る鋼線補強層26とが順次
積層され、その外周を外面ゴム層27により被覆してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土木機械,建設
機械,産業機械等で使用されるドラム巻取り用の補強高
圧ホースにかかわり、更に詳しくは特に掘削等で引張り
荷重がかかるジエットホース等の補強高圧ホースの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤等の掘削等で使用される補強
高圧ホースは、ホース本体をドラムに巻取ったり、巻き
出す作業が繰返し行われ、ホース本体には曲げ力や、長
手方向に引っ張り力が繰返し作用する上、外面ゴム層に
は摩擦力が作用する。即ち、無加圧時には、引張り荷重
がかかり、引張り荷重が無い時には、内圧がかかるとこ
ろに使用されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の補強
高圧ホース(例えば、直径25mmの場合)の構成として
は、例えば、図9に示すように内面ゴム層1と外面ゴム
層2との間に、金属ワイヤでスパイラルまたはブレード
で編組された少なくとも2層以上の補強層3a,3b
と、補強層3a,3b間に中間ゴム層4を介在させて構
成され、補強層3a,3bは、静止角度(例えば、109.
5 °) 前後で編組されている。
【0004】然しながら、このような従来の補強高圧ホ
ースでは、上述したように補強層3a,3bが静止角度
前後で編組されているため、引張り荷重に対して伸びが
大きく、耐引張り荷重が小さいと言う問題があった。例
えば、編組角度が108°で、2層構造の補強層を備え
た高圧ホースでは、加荷重250Kgf に対して8%以上
の伸びがあり、また2層構造の補強層を備えた高圧ホー
スでは、加荷重1000Kgf に対して40%以上の伸び
があった。
【0005】また従来の補強高圧ホースとして、実公昭
51−42095号公報に開示されているように、補強
層として、内圧負荷を負担するワイヤーブレードと、引
っ張り荷重を負担する糸ブレードとが使用され、内圧を
負担するワイヤーブレード層の編組角度としては、静止
角度の109.5 °,引っ張り荷重を負担する糸ブレード層
の編組角度は、60°〜90°で、糸の切断時の伸びが
8〜14%である。
【0006】然しながら、このような構造の補強高圧ホ
ースは、糸の強力により、耐引張り荷重に限度があり、
糸の伸びが大きいために、加荷重時のホースの伸びが大
きくなると言う問題があった。更に、他の従来の補強高
圧ホースとしては、実公平1-33904 号公報に開示されて
いるように、内面ゴム層と外面ゴム層との間に、金属ワ
イヤで構成された少なくとも2層以上の補強層と、補強
層間に中間ゴム層を介在させて構成され、内面ゴム層側
の補強層は、内圧を負担するもので、静止角度の109.5
°,外面ゴム層側の補強層は、引っ張り荷重を負担する
もので、編組角度は80°〜100°に設定されてい
る。
【0007】然しながら、このような補強高圧ホース
は、柔軟性に富むため、巻取ったりする場合には良い
が、例えば土木機械等で使用される補強高圧ホースで
は、引っ張り荷重が5ton 以上と大きい場合に、ホース
の伸びが大き過ぎ、永久伸びも大きくなってしまうと言
う問題がある。また、ホースの伸びを小さくするため
に、最外層の補強層の編組角度を80度以下にすればする
ほど伸びは小さくなるが、ホースの曲げ力が大きくな
り、ドラム等に巻取ったりするには不便であって、使用
し難いと言う問題があった。
【0008】また従来の補強高圧ホースの構成として
は、例えば、図10に示すように内面ゴム層1と外面ゴ
ム層2との間に、金属ワイヤでスパイラルまたはブレー
ドで編組され、中間ゴム層4を介在させて少なくとも2
層以上で構成された内圧負担補強層補強層3A,3B
と、この内圧負担補強層3A,3Bの外側に外傷防止用
の鋼線補強層3Cとで構成したものが知られているが、
このような従来の補強高圧ホースは、外傷防止用の鋼線
補強層3Cの編組角度(αz )が内圧力を負担する内圧
負担補強層補強層3A,3Bの編組角度(αx ,αy
よりも大きく形成されていたため、高圧ホースの製造工
程で、マンドレルを引き抜く時、図11に示すように、
外傷防止用の鋼線補強層3Cが内圧負担補強層補強層3
A,3Bを拘束し、マンドレルを引き抜き難くし、ホー
スの生産性を著しく悪化させていた。
【0009】即ち、従来の高圧ホースの製造工程では、
図7に示すようにホース本体30からマンドレル31を
引き抜く場合、マンドレル31の一端をクランプ治具3
2によりクランプし、ホース本体30の端末部30aを
ホルダ治具33により矢印方向に移動させながらホース
本体30からマンドレル31を引き抜く作業を行ってい
た。
【0010】然しながら、図11の編組角度の模式図か
ら明らかなように、外傷防止用の鋼線補強層3Cの編組
角度(αz )が内圧力を負担する内圧負担補強層補強層
3A,3Bの編組角度(αx ,αy )よりも大きく形成
されていると、前記ホルダ治具33によりホース本体3
0の端末部30aを圧縮しながら引き抜く際、内圧負担
補強層補強層3A,3Bが拡径するのを外傷防止用の鋼
線補強層3Cが拘束して円滑に引き抜くことが出来ない
と言う問題があった。
【0011】即ち、マンドレル31の引抜き時に、ホー
ス本体30の端末部30aは、30a’に移動すること
により外傷防止用の鋼線補強層3Cの編組角度αz はα
z ’に変化し、S2 だけ拡径する。一方、内圧負担補強
層補強層3Aまたは3Bの編組角度αx は、αx ’に変
化し、S1 だけ拡径しようとする。ところが、編組角度
はαx <αz 及びαx ’<αz ’の関係から、S2 <S
1となり、S2 の拡径が小さく、S1 の量の拡径が起こ
り難くなり、S1 とS2 との差(S1 −S2 )だけ、内
圧負担補強層補強層3Aまたは3Bを拘束し、マンドレ
ル31を締付けるため、マンドレル31を引抜き難くす
ると言う問題があった。
【0012】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、引張り荷重に対して抵抗力があ
り、しかも伸びが小さい上に永久伸びも小さく、また柔
軟性に富むため、曲げ力も大きくならず、取扱に便利
で、かつ耐久性を向上させることが出来る補強高圧ホー
スを提供することを目的とするものである。また、この
発明の他の目的は、外傷に対して強く、引張り荷重に対
して抵抗力があり、しかも伸びが小さい上に永久伸びも
小さく、また柔軟性に富むため、曲げ力も大きくなら
ず、取扱に便利で、かつ耐久性を向上させることが出
来、またホースの製造工程においてマンドレルの引き抜
き性を良好にし、ホースの生産性を著しく向上させるこ
とが出来る補強高圧ホースを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、補強層を、内圧を負担する少なくとも一
層以上の内圧負担補強層と、この内圧負担補強層の外側
に、切断時の伸びが6%以下で、デニール当たりの引張
り力が15gf/d以上である有機繊維を編組した引張り荷
重を負担する引張り荷重負担補強層とで構成したことを
要旨とするものである。
【0014】前記内圧負担補強層が、略静止角度に編組
した有機繊維またはワイヤーにより構成し、また前記引
張り荷重負担補強層が、有機繊維を材料として30°〜
80°の編組角度で編組した補強層であることを要旨と
するものである。この発明に用いる有機繊維としては、
例えば、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール
(PBO繊維),全芳香族ポリエステル繊維(ポリアク
リレート),芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊維)等
がある。
【0015】また、この発明は、内面ゴム層と外面ゴム
層との間に、少なくとも3層以上の補強層を介在させて
一体的に成形して成る補強高圧ホースにおいて、前記補
強層を、内圧を負担する少なくとも一層以上の内圧負担
補強層と、この内圧負担補強層の外側に少なくとも一層
以上の引張り荷重を負担する引張り荷重負担補強層と、
この引張り荷重負担補強層の外側に外傷防止用の鋼線補
強層とで構成したことを要旨とするものである。前記内
圧負担補強層が、有機繊維補強層または鋼線補強層であ
り、引張り荷重負担補強層が、有機繊維補強層である。
【0016】また、前記引張り荷重負担補強層の有機繊
維補強層の編組角度が、30°〜80 °で編組した補強
層であり、前記引張り荷重負担補強層の有機繊維は、切
断時の伸びが6%以下で、デニール当たりの引張り力が
15gf/d以上である。このような有機繊維としては、例
えば、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(P
BO繊維),全芳香族ポリエステル繊維(ポリアクリレ
ート),芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊維)等があ
る。
【0017】また、前記外傷防止用の鋼線補強層の編組
角度を、内圧負担補強層の最も大きい編組角度と同角度
または小さい編組角度に設定することを要旨とするもの
である。更に、前記内圧負担補強層の編組角度を
(α1 ),引張り荷重負担補強層の編組角度を
(α2 ),外傷防止用の鋼線補強層の編組角度(α3
とした場合、編組角度の配列を、(α2 )<(α3 )≦
(α1 )に設定するものである。
【0018】この発明は、上記のように構成され、補強
層を、内圧を負担する少なくとも一層以上の内圧負担補
強層と、この内圧負担補強層の外側に、引張り荷重を負
担する引張り荷重負担補強層とで構成し、特に内圧負担
補強層を、略静止角度に編組した有機繊維またはワイヤ
ーにより構成し、また前記引張り荷重負担補強層は、有
機繊維を材料として30°〜80°の編組角度で編組し
た補強層を用いることにより、引張り荷重に対して抵抗
力があり、しかも伸びが小さい上に永久伸びも小さい補
強高圧ホースを得ることが出来るものである。
【0019】また、引張り荷重負担補強層として、有機
繊維を使用しているために、柔軟性に富み、曲げ力も大
きくならず、取扱に便利である。また、この発明は補強
層を、内圧を負担する内圧負担補強層と、この内圧負担
補強層の外側に少なくとも一層以上の引張り荷重を負担
する引張り荷重負担補強層と、この引張り荷重負担補強
層の外側に外傷防止用の鋼線補強層とで構成することに
より、外部からの衝撃,打撃に対しては、鋼線補強層が
保護するので、引張り荷重負担補強層の外傷を有効に防
止でき、また特に内圧負担補強層を、略静止角度に編組
した有機繊維またはワイヤーにより構成し、また前記引
張り荷重負担補強層は、有機繊維を材料として30°〜
100 °の編組角度で編組した補強層を用いることによ
り、引張り荷重に対して抵抗力があり、しかも伸びが小
さい上に永久伸びも小さい補強高圧ホースを得ることが
出来るものである。
【0020】また、引張り荷重負担補強層として、有機
繊維を使用しているために、柔軟性に富み、曲げ力も大
きくならず、取扱に便利で、かつ外傷防止用綱線補強層
があるため、耐久性を向上させることが出来るものであ
る。また、外傷防止用の鋼線補強層の編組角度が、内圧
負担補強層の最も大きい編組角度と同角度または小さい
編組角度に設定することにより、ホースの製造工程にお
いて外傷防止用の鋼線補強層が内圧負担補強層の拡径す
るのを拘束せず、円滑にマンドレルを引き抜くことが出
来、ホースの生産性を著しく向上させることが出来るも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づきこの発明
の実施形態を説明する。図1は、この発明を実施した土
木機械,建設機械,産業機械等で使用されるドラム巻取
り用の補強高圧ホースの一部切欠した断面図を示し、前
記補強高圧ホース本体10は、内面ゴム層11と外面ゴ
ム層12との間に、少なくとも2層以上の補強層13
a,13b及び14を層間ゴム15a,15bを介在さ
せて一体的に成形されている。
【0022】前記内面ゴム層11側に位置する補強層1
3a,13bは、内圧を負担する少なくとも一層以上の
内圧負担補強層で構成され、この内圧負担補強層は、略
静止角度(例えば、109.5 °前後)に編組した有機繊維
またはワイヤーにより構成されている。また外面ゴム層
12側に位置する補強層14は、引張り荷重を負担する
引張り荷重負担補強層であり、この引張り荷重負担補強
層は、芳香族ポリアミド繊維を材料として30°〜100
°の編組角度、この実施形態では30°〜80°の好ま
しい編組角度のうち、70°の編組角度で編組した。
【0023】前記、編組角度が30°以下の場合には、
編組時ピッチが長くなり、編組が困難になるのと、引張
り荷重に対するホースの伸びは小さくなるが、曲げた時
の力が大きくなり、曲がり難いホースとなり、使用しず
らくなる。また、編組角度が100 °以上の場合は、ホー
スを曲げた時に曲げ易くなる半面、引張り荷重に対して
ホースが伸び易く、使用し難く、また耐引張荷重も小さ
くなり、寿命も短くなる。従って、100 °以下の編組角
度で、30°〜80°の範囲の編組角度が好ましいので
ある。
【0024】前記引張り荷重負担補強層の補強層14を
構成する芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維は、切断時
の伸びが6%以下で、デニール当たりの引張り力が15
gf/d以上であり、好ましくは、伸びが4%以下で、デニ
ール当たりの引張り力が20gf/d以上のものである。前
記伸びが6%以上の場合には、引張り荷重がかかった時
に、糸自身も伸びるので、ホースとしては角度変化によ
る伸びと、糸の伸びがプラスされ、ホース伸びが大きく
なり、使用ずらくなる。
【0025】また、デニール当たりの引張り力が15gf
/d以下の場合には、糸の引張り力が小さいと、大きな引
張り力に耐えるのが難しく、また耐えるためには、多量
の糸を打ち込む必要が生じ、ホース径が太くなり、それ
につられて曲げ力も大きくなり、使用し難くなるもので
ある。図4は、この発明の第2実施形態を示す土木機
械,建設機械,産業機械等で使用されるドラム巻取り用
の補強高圧ホースの一部切欠した断面図を示し、前記補
強高圧ホース本体20は、内面ゴム層21上に、編組角
度100°〜115°の範囲で編組したワイヤーブレー
ドから成る内圧負担補強層22と、層間ゴム23を介し
て芳香族ポリアミド繊維により30°〜100 °(この実
施形態では30°〜80°の好ましい編組角度のうち、
70°の編組角度) の編組角度で編組した引張り荷重負
担補強層24と、更に層間ゴム25を介して略静止角度
(例えば、109.5 °)の編組角度により編組したワイヤ
ーブレードから成る鋼線補強層26とが順次積層され、
その外周を外面ゴム層27により被覆している。
【0026】また、図5はこの発明の第3実施形態を示
す補強高圧ホースの一部切欠した断面図で、この実施形
態は、内圧負担補強層22a(略105 °〜115 °の編組
角度の鋼線スパイラル4層構造)と引張り荷重負担補強
層24(30°〜100 °の編組角度で、好ましい編組角
度30°〜80°)を、芳香族ポリアミド繊維により構
成し、引張り荷重負担補強層24の外側には、層間ゴム
25を介して略静止角度(例えば、109.5 °)以下の編
組角度で編組したワイヤーブレードから成る鋼線補強層
26を積層し、その外周に外面ゴム層27を被覆して構
成している。
【0027】上記、第2実施形態及び第3実施形態にお
ける引張り荷重を負担する引張り荷重負担補強層24
は、芳香族ポリアミド繊維で30°〜100 °(この実施
形態では30°〜80°の好ましい編組角度のうち、7
0°の編組角度) の編組角度で編組した。前記、編組角
度が30°以下の場合には、編組時のピッチが長くな
り、編組が困難になるのと、引張り荷重に対するホース
の伸びは小さくなるが、曲げた時の力が大きくなり、曲
がり難いホースとなり、使用しずらくなる。
【0028】また、編組角度が100 °以上の場合は、ホ
ースを曲げた時に曲げ易くなる半面、引張り荷重に対し
てホースが伸び易く、使用し難く、また耐引張荷重も小
さくなり,寿命も短くなる。従って、100 °以下の編組
角度で、30°〜80°の編組角度の範囲が好ましいの
である。また引張り荷重負担補強層24を構成する芳香
族ポリアミド繊維は、切断時の伸びが6%以下で、デニ
ール当たりの引張り力が15gf/d以上であり、好ましく
は、伸びが4%以下で、デニール当たりの引張り力が2
0gf/d以上の芳香族ポリアミド繊維である。
【0029】前記伸びが6%より大きい場合には、引張
り荷重がかかった時に、糸自身も伸びるので、ホースと
しては角度変化による伸びと、糸の伸びがプラスされ、
ホース伸びが大きくなり、使用ずらくなる。また、デニ
ール当たりの引張り力が15gf/d未満の場合には、糸の
引張り力が小さいと、大きな引張り力に耐えるのが難し
く、また耐えるためには、多量の糸を打ち込む必要が生
じ、ホース径が太くなり、それにつられて曲げ力も大き
くなり、使用し難くなるものである。
【0030】また、前記層間ゴム25は、必ずしも介在
させなくても良い。上記の各実施例では、芳香族ポリア
ミド繊維による補強層が1層設けてあるが、2層以上設
けることも可能である。次に、この発明の実施例におけ
る、引張り荷重負担補強層の編組角度を変化させた時の
引張り荷重とホース伸びとの関係を示すグラフ(図2)
と、引張り荷重負担補強層の編組角度を変化させた時の
曲げ半径と曲げ力との関係を示すグラフ(図3)とにつ
いて説明する。
【0031】このグラフにおける実施例ホースは、図5
に示す構造ホースである。つまり、ホース内径31.8mm
で、内圧負担補強層22aは、0.5 mmの鋼線4層スパイ
ラル巻き構造で、引張り荷重負担補強層24は、1500d/
4 の芳香族ポリアミド繊維1層構造で、編組角度を、30
°,40 °,50 °,70 °,80 °,90 °,100°,105 °の8
通りとし、外傷防止の鋼線補強層26は、0.25ワイヤー
を使用した8通りのホースを製作した。
【0032】この8通りのホースを、500 mmに切断し、
両端に金具を取付け、引張り試験機で引張試験を行っ
た。その結果、図2に示すごとく、引張り荷重負担補強
層24の編組角度が小さくなるにつれて、引張り荷重に
対するホースの伸びは、従来ホースに比較して飛躍的に
小さくなることが判明した。また、上記8通りのホース
を曲げた時の反力を測定したのが図3である。図3に示
す曲げ半径と曲げ力との関係については、引張り荷重負
担補強層14の編組角度を30°以上とすれば、比較的
小さい曲げ力で曲げることができ、ドラムに巻付けるこ
とが出来ることが判明した。
【0033】次に、図6は高圧ホースの製造工程におい
て、補強高圧ホース本体20からのマンドレル31の引
き抜き性を良好としたこの発明の第4実施形態を示す補
強高圧ホースの一部切欠した断面図を示している。この
実施形態は、内面ゴム層21上に、層間ゴム23aを介
在させた編組角度107°〜110°の範囲で編組した
ワイヤーブレードから成る2層の内圧負担補強層22
A,22Bと、層間ゴム23bを介して芳香族ポリアミ
ド繊維により約70°の編組角度で編組した引張り荷重
負担補強層24と、更に層間ゴム25を介して94°〜
116°の範囲の編組角度により編組したワイヤーブレ
ードから成る外傷防止用の鋼線補強層26とが順次積層
され、その外周を外面ゴム層27により被覆して構成さ
れている。
【0034】この第4実施形態では、外傷防止用の鋼線
補強層26の編組角度を、内圧負担補強層22A,22
Bの最も大きい編組角度と同角度または小さい編組角度
に設定して構成するものである。即ち、図8に示す編組
角度の模式図からも明らかなように、外傷防止用の鋼線
補強層26の編組角度(α3 )を、内圧負担補強層22
A,22Bの最も大きい編組角度(α1 )と同角度また
は小さい編組角度に設定することにより、ホースの製造
工程において外傷防止用の鋼線補強層26が内圧負担補
強層22A,22Bの拡径するのを拘束せず、図7にお
いて、円滑にマンドレル31を引き抜くことが出来、ホ
ースの生産性を著しく向上させることが出来るものであ
る。
【0035】つまり、マンドレル31の引抜き時に、ホ
ース本体30の端末部30aは30a’に移動すること
により、図8において、外傷防止用の鋼線補強層26の
編組角度α3 は、α3 ’に変化し、S3 だけ拡径する。
一方、内圧負担補強層補強層22Aまたは22Bの編組
角度α1 は、α1 ’に変化し、S1 だけ拡径しようとす
る。
【0036】外傷防止用の鋼線補強層26の編組角度α
3 は、内圧負担補強層補強層22Aまたは22Bの最も
大きい編組角度(α1 )と同角度より小さく設定されて
いるので、拡径S3 はS1 より大きくなるので、その結
果、内圧負担補強層補強層3Aまたは3Bを拘束すると
言うことがないため、マンドレル31を締付けることが
なく、マンドレル31を円滑に引き抜くことが出来るも
のである。
【0037】即ち、上述したように、高圧ホースの製造
工程では、図7に示すようにホース本体30からマンド
レル31を引き抜く場合、マンドレル31の一端をクラ
ンプ治具32によりクランプし、ホース本体30の端末
部30aをホルダ治具33により矢印方向に移動させな
がらホース本体30からマンドレル31を引き抜く作業
を行っているが、この引き抜きの際、上記のように外傷
防止用の鋼線補強層26の編組角度を、内圧負担補強層
22A,22Bの最も大きい編組角度と同角度または小
さい編組角度に設定することにより、鋼線補強層26が
内圧負担補強層22A,22Bの拡径するのを拘束せ
ず、円滑にマンドレル31を引き抜くことが出来るもの
である。
【0038】なお、上記のマンドレル31の引き抜き性
を良好にすると共に、外傷に対して強く、引張り荷重に
対して抵抗力があり、しかも伸びが小さい上に永久伸び
も小さくなるため、内圧負担補強層22A,22B,引
張り荷重負担補強層24,外傷防止用の鋼線補強層26
の編組角度の配列を、内圧負担補強層の編組角度を(α
1 ),引張り荷重負担補強層の編組角度を(α2 ),外
傷防止用の鋼線補強層の編組角度(α3 )とし場合、
(α2 )<(α3 )≦(α1 )に設定するのが好まし
い。
【0039】以下の表は、この発明の第4実施形態にお
ける実施例を示し、直径25mm,長さ20mの高圧ホー
スで、ワイヤーブレードから成る2層の内圧負担補強層
と、芳香族ポリアミド繊維で編組した1層の引張り荷重
負担補強層と、ワイヤーブレードから成る1層の外傷防
止用の鋼線補強層で構成されている。内圧負担補強層の
ワイヤ径は、0.3mm,外傷防止用の鋼線補強層ワイヤ
径は、0.25mmを使用し、実験結果を以下の通りであ
る。 〔試験方法〕 引抜き性:圧縮力 700 Kgfにて20mのマンドレル引き抜
いた。
【0040】破壊圧力:JIS K 6330 に準拠した。 インパルステスト :圧力150Kgf/cm2の台形波 曲げ半径250mmの条件でJIS K 6330に準拠した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】この発明は、上記のように補強層を、内
圧を負担する少なくとも一層以上の内圧負担補強層と、
この内圧負担補強層の外側に、切断時の伸びが6%以下
で、デニール当たりの引張り力が15gf/d以上である有
機繊維を編組した引張り荷重を負担する引張り荷重負担
補強層とで構成し、特に内圧負担補強層が、略静止角度
に編組した有機繊維またはワイヤーにより構成し、また
引張り荷重負担補強層が、有機繊維を材料として30°
〜100 °の編組角度で編組した補強層であるため、以下
のような優れた効果を奏するものである。 .引張り荷重に対して抵抗力があり、しかも伸びが小
さい上に永久伸びも小さい補強高圧ホースを得ることが
出来る。 .引張り荷重負担補強層に、芳香族ポリアミド繊維を
使用するため、柔軟性に富み、曲げ力も大きくならず、
取扱に便利である。この結果、引張り荷重負担補強層が
ワイヤー補強層と同等以上の耐引張り力及び耐伸び性を
有し、糸補強層と同等の柔軟ホースを得ることが出来
る。 .引張り荷重負担補強層は、繊維糸の太さ,本数,編
組角度を組合せることにより、必要とする耐引張り荷重
及び伸びを任意に設定することが出来る。
【0043】またこの発明は、補強層を、内圧を負担す
る少なくとも一層以上の内圧負担補強層と、この内圧負
担補強層の外側に少なくとも一層以上の引張り荷重を負
担する引張り荷重負担補強層と、この引張り荷重負担補
強層の外側に外傷防止用の鋼線補強層とで構成したの
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 .外傷に対して強く、引張り荷重に対して抵抗力があ
り、しかも伸びが小さい上に永久伸びも小さく、また柔
軟性に富むため、曲げ力も大きくならず、取扱に便利
で、かつ耐久性を向上させることが出来る。 .外傷防止用の鋼線補強層の編組角度を、内圧負担補
強層の最も大きい編組角度と同角度または小さい編組角
度に設定するので、ホースの製造工程においてマンドレ
ルの引き抜き性を良好にし、ホースの生産性を著しく向
上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した土木機械,建設機械,産業
機械等で使用される補強高圧ホースの一部切欠した断面
図である。
【図2】この発明の実施形態における引張り荷重負担補
強層の編組角度と引張り荷重とホース伸びとの関係を示
すグラフ説明図である。
【図3】この発明の実施形態における引張り荷重負担補
強層の編組角度と曲げ半径と曲げ力との関係を示すグラ
フ説明図である。
【図4】この発明の第2実施形態を示す土木機械,建設
機械,産業機械等で使用されるドラム巻取り用の補強高
圧ホースの一部切欠した断面図である。
【図5】この発明の第3実施形態を示す土木機械,建設
機械,産業機械等で使用されるドラム巻取り用の補強高
圧ホースの一部切欠した断面図である。
【図6】この発明の第4実施形態を示す土木機械,建設
機械,産業機械等で使用されるドラム巻取り用の補強高
圧ホースの一部切欠した断面図である。
【図7】マンドレルの引き抜き工程を示す説明図であ
る。
【図8】この発明のマンドレル引き抜き時における内圧
負担補強層の編組角度と、鋼線補強層の編組角度との模
式図を示す説明図である。
【図9】従来の補強高圧ホースの一部切欠した断面図で
ある。
【図10】従来の他の補強高圧ホースの一部切欠した断
面図である。
【図11】従来のマンドレル引き抜き時における内圧負
担補強層の編組角度と、鋼線補強層の編組角度との模式
図を示す説明図である。
【符号の説明】
10 補強高圧ホース本体 11 内面
ゴム層 12 外面ゴム層 13a,13b 補強層(内圧負担補強層) 14 補強層(引張り荷重負担補強層) 15a,15b 層間ゴム 20 補強高圧ホース本体 21 内面ゴム
層 22 内圧負担補強層 23 層間ゴム 24 引張り荷重負担補強層 25 層間ゴム 26 鋼線補強層 27 外面ゴム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面ゴム層と外面ゴム層との間に、少なく
    とも2層以上の補強層を介在させて一体的に成形して成
    る補強高圧ホースにおいて、前記補強層を、内圧を負担
    する少なくとも一層以上の内圧負担補強層と、この内圧
    負担補強層の外側に、切断時の伸びが6%以下で、デニ
    ール当たりの引張り力が15gf/d以上である有機繊維を
    編組した引張り荷重を負担する引張り荷重負担補強層と
    で構成したことを特徴とする補強高圧ホース。
  2. 【請求項2】前記内圧負担補強層が、略静止角度に編組
    した有機繊維またはワイヤーにより構成した請求項1に
    記載の補強高圧ホース。
  3. 【請求項3】前記引張り荷重負担補強層が、有機繊維を
    材料として30°〜100°の編組角度で編組した補強
    層である請求項1または請求項2に記載の補強高圧ホー
    ス。
  4. 【請求項4】内面ゴム層と外面ゴム層との間に、少なく
    とも3層以上の補強層を介在させて一体的に成形して成
    る補強高圧ホースにおいて、前記補強層を、内圧を負担
    する少なくとも一層以上の内圧負担補強層と、この内圧
    負担補強層の外側に少なくとも一層以上の引張り荷重を
    負担する引張り荷重負担補強層と、この引張り荷重負担
    補強層の外側に外傷防止用の鋼線補強層とで構成したこ
    とを特徴とする補強高圧ホース。
  5. 【請求項5】前記内圧負担補強層が、有機繊維補強層ま
    たは鋼線補強層であり、引張り荷重負担補強層が、有機
    繊維補強層である請求項4に記載の補強高圧ホース。
  6. 【請求項6】前記引張り荷重負担補強層の有機繊維補強
    層の編組角度が、30°〜100 °で編組した補強層で
    ある請求項4または請求項5に記載の補強高圧ホース。
  7. 【請求項7】前記引張り荷重負担補強層の有機繊維は、
    切断時の伸びが6%以下で、デニール当たりの引張り力
    が15gf/d以上である請求項4ないし請求項6に記載の
    補強高圧ホース。
  8. 【請求項8】前記外傷防止用の鋼線補強層の編組角度
    が、内圧負担補強層の最も大きい編組角度と同角度また
    は小さい編組角度に設定した請求項4ないし請求項7に
    記載の補強高圧ホース。
  9. 【請求項9】 前記内圧負担補強層の編組角度を
    (α1 ),引張り荷重負担補強層の編組角度を
    (α2 ),外傷防止用の鋼線補強層の編組角度(α3
    とした場合、編組角度の配列を、(α2 )<(α3 )≦
    (α1 )に設定した請求項4ないし請求項8に記載の補
    強高圧ホース。
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