JPH09144971A - 高圧エアーホース接続具 - Google Patents

高圧エアーホース接続具

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JPH09144971A
JPH09144971A JP7344282A JP34428295A JPH09144971A JP H09144971 A JPH09144971 A JP H09144971A JP 7344282 A JP7344282 A JP 7344282A JP 34428295 A JP34428295 A JP 34428295A JP H09144971 A JPH09144971 A JP H09144971A
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JP
Japan
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valve
pressure air
tool
hose
connector
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JP7344282A
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Takeo Hasegawa
武夫 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】エアーコンプレッサーとエアー工具を接続する
エアーホースに対し、ホース継手として使用する高圧エ
アーホース接続具であって、接続具に高圧エアーを遮断
する弁機構および高圧エアーを遮断したとき工具側ホー
ス内の残留高圧エアーを接続具の外方へ排気する排気機
構を設けて、エアー工具の誤作動の防止、接続具切り離
し時の安全性の向上、再接続時のプラグ挿込み力の軽減
化を実現することを目的とする。 【解決手段】コンプレーサー側ホースに取付けられる接
続具又はこれと対をなすエアー工具側ホースに取付けら
れる接続具に適用する高圧エアーホース接続具であっ
て、接続具本体のエアー通路に固定された固定弁および
固定弁の上流側に配備された回動弁による弁機構と、該
弁機構がコンプレーサーからの高圧エアーを遮断したと
き、工具側ホース内残留高圧エアーを接続具本体の外方
へ排気する排気機構を設けて構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釘打ち機その他のエ
アー工具に好適する高圧エアーホース接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、高圧エアーホース接続具は、脱
着方式の一対の接続具からなり、一方の接続具をエアー
コンプレッサー側のホース先端に、また、対をなす他方
の接続具をエアー工具側のホース基端にそれぞれ取付け
てなり、係る接続具の脱着によりエアーコンプレッサー
からの高圧エアーを供給乃至遮断するように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の接続具は
単なるホース接続のみのため、この接続具の接続状態の
儘で高圧エアーを遮断することができない。従って、例
えば、エアー工具の作業を休止している際、誤ってエア
ー工具の作業弁に触れて工具が誤作動するという危険性
がある。
【0004】然も、ホース接続具を切り離す際、工具側
ホース内に貯留した高圧エアーが勢い噴出し特に長尺ホ
ースの場合は接続具を含むホースの端部が振れ動くとい
う危険性が有る。又、対をなす接続具を接続する際、コ
ンプレッサー側接続具内の弁軸にばね力及びエアーの高
圧力が加わっているため、プラグとソケットの挿込みに
強い力を必要とする等、幾多の問題点が有った。
【0004】このため、最近、当業界に於いて、ホース
を接続した状態に於いてこの接続具の個所でコンプレッ
サーからのエアーを遮断でき、しかも、コンプレッサー
からの高圧エアーを遮断した際、工具側ホース内に残留
した高圧エアーを接続状態の儘で接続具から排気し得る
高圧エアーホース接続具の出現が強く要望されている
が、現在、そのようなものは存在しない。
【0005】そこで、この発明は、接続具に対し、エア
ーコンプレッサーからエアー工具に連通するエアー通路
を開閉する弁機構およびエアー通路が閉路したとき接続
具とエアー工具との間のホース内に残留する高圧エアー
を接続具から外部に逃がす排気機構を設けることより、
上記の要望を満足し、安全性および接続具の着脱作業の
安全性、作業性を向上した新規な高圧エアーホース接続
具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、この発明の手段を説明すると、この発明は、コン
プレーサー側ホースに取付けられる接続具又はこれと対
をなすエアー工具側ホースに取付けられる接続具に適用
する高圧エアーホース接続具であって、接続具本体のエ
アー通路に固定された固定弁および固定弁の上流側に配
備された回動弁による弁機構と、該弁機構がコンプレー
サーからの高圧エアーを遮断したとき、工具側ホース内
の残留高圧エアーを接続具本体の外方へ排気する排気機
構とを設けて構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成のホース接続具は、弁機構を開路状態
に設定するときコンプレンサーとエアー工具間のエアー
通路が連通しており、従来同様にエアー工具の使用がな
される。今、ホース接続具に設けた弁機構を閉路すると
き、コンプレッサーからエアー工具に連通するエアー通
路はホース接続具の弁機構にて遮断される。弁機構がエ
アー通路を閉路したとき、ホース接続具に設けた排気機
構がエアー工具側ホースの弁孔一部と接続具本体に設け
た通気孔を連通し、工具側ホース内に残留した高圧エア
ーは接続具本体の外方へ排気する。
【0008】従って、エアー工具の作業を休止している
とき、誤ってエアー工具の操作弁に触れるも接続具と工
具間のホース内には高圧エアーが残留せず、以て、工具
は作動せず安全である。然も、ホース接続具を切り離す
際、工具側ホース内に高圧エアーが残留しておらず、以
て、従来の接続具切り離し時の高圧エアー噴出がない
等、構成簡単にして発明目的を達成した効果を奏する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる高圧エ
アーホース接続具の断面図、図2は図1中A−A線に沿
う断面図、図3は固定弁と回動弁との関係を示す説明
図、図4は回動弁の斜視図、図5は固定弁の斜視図をそ
れぞれ示す。
【0010】本発明のホース接続具1は、対をなす接続
具の何れか一方に構成するもので、図1はエアーコンプ
レッサー側ホースに適用した状況を示す。図1に於い
て、ホース接続具1は、一端にエアー源側ホース接続具
の受け具をなすプラグ2が設けられ、他端にエアー工具
側ホース接続具の受け具をなすソケット3を設けてあ
る。
【0011】この発明は、上記接続具1のエアー通路に
対し、コンプレッサーからの高圧エアーを遮断する弁機
構4および高圧エアーを遮断したとき、工具側ホース内
に残留した高圧エアーを接続具1の外部に逃がす排気機
構5を設けて構成したものである。
【0012】前記接続具1は、円筒状をなす本体10の
適所に周方向に一定長さを有す弁動軸のガイド孔11を
開設し且つその外周に操作リング12を嵌装し、該操作
リング12と後記する回動弁44とをガイド孔11を通
した取付軸13により取付けてなり、かかる接続具本体
10のエアー通路に弁機構4及び排気機構5を設けてあ
る。
【0013】弁機構4は、エアー通路の下流側に位置し
て接続具本体10の内孔にねじ込み固定された固定弁4
1と、該固定弁の上流側に前記ガイド孔11に対応して
嵌め込まれた回動弁44と、この回動弁44を固定弁4
1に弾圧するばね49とから構成してある。
【0014】前記、固定弁41は、図5に示す如く、回
動弁44と対向する面に円形弁座面42及び直径線上に
於いて軸中心から外れた対称位置に前記円形弁座面42
に開口した2つの弁孔43、43を穿設してある。
【0015】回動弁44は、図1乃至図4に示す如く、
一定軸長を有し且つ固定弁41と対向する面に略小判型
弾性材45を取付けて成り、該弾性材45を含む回動弁
44には、前記固定弁41弁孔43、43と連通する2
つの弁孔46、46を穿設してある。
【0016】更に、回動弁44には、固定弁41から離
れた外周端部に接続具本体10の内面に密着するシール
材47を取付けると共に、接続具本体10のガイド孔1
1と対応する周面に1周する凹溝48を形成し、この溝
底にリング取付軸13を軸止めしてある。
【0017】次いで排気機構5は、回動弁44の端部に
弾性材45の小判型に沿わせた切欠き部51を設けて成
り、弁機構4における固定弁41と回動弁44の弁孔4
3と46が位置ずれした閉路状態に於いて、前記切欠き
部51と凹溝48が固定弁41の弁孔43、43と接続
具本体のガイド孔11との間に位置して排気通路を形成
する。
【0018】弁機構造4に於いて、固定弁41と回動弁
44との間には、回動弁44の動作時、回動弁をばね4
9の弾力に抗して押し移動し、弾性材45を弁材面42
から離間させると共に、回動弁44を回動両端部に止め
る位置決め手段6を設けてある。
【0019】上記、位置決め手段6は、図4及び図5に
示す如く、固定弁41には2つの弁孔43、43を結ぶ
線と直交する線上の弁座面42の外周部に周方向の両側
をテーパ面とした凸部61を設け、一方、回動弁44に
は、2つの弁孔46、46を結ぶ線上及びこれと直交す
る線上の弁端部に固定弁41の凸部61が係合する凹部
62を設けて構成したもので、回動弁44が回動する
時、回動弁44は固定弁41の凸部61押され、ばね4
9を圧縮して移動し弾性材45を弁材面42から離間さ
せると共に、回動弁44の2つの弁孔46が固定弁41
の弁孔43に連通している時及び弁座面42に接合して
高圧エアーを遮断しているとき、固定弁41の凸部61
が回動弁44の凹部62に係合して高圧エアーを供給状
態または遮断状態に保持するものである。
【0020】尚、図面には示していないが、実施に際し
ては接続具1の外面と操作リング12に対し、弁機構4
の開路位置と閉路位置を示す目印を設け、切り変えの操
作性を考慮することは勿論である。
【0021】然して、この発明の高圧エアーホース接続
具は、コンプレッサーのエアー取出口、コンプレッサー
とエアー工具間のホース継手、エアー工具のホース接続
部等の個所に適用するもので、弁機構4を開路状態とす
るとき、固定弁41及び回動弁44の各弁孔43、46
が互いに合致連通し、コンプレッサーとエアー工具間の
エアー通路が連通し(図1)エアー工具の使用がなされ
る。
【0022】今、ホース接続具1に設けた弁機構4を閉
路状態とするとき、回動弁44の各弁孔46、46は固
定弁41の弁座面42に塞がれてコンプレッサーから高
圧エアーを接続具1の位置で遮断する。かかる高圧エア
ーの遮断時、図3に示す如く、回動弁44の小判型弾性
材45は固定弁41の弁孔43、43をそれぞれ1/2
宛て開口し、弁孔43、43は回動弁44の切欠き部5
1、凹溝48、ガイド孔11に連通して排気通路が形成
され、工具側ホース内に残留した高圧エアーを接続具の
外方へ排気するのである。
【0023】
【発明の効果】この発明は上記の如く、接続具のエアー
通路に対し、コンプレーサーからの高圧エアーを遮断す
る固定弁及び回動弁による弁機構と、この弁機構を閉路
して高圧エアーを遮断したとき、工具側ホース内の残留
高圧エアーを接続具の外部に逃がす排気機構を設けて構
成したから、本発明のホース接続具では、装備した弁機
構を閉路してエアー通路を遮断したときは排気機構によ
って工具側ホース内の高圧エアーが接続具の外方へ排気
される。従って、エアー工具の作業を休止していると
き、誤ってエアー工具の操作弁に触れるも工具側ホース
内に高圧エアーが残留しておらず、工具は作動せず安全
である。然も、ホース接続具を切り離す際、工具側ホー
ス内に高圧エアーが残留しておらず、従来のように接続
具切り離し時に高圧エアー噴出がなく安全性を向上する
等、構成簡単にして発明目的を達成した効果を奏する。
【0024】
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の一実施例にかかる高圧エアーホース
接続具の断面図である。図2は、図1中A−A線に沿う
断面図である。図3は、弁機構に於ける固定弁と回動弁
との関係を示す説明図である。図4は、回動弁の斜視図
である。図5は、固定弁の斜視図である。
【符号の説明】
1. 高圧エアーホース接続具 4. 弁機構 5. 排気機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレーサー側ホースに取付けられる接
    続具又はこれと対をなすエアー工具側ホースに取付けら
    れる接続具に適用する高圧エアーホース接続具であっ
    て、接続具本体のエアー通路に固定された固定弁および
    固定弁の上流側に配備された回動弁による弁機構と、該
    弁機構がコンプレーサーからの高圧エアーを遮断したと
    き、工具側ホース内の残留高圧エアーを接続具本対の外
    方へ排気する排気機構とを設けて成るを特徴とする高圧
    エアーホース接続具。
  2. 【請求項2】固定弁及び回動弁には、各々弁軸中心から
    外れた対称位置に互いに合致または位置ずれする2つの
    弁孔を設けて構成されている請求項1記載の高圧エアー
    ホース接続具。
  3. 【請求項3】排気機構が、回動弁の外周部に設けられた
    切欠き部及びこの切欠き部に連通して接続具本体に穿設
    された通気孔により構成され、回動弁の弁孔がエアー遮
    断位置にあるとき、固定弁の弁孔一部と切欠き部と通気
    孔が連通するように構成されている請求項1記載の高圧
    エアーホース接続具。
  4. 【請求項4】固定弁には、弁座外周部に回動弁を押し移
    動する凸部、回動弁には弁孔の連通位置および遮断位置
    に対応して前記凸部が係合する凹部を設けて構成されて
    いる各請求項記載の高圧エアーホース接続具。
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