JPH091446A - 製造ラインにおけるトラッキング方法 - Google Patents

製造ラインにおけるトラッキング方法

Info

Publication number
JPH091446A
JPH091446A JP15204295A JP15204295A JPH091446A JP H091446 A JPH091446 A JP H091446A JP 15204295 A JP15204295 A JP 15204295A JP 15204295 A JP15204295 A JP 15204295A JP H091446 A JPH091446 A JP H091446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
block
information
order
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15204295A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Mori
直宏 森
Shinichi Nakano
信一 中野
Teruya Hirata
照也 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP15204295A priority Critical patent/JPH091446A/ja
Publication of JPH091446A publication Critical patent/JPH091446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ方式によるトラッキング方法におい
て、センサの数を可及的に少なくして、システムの小型
化を図ること。 【構成】 多数のステーションが直列状に配置され、ワ
ークがこれらステーション間を移動すると共に、該ステ
ーションにおいて前記ワークに対する作業が行われるよ
うにした製造ラインにおいて、前記ラインを連続した複
数のステーションから成るブロックに区分し、各ブロッ
クの入口にワークの到着を検知する検知手段を設け、前
記ラインに投入するワークの情報を情報処理装置に記憶
させ、前記ライン上のワークが前記ブロックに到達した
ことを前記検知手段で検知することにより、前記情報処
理装置に記憶したワークの情報を呼び出して、当該情報
を当該ブロックに設置した表示手段に表示するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕様、形式が相違する
エンジン等を共通の製造ラインにおいて製造する場合の
トラッキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンの製造ラインにおいて
は、異なる形式、仕様のエンジンを、共通の製造ライン
において加工、組付けを行う、所謂、混載生産形態が採
られている。この種の混載生産形態に関する従来の技術
は、予め定められた生産計画に沿って作成された作業指
示書に基づいて、各種の仕様、形式の異なるエンジンを
ラインに投入し、且つ、当該ライン途中の各作業ステー
ション(工程)では、前もって配付された前記作業指示
書に基づいて、機械加工や部品の組付け等を行うという
ものであった。
【0003】この従来のものでは、各部品組付けステー
ションにおいて、予め用意された多数の部品の中から、
前記作業指示書に記載された部品をピックアップし、そ
して、ライン上を搬送されてきたエンジンが作業指示書
に記載されたものと一致するものであることを確認した
上で、当該部品を組付ける必要があった。この確認作業
は、例えば、予め作業指示書によって定められたライン
への投入順序が、緊急の受注等によって変更が生じ、作
業指示書による投入順序と実際の投入順序とが対応しな
くなることが生じる場合があり、また、このような投入
順序の変更が生じない場合でも、作業ステーションにお
いて不良が発見された場合、当該不良エンジンをライン
外に抜き出したり、また、修理後、再度ラインへ割り込
ませたりした場合、ライン上のエンジンの順序が作業指
示書と異なるものになるため、必要となる。
【0004】このような投入順序の変更、抜き取り、割
り込み等による順序の変更は、直ちに各ステーションに
連絡されるが、これが徹底していないと、仕様違いや形
式違いのエンジン、即ち、不良品が生産されることにな
るので、前記確認作業が必ず必要となる。このため、従
来では、ライン上を搬送されてきたエンジンに示された
固有の連番を見て、その形式を確認した上で、これを作
業指示書と対比し、両者の一致をみて組付け、加工を行
っていた。特に、順序を入れ替えたと言う連絡があった
時に、確認することが多かった。
【0005】従って、作業者には仕様、形式の相違等の
判断力が要求され、熟練者でないと正確な作業ができな
いという問題があった。一方、前記の方法に代わるもの
として、コンピュータによる集中管理システムがある。
このシステムは、一般にトラッキング方式と呼ばれ、エ
ンジンの仕様、形式等の情報をコンピュータに記憶させ
るとともに、ライン上を搬送されるエンジンの移動をト
ラッキングして、各ステーションに設けられたディスプ
レイ上に作業指示を出力するものであった。
【0006】この従来のトラッキング方法では、各ステ
ーションにセンサを設けて、エンジンの移動を検知して
いたため、大掛かりなラインになるとステーション数が
数百個もあり、センサの数が膨大なものになり、コンピ
ュータシステムのハード及びソフトが大掛かりなものに
なると言う問題があった。また、ラインの拡張、変更等
が生じた場合、コンピュータシステムの変更も大掛かり
になると言う問題があった。
【0007】更に、従来のコンピュータシステムでは、
ワークがライン上を正常に順送りされているという予測
のもとに、コンピュータの記憶情報も順送りするよう構
成されていたので、ライン途中でワークを抜き取った
り、割り込ませたりしたときは、ワークの流れる順序が
狂うため、その都度、記憶情報を修正する必要がある。
従って、このようなライン上のワークの順序変更に、迅
速且つ適格に対応するシステムの構築は、大変困難であ
ると言う問題があった。
【0008】そこで、これらの問題を解消するものとし
てバーコード方式によるトラッキング方法が提案されて
いる。この方式は、各ワークにバーコード情報を取り付
け、必要とするステーションに、バーコード読取装置を
設け、当該ワークが当該ステーションに到着したとき、
バーコード読取装置により、当該ワークに取付られたバ
ーコード情報を読み取ることにより、作業指示情報を得
ようとするものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記バーコー
ド方式を、エンジン製造ラインに使用することは困難で
あった。即ち、エンジン製造ラインでは、部品の組付け
だけではなく、機械加工等も行われるため、切削油をか
けたりすると、バーコードが汚染され、読取不能になっ
たりするので、使用することが困難であった。
【0010】そこで、本発明は、センサ方式によるトラ
ッキング方法を採用するが、しかし、センサの数を可及
的に少なくして、システムの小型化を図った製造ライン
におけるトラッキング方法を提供することを目的とす
る。また、システムの拡張、変更を容易としたトラッキ
ング方法を提供することを目的とする。
【0011】さらに、ライン上を流れるワークの順序に
変更が生じた場合、簡単に対応できるようにしたトラッ
キング方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴
とするところは、多数のステーションが直列状に配置さ
れ、ワークがこれらステーション間を移動すると共に、
該ステーションにおいて前記ワークに対する作業が行わ
れるようにした製造ラインにおいて、前記ラインを連続
した複数のステーションから成るブロックに区分し、各
ブロックの入口にワークの到着を検知する検知手段を設
け、前記ラインに投入するワークの情報を情報処理装置
に記憶させ、前記ライン上のワークが前記ブロックに到
達したことを前記検知手段で検知することにより、前記
情報処理装置に記憶したワークの情報を呼び出して、当
該情報を当該ブロックに設置した表示手段に表示するよ
うにした点にある。
【0013】そして、前記ブロックは、少なくとも、ワ
ークの抜き取り、割り込みが行われるステーション、又
は、作業内容が変更されるステーションにおいて区分さ
れていると共に、前記以外のステーションにおいても予
備ブロックとして区分されている。さらに、前記ワーク
の情報は、順序情報と作業情報とから構成され、前記順
序情報は、前記製造ラインに流すワークの種別とその順
序とから構成され、前記作業情報は、前記ワークの種別
と各ブロックにおいて行われる作業内容とから構成さ
れ、前記情報の呼び出し表示に際しては、前記ワークが
前記検知手段により検知されることにより求められるワ
ークの順序を基に、前記順序情報から当該ブロックに到
達したワークの種別を求め、該種別を基に前記作業情報
から当該ブロックにおける作業内容を求め、該種別及び
作業内容を当該ブロックに設置した表示手段に表示する
ようにしている。
【0014】
【作用】本発明によれば、各ステーションに検知手段
(トラッキング用センサ)を設けるのではなく、複数の
ステーションを単位とするブロックに検知手段を設けて
いるので、各ステーションに検知手段を設ける従来のシ
ステムに比べて、検知手段の数が少なくなり、システム
の小型化が図れる。
【0015】また、予備ブロックを設けておくことによ
り、システムの拡張を行う場合、当該予備ブロックを使
用することができるので、その拡張・変更が容易にな
る。さらに、情報処理として、ワーク情報を順序情報と
作業情報とを個別に階層処理しているので、ライン上の
ワークに順序変更が生じても、順序情報のみを修正すれ
ばよいので、ワークの投入順序の変更、抜き取り、割り
込みに対し、その修正処理が容易になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1に示すものは、エンジンの製造ライン1 であ
り、該製造ライン1 は、鋳物素材のエンジンブロック
(ワーク)2 をライン1 に投入すると、自動機により機
械加工し、カム軸、クランク軸、ピストン等の部品を組
付け、そして、試運転を行い排ガス測定までの一連の作
業を行い、完成品として取り出すものである。
【0017】前記製造ライン1 は、多数のステーション
3 が直列状に配置されて成る。このライン1 は、間欠移
動または連続移動するベルトコンベヤやトローリコンベ
ヤ等からなる。なお、ステーション3 とは、該ライン1
上を移動するワーク2 に対して作業を行う工程としてイ
メージされるものをいう。前記製造ライン1 は、連続し
た複数のステーション3 から成るブロック4 に区分され
ている。このブロック4 は、少なくとも、ワーク2 の抜
き取り、割り込みが行われるステーション3 、又は、作
業内容が変更されるステーション3 において区分されて
いる。
【0018】更に、前記以外のステーション3 において
も区分され、この意味のない位置において区分されたブ
ロック4 を、以下、「予備ブロック4a」と呼ぶ。この予
備ブロック4aは、ライン構成を変更したり、拡張したり
する際、有効に機能する。即ち、例えば、今まで一工程
で行っていた作業を二工程に分けて行うようにライン構
成を変更した場合、予備ブロック4aを設けておくことに
より、システムの変更が容易になる。即ち、各端末側で
のプログラムの変更のみで対応できる。
【0019】前記ブロック4 の入口部分に、ワーク2 の
到着を検知する検知手段5 が設けられている。この検知
手段5 は、光電センサ、近接センサ、リミットスイッチ
等の各種のものを採用することができる。この検知手段
5 は、当該ブロック4 にワーク2 が到着したことを検知
するものであると共に、隣接する上流側のブロック4の
出口センサとしても機能する。勿論、入口、出口センサ
として、個別の検知手段を設けてもよい。
【0020】前記製造ライン1 には、ライン1 上を移動
するワーク2 をトラッキングするための情報処理装置6
が設けられている。前記情報処理装置6 は、システムを
制御するプログラムコントローラ7 と、ワーク2 の順序
情報を記憶する記憶装置8aと、ワーク2 の作業情報を管
理するサーバ8bと、前記検知手段5 に接続されて、各ブ
ロック4 に到着するワーク2 の数を積算するトラッキン
グ用プログラムコントローラ9 と、各ブロック4 に配置
された端末機10とから構成され、各構成要素7,8a,8b,9,
10は、通信回線11で接続されている。前記サーバ8bは、
データ管理するパソコンから構成されている。
【0021】前記端末機10は、パソコン12と表示装置13
とから構成され、該端末機10には作業完了スイッチ14が
接続されている。前記順序情報は、図2に示すように、
前記製造ライン1 に流すワーク2 の種別とその順序とか
ら構成されている。即ち、第1番目に投入するエンジン
2 の形式がAであり、第2番目に投入するものはBであ
る場合、図2に示すような順序とその形式との情報がテ
ーブル形式で記憶装置8aに記憶されている。
【0022】前記作業情報は、図3に示すように、前記
ワーク2 の種別(形式)と各ブロック4 において行われ
る作業内容とから構成されている。即ち、図3に示すよ
うに、形式Aのエンジン2 は、第1ブロック4 において
加工を行い、その加工の内容はコード化された記号(例
えば、123)で記憶されている。また、第2ブロック
4 では部品の組付けを行い、その組付けるべき部品がコ
ード化された記号(例えば、304)で記憶されてい
る。このような作業情報がワーク2 の種別毎にテーブル
形式でサーバ8bに記憶されている。
【0023】前記構成の製造ライン1 において、本発明
のトラッキング方法は次の如く行われる。先ず、前記ラ
イン1 に投入するワーク2 の順序を情報処理装置6 の記
憶装置8aに記憶させる。各ワーク2 の各ブロックにおけ
る作業内容はサーバ8bにマスターデータとして管理され
ている。
【0024】そして、順序情報に従って、実際のワーク
2 をライン1 に投入する。投入されたワーク2 は順次、
ステーション3 を移動していく。そして、前記ライン1
上のワーク2 が所定のブロック4 に到達すると、前記検
知手段5 によりその到着が検知される。そして、前記検
知手段5 で検知することにより、トラッキング用プログ
ラムコントローラ9 においてその数が積算され、該積算
数がそのワーク2 の順序とされる。そして、当該ブロッ
ク4 に設置した端末機10からのサーチにより、この順序
を基に前記記憶装置8aに記憶したワーク2 を呼び出し
て、該呼び出されたワーク2 の作業情報をサーバ8bによ
り検索して、当該情報を当該ブロック4 に設置した表示
装置13に表示する。
【0025】前記情報の呼び出し表示に際しては、前記
ワーク2 が前記検知手段5 により検知されることにより
求められるワークの順序を基に、前記順序情報から当該
ブロック4 に到達したワーク2 の種別を求める。そし
て、求めた該種別を基に前記作業情報から当該ブロック
4 における作業内容を求める。そして、求めた該種別及
び作業内容を当該ブロック4 に設置した表示装置13に表
示する。
【0026】図4に示すものは、部品組付け工程の或る
ブロック4 におけるワーク2 の流れと、当該ブロック4
に設置された端末機10の表示装置13に表示される画面を
例示したものである。なお、ワーク2 は矢印方向に移動
する。即ち、同図の左側に示すものは、複数のステーシ
ョン3 からなるブロック4 であり、該ステーション3 中
の数字は、ワーク2 の順序を示している。当該ブロック
4 の入口側に設けられた検知手段5 により、当該ブロッ
ク4 に到着したワーク2 が検知され、その積算値がワー
ク2 の順序を示している。そして、当該ブロック4 の出
口側の検知手段5 (即ち、隣接する下流側のブロックの
入口側の検知手段5 )がワーク2 を検知することによ
り、当該ブロック4 内からワーク2 が出ていったことが
検知される。
【0027】同図の右側に示すものは、表示装置13の画
面であり、当該ブロック4 に存在するワーク2 の順序と
種別(形式)と作業内容(部品組付け情報)とが表示さ
れている。そして、同図の(a)〜(e)は経時的変化
を示している。前記ブロック4 は8つのステーション3
からなり、図4の(a)によれば、各ステーション3 に
は、ワークが「1、2、空、3、空、空、空、4」のよ
うに存在する。しかし、情報処理装置6 内では、ブロッ
ク4 内の情報は、「1、2、3、4、空、空、空、空」
のように前詰めにされて記憶され、どのステーション3
にどの様なワーク2 が存在するかまでは識別できない。
【0028】そこで、作業完了スイッチ14を操作するこ
とにより、表示装置13の画面の一部を強調表示(ハイラ
イト、変色、反転等)し、作業完了のものと、作業中の
ものと、未作業のものとを区別するようにしている。即
ち、赤色表示は作業が完了したもの、反転表示は現在作
業中のもの、白色表示は未作業のものを意味している。
尚、前詰めにすることで画面の制限域まで最大数の部品
情報を画面表示することができる。
【0029】このように強調表示することにより、作業
者は、現在作業中のワーク2 、未作業のワーク2 は何で
あるかを知ることができるので、各ステーション3 に存
在するワーク2 は何かを知る必要がなくなり、ブロック
管理することの不都合は生じなくなる。尚、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。例えば、表示装
置13に表示されるワーク2 の数は、当該ブロック4 内に
存在するものに限らない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、各ステーションに検知
手段(トラッキング用センサ)を設けるのではなく、複
数のステーションを単位とするブロックに検知手段を設
けているので、各ステーションに検知手段を設ける従来
のシステムに比べて、検知手段の数が少なくなり、シス
テムの小型化が図れる。
【0031】また、予備ブロックを設けておくことによ
り、システムの拡張を行う場合、当該予備ブロックを使
用することができるので、その拡張・変更が容易にな
る。さらに、情報処理として、ワーク情報を順序情報と
作業情報とを個別に階層処理しているので、ライン上の
ワークに順序変更が生じても、順序情報のみを修正すれ
ばよいので、ワークの投入順序の変更、抜き取り、割り
込みに対し、その修正処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明方法を使用するための製造ライ
ンの構成図である。
【図2】図2は、情報処理装置に記憶されているワーク
の順序情報を示す説明図である。
【図3】図3は、情報処理装置に記憶されているワーク
の作業情報を示す説明図である。
【図4】図4は、あるブロックにおけるワークの流れ
と、表示装置の画面表示との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 製造ライン 2 ワーク 3 ステーション 4 ブロック 4a 予備ブロック 5 検知手段 6 情報処理装置 13 表示装置 14 作業完了スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のステーションが直列状に配置さ
    れ、ワークがこれらステーション間を移動すると共に、
    該ステーションにおいて前記ワークに対する作業が行わ
    れるようにした製造ラインにおいて、 前記ラインを連続した複数のステーションから成るブロ
    ックに区分し、 各ブロックの入口にワークの到着を検知する検知手段を
    設け、 前記ラインに投入するワークの情報を情報処理装置に記
    憶させ、 前記ライン上のワークが前記ブロックに到達したことを
    前記検知手段で検知することにより、前記情報処理装置
    に記憶したワークの情報を呼び出して、当該情報を当該
    ブロックに設置した表示手段に表示するようにしたこと
    を特徴とする製造ラインにおけるトラッキング方法。
  2. 【請求項2】 前記ブロックは、少なくとも、ワークの
    抜き取り、割り込みが行われるステーション、又は、作
    業内容が変更されるステーションにおいて区分されてい
    る共に、前記以外のステーションにおいても予備ブロッ
    クとして区分されていることを特徴とする請求項1記載
    の製造ラインにおけるトラッキング方法。
  3. 【請求項3】 前記ワークの情報は、順序情報と作業情
    報とから構成され、 前記順序情報は、前記製造ラインに流すワークの種別と
    その順序とから構成され、 前記作業情報は、前記ワークの種別と各ブロックにおい
    て行われる作業内容とから構成され、 前記情報の呼び出し表示に際しては、前記ワークが前記
    検知手段により検知されることにより求められるワーク
    の順序を基に、前記順序情報から当該ブロックに到達し
    たワークの種別を求め、 該種別を基に前記作業情報から当該ブロックにおける作
    業内容を求め、 該種別及び作業内容を当該ブロックに設置した表示手段
    に表示するようにしたことを特徴とする請求項1または
    2記載の製造ラインにおけるトラッキング方法。
JP15204295A 1995-06-19 1995-06-19 製造ラインにおけるトラッキング方法 Pending JPH091446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15204295A JPH091446A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 製造ラインにおけるトラッキング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15204295A JPH091446A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 製造ラインにおけるトラッキング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH091446A true JPH091446A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15531795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15204295A Pending JPH091446A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 製造ラインにおけるトラッキング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH091446A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067031A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Matsushita Electric Works Ltd 加工、組立ラインにおけるデータトラッキングシステムおよびデータトラッキング方法
JP2006252433A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Toyota Motor Corp 生産管理装置、生産管理方法及び生産管理プログラム
JP2009110285A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Toyota Motor Corp ワーク管理方法およびワーク管理システム
JP2013149183A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Kmew Co Ltd ワークの処理方法及び処理装置
WO2023204090A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 株式会社アマダ 所在管理装置、所在管理システム及び所在管理方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067031A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Matsushita Electric Works Ltd 加工、組立ラインにおけるデータトラッキングシステムおよびデータトラッキング方法
JP2006252433A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Toyota Motor Corp 生産管理装置、生産管理方法及び生産管理プログラム
JP4655702B2 (ja) * 2005-03-14 2011-03-23 トヨタ自動車株式会社 生産管理装置、生産管理方法及び生産管理プログラム
JP2009110285A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Toyota Motor Corp ワーク管理方法およびワーク管理システム
JP2013149183A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Kmew Co Ltd ワークの処理方法及び処理装置
WO2023204090A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 株式会社アマダ 所在管理装置、所在管理システム及び所在管理方法
JP2023160624A (ja) * 2022-04-22 2023-11-02 株式会社アマダ 所在管理装置、所在管理システム及び所在管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2753142B2 (ja) 半導体装置の生産システムにおける生産管理方法、生産管理装置および製造装置
US6224385B1 (en) Job aiding apparatus
CN108537301A (zh) 一种铝合金压铸产品全工序精准追溯方法
JPH07271424A (ja) 生産設備制御装置
JP2782777B2 (ja) Fmsラインの制御装置
CN109240238B (zh) 基于agv的多工位自动抽检和返产的方法
Bessant et al. Flexibility in manufacturing systems
GB2146795A (en) Monitoring the operation of processing plant
JPH091446A (ja) 製造ラインにおけるトラッキング方法
EP1909155A1 (en) Article management system
JP2004306073A (ja) レーザ加工装置、及びレーザ加工方法
JPH0911090A (ja) 製造ラインにおける作業管理方法
JPH09235610A (ja) 製鋼プロセスの操業スケジュール作成システム
JPH10507289A (ja) 放電加工機を制御する方法及び装置
JPH08126942A (ja) 生産ラインの稼働管理方法及びその装置
JP2005346614A (ja) トレーサビリティシステム
JP2002268722A (ja) 生産管理システム
JP3386889B2 (ja) 稼動管理装置
JP6079996B2 (ja) 検査対象ワーク搬出装置
JPH11291144A (ja) 検査ロット管理システム
JPH1170444A (ja) 製造工程の管理方法
JPH08215991A (ja) 製造ラインにおけるトラッキング方法
JP2000190174A (ja) Nc工作機械の自動段取り換え方法と自動段取り換え支援装置
JPH02109665A (ja) 自律分散生産方法およびその装置
JPH1083213A (ja) 加工データの作成方法