JPH09144535A - 排気集合部の構造 - Google Patents
排気集合部の構造Info
- Publication number
- JPH09144535A JPH09144535A JP30099295A JP30099295A JPH09144535A JP H09144535 A JPH09144535 A JP H09144535A JP 30099295 A JP30099295 A JP 30099295A JP 30099295 A JP30099295 A JP 30099295A JP H09144535 A JPH09144535 A JP H09144535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- exhaust
- pipes
- exhaust pipe
- collecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
ら排出された排気ガスの集合部内に於ける排気干渉を低
減させて放射音の低減をはかる。 【解決手段】一端が排気マニホールドに接続された2本
のパイプ1を所定角度で屈折させて互いに他端部1aで
当接させた上流側排気管Aと、内側素管5の一方の端部
に外側素管6を嵌装すると共に拡管して両素管5,6を
密着させ且つ該密着部を前記上流側排気管Aに於ける2
本のパイプ1の端部1bの形状に対応させて成形した下
流側排気管Bとを有し、下流側排気管Bの成形部に上流
側排気管Aの2本のパイプの当接端部を嵌合して溶接す
る。
Description
に接続された2本のパイプを通して排出される排気ガス
を1本のパイプに集合させる排気集合部の構造に関する
ものである。
イプを1本のパイプに集合させる集合部は、図4に示す
ように構成されるのが一般である。即ち、一方の端部が
図示しない排気マニホールドのフランジに固定された2
本のパイプ51が所定の間隔を持って略平行に配置されて
いる。パイプ51の他方の端部は三叉状に成形された集合
パイプ52に夫々独立して嵌合されて溶接されている。こ
の集合パイプ52の下流側の端部にはパイプ53が接続され
ている。また集合パイプ52は、図5に示すように、上下
に配置された一対の成形体52a,52bを溶接して構成さ
れている。特に、集合パイプ52の上流側の端部は、独立
した2本のパイプ51に接続して気密性を保持するために
パイプ51の周囲に沿った眼鏡状に成形されている。
の形状が複雑であり且つ溶接線の軌跡が複雑となるた
め、コストを低減させるのに限度が生じるという問題が
ある。このため、本件出願人は2本のパイプ51を並列さ
せて端部どうしを夫々側面で溶接し、素管の端部を前記
パイプ51の接続形状に成形して該成形部に2本のパイプ
51を嵌合させて溶接することで、排気集合部を構成する
技術を開発して特許出願している(特開平5−1534
号)。
一端が排気マニホールドに接続された2本のパイプ51は
互いに平行に配置されており、他端が平行状態を維持し
て集合パイプ52に接続される。このため、夫々のパイプ
51を通って排出された排気ガスは集合パイプ52内で干渉
して乱流や渦流が発生し、これに伴って放射音が生じる
という問題がある。
れた排気ガスの集合パイプ内に於ける排気干渉を低減さ
せて放射音の低減をはかることが出来る排気集合部の構
造を提供することにある。
に本発明に係る排気集合部の構造は、一端が排気マニホ
ールドに接続された2本のパイプを所定角度で屈折させ
て互いに他端部で当接させた上流側排気管と、内側素管
の一方の端部に外側素管を嵌装すると共に拡管して両素
管を密着させ且つ該密着部を前記上流側排気管の端部の
形状に対応させて成形した下流側排気管とを有し、下流
側排気管の成形部に上流側排気管に於ける2本のパイプ
の当接端部を嵌合して溶接したことを特徴とするもので
ある。
を構成する2本のパイプが所定角度で屈折しており、こ
の結果、端部で互いに交差するように当接する。また下
流側排気管は、内側素管の端部に外側素管を嵌装して拡
管することで両素管を密着させ、この端部を上流側排気
管に於ける2本のパイプの当接端部の形状に対応させて
成形して構成される。
排気管を構成する2本のパイプの当接端部を嵌合して溶
接することで、2本のパイプから排出された排気ガスが
円滑に集合し得る排気集合部を構成することが出来る。
いて図を用いて説明する。図1は排気集合部の構成を説
明する断面図、図2は上流側排気管と下流側排気管の関
係を説明する斜視図、図3は下流側排気管の製作工程を
説明する図である。
排気管Aを構成する一端が図示しない排気マニホールド
に接続された2本のパイプ1を介して流通する排気ガス
を円滑に集合させることで排気ガスの乱流や渦流の発生
を可及的に軽減させて騒音の発生を軽減させると共に、
下流側排気管Bに構成された排気ガスの集合部位を2本
の管を密着させて構成することで放射音を低減させるよ
うに構成したものである。
は、平行に配置された2本のパイプ1によって構成され
ている。各パイプ1の一方の端部は夫々図示しない排気
マニホールドのフランジに溶接されている。
側は、点1aを中心として所定の角度で且つ端部1bが
互いに接近する方向に屈折しており、当接した端部1b
の側面が溶接されて屈折角度を維持すると共に形状が拘
束されている。夫々のパイプ1の屈折角度は、該パイプ
1を流通した排気ガスが無理なく集合することが可能
で、合流部位に乱流や渦流が発生することのない値に設
定されている。
されて各パイプ1を流通した排気ガスを集合させて図示
しない消音器やコンバーターに排出するものである。こ
の下流側排気管Bは、端部に形成された嵌合部2と、こ
の嵌合部2に連続して形成された集合部3と、集合部3
に連続して形成された排出部4を有して構成されてい
る。
のパイプ1の端部1bを嵌合させるものであり、2本の
パイプ1の互いに溶接された端部1bの周囲に沿った形
状を有している。
排気ガスを円滑に集合させて排出部4に排出させる機能
を有する。このため、集合部2は各パイプ1の管壁に沿
った壁面を有し、平面形状が略三角形に形成されてい
る。即ち、集合部3の幅方向の側壁(図1の左右方向の
側壁)は、各パイプ1の屈折角度と略等しい角度を有し
ており、上下方向の側壁は略平行に形成されている。
れ、該集合部3で集合した排気ガスを消音器やコンバー
ターに排出させるものである。
管6からなり、嵌合部2及び集合部3は内側素管5と外
側素管6を密着させた二重管構造として形成されてお
り、排出部4は内側素管5による一重管構造として形成
されている。
図3により説明する。同図(a)に示すように、目的の
下流側排気管Bのサイズに応じて予め設定された径と長
さを有する内側素管5及び外側素管6を用意し、外側素
管6に内側素管5の一方の端部側を挿入して両素管5,
6の管端を一致させる。
管5と外側素管6による二重管部分を所定の長さ範囲に
わたってテーパ状に径を拡大させる所謂拡管し、内側素
管5と外側素管6を密着させる。内側素管5の外側素管
6との密着部分から連続する一重管部分は径を縮小させ
る所謂縮管し、この縮管部分によって排出部4を形成す
る。
内側素管5と外側素管6を密着させた密着二重管部分を
プレス成形し、上流側排気管Aの2本のパイプ1が接続
された端部1bに沿った形状に成形して嵌合部2と集合
部3を形成する。
の嵌合部2に上流側排気管Aのパイプ1の端部1bを嵌
合させ、その後、両排気管A,Bの接合部位を溶接する
ことで、排気集合部を構成することが可能である。
Aを構成する2本のパイプ1を流通した排気ガスは、該
パイプ1に設定された点1aを通過した後、パイプ1の
屈折角度に従って接近し、端部1bから下流側排気管B
の集合部3に流通して集合する。このとき、パイプ1の
端部1bが互いに側面で当接しているため、集合部3に
流通する排気ガスに発生する乱流や渦流を可及的に軽減
させることが可能となり、騒音の発生を軽減させること
が可能となる。
集合させる集合部3が、内側素管5と外側素管6が密着
した二重管として構成されるため剛性が増加し、この集
合部3から発生する放射音を低減させることが可能であ
る。
排気集合部の構造では、排気マニホールドに接続された
2本のパイプを所定の角度で屈折させて端部を互いに接
合したので、これらのパイプの間に乱流や渦流を発生さ
せる間隙がない。このため、各パイプを流通した排気ガ
スは集合部に流通すると同時に合流し、乱流や渦流の発
生を可及的に軽減させて騒音の発生を軽減させることが
出来る。
せた二重管構造としたので、該集合部に於ける排気ガス
の干渉により発生する放射音を低減することが出来る。
斜視図である。
ある。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が排気マニホールドに接続された2
本のパイプを所定角度で屈折させて互いに他端部で当接
させた上流側排気管と、内側素管の一方の端部に外側素
管を嵌装すると共に拡管して両素管を密着させ且つ該密
着部を前記上流側排気管の端部の形状に対応させて成形
した下流側排気管とを有し、下流側排気管の成形部に上
流側排気管に於ける2本のパイプの当接端部を嵌合して
溶接したことを特徴とする排気集合部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30099295A JP3457782B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 排気集合部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30099295A JP3457782B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 排気集合部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09144535A true JPH09144535A (ja) | 1997-06-03 |
JP3457782B2 JP3457782B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=17891531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30099295A Expired - Fee Related JP3457782B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 排気集合部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3457782B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040000081A (ko) * | 2002-06-24 | 2004-01-03 | 현대자동차주식회사 | 엔진 성능 향상을 위한 배기매니폴드 구조 |
JP2013032753A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの吸排気装置 |
JP2013079609A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
CN103993946A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-08-20 | 江门气派摩托车有限公司 | 一种摩托车双排气管采集连接硅胶管结构 |
US9617902B2 (en) | 2014-10-29 | 2017-04-11 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust device for combustion engine |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4397779B2 (ja) * | 2004-10-06 | 2010-01-13 | 本田技研工業株式会社 | 排気マニホールド |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30099295A patent/JP3457782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040000081A (ko) * | 2002-06-24 | 2004-01-03 | 현대자동차주식회사 | 엔진 성능 향상을 위한 배기매니폴드 구조 |
JP2013032753A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの吸排気装置 |
JP2013079609A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
CN103993946A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-08-20 | 江门气派摩托车有限公司 | 一种摩托车双排气管采集连接硅胶管结构 |
US9617902B2 (en) | 2014-10-29 | 2017-04-11 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust device for combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3457782B2 (ja) | 2003-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0070412B1 (en) | Muffler | |
EP2384401B1 (en) | Broadband silencer | |
US4759423A (en) | Tube and chamber construction for an exhaust muffler | |
WO2019076094A1 (zh) | 一种应用于汽车进气管道的降噪装置、汽车进气管道、汽车及降噪方法 | |
US3913703A (en) | Single inner assembly wave interference silencer | |
JPH0568607B2 (ja) | ||
JPH08260955A (ja) | 多気筒内燃機関の扇形エキゾーストマニホールド | |
JPH09144535A (ja) | 排気集合部の構造 | |
JPH07101002B2 (ja) | 共鳴型消音器 | |
JP4027701B2 (ja) | ディーゼルパーティキュレートフィルタ装置 | |
JPH06241854A (ja) | 渦流量計 | |
JP6841849B2 (ja) | 排気管 | |
JPS6032920A (ja) | 内燃機関の排気装置 | |
ITTO20040041U1 (it) | Silenziatore per gruppi di scarico di veicoli a motore termico | |
JP4608109B2 (ja) | エンジンの排気系 | |
JPH0144732Y2 (ja) | ||
JP3204045B2 (ja) | 消音装置 | |
JP2002295251A (ja) | 排気マニホールド用ブランチ管およびその製造方法 | |
JPH0413378Y2 (ja) | ||
CN109341052A (zh) | 空调用消声器和空调器 | |
JP2001132567A (ja) | 吸気装置 | |
JPH03281913A (ja) | 排気管の接続構造 | |
JPH0355778Y2 (ja) | ||
CN208901609U (zh) | 空调用消声器和空调器 | |
JP2533715B2 (ja) | 消音器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |