JPH09144424A - ウインドレギュレータの駆動装置 - Google Patents

ウインドレギュレータの駆動装置

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JPH09144424A
JPH09144424A JP32950095A JP32950095A JPH09144424A JP H09144424 A JPH09144424 A JP H09144424A JP 32950095 A JP32950095 A JP 32950095A JP 32950095 A JP32950095 A JP 32950095A JP H09144424 A JPH09144424 A JP H09144424A
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conduit
outer end
spring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導管を保持する部材の成形精度は従来とほぼ
同じで足り、金型の構造が簡単で、しかもケーブル同士
の接触を充分に回避することができるウインドレギュレ
ータなどの駆動装置を提供すること。 【解決手段】 2本のケーブル1、2を交互に巻き取り
駆動するドラム3と、そのドラムを収容するドラムケー
ス4と、ドラムから接線方向に出てくる一対のケーブル
を交差状に配索するべく、各導管20、21の端部を保
持する一対の導管保持部22、23とを備えており、各
導管保持部22、23が、導管の端部に固着されるアウ
ターエンド26、27と、モータジョイント5に設けた
取付部24、25と、アウターエンドを外向きに付勢す
る圧縮コイルバネ28とからなり、少なくとも一方のア
ウターエンド27が、自軸回りに回転しないようにU字
状の溝からなる取付部25に保持され、かつそのアウタ
ーエンド27の中心が他方のアウターエンド26の中心
に対してドラムの軸心方向にオフセットしているウイン
ドレギュレータの駆動装置A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウインドレギュレー
タの駆動装置に関する。さらに詳しくは、ドラムから交
差しながら出てくるケーブル同士の干渉がなく、かつド
ラムを薄く構成しうる、ウインドレギュレータの駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドア用のウインドレギュレータ
は、たとえば図9に示すように、上下方向に配置したガ
イドレール101およびそのガイドレールに沿って上下
に摺動するキャリアプレート102を有する従動部10
4と、キャリアプレートに係止した2本のケーブル(内
索)105、106を交互に巻き取り、巻きほどくドラ
ム107を有するケーブル駆動装置Aと、従動部104
と駆動装置Aの間でケーブル105、106を摺動自在
に案内する導管108、109とを備えている。このよ
うな駆動装置Aはドラム107を収容するドラムケース
110に対し、2本の導管108、109の端部をドラ
ム107の接線方向に向けて保持するためのモータジョ
イント111を備えている。さらにドラム107を往復
回転駆動するモータMおよび減速機Gを備えている。
【0003】また2本の導管108、109は2本のケ
ーブルをそれぞれガイドレール101の上下端に取り付
けたガイドプーリ112、112に向かわせるため、所
定の角度θに開いており、そのためドラム107から出
てくる2本のケーブル105、106同士が交差してい
る。したがってドラム107を薄くしようとすると、あ
るいは交差角度θが小さくなると、ケーブル105、1
06同士が接触し、それによって耐久性が低下する問題
がある。
【0004】実公平6−29419号公報の第6図に
は、このような駆動装置において、モータジョイントの
導管を保持する2個の導管保持部(孔)を、ドラムの軸
方向にオフセットさせ、ケーブル同士の接触を避けるこ
とが記載されている。
【0005】また実開平6−28163号公報には、ケ
ーブルの張力を維持するため、導管の端部にアウターエ
ンド(スライドブッシュ)を固定し、そのアウターエン
ドをモータジョイントに設けたガイド孔に摺動自在に収
容し、アウターエンドをバネで外側に付勢させた導管保
持部が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実公平6−294
19号の装置では、合成樹脂製のモータジョイントに形
成した導管保持部(孔)同士をオフセットさせているの
で、モータジョイントの成形精度を高くする必要があ
る。とくに前述の実開平6−28163号公報のよう
に、導管保持部にスライド式のアウターエンドを設ける
場合は、ガイド孔自体の成形精度と、両方のガイド孔の
オフセット量および相互の角度についてそれぞれ所定の
精度が必要になり、成形精度の維持が困難である。また
方向が異なる2箇所の導管保持部(孔)を一体に設けた
モータジョイントは、成型後の抜き取りを可能にするた
めに金型構造がきわめて複雑になる。
【0007】本発明はモータジョイントなどの導管を保
持する部材の成形精度は従来とほぼ同じで足り、また金
型構造を複雑にすることなく、しかもケーブル同士の接
触を充分に回避することができるウインドレギュレータ
などの駆動装置を提供することを技術課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウインドレギュ
レータの駆動装置は、2本のケーブルを交互に巻き取り
駆動するドラムと、そのドラムを収容するドラムケース
と、ドラムから接線方向に出てくる一対のケーブルを交
差状に配索するべく、各ケーブルの導管の端部を保持す
る一対の導管保持部とを備えており、各導管保持部が、
導管の端部に固着されるアウターエンドと、そのアウタ
ーエンドを保持する取付部とからなり、前記導管保持部
のうち少なくとも一方のアウターエンドが、自軸回りに
回転しないように取付部に保持され、かつそのアウター
エンドの導管を収容する孔およびケーブルを挿通する孔
が、両方のアウターエンドを取付部に対して保持させた
状態で、他方のアウターエンドの導管を収容する孔およ
びケーブルを挿通する孔の中心からドラムの軸心方向に
オフセットしていることを特徴としている。なおここに
いう「オフセット」は、軸心に対して平行にずらす場合
だけでなく、アウターエンドの先端側がドラムの軸心方
向にずれるように傾斜する場合をも含むのもとする。
【0009】このような装置は、前記ドラムケースに取
り付けられるモータジョイントを有し、そのモータジョ
イントの端部に前記両方の取付部がそれぞれ一体に形成
されているものが好ましい。また前記一方の導管保持部
の取付部を断面U字状のガイド溝とし、そのガイド溝の
開口部を、ドラムケースを保持するためのベースによっ
て塞ぐようにしてもよい。
【0010】また、導管保持部にアウターエンドを外向
きに付勢する圧縮コイルバネを設け、前記それぞれのア
ウターエンドを、取付部内に軸方向摺動自在に収容され
る小径部と、取付部の出口周辺と当接する段部を形成す
るべく小径部と連続するバネ保持部と、そのバネ保持部
の端部に設けられるバネ係止部とから構成し、前記一方
のアウターエンドの小径部とバネ保持部とを互いにオフ
セットさせてもよい。その場合は一方のアウターエンド
のバネ保持部を、小径部と実質的に同心の中心体と、そ
の周囲に設けた複数枚のガイドリブとから構成し、それ
らのガイドリブの先端部を、バネの内周を保持するべく
中心体に対してオフセットした円筒状に配列するように
してもよい。
【0011】
【作用】本発明の装置では、両方のアウターエンドに形
成した導管を収容する孔およびケーブルを挿通する孔が
ドラムの軸心方向にオフセットしているので、ドラムの
溝の間隔を狭くしても、また2本の交差するケーブル同
士の交差角度を小さくしても、ケーブル同士が干渉する
ことがない。また取付部自体はオフセットする必要がな
いので、ドラムケースやモータジョイントなどの取付部
を設ける部品の成形が容易で、その成型精度の維持が容
易である。また金型の構造も複雑にならない。さらに2
本のアウターエンドのうち一方だけをオフセット用のも
のとし、他方のアウターエンドは標準品とすることがで
きる。そのため部品管理および成形精度の維持が容易で
ある。
【0012】さらに導管保持部をドラムケースとは別個
のモータジョイントに一体に設けるときは、ドラムケー
スも標準品とすることができ、モータジョイントおよび
一方のアウターエンドを変更するだけで、種々のウイン
ドレギュレータに対応することができ、しかもモータジ
ョイントの成形精度の維持が容易である。上記の装置に
おいて、一方の導管保持部を断面U字状のガイド溝と
し、ベースでその開口部を覆うようにする場合は、金型
構造が一層簡単になり、しかも駆動装置の厚さを変更す
ることなく、ケーブルの交差部の干渉を回避することが
できる。
【0013】また導管保持部にアウターエンドを外向き
に付勢する圧縮コイルバネを設け、前記それぞれのアウ
ターエンドを、小径部と、段部を形成するように小径部
と連続するバネ保持部と、バネ係止部とから構成し、小
径部とバネ保持部とをオフセットさせるときは、アウタ
ーエンドは常時バネにより外側に付勢されているので、
ケーブルに弛みが生じたとき、バネの付勢力で外側に移
動し、導管の有効長さを伸ばす。そのためケーブルの弛
みが吸収され、適切な張力が得られる。さらにバネに対
するオフセットによる影響をバネ保持部で吸収すること
ができる。しかもバネをオフセットさせる場合に比し
て、駆動装置の厚さを従来並に維持することができる。
その場合、バネ保持部を中心部と複数枚のリブとで構成
すると、合成樹脂の偏りが少なくなり、成形時の反りや
歪みを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態を説明する。図1は本発明の装置
の一実施形態を示す要部斜視図、図2はその底面図、図
3は図2のIII-III 線断面図、図4は図2のIV-IV 線断
面図、図5はそのアウターエンドの側面図、図6、図7
および図8はそれぞれ図2のVI-VI 線断面図、VII-VII
線断面図およびVIII-VIII 線断面図である。
【0015】まず図2を参照しながら駆動装置Aの全体
を説明する。図2に示す駆動装置Aは、たとえば図9の
ウインドレギュレータの一対のケーブルからなるループ
を交互に循環駆動するためのものである。この装置A
は、2本のケーブル1、2の端部を係止して、その表面
に巻き付けるためのドラム3と、そのドラム3を収容す
るドラムケース4と、そのドラムケース4に固定される
モータジョイント5とを備えている。なおモータおよび
減速機は省略している。
【0016】ドラム3は従来公知のものと実質的に同じ
ものであり、外周面に螺旋状のケーブル案内溝(図3の
符号6)を有する円柱状の合成樹脂成形品である。ドラ
ム3にはケーブル1、2の端部に固着したケーブルエン
ド8、9を係止するための係止孔10、10が設けられ
ており、係止孔10、10はドラム3の側面に形成した
連通溝11によってケーブル案内溝6の端部と連通して
いる。またドラム3の中心部には減速機の出力軸が嵌合
される星形の嵌合孔12が形成されている。このドラム
3はモータおよび減速機(たとえば図9のモータM、減
速機Gを参照)を介して往復回転駆動される。
【0017】前記ドラムケース4は有底筒状の合成樹脂
成形品または金属板のプレス加工品であり、駆動装置A
の全体を自動車のドアパネルなどに取り付けるためのベ
ース(図3の符号13)に固定するための取り付け片1
4を備えている。なおベース13の裏面側には前述の減
速機およびモータが取り付けられ、ベース13自体にも
自動車のドアパネルなどに取り付けるための脚部(たと
えば図9の符号113参照)を有する。ただしドラムケ
ース4自体にそのような脚部を設けてもよい。
【0018】図1に示すように、ドラムケース4の側壁
4aには、ケーブル1、2を外部に出すための切り欠き
部15が形成されており、その切り欠き部15の縁部1
6はいくらか厚くされている。そしてその縁部16にモ
ータジョイント5が嵌合されている。モータジョイント
5は図1ないし図2に示すように、平面視で略X字状を
呈する合成樹脂成形品であり(ただし図2は底面図)、
底面側にケーブル1、2を通すための空所17が形成さ
れている。空所17のドラム側の内壁18はドラム3の
外周面の接線ないし接平面にされており、それによりケ
ーブル1、2がドラム3のケーブル案内溝6から外れる
のを防止しながらケーブル1、2をガイドする。さらに
図1に示すように、モータジョイント5のドラム側の端
部は、ドラムケース4の円筒状の側壁4aと当接するよ
うに円弧状にされ、その両端に側壁4aの縁部16に嵌
合する溝19が形成されている。
【0019】モータジョイント5の反対側の端部には、
導管(アウターケーシング)20、21を所定の角度で
支持するための導管保持部22、23が設けられてい
る。この導管保持部22、23は、モータジョイント5
に一体に成形された筒状の取付部24、25と、導管の
20、21の端部に固着され、一端部が取付部内に摺動
自在に収容される略円筒状のアウターエンド26、27
と、それらのアウターエンド26、27を常時取付部2
4、25から突出する方法に付勢する圧縮コイルバネ
(以下、単にバネという)28とからなる。
【0020】上記の取付部24、25のうち一方の取付
部24は、組立時にケーブル1を通すためのスリット2
9で外部と連通する円筒状の孔である(図8参照)。そ
してその取付部24の中心線は平面視でドラム3の接線
方向を向いており、側面視ではドラム3の中心部を向い
ている。そしてその取付部24に摺動自在に保持される
アウターエンド26は、従来のものと実質的に同じ形
状、すなわち回転対称の形態を呈している。
【0021】このアウターエンド26は図3に示すよう
に、取付部24の断面円形の孔24a内に収容される小
径部30と、その小径部30と同心の大径のバネ保持部
31と、その端部に設けられるバネ係止部32とからな
る合成樹脂の一体成形品であり、その中心部をケーブル
挿通孔33が通っている。小径部30とバネ保持部31
の間の段部34は、取付部24の出口側の端面35と当
接して、バネ28に過剰な圧縮力が加わったときにバネ
28を保護するものである。またバネ保持部31はバネ
28の内周面と部分的に当接して、バネ28と孔24a
との同心性を維持し、バネ28の座屈を防止する働きを
する。
【0022】前記バネ係止部32はバネ28の一端を係
止する部分であり、バネ28の他端は取付部24の出口
側のフランジ状の端面35と当接する。なおその端面3
5には、環状突起36ないし環状の溝が設けられてい
る。この環状突起36は前述のスリット29の部分以外
で、バネ28の端面を囲み、バネ28がずれないように
保持するものである。ケーブル挿通孔33のドラム側の
端部は図3に示すように、ラッパ状に拡径しており、他
方の端部は導管20を固定するための嵌合孔37となっ
ている。嵌合孔37はバネ保持部31内に留まってお
り、小径部30には達していない。
【0023】図4および図5に示す他方の取付部25お
よびアウターエンド27からなる導管保持部23は、本
発明の特徴部分である。すなわち他方の筒状の取付部2
5は、図8の左側に示すように、下方が開放した断面U
字状の溝25aとなっている。そして同じく合成樹脂成
形品であるアウターエンド27は、図4に示すように、
そのU字状の溝内に軸方向に摺動自在に収容される異形
断面の小径部40と、その小径部40に対して上側にオ
フセットしているバネ保持部41と、その端部に、小径
部40に対して上側にオフセットして設けられるバネ係
止部42とから構成されている。そして小径部40の中
心線に沿って、ケーブル挿通孔43が形成され、出口側
では導管21を固定するための嵌合孔44となってい
る。
【0024】図8に示すように、小径部40は断面U字
状の取付部25の側壁と摺動する側面45を有する実質
的に断面U字状の形態を備えている。したがって小径部
40は取付部25に対して回転することがない。また小
径部40の上部には、U字状の溝25aの上部内面に設
けられている突条46と嵌合する上溝47が形成され、
下部には下リブ48が設けられている。これらの上溝4
7、下部の下リブ48および取付部25の突条46は、
アウターエンド27を上下逆に取り付けないようにする
ためのものである。
【0025】さらに下リブ48は、ベース13上を摺動
するガイド面として機能する。すなわちこの導管保持部
23では取付部25に断面U字状の溝25aが形成され
ているので、このままではアウターエンド27が抜け落
ちる。そのためベース13でその開口部を塞ぐと共に、
アウターエンド27にベース13と摺接する下リブ48
を設けて良好な滑り性を確保しているのである。
【0026】またバネ保持部41は図7に示すように、
小径部40と実質的に同心状の中心体49と、その中心
体49の上面および側面からそれぞれ突出するガイドリ
ブ50、51とからなり、中心体49の下面側には前記
の下リブ48がそのまま連続するように、一対の溝52
が形成されている。そしてガイドリブ50、51の先端
と中心体49の下面はほぼ円形に配置されており、その
ためそれらを囲むようにバネ28を保持することができ
る。また図4および図5に示すように、小径部40とガ
イドリブ50、51を含むバネ保持部41との間には、
モータジョイント5の取付部25のフランジ状の出口側
端面53と当接する段部54が形成される。その出口側
端面53には、バネ28を保持するための上部突起5
5、側部突起56が設けられている。これらの突起5
5、56は完全にはバネ28を囲んでいないが、バネ2
8がずれるのを防止することができる。なお図4に示す
ように、バネ28の下側は、モータジョイント5の下面
よりも下側に出るが、ベース13よりも下方に出ること
はない。そしてそれにより駆動装置Aの厚さを厚くする
ことなく、アウターエンド27のオフセット構造を実現
することができる。
【0027】さらに前記の複数枚のガイドリブ50、5
1の先端および中心体49の下面で形成される円形の輪
郭と同心状に、すなわち中心体49およびケーブル挿通
孔43に対しては上側にオフセットした位置に、前記バ
ネ係止部42が設けられ、前述の出口側端面53との間
にバネ28を保持する。
【0028】このようにオフセット側の導管保持部23
におけるケーブル挿通孔43と前記の円筒状の導管保持
部22におけるケーブル挿通孔33とは、図6、図7お
よび図8に示すように、寸法Hだけオフセットすること
になる。そしてドラム3から出てくる2本のケーブル
1、2の交差部(図2の符号K)では、いくらかの隙間
が確保され、図3に示すドラム3のケーブル案内溝6の
間隔を狭くしてドラム3の厚さを薄くしても、また交差
角度θを小さくしても、ケーブル1、2同士の干渉が避
けられる。そのためケーブル1、2の耐久性が向上す
る。
【0029】なお前記の実施形態では一方の導管保持部
23のみをオフセットさせているが、両方の導管保持部
22、23をそれぞれ逆方向にオフセットさせ、両方で
2倍のオフセット量を確保するようにしてもよい。その
場合は1個のアウターエンドを上下逆向きに取り付けら
れるようにしておくと、部品を共通化することができる
ので好ましい。また前記実施形態では平行にオフセット
させているが、一方または両方のケーブルエンド8、9
を傾斜させるようにオフセットさせてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の駆動装置は、導管保持部が導管
に固定するアウターエンドとそれを摺動自在に保持する
取付部とから構成され、さらに両方のアウターエンドの
ケーブル挿通孔がドラムの軸方向にオフセットしている
ので、モータジョイントなどの導管を保持する部材の成
形精度は従来とほぼ同じで足り、しかもケーブル同士の
接触を充分に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の一実施形態を示す要部斜視図
である。
【図2】 図1の装置の底面図である。
【図3】 図2のIII-III 線断面図である。
【図4】 図2のIV-IV 線断面図である。
【図5】 図4のアウターエンドの側面図である。
【図6】 図2のVI-VI 線断面図である。
【図7】 図2のVII-VII 線断面図である。
【図8】 図2のVIII-VIII 線断面図である。
【図9】 従来のウインドレギュレータの一例を示す側
面図である。
【符号の説明】
A 駆動装置 1 ケーブル 2 ケーブル 3 ドラム 4 ドラムケース 5 モータジョイント 20 導管 21 導管 22 導管保持部 23 導管保持部 24 取付部 25 取付部 26 アウターエンド 27 アウターエンド 28 バネ H オフセット量
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明はモータジョイントなどの導管を
保持する部材の成形精度は従来とほぼ同じで足り、また
金型構造を複雑にすることなく、しかもケーブル同士の
接触を充分に回避することができるウインドレギュレー
タなどの駆動装置を提供することを技術課題としてい
る。さらに本発明は、成型後の抜き取りが容易で、成型
用の金型構造が簡単な駆動装置を提供することを技術課
題としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、導管保持部にアウターエンドを外向
きに付勢する圧縮コイルバネを設け、前記それぞれのア
ウターエンドを、取付部内に軸方向摺動自在に収容され
る小径部と、取付部の出口周辺と当接する段部を形成す
るべく小径部と連続するバネ保持部と、そのバネ保持部
の端部に設けられるバネ係止部とから構成し、前記一方
のアウターエンドの小径部とバネ保持部を互いにオフセ
ットさせてもよい。その場合は一方のアウターエンドの
バネ保持部を、小径部と実質的に同心の中心体と、その
周囲に設けた複数枚のガイドリブとから構成し、それら
のガイドリブの先端部を、バネの内周を保持するべく中
心体に対してオフセットした円筒状に配列するようにし
てもよい。本発明の駆動装置の第2の態様は、2本のケ
ーブルを交互に巻き取り駆動するドラムと、そのドラム
を収容するドラムケースと、ドラムから接線方向に出て
くる一対のケーブルを配索するべく、各ケーブルの導管
の端部を互いに異なる方向を向くように保持する一対の
導管保持部とを備えており、各導管保持部が、導管の端
部に固着されるアウターエンドと、そのアウターエンド
を軸方向移動自在に保持する筒状の取付部と、アウター
エンドと取付部の端面との間に介在されてアウターエン
ドを外向きに付勢するための圧縮コイルバネとを備えて
おり、さらに少なくとも一方の取付部が断面U字状のガ
イド溝を有し、かつ、その取付部の出口側の端面に、圧
縮コイルバネの端部外周を保持するための上部突起およ
び左右の側部突起が設けられていることを特徴としてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また導管保持部にアウターエンドを外向き
に付勢する圧縮コイルバネを設け、前記それぞれのアウ
ターエンドを、小径部と段部を形成するように小径部と
連続するバネ保持部と、バネ係止部とから構成し、小径
部とバネ保持部とをオフセットさせるときは、アウター
エンドは常時バネにより外側に付勢されているので、ケ
ーブルに弛みが生じたとき、バネの付勢力で外側に移動
し、導管の有効長を伸ばす。そのためケーブルの弛みが
吸収され、適切な張力が得られる。さらにバネに対する
オフセットによる影響をバネ保持部で吸収することがで
きる。しかもバネをオフセットさせる場合に比して、駆
動装置の厚さを従来並に維持することができる。その場
合、バネ保持部を中心部と複数リブとで構成すると、合
成樹脂の偏りが少なくなり、成形時の反りや歪みを防止
することができる。本発明の駆動装置の第2の態様にお
いては、互いに方向が異なる取付部の少なくとも一方
が、断面U字状のガイド溝を備えており、かつ、バネを
保持する突起が、上部突起と左右の側部突起とに分かれ
ているので、金型からの抜き取りが容易である。またそ
のために金型の構造が簡単になる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図4および図5に示す他方の取付部25お
よびアウターエンド27からなる導管保持部23は、本
発明の特徴部分である。すなわち他方の筒状の取付部2
5は、図8の左側に示すように、下方が開放した断面U
字状の溝25aとなっている。そして同じく合成樹脂成
形品であるアウターエンド27は、図に示すように、
そのU字状の溝内に軸方向に摺動自在に収容される異形
断面の小径部40と、その小径部40に対して上側にオ
フセットしているバネ保持部41と、その端部に、小径
部40に対して上側にオフセットして設けられるバネ係
止部42とから構成されている。そして小径部40の中
心線に沿って、図4に示すようにケーブル挿通孔43が
形成され、出口側では導管21を固定するための嵌合孔
44となっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】またバネ保持部41は図7に示すように、
小径部40と実質的に同心状の中心体49と、その中心
体49の上面および側面からそれぞれ突出するガイドリ
ブ50、51とからなり、中心体49の下面側には前記
の下リブ48がそのまま連続するように、一対の溝52
が形成されている。そしてガイドリブ50、51の先端
と中心体49の下面はほぼ円形に配置されており、その
ためそれらを囲むようにバネ28を保持することができ
る。また図4および図5に示すように、小径部40とガ
イドリブ50、51を含むバネ保持部41との間には、
モータジョイント5の取付部25のフランジ状の出口側
端面53と当接する段部54が形成される。その出口側
端面53には、図7に示すようにバネ28を保持するた
めの上部突起55、側部突起56が互いに離れた位置に
設けられている。これらの突起55、56は図7の右側
の取付部24のように完全にはバネ28を囲んでいない
が、バネ28がずれるのを充分防止することができる。
またこのように離れた位置に設けることにより、成型後
の抜き取りが容易になる。なお図4に示すように、バネ
28の下側は、モータジョイント5の下面よりも下側に
出るが、ベース13よりも下方に出ることはない。そし
てそれにより駆動装置Aの厚さを厚くすることなく、ア
ウターエンド27のオフセット構造を実現することがで
きる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】本発明の駆動装置は、導管保持部が導管に
固定するアウターエンドとそれを摺動自在に保持する取
付部とから構成され、さらに両方のアウターエンドのケ
ーブル挿通孔がドラムの軸方向にオフセットしているの
で、モータジョイントなどの導管を保持する部材の成形
精度は従来とほぼ同じで足り、しかもケーブル同士の接
触を充分に回避することができる。本発明の駆動装置の
第2の態様は、金型からの抜き取りが容易で、そのため
金型構造を簡単にしうる
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本のケーブルを交互に巻き取り駆動す
    るドラムと、そのドラムを収容するドラムケースと、ド
    ラムから接線方向に出てくる一対のケーブルを交差状に
    配索するべく、各ケーブルの導管の端部を保持する一対
    の導管保持部とを備えており、各導管保持部が、導管の
    端部に固着されるアウターエンドと、そのアウターエン
    ドを保持する取付部とからなり、前記導管保持部のうち
    少なくとも一方のアウターエンドが、自軸回りに回転し
    ないように取付部に保持され、かつそのアウターエンド
    の導管を収容する孔およびケーブルを挿通する孔が、両
    方のアウターエンドを取付部に対して保持させた状態
    で、他方のアウターエンドの導管を収容する孔およびケ
    ーブルを挿通する孔の中心からドラムの軸心方向にオフ
    セットしているウインドレギュレータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 ドラムケースに取り付けられるモータジ
    ョイントを有し、そのモータジョイントの端部に前記両
    方の取付部がそれぞれ一体に形成されている請求項1記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記一方の導管保持部の取付部が断面U
    字状のガイド溝であり、そのガイド溝の開口部がドラム
    ケースを保持するためのベースによって塞がれている請
    求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記導管保持部に、アウターエンドを外
    向きに付勢する圧縮コイルバネが設けられており、前記
    それぞれのアウターエンドが、取付部内に軸方向摺動自
    在に収容される小径部と、取付部の出口周辺と当接する
    段部を形成するべく小径部と連続するバネ保持部と、そ
    のバネ保持部の端部に設けられるバネ係止部とからな
    り、前記一方のアウターエンドの小径部とバネ保持部と
    が互いにオフセットしている請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記一方のアウターエンドのバネ保持部
    が、小径部と実質的に同心の中心部と、その周囲に設け
    た複数枚のガイドリブとからなり、それらのガイドリブ
    の先端部がバネの内周を保持するべく中心体に対してオ
    フセットした円筒状に配列している請求項4記載の装
    置。
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