JPH09143713A - スパッタリング装置のマグネトロンユニット - Google Patents
スパッタリング装置のマグネトロンユニットInfo
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- JPH09143713A JPH09143713A JP30902995A JP30902995A JPH09143713A JP H09143713 A JPH09143713 A JP H09143713A JP 30902995 A JP30902995 A JP 30902995A JP 30902995 A JP30902995 A JP 30902995A JP H09143713 A JPH09143713 A JP H09143713A
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- bracket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁界の強度および形を自由に変化させ、経時
変化時のエロージョン形成による悪影響を抑制して、均
一な膜厚および膜質の薄膜を形成する。 【解決手段】スパッタリング装置のターゲット13の裏
面側に位置して軸周りに回転し、ブラケット22のター
ゲット13側に環状の磁石26a、26bを径方向に多
重配置したマグネトロンユニット20である。ブラケッ
ト22は分割構成され、内側の磁石26aを保持するブ
ラケット22aと外側の磁石26bを保持するブラケッ
ト22bとは、それぞれ独立して軸方向に移動可能とな
っている。磁石26a、26bの下端面とターゲット1
3との間の距離を、内側と外側とで変えることで、磁界
の強度や形を自由に変えることができる。
変化時のエロージョン形成による悪影響を抑制して、均
一な膜厚および膜質の薄膜を形成する。 【解決手段】スパッタリング装置のターゲット13の裏
面側に位置して軸周りに回転し、ブラケット22のター
ゲット13側に環状の磁石26a、26bを径方向に多
重配置したマグネトロンユニット20である。ブラケッ
ト22は分割構成され、内側の磁石26aを保持するブ
ラケット22aと外側の磁石26bを保持するブラケッ
ト22bとは、それぞれ独立して軸方向に移動可能とな
っている。磁石26a、26bの下端面とターゲット1
3との間の距離を、内側と外側とで変えることで、磁界
の強度や形を自由に変えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハ上に集積回
路を形成する場合等に用いられるスパッタリング装置に
係り、特に、発生されるプラズマの密度を高めるために
スパッタリング装置に用いられるマグネトロンユニット
に関する。
路を形成する場合等に用いられるスパッタリング装置に
係り、特に、発生されるプラズマの密度を高めるために
スパッタリング装置に用いられるマグネトロンユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置は、グロー放電中に
おいて放電用ガスの正イオン、通常はアルゴンイオンを
陰極であるターゲットに衝突させ、そこからスパッタさ
れるターゲット原子を陽極であるウェハ上に堆積させて
成膜を行うものである。
おいて放電用ガスの正イオン、通常はアルゴンイオンを
陰極であるターゲットに衝突させ、そこからスパッタさ
れるターゲット原子を陽極であるウェハ上に堆積させて
成膜を行うものである。
【0003】このようなスパッタリング装置において
は、ターゲットの表面近傍のプラズマ密度を高めてスパ
ッタ効率を上げるために、いわゆるマグネトロン方式が
広く採用されている。この方式では、複数の磁石から構
成されたマグネトロンユニットをターゲットの裏面側に
配置し、ターゲット表面に平行な磁界を発生させること
としている。この磁界はターゲットとウェハとの間の電
界と交差するため、ターゲットからスパッタされた電子
はターゲット近傍で閉じ込められ、プラズマ密度が高め
られる。
は、ターゲットの表面近傍のプラズマ密度を高めてスパ
ッタ効率を上げるために、いわゆるマグネトロン方式が
広く採用されている。この方式では、複数の磁石から構
成されたマグネトロンユニットをターゲットの裏面側に
配置し、ターゲット表面に平行な磁界を発生させること
としている。この磁界はターゲットとウェハとの間の電
界と交差するため、ターゲットからスパッタされた電子
はターゲット近傍で閉じ込められ、プラズマ密度が高め
られる。
【0004】従来のマグネトロンユニットは、例えば図
6および図7に示すように構成されている。同図に示す
マグネトロンユニット1は、円板状のターゲット2の裏
面側に配置され、軸周りに回転自在に設けられている。
そして、このマグネトロンユニット1は、図示を省略し
た駆動源と、この駆動源に連結された回転軸3の下端に
円板状の保持板4を設けてなるブラケット5と、保持板
4の下面4aに配置された2個の環状の磁石6、7とか
ら構成されている。回転軸3はターゲット2と同軸的に
設けられ、保持板4はターゲット2の有効面(スパッタ
に寄与する面)とほぼ同一径に形成されている。一方、
磁石6、7は、所定の中心Cを取り囲むように径方向に
多重配置されており、両磁石6、7のターゲット2側の
各磁極端は、互いに極性が異なるように設けられてい
る。また、磁石6、7の所定の中心Cは、回転軸3の回
転中心Oからずらされている。
6および図7に示すように構成されている。同図に示す
マグネトロンユニット1は、円板状のターゲット2の裏
面側に配置され、軸周りに回転自在に設けられている。
そして、このマグネトロンユニット1は、図示を省略し
た駆動源と、この駆動源に連結された回転軸3の下端に
円板状の保持板4を設けてなるブラケット5と、保持板
4の下面4aに配置された2個の環状の磁石6、7とか
ら構成されている。回転軸3はターゲット2と同軸的に
設けられ、保持板4はターゲット2の有効面(スパッタ
に寄与する面)とほぼ同一径に形成されている。一方、
磁石6、7は、所定の中心Cを取り囲むように径方向に
多重配置されており、両磁石6、7のターゲット2側の
各磁極端は、互いに極性が異なるように設けられてい
る。また、磁石6、7の所定の中心Cは、回転軸3の回
転中心Oからずらされている。
【0005】このような構成のマグネトロンユニット1
では、図6において破線で示すように、内側の磁石6と
外側の磁石7との間の磁力線が平衡してトンネル状の磁
界を形成し、ターゲット2からスパッタされた電子はタ
ーゲット2近傍で閉じ込められ、プラズマ密度が高めら
れる。
では、図6において破線で示すように、内側の磁石6と
外側の磁石7との間の磁力線が平衡してトンネル状の磁
界を形成し、ターゲット2からスパッタされた電子はタ
ーゲット2近傍で閉じ込められ、プラズマ密度が高めら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
マグネトロンユニット1を備えたスパッタリング装置で
は、電界と磁界とが直交しているターゲット2に円環状
に放電が集中し、その部分が最も顕著にスパッタされ
る。長時間スパッタすると、円環状の放電のために、タ
ーゲット2表面が不均一にスパッタされ、図6に示すよ
うな円環状のエロージョン8ができる。そして、エロー
ジョン8ができた場合でも同じ強度で磁界を形成する
と、スパッタの角度(方向)や強さが変化してしまう。
マグネトロンユニット1を備えたスパッタリング装置で
は、電界と磁界とが直交しているターゲット2に円環状
に放電が集中し、その部分が最も顕著にスパッタされ
る。長時間スパッタすると、円環状の放電のために、タ
ーゲット2表面が不均一にスパッタされ、図6に示すよ
うな円環状のエロージョン8ができる。そして、エロー
ジョン8ができた場合でも同じ強度で磁界を形成する
と、スパッタの角度(方向)や強さが変化してしまう。
【0007】このような不均一スパッタの発生は、ター
ゲット2の利用率を減少させるとともに、形成される膜
厚の分布や膜質等に変化をもたらしてしまう。
ゲット2の利用率を減少させるとともに、形成される膜
厚の分布や膜質等に変化をもたらしてしまう。
【0008】このため、磁石6、7の所定の中心Cを回
転軸3およびターゲット2の中心Oからずらすととも
に、磁石6、7を回転させてターゲット2全体で均一な
スパッタが生じるように図っているものの、その効果は
不十分であった。また、磁石6、7の下端面とターゲッ
ト2表面との間の距離D(図6参照)が、プラズマ放電
の制御に非常に重要であることに着目し、磁石6、7を
ターゲット2に対して接近離反自在に構成した装置もあ
るが、磁石6、7を一体に上下動させて磁界の強さを変
えても磁界の形を自由に変えることはできなかった。
転軸3およびターゲット2の中心Oからずらすととも
に、磁石6、7を回転させてターゲット2全体で均一な
スパッタが生じるように図っているものの、その効果は
不十分であった。また、磁石6、7の下端面とターゲッ
ト2表面との間の距離D(図6参照)が、プラズマ放電
の制御に非常に重要であることに着目し、磁石6、7を
ターゲット2に対して接近離反自在に構成した装置もあ
るが、磁石6、7を一体に上下動させて磁界の強さを変
えても磁界の形を自由に変えることはできなかった。
【0009】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、磁界の強度および形を自由に変化させ、
経時変化のエロージョン形成による悪影響を抑制して、
均一な膜厚および膜質の薄膜を形成することができるス
パッタリング装置のマグネトロンユニットを提供するこ
とを目的とする。
されたもので、磁界の強度および形を自由に変化させ、
経時変化のエロージョン形成による悪影響を抑制して、
均一な膜厚および膜質の薄膜を形成することができるス
パッタリング装置のマグネトロンユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、スパッタリング装置のター
ゲットの裏面側に位置して軸周りに回転し、ブラケット
のターゲット側に環状の磁石を径方向に多重配置したス
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、前
記ブラケットを径方向に分割構成するとともに、内側の
磁石を保持するブラケットと外側の磁石を保持するブラ
ケットとをそれぞれ独立して軸方向に移動可能とし、前
記内側の磁石を保持するブラケットと前記外側の磁石を
保持するブラケットとを一体に回転可能とした。
に、請求項1に係る発明は、スパッタリング装置のター
ゲットの裏面側に位置して軸周りに回転し、ブラケット
のターゲット側に環状の磁石を径方向に多重配置したス
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、前
記ブラケットを径方向に分割構成するとともに、内側の
磁石を保持するブラケットと外側の磁石を保持するブラ
ケットとをそれぞれ独立して軸方向に移動可能とし、前
記内側の磁石を保持するブラケットと前記外側の磁石を
保持するブラケットとを一体に回転可能とした。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に係るス
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、内
側の磁石と外側の磁石とで磁気回路を構成することを特
徴とする。
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、内
側の磁石と外側の磁石とで磁気回路を構成することを特
徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1に係るス
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、内
側の磁石と外側の磁石とはそれぞれ独自の磁気回路を構
成することを特徴とする。
パッタリング装置のマグネトロンユニットにおいて、内
側の磁石と外側の磁石とはそれぞれ独自の磁気回路を構
成することを特徴とする。
【0013】本発明のスパッタリング装置のマグネトロ
ンユニットにおいては、内側の磁石を保持するブラケッ
トと外側の磁石を保持するブラケットとをそれぞれ独立
して軸方向に移動可能としたので、内側の磁石と外側の
磁石とを一体としてターゲットに接近離反させることが
できるのは勿論のこと、磁石の端面とターゲット表面と
の間の距離を、内側の磁石と外側の磁石とで変えること
ができる。したがって、磁界の強度を自由に変えること
ができ、さらに磁界の形も自由に変えることができる。
その結果、形成される薄膜は、膜厚が均一でかつ膜質も
均質なものとなる。
ンユニットにおいては、内側の磁石を保持するブラケッ
トと外側の磁石を保持するブラケットとをそれぞれ独立
して軸方向に移動可能としたので、内側の磁石と外側の
磁石とを一体としてターゲットに接近離反させることが
できるのは勿論のこと、磁石の端面とターゲット表面と
の間の距離を、内側の磁石と外側の磁石とで変えること
ができる。したがって、磁界の強度を自由に変えること
ができ、さらに磁界の形も自由に変えることができる。
その結果、形成される薄膜は、膜厚が均一でかつ膜質も
均質なものとなる。
【0014】
(実施形態1)図3に、本発明が適用されたスパッタリ
ング装置を示す。このスパッタリング装置10は、内部
にスパッタリング室11を有するハウジング12と、ハ
ウジング12の上部に配置された円形のターゲット13
とを備えている。ハウジング12内の下部にはウェハ支
持ペディスタル14が設けられており、ウェハ15はこ
のウェハ支持ペディスタル14上で支持され、ターゲッ
ト13の下面に対して平行に対向配置されている。ま
た、ターゲット13とウェハ15との間には、ターゲッ
ト原子の漏出を防止すべくシールド16が設けられてい
る。
ング装置を示す。このスパッタリング装置10は、内部
にスパッタリング室11を有するハウジング12と、ハ
ウジング12の上部に配置された円形のターゲット13
とを備えている。ハウジング12内の下部にはウェハ支
持ペディスタル14が設けられており、ウェハ15はこ
のウェハ支持ペディスタル14上で支持され、ターゲッ
ト13の下面に対して平行に対向配置されている。ま
た、ターゲット13とウェハ15との間には、ターゲッ
ト原子の漏出を防止すべくシールド16が設けられてい
る。
【0015】ターゲット13とウェハ支持ペディスタル
14(すなわち、ウェハ15)とには、それぞれ直流電
源17の陰極と陽極が接続されている。図示を省略した
ガス導入管から真空とされたスパッタリング室11に放
電用アルゴンガスを導入し、直流電源17によりターゲ
ット13とウェハ15との間に電圧を印加すると、グロ
ー放電が発生する。このとき、プラズマ中のアルゴンイ
オンがターゲット13表面に衝突し、ターゲット原子を
はじき出し、このターゲット原子がウェハ15上に堆積
して薄膜が形成される。
14(すなわち、ウェハ15)とには、それぞれ直流電
源17の陰極と陽極が接続されている。図示を省略した
ガス導入管から真空とされたスパッタリング室11に放
電用アルゴンガスを導入し、直流電源17によりターゲ
ット13とウェハ15との間に電圧を印加すると、グロ
ー放電が発生する。このとき、プラズマ中のアルゴンイ
オンがターゲット13表面に衝突し、ターゲット原子を
はじき出し、このターゲット原子がウェハ15上に堆積
して薄膜が形成される。
【0016】ターゲット13の裏面側、すなわちターゲ
ット13の上方には、スパッタリング室11内で発生し
たプラズマの密度を高めるために、マグネトロンユニッ
ト20が配置されている。
ット13の上方には、スパッタリング室11内で発生し
たプラズマの密度を高めるために、マグネトロンユニッ
ト20が配置されている。
【0017】図1および図2は、内側の磁石と外側の磁
石とで磁気回路を構成するマグネトロンユニット20の
実施形態を示している。このマグネトロンユニット20
は、ターゲット13上で軸周りに回転できるように駆動
源21(図3参照)を備えている。この駆動源21に
は、ブラケット22が連結されている。このブラケット
22は、内側のブラケット22aと外側のブラケット2
2bとに径方向に分割構成されている。内側のブラケッ
ト22aの回転軸23aと外側のブラケット22bの回
転軸23bとはスプラインで結合され、内側のブラケッ
ト22aと外側のブラケット22bとは、回転は一体で
あるが、軸方向にそれぞれ独立して移動可能に設けられ
ている。
石とで磁気回路を構成するマグネトロンユニット20の
実施形態を示している。このマグネトロンユニット20
は、ターゲット13上で軸周りに回転できるように駆動
源21(図3参照)を備えている。この駆動源21に
は、ブラケット22が連結されている。このブラケット
22は、内側のブラケット22aと外側のブラケット2
2bとに径方向に分割構成されている。内側のブラケッ
ト22aの回転軸23aと外側のブラケット22bの回
転軸23bとはスプラインで結合され、内側のブラケッ
ト22aと外側のブラケット22bとは、回転は一体で
あるが、軸方向にそれぞれ独立して移動可能に設けられ
ている。
【0018】内側の回転軸23aおよび外側の回転軸2
3bの各下端には、それぞれ円板状の保持板24aおよ
び逆皿状の保持板24bが設けられている。内側の保持
板24aと、外側の保持板24bの外周フランジ部25
とは、軸方向の位置が同じになった時、あたかも一枚の
円板となるように形成されており、外側の保持板24b
の外径はターゲット13の有効面外径(スパッタに寄与
する面の外径)とほぼ同一径に形成されている。
3bの各下端には、それぞれ円板状の保持板24aおよ
び逆皿状の保持板24bが設けられている。内側の保持
板24aと、外側の保持板24bの外周フランジ部25
とは、軸方向の位置が同じになった時、あたかも一枚の
円板となるように形成されており、外側の保持板24b
の外径はターゲット13の有効面外径(スパッタに寄与
する面の外径)とほぼ同一径に形成されている。
【0019】一方、各保持板24a、24bの下面に
は、それぞれ環状の磁石26a、26bが径方向に多重
配置されている。各磁石26a、26bの各磁極端は、
互いに極性が異なるように、例えば内側の磁石26aの
下側磁極端はS極に、外側の磁石26bの下側磁極端は
N極になっている。そして、これら磁石26a,26b
は、所定の中心Mを取り囲むように配置され、この所定
の中心Mは、回転軸23a、23bの回転中心Oからず
らされている。
は、それぞれ環状の磁石26a、26bが径方向に多重
配置されている。各磁石26a、26bの各磁極端は、
互いに極性が異なるように、例えば内側の磁石26aの
下側磁極端はS極に、外側の磁石26bの下側磁極端は
N極になっている。そして、これら磁石26a,26b
は、所定の中心Mを取り囲むように配置され、この所定
の中心Mは、回転軸23a、23bの回転中心Oからず
らされている。
【0020】上記構成のマグネトロンユニット20を具
備した図3に示すスパッタリング装置を用いてウェハ1
5上に薄膜を形成するには、次のように行う。例えば1
枚のターゲット13で10000枚のウェハ15に薄膜
を形成する場合、2000毎にチェック用のウェハ15
を入れ、経時変化に応じた磁界の強度や形の最適値を予
め求めておき、そのデータを制御装置に記憶させてお
く。そして、そのデータに基づき、適当な時点で駆動源
21を制御し、内側のブラケット22aや外側のブラケ
ット22bを適宜上下動させ、各磁石26a、26bの
下端面とターゲット13表面との間の距離を変化させ
る。
備した図3に示すスパッタリング装置を用いてウェハ1
5上に薄膜を形成するには、次のように行う。例えば1
枚のターゲット13で10000枚のウェハ15に薄膜
を形成する場合、2000毎にチェック用のウェハ15
を入れ、経時変化に応じた磁界の強度や形の最適値を予
め求めておき、そのデータを制御装置に記憶させてお
く。そして、そのデータに基づき、適当な時点で駆動源
21を制御し、内側のブラケット22aや外側のブラケ
ット22bを適宜上下動させ、各磁石26a、26bの
下端面とターゲット13表面との間の距離を変化させ
る。
【0021】ここで、各ブラケット22a、22bの上
下動は、両者を一体に上下動させてもよいし、内側のブ
ラケット22aと外側のブラケット22bとをそれぞれ
独立させて行ってもよい。図1は、内側の磁石26aの
下端面とターゲット13表面との間の距離を、外側の磁
石26bの下端面とターゲット13表面との間の距離よ
りも短くした場合を示している。
下動は、両者を一体に上下動させてもよいし、内側のブ
ラケット22aと外側のブラケット22bとをそれぞれ
独立させて行ってもよい。図1は、内側の磁石26aの
下端面とターゲット13表面との間の距離を、外側の磁
石26bの下端面とターゲット13表面との間の距離よ
りも短くした場合を示している。
【0022】このように、内側の磁石26aの下端面と
外側の磁石26bの下端面とで段差をつけると、磁界の
強さだけでなく、段差がない場合と比べて磁界の形を変
えることができる。その結果、形成される薄膜の膜厚は
均一となり、膜質も均質となる。図1の破線は、変形し
た磁力線を示している。
外側の磁石26bの下端面とで段差をつけると、磁界の
強さだけでなく、段差がない場合と比べて磁界の形を変
えることができる。その結果、形成される薄膜の膜厚は
均一となり、膜質も均質となる。図1の破線は、変形し
た磁力線を示している。
【0023】(実施形態2)図4および図5は、内側の
磁石と外側の磁石とはそれぞれ独自の磁気回路を構成す
るマグネトロンユニット30の実施形態を示している。
このマグネトロンユニット30における駆動源およびブ
ラケットは、前記実施形態1と同一の構成、作用である
ので、図4においては図1と同一符号をもって示し、そ
の説明は省略する。
磁石と外側の磁石とはそれぞれ独自の磁気回路を構成す
るマグネトロンユニット30の実施形態を示している。
このマグネトロンユニット30における駆動源およびブ
ラケットは、前記実施形態1と同一の構成、作用である
ので、図4においては図1と同一符号をもって示し、そ
の説明は省略する。
【0024】すなわち、本実施形態のマグネトロンユニ
ット30においては、各保持板24a、24bの下面に
は、それぞれ断面コ字状で環状の磁石31a、31bが
径方向に多重配置されている。各磁石31a、31b
は、それぞれ独自の磁気回路を構成するように極性が設
定されている。例えば、内側の磁石31aでの下端にお
ける内磁極端はN極、外磁極端はS極になっており、外
側の磁石31bでの下端における内磁極端はS極、外磁
極端はN極になっている。そして、これら磁石31a,
31bは、前記実施形態1と同様に、所定の中心Mを取
り囲むように配置され、この所定の中心Mは、回転軸2
3a、23bの回転中心Oからずらされている。
ット30においては、各保持板24a、24bの下面に
は、それぞれ断面コ字状で環状の磁石31a、31bが
径方向に多重配置されている。各磁石31a、31b
は、それぞれ独自の磁気回路を構成するように極性が設
定されている。例えば、内側の磁石31aでの下端にお
ける内磁極端はN極、外磁極端はS極になっており、外
側の磁石31bでの下端における内磁極端はS極、外磁
極端はN極になっている。そして、これら磁石31a,
31bは、前記実施形態1と同様に、所定の中心Mを取
り囲むように配置され、この所定の中心Mは、回転軸2
3a、23bの回転中心Oからずらされている。
【0025】上記構成のマグネトロンユニット30は、
図3に示すスパッタリング装置に適用され、そのスパッ
タリング装置によりウェハ15上に薄膜が形成される。
薄膜の形成は、実施形態1と同様で、予め求めておいた
データに基づき、適当な時点で駆動源21を制御し、内
側のブラケット22aや外側のブラケット22bを適宜
上下動させ、各磁石31a、31bの下端面とターゲッ
ト13表面との間の距離を変化させる。
図3に示すスパッタリング装置に適用され、そのスパッ
タリング装置によりウェハ15上に薄膜が形成される。
薄膜の形成は、実施形態1と同様で、予め求めておいた
データに基づき、適当な時点で駆動源21を制御し、内
側のブラケット22aや外側のブラケット22bを適宜
上下動させ、各磁石31a、31bの下端面とターゲッ
ト13表面との間の距離を変化させる。
【0026】ここで、各ブラケット22a、22bの上
下動は、両者を一体に上下動させてもよいし、内側のブ
ラケット22aと外側のブラケット22bとをそれぞれ
独立させて行ってもよいのは、実施形態1と同様であ
る。図4は、内側の磁石31aの下端面とターゲット1
3表面との間の距離を、外側の磁石31bの下端面とタ
ーゲット13表面との間の距離よりも短くした場合を示
している。図4において、破線は磁力線である。
下動は、両者を一体に上下動させてもよいし、内側のブ
ラケット22aと外側のブラケット22bとをそれぞれ
独立させて行ってもよいのは、実施形態1と同様であ
る。図4は、内側の磁石31aの下端面とターゲット1
3表面との間の距離を、外側の磁石31bの下端面とタ
ーゲット13表面との間の距離よりも短くした場合を示
している。図4において、破線は磁力線である。
【0027】本実施形態では、各ブラケット22a、2
2bの上下動により、内側の磁石31aの磁界の強さと
外側の磁石31bの磁界の強さをそれぞれ自由に変化さ
せることができるうえ、内側の磁石31aの下端面と外
側の磁石31bの下端面とで段差をつけると、磁界の強
さだけでなく、磁界の形を変えることができる。
2bの上下動により、内側の磁石31aの磁界の強さと
外側の磁石31bの磁界の強さをそれぞれ自由に変化さ
せることができるうえ、内側の磁石31aの下端面と外
側の磁石31bの下端面とで段差をつけると、磁界の強
さだけでなく、磁界の形を変えることができる。
【0028】なお、上記実施形態では、磁石26a,2
6b,31a,31bが、一体の環である場合について
説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、
例えばチップ状の棒磁石を所定の円周上に連続して配置
し、全体として環状になっているものを用いてもよい。
6b,31a,31bが、一体の環である場合について
説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、
例えばチップ状の棒磁石を所定の円周上に連続して配置
し、全体として環状になっているものを用いてもよい。
【0029】また、環状の磁石を多重配置するとは、実
施形態のように二重のものだけでなく、三重以上のもの
も含む。
施形態のように二重のものだけでなく、三重以上のもの
も含む。
【0030】さらに、ターゲット13およびマグネトロ
ンユニット20、30とウェハ15との上下の位置関係
は、ターゲット13およびマグネトロンユニット20、
30を装置内下部とし、ウェハ15を上部とした配置に
してもよい。また、同様の相互における位置関係を保ち
つつ、全体的に垂直にした配置にしてもよい。
ンユニット20、30とウェハ15との上下の位置関係
は、ターゲット13およびマグネトロンユニット20、
30を装置内下部とし、ウェハ15を上部とした配置に
してもよい。また、同様の相互における位置関係を保ち
つつ、全体的に垂直にした配置にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のスパッタリング
装置のマグネトロンユニットによれば、内側の磁石と外
側の磁石とを一体としてターゲットに接近離反させるこ
とができるのは勿論のこと、磁石の端面とターゲット表
面との間の距離を、内側の磁石と外側の磁石とで変える
ことができるので、磁界の強度を自由に変えることがで
き、さらに磁界の形も自由に変えることができる。した
がって、形成される薄膜は、膜厚が均一でかつ膜質も均
質なものとなる。
装置のマグネトロンユニットによれば、内側の磁石と外
側の磁石とを一体としてターゲットに接近離反させるこ
とができるのは勿論のこと、磁石の端面とターゲット表
面との間の距離を、内側の磁石と外側の磁石とで変える
ことができるので、磁界の強度を自由に変えることがで
き、さらに磁界の形も自由に変えることができる。した
がって、形成される薄膜は、膜厚が均一でかつ膜質も均
質なものとなる。
【図1】本発明の実施形態1のマグネトロンユニットを
示す一部を縦断した正面図である。
示す一部を縦断した正面図である。
【図2】図1における磁石のみを示すIIーII線断面
矢視図である。
矢視図である。
【図3】本発明のマグネトロンユニットを備えたスパッ
タリング装置を示す概略構成図である。
タリング装置を示す概略構成図である。
【図4】本発明の実施形態2のマグネトロンユニットを
示す一部を縦断した正面図である。
示す一部を縦断した正面図である。
【図5】図4における磁石のみを示すVーV線断面矢視
図である。
図である。
【図6】従来のマグネトロンユニットを示す一部を縦断
した正面図である。
した正面図である。
【図7】図6における磁石のみを示すVIIーVII線
断面矢視図である。
断面矢視図である。
10…スパッタリング装置、13…ターゲット、20,
30…マグネトロンユニット、21…駆動源、22…ブ
ラケット、22a…内側のブラケット、22b…外側の
ブラケット、23a…内側の回転軸、23b…外側の回
転軸、24a…内側の保持板、24b…外側の保持板、
25…フランジ部、26a,31a…内側の磁石、26
b,31b…外側の磁石
30…マグネトロンユニット、21…駆動源、22…ブ
ラケット、22a…内側のブラケット、22b…外側の
ブラケット、23a…内側の回転軸、23b…外側の回
転軸、24a…内側の保持板、24b…外側の保持板、
25…フランジ部、26a,31a…内側の磁石、26
b,31b…外側の磁石
Claims (3)
- 【請求項1】 スパッタリング装置のターゲットの裏面
側に位置して軸周りに回転し、ブラケットのターゲット
側に環状の磁石を径方向に多重配置したスパッタリング
装置のマグネトロンユニットであって、 前記ブラケットを径方向に分割構成するとともに、内側
の磁石を保持するブラケットと外側の磁石を保持するブ
ラケットとをそれぞれ独立して軸方向に移動可能とし、 前記内側の磁石を保持するブラケットと前記外側の磁石
を保持するブラケットとを一体に回転可能としたことを
特徴とするスパッタリング装置のマグネトロンユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記内側の磁石と前記外側の磁石とで磁
気回路を構成することを特徴とする請求項1記載のスパ
ッタリング装置のマグネトロンユニット。 - 【請求項3】 前記内側の磁石と前記外側の磁石とはそ
れぞれ独自の磁気回路を構成することを特徴とする請求
項1記載のスパッタリング装置のマグネトロンユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7309029A JP2912864B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | スパッタリング装置のマグネトロンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7309029A JP2912864B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | スパッタリング装置のマグネトロンユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143713A true JPH09143713A (ja) | 1997-06-03 |
JP2912864B2 JP2912864B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17988031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7309029A Expired - Fee Related JP2912864B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | スパッタリング装置のマグネトロンユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912864B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-11-28 JP JP7309029A patent/JP2912864B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2912864B2 (ja) | 1999-06-28 |
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