JPH09143352A - フイルムロール - Google Patents
フイルムロールInfo
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- JPH09143352A JPH09143352A JP30309795A JP30309795A JPH09143352A JP H09143352 A JPH09143352 A JP H09143352A JP 30309795 A JP30309795 A JP 30309795A JP 30309795 A JP30309795 A JP 30309795A JP H09143352 A JPH09143352 A JP H09143352A
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Abstract
発生を回避できるフイルムロールを提供する。 【解決手段】 フイルムと巻取コアとを有するフイルム
ロールにおいて、巻取コアの表面粗さが特定範囲でり、
かつ該フイルムの湿度膨張係数が特定範囲であるフイル
ムロールとする。
Description
形成したフイルムロールに関するものである。さらに詳
しくは、フイルムと巻取コアとを有するフイルムロール
において、フイルムの湿度膨張係数(βT )が9×10-6
/%RH以下、巻取コアの表面粗さ(Ra)が0.6μm以
下であるフイルムロールとすることによって、湿度変化
による巻取コア近傍のフイルムの平面性不良の発生を防
止することができるフイルムロールに関する。
は、フイルム巻取時にフイルム層間に巻き込まれる空気
層が大きいため、フイルムの湿度による膨脹または収縮
はこの空気層に吸収され巻取コア近傍でのフイルムの平
面性は良好である。一方、フイルム厚みが20μm以下
のものでは、経時で発生する「しわ」を防止する目的
で、フイルム巻取時にフイルム層間に巻き込まれる空気
層を小さくすることが一般的に行われている(例えば、
特開昭57−193322号公報)。しかし、この空気
層が小さいと、湿度変化によるフイルムの膨脹または収
縮による変形をこの空気層では吸収しきれなくなり、特
に巻取コアの近傍ではフイルムの変形による歪み量がい
わゆる「花びら」現象などの平面性不良を発生させてし
まう。
写されるのを防止する目的で、巻取コアに規則正しい凹
凸を形成させることが知られている(例えば、特開昭6
2−222976号公報)。しかし、フイルムの湿度変
化による欠点発生およびその対策については何等示唆さ
れておらず、前記のような「花びら」現象などの平面性
不良は回避できなかった。
ールは経時的に発生するしわやコアの凹凸がフイルム表
面へ転写されるのを防止する技術であるが、フイルムの
流通過程では、フイルムはロール状で様々な環境下に置
かれる。特に湿度の変化によりフイルムの膨脹または収
縮が生じ、その変形量がフイルム−フイルム層間に介在
する空気層で吸収できる量を越してしまうとその歪み量
がフイルムの平面性不良を引き起こす。この現象は、巻
取コアの近傍で特に顕著に発生する。このため後工程で
のフイルム加工にそのフイルムロールが使用できなくな
ることもあった。例えば、フイルムの平坦性が厳しく要
求される磁気記録媒体用ベースフイルムとして、「花び
ら」の生じたフイルムロールを使用すると、磁気テープ
製造過程でフイルム端部に発生する波形の変形は磁性層
の塗布時にフイルムのばたつきを生じさせ、塗布むらを
発生させてしまう。また、塗布ダイの端部にフイルムが
接触することにより塗布ダイの端部に削れ粉が発生す
る。また、コンデンサー用フイルムとして使用すると積
層体に歪みが生じ電気特性を著しく悪化させるなど様々
な問題点があった。
フイルムの湿度安定性を求め様々な樹脂フイルムが提案
されているが、未だ解決されていない。
湿度コントロールする方法があるが、近年の産業用廃棄
物問題の面で好ましくない。
近傍のフイルムの平面性不良が生じにくいフイルムロー
ルを提供することを目的とする。
フイルムと巻取コアとを有するフイルムロールにおい
て、フイルムの湿度膨張係数(βT )が9×10-6/%RH以
下、巻取コアの表面粗さ(Ra)が0.6μm以下であ
るフイルムロールによって達成される。
湿度膨張係数(βT )が9×10-6/%RH以下であり、かか
る範囲に満たないフイルムを使用すると湿度変化による
フイルムの膨脹または収縮による変形が大きくなる。好
ましくは7×10-6/%RH以下である。フイルムの湿度膨張
係数をかかる範囲とするための方法は、特に限定されな
いが、例えば、フイルムの製造過程での延伸倍率、延伸
温度、熱処理温度、熱処理時間、熱処理時のフイルムに
かかる張力などを適宜調整することによって所望の値を
達成できる。
6μm以下である。かかる範囲に満たない巻取コアを使
用するとコアの凹凸がフイルム表面へ転写されてしま
う。好ましくは0.5μm以下である。巻取コアの表面
粗さをかかる範囲とするための方法は、特に限定されな
いが、例えば、コア表面に樹脂層を設け、表面を精度よ
く研削することにより所望の表面粗さが得られる。
が65°ショア以上であることが好ましく、さらに好ま
しくは70°ショア以上である。かかる範囲に満たない
巻取コアを使用するとフイルムの巻取り時にかかる張力
と接圧により巻取コアの表面が変形し、その変形がフイ
ルムへ転写し、平面性不良を生じさせることがある。巻
取コアの表面硬度をかかる範囲とするための方法は、特
に限定されないが、例えばコア表面にエポキシ樹脂など
の固い樹脂を用い、その厚みなどを適宜選ぶことにより
調整できる。
1000 kg/mm2 以上であることが好ましく、さらに好
ましくは1500 kg/mm2 以上である。かかる範囲に満
たない巻取コアを使用するとフイルムを巻取り時にかか
る張力と接圧により巻取コアが変形してしまうことがあ
る。また、巻取コアの円周方向弾性率(Yr)も100
0 kg/mm2 以上であることが好ましく、さらに好ましく
は1500 kg/mm2 以上である。かかる範囲に満たない
巻取コアを使用すると前記同様に巻取コアが変形してし
まうことがある。巻取コアの上記各弾性率をかかる範囲
とするための方法は、特に限定されないが、例えば炭素
繊維強化プラスチックコアの場合には、基材中の炭素繊
維糸の量を適宜選ぶことなどにより調節でき、また基材
の厚みを調節することによっても所望の強度が得られ
る。
に限定されないが、繊維強化プラスチック、アルミ、鉄
など高強度のものを用いることが巻取コアの変形を防止
する点で望ましい。特に、繊維強化プラスチックを基材
とするコアは軽量であるので、ハンドリングの面で有効
である。
されないが20μm以下のもので本発明の効果がより顕
著に認められる。
イルム層間空隙率が3%以下であることが好ましく、さ
らに好ましくは2.5%以下である。かかる範囲を越え
るものでは、フイルム−フイルム層間にある空気層が急
激な温度変化により膨脹または収縮を起こし、フイルム
ロール表層に「しわ」が発生してしまうことがある。フ
イルム層間空隙率をかかる範囲とするための方法は、特
に限定されないが、例えばフイルムを巻取る際に、巻取
張力、巻取接圧、巻取速度などを適宜選ぶことにより調
整できる。また、フイルムに添加する滑材の種類、粒
径、添加量、添加方法などを適宜選ぶことによっても調
整できる。
も片面の3次元表面粗さ(SRa)が0.02μm以下
であることが好ましく、さらに好ましくは0.01μm
以下である。かかる範囲を越えるものでは、フイルム表
面の凹凸が大きくなり、特にフイルムの平坦性が厳しく
要求される磁気記録媒体用ベースフイルムとしては、電
磁変換特性を著しく悪化させてしまうことがある。この
3次元表面粗さをかかる範囲とするための方法は、特に
限定されないが、例えば、フイルムに添加する滑材の種
類、粒径、添加量、添加方法などを適宜選ぶことによっ
て調整できる。
℃以下であることが好ましく、さらに好ましくは5×10
-6/℃以下である。かかる範囲を越えるものでは、フイ
ルムロールのおかれる環境温度の変化によりフイルムが
膨脹または収縮し、「しわ」が発生することがある。フ
イルムの熱膨張係数をかかる範囲とするための方法は、
特に限定されないが、例えば、フイルムの製造過程での
延伸倍率、延伸温度、熱処理温度、熱処理時間、熱処理
時のフイルムにかかる張力などを適宜調整することによ
って所望の値を達成できる。
が、具体例としては、ポリエステル樹脂、ポリオレフィ
ン樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂などを用いるこ
とができるが、ポリエステル、特に、エチレンテレフタ
レート、エチレンα、β−ビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4、4´−ジカルボキシレート、エチレン
2、6−ナフタレート単位から選ばれた少なくとも一種
を主要構造単位とするポリエステル樹脂の場合に本発明
のフイルムロールでの平面性不良防止の効果が顕著にな
るので望ましい。なお、本発明の目的を阻害しない範囲
内で、高強度化などの目的で2種以上の樹脂を混合して
も良いし、共重合ポリマを用いてもよい。
るために、滑剤として不活性粒子を添加するのが一般的
であり、不活性粒子にはコロイダルシリカ、炭酸カルシ
ウム、二酸化チタン、アルミナ、ケイ酸アルミニウム、
架橋ポリスチレン、シリコーンなどの粒子が用いられ
る。
としては、溶融押出工程前の段階であればいずれでもよ
く、例えば樹脂ポリマの重合前、重合中、重合後のいず
れでもよい。また溶融押出しの準備工程中でもよい。ま
た、粒子を樹脂に含有せしめる方法としては、例えば、
ポリエステルに含有せしめる場合は、ジオール成分であ
るエチレングリコールに粒子をスラリーの形で分散せし
め、このエチレングリコールを所定のジカルボン酸成分
と重合せしめる方法が好ましい。粒子を添加する際に
は、例えば、粒子を合成時に得られる水ゾルやアルコー
ルゾルを一旦乾燥させることなく添加すると粒子の分散
性が非常によく、電磁変換特性を良好とすることができ
る。また粒子の水スラリーを直接所定のポリエステルペ
レットと混合し、ベント方式の2軸混練押出機に供給し
ポリエステルに練り込む方法も有効である。フイルム中
の粒子の含有量を調節する方法としては、前記方法で高
濃度粒子マスターを作っておき、それを製膜時に粒子を
実質的に含有しないポリエステルで希釈して粒子の含有
量を調節する方法が有効である。
目的を阻害しない範囲で、高強度化などの目的で異種ポ
リマをブレンドしてもよいし、また酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤、遮光剤、帯電防止剤などの有機添加
剤が通常添加される程度添加されてもよい。
ついて説明する。前記のようなフイルムをロール状に巻
取る方法として、センターワインド方式とサーフェース
ワインド方式があるが、本発明のロールを得るためには
そのどちらの方式を選んでもよいが、巻取時の接圧が制
御できるサーフェースワインド方式の方が好ましい。巻
取条件も特に限定されないが、下記のような条件が一般
的に用いられている。すなわち、巻取張力8〜12Kg/
m、巻取接圧30〜60Kg/m、巻取速度100〜200m
/分とするとフイルムロールの外観、特に縦しわや横し
わなどを防止する点で好ましい。特に、幅1m、長さ1
0、000m程度のフイルムを巻取る場合には、巻取張
力10〜12Kg/m、巻取接圧40〜60Kg/m、巻取速度
130〜180m/分の範囲にすることが経時的に発生す
るしわを防止する点で好ましい。
ける各特性値の測定方法および効果の評価方法は次の通
りである。
リングし、TMA測定装置(真空理工( 株) 社製 TM-70
00)を用いて、荷重10g/cm、温度23℃で、湿度を3
0%RHから80%RHまで上昇させ、10%RH上昇
させるごとにサンプルの変化量を測定し、得られた湿度
−伸び直線の傾きより、湿度膨脹係数を算出した。
た。
K)および三次元表面粗さ解析システム(型式MARM
EC−3D)を用いて三次元表面粗さ(中心面平均粗
さ)を測定した。条件は下記の通りであり、20回の測
定の平均値をもって値とした。
巻取長より下記の式(1)で算出する。
の表面硬度計にて測定を行った。
さ計サーフコム111Aを使用して、カットオフ0.2
5mmにて中心線平均粗さを3点測定し、その平均値を
表面粗さとした。
mのコアを支点間距離が900mmとなるようにコアを
支え、コアの中央に荷重を負荷し、荷重−たわみ比より
軸方向弾性率を求めた。
コアを平板2枚の間に置き、中央に荷重を負荷し、荷重
−たわみ比より円周方向弾性率を求めた。
間放置し、その後温度25℃、湿度65%の条件下へ搬
入し、6時間放置した後、湿度変化による「花びら」の
有無を確認した。
イルムを巻き返し、巻取コアより200mの位置の長手
方向3mのフイルムをコルク板上にフリーテンションで
張り付け、1分後に「花びら」の大きさを測定した。
「花びら」の大きさは図1に示すようにフイルム端部か
らの距離で示した。
に、直径15mmの固定ロールを平行に配置し、幅1m
のフイルムロールを200m/分の速度で5000m巻
返し走行させ、固定ロールの端部を目視観察して、削れ
粉の有無を確認した。
ビニルベンゼン/スチレン共重合体架橋粒子をそれぞれ
0.15重量%および0.01重量%含有するポリエチ
レンテレフタレートを調製し、押出機より溶融押出しし
て、スリットダイを介し冷却ロール上にキャストして未
延伸シートを得た。この未延伸フイルムを100℃で長
手方向に3.5倍延伸した。この一軸延伸フイルムをテ
ンタを用いて長手方向延伸と同じ温度で幅方向に4.2
倍延伸した後、更に長手方向に150℃で1.5倍延伸
した後、定長下で180℃にて5秒間熱処理し、フイル
ム厚みが4μm、フイルム表面粗さ(SRa)が0.0
11μm、フイルムの湿度膨脹係数が7×10-6/%RHのフ
イルム原反を得た。このフイルム原反を繊維強化プラス
チック(FWP)コアAおよびコアB(天龍工業(株)
製FWP−201およびFWP−01)にサーフェース
センターワインド方式のスリッタを用いて幅1m、長さ
10、000mのフイルムロールに巻取張力10Kg/m、
巻取接圧50Kg/m、巻取速度150m/分で巻上げた。
子0.3重量%および平均粒径0.8μmの炭酸カルシ
ウム粒子0.01重量%を含有するポリエチレン2、6
−ナフタレートを調製し、押出機より溶融押出しして、
スリットダイを介し冷却ロール上にキャストして未延伸
シートを得た。この未延伸フイルムを135℃で長手方
向に4.1倍延伸した。この一軸延伸フイルムをテンタ
を用いて115℃で幅方向に4.5倍延伸した後、更に
長手方向に150℃で1.2倍延伸した後、定長下で1
80℃にて5秒間熱処理し、フイルム厚みが4μm、フ
イルム表面粗さ(SRa)が0.008μm、フイルム
の湿度膨脹係数が9×10-6/%RHのフイルム原反を得た。
このフイルム原反を繊維強化プラスチック(FWP)コ
アC(天龍工業(株)製FWP−02)に実施例1と同
一条件でスリットし、フイルムロールを得た。
ミン、4,4´−ジアミノジフェニルエーテルおよびテ
レフタル酸クロリドより重合された芳香族ポリアミド溶
液を表面研磨した金属ドラム上へ30℃で均一に流延
し、150℃の雰囲気下で5分乾燥した。このフイルム
をベルトから剥離し20℃の水槽中に連続的に約10分
間浸漬し、溶媒と無機塩を抽出すると共に長手方向に
1.05倍延伸した。さらにフイルムをテンターに導入
し300℃で幅方向に1.1倍延伸して厚さ4μm、フ
イルム表面粗さ(SRa)が0.003μm、フイルム
の湿度膨脹係数が10×10-6/%RHのフイルム原反を得
た。このフイルム原反を実施例1と同一条件でスリット
し、フイルムロールを得た。
ビニルクロライド(PVC)コア(昭和丸筒(株)製)
に変えた以外は実施例1と同一条件でフイルムロールを
得た。
子0.4重量%および平均粒径1.2μmの炭酸カルシ
ウム粒子0.25重量%を含有するポリエチレンテレフ
タレートを調製し、押出機より溶融押出しして、スリッ
トダイを介し冷却ロール上にキャストして未延伸シート
を得た。この未延伸フイルムを110℃で長手方向に
4.5倍延伸した。この一軸延伸フイルムをテンタを用
いて長手方向延伸と同じ温度で幅方向に4.6倍延伸し
た後、定長下で210℃にて5秒間熱処理し、フイルム
厚みが7μm、フイルム表面粗さ(SRa)が0.02
4μm、フイルムの湿度膨脹係数が11×10-6/%RHのフ
イルム原反を得た。
スリットし、フイルムロールを得た。
ア(昭和丸筒(株)製MAコア)に変えた以外は実施例
1と同一条件でフイルムロールを得た。
よびフイルムロール空隙率ならびに湿度変化による「花
びら」の大きさおよびフイルムを走行させたときの削れ
粉発生状況を表1にまとめた。
ルムロールは、表1にまとめたように湿度変化による
「花びら」の発生が小さく、フイルムを走行させてもば
たつきの発生がなかった。これに対し比較例1〜4のフ
イルムロールは、本発明の要件を満たさない例である
が、湿度変化による「花びら」の発生が大きく、フイル
ムを走行させた際のばたつきが生じ、削れ粉の発生があ
った。
は、従来の薄膜かつ平滑なフイルムでありながら、環境
の変化、特に湿度変化によるフイルムの膨張および収縮
により生じる巻取コア近傍の平面性不良を回避でき、そ
の工業的価値は高い。
す概略平面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 フイルムと巻取コアとを有するフイルム
ロールにおいて、フイルムの湿度膨張係数(βT )が9
×10-6/%RH以下、巻取コアの表面粗さ(Ra)が0.6
μm以下であるフイルムロール。 - 【請求項2】 前記巻取コアの表面硬度が65°ショア
以上である請求項1に記載のフイルムロール。 - 【請求項3】 前記フイルムロールにおいて、フイルム
厚さが20μm以下であって、かつフイルム層間空隙率
が3%以下である請求項1または2に記載のフイルムロ
ール。 - 【請求項4】 前記フイルムの少なくとも片面の3次元
表面粗さ(SRa)が0.02μm以下である請求項1
〜3のいずれかに記載のフイルムロール。 - 【請求項5】 前記フイルムの熱膨脹係数(αT )が6
×10-6/℃以下である請求項1〜4のいずれかに記載の
フイルムロール。 - 【請求項6】 前記フイルムがポリエステル樹脂、ポリ
オレフィン樹脂およびポリフェニレンスルフィド樹脂よ
りなる群から選ばれた1種である請求項1〜5のいずれ
かに記載のフイルムロール。 - 【請求項7】 前記ポリエステル樹脂が、エチレンテレ
フタレート、エチレン2,6ナフタレート、およびエチ
レンα,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−
4,4´−ジカルボキシレートよりなる群から選ばれた
少なくとも1種を主要な構造単位とする樹脂である請求
項6に記載のフイルムロール。 - 【請求項8】 前記巻取コアの軸方向弾性率(Ya)が
1000 kg/mm2 以上である請求項1〜7のいずれかに
記載のフイルムロール。 - 【請求項9】 前記巻取コアの円周方向弾性率(Yr)
が1000 kg/mm2 以上である請求項1〜8のいずれか
に記載のフイルムロール。 - 【請求項10】 前記巻取コアが繊維強化プラスチック
を基材とするコアである請求項1〜9のいずれかに記載
のフイルムロール。
Priority Applications (1)
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JP30309795A JP3265954B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | フイルムロール |
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JP30309795A JP3265954B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | フイルムロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09143352A true JPH09143352A (ja) | 1997-06-03 |
JP3265954B2 JP3265954B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=17916863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30309795A Expired - Lifetime JP3265954B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | フイルムロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3265954B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001048061A1 (fr) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Teijin Limited | Rouleau de film de polyester |
KR100428517B1 (ko) * | 1997-11-07 | 2004-07-16 | 주식회사 코오롱 | 비디오테이프용 필름의 제조방법 |
JP2015195367A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-05 | 東レ株式会社 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルムロール |
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-
1995
- 1995-11-21 JP JP30309795A patent/JP3265954B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR100739360B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2007-07-18 | 데이진 가부시키가이샤 | 폴리에스테르 필름 롤 |
US8191812B2 (en) | 1999-12-28 | 2012-06-05 | Teijin Limited | Polyester film roll |
US8485460B2 (en) | 1999-12-28 | 2013-07-16 | Teijin Limited | Polyester film roll |
JP2015195367A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-05 | 東レ株式会社 | コンデンサ用ポリプロピレンフィルムロール |
JP2016029503A (ja) * | 2015-11-05 | 2016-03-03 | 富士フイルム株式会社 | 熱可塑性樹脂フィルム原反 |
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---|---|
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