JPH09142626A - 捩じれ搬送面を有するベルトコンベア - Google Patents

捩じれ搬送面を有するベルトコンベア

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JPH09142626A
JPH09142626A JP30251195A JP30251195A JPH09142626A JP H09142626 A JPH09142626 A JP H09142626A JP 30251195 A JP30251195 A JP 30251195A JP 30251195 A JP30251195 A JP 30251195A JP H09142626 A JPH09142626 A JP H09142626A
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rollers
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Kazuki Fujita
一樹 藤田
Mamoru Maenaka
衛 前中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの捩じれの態様にかかわらず、ベルト
の搬送面の浮き上りや蛇行防止具の短命化を招きにくい
捩じれ搬送面を有するベルトコンベアを提供すること。 【解決手段】 一定の間隔を設けてローラ1,1を配置
すると共に一方のローラ1に対して他方のローラ1を上
下方向に傾け、前記ローラ1,1相互間にベルト2を張
設し、前記ベルト2が蛇行しないようにローラ1,1相
互間におけるベルト2の両側に蛇行防止具3を配置させ
てあるベルトコンベアにおいて、ベルト2を構成する織
物20の縦糸20aが、大きな伸張率(10%程度)を
有する材料で構成させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトコンベア
であって、特に、捩じれ搬送面を有するベルトコンベア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のベルトコンベアは、図6や図7
に示すように、ローラ90,90相互を反対方向に同角
度だけ傾斜(ローラ90,90をベルトの中央ラインL
を基準に反対方向に同角度だけ傾斜)させた状態に配置
すると共に、前記ローラ90,90相互間にベルト91
をある程度の張力を作用させて張設し、更に、ベルト9
1が蛇行しないようにローラ90,90相互間における
ベルト91の両側部に蛇行防止具(図示せず)を配置さ
せている。
【0003】したがって、このコンベアでは、ベルト9
1の搬送面が捩じれていても、ローラ90の軸線方向に
おけるベルト91とローラ90との接触圧はバランスが
とれているからベルトの蛇行は抑制され、その結果、ベ
ルト91の搬送面の位置部が浮き上がったり、蛇行防止
具に大きな負荷が作用するようなことはない。
【0004】しかしながら、近年のベルトコンベアを使
用する業界の要求にこたえて、ベルトの中央ラインLか
ら外れたところを基準にローラ90,90相互間で角度
をつけるような構成とした場合、上記コンベアではロー
ラ90の軸線方向におけるベルト91とローラ90との
接触圧がアンバランスとなることから、ベルト91の搬
送面の浮き上りや蛇行防止具の短命化を招いてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、ベルトの捩じれの態様にかかわらず、ベルトの搬送
面の浮き上りや蛇行防止具の短命化を招きにくい捩じれ
搬送面を有するベルトコンベアを提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の捩じれ搬送面
を有するベルトコンベアは、一定の間隔を設けてローラ
1,1を配置すると共に一方のローラ1に対して他方の
ローラ1を上下方向に傾け、前記ローラ1,1相互間に
ベルト2を張設し、前記ベルト2が蛇行しないようにロ
ーラ1,1相互間におけるベルト2の両側に蛇行防止具
3を配置させてあるベルトコンベアにおいて、ベルト2
を構成する織物の縦糸が、大きな伸張率(10%程度)
を有する材料で構成させてある。なお、縦糸が、ウレタ
ン弾性糸で構成されていることが好ましい。
【0007】ここで、従来のベルトを構成する織物の縦
糸は伸張率が1%程度のポリエステルフィラメント糸で
形成してあるのに対して、この発明のものでは縦糸を例
えば伸張率が10%程度のウレタン弾性糸を使用してい
ることから、ベルト2としての伸びは従来のものの伸張
率が0.5%であるのに対してこの発明のベルトの伸張
率は4%程度になる。したがって、ベルトの捩じれの態
様にかかわらず、各ローラ1の軸線方向におけるベルト
2とローラ1との接触圧のアンバランスは従来のものと
比較して小さくなるからベルトの蛇行は抑制され、その
結果、ベルト2の搬送面の位置部が浮き上がったり、蛇
行防止具3に大きな負荷が作用するようなことが抑えら
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面に従って説明する。
【0009】このベルトコンベアは、図3に示す如く搬
送方向後方側では被搬送物Hを傾斜姿勢で、図4に示す
如く搬送方向前方側では被搬送物Hを水平姿勢で、それ
ぞれ搬送するものであり、基本的には、図1に示すよう
に、ローラ1aと、前記ローラ1aから間隔を設けて配
置されたローラ1bと、前記ローラ1a,1b相互間に
張設されたベルト2と、前記ベルト2の両側縁を支持す
る蛇行防止具3と、上記ローラ1aを回転せしめる駆動
装置4と、前記ローラ1a,1b及び蛇行防止具3並び
にモータ40が取り付けられる架台5とから構成されて
いる。
【0010】ローラ1aは、図2に示すように、軸受け
10を介して架台5に対して水平姿勢で回転自在に取り
付けられている。
【0011】ローラ1bは、図2や図3に示すように、
軸受け10を介して架台5に対して傾斜する姿勢で回転
自在に取り付けられている。なお、図2に示すように、
ローラ1bの一端側とローラ1aの一端側とは同一レベ
ルとしてあり、ローラ1bの他端側はローラ1aの他端
側よりも高いレベルとしてある。
【0012】ベルト2は、図3や図5に示すように、両
端開放の筒状のベルト本体2aと、これの両端縁に融着
したビード2bと、ベルト2の一端縁側に形成した受け
部材2cとから構成されている。なお、このコンベアで
は受け部材2cの存在により図3に示す如く被搬送物H
を姿勢傾斜させた状態で搬送できる。
【0013】ここで、ベルト本体2aは、織物に薄いゴ
ム板材を加硫接着したものであり、前記織物の縦糸(ベ
ルトの長手方向の糸を意味する)としては伸張率が10
%程度のウレタン弾性糸で構成してある。したがって、
ベルト2としては4%程度の伸張率を有する。
【0014】蛇行防止具3は、図5に示すように、架台
5により支持された上下の固定部材30,30と、各固
定部材30に横ハ字状に取り付けられた回転体31,3
1とから構成されており、この回転体31,31により
ベルト2のビード2b部分を移動可能に挟持するように
してある。尚、この蛇行防止具3は、図1に示すよう
に、ローラ1a,1b相互間部分に複数個設けてある。
【0015】駆動装置4は、図1に示すように、モータ
40の回転をプーリ41,42、平ベルト43を介して
ローラ1aに伝達するようにしたものである。
【0016】このベルトコンベアは上記の如き構成であ
るから、既に記載したように、ベルト2の捩じれの態様
にかかわらず、ベルト2の搬送面の浮き上りや蛇行防止
具3の短命化を招きにくいものとなる。
【0017】なお、上記コンベアでは、ベルト2に使用
される縦糸をウレタン弾性糸としているが、これに限定
されることなく、ゴム糸、ウーリーナイロン糸も使用で
きる。要するに、10%程度の伸長率があればよいので
ある。
【0018】
【発明の効果】課題を解決するための手段の欄に記載し
た作用の内容から、ベルトの捩じれの態様にかかわら
ず、ベルトの搬送面の浮き上りや蛇行防止具の短命化を
招きにくい捩じれ搬送面を有するベルトコンベアを提供
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施態様であるベルトコンベアの平
面図。
【図2】前記ベルトコンベアの側面図。
【図3】図1のA−A矢視図。
【図4】図1のB−B矢視図。
【図5】図1のC−C断面図。
【図6】先行技術のベルトコンベアにおけるローラとベ
ルトとの関係を示す側面図。
【図7】図6のD−D矢視図。
【符号の説明】
1 ローラ 2 ベルト 3 蛇行防止具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の間隔を設けてローラ(1)(1)
    を配置すると共に一方のローラ(1)に対して他方のロ
    ーラ(1)を上下方向に傾け、前記ローラ(1)(1)
    相互間にベルト(2)を張設し、前記ベルト(2)が蛇
    行しないようにローラ(1)(1)相互間におけるベル
    ト(2)の両側に蛇行防止具(3)を配置させてあるベ
    ルトコンベアにおいて、ベルト(2)を構成する織物の
    縦糸が、大きな伸張率を有する材料で構成させてあるこ
    とを特徴とする捩じれ搬送面を有するベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 縦糸が、ウレタン弾性糸で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の捩じれ搬送面を有す
    るベルトコンベア。
  3. 【請求項3】 縦糸の伸張率が、10%程度に設定され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の捩じれ搬
    送面を有するベルトコンベア。
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