JPH09142431A - 台紙なしラベルの印字切断装置 - Google Patents
台紙なしラベルの印字切断装置Info
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- JPH09142431A JPH09142431A JP32503795A JP32503795A JPH09142431A JP H09142431 A JPH09142431 A JP H09142431A JP 32503795 A JP32503795 A JP 32503795A JP 32503795 A JP32503795 A JP 32503795A JP H09142431 A JPH09142431 A JP H09142431A
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Abstract
しラベル6の先端部6Aを切断機構11から引き離すこ
とにより、台紙なしラベル6の印字および切断操作を連
続して確実に行うことができる台紙なしラベルの印字切
断装置を提供すること。 【解決手段】 切断機構11による台紙なしラベル6の
切断後、台紙なしラベル6をその移送方向とは逆方向に
引き戻すことに着目したもので、ラベル基材の裏面に粘
着剤層を有する台紙なしラベル6を所定の移送方向に移
送するとともにその表面に印字を行い、さらに切断する
台紙なしラベルの印字切断装置であって、切断機構11
により切断された台紙なしラベル6をその移送方向とは
逆方向に戻すことにより、この台紙なしラベル6と切断
機構11とを離間可能としたことを特徴とする。
Description
字切断装置にかかるもので、とくに帯状のラベル基材の
裏面に粘着剤層を有する連続状の台紙なしラベルの印
字、切断および移送を円滑に行うことができるようにし
た台紙なしラベルの印字切断装置に関するものである。
すような台紙付きラベル連続体1が一般的である。台紙
付きラベル連続体1は、帯状の台紙2と、多数枚のラベ
ル片3とを有する。
る剥離剤層4を設けるとともに、ラベル片3の裏面には
粘着剤層5を設けてあり、台紙2の表面にラベル片3を
剥離可能に仮着してある。
連続体1をロール状に巻いて取り扱うが、ラベル片3
(粘着剤層5)の裏面に台紙2があるため、ロール状に
巻いてあってもラベル片3が互いにその粘着剤層5に貼
り付くことなく処理可能であり、ラベル片3に所定印字
情報を印字後、台紙2から剥離して所定商品に貼付する
ことができる。
続体1の本来の情報表示という機能に関しては無関係か
つ不要なものであり、コスト的には全く無駄な構成部材
である。
6が開発された。台紙なしラベル6は、多数枚のラベル
片3に相当する帯状のラベル基材7を有し、ラベル基材
7の裏面に粘着剤層5を設けるとともに、ラベル基材7
の表面に感熱発色剤層8、さらに感熱発色剤層8の上層
にシリコンオイルなどによる剥離剤層4を設けたもので
ある。なお、感熱発色剤層8を省略してラベル基材7に
直接剥離剤層4を設けることもできる。
のようにロール状に巻いてもその裏面側の粘着剤層5は
表面側の剥離剤層4と接触するため、ラベル基材7どう
しが互いに貼り付いてしまうことはない。
などにより所定の印字パターンで感熱発色剤層8を発色
させて所定情報を印字可能とするとともに、所定ピッチ
で切断することによって、前記ラベル片3に相当するラ
ベル片3Aを得ることができる。
プリンタ9を概略的に示す側面図であって、サーマルプ
リンタ9は、移送方向に沿って印字機構10および切断
機構11を設けてある。
どを施したプラテン12とサーマルヘッド13との間に
台紙なしラベル6を通し、プラテン12の回転により順
方向への台紙なしラベル6の移送とともに、サーマルヘ
ッド13に所定の印字信号を供給することによって印字
を行う。
機構11における固定刃14(カッター下刃)と回転刃
15(カッター上刃)との間に供給して、回転刃15の
一回転により台紙なしラベル6を切断して所定長さの単
葉のラベル片3Aを得る。
しラベル6の切断操作のときに台紙なしラベル6の裏面
側に位置する固定刃14に粘着剤層5が貼り付いて、台
紙なしラベル6の先端部6Aが固定刃14に貼り付いて
しまう。
ラベル6がその粘着剤層5により切断機構11(固定刃
14)に貼り付いた状態で、つぎの台紙なしラベル6部
分に印字を行うために台紙なしラベル6の移送を行う
と、印字機構10(プラテン12)と切断機構11(固
定刃14)との間で台紙なしラベル6が折れ曲がるなど
の変形を起こし、切断機構11をこえて移送することが
不可能となり、プラテン12に巻き付くなどの問題があ
る。
転刃15を有する切断機構11以外にも、直線的に切断
刃が移動する構造などその他の切断機構であっても、台
紙なしラベル6を切断する場合に生ずるものである。
諸問題にかんがみなされたもので、切断機構と台紙なし
ラベルとの貼付きの問題を解消することができ、台紙な
しラベルの印字および切断操作を連続して確実に行うこ
とができる台紙なしラベルの印字切断装置を提供するこ
とを課題とする。
台紙なしラベルの先端部を切断機構から引き離すことが
できる台紙なしラベルの印字切断装置を提供することを
課題とする。
て、台紙なしラベルに印字し、切断ののち、切断機構か
ら引き離した台紙なしラベルを再度切断機構方向に移送
して印字することができる台紙なしラベルの印字切断装
置を提供することを課題とする。
機構による台紙なしラベルの切断後、台紙なしラベルを
その移送方向とは逆方向に引き戻すことにより台紙なし
ラベルと切断機構とを引き離すことに着目したもので、
ラベル基材の裏面に粘着剤層を有する台紙なしラベルを
所定の移送方向に移送するとともにその表面に印字を行
う印字機構と、この印字機構により印字された上記台紙
なしラベルを切断する切断機構と、を有する台紙なしラ
ベルの印字切断装置であって、上記切断機構により切断
された上記台紙なしラベルをその移送方向とは逆方向に
戻すことにより、この台紙なしラベルと上記切断機構と
を離間可能としたことを特徴とする台紙なしラベルの印
字切断装置である。
送方向およびこの移送方向とは逆方向に回転可能なプラ
テンと、このプラテンとの間に上記台紙なしラベルを挿
通して印字を行うサーマルヘッドと、を有することがで
きる。
記台紙なしラベル(とくにその先端部)を案内可能な案
内機構を設けることができる。
ックフィード)のタイミングとしては、たとえば上記印
字機構による印字開始信号により開始する場合、あるい
は印字終了信号により開始する場合などがある。
置においては、切断機構による台紙なしラベルの切断
後、台紙なしラベルをその移送方向とは逆方向に引き戻
すことにより台紙なしラベルと切断機構とを引き離すこ
とができ、つぎに印字するために移送方向に台紙なしラ
ベルを移送するときに、台紙なしラベルが切断機構に貼
り付いたまま変形することを回避することができる。
ベルを再度順方向(移送方向)に移送すれば、台紙なし
ラベルの先端部は切断機構の固定刃などに衝突すること
なく適正に移送され、つぎのラベル印字部分への印字終
了後、適正に切断することができる。
なしラベルを案内可能な案内機構を設ければ、上述のよ
うに逆方向に引き戻したのち、再度移送方向に繰り出す
ときに台紙なしラベル(とくにその先端部)の案内操作
をより確実なものとすることができる。
台紙なしラベルの印字切断装置20を図1ないし図3に
もとづき説明する。ただし、図4ないし図7と同様の部
分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。図
1は、台紙なしラベルの印字切断装置20の要部側面図
であって、台紙なしラベルの印字切断装置20は、前記
印字機構10と、案内機構21と、前記切断機構11
と、ラベル引出し機構22と、制御機構23と、を有す
る。
記サーマルヘッド13と、プラテン12を順方向(台紙
なしラベル6の移送方向)および逆方向に回転可能なプ
ラテン駆動モーター24と、タイミングベルト25と、
を有する。
端部に設けた案内ローラー26と、案内片27と、を有
する。案内ローラー26と案内片27との間の隙間に台
紙なしラベル6を通し、下流側の切断機構11に確実に
案内するようになっている。
の台紙なしラベル6の先端部6Aがこの切断機構11か
ら移送方向とは逆方向に引き離され、つぎに印字操作に
ともなって移送方向に移送を再開されたときに確実に先
端部6Aを案内するための案内機構21としては、プラ
テン12とサーマルヘッド13との接触点部分より下方
に所定の間隔で位置させた案内片27のみでもよい。
転刃15と、回転刃15を一方向に回転駆動するカッタ
ー駆動モーター28と、タイミングベルト29と、を有
する。なお回転刃15は、切断のための一回転後、台紙
なしラベル6ないしはラベル片3Aの移送に支障になら
ない位置に待機する。
施した引出しローラー30と、押さえローラー31と、
引出しローラー30を一方向に回転駆動するローラー駆
動モーター32と、丸ベルト33と、を有する。このラ
ベル引出し機構22は、切断により形成された単葉のラ
ベル片3Aを切断機構11よりさらに下流側に移送する
ものである。
および下流側検出センサー35からの信号、および外部
制御機構(たとえばパソコン36)からの印字情報信号
を受信するとともに、上述の各機構、印字機構10、切
断機構11およびラベル引出し機構22を制御する。
ル6の検出マーク(図示せず)を検出することによりそ
のピッチを検出する場合、あるいは印字データ量によっ
てピッチを判断する構成においては台紙なしラベル6の
有無を検出する場合などがある。
機構22によるラベル片3Aの有無を検出する。
装置20において、切断機構11により切断された台紙
なしラベル6の先端部6Aを固定刃14から引き離すた
めの逆方向移送操作(バックフィード操作)を行うタイ
ミングとしては、たとえば制御機構23からの印字開始
信号により開始する場合、あるいは印字終了信号により
開始する場合がある。
によってバックフィード操作を開始する場合の印字切断
操作を示すフローチャート図であり、台紙なしラベルの
印字切断装置20の電源「ON」により、ステップS1
においてイニシャルセットを行う。すなわち、台紙なし
ラベルの印字切断装置20に最初に装填した状態の台紙
なしラベル6の先頭部分は、切断機構11の下流側に位
置しており、カッター駆動モーター28により回転刃1
5を一回転させることによって、台紙なしラベル6の当
該先頭部分を切断し、その先端部6Aを切りそろえる。
制御機構)から印字データを受信し、ステップS3にお
いて印字編集が完了した段階で、印字開始信号が出力さ
れ、ステップS4のバックフィードを行う。
ラテン12を移送方向とは逆方向に回転させることによ
り、所定長さだけ台紙なしラベル6を上流側に引き戻
し、その先端部6Aを切断機構11の固定刃14から引
き離すとともに、つぎの印字開始に適した位置まで台紙
なしラベル6を位置させるものである。たとえば、先端
部6Aを印字機構10のプラテン12とサーマルヘッド
13との間にのぞかせるか、案内機構21の案内ローラ
ー26と案内片27との間の隙間にのぞかせるか、いず
れにしても固定刃14から離れているようにする。
0による印字を開始し、ステップS6においてラベル引
出し機構22の引出しローラー30を回転し、前回切断
した台紙なしラベル6(ラベル片3A)を引き出して、
所定の処理を行う。この処理としては、ラベル吸着器
(図示せず)により吸着して所定の商品などに貼付する
処理、貼付けローラー(図示せず)により貼付する処
理、あるいは手貼り処理、さらにはスタッカー(図示せ
ず)などに積層する処理などである。
Aへの印字が終了したか否かを確認し、ステップS8に
おいて切断機構11を作動させて、台紙なしラベル6を
所定ピッチのラベル片3Aとする。
端部6Aは固定刃14に貼り付いた状態にあるが、つぎ
の台紙なしラベル6への印字操作時に、バックフィード
されることにより固定刃14から引き離され、適正な位
置に引き戻される。
ラベル6の移送再開時には、その先端部6Aは案内機構
21(とくにその案内片27)に案内されて、所定の移
送路を通り、切断機構11に供給することができる。
操作によれば、ステップS3における印字編集完了の確
認ののち制御機構23から出力される印字開始信号に応
じてバックフィードを行うもので、切断機構11による
前回の切断操作から若干の時間をおいてバックフィード
を行うことになる。
によってバックフィード操作を開始する場合の印字切断
操作を示すフローチャート図であって、ステップS11
のイニシャルセット、ステップS12のデータ受信、ス
テップS13の印字編集完了確認などは、図2に示した
フローチャートの場合と同様である。
し、引出しローラー30を回転し(ステップS15)、
印字終了を確認し(ステップS16)、ステップS17
において切断機構11を駆動させてから、印字終了信号
の出力に応じてステップS18においてバックフィード
を行う。
操作によれば、ステップS16の印字終了の確認ののち
制御機構23から出力される印字終了信号に応じて、ス
テップS17のカッター操作についでバックフィードを
行うもので、台紙なしラベル6の切断ののち直ちにバッ
クフィードを行うことになる。
が切断機構11の固定刃14に貼り付いた状態のままで
印字機構10によるつぎの印字操作を開始することが回
避され、台紙を必要としない台紙なしラベル6の長所を
活かした印字切断動作を行うことができる。
による台紙なしラベルの切断ののちにこの台紙なしラベ
ルを移送方向とは逆方向に引き戻すようにしたので、台
紙なしラベルの先端部が切断機構に貼り付いたままの状
態を回避し、つぎに印字移送操作において台紙なしラベ
ルを印字機構および切断機構を通ってつまることなく適
正に移送することができる。
字切断装置20の要部側面図である。
バックフィード操作を開始する場合の印字切断操作を示
すフローチャート図である。
バックフィード操作を開始する場合の印字切断操作を示
すフローチャート図である。
視図である。である。
ルプリンタ9を概略的に示す側面図である。
切断機構11(固定刃14)に貼り付いた状態を概略的
に示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ラベル基材の裏面に粘着剤層を有する
台紙なしラベルを所定の移送方向に移送するとともにそ
の表面に印字を行う印字機構と、 この印字機構により印字された前記台紙なしラベルを切
断する切断機構と、を有する台紙なしラベルの印字切断
装置であって、 前記切断機構により切断された前記台紙なしラベルをそ
の移送方向とは逆方向に戻すことにより、この台紙なし
ラベルと前記切断機構とを離間可能としたことを特徴と
する台紙なしラベルの印字切断装置。 - 【請求項2】 前記印字機構は、 前記台紙なしラベルの移送方向およびこの移送方向とは
逆方向に回転可能なプラテンと、 このプラテンとの間に前記台紙なしラベルを挿通して印
字を行うサーマルヘッドと、を有することを特徴とする
請求項1記載の台紙なしラベルの印字切断装置。 - 【請求項3】 前記印字機構と前記切断機構との間
に、前記台紙なしラベルを案内可能な案内機構を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の台紙なしラベルの印字
切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32503795A JP3753460B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32503795A JP3753460B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142431A true JPH09142431A (ja) | 1997-06-03 |
JP3753460B2 JP3753460B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=18172449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32503795A Expired - Lifetime JP3753460B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3753460B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001151215A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Sato Corp | ラベル貼付機のラベル移送装置およびラベル移送方法 |
JP2001348012A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-18 | Sato Corp | ラベル搬送方法及び装置 |
JP2015009399A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置、印刷装置、及び媒体処理装置の制御方法 |
US8979236B1 (en) | 2013-09-13 | 2015-03-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US9746875B2 (en) | 2012-11-26 | 2017-08-29 | Seiko Epson Corporation | Ticket production device and ticket production method |
JP2020124931A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-08-20 | 株式会社寺岡精工 | ラベルプリンタ、プログラム、及びラベル発行方法 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32503795A patent/JP3753460B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4493768B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2010-06-30 | 株式会社サトー | ラベル貼付機のラベル移送装置およびラベル移送方法 |
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JP2020124931A (ja) * | 2018-12-05 | 2020-08-20 | 株式会社寺岡精工 | ラベルプリンタ、プログラム、及びラベル発行方法 |
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