JPH09141939A - シリアル式ドットプリンタおよびその運転制御方法 - Google Patents
シリアル式ドットプリンタおよびその運転制御方法Info
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- JPH09141939A JPH09141939A JP30760595A JP30760595A JPH09141939A JP H09141939 A JPH09141939 A JP H09141939A JP 30760595 A JP30760595 A JP 30760595A JP 30760595 A JP30760595 A JP 30760595A JP H09141939 A JPH09141939 A JP H09141939A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字媒体の適正な搬送制御を行なうことがで
き、グラフィック画像の印字でも黒筋や白筋の無い、良
好な印字結果を得ることができるシリアル式ドットプリ
ンタおよびその運転制御方法を提供すること。 【解決手段】 印字媒体に対して印字ヘッド5により1
走査方向の印字を行なった後、イメージスキャナ9によ
り前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量
を確認しながら前記印字媒体の搬送を行なう。
き、グラフィック画像の印字でも黒筋や白筋の無い、良
好な印字結果を得ることができるシリアル式ドットプリ
ンタおよびその運転制御方法を提供すること。 【解決手段】 印字媒体に対して印字ヘッド5により1
走査方向の印字を行なった後、イメージスキャナ9によ
り前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量
を確認しながら前記印字媒体の搬送を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写式、インクジ
ェット式、ワイヤドット式等のシリアル式ドットプリン
タに係り、特に記録手段である印字ヘッドと読取り手段
であるイメージスキャナとをそれぞれ搭載してなるシリ
アル式ドットプリンタに関する。
ェット式、ワイヤドット式等のシリアル式ドットプリン
タに係り、特に記録手段である印字ヘッドと読取り手段
であるイメージスキャナとをそれぞれ搭載してなるシリ
アル式ドットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、搬送ローラおよびこれに圧接
される圧接ローラとの間に所定の印字媒体を挟持してプ
ラテンと印字ヘッドとの間に搬送し、その後、印字ヘッ
ドを印字媒体に対して所定の圧接力で圧接させ、この状
態でキャリッジを移動させるとともにリボンカセットの
インクリボンを巻取りながら所望の印字信号に基づいて
印字ヘッドに形成された印字素子に選択的に通電し、こ
の印字素子を加熱してインクリボンのインクを溶融して
用紙に転写することにより、前記印字媒体に所望の印刷
を行なう熱転写プリンタが多く用いられている。
される圧接ローラとの間に所定の印字媒体を挟持してプ
ラテンと印字ヘッドとの間に搬送し、その後、印字ヘッ
ドを印字媒体に対して所定の圧接力で圧接させ、この状
態でキャリッジを移動させるとともにリボンカセットの
インクリボンを巻取りながら所望の印字信号に基づいて
印字ヘッドに形成された印字素子に選択的に通電し、こ
の印字素子を加熱してインクリボンのインクを溶融して
用紙に転写することにより、前記印字媒体に所望の印刷
を行なう熱転写プリンタが多く用いられている。
【0003】このような熱転写プリンタにおいては、ま
ず、キャリッジとプラテンとの間に所定の印字媒体を搬
送した状態でキャリッジをプラテンに沿って移動させな
がら1走査方向の印字を行ない、この1走査方向分の印
字を行なった後に所定量の印字媒体の搬送動作を行な
い、その後に次走査方向の印字を行なうという一連の動
作を繰り返して1頁分の印字を完了させるようになって
いる。
ず、キャリッジとプラテンとの間に所定の印字媒体を搬
送した状態でキャリッジをプラテンに沿って移動させな
がら1走査方向の印字を行ない、この1走査方向分の印
字を行なった後に所定量の印字媒体の搬送動作を行な
い、その後に次走査方向の印字を行なうという一連の動
作を繰り返して1頁分の印字を完了させるようになって
いる。
【0004】このような熱転写プリンタにあっては、文
字のみを印字する場合には、印字媒体の搬送量にばらつ
きがあってもあまり目立つことはなく印字結果にそれほ
どの影響はないが、グラフィック等の画像を印字する場
合には、印字媒体の搬送量にばらつきがあり、前記1走
査方向毎の印字に重なりがあれば、その重なった部分は
黒筋となり、1走査方向毎の間に隙間があれば、その隙
間は白筋となって目立ってしまうという問題があった。
字のみを印字する場合には、印字媒体の搬送量にばらつ
きがあってもあまり目立つことはなく印字結果にそれほ
どの影響はないが、グラフィック等の画像を印字する場
合には、印字媒体の搬送量にばらつきがあり、前記1走
査方向毎の印字に重なりがあれば、その重なった部分は
黒筋となり、1走査方向毎の間に隙間があれば、その隙
間は白筋となって目立ってしまうという問題があった。
【0005】そのため、グラフィック等の印字を行なう
熱転写プリンタは極めて高精度の印字媒体の搬送が必要
とされており、昨今の熱転写プリンタにおいては、印字
媒体の搬送ローラの外周の回転量を検出し、常に所定の
回転量だけこの印字媒体の搬送ローラを回転させるよう
に印字媒体の搬送ローラのモータの回転量を制御するこ
とで、正確な印字媒体の搬送を行なうようにしている。
そして、この印字媒体の搬送ローラの偏心を考慮するた
めに、予め1改行分の回転量を測定しておき、それぞれ
の回転角度での搬送量として補正する必要があるため、
印字媒体の搬送ローラの外周にマーカを付けておき、セ
ンサでこのマーカを検出することで所定の回転量を得る
ようにしている。
熱転写プリンタは極めて高精度の印字媒体の搬送が必要
とされており、昨今の熱転写プリンタにおいては、印字
媒体の搬送ローラの外周の回転量を検出し、常に所定の
回転量だけこの印字媒体の搬送ローラを回転させるよう
に印字媒体の搬送ローラのモータの回転量を制御するこ
とで、正確な印字媒体の搬送を行なうようにしている。
そして、この印字媒体の搬送ローラの偏心を考慮するた
めに、予め1改行分の回転量を測定しておき、それぞれ
の回転角度での搬送量として補正する必要があるため、
印字媒体の搬送ローラの外周にマーカを付けておき、セ
ンサでこのマーカを検出することで所定の回転量を得る
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのた
めには印字媒体の搬送ローラの外周にマーカを配設した
り、このマーカを検出するためのセンサが必要となる
等、熱転写プリンタの機構自体が複雑になったり、コス
ト面でも高くつくといった不具合があった。
めには印字媒体の搬送ローラの外周にマーカを配設した
り、このマーカを検出するためのセンサが必要となる
等、熱転写プリンタの機構自体が複雑になったり、コス
ト面でも高くつくといった不具合があった。
【0007】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、印字媒体の適正な搬送制御を行なうことができ、グ
ラフィック画像の印字でも黒筋や白筋の無い、良好な印
字結果を得ることができるシリアル式ドットプリンタお
よびその運転制御方法を提供することを目的とするもの
である。
で、印字媒体の適正な搬送制御を行なうことができ、グ
ラフィック画像の印字でも黒筋や白筋の無い、良好な印
字結果を得ることができるシリアル式ドットプリンタお
よびその運転制御方法を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るシリアル式ドットプリンタ
の運転制御方法は、印字を行なう印字素子を複数整列配
置した印字ヘッドと、画像読み取りを行なう検出素子を
複数整列配置したイメージスキャナとを同一方向に往復
動自在に配設したシリアル式ドットプリンタの運転制御
方法であって、印字媒体に対して前記印字ヘッドにより
1走査方向の印字を行なった後、前記イメージスキャナ
により前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬
送量を確認しながら印字媒体の搬送を行なうことを特徴
とする。
請求項1に記載の発明に係るシリアル式ドットプリンタ
の運転制御方法は、印字を行なう印字素子を複数整列配
置した印字ヘッドと、画像読み取りを行なう検出素子を
複数整列配置したイメージスキャナとを同一方向に往復
動自在に配設したシリアル式ドットプリンタの運転制御
方法であって、印字媒体に対して前記印字ヘッドにより
1走査方向の印字を行なった後、前記イメージスキャナ
により前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬
送量を確認しながら印字媒体の搬送を行なうことを特徴
とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のシリアル式ドットプリンタの運転制御方法であ
って、イメージスキャナの各検出素子により印字媒体に
施された印字の有無を検出することによって、前記印字
媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量を確認する
ことを特徴とする。
に記載のシリアル式ドットプリンタの運転制御方法であ
って、イメージスキャナの各検出素子により印字媒体に
施された印字の有無を検出することによって、前記印字
媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量を確認する
ことを特徴とする。
【0010】前2項に記載のシリアル式ドットプリンタ
の運転制御方法によれば、印字媒体の搬送を、前の行の
印字のドットの有無をイメージスキャナで確認しながら
行なうようにすることで、画像の印字の際にも白筋や黒
筋のない、高品位の画像が得ることができる。
の運転制御方法によれば、印字媒体の搬送を、前の行の
印字のドットの有無をイメージスキャナで確認しながら
行なうようにすることで、画像の印字の際にも白筋や黒
筋のない、高品位の画像が得ることができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載のシリアル式ドットプリンタの運
転制御方法であって、前記印字媒体の搬送は、前記イメ
ージスキャナの特定の検出素子が印字媒体上の印字がな
いことを検出する位置まで行なわれることを特徴とす
る。
または請求項2に記載のシリアル式ドットプリンタの運
転制御方法であって、前記印字媒体の搬送は、前記イメ
ージスキャナの特定の検出素子が印字媒体上の印字がな
いことを検出する位置まで行なわれることを特徴とす
る。
【0012】本発明のシリアル式ドットプリンタの運転
制御方法によれば、印字媒体の搬送時に、前の行の印字
のドットをイメージスキャナの特定の検出素子が検出し
なくなるまで搬送を行なうようにすることで、画像の印
字の際にも白筋や黒筋のない、高品位の画像が得ること
ができる。
制御方法によれば、印字媒体の搬送時に、前の行の印字
のドットをイメージスキャナの特定の検出素子が検出し
なくなるまで搬送を行なうようにすることで、画像の印
字の際にも白筋や黒筋のない、高品位の画像が得ること
ができる。
【0013】また、請求項4に記載のシリアル式ドット
プリンタは、請求項1に記載の方法を行なうシリアル式
ドットプリンタであって、イメージスキャナの検出素子
の配列長さが印字ヘッドの印字素子の配列長さより長い
ことを特徴とする。
プリンタは、請求項1に記載の方法を行なうシリアル式
ドットプリンタであって、イメージスキャナの検出素子
の配列長さが印字ヘッドの印字素子の配列長さより長い
ことを特徴とする。
【0014】本発明のシリアル式ドットプリンタによれ
ば、印字媒体に対して前記印字ヘッドにより1走査方向
の印字を行なった後、印字ヘッドの印字素子の配列長さ
より長いイメージスキャナの検出素子の配列長さ部分を
利用して、前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向
に所望量の印字媒体の搬送を行なうことができる。
ば、印字媒体に対して前記印字ヘッドにより1走査方向
の印字を行なった後、印字ヘッドの印字素子の配列長さ
より長いイメージスキャナの検出素子の配列長さ部分を
利用して、前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向
に所望量の印字媒体の搬送を行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図1乃至図6を参照して説明する。
図1乃至図6を参照して説明する。
【0016】図1乃至図4は本発明に係るシリアル式ド
ットプリンタを熱転写プリンタに適用した一実施形態を
示したものである。図1は本実施形態の熱転写プリンタ
を示す平面図であり、図2はそのキャリッジ部分の平面
図、図3はそのイメージスキャナ部分の平面図、図4は
図1の熱転写プリンタの左側面図である。
ットプリンタを熱転写プリンタに適用した一実施形態を
示したものである。図1は本実施形態の熱転写プリンタ
を示す平面図であり、図2はそのキャリッジ部分の平面
図、図3はそのイメージスキャナ部分の平面図、図4は
図1の熱転写プリンタの左側面図である。
【0017】本実施形態の熱転写プリンタのフレーム1
には、長手方向に沿って延在する平板状のプラテン2が
配設されており、前記フレーム1の両側板の間には、前
記プラテン2の前方に位置し前記プラテン2と平行に延
在するキャリッジシャフト3が支持されている。このキ
ャリッジシャフト3には、キャリッジ4がこのキャリッ
ジシャフト3に沿って往復動自在に取付けられており、
このキャリッジ4の先端部には、前記プラテン2に対向
するように印字ヘッドとしてのサーマルヘッド5が接離
動作自在に取付けられている。また、前記キャリッジ4
の上面には、図示しないインクリボンを収納し、このイ
ンクリボンを前記サーマルヘッド5とプラテン2との間
に案内するリボンカセット6が着脱自在に装着されるよ
うになされており、前記キャリッジ4の上面には、前記
リボンカセット6のインクリボンを巻取るための巻取り
ボビン7およびインクリボンを搬送出す送出しボビン8
がそれぞれ配設されている。
には、長手方向に沿って延在する平板状のプラテン2が
配設されており、前記フレーム1の両側板の間には、前
記プラテン2の前方に位置し前記プラテン2と平行に延
在するキャリッジシャフト3が支持されている。このキ
ャリッジシャフト3には、キャリッジ4がこのキャリッ
ジシャフト3に沿って往復動自在に取付けられており、
このキャリッジ4の先端部には、前記プラテン2に対向
するように印字ヘッドとしてのサーマルヘッド5が接離
動作自在に取付けられている。また、前記キャリッジ4
の上面には、図示しないインクリボンを収納し、このイ
ンクリボンを前記サーマルヘッド5とプラテン2との間
に案内するリボンカセット6が着脱自在に装着されるよ
うになされており、前記キャリッジ4の上面には、前記
リボンカセット6のインクリボンを巻取るための巻取り
ボビン7およびインクリボンを搬送出す送出しボビン8
がそれぞれ配設されている。
【0018】また、本実施形態においては、図2に示す
ように、キャリッジ4の一側で、印字時のキャリッジ移
動方向において前記サーマルヘッド5の後方となる側
(図1および図2においては左側)には、原稿あるいは
記録後の画像を光学的に読取り可能なイメージスキャナ
9が配設されている。図3に示すように、前記イメージ
スキャナ9の前記プラテン2に対向する面には、開口部
10が形成されている。また、前記イメージスキャナ9
の内部であって前記開口部10の両側には、ランプ等か
らなる2つの発光部材11,11が前記開口部10に指
向するように配設されており、前記イメージスキャナ9
の内部には、前記発光部材11から原稿に対して照射し
た光の反射光を受光し所定のイメージを読取るイメージ
センサユニット12が配設されている。
ように、キャリッジ4の一側で、印字時のキャリッジ移
動方向において前記サーマルヘッド5の後方となる側
(図1および図2においては左側)には、原稿あるいは
記録後の画像を光学的に読取り可能なイメージスキャナ
9が配設されている。図3に示すように、前記イメージ
スキャナ9の前記プラテン2に対向する面には、開口部
10が形成されている。また、前記イメージスキャナ9
の内部であって前記開口部10の両側には、ランプ等か
らなる2つの発光部材11,11が前記開口部10に指
向するように配設されており、前記イメージスキャナ9
の内部には、前記発光部材11から原稿に対して照射し
た光の反射光を受光し所定のイメージを読取るイメージ
センサユニット12が配設されている。
【0019】なお、本実施形態においてイメージスキャ
ナの検出素子の配列長さは印字ヘッドの印字素子の配列
長さより長く形成されている。このイメージスキャナ9
と印字ヘッドとの位置関係を図5によりさらに説明する
と、イメージスキャナ9の受光素子等からなる検出素子
9aの配列長さL1が、サーマルヘッド5の印字素子で
ある発熱素子5aの配列長さL2より原稿や印字媒体等
の通常の搬送方向へ長くなるように形成されており、本
実施形態においては、前記サーマルヘッド5の最上位の
発熱素子5aの位置がイメージスキャナ9の上から3番
目の検出素子9aと同じ位置となるように設定されてい
る。
ナの検出素子の配列長さは印字ヘッドの印字素子の配列
長さより長く形成されている。このイメージスキャナ9
と印字ヘッドとの位置関係を図5によりさらに説明する
と、イメージスキャナ9の受光素子等からなる検出素子
9aの配列長さL1が、サーマルヘッド5の印字素子で
ある発熱素子5aの配列長さL2より原稿や印字媒体等
の通常の搬送方向へ長くなるように形成されており、本
実施形態においては、前記サーマルヘッド5の最上位の
発熱素子5aの位置がイメージスキャナ9の上から3番
目の検出素子9aと同じ位置となるように設定されてい
る。
【0020】また、前記フレーム1の一端部下側には、
キャリッジ駆動モータ13がその出力軸が前記フレーム
1の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ13の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ13により回転駆動される駆動プーリ14が
配設されている。また、前記フレーム1の他端部上面に
は、従動プーリ15が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ14と従動プーリ15との間には、一部が前
記キャリッジ4の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト16が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ13を回転駆動して前記駆動プーリ14を介し
てキャリッジ駆動ベルト16を駆動させることにより、
前記キャリッジ4およびイメージスキャナ9をキャリッ
ジシャフト3に沿ってプラテン2と平行に往復動させる
ようになされている。
キャリッジ駆動モータ13がその出力軸が前記フレーム
1の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ13の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ13により回転駆動される駆動プーリ14が
配設されている。また、前記フレーム1の他端部上面に
は、従動プーリ15が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ14と従動プーリ15との間には、一部が前
記キャリッジ4の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト16が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ13を回転駆動して前記駆動プーリ14を介し
てキャリッジ駆動ベルト16を駆動させることにより、
前記キャリッジ4およびイメージスキャナ9をキャリッ
ジシャフト3に沿ってプラテン2と平行に往復動させる
ようになされている。
【0021】また、図4に示すように、前記プラテン2
の後部下方で、前記フレーム1の左右の側板間には、ロ
ーラシャフト17が架設されており、このローラシャフ
ト17には所定の記録媒体を所定速度で搬送する搬送ロ
ーラ18が前記ローラシャフト17と一体に回転するよ
うに配設されている。また、このローラシャフト17の
近傍にはローラシャフト17を回転駆動させるための図
示しない搬送モータが配設されており、ギア群を介して
前記ローラシャフト17と連結するようになされてい
る。そして、この搬送ローラ18の下方には、この搬送
ローラ18に圧接される複数の圧接ローラ19が回転自
在に配設されている。さらに、前記フレーム1の後方に
は、図示しない給紙装置が配置されるようになされてお
り、この給紙装置には、例えば、前記イメージスキャナ
9で読取り可能な状態とされた原稿と通常の印刷用紙や
孔版印刷用紙等の印字媒体が収納されるようになされて
いる。そして、前記搬送ローラ18を回転駆動させるこ
とにより、前記給紙装置から前記搬送ローラ18とこの
圧接ローラ19との間に供給される前記原稿や印字媒体
をサーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送するよう
になされている。さらに、前記プラテン2の上方には、
印字後の印字媒体を案内する排紙ローラ20が配設され
ている。さらに、前記フレーム1のプラテン2の一側に
は、位置決めマーカ21が形成されており、前記イメー
ジスキャナ9で位置決めマーカ21を読み取ることによ
り、キャリッジ4の停止位置を認識するようになされて
いる。
の後部下方で、前記フレーム1の左右の側板間には、ロ
ーラシャフト17が架設されており、このローラシャフ
ト17には所定の記録媒体を所定速度で搬送する搬送ロ
ーラ18が前記ローラシャフト17と一体に回転するよ
うに配設されている。また、このローラシャフト17の
近傍にはローラシャフト17を回転駆動させるための図
示しない搬送モータが配設されており、ギア群を介して
前記ローラシャフト17と連結するようになされてい
る。そして、この搬送ローラ18の下方には、この搬送
ローラ18に圧接される複数の圧接ローラ19が回転自
在に配設されている。さらに、前記フレーム1の後方に
は、図示しない給紙装置が配置されるようになされてお
り、この給紙装置には、例えば、前記イメージスキャナ
9で読取り可能な状態とされた原稿と通常の印刷用紙や
孔版印刷用紙等の印字媒体が収納されるようになされて
いる。そして、前記搬送ローラ18を回転駆動させるこ
とにより、前記給紙装置から前記搬送ローラ18とこの
圧接ローラ19との間に供給される前記原稿や印字媒体
をサーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送するよう
になされている。さらに、前記プラテン2の上方には、
印字後の印字媒体を案内する排紙ローラ20が配設され
ている。さらに、前記フレーム1のプラテン2の一側に
は、位置決めマーカ21が形成されており、前記イメー
ジスキャナ9で位置決めマーカ21を読み取ることによ
り、キャリッジ4の停止位置を認識するようになされて
いる。
【0022】また、図6は前記熱転写プリンタの電気的
な概略構成を示すものである。この熱転写プリンタはC
PU22によって制御されており、このCPU22に
は、使用される印字媒体の種類毎にそれに適した記録条
件等が記憶されたROM23、各種データ等を記憶する
RAM24を備えている。
な概略構成を示すものである。この熱転写プリンタはC
PU22によって制御されており、このCPU22に
は、使用される印字媒体の種類毎にそれに適した記録条
件等が記憶されたROM23、各種データ等を記憶する
RAM24を備えている。
【0023】前記CPU22には、インターフェースを
介してコンピュータ等の入力装置から記録データが送ら
れる。また、このCPU22にはイメージスキャナ9で
読取られた画像データもインターフェースを介して送ら
れる。
介してコンピュータ等の入力装置から記録データが送ら
れる。また、このCPU22にはイメージスキャナ9で
読取られた画像データもインターフェースを介して送ら
れる。
【0024】また、前記CPU22からは、サーマルヘ
ッド駆動回路25に記録パターンの情報が送られ、この
記録情報に応じてサーマルヘッド5が駆動される。更
に、CPU22からは、イメージスキャナ駆動回路2
6、サーマルヘッド5の印字媒体への圧接・離間を行な
うヘッドアップ・ダウン機構の駆動回路27、キャリッ
ジ4の移動を制御するキャリッジ駆動回路28および印
字媒体を搬送するための図示しない搬送モータを制御す
る搬送モータ制御回路29等へ制御信号がそれぞれ送ら
れる。
ッド駆動回路25に記録パターンの情報が送られ、この
記録情報に応じてサーマルヘッド5が駆動される。更
に、CPU22からは、イメージスキャナ駆動回路2
6、サーマルヘッド5の印字媒体への圧接・離間を行な
うヘッドアップ・ダウン機構の駆動回路27、キャリッ
ジ4の移動を制御するキャリッジ駆動回路28および印
字媒体を搬送するための図示しない搬送モータを制御す
る搬送モータ制御回路29等へ制御信号がそれぞれ送ら
れる。
【0025】以下、イメージスキャナ9で読み取られた
画像データを出力する場合の一例を説明する。
画像データを出力する場合の一例を説明する。
【0026】まず、前記熱転写プリンタのイメージスキ
ャナ9により原稿の読取りをおこなうため、前記原稿を
給紙装置に収納しておく。
ャナ9により原稿の読取りをおこなうため、前記原稿を
給紙装置に収納しておく。
【0027】そして、CPU22から搬送モータ駆動回
路29へ制御信号を送ることにより、前記搬送モータを
駆動して前記搬送ローラ18を回転駆動させることによ
り、前記給紙装置から前記搬送ローラ18と圧接ローラ
19との間に供給される原稿をサーマルヘッド5とプラ
テン2との間に搬送する。
路29へ制御信号を送ることにより、前記搬送モータを
駆動して前記搬送ローラ18を回転駆動させることによ
り、前記給紙装置から前記搬送ローラ18と圧接ローラ
19との間に供給される原稿をサーマルヘッド5とプラ
テン2との間に搬送する。
【0028】前記原稿が正しく搬送されたことを確認し
たら、イメージスキャナ9を駆動して原稿の読み取り動
作に移行する。
たら、イメージスキャナ9を駆動して原稿の読み取り動
作に移行する。
【0029】つまり、CPU22からの制御信号により
キャリッジ駆動モータ13を駆動してキャリッジ4を移
動させてイメージスキャナ9を原稿に対して横方向(以
下、走査方向という)に走査させながら、各発光部材1
1から原稿に光を照射するとともに、この原稿からの反
射光をイメージセンサユニット12の検出素子9aによ
り受光して原稿の走査方向のイメージ情報を読み取り、
このイメージ情報をCPU22のRAM24に記憶させ
ておく。
キャリッジ駆動モータ13を駆動してキャリッジ4を移
動させてイメージスキャナ9を原稿に対して横方向(以
下、走査方向という)に走査させながら、各発光部材1
1から原稿に光を照射するとともに、この原稿からの反
射光をイメージセンサユニット12の検出素子9aによ
り受光して原稿の走査方向のイメージ情報を読み取り、
このイメージ情報をCPU22のRAM24に記憶させ
ておく。
【0030】その後、搬送ローラ18を駆動して原稿を
前記走査方向と交差する方向へ所定量搬送し、再度、キ
ャリッジ4を移動させながら、イメージスキャナ9によ
り原稿のイメージ情報を読取り、再び前記RAM24に
記憶させる。
前記走査方向と交差する方向へ所定量搬送し、再度、キ
ャリッジ4を移動させながら、イメージスキャナ9によ
り原稿のイメージ情報を読取り、再び前記RAM24に
記憶させる。
【0031】そして、このような動作を繰り返して行な
い、原稿全体のイメージ情報をすべて読み取り、記憶装
置としてのRAM24に記憶させ、原稿を排出すること
により、原稿のイメージ情報の読み取り動作を終了す
る。
い、原稿全体のイメージ情報をすべて読み取り、記憶装
置としてのRAM24に記憶させ、原稿を排出すること
により、原稿のイメージ情報の読み取り動作を終了す
る。
【0032】次に、印字媒体を前記給紙装置にセット
し、CPU22からの制御信号により前記搬送モータを
駆動して搬送ローラ18を回転駆動させることにより、
前記給紙装置から前記搬送ローラ18と前記圧接ローラ
19との間に供給される印字媒体をサーマルヘッド5と
プラテン2との間に搬送する。
し、CPU22からの制御信号により前記搬送モータを
駆動して搬送ローラ18を回転駆動させることにより、
前記給紙装置から前記搬送ローラ18と前記圧接ローラ
19との間に供給される印字媒体をサーマルヘッド5と
プラテン2との間に搬送する。
【0033】その後、前記サーマルヘッド5をプラテン
2に圧接させた状態で、キャリッジ駆動モータ13を駆
動してキャリッジ4を移動させるとともに、巻取りボビ
ン7を回転駆動してインクリボンを巻取りながら、前記
RAM24に記憶された原稿のイメージ情報に基づいて
サーマルヘッド5の発熱素子5aを選択的に発熱させる
ことにより、前記ROM23に記憶された記録条件に従
って、所定の印字媒体に対して所望の印字を行なう。
2に圧接させた状態で、キャリッジ駆動モータ13を駆
動してキャリッジ4を移動させるとともに、巻取りボビ
ン7を回転駆動してインクリボンを巻取りながら、前記
RAM24に記憶された原稿のイメージ情報に基づいて
サーマルヘッド5の発熱素子5aを選択的に発熱させる
ことにより、前記ROM23に記憶された記録条件に従
って、所定の印字媒体に対して所望の印字を行なう。
【0034】すなわち、前述のような構成の熱転写プリ
ンタにおいて、給紙装置から分離・給送された印字媒体
が記録開始位置にセッティングされると、CPU22か
らサーマルヘッド駆動回路25に記録信号が出力され、
その記録信号に基づきサーマルヘッド5が駆動されるこ
とで、1走査方向分の印字が行なわれる。
ンタにおいて、給紙装置から分離・給送された印字媒体
が記録開始位置にセッティングされると、CPU22か
らサーマルヘッド駆動回路25に記録信号が出力され、
その記録信号に基づきサーマルヘッド5が駆動されるこ
とで、1走査方向分の印字が行なわれる。
【0035】そして、この1走査方向分の印字が終了す
るとキャリッジ4はその位置のまま、CPU22からヘ
ッドアップ・ダウン機構の駆動回路27に対してサーマ
ルヘッド5を印字媒体から離間させるヘッドアップ信号
が出力されるとともに、搬送モータ制御回路29に駆動
信号が出力され、前記搬送モータが駆動されて印字媒体
の前記走査方向に交差する方向の搬送がなされる。
るとキャリッジ4はその位置のまま、CPU22からヘ
ッドアップ・ダウン機構の駆動回路27に対してサーマ
ルヘッド5を印字媒体から離間させるヘッドアップ信号
が出力されるとともに、搬送モータ制御回路29に駆動
信号が出力され、前記搬送モータが駆動されて印字媒体
の前記走査方向に交差する方向の搬送がなされる。
【0036】そして、この印字媒体の搬送の最中はイメ
ージスキャナ駆動回路26にも駆動信号が出力され、こ
のイメージスキャナ9の駆動によって次の走査方向の印
字開始位置の特定がなされる。
ージスキャナ駆動回路26にも駆動信号が出力され、こ
のイメージスキャナ9の駆動によって次の走査方向の印
字開始位置の特定がなされる。
【0037】つまり、本実施形態においては、イメージ
スキャナ9とサーマルヘッド5との位置関係は、前述し
たように、サーマルヘッド5の最上位の発熱素子5aの
位置がイメージスキャナ9の上から3番目の検出素子9
aと同じ位置となるように設定されており、印字媒体の
搬送時において、このイメージスキャナ9の上から3番
目の検出素子9aが前の印字行の最下位の1ドットを検
出し(ON状態)、同じく上から4番目の検出素子9a
は印字媒体上の印字がないことを検出した(OFF状
態)時点で搬送を止めるように制御する。
スキャナ9とサーマルヘッド5との位置関係は、前述し
たように、サーマルヘッド5の最上位の発熱素子5aの
位置がイメージスキャナ9の上から3番目の検出素子9
aと同じ位置となるように設定されており、印字媒体の
搬送時において、このイメージスキャナ9の上から3番
目の検出素子9aが前の印字行の最下位の1ドットを検
出し(ON状態)、同じく上から4番目の検出素子9a
は印字媒体上の印字がないことを検出した(OFF状
態)時点で搬送を止めるように制御する。
【0038】そして、このようにして印字媒体の搬送が
完了した状態で、キャリッジ駆動回路28に駆動信号が
出力され、キャリッジ4は前記位置決めマーカ20の位
置まで移動される。
完了した状態で、キャリッジ駆動回路28に駆動信号が
出力され、キャリッジ4は前記位置決めマーカ20の位
置まで移動される。
【0039】続いて、ヘッドアップ・ダウン機構の駆動
回路27およびサーマルヘッド駆動回路25に駆動信号
を出力することで次の走査方向の印字を開始する。
回路27およびサーマルヘッド駆動回路25に駆動信号
を出力することで次の走査方向の印字を開始する。
【0040】つまり、本実施形態においては、イメージ
スキャナ9とサーマルヘッド5との位置関係は、前述し
たように、サーマルヘッド5の最上位の発熱素子5aの
位置がイメージスキャナ9の上から3番目の検出素子9
aと同じ位置となるように設定されているので、このよ
うに印字媒体の搬送を制御することで、前の行の印字の
最下位の1ドットの位置と次行の印字の最上位の1ドッ
トの位置とが重なることとなる。そこで、印字行の最上
位の1ドット分の画像データを間引く処理を行なう等の
補正をCPU22内で行なうことにより、白筋、黒筋の
ない画像を得ることができる。
スキャナ9とサーマルヘッド5との位置関係は、前述し
たように、サーマルヘッド5の最上位の発熱素子5aの
位置がイメージスキャナ9の上から3番目の検出素子9
aと同じ位置となるように設定されているので、このよ
うに印字媒体の搬送を制御することで、前の行の印字の
最下位の1ドットの位置と次行の印字の最上位の1ドッ
トの位置とが重なることとなる。そこで、印字行の最上
位の1ドット分の画像データを間引く処理を行なう等の
補正をCPU22内で行なうことにより、白筋、黒筋の
ない画像を得ることができる。
【0041】または、上から3番目の素子が印字媒体上
の印字がないことを検出した(OFF状態)時点で印字
媒体の搬送を止めるように制御すると、行間に重なり部
分もなく隙間も生じない適当な印字媒体の搬送量とな
り、この場合は画像データを加工する必要はない。
の印字がないことを検出した(OFF状態)時点で印字
媒体の搬送を止めるように制御すると、行間に重なり部
分もなく隙間も生じない適当な印字媒体の搬送量とな
り、この場合は画像データを加工する必要はない。
【0042】また、前記実施形態は、画像データの印字
の場合をもって説明したが、文字データの印字の場合に
も、同様の印字媒体の搬送の制御を行なうことができる
ことは言うまでもない。
の場合をもって説明したが、文字データの印字の場合に
も、同様の印字媒体の搬送の制御を行なうことができる
ことは言うまでもない。
【0043】しかし、画像データではなく、文字データ
のみを印字する場合は、厳密な印字媒体の搬送精度は必
要としないので、予め設定したステップ数だけ搬送モー
タを駆動制御してもよい。そこで、印字データに応じて
印字媒体の搬送の制御を切り替える、具体的には、イメ
ージスキャナによる印字行の最下位の検出を行なうか否
かを決定するようにすると、効率的に良好な印字結果を
得ることができる。
のみを印字する場合は、厳密な印字媒体の搬送精度は必
要としないので、予め設定したステップ数だけ搬送モー
タを駆動制御してもよい。そこで、印字データに応じて
印字媒体の搬送の制御を切り替える、具体的には、イメ
ージスキャナによる印字行の最下位の検出を行なうか否
かを決定するようにすると、効率的に良好な印字結果を
得ることができる。
【0044】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。例えば、イメージスキャナ9の特定の検出素子9
aは、前述のように上から3番目の検出素子9aに限る
ことなく、また、サーマルヘッド5の発熱素子5aとの
位置関係も前述の例に拘らない。イメージスキャナ9の
検出素子9aの配列長さを、サーマルヘッド5の発熱素
子5aの配列長さと等しいものとしても本発明の運転制
御方法を利用することができることはいうまでもない。
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。例えば、イメージスキャナ9の特定の検出素子9
aは、前述のように上から3番目の検出素子9aに限る
ことなく、また、サーマルヘッド5の発熱素子5aとの
位置関係も前述の例に拘らない。イメージスキャナ9の
検出素子9aの配列長さを、サーマルヘッド5の発熱素
子5aの配列長さと等しいものとしても本発明の運転制
御方法を利用することができることはいうまでもない。
【0045】さらに、本実施形態では熱転写プリンタを
用いた場合をもって説明したが、シリアル式ドットプリ
ンタであればよく、例えば、インクジェット式プリン
タ、ワイヤドット式プリンタ等に応用できる。
用いた場合をもって説明したが、シリアル式ドットプリ
ンタであればよく、例えば、インクジェット式プリン
タ、ワイヤドット式プリンタ等に応用できる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る熱転写
プリンタは、印字媒体の搬送を、前の走査方向の印字の
ドットの有無をイメージスキャナの検出素子で確認しな
がら行なうようにすることで、極めて正確な搬送制御を
行なうことができ、高品位の画像が得られる等の効果を
奏する。
プリンタは、印字媒体の搬送を、前の走査方向の印字の
ドットの有無をイメージスキャナの検出素子で確認しな
がら行なうようにすることで、極めて正確な搬送制御を
行なうことができ、高品位の画像が得られる等の効果を
奏する。
【図1】本発明のシリアル式ドットプリンタの一実施例
を示す平面図
を示す平面図
【図2】図1のキャリッジ部分の平面図
【図3】図1のイメージスキャナ部分の平面図
【図4】図1の左側面図
【図5】イメージスキャナの検出素子と印字ヘッドの印
字素子との位置関係を示す説明図
字素子との位置関係を示す説明図
【図6】シリアル式ドットプリンタの電気的な概略構成
を示すブロック図
を示すブロック図
5 サーマルヘッド 5a 発熱素子(印字素子) 9 イメージスキャナ 9a 検出素子
Claims (4)
- 【請求項1】 印字を行なう印字素子を複数整列配置し
た印字ヘッドと、画像読み取りを行なう検出素子を複数
整列配置したイメージスキャナとを同一方向に往復動自
在に配設したシリアル式ドットプリンタの運転制御方法
であって、印字媒体に対して前記印字ヘッドにより1走
査方向の印字を行なった後、前記イメージスキャナによ
り前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量
を確認しながら印字媒体の搬送を行なうことを特徴とす
るシリアル式ドットプリンタの運転制御方法。 - 【請求項2】 イメージスキャナの各検出素子により印
字媒体に施された印字の有無を検出することによって、
前記印字媒体の前記走査方向と交差する方向の搬送量を
確認することを特徴とする請求項1に記載のシリアル式
ドットプリンタの運転制御方法。 - 【請求項3】 前記印字媒体の搬送は、前記イメージス
キャナの特定の検出素子が印字媒体上の印字がないこと
を検出する位置まで行なわれることを特徴とする請求項
1または請求項2に記載のシリアル式ドットプリンタの
運転制御方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の方法を行なうシリアル
式ドットプリンタであって、イメージスキャナの検出素
子の配列長さが印字ヘッドの印字素子の配列長さより長
いことを特徴とするシリアル式ドットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30760595A JPH09141939A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | シリアル式ドットプリンタおよびその運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30760595A JPH09141939A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | シリアル式ドットプリンタおよびその運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141939A true JPH09141939A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17971063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30760595A Withdrawn JPH09141939A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | シリアル式ドットプリンタおよびその運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09141939A (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30760595A patent/JPH09141939A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |