JPH09139351A - 半導体製造用の透明石英ガラス製チューブ状構成部材 - Google Patents

半導体製造用の透明石英ガラス製チューブ状構成部材

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JPH09139351A
JPH09139351A JP19277496A JP19277496A JPH09139351A JP H09139351 A JPH09139351 A JP H09139351A JP 19277496 A JP19277496 A JP 19277496A JP 19277496 A JP19277496 A JP 19277496A JP H09139351 A JPH09139351 A JP H09139351A
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flange
opaque
transparent
quartz glass
thermal barrier
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JP19277496A
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Poul E Breidenbach
ポウル.イー.ブレイデンバッハ
Heinz J Herzog
ハインツ.ヨット.ハーゾッグ
Helmut Dr Leber
ヘルムト.レベール
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Heraeus Quarzglas GmbH and Co KG
Kulzer GmbH
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Heraeus Quarzglas GmbH and Co KG
Heraeus Kulzer GmbH
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    • F16L9/10Rigid pipes of glass or ceramics, e.g. clay, clay tile, porcelain
    • F16L9/105Rigid pipes of glass or ceramics, e.g. clay, clay tile, porcelain of glass
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体ウエハーを処理するプロセスチューブ
もしくはエピタキシャル型ガラスジャーの不透明石英ガ
ラス部分の寸法算出の指針の提供。 【解決手段】 コネクタ部分のフランジが透明石英ガラ
スからなることと;熱バリアがフランジの端面から計算
した最小長さ: L=α(ln(T − γ × ln w/d)−δ) [αは比例定数;Tは部材の最高適用温度;γは286
Kmm/W;dは熱バリアの壁厚;wが2Wに等しいか
または小さい;δは7.305K]を有する石英ガラス
チューブの不透明および透明部分からなることと;熱バ
リアの不透明部分が少くともLの2分の1であり、フラ
ンジの端面から不透明チューブ状部分の方に伸びる熱バ
リアの透明部分がフランジの厚さ(D)の少くとも2倍
であることと;熱バリアの不透明部分をフランジの端面
から離間して面する熱バリアの端に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度範囲が800
乃至1,350℃で特に半導体製造に用いられる透明石
英ガラス製チューブ状構成部材で、例えばフランジのつ
いたコネクタ部分を備え、前記フランジへの熱入力を前
記チューブ状部材の不透明部分として設計された熱バリ
アにより減少させるエピタキシャル型ガラスジャーもし
くはプロセス管の形状になったとりわけ反応器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】円筒状反応器の形状をもつチューブ状部
材は、本出願人による製品パンフレット「Quartz Glass
Products for Epitaxy 」(PHL−B 50 E−E
3C9.89/NKu)で周知である。この製品パン
フレットの例として第7と第9頁に述べられたこれらの
反応器は、直径が前記チューブよりずっと小さい上部接
続ソケットと、前記チューブの外周に取付けられた下部
フランジとからなる。前記反応器の下部は前記フランジ
を含み、不透明石英ガラス製で光の透過が原因となる前
記フランジにかかる熱負荷を低減させる。前記反応器の
テーパーのついたコネクタの領域にある外面にサンドブ
ラストをかけて、このサンドブラストをかけた領域に光
の散乱効果をひき出す。
【0003】このような反応器と接触している封止部品
にかかる熱負荷は、作業がこのような反応器内で1,0
00乃至1,250℃の範囲の温度で行われるため、極
めて高い。このフランジと、従って前記封止部品の冷却
に必要な処置をとっている。例えば、これに関して、ヨ
ーロッパ特許第B1 0 191 023号では、前記
フランジを中空フランジとして設計し、冷媒、例えば水
もしくは気体、あるいは断熱物質を前記フランジの中間
空間に設けて、前記フランジ領域にかかる熱負荷を低減
させている。しかしながら、このような処置は特別の冷
却装置を必要とし、前記フランジの設計は、前記断熱物
質の充填を可能にするために一層複雑となる。
【0004】本発明に関連して行われた研究は熱が、3
つの異なる群、すなわち伝達、対流ならびに輻射の仕組
みに事実上分割される様々の複雑な仕組みにより透明石
英ガラスチューブに伝達されることを示した。
【0005】原則として、熱は温度勾配に基づいて伝達
されるものである。
【0006】ガラスは熱の導体としては概ね不良である
ことも周知である。ガラスの熱伝達率は、例えば金属の
熱伝達率よりもその大きさは数オーダー下回る。透明石
英ガラス内での熱伝達は事実上輻射効果により起こるた
め、直接に取付けた不透明チューブ状部分をもつ不透明
フランジは上記した製品パンフレットから得ることがで
きるようにこれらの熱伝達方法を減少させるために用い
られる。前記不透明石英の天然散乱効果のため、短波光
ならびに中波光による熱伝達と熱輻射による熱伝達が低
下する。
【0007】本発明に関連して行われた研究では更にこ
のような不透明フランジでそれに直接取付けられたチュ
ーブの不透明部分を備えるフランジの寸法の算出式の割
出しが不可能であることがわかった。これらのプロセス
管の内部空間は外側から熱輻射で加熱されるため、前記
チューブの透明部分を可能な限り大きくして、熱輻射が
可能な限り均一に入射できるようにすることが不可欠で
ある。しかしながら、前記石英ガラスチューブの不透明
部分はこの熱輻射の入射を妨げる。上記に示された理由
で、前記不透明部分の軸方向の範囲を可能な限り小さく
することが必要である。しかしながら同時に、封止材料
に与える損傷を防ぎ、また満足できる封止を保持するた
め、この不透明部分が前記フランジの封止面に向かって
流れる十分な熱量を確実に消散することも必要である。
この封止は、所定の組成を有する雰囲気もしくは極めて
高い純度の雰囲気を必要とする半導体ウェハーをこれら
のプロセス管もしくはエピタキシャル型ガラスジャー内
で処理するため、極めて重要であり、また前記フランジ
内のわずかな漏れも製品に苛酷な損失を結果としてもた
らしてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の技術水準から、
またそれに関連して論ぜられた問題点から進めて、本発
明はチューブ状部材、特に反応器の寸法算出を可能にす
る、詳述すれば先ず初めに十分な量の熱を前記部材の内
部におけるプロセス温度を考慮して放散させる一方、次
に前記不透明領域を可能な限り小さく保持させることを
保証する方法で熱負荷を低減するような設計にした不透
明部分の寸法の算出を可能にする一組の経験的寸法入れ
指針を提供することが課題である。そのうえ、前記チュ
ーブ状部材をできるだけ単純な技術手段による生産を可
能にすることも必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、本発明は、特に半導体製造のために、温度範囲が
800乃至1,350℃で用いる透明石英ガラス製チュ
ーブ状の、例えばエピタキシャル型ガラスジャーもしく
はプロセス管の形状をなしフランジのついたコネクタ部
分を有し、前記フランジへの熱入力を前記チューブの不
透明部分として設計された熱バリアにより減少させる構
成部材、特に反応器において、前記フランジが透明石英
ガラスからなることと;前記熱バリアが前記フランジの
端面から計算した最小長さ: L=α(ln(T − γ × ln w/d)−δ) [式中、αは520mm/K乃至850mm/Kの比例
定数であり;低い方の範囲の値を前記石英ガラスチュー
ブの不透明部分の耐熱性が高い時に用い、また高い方の
範囲の値を前記石英ガラスチューブの不透明部分の耐熱
性が低い時に用い;TはKで表した前記部材の最高適用
温度であり;γは286K×mm/ワットであり;dは
前記熱バリアの壁厚であり;wは2ワットに等しいかま
たは小さく、好ましくは1ワットに等しいかまた小さい
ことと、δは7.305Kである]を有する石英ガラス
チューブの不透明および透明部分からなることと;前記
熱バリアの不透明部分が少くともLの2分の1であり、
前記フランジの端面から前記チューブ状部分に向って伸
びる前記熱バリアの透明部分が前記フランジの厚さ
(D)の少くとも2倍であり、また前記熱バリアの不透
明部分を前記フランジの端面から離間して面する前記熱
バリアの端に配置する;チューブ状構成部材を特徴とす
るものである。
【0010】これらの寸法入れ指針は、前記チューブ状
部材、詳述すれば反応器を作動させるに必要な温度とプ
ロセスパラメーターを考慮に入れて、前記不透明チュー
ブ状部分を軸方向に極めて短くできるよう、また同時に
前記チューブ状部材の透明部分をできるだけ大きいまま
に残して、熱輻射の前記チューブ状部材への均一入射を
確実にするような寸法の算出が可能であることを当業者
に示している。前記寸法入れ指針から、現行技術水準と
は対照的に、実際のフランジ部分それ自体と、チューブ
状部材の壁の不透明部分の間に、リブもしくはウエブ状
の横断面を有する透明石英ガラスのチューブ状部分があ
ることが推測できる。そのうえ、前記チューブ壁に対し
半径方向に伸びる実際のフランジ部分は、上述の現行技
術水準とは対照的に、透明石英ガラスとは全く別個に製
造できる。この設計は、先ず第1に、前記フランジに平
らで、極めて滑らかな封止面を透明材料の共存によって
施すことができ、また第2にこのフランジ部分と隣接す
るチューブ状部分を透明石英ガラスから製造することが
容易になるような状況に仕向けるものである。最後に、
前記透明石英ガラスのチューブ状部分を実際の熱バリア
を示す不透明石英ガラスのチューブ状部分に単純な技術
手段により接合できることである。前記不透明石英ガラ
スのチューブ状部分は前記フランジに対する熱の入力を
有効に低減できるが、前記フランジの方に繋がる側の不
透明ガラス部分に隣接する透明チューブの部分と、前記
フランジの材料それ自体の両方が熱伝達の仕組みにより
熱の放散にも役立つ。
【0011】実験的に決められた寸法入れ指針は更に、
材料応力、特に前記フランジの領域と、前記透明石英ガ
ラス材料と前記不透明石英ガラス材料の間の遷移領域に
おける材料応力を考慮に入れている。その結果、これら
の応力を許容限度内に維持できる。従って、これらのチ
ューブ状部材の有効寿命を最大限延長できる。この後者
の概念はこのような部材が極めて原価集約型であるので
まさに重要である。
【0012】前記フランジに隣接する透明チューブ状部
分の少くとも一部分は、前記フランジと一体での継目な
し部分を形成することが好ましい。このような部分を透
明石英ガラスのチューブの円筒状部分から二次加工でき
る。このようにして、不透明ガラスの適当に正しい大き
さにしたチューブ状部分をその後、このような標準部材
に直ちに取付けることができるか、あるいは透明石英ガ
ラスの中間リングを先ず取付けた後、不透明石英ガラス
のチューブ状部分を正しい位置に固定する。
【0013】前記フランジに隣接する透明チューブ状部
分の長さを5mm以上にする必要があり、好ましくは2
0mmにする。技術的見地からは、この長さが横断部分
で見られるリブもしくはウエブがフランジを越えて十分
の量を突出させ、続くチューブ状の部分がその上で都合
よく融着できることを確実にする。
【0014】
【発明の実施の形態】図に示した本発明の一実施例によ
るエピタキシャル型ガラスジャーは、壁厚がdの透明石
英ガラスの主円筒形チューブ状部分1を備える。この主
チューブ状部分1の上部にキャップ状の部分2があっ
て、主チューブ状部分1の中心軸3と同軸に下向きにテ
ーパーがついていて、接続フランジ5のついたコネクタ
ソケット4を備える。このキャップ状の部分2の外面に
サンドブラストを前記キャップ状の部分2の外面に破線
6で示されたようにかけて、内側から外への有効な光の
散乱効果を達成させる。
【0015】主チューブ状部分1の他方端部では、不透
明チューブ状部分7が前記エピタキシャル型ガラスジャ
ーの主フランジ8の方に伸びる。不透明チューブ状部分
7と隣接する透明チューブ状部分9が併せて長さLを有
し、熱バリアを形成して、透明石英ガラスの主チューブ
状部分1から透明石英ガラスのフランジ8までの導光効
果に対して起こる熱伝達の低減に役立つ。この熱バリア
の長さLは前記フランジの端面から算出した最小長さ
が、 L=α(ln(T − γ × ln w/d)−δ) [式中、αは520mm/K乃至850mm/Kの比例
定数であり;低い方の範囲の値を前記石英ガラスチュー
ブの不透明部分の耐熱性が高い時に用い、また高い方の
範囲の値を前記石英ガラスチューブの不透明部分の耐熱
性が低い時に用い;TはKで表した前記部材の最高適用
温度であり;γは286K×mm/ワットであり;dは
前記熱バリアの壁厚であり;wは2ワットに等しいかま
たは小さく、好ましくは1ワットに等しいかまたは小さ
いことであり:δは7.305Kである]であり、また
熱バリアの不透明部分が少なくともLの2分の1である
ことと;前記フランジの端面から前記チューブ状部分の
方に伸びる熱バリアの透明部分が前記フランジの厚さ
(D)の少くとも2倍であることと;そして、熱バリア
の不透明部分を前記フランジの端面から離間して面する
前記熱バリアの端に配置することと;を特徴とする。
【0016】示された代表的実施例では、上記に示され
た実験式に含まれた熱バリアの壁厚が透明石英ガラスの
主チューブ状部分1の壁厚に相当する。上述の実験的指
針によれば、図の代表的な実施例が更に示すように、中
心軸3の方向に見られる透明チューブ状部分9の軸方向
の長さにとって、フランジ部分8の厚さDに少くとも相
当することが必要である。そのうえ、不透明チューブ部
分7の軸方向の長さが少くともLの2分の1であって、
前記寸法入れ指針を充足させる必要がある。この方法で
設計されたエピタキシャル型ガラスジャーは、前記実験
式に挿入されることになるプロセスパラメーターを考慮
に入れて、十分な量の熱を、それが主チューブ状部分1
からフランジ8の封止面10に移動するに従って放散さ
せることを保証する。図示したように、フランジ8と透
明チューブ状部分9を一体で、継目なし部材として形成
する。透明ガラスのリング型チューブ状部分9の形状に
なったフランジ8上のリブもしくはウエブ状の突起は、
それの例えば不透明石英ガラスのチューブ状部分への融
着による接続を可能とする。
【0017】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、先ず初
めに十分な量の熱を前記部材の内部におけるプロセス温
度を考慮して放散させる一方、次に前記不透明領域を可
能な限り小さく保持させることを保証する方法で熱負荷
を低減するような設計にしたチューブ状部材、特に反応
器の寸法算出を可能になった。さらに、前記チューブ状
部材をできるだけ単純な技術手段による生産を可能にな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】エピタキシャルガラスジャーの代表的な実施例
を図中のその軸に沿う断面図(一定の割合になっていな
い)である。
【符号の説明】
1 主円筒状チューブ状部分 2 キャップ状の部分 3 中心軸 4 コネクタソケット 5 接続フランジ 6 サンドブラストをかけた部分 7 不透明チューブ状部分 8 主フランジ 9 透明チューブ状部分 10 封止面 D フランジの壁厚 d 熱バリアの壁厚 L 熱バリアの長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムト.レベール ドイツ連邦共和国.63454.ハナウ.ファ ルケンリング.8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に半導体製造のために、温度範囲が8
    00乃至1,350℃で用いる透明石英ガラス製チュー
    ブ状の、例えばエピタキシャル型ガラスジャーもしくは
    プロセス管の形状をなしフランジのついたコネクタ部分
    を有し、前記フランジへの熱入力を前記チューブの不透
    明部分として設計された熱バリアにより減少させる構成
    部材、特に反応器において、前記フランジが透明石英ガ
    ラスからなることと;前記熱バリアが前記フランジの端
    面から計算した最小長さ: L=α(ln(T − γ × ln w/d)−δ) [式中、αは520mm/K乃至850mm/Kの比例
    定数であり;低い方の範囲の値を前記石英ガラスチュー
    ブの不透明部分の耐熱性が高い時に用い、また高い方の
    範囲の値を前記石英ガラスチューブの不透明部分の耐熱
    性が低い時に用い;TはKで表した前記部材の最高適用
    温度であり;γは286K×mm/ワットであり;dは
    前記熱バリアの壁厚であり;wは2ワットに等しいかま
    たは小さく、好ましくは1ワットに等しいかまた小さい
    ことと、 δは7.305Kである]を有する石英ガラスチューブ
    の不透明および透明部分からなることと;前記熱バリア
    の不透明部分が少くともLの2分の1であり、前記フラ
    ンジの端面から前記チューブ状部分に向って伸びる前記
    熱バリアの透明部分が前記フランジの厚さ(D)の少く
    とも2倍であり、また前記熱バリアの不透明部分を前記
    フランジの端面から離間して面する前記熱バリアの端に
    配置する;ことを特徴とするチューブ状構成部材。
  2. 【請求項2】 前記透明チューブ状部分の少くとも一部
    が前記フランジと一体で、継目なしユニットを形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のチューブ状構成部材。
  3. 【請求項3】 前記透明チューブ状部分が前記フランジ
    の厚さを含めないで5mm以上の長さを有することを特
    徴とする請求項1もしくは2記載のチューブ状構成部
    材。
  4. 【請求項4】 前記透明チューブ状部分の最小長さが前
    記フランジの厚さを含めないで20mmであることを特
    徴とする請求項3記載のチューブ状構成部材。
JP19277496A 1995-07-05 1996-07-03 半導体製造用の透明石英ガラス製チューブ状構成部材 Pending JPH09139351A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1995123954 DE19523954C2 (de) 1995-07-05 1995-07-05 Rohrförmiges Bauteil aus transparentem Quarzglas
DE19523954.7 1995-07-05

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Publication Number Publication Date
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103074594A (zh) * 2011-10-25 2013-05-01 浚鑫科技股份有限公司 一种应用于平板pecvd设备的石英管及其安装方法

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