JPH09138724A - 視覚障害者用ワードプロセッサ - Google Patents

視覚障害者用ワードプロセッサ

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JPH09138724A
JPH09138724A JP7295370A JP29537095A JPH09138724A JP H09138724 A JPH09138724 A JP H09138724A JP 7295370 A JP7295370 A JP 7295370A JP 29537095 A JP29537095 A JP 29537095A JP H09138724 A JPH09138724 A JP H09138724A
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JP
Japan
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braille
voice
keyboard
printing
word processor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7295370A
Other languages
English (en)
Inventor
Hanako Nakano
花子 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Software Kansai Ltd
Original Assignee
NEC Software Kansai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Kansai Ltd filed Critical NEC Software Kansai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点字対応のワードプロセッサにおける、誤入
力の減少と、点訳の作業時間の短縮。 【解決手段】 点字キーボード1は、キーの上面に、触
覚によって判別可能な凹凸を設け、点字による入力を可
能にしたものである。決定キーボード2は、決定キーと
して一つのキーを持つキーボードである。音声処理装置
3は、入力情報を音声に変換する装置である。文書処理
装置4は通常の日本語ワードプロセッサ処理を行う装置
である。プリンタ装置5は、点字の印字を行う機能と、
ひらがなを印字する機能を持つ。記憶装置6は、作成し
た文書を保存する装置である。音声出力装置7は、音声
変換装置3よりの情報を日本語の音声で出力し、通常の
ワードプロセッサのディスプレイ装置の処理を音声で行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
に関し、入力された情報または記憶装置に記憶された情
報を音声で出力する音声出力装置と、点字またはひらが
なによる印字を行う印字処理装置を有する視覚障害者用
ワードプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の視覚障害者用ワードプロセッサ
は、点字の入力や音声入力等の手段を、部分的に実現し
たものと、点字表記のキーボードと点字印字のプリンタ
装置を組み合わせ、ワードプロセッサ装置全体として実
現したものの2通りに分けられる。部分的に実現したも
のとしては、主に入力装置のみを扱ったものがあり、点
字入力に関しては、点字・文字を並列表記したキーボー
ド(特開平3-286884号公報)、キーボード上に取り付け
る点字アダプタ(特開平昭62-25312号公報)がある。
【0003】キーボードより入力したデータを音声で表
現する音声処理装置を有するワードプロセッサ(実開平
2-73260 号公報) がある。
【0004】ワードプロセッサ装置全体として実現した
物には、ピンの隆起で点字を表示する表示装置と、用紙
に点状に樹脂を吹き付けるプリンタを備えたもの(特開
平4-215173号公報)、帯電による熱感で識別させる表示
装置と、点字印字のプリンタを備えたもの(特開平4-32
9164号公報) 、点字・文字並列表記のキーボードと、用
紙の裏面から凸突起を生じさせて、点字を印字するプリ
ンタを備えたもの(特開昭63-172360 号公報) と、入力
文書の確認を、触覚においてのみ行う機能を有するもの
である。
【0005】また、音声処理装置に外国語翻訳装置を組
み合わせ、言語障害者・筋力障害者間の高速な意思伝達
を目標とした装置(特開平5-72968 号公報) がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の点字対応のワー
ドプロセッサは、データの表示確認処理に、触覚を利用
した手段を用いている。この方法では、キーボード操作
者が、入力確認のため、キーボードから手を離して、入
力文字の確認を行わねばならない。確認後、改めて次入
力のキーを触覚で捜し当てるまでに、別のキーを押下し
て誤入力する可能性があり、不慣れなうちは動作時間も
かかる。
【0007】音声処理を利用したものには、文字入力・
音声入力により、それぞれ音声出力・文字出力に変換さ
れるものはあっても、点字と音声を組み合わせたものが
なく、文書を視覚障害者が点字化するには、一度作成し
た文書を音声で再生しつつ、点訳作業を行わなくてはな
らなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の視覚障害者用ワ
ードプロセッサは、点字表記の第1のキーボードと、決
定キーを配置した第2のキーボードと、入力情報を音声
に変換する音声変換装置と、ワードプロセッサ処理を行
う文書処理装置と、ひらがなまたは点字を印字するプリ
ンタ装置と、作成文書を保存する記憶装置と、入力情報
を音声で出力する音声出力装置を具備することを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
流れ図、図2は本発明の第2の実施の形態を示す流れ
図、図3は本発明の第3の実施の形態を示す流れ図、図
4は図1〜図3の第1〜第3の実施の形態を適用する全
体の装置を示す構成図、図5は図2の第2の実施の形態
を適用して点字の印字を行うプリンタ装置を示す構成図
であり、図5(a)は印字処理部の側断面図、図5
(b)は図5(a)中の断熱板の平面図、図5(c)は
点字文字列の模式図である。
【0011】図4において、点字キーボード1は、キー
の上面に、触覚によって判別可能な凹凸を設け、点字に
よる入力を可能にしたものである。決定キーボード2
は、決定キーとして一つのキーを持つキーボードであ
る。この実施の形態では点字キーボード1を左手用、決
定キーボード2を右手用としてあるが、これは右利きの
操作者を基準にしたためで、左利きの操作者の場合は、
左右が逆でも構わない。音声処理装置3は、入力情報を
音声に変換する装置である。文書処理装置4は通常の日
本語ワードプロセッサ処理を行う装置である。
【0012】プリンタ装置5は、図5に示される点字の
印字を行う機能と、ひらがなを印字する機能を持つ。記
憶装置6は、作成した文書を保存する装置で、FD(フ
ロッピィディスク)を使用する。音声出力装置7は、音
声変換装置3よりの情報を日本語の音声で出力し、通常
のワードプロセッサのディスプレイ装置の処理を音声で
行う。
【0013】操作者は左手配置の点字キーボード1よ
り、入力する文字を選択し押下する。音声処理装置3
が、入力されたコードを受け取り、「入力したキーは○
○です。」のように、音声出力装置7がよって音声出力
を行う。操作者が決定キーボード2上の決定キーを押下
すると、入力が確定される。この段階で、決定キーボー
ド上の決定キーを押下せずに、点字キーボード1上の別
のキーを押下したときは、先に入力したキーは無効とな
り、新たに入力したキーに対する音声出力がされる。操
作者が決定キーボード2上の決定キーを押下し、入力を
確定すると、文書処理装置4が、入力が決定されたキー
の情報を、内部の一時記憶領域と、音声処理装置3に送
る。音声処理装置3は音声出力装置7より、「入力した
文字は○○です。」と文字名称を音声出力する。「すく
ないよさん。」(少ない予算。)と入力する場合、前半
の一文節「すくない」の「す」「く」「な」「い」の四
文字について、操作者は同様の操作を行い、「すくな
い」と一単語の入力を終えた入力を終えた時点で、点字
キーボード1上のスペースキーを押下する。文書処理装
置4は、スペースキーに対応するコードを、内部の一時
記憶領域と、音声処理装置3に送る。音声処理装置3
は、文書処理装置4内の一時記憶領域から、一単語分の
情報として、スペースに囲まれた部分を一単語として取
得し、「入力した単語は○○です。」と、音声出力装置
7より音声出力を行う。以下同様にして、操作者は、後
半の一文節「よさん」に対して操作を行い、一文章の最
後に点字キーボード1上の句点キー「。」を押下する。
文書処理装置4は、句点キーに対応するコードを、前記
一時記憶領域と、音声処理装置3に送る。音声処理装置
3は、前記一時記憶領域から、句点に囲まれた部分を一
文章として取得し、「入力した文章は…です。」と音声
出力装置7より音声出力を行う。
【0014】入力終了後、印字・保存する場合の処理が
図2に、文書の修正を行う場合の処理が図3に、それぞ
れ示されている。
【0015】図2の処理では、操作者がひらがなまたは
点字による印字を選択し、プリンタ装置5による印字処
理を行う。
【0016】図2は、作成した文書を記憶装置6に保存
する直前に、印字を行う場合の例を示すが、記憶装置6
より文書処理装置4の一時記憶領域に文書を展開し、印
字する場合も以下と同様の処理を行う。操作者が印字処
理を行うときは、印字を点字で行うか、ひらがなで行う
かを選択する。点字印字時は、文書処理装置4が点字の
印字を選択したという情報をプリンタ装置5に送り、図
5のプリンタ装置の印字処理装置を起動する。点字の印
字がなされる用紙として、アクリル樹脂を1mm程度の厚
さに加工した薄版を使用するが、図5の薄板aに該当す
る。用紙押さえbに薄版aを挟み、一段印字毎に用紙押
さえbが上方に移動し、次段の処理に備える。印字を行
うプリンタヘッダは、針状の突起cが横一列に並んだも
のに、突起cに合わせて穴をあけた断熱板dを被せた構
造になっている。文書処理装置4は、印字する文字のコ
ードから点字の形状を判断し、一行を三段に分割し、一
段単位でプリンタ装置5に印字処理を行わせる。突起c
は熱を帯びており、断熱板dの穴から先端を突き出し、
薄版aに熱変成による突起を生じさせる。断熱板dは、
板状に加工した花崗岩eの上面に、硝子板fを被せたも
のである。「とち」(土地)という単語を点字で表記す
ると、図5(c)に示す点字文字列gのように表記され
る。文書処理装置4は、まず一段目をプリンタ装置5に
送り、突起cを選択的に上下させて印字が行われる。次
に用紙押さえbが移動して、二段目の印字が行われる。
同様にして三段目の印字が終了した後、用紙押さえbは
三段分(一行分)移動して行間を空け、次行よりの印字
処理に備える。ひらがなで印字する場合は、既存の方法
を用いる。記憶装置6への保存処理は、既存の方法を用
いる。
【0017】図3は、文書を修正する場合の処理を示
す。操作者は文書全体を音声出力装置7に出力させて修
正箇所を選択するか、単語による検索処理を行って修正
箇所を検索するかを選択する。文書処理装置4は、記憶
装置6より文書内容を取得し、音声処理装置3に順次送
って、音声出力装置7が音声出力を行う。修正箇所に到
達したとき、操作者が決定キーボード2の決定キーを押
下することにより、文書処理装置4が修正箇所を含む一
文を、内部の一時記憶領域に退避し、該当箇所に対して
入力処理を行う。操作者が単語による検索を選択した場
合は、文書処理装置4が検索処理を行い、検索対象とな
る単語を含む一文を、音声出力装置7より音声出力させ
る。操作者は該当箇所から、音声出力装置7による音声
出力を行うか、該当箇所を修正するかを選択する。音声
出力を行う場合は、以後の処理は前述の全文書に対する
音声出力を選択したときの処理に準じて行われる。修正
を行う場合は、文書処理装置4が該当箇所を前記一時記
憶領域に退避し、入力処理を行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力決
定を、キー押下と同時ではなく、決定キー押下と音声確
認後にしたので、誤操作が少なくなるという効果を奏す
る。
【0019】また、平仮名による印字を 選択できるよ
うにしたため、非視覚障害者に対する文書発行が比較的
容易にできるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す流れ図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す流れ図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す流れ図であ
る。
【図4】図1〜図3の実施の形態を適用する全体の装置
を示す構成図である。
【図5】図2の実施の形態を適用して点字の印字を行う
プリンタ装置の構成図であり、分図(a)は印字処理部
の側断面図、分図(b)は分図(a)中の断熱板の平面
図、分図(c)は点字文字列の模式図である。
【符号の説明】
1 点字キーボード 2 決定キーボード 3 音声処理装置 4 文書処理装置 5 印字装置 6 記憶装置 7 音声出力装置 a 薄版 b 用紙押さえ c 針状の突起 d 断熱板 e 花崗岩板 f 硝子板 g 点字文字列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 21/00 G06F 15/20 568Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点字表記の第1のキーボードと、決定キ
    ーを配置した第2のキーボードと、入力情報を音声に変
    換する音声変換装置と、ワードプロセッサ処理を行う文
    書処理装置と、ひらがなまたは点字を印字するプリンタ
    装置と、作成文書を保存する記憶装置と、入力情報を音
    声で出力する音声出力装置を具備することを特徴とする
    視覚障害者用ワードプロセッサ。
  2. 【請求項2】 音声による出力と、印字による出力の二
    種類の出力装置を具備することを特徴とする請求項1記
    載の視覚障害者用ワードプロセッサ。
  3. 【請求項3】 ひらがなによる印字と、点字による印字
    の二種類の印字処理装置を具備することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の視覚障害者用ワードプロセ
    ッサ。
JP7295370A 1995-11-14 1995-11-14 視覚障害者用ワードプロセッサ Pending JPH09138724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7295370A JPH09138724A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 視覚障害者用ワードプロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7295370A JPH09138724A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 視覚障害者用ワードプロセッサ

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JPH09138724A true JPH09138724A (ja) 1997-05-27

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ID=17819757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7295370A Pending JPH09138724A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 視覚障害者用ワードプロセッサ

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JP (1) JPH09138724A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060699A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 日本電気株式会社 点字音声表示装置
JPH04367919A (ja) * 1991-06-14 1992-12-21 Nec Corp 情報入出力装置
JPH0530868B2 (ja) * 1983-08-26 1993-05-11 Basf Corp

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980630