JPH0913848A - 開口部開閉装置 - Google Patents

開口部開閉装置

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JPH0913848A
JPH0913848A JP18224895A JP18224895A JPH0913848A JP H0913848 A JPH0913848 A JP H0913848A JP 18224895 A JP18224895 A JP 18224895A JP 18224895 A JP18224895 A JP 18224895A JP H0913848 A JPH0913848 A JP H0913848A
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JP
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opening
movable
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fixed
movable member
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JP18224895A
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Inventor
Yukihiko Yoshida
幸彦 吉田
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤーテンション機構を用いずに開口部の
開閉装置を構成し、ワイヤーテンション機構の取付作業
や取付後のワイヤー張力調整作業から解放する。 【構成】 可動部材4の上端に一端が固定され、上部ガ
イド部材2内を通されさらに固定部材10内を上から下
向きに通されてなる長尺のテープ状の第1の案内部材6
0Aと、可動部材4の下端に一端が固定され、下部ガイ
ド部材3内を通されさらに固定部材10内を下から上向
きに通されてなる長尺のテープ状の第2の案内部材60
Bと、それら第1及び第2の案内部材60A,60Bの
移動量を常時同一に保つための同調機構5とからなる起
立移動機構6により可動部材4を常時垂直に起立させ
る。同調機構5は、固定部材10内のスプロケット50
に第1及び第2の案内部材60A,60Bの多数の貫通
孔61,61,…が噛み合わされて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一般住宅あるい
はオフィスビルなどの建物の窓や出入り口等の開口部に
取り付けられる開口部開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開口部開閉装置として、図9に示
す網戸装置がある。該網戸装置は網戸框500の左右両
枠502,503に取り付けられた固定部材504,5
05と、前記網戸框500の上下両枠506,507間
に起立状態にて水平方向に移動自在な可動部材508
と、この可動部材508の開閉方向の移動に追従して開
幕または閉幕可能に折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目
部材509と、前記可動部材508を起立状態でスムー
ズに移動させるワイヤーテンション機構510とから構
成されている。該ワイヤーテンション機構510のワイ
ヤー511は、図9に示すようにその一端が一方の固定
部材504の上部に固定され、その他端は可動部材50
8を介して他方の固定部材505の下端から上端に延出
され、再び可動部材508を介して、前記一方の固定部
材504の下部に、その張力を調整できるように固定さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の網
戸装置では可動部材508の起立移動機構としてワイヤ
ーテンション機構510を用いたので、そのワイヤーテ
ンション機構510のワイヤー511の配線作業や、ワ
イヤーテンション機構510の取付後のワイヤー張力調
整作業が必要であった。また、このようなワイヤーテン
ション機構510を用いた網戸装置では、破損した網目
部材509を交換する場合、ワイヤーテンション機構5
10を一旦、取り外した後に再びワイヤー511を配線
しなければならず、網交換作業が煩雑となっていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、可動部材の起立移動機構としてワイヤー
テンション機構を用いずに、開口部の開閉装置を構成
し、ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイ
ヤー張力調整作業から解放する開口部開閉装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した開口
部開閉装置は、建物の開口部の上部に取り付けた上部ガ
イド部材と、前記開口部の下部に取り付けた下部ガイド
部材と、前記開口部の何れか一方の側部に取り付けた固
定部材と、前記開口部の左右方向に可動するように前記
上部ガイド部材と前記下部ガイド部材との間に起立する
可動部材と、前記固定部材を介して、該可動部材の上端
にその一端が固定されてなるテープ状の第1の案内部材
及び該可動部材の下端にその一端が固定されてなるテー
プ状の第2の案内部材よりなる前記可動部材の起立移動
機構と、その一側部が前記可動部材に取り付けられ、か
つ、他側部が前記固定部材に取り付けられるとともに、
前記可動部材の移動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み
伸縮自在なプリーツ状の開閉部材とからなる。
【0006】請求項2に記載した開口部開閉装置は、建
物の開口部の上部に取り付けた上部ガイド部材と、前記
開口部の下部に取り付けた下部ガイド部材と、前記開口
部の左右方向に可動するように前記上部ガイド部材と前
記下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部材と、
該一対の可動部材のうちの一方の可動部材を介して、他
方の可動部材の上端にその一端が固定されてなるテープ
状の第1の案内部材及び該他方の可動部材の下端にその
一端が固定されてなるテープ状の第2の案内部材、並び
に、前記他方の可動部材を介して、前記一方の可動部材
の上端にその一端が固定されてなるテープ状の第3の案
内部材及び同一方の可動部材の下端にその一端が固定さ
れてなるテープ状の第4の案内部材よりなる前記可動部
材の起立移動機構と、その両側部が前記一対の可動部材
にそれぞれ取り付けられるとともに、前記可動部材の移
動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリー
ツ状の開閉部材とからなる。
【0007】請求項3に記載した開口部開閉装置は、建
物の開口部の上部に取り付けた上部ガイド部材と、前記
開口部の下部に取り付けた下部ガイド部材と、前記開口
部の両側部にそれぞれ取り付けた一対の固定部材と、前
記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド部
材と前記下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部
材と、前記一対の固定部材のうちの一方の固定部材を介
して、前記一対の可動部材のうちの一方の可動部材の上
端にその一端が固定されてなるテープ状の第1の案内部
材及び同一方の可動部材の下端にその一端が固定されて
なるテープ状の第2の案内部材、並びに、他方の固定部
材を介して、他方の可動部材の上端にその一端が固定さ
れてなるテープ状の第3の案内部材及び該他方の可動部
材の下端にその一端が固定されてなるテープ状の第4の
案内部材よりなる前記可動部材の起立移動機構と、その
両側部が前記一方の可動部材及び前記一方の固定部材に
それぞれ取り付けられるとともに、同可動部材の移動に
伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状
の第1の開閉部材と、その両側部が前記他方の可動部材
及び前記他方の固定部材にそれぞれ取り付けられるとと
もに、同可動部材の移動に伴って開幕或いは閉幕する折
畳み伸縮自在なプリーツ状の第2の開閉部材とからな
る。
【0008】請求項4に記載した開口部開閉装置は、請
求項1、2または3記載の発明において、前記起立移動
機構には、前記可動部材が移動する際に、同可動部材の
上下端にそれぞれ一端が固定された一対の前記案内部材
の移動量を常に同じにする同調機構が設けられているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項5に記載した開口部開閉装置は、請
求項4記載の発明において、前記一対の案内部材が前記
固定部材または相対する前記可動部材に取り付けられた
同一のスプロケットに噛み合わされて構成されているこ
とを特徴とする。
【0010】請求項6に記載した開口部開閉装置は、請
求項1、2または3記載の発明において、前記案内部材
は、前記固定部材または相対する前記可動部材内を介し
て、前記上部ガイド部材に設けられた案内溝及び前記下
部ガイド部材に設けられた案内溝内に通されていること
を特徴とする。
【0011】請求項7に記載した開口部開閉装置は、請
求項1、2または3記載の発明において、前記上部ガイ
ド部材を介して、前記開閉部材を補強する補助ワイヤー
を取り付けたことを特徴とする。
【0012】請求項8に記載した開口部開閉装置は、請
求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明におい
て、前記開閉部材は、網目部材でできていることを特徴
とする。
【0013】請求項9に記載した開口部開閉装置は、請
求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明におい
て、前記開閉部材は、遮光部材でできていることを特徴
とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、上部ガイド部材
と下部ガイド部材との間に起立する可動部材は、その上
端及び下端にそれぞれ固定部材を介して一端が固定され
てなるテープ状の第1の案内部材及び第2の案内部材よ
りなる起立移動機構により支持されているので、従来の
ワイヤーテンション機構に代わる起立移動機構を備えた
開口部開閉装置となっている。従って、ワイヤーテンシ
ョン機構の取付作業や取付後のワイヤー張力調整作業か
ら解放される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、上部ガイド
部材と下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部材
は、一方の可動部材を介して、他方の可動部材の上端及
び下端にそれぞれ一端が固定されてなるテープ状の第1
の案内部材及び第2の案内部材、並びに、前記他方の可
動部材を介して、前記一方の可動部材の上端及び下端に
それぞれ一端が固定されてなるテープ状の第3の案内部
材及び第4の案内部材よりなる起立移動機構により支持
されているので、従来のワイヤーテンション機構に代わ
る起立移動機構を備えた開口部開閉装置となっている。
従って、ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後の
ワイヤー張力調整作業から解放される。また、前記一対
の可動部材間に開閉部材が取り付けられているので、開
口部に取り付けられた引違い戸の開閉状態に応じて、開
閉部材の開幕や閉幕を行うことができる。
【0016】請求項3記載の発明によれば、上部ガイド
部材と下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部材
は、一方の固定部材を介して、一方の可動部材の上端及
び下端にそれぞれ一端が固定されてなるテープ状の第1
の案内部材及び第2の案内部材、並びに、他方の固定部
材を介して、他方の可動部材の上端及び下端にそれぞれ
一端が固定されてなるテープ状の第3の案内部材及び第
4の案内部材よりなる起立移動機構により支持されてい
るので、従来のワイヤーテンション機構に代わる起立移
動機構を備えた開口部開閉装置となっている。従って、
ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイヤー
張力調整作業から解放される。また、前記一対の可動部
材とその外側の固定部材との間にそれぞれ開閉部材が取
り付けられているので、開口部に取り付けられた引違い
戸の開閉状態に応じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うこ
とができるとともに、広い間口の開口部にも適応する。
【0017】請求項4記載の発明によれば、起立移動機
構には、可動部材が移動する際に、一対の案内部材の移
動量を常に同じにする同調機構が設けられているので、
可動部材が常に垂直に起立した状態で移動される。
【0018】請求項5記載の発明によれば、一対の案内
部材が固定部材または相対する可動部材に取り付けられ
た同一のスプロケットに噛み合わされて構成されている
ので、簡素な構成で同調機構を構成できる。
【0019】請求項6記載の発明によれば、案内部材
は、固定部材または相対する可動部材内を介して、上部
ガイド部材または下部ガイド部材に設けられた案内溝内
に通されているので、案内部材により可動部材の移動が
妨げられず、可動部材がスムーズに移動できる。
【0020】請求項7記載の発明によれば、上部ガイド
部材を介して、開閉部材を補強する補助ワイヤーを取り
付けたので、開閉部材が風等によって腰折れ状態になる
ことを防ぐことができるし、開幕の際に開閉部材に対す
るガイド機能を発揮することができる。
【0021】請求項8記載の発明によれば、開閉部材を
網目部材としたので、ワイヤーテンション機構の取付作
業やワイヤー張力調整作業から解放された網戸装置が得
られる。
【0022】請求項9記載の発明によれば、開閉部材
は、遮光部材でできているので、折り畳まれた遮光部材
をコンパクトに収容できるし、汚れも防ぐことができ
る。
【0023】
【実施例】以下に、本発明に係る開口部開閉装置の第1
実施例について図1〜図4を参照しつつ詳細に説明す
る。図1は第1実施例の開口部開閉装置の概略正面図、
図2はその開口部開閉装置の概略側面断面図、図3はそ
の開口部開閉装置の要部斜視図、図4は上部ガイド部材
及び下部ガイド部材に異なる構造のものを用いた開口部
開閉装置の概略側面断面図である。
【0024】図1に示すように、第1実施例に係る開口
部開閉装置は、それぞれ後述するように、建物の開口部
1の上部に取り付けた上部ガイド部材2と開口部1の下
部に取り付けた下部ガイド部材3との間に可動部材4を
起立させるとともに、その可動部材4の上端近傍及び下
端近傍にそれぞれ長尺のテープ状の案内部材60A,6
0Bの各一端を固定することにより可動部材4を常時垂
直に支持し、開閉部材としてのプリーツ状の網目部材8
を着脱自在機構9(図3参照)を介して可動部材4と開
口部1の何れか一方の側部(例えば、右側部1a)に取
り付けた固定部材10とに取り付けて構成されている。
【0025】このように、この第1実施例の開口部開閉
装置では、従来のワイヤーテンション機構に代えて、上
下一対の案内部材60A,60Bにより可動部材4の起
立移動機構6を構成しているので、ワイヤーの張力調整
などの手間を省くことができる。
【0026】この起立移動機構6は、例えば、可動部材
4の上端に一端が固定され、上部ガイド部材2内を通さ
れさらに固定部材10内を上から下向きに通されてなる
前記第1の案内部材60Aと、可動部材4の下端に一端
が固定され、下部ガイド部材3内を通されさらに固定部
材10内を下から上向きに通されてなる前記第2の案内
部材60Bと、それら第1及び第2の案内部材60A,
60Bの移動量(変位量)を常時同一に保つための同調
機構5とからなる。
【0027】第1の案内部材60A及び第2の案内部材
60Bは、例えば薄板状のばね鋼でできており、可動部
材4の起立を支持可能な適度な強度と可撓性を具えてい
て、折り目がつくような折れ方をせず、弧を描くように
柔軟に曲がるようになっている。それによって、第1の
案内部材60は水平方向に、また固定部材10内では鉛
直方向にスムーズに移動できる。
【0028】前記同調機構5は、例えば、同一のスプロ
ケット50に第1の案内部材60A及び第2の案内部材
60Bが噛み合わされた構成となっている。すなわち、
第1の案内部材60A及び第2の案内部材60Bには、
それぞれ、その長手方向に沿って所定間隔おきにスプロ
ケット50の各歯50aが挿通される多数の貫通孔6
1,61,…が形成されている。一方、スプロケット5
0は固定部材10内の例えば略中央部に回動自在に取り
付けられている。
【0029】このように、第1の案内部材60A及び第
2の案内部材60Bが同一のスプロケット50に噛み合
わされていることにより、それら案内部材60A,60
Bは常に同じ量だけ変位することとなり、可動部材4が
傾くことなく常に垂直に起立した状態で左右水平方向X
に移動される。
【0030】前記上部ガイド部材2は、図2に示すよう
に、水平方向Xに移動する可動部材4の上端をガイドす
るもので、水平方向Xに直交する方向に断面形状(側断
面形状)が略下開きコ字状に成形されている。そして、
その上半部には第1の案内部材60Aを収容する収容部
となる案内溝20が形成されている。この案内溝20内
に第1の案内部材60Aが通されていることにより、第
1の案内部材60Aが不用意にたるんだりして可動部材
4の移動を妨げてしまうことのないようになっている。
【0031】同様に、前記下部ガイド部材3は、図2に
示すように、水平方向Xに移動する可動部材4の下端を
ガイドするもので、水平方向Xに直交する方向に断面形
状(側断面形状)が略上開きコ字状に成形されている。
そして、その下半部には第2の案内部材60Bを収容す
る収容部となる案内溝30が形成されている。この案内
溝30内に第2の案内部材60Bが通されていることに
より、第2の案内部材60Bが不用意にたるんだりして
可動部材4の移動を妨げてしまうことのないようになっ
ている。
【0032】また、上部ガイド部材2の案内溝20は、
可動部材4が固定部材10寄りに位置するときにスプロ
ケット50を通り越した第2の案内部材60Bの自由端
側部分を収容する収容部を兼ねている。同様に、下部ガ
イド部材3の案内溝30は、可動部材4が固定部材10
寄りに位置するときにスプロケット50を通り越した第
1の案内部材60Aの自由端側部分を収容する収容部を
兼ねている。特に図示しないが、例えば、第1及び第2
の案内部材60A,60Bは互いの移動を妨げないよう
に案内溝20,30の同一部分に重なるようにして収容
されるようになっていてもよいし、また案内溝20,3
0がそれぞれ上下に2分割された構造になっていて、第
1及び第2の案内部材60A,60Bが上下に分けて収
容されるようになっていてもよい。
【0033】或は、図4に他の例として示すように、案
内溝20,30が開口部1の奥行き方向に2分割された
構造になっていて、第1及び第2の案内部材60A,6
0Bが奥行き方向に並んで分けて収容されるようになっ
ていてもよい。この場合には、下部ガイド部材3を天板
部31及び脚部32からなる断面略T字状に形成し、そ
の天板部31の下側で脚部32の両側に案内溝30A,
30Aを形成し、第1及び第2の案内部材60A,60
Bを脚部32を挟んで振り分けるようにすればよい。な
お、脚部32には図示しないネジ等が挿通されており、
下部ガイド部材3を開口部1の下端縁に固定できるよう
になっている。
【0034】前記可動部材4は、図3に示すように、網
目部材8の一側部8aを着脱自在に取り付けて水平方向
Xに移動することにより、該網目部材8を開幕あるいは
閉幕させるもので、折り畳まれた網目部材8を収納する
網取付収容部41を有している。この網取付収容部41
は、横開きコ字状に成形されており、折り畳まれた網目
部材8を収納できるような延出部44を備えている。こ
の延出部44の基部45には、上下方向に沿って1箇所
以上に係合孔46が形成されており、その係合孔46は
後述する網目部材8のフック状の係合突起80とともに
着脱自在機構9を構成するようになっている。
【0035】また、可動部材4の上端及び下端には、そ
れぞれ、上部ガイド部材2及び下部ガイド部材3に接す
る走行車輪47,47等が設けられている。この走行車
輪47,47等によって、可動部材4の移動がスムーズ
に行われる。
【0036】前記網目部材8は、ポリエステル樹脂等の
糸で網目状に編成し、プリーツ状に折り目をつけたもの
で、その両端に、可動部材4の網取付収容部41及び固
定部材10に対する取付手段としての板状部材(以下、
左セットプレート81a,右セットプレート81bとい
う)を備えている。
【0037】この左セットプレート81aには、網取付
収容部41の係合孔46に係合する係合突起80が設け
られている。そして、網目部材8を網取付収容部41に
取り付けるには、前記係合突起80を係合孔46の鍵穴
部分に押し入れて、鍵溝に沿って若干押し下げればよ
く、また取り外す場合には、左セットプレート81aを
鍵溝に沿って若干引き上げ、手前に引き抜けばよい。
【0038】また、固定部材10にも、右セットプレー
ト81bの係合突起80と係合する係合孔46が設けら
れている。従って、網目部材8を固定部材10に取り付
ける場合も、係合突起80を係合孔46の鍵穴に押し入
れて、鍵溝に沿って若干押し下げればよく、また取り外
す場合には、右セットプレート81bを若干引き上げ、
手前に引き抜けばよく、着脱自在な機構となっている。
従って、網目部材8が破損した場合には、簡単な作業
で、迅速に網目部材8を交換することができる。
【0039】なお、この第1実施例では、網目部材8の
他側部を、固定部材10を介して開口部1の右側に取り
付けるようにしたが、固定部材10を介して開口部1の
左側に取り付けるようにしてもよい。
【0040】上記のように構成された開口部開閉装置を
建物の開口部1に取り付けるには、まず、開口部1の上
部及び下部にそれぞれ上部ガイド部材2及び下部ガイド
部材3をネジなどにより止着する。また、固定部材10
も開口部1の右側部1aにネジ止めする。この固定部材
10にはあらかじめ第1及び第2の案内部材60A,6
0Bが、固定部材10内のスプロケット50に噛み合わ
されてセットされている。なお、第1及び第2の案内部
材60A,60Bとスプロケット50との噛合わせ位置
はあらかじめ適切に調整されている。次いで、可動部材
4を釣り込むようにして上下のガイド部材間2,3に配
置するとともに、その可動部材4の上端及び下端にそれ
ぞれ第1及び第2の案内部材60A,60Bの一端を例
えばフック機構などにより固定して可動部材4を垂直に
起立させる。最後に、網目部材8の左セットプレート8
1aの係合突起80を係合孔46に押し入れ、また、網
目部材8の右セットプレート81bの係合突起80を固
定部材10の係合孔46に押入れて、網目部材8を取り
付ける。
【0041】このように、本発明に係る開口部開閉装置
では、単に可動部材4を釣り込んで取り付けることがで
きるので、従来の網戸装置のようにワイヤーの取付作業
や調整作業等とは一切関係がなくなる。
【0042】次に、本発明に係る開口部開閉装置の第2
実施例について図5〜図7を参照しつつ説明する。図5
は第2実施例の開口部開閉装置の概略正面図、図6はそ
の開口部開閉装置に用いることのできる補助ワイヤーの
配線例を示す要部斜視図、図7の(A)はその開口部開
閉装置の可動部材の横断面図、図7の(B)は開口部開
閉装置の可動部材の一部を切欠いた要部正面図である。
【0043】第2実施例に係る開口部開閉装置の特徴
は、図5に示すように、第1実施例の可動部材4を2本
用意し、それぞれの網取付収容部41を対向させて一対
の可動部材4A,4Aに構成し、その一対の可動部材4
A,4A間に網目部材8を配置するとともに、可動部材
4A,4Aにそれぞれ上記第1実施例と同様の同調機構
5を設けた点である。この第2実施例では、一対の可動
部材4A,4Aがそれぞれ開口部1の水平方向Xを可動
することができるので、閉幕状態の網目部材8を開口部
1の右側に寄せたり、左側に寄せたり、中央に寄せたり
することができ、開口部1の例えば引違い戸の開閉状態
に応じて網目部材8を任意の位置にて使用することがで
きる。
【0044】一方の可動部材4Aの上端及び下端に固定
された起立移動機構6の第1の案内部材60A及び第2
の案内部材60Bは、それぞれ上部ガイド部材2及び下
部ガイド部材3内を通されてもう一方の可動部材4A内
を通されている。同様に、そのもう一方の可動部材4A
の上端及び下端に固定された起立移動機構6の第3の案
内部材60C及び第4の案内部材60Dは、それぞれ上
部ガイド部材2及び下部ガイド部材3内を通されて前記
一方の可動部材4A内を通されている。
【0045】同調機構5は、上述したように、両可動部
材4A,4A内にそれぞれ設けられている。その構成
は、一方の可動部材4A内の略中央部に回動自在に取り
付けられた第1のスプロケット50Aに、もう一方の可
動部材4の起立移動機構6を構成する第3及び第4の案
内部材60C,60Dが噛み合わされており、また、前
記もう一方の可動部材4A内の略中央部に回動自在に取
り付けられた第2のスプロケット50Bに、前記一方の
可動部材4の起立移動機構6を構成する第1及び第2の
案内部材60A,60Bが噛み合わされた構成となって
いる。このように、第1及び第2の案内部材60A,6
0Bが第2のスプロケット50Bに噛み合わされている
とともに、第3及び第4の案内部材60C,60Dが第
1のスプロケット50Aに噛み合わされていることによ
り、いずれかの可動部材4Aを移動させた際に第1〜第
4の案内部材60A,60B,60C,60Dの変位量
は常に同じになり、可動部材4Aが傾くことなく常に垂
直に起立した状態で左右水平方向Xに移動される。
【0046】なお、第2実施例を構成する上部ガイド部
材2、下部ガイド部材3、プリーツ状の開閉部材として
の網目部材8、その網目部材8の着脱自在機構9は、第
1実施例と同様な構成であるので、それぞれ同一の符号
をつけて、詳細な説明を省略する。また、その他第1実
施例と同一の構成についても同一の符号をつけて、詳細
な説明を省略する。
【0047】ところで、この第2実施例において、網目
部材8の腰折れを防止したり、網目部材8の閉幕時や開
幕時のガイドとなる補助ワイヤーを取り付けるようにし
てもよい。図6に補助ワイヤー400の一配線例を示
す。即ち、その一端410aを、上部ガイド部材2の左
端部110b(または、右端部110a)に設けた巻取
手段などからなる張力調整装置420に巻取可能に固定
するとともに、その他端410bを、網目部材8の下縁
の近くを通して上部ガイド部材2の右端部110a(ま
たは、左端部110b)の近傍にて折り返し、かつ網目
部材8の上縁の近くを通して上部ガイド部材2の左端部
110b(または、右端部110a)近傍にて折り返
し、かつ網目部材8の中程の下寄り位置に通して再び上
部ガイド部材2の右端部110a(または、左端部11
0b)近傍にて折り返し、かつ網目部材8の中程の上寄
り位置に通して上部ガイド部材2の左端部110bに固
定Iしてなる。
【0048】このような補助ワイヤー400は、単一の
ワイヤーであるため1個の張力調整装置420でもって
補助ワイヤー400の張力を最適に調整することができ
る。また、補助ワイヤー400の両端410a,410
bの固定を解除するだけで、網目部材8を補助ワイヤー
400ごと容易に交換することができる。
【0049】このように補助ワイヤー400を設けた場
合には、補助ワイヤー400によって網目部材8が保持
されるようになる。従って、図7(A)に示すように一
対の可動部材4A,4Aの延出部44の基部45に、網
目部材8の左セットプレート81a(右セットプレート
81b)をやりくりして係着する係着溝45aを形成
し、その係着溝45aとセットプレート81a(81
b)とにより、着脱自在機構9を構成するようにしても
よい。なお、図7(A)及び(B)において、「50
C」で示すものは蓋部、「50D」は、第1のスプロケ
ット50Aの軸受け部ともなる固定金具であり、これら
の図7(A)及び(B)で図示する同調機構の構成例
は、上述した第1実施例や、後述する第3実施例におい
ても、同様に構成することができる。
【0050】次に、図8に基づいて、本発明に係る開口
部開閉装置の第3実施例の構成を説明する。図8は第3
実施例の開口部開閉装置の概略正面図である。
【0051】第3実施例に係る開口部開閉装置の特徴
は、第1実施例の可動部材4を2本用意し、それぞれの
網取付収容部41が背中合わせになるように、上下ガイ
ド部材2,3間に配置し、第1の可動部材4Bと第1の
固定部材10Aとの間に第1の網目部材8Aを取付け、
第2の可動部材4Cと第2の固定部材10Bとの間に第
2の網目部材8Bを取り付けた点である。このような構
成であれば、開口部1に取付けられた例えば引違い戸の
開閉状態に応じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うことが
でき、開口間口が広い開口部1にも対処することができ
る。
【0052】第1の可動部材4Bの上端及び下端にそれ
ぞれ固定された第1の案内部材60A及び第2の案内部
材60Bは、それぞれ上部ガイド部材2及び下部ガイド
部材3内を通されて第1の固定部材10A内を通されて
いる。同様に、第2の可動部材4Cの上端及び下端にそ
れぞれ固定された第3の案内部材60C及び第4の案内
部材60Dは、それぞれ上部ガイド部材2及び下部ガイ
ド部材3内を通されて第2の固定部材10B内を通され
ている。
【0053】同調機構5の第1のスプロケット50A及
び第2のスプロケット50Bは、それぞれ、第1の固定
部材10A及び第2の固定部材10B内に設けられてい
る。そして、第1のスプロケット50Aには第1の案内
部材60A及び第2の案内部材60Bが噛み合わされて
おり、一方、第2のスプロケット50Bには第3の案内
部材60C及び第4の案内部材60Dが噛み合わされて
いる。それによって、第1の可動部材4Bと第2の可動
部材4Cとが独立して傾くことなく常に垂直に起立した
状態で左右水平方向Xに移動される。
【0054】なお、上記第1実施例と同一の構成につい
ては同一の符号をつけて、詳細な説明を省略する。
【0055】上記各実施例での開閉部材は、網目部材8
であったが、プリーツ状の遮光部材、例えばカーテンに
よって開閉部材を構成してもよい。また、上記各実施例
では、本発明に係る開口部開閉装置を開口部1に直接的
に取付けるようにしているが、上下枠や左右竪枠を組み
込んだ開口部、或いは上下框や左右竪框を組み込んだ開
口部に本発明に係る開口部開閉装置を取付けるようにし
てもよい。例えば、上下枠や左右竪枠を組み込んだ開口
部に対しては、それらの上下枠に上記各実施例の上下ガ
イド部材を取付けるようにする。さらに、本明細書中、
開口部は、窓に限らず玄関や掃き出し窓等の出入り口な
ども含む。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上部ガイ
ド部材と下部ガイド部材との間に起立する可動部材は、
その上端及び下端にそれぞれ固定部材を介して一端が固
定されてなるテープ状の第1の案内部材及び第2の案内
部材よりなる起立移動機構により支持されているので、
従来のワイヤーテンション機構に代わる起立移動機構を
備えた開口部開閉装置となっている。従って、ワイヤー
テンション機構の取付作業や取付後のワイヤー張力調整
作業から解放される。
【0057】請求項2記載の発明によれば、上部ガイド
部材と下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部材
は、一方の可動部材を介して、他方の可動部材の上端及
び下端にそれぞれ一端が固定されてなるテープ状の第1
の案内部材及び第2の案内部材、並びに、前記他方の可
動部材を介して、前記一方の可動部材の上端及び下端に
それぞれ一端が固定されてなるテープ状の第3の案内部
材及び第4の案内部材よりなる起立移動機構により支持
されているので、従来のワイヤーテンション機構に代わ
る起立移動機構を備えた開口部開閉装置となっている。
従って、ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後の
ワイヤー張力調整作業から解放される。また、前記一対
の可動部材間に開閉部材が取り付けられているので、開
口部に取り付けられた引違い戸の開閉状態に応じて、開
閉部材の開幕や閉幕を行うことができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、上部ガイド
部材と下部ガイド部材との間に起立する一対の可動部材
は、一方の固定部材を介して、一方の可動部材の上端及
び下端にそれぞれ一端が固定されてなるテープ状の第1
の案内部材及び第2の案内部材、並びに、他方の固定部
材を介して、他方の可動部材の上端及び下端にそれぞれ
一端が固定されてなるテープ状の第3の案内部材及び第
4の案内部材よりなる起立移動機構により支持されてい
るので、従来のワイヤーテンション機構に代わる起立移
動機構を備えた開口部開閉装置となっている。従って、
ワイヤーテンション機構の取付作業や取付後のワイヤー
張力調整作業から解放される。また、前記一対の可動部
材とその外側の固定部材との間にそれぞれ開閉部材が取
り付けられているので、開口部に取り付けられた引違い
戸の開閉状態に応じて、開閉部材の開幕や閉幕を行うこ
とができるとともに、広い間口の開口部にも適応する。
【0059】請求項4記載の発明によれば、起立移動機
構には、可動部材が移動する際に、一対の案内部材の移
動量を常に同じにする同調機構が設けられているので、
可動部材が常に垂直に起立した状態で移動される。
【0060】請求項5記載の発明によれば、一対の案内
部材が固定部材または相対する可動部材に取り付けられ
た同一のスプロケットに噛み合わされて構成されている
ので、簡素な構成で同調機構を構成できる。
【0061】請求項6記載の発明によれば、案内部材
は、固定部材または相対する可動部材内を介して、上部
ガイド部材または下部ガイド部材に設けられた案内溝内
に通されているので、案内部材により可動部材の移動が
妨げられず、可動部材がスムーズに移動できる。
【0062】請求項7記載の発明によれば、上部ガイド
部材を介して、開閉部材を補強する補助ワイヤーを取り
付けたので、開閉部材が風等によって腰折れ状態になる
ことを防ぐことができるし、開幕の際に開閉部材に対す
るガイド機能を発揮することができる。
【0063】請求項8記載の発明によれば、開閉部材を
網目部材としたので、ワイヤーテンション機構の取付作
業やワイヤー張力調整作業から解放された網戸装置が得
られる。
【0064】請求項9記載の発明によれば、開閉部材
は、遮光部材でできているので、折り畳まれた遮光部材
をコンパクトに収容できるし、汚れも防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の開口部開閉装置の概略正面図であ
る。
【図2】その開口部開閉装置の概略側面断面図である。
【図3】その開口部開閉装置の要部斜視図である。
【図4】上部ガイド部材及び下部ガイド部材に異なる構
造のものを用いた開口部開閉装置の概略側面断面図であ
る。
【図5】第2実施例の開口部開閉装置の概略正面図であ
る。
【図6】その開口部開閉装置に用いることのできる補助
ワイヤーの配線例を示す要部斜視図である。
【図7】(A)はその開口部開閉装置の可動部材の横断
面図、(B)は開口部開閉装置の可動部材の側面の一部
を切欠いた要部正面図である。
【図8】第3実施例の開口部開閉装置の概略正面図であ
る。
【図9】従来の開口部開閉装置としての網戸装置の概略
正面図である。
【符号の説明】
1 開口部 1a 右側部 2 上部ガイド部材 3 下部ガイド部材 4 可動部材 4A 一対の可動部材 4B 第1の可動部材 4C 第2の可動部材 5 同調機構 6 起立移動機構 8 網目部材(開閉部材) 8A 第1の網目部材(開閉部材) 8B 第2の網目部材(開閉部材) 8a 一側部 9 着脱自在機構 10 固定部材 20,30,30A 案内溝 31 天板部 32 脚部 10A 第1の固定部材 10B 第2の固定部材 41 網取付収容部 44 延出部 45 基部 45a 係着溝 46 係合孔 47 走行車輪 50 スプロケット 50A 第1のスプロケット 50B 第2のスプロケット 50C 蓋部 50D 固定金具 50a スプロケットの歯 60A 第1の案内部材 60B 第2の案内部材 60C 第3の案内部材 60D 第4の案内部材 61 貫通孔 80 係合突起 81a 左セットプレート 81b 右セットプレート 110a 上部ガイド部材の右端部 110b 上部ガイド部材の左端部 400 補助ワイヤー 410a 補助ワイヤーの一端 410b 補助ワイヤーの他端 420 張力調整装置 500 網戸框 502,503 左右両枠 504,505 固定部材 506,507 上下両枠 508 可動部材 509 網目部材 510 ワイヤーテンション機構 511 ワイヤー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図9】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部の上部に取り付けた上部ガ
    イド部材と、 前記開口部の下部に取り付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の何れか一方の側部に取り付けた固定部材
    と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材との間に起立する可動部材
    と、 前記固定部材を介して、該可動部材の上端にその一端が
    固定されてなるテープ状の第1の案内部材及び該可動部
    材の下端にその一端が固定されてなるテープ状の第2の
    案内部材よりなる前記可動部材の起立移動機構と、 その一側部が前記可動部材に取り付けられ、かつ、他側
    部が前記固定部材に取り付けられるとともに、前記可動
    部材の移動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在
    なプリーツ状の開閉部材とからなることを特徴とする開
    口部開閉装置。
  2. 【請求項2】 建物の開口部の上部に取り付けた上部ガ
    イド部材と、 前記開口部の下部に取り付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材との間に起立する一対の可動
    部材と、 該一対の可動部材のうちの一方の可動部材を介して、他
    方の可動部材の上端にその一端が固定されてなるテープ
    状の第1の案内部材及び該他方の可動部材の下端にその
    一端が固定されてなるテープ状の第2の案内部材、並び
    に、前記他方の可動部材を介して、前記一方の可動部材
    の上端にその一端が固定されてなるテープ状の第3の案
    内部材及び同一方の可動部材の下端にその一端が固定さ
    れてなるテープ状の第4の案内部材よりなる前記可動部
    材の起立移動機構と、 その両側部が前記一対の可動部材にそれぞれ取り付けら
    れるとともに、前記可動部材の移動に伴って開幕或いは
    閉幕する折畳み伸縮自在なプリーツ状の開閉部材とから
    なることを特徴とする開口部開閉装置。
  3. 【請求項3】 建物の開口部の上部に取り付けた上部ガ
    イド部材と、 前記開口部の下部に取り付けた下部ガイド部材と、 前記開口部の両側部にそれぞれ取り付けた一対の固定部
    材と、 前記開口部の左右方向に可動するように前記上部ガイド
    部材と前記下部ガイド部材との間に起立する一対の可動
    部材と、 前記一対の固定部材のうちの一方の固定部材を介して、
    前記一対の可動部材のうちの一方の可動部材の上端にそ
    の一端が固定されてなるテープ状の第1の案内部材及び
    同一方の可動部材の下端にその一端が固定されてなるテ
    ープ状の第2の案内部材、並びに、他方の固定部材を介
    して、他方の可動部材の上端にその一端が固定されてな
    るテープ状の第3の案内部材及び該他方の可動部材の下
    端にその一端が固定されてなるテープ状の第4の案内部
    材よりなる前記可動部材の起立移動機構と、 その両側部が前記一方の可動部材及び前記一方の固定部
    材にそれぞれ取り付けられるとともに、同可動部材の移
    動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリー
    ツ状の第1の開閉部材と、 その両側部が前記他方の可動部材及び前記他方の固定部
    材にそれぞれ取り付けられるとともに、同可動部材の移
    動に伴って開幕或いは閉幕する折畳み伸縮自在なプリー
    ツ状の第2の開閉部材とからなることを特徴とする開口
    部開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記起立移動機構には、前記可動部材が
    移動する際に、同可動部材の上下端にそれぞれ一端が固
    定された一対の前記案内部材の移動量を常に同じにする
    同調機構が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2または3記載の開口部開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記同調機構は、前記一対の案内部材が
    前記固定部材または相対する前記可動部材に取り付けら
    れた同一のスプロケットに噛み合わされて構成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の開口部開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記案内部材は、前記固定部材または相
    対する前記可動部材内を介して、前記上部ガイド部材に
    設けられた案内溝及び前記下部ガイド部材に設けられた
    案内溝内に通されていることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の開口部開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記上部ガイド部材を介して、前記開閉
    部材を補強する補助ワイヤーを取り付けたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の開口部開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記開閉部材は、網目部材でできている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または
    7記載の開口部開閉装置。
  9. 【請求項9】 前記開閉部材は、遮光部材でできている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または
    7記載の開口部開閉装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970005169A (ko) * 1995-07-14 1997-02-19 호시야마 야수오 스크린장치
JP2002201848A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 框の平行移動装置
JP2002201879A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 框の平行移動装置

Cited By (4)

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JP4695754B2 (ja) * 2000-12-28 2011-06-08 立川ブラインド工業株式会社 框の平行移動装置

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