JPH09137853A - 車輌用無段変速機における制御装置 - Google Patents

車輌用無段変速機における制御装置

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Publication number
JPH09137853A
JPH09137853A JP29581895A JP29581895A JPH09137853A JP H09137853 A JPH09137853 A JP H09137853A JP 29581895 A JP29581895 A JP 29581895A JP 29581895 A JP29581895 A JP 29581895A JP H09137853 A JPH09137853 A JP H09137853A
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JP
Japan
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continuously variable
variable transmission
deceleration
acceleration
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Application number
JP29581895A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Moroto
脩三 諸戸
Koji Kobayashi
康二 小林
Mutsumi Kawamoto
睦 川本
Takahiro Iwami
隆広 岩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
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Publication of JPH09137853A publication Critical patent/JPH09137853A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
    • F16H37/022Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing the toothed gearing having orbital motion

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニュアル操作時、運転者の走行フィーリン
グに合うように、CVTの変速比及びコースト走行状態
(エンジンブレーキが機能するか否か)を適切に選択し
て、無段変速機搭載車輌のドライバビリティを向上す
る。 【解決手段】 車輌の通常走行時には、自動モードに設
定することにより、エコノミーモード又はパワーモード
を選択して、CVTがアクセル開度及び車速により自動
的に変速制御される。シフトレバー22bの操作又はガ
イド溝36…への操作により加速・登坂モードを設定す
ると、CVTを手動操作して、所望の加速又はトルクを
得ることができ、この際例えコースト状態になっても、
ワンウェイクラッチが介在しているので、エンジンブレ
ーキが作用することはない。シフトレバー22cの操作
又はガイド溝37…への操作により、減速・降坂モード
を設定すると、CVTを手動操作すると共に、一般には
アクセルペダルを緩めてスロットル開度を0等に減少す
る。これにより、所望の減速を得られると共に、直結状
態として所望のエンジンブレーキが作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機、特に
ベルト式無段変速装置(CVT)を有する無段変速機に
用いて好適な車輌用無段変速機における制御装置に係
り、詳しくはオート(自動)モードとマニュアル(手
動)モードを有する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、燃料消費率及び運転性能の向上等
の要求により、自動車のトランスミッションとしてベル
ト式無段変速装置(以下CVTという)を組込んだ自動
変速機が注目されている。
【0003】従来、この種無段変速機として、例えば特
開平2−176243号公報に示されるものがある。こ
のものは、エンジン動力を第1クラッチを介してプライ
マリプーリに伝達するD1モードと、ワンウェイクラッ
チ及び第2クラッチを介してプライマリプーリに伝達す
るD2モードとを有し、降坂又は減速時等においてエン
ジンから車輌への動力伝達がなくなるコースト時、D1
モードにあっては、エンジンブレーキを機能し、またD
2モードにあってはエンジンブレーキを機能せずに滑ら
かに惰性走行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記無段変速機は、D
レンジ、即ちスロットル開度及び車速に基づき、例えば
最良燃費曲線又は最大出力曲線に沿うようにCVTを自
動変速操作する自動モードにおいて、上述したようにエ
ンジンブレーキを機能し得るD1モードと、エンジンブ
レーキが作動しないD2モードとを設けたものである
が、該CVTは、無段階に任意の変速比に設定し得るの
で、運転者の好みにより任意に変速比を設定し得るマニ
ュアルモードを設けることが望ましい。
【0005】一般に、マニュアルモードは、自動モード
にあっては、運転者の意図を充分反映できない場合に用
いられるが、このような場合として、追越し等で加速が
充分でない場合、登坂でトルクが充分でない場合、車輌
を急速に減速する場合、降坂でエンジンブレーキを必要
とする場合等が考えられる。従って、マニュアルモード
にあっても、上述したエンジンブレーキの作用又は非作
用等、異なる伝動状態となる方が、走行フィーリング上
好ましい。
【0006】そこで、本発明は、マニュアル操作時、運
転者の走行フィーリングに合うように、CVTの変速比
及びコースト走行状態(エンジンブレーキが機能するか
否か)を適切に選択して、無段変速機搭載車輌のドライ
バビリティを向上することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、エンジン出力軸(20)と駆
動車輪との間に介在され、少なくとも無段変速装置(C
VT)(1)と、該無段変速装置を介して前記エンジン
出力軸と駆動車輪とを直結状態で連結する第1の連結手
段(C1 )と、前記無段変速装置及びワンウェイクラッ
チ(F)を介して前記エンジン出力軸と駆動車輪とを連
結する第2の連結手段(C2 )と、を有する車輌用無段
変速機(2)において、前記無段変速装置(1)が、ス
ロットル開度及び車速等の車輌走行状況によって自動的
に変速制御される自動モード(D)に設定する自動モー
ド設定手段と、前記無段変速装置(1)が、手動操作さ
れる変速位置(P)に変速制御されると共に、前記第2
の連結手段(C2 )が作動されて前記ワンウェイクラッ
チ(F)を介して連結する加速・登坂モード(M−A)
に設定する加速・登坂モード設定手段と、前記無段変速
装置(1)が、手動操作される変速位置(P)に変速制
御されると共に、前記第1の連結手段(C1 )が作動さ
れて直結状態で連結する減速・降坂モード(M−D)に
設定する減速・降坂モード設定手段と、を備えることを
特徴とする車輌用無段変速機にある。
【0008】一例として、例えば図2(a) に示すよう
に、前記自動モード設定手段、加速・登坂モード設定手
段及び減速・降坂モード設定手段が、それぞれ別個に設
けられたシフトレバー(22a)(22b)(22c)
である。
【0009】また、例えば図2(b) ,(c) ,(d) ,(e)
に示すように、前記自動モード設定手段、加速・登坂モ
ード設定手段及び減速・降坂モード設定手段が、共通す
る1本のシフトレバー(22)であって、該シフトレバ
ーを異なる位置(36…)(37…)に操作することに
より前記各モードが設定されてなる。
【0010】更に、例えば図13に示すように、前記加
速・登坂モード設定手段及び減速・降坂モード設定手段
が、兼用する1本のシフトレバーであって、スロットル
開度の変化に基づき、加速・登坂モードか減速・降坂モ
ードかを判断してなる。
【0011】また、前記シフトレバー(22…)は、前
記減速・降坂モードにおける操作時にあっては、手前側
に引くことにより前記無段変速装置をアンダードライブ
方向に変速制御してなる、と好ましい。
【0012】更に望ましくは、前記シフトレバーは、前
記加速・登坂モードにおける操作時にあっては、先側に
押すことにより前記無段変速装置をアンダードライブ方
向に変速制御し、かつ前記減速・降坂モードにおける操
作時にあっては、手前側に引くことにより前記無段変速
装置をアンダードライブ方向に変速制御してなる。
【0013】また、前記減速・降坂モード設定手段によ
る該モードへの設定時から所定時間(t)、エンジン回
転数がフェールカット回転数(NFC)になるように前記
無段変速装置を変速制御すると、好適である。
【0014】[作用]以上構成に基づき、車輌の通常走
行時には、自動モード(D)に設定することにより、例
えば最良燃費曲線に沿って無段変速装置(CVT)
(1)を制御するエコノミーモード又は最大出力曲線に
沿ってCVTを制御するパワーモードを選択して、アク
セル開度及び車速により自動的に変速制御されて、走行
する。
【0015】また、追越し等により急激な加速を必要と
する場合、又は登坂時で大きなトルクを必要とする場
合、運転者は加速・登坂モード(M−A)を設定し、C
VT(1)を自動モード時よりもアンダードライブ方向
(変速比が大きくなる方向)に手動操作して、所望の加
速又はトルクを得ることができる。この際、例えばコー
スト状態になっても、第2の連結手段(C2 )を介して
ワンウェイクラッチ(F)が介在しているので、エンジ
ンブレーキが作用することはない。
【0016】また、急激な減速を必要とする場合、又は
長い下り坂の場合、運転者は減速・降坂モード(M−
D)を設定し、CVT(1)を自動モード時よりアンダ
ードライブ方向に手動操作すると共に、一般にはアクセ
ルペダルを緩めてスロットル開度を0等に減少する。こ
れにより、所望の減速を得られると共に、第1の連結手
段(C1 )を介して直結状態にあるので、所望のエンジ
ンブレーキが作用する。
【0017】なお、上記自動モード、加速・登坂モード
及び減速モードを、それぞれの専用シフトレバーにより
操作してもよいが[図2(a) ]、1本のシフトレバー2
2を、それぞれドライブポジション(D)、加速・登坂
用ガイド溝(36…)又は減速・降坂ガイド溝(37
…)の入れて操作してもよい[図2(b) ,(c) ,(d) ,
(e) ]。
【0018】この際、減速・降坂モードにあっては、シ
フトレバーを手前側に引く方向、即ち車輌の後方に向け
て操作することにより、アンダードライブ方向にCVT
(1)を変速制御すると、シフトレバーの操作方向(車
輌の後方へ操作)と車速の減速が一致する。更に、加速
・登坂モードにあっては、シフトレバーを先側に押す方
向、即ち車輌の前方に向けて操作することにより、CV
Tをアンダードライブ方向に変速制御すると、シフトレ
バーの操作方向と車速の加速が一致する。
【0019】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、無段変
速装置が自動的に変速制御される自動モードの外、運転
者が任意に変速比を設定し得るマニュアル(手動)モー
ドを備え、かつ該マニュアルモードは、更に加速・登坂
モードと減速・降坂モードとに設定し得るので、追越し
又は登坂時で大きな加速又はトルクを必要とする場合、
加速・登坂モードに設定して、所望の加速及びトルクを
得ると共に、エンジンブレーキが作用しない滑らかな惰
性走行を可能とし、また減速又は降坂時は、減速・降坂
モードに設定して、所望の減速を得ると共にエンジンブ
レーキを作用し、これにより運転者の走行フィーリング
に合うように制御して、ドライバビリティを向上するこ
とができる。
【0021】請求項2に係る本発明によると、それぞれ
専用のシフトレバーにて各モードを設定するので、自動
用のシフトレバーは従来のものをそのまま用いることが
でき、構造を簡単にしてコストアップが少なくて足り
る。
【0022】請求項3に係る本発明によると、1本のシ
フトレバーにより各モードの操作を行うことができるの
で、操作性を向上することができる。
【0023】請求項4に係る本発明によると、加速・登
坂モードと減速・降坂モードとを兼用してマニュアルモ
ードを同じシフトレバーで操作するので、操作が更に簡
単化される。
【0024】請求項5に係る本発明によると、減速・降
坂モードにおいてシフトレバーを車輌の後方に向けて操
作すると減速となるので、運転者の身体は前方に傾き、
従って運転者は、更に減速しようとすると、身体の向き
と逆にシフトレバーを動かすことになり、無意識、無自
覚な運転操作を防止して、操作性を向上することができ
る。
【0025】請求項6に係る本発明によると、加速・登
坂モードにおいても、シフトレバーの操作方向と車速の
加速が運転者の感覚上一致して、操作性を向上すること
ができる。
【0026】請求項7に係る本発明によると、減速・降
坂モードにおいて、エンジンブレーキの作用時間を長く
して、減速効率を向上し、燃料消費率をも向上すること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、ベルト式無段電変速装置
(CVT)1を用いた車輌用無段変速機2と、その制御
装置3とを示す図である、無段変速機2は、上記CVT
1の外、ロックアップクラッチ5を有する流体継手6、
モード切換え装置7、カウンタシャフト9及び左右前車
軸10a,10bに出力するディファレンシャル装置1
1を有している。
【0028】CVT1は、それぞれ固定シーブ12a,
13a及び可動シーブ12b,13bからなるプライマ
リプーリ12及びセカンダリプーリ13と、これらプー
リに巻掛けられている金属製のベルト15とを有してお
り、プライマリ側可動シーブ12bはプーリ用油圧アク
チュエータ16により該可動シーブを軸方向に移動して
所定位置に保持し得ると共に、セカンダリ側可動シーブ
13bは所定付勢力からなるスプリングにより押圧され
ている。なお、プライマリ及びセカンダリの両可動シー
ブ12a,13aにそれぞれ油圧アクチュエータを設け
てもよく、またアクチュエータは、油圧に限らず、ボー
ルネジ及び電気モータかなる機械式アクチュエータでも
よい。
【0029】モード切換え手段7は、前後進切換え用の
ダブルピニオンプラネタリギヤ17、リバースブレーキ
1 、第1の(Dレンジコースト)クラッチC1 、第2
の(Dレンジ)クラッチC2 及びワンウェイクラッチF
を有しており、第1のクラッチC1 は、入力軸19と前
記プラネタリギヤ17のキャリヤCRとの間に直接介在
し、また第2のクラッチC2 は、同じく入力軸19とキ
ャリヤCRとの間にワンウェイクラッチFを介して介在
する。また、前後進切換え用プラネタリギヤ17は、サ
ンギヤSに入力軸19が一体に連結されていると共に、
キャリヤCRに前記第1又は第2のクラッチC1 ,C2
を介して入力軸19が連結されており、かつ該キャリヤ
CRはプライマリプーリ12に連結し、そしてリングギ
ヤRが前記リバースブレーキB1 に連結している。
【0030】また、入力軸19は、発進装置を構成する
流体継手6を介してエンジン(図示せず)の出力軸20
に連結しており、またセカンダリプーリ13は、カウン
タシャフト9のギヤ9a,9bを介してディファレンシ
ャル装置11に連結し、更に該ディファレンシャル装置
11から左右車輪に出力される。
【0031】制御装置3は、電子制御部(ECU)21
を有しており、該制御部21にはシフトレバー22から
のポジション信号(P,R,N,D,M)及びマニュア
ル変速比指令信号(P)が入力されおり、更にモード切
換えスイッチ23、ポテンショメータ等のアクセルペダ
ルの踏込量(スロットル開度)を検知するセンサ25、
車速センサ26及びエンジン回転数センサ27等からの
各信号が入力されている。そして、該電子制御部21
は、前記センサからの各信号等に基づき適宜演算して、
プーリアクチュエータ16、B1 ブレーキアクチュエー
タ29、C2 クラッチアクチュエータ30及びC1 クラ
ッチアクチュエータ31等の各アクチュエータに出力す
る。
【0032】前記シフトレバーは、図2(a) に示すよう
に、自動用レバー22aと、該自動用レバーを挟んで左
右平行に設けられた加速・登坂用レバー22b及び減速
・降坂用レバー22cの2本の手動用レバーとからな
る。自動用レバー22aは、パーキング(P)、リバー
ス(R)、ニュートラル(N)、ドライブ(D)の各ポ
ジション(レンジ)に操作し得、これら各ポジションの
信号を制御部21に出力する。
【0033】また、加速・登坂用レバー22bは、加速
又は登坂時に運転者が手動操作するレバーであり、図示
のホームポジション、即ち操作方向手前側(車輌後側)
端にある場合、非操作と判断され、矢印Aに示すよう
に、操作方向先側(車輌前側)に操作すると、加速・登
坂モード作動スイッチがONされると共に、その操作位
置に従い、変速比が大きくなる(アンダードライブ、ロ
ーギヤ)方向の操作指令が出力する。一方、減速・降坂
用レバー22cは、減速又は降坂時に運転者が手動操作
するレバーであり、図示のホームポジション、即ち操作
方向先側(車輌前側)端にある場合、非操作と判断さ
れ、矢印Bに示すように手前側(車輌後側)に操作する
と、減速・登坂モード作動スイッチがONすると共に、
その操作位置に従い、変速比が大きくなる。
【0034】従って、運転者は、自動用レバー22aを
操作することにより、各ポジションP,R,N,Dに無
段変速機2を設定し得、ドライブポジションDにあって
は、後述するモードスイッチ23により選択されるエコ
ノミー又はパワーモードに従って、車速及びスロットル
開度に基づきCVT1が自動的に変速される。また、加
速・登坂用レバー22bを矢印A方向に操作することに
より、後述する加速・登坂モードに基づき、該レバーの
操作位置に応じた変速比に設定される。同様に、減速・
降坂用レバー22cを矢印B方向に操作することによ
り、後述する減速・降坂モードに基づき、該レバーの操
作位置に応じた変速比に設定される。
【0035】ついで、図2(b) 〜(e) に沿って、シフト
レバーの他の実施例について説明する。図2の(b) に示
すものは、自動用レバーを手動用レバーに兼用したもの
であり、シフトレバー22のドライブポジションDにお
いて、左右の連絡ガイド溝35a,35bを設け、更に
これら連絡ガイド溝の先端部分に縦方向に延びる加速・
登坂用ガイド溝36及び減速・降坂用ガイド溝37を設
ける。また、これらガイド溝36及び37には、それぞ
れシフトレバー22により作動される加速・登坂モード
作動スイッチ及び減速・降坂作動スイッチを有してお
り、更にその操作位置に応じて、変速比が設定される。
なお、各ガイド溝36,37に沿って描かれている三角
図形a,bは、変速比を示すものであって、幅が広がる
に従って変速比が大きくなる(アンダードライブとな
る)ことを示すものである。
【0036】従って、シフトレバー22がドライブポジ
ションDにある場合、エコノミーモード又はパワーモー
ドに従って自動変速される。そして、運転者がレバー2
2を左方に移動して加速・登坂用ガイド溝36に入れる
と、加速・登坂モードとなり、該レバー22の操作位置
に応じた変速比に設定され、またシフトレバー22を右
方に移動して減速・降坂用ガイド溝37に入れると、減
速・降坂モードとなり、該レバー22の操作位置に応じ
た変速比に設定される。
【0037】図2の(c) に示すものは、先の図2(b) と
同様に、1本のシフトレバー22により自動及び手動を
兼用するものであるが、加速・登坂用ガイド溝361
連絡ガイド溝35aから先側(車輌前方側)にのみ操作
し得、かつ減速・降坂用ガイド371 が連絡ガイド溝3
5bから手前側(車輌後方側)にのみ操作し得るように
構成されている。
【0038】図2の(d) は、先の図2(c) と略々同様で
あるが、図2(c) のものが、連絡ガイド溝に対して両ガ
イド溝361 ,371 が直角に曲がって区分されている
のに対し、本実施例のものは、加速・登坂用ガイド溝3
2 及び減速・降坂用ガイド溝372 がドライブポジシ
ョンDから湾曲して連続している点で相違している。従
って、本実施例では、シフトレバー22をドライブポジ
ションDから左又は右方向に操作して、ガイド溝362
又は372 に入れると、直ちに加速・登坂モード又は減
速・降坂モードとなる。
【0039】図2の(e) に示すものは、縦方向に延びる
加速・登坂用及び減速・降坂用のガイド溝を備えておら
ず、その代りに、連絡ガイド溝35a,35bの先端
に、それぞれ先側(前方)及び手前側(後方)に向けて
凹部363 ,373 が形成されており、これら凹部の底
部にそれぞれ加速・登坂用圧力センサ39、減速・降坂
用圧力センサ40が設置されている。
【0040】従って、運転者がシフトレバー22をドラ
イブポジションDから左方に操作して、凹部363 にて
該レバー22を前方に向けて押付けると、加速・登坂用
圧力センサ39が圧力を検知し、該圧力値に応じてCV
T1をアンダードライブ方向(変速比が大になる方向)
に変速する。同様に、シフトレバー22を右方に操作し
て、凹部373 にて該レバー22を後方(手前側)に向
けて押付けると、減速・降坂用圧力センサ40が圧力を
検知し、該圧力値に応じてCVT1をアンダードライブ
方向に変速する。
【0041】ついで、本実施の形態の作用について、図
3ないし図12に沿って説明する。まず、図3のステッ
プS1に示すように、シフトレバー22のポジションが
どこに位置するか判断され、各モードに応じて表1に示
すように、各クラッチC1 ,C2 、ブレーキB1 及びワ
ンウェイクラッチFが作動する。
【0042】
【表1】 シフトレバーがパーキングP及びニュートラルN位置に
ある場合、ステップS2に示すように、第1及び第2の
クラッチC1 ,C2 並びにリバースブレーキB1 はすべ
てOFF状態にあり、入力軸19の回転は、CVT1に
伝達されない。また、シフトレバーをリバースポジショ
ンRに操作すると、リバースブレーキB1 が作動する
(S2)。この状態では、プラネタリギヤ17は、ブレ
ーキB1 によりリングギヤRが固定されており、従って
エンジンからの入力軸19の回転は、プラネタリギヤ1
7にて逆転されてキャリヤCRから出力し、該逆転はC
VT1及びディファレンシャル装置11を介して左右前
車軸10a,10bに伝達される。
【0043】上記P,R,Nの各ポジションにあって
は、CVT1は、最大変速比ZL になるように、プーリ
アクチュエータ16が制御され(S3)、そしてステッ
プS1にリターンされる。
【0044】一方、シフトレバーがドライブポジション
D又はマニュアルポジションMにある場合、運転者のモ
ードスイッチ23により切換え操作されるエコノミー又
はパワーモードが選択される(S4)。
【0045】そして、エコノミーモードにあっては(S
5)、図5に示すように、エンジントルクとエンジン回
転数の関係において等燃費曲線及び各スロットル開度が
描かれ、更に最良燃費曲線が描かれる。そして、アクセ
ルペダル踏込量に基づき運転者が意図する走行状況がス
ロットル開度θにて具現され、図6に示すように、該ス
ロットル開度θに対応して、最良燃費曲線によるエンジ
ン回転数NE が設定される。これにより、該エンジン回
転数NE と車速Vから、最大変速比ZL と最小変速比Z
H との間において燃費が最良となる変速比ZFUELが演算
され(S5)、そしてCVT1の目標値変速比ZAUTO
該最良燃費曲線に基づく変速比ZFUELに設定される(S
6)。該目標値変速比ZAUTOになるように、制御部21
からプーリアクチュエータ16に所定信号が出力して、
CVT1の変速比ZX が自動的に設定される(S9,S
11)。
【0046】一方、パワーモードにあっては(S7)、
図7に示すように、エンジントルクとエンジン回転数の
関係において等出力曲線及び各スロットル開度が描か
れ、更に最大出力曲線が描かれる。そして、図8に示す
ように、現在のスロットル開度θに対応して、最大出力
曲線によりエンジン回転数NE ′が設定される。これに
より、該エンジン回転数NE ′と車速Vから、最大出力
となるCVT1の目標値変速比ZPOWER が演算され(S
7)、そしてCVT1の目標値変速比ZAUTOが該最大出
力曲線に基づく変速比ZPOWER に設定される(S8)。
更に、該目標値変速比になるように、制御部21からプ
ーリアクチュエータ16に所定信号が出力され、CVT
1の変速比ZX が自動的に設定される(S9,S1
1)。なお、最大出力変速比ZPOWER は、最大変速比Z
L 及び最小変速比ZH の間において、最良燃費変速比Z
FUELより大きくなる。
【0047】また、シフトレバー22(22a)をドラ
イブポジションDに入れた自動モードでは、C2 アクチ
ュエータ30が作動して第2のクラッチC2 が接続し、
第1のクラッチC1 及びリバースブレーキB1 はOFF
状態に保持される(S10)。この状態では、エンジン
からの回転は、流体継手6又はロックアップクラッチ5
を介して入力軸19に伝達され、更にプラネタリギヤ1
7のサンギヤSに伝達されると共に、ワンウェイクラッ
チF及び第2のクラッチC2 を介してキャリヤCRに伝
達される。従って、該プラネタリギヤ17は一体回転を
して、該回転がプライマリプーリ12に伝達され、更に
ベルト15を介してセカンダリプーリ13に伝達され、
カウンタギヤ9a,9b及びディファレンシャル装置1
1を介して左右前車軸10a,10bに伝達される。
【0048】また、上記自動モード(D)にあって、シ
フトレバーが加速・登坂モードM−A又は減速・降坂モ
ードM−Dにあるか判断される(S12)。例えば、シ
フトレバー22bの矢印A方向の操作[図(a) ]、シフ
トレバー22の加速・登坂用ガイド溝36,361 ,3
2 への操作[図2(b) (c) ,(d) ]、又はシフトレバ
ー22の圧力センサ39への操作[図2(e) ]等によ
り、加速・登坂モードM−Aと判断される。該加速・登
坂モードM−Aにあっては、図9に示すように、マニュ
アルモードである該モードに入る直前の自動モードがエ
コノミーモードである場合、CVT1の変速比ZMAが最
良燃費変速比ZFUELと最大変速比ZL との間において
(ZFUEL≦ZMA≦ZL )、図8に示すように、シフトレ
バーの操作位置Pに対応して、最良燃費変速比により変
速比ZMAが演算される(例えば図示のように正比例関係
により)(S13)。これにより、該変速比ZMAになる
ように、目標値変速比ZX が設定され(S14)、そし
て制御部21からプーリアクチュエータ16に所定信号
が出力し、CVT1の変速比が上記目標値変速比ZX
なるように変速操作される(S11)。
【0049】また、該加速・登坂モードM−Aに入る直
前の自動モードがパワーモードである場合、CVT1の
変速比Z′MAが最大出力変速比ZPOWER と最大変速比Z
L との間において(ZPOWER ≦Z′MA≦ZL )、図10
に示すように、シフトレバーの操作位置Pに対応して変
速比Z′MAが演算され(例えば正比例により)(S1
3)、更に該変速比になるように目標値変速比ZX が設
定され(S14)、そして、制御部21からプーリアク
チュエータ16に所定信号が出力して、CVT1が目標
値変速比ZX になるように変速操作される(S11)。
【0050】該加速・登坂モードM−Aにあっては、第
1のクラッチC1 及びリバースブレーキB1 がOFF状
態で第2のクラッチC2 が接続(ON)する(S1
5)。この状態では、前述した自動モードと同様に、入
力軸19の回転は、ワンウェイクラッチF及び第2のク
ラッチC2 を介してプラネタリギヤ17のキャリヤCR
に伝達され、CVT1に正回転が伝達される。この際、
CVT1は、シフトレバーの操作位置又は圧力センサ3
9の圧力値により、変速比が設定され、かつ車輪からエ
ンジン方向にトルクが伝達されるコースト時、プライマ
リプーリ12からの回転は、第2のクラッチC2 を介し
てワンウェイクラッチFにてオーバランし、入力軸19
に伝達されることはない(エンジンブレーキが作動しな
い)。
【0051】また、シフトレバー22cの矢印B方向へ
の操作[図2(a) ]、シフトレバー22の減速・降坂用
ガイド溝37,371 ,372 への操作[図2(b) ,
(c) ,(d) ]、又はシフトレバー22の圧力センサ40
への操作[図2(e) ]等により、減速・降坂モードM−
Dになる。なお、該減速・降坂モードM−Dでも、前述
した加速・登坂モードと同様に、その直前の自動モード
がエコノミーモードかパワーモードかで相違するが、前
述したように目標値変速比の具体値が相違するだけで、
制御の流れとしては実質的に同じなので、エコノミーモ
ードであった場合についてのみ説明し、パワーモードで
あった場合の説明を省略する。
【0052】そして、該減速・降坂モードM−Dにあっ
ては、まず、シフトレバーが該モードM−Dに入った状
態又は入ってから特定時間(t秒)経過しない状態にお
いて(S16)、スロットル開度θが0か否か判断され
る(S17)。スロットル開度が0、即ち運転者がアク
セルペダルから足を離した状態では、C1 アクチュエー
タ31を作動させて第1のクラッチC1 を接続(ON)
しつつ(S22)、エンジン回転数NE がフェールカッ
ト回転数NFCになるようにCVT1の変速比を制御す
る。即ち、現在のエンジン回転数NE とスロットル開度
θが0におけるエンジン回転数(フェールカット回転
数)NFCとの差ΔNを演算し(S18)、該回転数ΔN
を予め設定されている設定値ΔN0 と比較する(S1
9)。なお、該設定値は、現在のエンジン回転数NE
フェールカット回転数NFCの差が大きいと、エンジンブ
レーキが急激にきき過ぎるため、それを防止するために
設定された値(例えば800rmp)であり、該設定値
以上に上記差がある場合、次のステップS20は行なわ
れないで、ステップS23に移行する。
【0053】上記差ΔNが設定値ΔN0 以内である場
合、図11に示すように、現在の車速Vを維持しつつ、
エンジン回転数がフェールカット回転数NFCになるよう
な変速比ZFCが演算され(S20)、該変速比に目標値
変速比ZX が設定される(S20)。
【0054】また、ステップS22に示すように、第2
のクラッチC2 及びリバースブレーキB1 がOFF状態
で、第1のクラッチC1 が接続(ON)し、この状態で
は、エンジンからの入力軸19の回転は、プラネタリギ
ヤ17のサンギヤSに伝達されると共に、第1のクラッ
チC1 を介して直接キャリヤCRに伝達され、CVT1
に正回転が伝達される。この際、スロットル開度が0で
あるコースト状態では、プライマリプーリ12からの回
転が第1のクラッチC1 を介して直接入力軸19に伝達
され、エンジンブレーキが作動する。そして、該エンジ
ンブレーキを作動しつつ、前記目標値変速比(ZX =Z
FC)になるように、制御部21からプーリアクチュエー
タ16に所定信号が出力し、CVT1は、該目標値変速
比に変速・操作される(S11)。
【0055】そして、減速・降坂モードM−Dに入って
から所定時間(t秒)が経過すると、又はスロットル開
度θが0でない場合、又は前記回転数差ΔNが設定値Δ
0より大きい場合、ステップS23に移行する。即
ち、図11及び図12に示すように、該減速・降坂モー
ドM−Dに入る直前の自動モードの変速比ZAUTO(エコ
ノミーモード又はパワーモード)と最大変速比ZL の間
において、シフトレバーの操作位置Pに対応したマニュ
アル変速比ZMDが演算される(S23)。そして、該変
速比ZMDに目標値変速比ZX が設定され(S24)、該
目標値変速比になるように、制御部21からプーリアク
チュエータ16に所定信号が出力して、CVT1が該変
速比ZX になるように制御される(S11)。
【0056】この際、ステップ23において、シフトレ
バーを極端にアンダードライブ側に操作すると(ZMD
L 近傍に操作)、エンジンブレーキが充分過ぎる程に
効くが、これは、運転者の意志によるもので、マニュア
ル操作にあっては好ましい。なお、上述したように、該
減速・降坂モードM−Dに入れた直後の状態では、前記
回転差ΔNが大きいと、エンジンブレーキが効き過ぎる
ことがあるため、ステップS19で述べたように、設定
値を設けているが、この場合、該モード設定後に強くエ
ンジンブレーキが効くことがあるので、図12のJに示
すように、エンジンブレーキが効き過ぎないように穏や
かに立上げることが好ましく、また第1のクラッチC1
をスリップ制御して、エンジンブレーキの過度の作動を
制御することも考えられる。
【0057】なお、図2に示すように、加速・登坂用及
び減速・降坂用のそれぞれ専用のシフトレバー又はガイ
ドに溝を設けずに、図13に示すように、1本のマニュ
アル操作用ガイド41(又は1本のマニュアル操作用シ
フトレバー)のみとし、マニュアル操作時、アクセル開
度の変化及び車速の変化により、加速・登坂状態と減速
・降坂状態とを判断するように構成してもよい。即ち、
該マニュアルモードの作動時前後所定時間内に、アクセ
ル開度が大きくなる方向又は小さくなる方向に変化した
かを判断し、大きくなる方向に変化した場合、加速・登
坂モードと判断し、またアクセル開度が0になる等の小
さくなる方向に変化した場合、減速・降坂モードと判断
する。この際、車速の変化を加味して判断すれば、より
正確に判断される。
【0058】また、無段変速機は、前述実施例に限ら
ず、例えば特開昭64−58849号公報に示すような
ベルト式無段変速機でもよく、更にベルト式以外の他の
無段変速機でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌用無段変速機及びその制御装
置を示す図。
【図2】シフトレバーを示す平面図で、(a) 〜(e) はそ
れぞれ異なる実施例を示す。
【図3】本制御装置の制御を示すフロー図。
【図4】図3と接続するフロー図。
【図5】自動モードにおけるエコノミーモードを説明す
る図。
【図6】同じくエコノミーモードを説明する図。
【図7】自動モードにおけるパワーモードを説明する
図。
【図8】同じくパワーモードを説明する図。
【図9】マニュアルモードにおける加速・登坂モードを
説明する図。
【図10】同じく加速・登坂モードを説明する図。
【図11】マニュアルモードにおける減速・降坂モード
を説明する図。
【図12】同じく減速・降坂モードを説明図。
【図13】シフトレバーの異なる実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1 (ベルト式)無段変速装置(CVT) 2 車輌用無段変速機 3 制御装置 7 モード切換え装置 10a,10b (前)車軸 16 プーリアクチュエータ 20 エンジン出力軸 21 電子制御部 22,22a,22b,22c シフトレバー 23 モード切換えスイッチ 36,361 ,362 ,363 加速・登坂用ガイド
溝 37,371 ,372 ,373 減速・降坂用ガイド
溝 C1 第1の連結手段(クラッチ) C2 第2の連結手段(クラッチ) D 自動モード(ドライブポジション) F ワンウェイクラッチ M−A 加速・登坂モード M−D 減速・降坂モード NFC フェールカット回転数 P マニュアル変速比指令信号 t 所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F16H 59:06 63:06 (72)発明者 岩見 隆広 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン出力軸と駆動車輪との間に介在
    され、少なくとも無段変速装置と、該無段変速装置を介
    して前記エンジン出力軸と駆動車輪とを直結状態で連結
    する第1の連結手段と、前記無段変速装置及びワンウェ
    イクラッチを介して前記エンジン出力軸と駆動車輪とを
    連結する第2の連結手段と、を有する車輌用無段変速機
    において、 前記無段変速装置が、スロットル開度及び車速等の車輌
    走行状況によって自動的に変速制御される自動モードに
    設定する自動モード設定手段と、 前記無段変速装置が、手動操作される変速位置に変速制
    御されると共に、前記第2の連結手段が作動されて前記
    ワンウェイクラッチを介して連結する加速・登坂モード
    に設定する加速・登坂モード設定手段と、 前記無段変速装置が、手動操作される変速位置に変速制
    御されると共に、前記第1の連結手段が作動されて直結
    状態で連結する減速・降坂モードに設定する減速・降坂
    モード設定手段と、 を備えることを特徴とする車輌用無段変速機における制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記自動モード設定手段、加速・登坂モ
    ード設定手段及び減速・降坂モード設定手段が、それぞ
    れ別個に設けられたシフトレバーである、 請求項1記載の車輌用無段変速機における制御装置。
  3. 【請求項3】 前記自動モード設定手段、加速・登坂モ
    ード設定手段及び減速・降坂モード設定手段が、共通す
    る1本のシフトレバーであって、該シフトレバーを異な
    る位置に操作することにより前記各モードが設定されて
    なる、 請求項1記載の車輌用無段変速機における制御装置。
  4. 【請求項4】 前記加速・登坂モード設定手段及び減速
    ・降坂モード設定手段が、兼用する1本のシフトレバー
    であって、スロットル開度の変化に基づき、加速・登坂
    モードか減速・降坂モードかを判断してなる、 請求項1記載の車輌用無段変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記シフトレバーは、前記減速・降坂モ
    ードにおける操作時にあっては、手前側に引くことによ
    り前記無段変速装置をアンダードライブ方向に変速制御
    してなる、 請求項2、3又は4記載の車輌用無段変速機の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記シフトレバーは、前記加速・登坂モ
    ードにおける操作時にあっては、先側に押すことにより
    前記無段変速装置をアンダードライブ方向に変速制御
    し、かつ前記減速・降坂モードにおける操作時にあって
    は、手前側に引くことにより前記無段変速装置をアンダ
    ードライブ方向に変速制御してなる、 請求項2又は3記載の車輌用無段変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記減速・降坂モード設定手段による該
    モードへの設定時から所定時間、エンジン回転数がフェ
    ールカット回転数になるように前記無段変速装置を変速
    制御してなる、 請求項1記載の車輌用無段変速機の制御装置。
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