JPH09137833A - 内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置 - Google Patents
内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置Info
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- JPH09137833A JPH09137833A JP7318445A JP31844595A JPH09137833A JP H09137833 A JPH09137833 A JP H09137833A JP 7318445 A JP7318445 A JP 7318445A JP 31844595 A JP31844595 A JP 31844595A JP H09137833 A JPH09137833 A JP H09137833A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
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- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
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- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
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- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多板式摩擦係合装置において、摩擦熱を吸収
する熱容量を高め、小型化を図る。 【解決手段】 多板式摩擦係合装置３０の内歯プレート
３４に径方向外側の摩擦材４１が固着され、外歯プレー
ト３５，３９に径方向内側の摩擦材４２が固着されてい
る。外側の摩擦材４１は外歯プレートに摩擦係合させら
れ、内側の摩擦材４２は内歯プレートに摩擦係合させら
れ、摩擦係合によって生じる摩擦熱は、外歯プレート３
５，３９と、内歯プレート３４の双方に吸収される。従
って、多板式摩擦係合装置全体の熱容量が高められ、摩
擦材を長期間使用することができる。熱容量を従来と同
一にした場合には、外歯、内歯プレートの配列長さを短
くして、多板式摩擦係合装置を小型、軽量にすることが
できる。
する熱容量を高め、小型化を図る。 【解決手段】 多板式摩擦係合装置３０の内歯プレート
３４に径方向外側の摩擦材４１が固着され、外歯プレー
ト３５，３９に径方向内側の摩擦材４２が固着されてい
る。外側の摩擦材４１は外歯プレートに摩擦係合させら
れ、内側の摩擦材４２は内歯プレートに摩擦係合させら
れ、摩擦係合によって生じる摩擦熱は、外歯プレート３
５，３９と、内歯プレート３４の双方に吸収される。従
って、多板式摩擦係合装置全体の熱容量が高められ、摩
擦材を長期間使用することができる。熱容量を従来と同
一にした場合には、外歯、内歯プレートの配列長さを短
くして、多板式摩擦係合装置を小型、軽量にすることが
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のオートマ
チックトランスミッション等に使用される多板式摩擦係
合装置の技術分野に属する。
チックトランスミッション等に使用される多板式摩擦係
合装置の技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３、図４に示すように、多板式
摩擦係合装置１０のドラム１１内には、コアプレート１
２（図４参照）の両面に摩擦材１３，１３が固着された
内歯プレート（摩擦板）１４と、外歯プレート（メイテ
ィングプレート）１５とが交互に配設されている。詳細
は図示しないが、内歯と外歯は、スプライン係合させる
ために設けてある。コアプレート１２、摩擦材１３及び
外歯プレート１５は、トルク伝達構造１６を構成してお
り、ハブ１９の貫通を許容するためリング状に形成され
ている。
摩擦係合装置１０のドラム１１内には、コアプレート１
２（図４参照）の両面に摩擦材１３，１３が固着された
内歯プレート（摩擦板）１４と、外歯プレート（メイテ
ィングプレート）１５とが交互に配設されている。詳細
は図示しないが、内歯と外歯は、スプライン係合させる
ために設けてある。コアプレート１２、摩擦材１３及び
外歯プレート１５は、トルク伝達構造１６を構成してお
り、ハブ１９の貫通を許容するためリング状に形成され
ている。
【０００３】内歯プレート１４と外歯プレート１５は、
ピストン１７に押されると、互いにスリップしながら摩
擦係合させられて、摩擦熱を発生する。摩擦材１３は、
通常、断熱材からなるので、発生した摩擦熱の大部分
は、外歯プレート１５に吸収されて、内歯プレート１４
には殆ど吸収されない。
ピストン１７に押されると、互いにスリップしながら摩
擦係合させられて、摩擦熱を発生する。摩擦材１３は、
通常、断熱材からなるので、発生した摩擦熱の大部分
は、外歯プレート１５に吸収されて、内歯プレート１４
には殆ど吸収されない。
【０００４】このようにして発生する摩擦熱が大きい
と、摩擦材１３の劣化が早く進み、長期間使用すること
ができない。そこで、図５に示すように外歯プレート１
８を厚くすると、摩擦熱を吸収する熱容量が高められ
て、摩擦による温度上昇を抑制することができる。
と、摩擦材１３の劣化が早く進み、長期間使用すること
ができない。そこで、図５に示すように外歯プレート１
８を厚くすると、摩擦熱を吸収する熱容量が高められ
て、摩擦による温度上昇を抑制することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
板厚の厚い外歯プレートを具えた多板式摩擦係合装置
は、内歯プレートと外歯プレートとの配列長さＬ２（図
５参照）が長くなるという問題点を有している。
板厚の厚い外歯プレートを具えた多板式摩擦係合装置
は、内歯プレートと外歯プレートとの配列長さＬ２（図
５参照）が長くなるという問題点を有している。
【０００６】本発明の目的は、従来のトルク伝達構造に
おいては、内歯プレート（摩擦板）が摩擦熱を殆ど吸収
していないことに着目して、外歯プレートのみならず、
内歯プレートにも摩擦熱を吸収させて、摩擦熱容量を高
めた多板式摩擦係合装置を提供することにある。
おいては、内歯プレート（摩擦板）が摩擦熱を殆ど吸収
していないことに着目して、外歯プレートのみならず、
内歯プレートにも摩擦熱を吸収させて、摩擦熱容量を高
めた多板式摩擦係合装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、内歯を有する
プレートと外歯を有するプレートが交互に配列されその
間に摩擦材が介在され前記両プレートが接近するように
力を加えられたとき前記両プレート間においてトルク伝
達を行なう多板式摩擦係合装置において、前記両プレー
トの互いに対向する面の双方に前記摩擦材が互いに径方
向内側と外側に固着されていることを特徴とする多板式
摩擦係合装置により、前記の課題を解決した。
プレートと外歯を有するプレートが交互に配列されその
間に摩擦材が介在され前記両プレートが接近するように
力を加えられたとき前記両プレート間においてトルク伝
達を行なう多板式摩擦係合装置において、前記両プレー
トの互いに対向する面の双方に前記摩擦材が互いに径方
向内側と外側に固着されていることを特徴とする多板式
摩擦係合装置により、前記の課題を解決した。
【０００８】
【作用】内歯プレートに固着された摩擦材は外歯プレー
トに摩擦係合させられ、外歯プレートに固着された摩擦
材は内歯プレートに摩擦係合させられる。このとき、前
記両プレートの互いに対向する面に固着された摩擦材
は、互いに重なり合うことがないように、交互に、径方
向内側と外側にある。
トに摩擦係合させられ、外歯プレートに固着された摩擦
材は内歯プレートに摩擦係合させられる。このとき、前
記両プレートの互いに対向する面に固着された摩擦材
は、互いに重なり合うことがないように、交互に、径方
向内側と外側にある。
【０００９】内歯プレートの摩擦材と外歯プレートの摩
擦係合による摩擦熱は、外歯プレートに吸収される。外
歯プレートの摩擦材と内歯プレートの摩擦係合による摩
擦熱は、内歯プレートに吸収される。すなわち、摩擦熱
は、両プレートに吸収される。
擦係合による摩擦熱は、外歯プレートに吸収される。外
歯プレートの摩擦材と内歯プレートの摩擦係合による摩
擦熱は、内歯プレートに吸収される。すなわち、摩擦熱
は、両プレートに吸収される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
１、図２に基づいて説明する。本発明を実施した多板式
摩擦係合装置３０において、内歯プレート３４と外歯プ
レート３５，３９は、交互に配列されてトルク伝達構造
３６を構成している。内歯プレート３４の両面には、径
方向外側に摩擦材４１，４１が固着されている。内歯プ
レート３４は、例えば、冷間圧延鋼（ＳＰＣＣ）、構造
用炭素鋼（Ｓ４５Ｃ）等からなる。
１、図２に基づいて説明する。本発明を実施した多板式
摩擦係合装置３０において、内歯プレート３４と外歯プ
レート３５，３９は、交互に配列されてトルク伝達構造
３６を構成している。内歯プレート３４の両面には、径
方向外側に摩擦材４１，４１が固着されている。内歯プ
レート３４は、例えば、冷間圧延鋼（ＳＰＣＣ）、構造
用炭素鋼（Ｓ４５Ｃ）等からなる。
【００１１】トルク伝達構造３６の両端に位置する外歯
プレート３９，３９の内側面と、トルク伝達構造３６の
中間に位置する外歯プレート３５の両面には、径方向内
側に摩擦材４２が固着されている。外歯プレート３５
も、例えば、冷間圧延鋼（ＳＰＣＣ）、構造用炭素鋼
（Ｓ４５Ｃ）等からなる。なお、本発明においては、内
歯、外歯の両プレートととも、従来の摩擦板とメイティ
ングプレートの機能を兼ねているから、その材質は同じ
ものでよい。前記各プレート３４，３５，３９と摩擦材
４１，４２は、図３に示すハブ１９を貫通させるため、
リング状に形成されている。なお、径方向内側の摩擦材
４２の外径は、径方向外側の摩擦材４１の内径より小さ
く設定されている。
プレート３９，３９の内側面と、トルク伝達構造３６の
中間に位置する外歯プレート３５の両面には、径方向内
側に摩擦材４２が固着されている。外歯プレート３５
も、例えば、冷間圧延鋼（ＳＰＣＣ）、構造用炭素鋼
（Ｓ４５Ｃ）等からなる。なお、本発明においては、内
歯、外歯の両プレートととも、従来の摩擦板とメイティ
ングプレートの機能を兼ねているから、その材質は同じ
ものでよい。前記各プレート３４，３５，３９と摩擦材
４１，４２は、図３に示すハブ１９を貫通させるため、
リング状に形成されている。なお、径方向内側の摩擦材
４２の外径は、径方向外側の摩擦材４１の内径より小さ
く設定されている。
【００１２】トルク伝達構造３６の中間に位置する外歯
プレート３５と内歯プレート３４の厚みは同一であり、
両端に位置する外歯プレート３９よりも薄い。なお、外
歯プレート３５と内歯プレート３４の厚みは、両プレー
ト３５，３４の発熱量の差や、温度分布の違い等を考慮
して、多少異ならしめてもよい。両摩擦材４１，４２の
（摩擦）表面積についても、実質的に同一である場合に
限られず、両プレート３５，３４の発熱量の差や、厚さ
の差、温度分布の違い等を考慮して、異ならしめること
もある。
プレート３５と内歯プレート３４の厚みは同一であり、
両端に位置する外歯プレート３９よりも薄い。なお、外
歯プレート３５と内歯プレート３４の厚みは、両プレー
ト３５，３４の発熱量の差や、温度分布の違い等を考慮
して、多少異ならしめてもよい。両摩擦材４１，４２の
（摩擦）表面積についても、実質的に同一である場合に
限られず、両プレート３５，３４の発熱量の差や、厚さ
の差、温度分布の違い等を考慮して、異ならしめること
もある。
【００１３】内歯プレート３４と外歯プレート３５，３
９とが互いに圧接させられると、径方向外側の摩擦材４
１は外歯プレート３５，３９に摩擦係合させられ、径方
向内側の摩擦材４２は内歯プレート３４に摩擦係合させ
られる。このとき、径方向内側の摩擦材４２の外径が径
方向外側の摩擦材４１の内径より小さく設定されている
ため、これらの摩擦材４２，４１は互いに接触せず、各
摩擦材が、対向しているプレート３３，３５，３９に接
触させられる。そして、各内歯プレート３４と各外歯プ
レート３５，３９は、符号４４，４４，４５，４５，４
３で示した部分が発熱する。
９とが互いに圧接させられると、径方向外側の摩擦材４
１は外歯プレート３５，３９に摩擦係合させられ、径方
向内側の摩擦材４２は内歯プレート３４に摩擦係合させ
られる。このとき、径方向内側の摩擦材４２の外径が径
方向外側の摩擦材４１の内径より小さく設定されている
ため、これらの摩擦材４２，４１は互いに接触せず、各
摩擦材が、対向しているプレート３３，３５，３９に接
触させられる。そして、各内歯プレート３４と各外歯プ
レート３５，３９は、符号４４，４４，４５，４５，４
３で示した部分が発熱する。
【００１４】摩擦材４１と外歯プレート３５，３９の摩
擦係合によって生じる摩擦熱は、両プレート３５，３９
に吸収される。摩擦材４２と内歯プレート３４の摩擦係
合によって生じる摩擦熱は、プレート３４に吸収され
る。従って、摩擦熱は、外歯プレート３５，３９のみな
らず、内歯プレート３４にも吸収され、多板式摩擦係合
装置３０の熱容量を高めることができる。
擦係合によって生じる摩擦熱は、両プレート３５，３９
に吸収される。摩擦材４２と内歯プレート３４の摩擦係
合によって生じる摩擦熱は、プレート３４に吸収され
る。従って、摩擦熱は、外歯プレート３５，３９のみな
らず、内歯プレート３４にも吸収され、多板式摩擦係合
装置３０の熱容量を高めることができる。
【００１５】図１のトルク伝達構造３６と図４における
従来のトルク伝達構造１６とにおいて、熱容量を同じに
した場合の長さＬ３、Ｌ１の比較をすると次のようにな
る。例えば、図１における両側のプレート３９の厚みを
２ｍｍ、中間のプレート３４，３５の厚みを１ｍｍ、摩
擦材４１，４２の厚みを０．４ｍｍ、摩擦材４１とプレ
ート３５，３９との間の隙間の合計を０．６ｍｍとする
と、図１のトルク伝達構造３６の長さＬ３は、（２×
２）＋（１×７）＋（０．４×８）＋０．６＝１４．８
ｍｍとなる。
従来のトルク伝達構造１６とにおいて、熱容量を同じに
した場合の長さＬ３、Ｌ１の比較をすると次のようにな
る。例えば、図１における両側のプレート３９の厚みを
２ｍｍ、中間のプレート３４，３５の厚みを１ｍｍ、摩
擦材４１，４２の厚みを０．４ｍｍ、摩擦材４１とプレ
ート３５，３９との間の隙間の合計を０．６ｍｍとする
と、図１のトルク伝達構造３６の長さＬ３は、（２×
２）＋（１×７）＋（０．４×８）＋０．６＝１４．８
ｍｍとなる。
【００１６】一方、図４における外歯プレート１５の厚
みを２ｍｍ、内歯プレート１４の厚みを１．６ｍｍ、摩
擦材１３と外歯プレート１５との間の隙間の合計を０．
６ｍｍとすると、図４の伝達構造１６の長さＬ１は、
（２×５）＋（１．６×４）＋０．６＝１７ｍｍとな
る。
みを２ｍｍ、内歯プレート１４の厚みを１．６ｍｍ、摩
擦材１３と外歯プレート１５との間の隙間の合計を０．
６ｍｍとすると、図４の伝達構造１６の長さＬ１は、
（２×５）＋（１．６×４）＋０．６＝１７ｍｍとな
る。
【００１７】従って、長さの比を求めると、（１４．８
／１７）≒０．８７となり、図１のトルク伝達構造３６
の長さは、従来よりも約１３％短縮されていることが分
かる。すなわち、図１のトルク伝達構造３６の熱容量を
従来と同一にした場合、トルク伝達構造３６の長さを短
くして、多板式摩擦係合装置３０を小型にすることがで
きる。
／１７）≒０．８７となり、図１のトルク伝達構造３６
の長さは、従来よりも約１３％短縮されていることが分
かる。すなわち、図１のトルク伝達構造３６の熱容量を
従来と同一にした場合、トルク伝達構造３６の長さを短
くして、多板式摩擦係合装置３０を小型にすることがで
きる。
【００１８】なお、図２に示す多板式摩擦係合装置５０
のトルク伝達構造５６のように、外側の摩擦材４１は外
歯プレート３５，３９に固着され、内側の摩擦材４２は
内歯プレート３４に固着されていてもよい。この場合の
トルク伝達構造５６においても、摩擦熱は、外歯プレー
ト３５，３９のみならず、内歯プレート３４にも吸収さ
れ、多板式摩擦係合装置５０の熱容量を高めることがで
きる。さらに、熱容量を従来と同一にした場合、トルク
伝達構造５６の長さを従来よりも短くして、多板式摩擦
係合装置５０を小型にすることができる。
のトルク伝達構造５６のように、外側の摩擦材４１は外
歯プレート３５，３９に固着され、内側の摩擦材４２は
内歯プレート３４に固着されていてもよい。この場合の
トルク伝達構造５６においても、摩擦熱は、外歯プレー
ト３５，３９のみならず、内歯プレート３４にも吸収さ
れ、多板式摩擦係合装置５０の熱容量を高めることがで
きる。さらに、熱容量を従来と同一にした場合、トルク
伝達構造５６の長さを従来よりも短くして、多板式摩擦
係合装置５０を小型にすることができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明の多板式摩擦係合装置は、摩擦熱
を外歯プレートのみならず、内歯プレートにも吸収させ
るようにしたので、全体として、熱容量を高めることが
できる。また、熱容量を高めることができることによっ
て、摩擦材の摩擦係数の経時変化が少なくなり、多板式
摩擦係合装置を長期間使用することができるようにな
る。さらに、熱容量を従来と同一にした場合には、内歯
プレートと外歯プレートとの配列長さを短くして、多板
式摩擦係合装置の小型・軽量化を図ることができる。
を外歯プレートのみならず、内歯プレートにも吸収させ
るようにしたので、全体として、熱容量を高めることが
できる。また、熱容量を高めることができることによっ
て、摩擦材の摩擦係数の経時変化が少なくなり、多板式
摩擦係合装置を長期間使用することができるようにな
る。さらに、熱容量を従来と同一にした場合には、内歯
プレートと外歯プレートとの配列長さを短くして、多板
式摩擦係合装置の小型・軽量化を図ることができる。
【図１】 本発明の第１の実施形態の内歯プレートと外
歯プレートとの配列の概略図。
歯プレートとの配列の概略図。
【図２】 他の実施形態の内歯プレートと外歯プレート
との配列の概略図。
との配列の概略図。
【図３】 従来の内歯プレートと外歯プレートとが組込
まれた多板式摩擦係合装置の軸方向断面図。
まれた多板式摩擦係合装置の軸方向断面図。
【図４】 図３の内歯プレートと外歯プレートとの配列
の概略図。
の概略図。
【図５】 他の従来例の内歯プレートと外歯プレートと
の配列の概略図。
の配列の概略図。
３０，５０ 多板式摩擦係合装置 ３４ 内歯プ
レート ３５，３９ 外歯プレート ４１ 径方向外側の摩擦材 ４２ 径方向
内側の摩擦材
レート ３５，３９ 外歯プレート ４１ 径方向外側の摩擦材 ４２ 径方向
内側の摩擦材
Claims (4)
- 【請求項１】 内歯を有するプレートと外歯を有するプ
レートが交互に配列されその間に摩擦材が介在され前記
両プレートが接近するように力を加えられたとき前記両
プレート間において前記摩擦材を介してトルク伝達を行
なう多板式摩擦係合装置において、 前記両プレートの互いに対向する面の双方に前記摩擦材
が互いに径方向内側と外側に固着されていることを特徴
とする、 多板式摩擦係合装置。 - 【請求項２】 前記径方向内側の摩擦材と外側の摩擦材
の表面積が実質的に等しい、請求項１の多板式摩擦係合
装置。 - 【請求項３】 前記内歯プレートに径方向外側の摩擦材
が、外歯プレートに径方向内側の摩擦材が固着されてい
る、請求項１又は２の多板式摩擦係合装置。 - 【請求項４】 前記外歯プレートに径方向外側の摩擦材
が、内歯プレートに径方向内側の摩擦材が固着されてい
る、請求項１又は２の多板式摩擦係合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318445A JPH09137833A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318445A JPH09137833A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09137833A true JPH09137833A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18099216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7318445A Pending JPH09137833A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09137833A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030096577A (ko) * | 2002-06-14 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동변속기의 클러치 |
| JP2007218308A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Nsk Warner Kk | 湿式多板クラッチ |
| JP2007278354A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Nsk Warner Kk | 湿式多板クラッチ |
| JP2007298108A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nsk Warner Kk | 湿式多板クラッチ |
| AT518482A1 (de) * | 2016-03-07 | 2017-10-15 | Miba Frictec Gmbh | Lamellenkupplung |
| CN107830077A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-03-23 | 格特拉克（江西）传动系统有限公司 | 一种双离合器摩擦副系统 |
| DE102018120167A1 (de) * | 2018-08-20 | 2020-02-20 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Lamellenkupplung mit einer Rotationsachse für einen Antriebsstrang |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP7318445A patent/JPH09137833A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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