JP2007278354A - 湿式多板クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】内歯プレート及び外歯プレートの歯面圧が確保でき、内歯プレート及び外歯プレートの両面より摩擦熱が吸収されるために、耐熱性の低下もなく、歯面圧を適正にできインデンテーションの防止ができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、外歯プレートと内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、外歯プレートと内歯プレートとが対向するそれぞれの対向面に摩擦材が貼着され、摩擦材の貼着されるコアプレートの面は軸方向でオフセットされた複数の面を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の自動変速機(AT)のクラッチやブレーキなどに用いられる湿式多板クラッチに関する。
従来、自動変速機に使用されている湿式多板クラッチは、一般に外歯プレートであるセパレータプレートと内歯プレートであり、コアプレートに摩擦材を貼り付けた摩擦板とを備えおり、外歯プレートと内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達している。
従来、特許文献1の図1に示すように、内歯プレートであるフリクションプレートの両面に摩擦材を貼着して構成された湿式多板クラッチが知られている。また、内歯プレートと外歯プレートの対向しないそれぞれの面に摩擦材を貼った、片面交互貼りの構成も知られている。
しかしながら、近年は車両の省燃費向上のため、小型軽量の要求と、車内スペース確保のために、自動変速機の小型軽量化に合せ、自動変速機に使用される湿式多板クラッチの軸寸法の短縮が求められている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平11−141570公報
従来のクラッチにおいては、クラッチパックの軸寸法を小さくするために、コアプレートの板厚を小さくすることが考えられるが、コアプレートの板厚を小さくすることは、摩擦材の相手の外歯プレート金属面からの熱吸収性の低下による耐熱性の低下、更に、板厚が小さくなることにより、内歯プレートにおいては、ハブとの嵌合面の面圧が高くなり、外歯プレートにおいては、クラッチドラムとの嵌合部の歯面圧が高くなることにより、嵌合部にインデンテーションの不具合が生じ、板厚を小さくすることに問題があった。
また、耐熱性向上のために外歯プレートの発散熱量を低下することなく、クラッチ全体の軸方向の長さを短くすることが求められていた。
従って、本発明の目的は、内歯プレート及び外歯プレートの歯面圧が確保でき、内歯プレート及び外歯プレートの両面より摩擦熱が吸収されるために、耐熱性の低下もなく、歯面圧を適正にできインデンテーションの防止ができる湿式多板クラッチを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の湿式多板クラッチは、
それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、前記外歯プレートと前記内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、前記外歯プレートと前記内歯プレートとが対向するそれぞれの対向面に前記摩擦材が貼着され、前記摩擦材の貼着される前記コアプレートの面は軸方向でオフセットされた複数の面を備えていることを特徴としている。
以上説明した本発明の湿式多板クラッチによれば以下のような効果が得られる。
内歯プレート及び外歯プレートの歯面圧が確保でき、内歯プレート及び外歯プレートの両面より摩擦熱が吸収されるために、耐熱性の低下がなく、歯面圧を適正にできインデンテーションの防止ができる。
特に、内歯プレートには、外径側に摩擦材を貼り、外歯プレートには、内径側に摩擦材を貼ることにより、両プレートの嵌合部の歯厚が確保できる。また、向かい合う摩擦材の一方が変形または、磨耗すると、向かい合う相手プレートの摩擦材の面圧が高くなり、向かい合う摩擦材の厚さはお互いに自己制御され、使用中においても対向する摩擦材の厚さの均一性を保ち、向かい合う摩擦材はそれぞれ、初期の所定の面圧を受け持ち、クラッチとしての信頼性が向上する。
内歯プレート及び外歯プレートに凹部の段部を設け、その位置に摩擦材を貼り付け、相手の金属摩擦面は、凹部に係合するような関係にすることにより、すなわち、対向する金属摩擦面が、凹部の深さ以上に摩擦材が変形もしくは磨耗しても干渉しない関係にすることにより、外歯プレート及び内歯プレートの対向する面で、オフセットされた凹部の高さ分の軸方向長の短縮が可能となる。すなわち、摩擦面の対向する面数の組をN、凹部の高さをhとするとN×hの軸寸法の短縮が湿式多板クラッチ全体として可能となる。
本明細書で使用する用語「内歯プレート」は、その内径側にスプライン歯を有し、湿式多板クラッチの内周側のハブに係合し軸方向移動自在に設けられたプレートを指し、また「外歯プレート」は、その外径側にスプライン歯を有し、湿式多板クラッチの外周側でクラッチケースにスプライン係合し軸方向移動自在に設けられたプレートを指している。一般的に使用される「セパレータプレート」や「フリクションプレート」などと機能的に異なる部分がある。
以下、図面を参照して本発明の各実施例を詳細に説明する。尚、図面において同一部分は同一符号にて示してある。
図6は、本発明の各実施例が適用できる湿式多板クラッチの基本的な構成を説明する軸方向部分断面図である。尚、ここでは、外歯プレート22及び内歯プレート23は第1実施例の構成を示している。
湿式多板クラッチ10は、軸方向の一端部で開放したほぼ円筒形のドラム、すなわちクラッチケース1と、クラッチケース1の内周に配置され、同軸上で相対回転するハブ4と、クラッチケース1の内周に設けられたスプライン8に軸方向で移動自在に配置された環状の外歯プレート22と、ハブ4の外周に設けられたスプライン5に外歯プレート22と軸方向で交互に配置され、摩擦材が貼着された環状の内歯プレート23とからなっている。外歯プレート22と内歯プレート23とはそれぞれ複数個設けられている。
湿式多板クラッチ10は、外歯プレート22と内歯プレート23とを押圧し締結させるピストン6と、外歯プレート22及び内歯プレート23を軸方向の一端で固定状態に保持するため、クラッチケース1の内周に設けられたバッキングプレート7とそれを保持する止め輪17とを備えている。
図6に示すように、ピストン6は、クラッチケース1の閉口端内で軸方向摺動自在に配置されている。ピストン6の外周面とクラッチケース1の内面との間にはOリング9が介装されている。また、ピストン6の内周面とクラッチケース1の円筒部(不図示)の外周面との間にもシール部材(不図示)が介装されている。従って、クラッチケース1の閉口端の内面とピストン6との間に油密状態の油圧室11が画成される。
ハブ4に軸方向摺動自在に保持された内歯プレート23は、その両面に所定の摩擦係数を有する摩擦材25が固定されている。また、外歯プレート22には、その両面に摩擦材24が固定されている。また、ハブ4には径方向に貫通した潤滑油供給口13が設けられ、湿式多板クラッチ10の内径側から外径側へと潤滑を供給している。
以上のように構成された湿式多板クラッチ10は、次のようにクラッチの締結及び解放をする。図6の状態は、クラッチ解放状態を示しており外歯プレート22と内歯プレート23とはそれぞれ離れている。解放状態では、不図示のリターンスプリングの付勢力により、ピストン6はクラッチケース1の閉口端側に当接している。
この状態でクラッチを締結するには、ピストン6とクラッチケース1との間に画成された油圧室11に油圧を供給する。油圧の上昇に伴い、リターンスプリング(不図示)の付勢力に抗して、ピストン6は、図6において軸方向右に移動し、外歯プレート22と内歯プレート23とを密着させる。これによりクラッチが締結される。
締結後、クラッチを再度解放するには、油圧室11の油圧を解除する。油圧が解除されると、ピストン6はリターンスプリング(不図示)の付勢力により、クラッチケース1の閉口端に当接する位置まで移動する。すなわち、クラッチが解放される。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例を示す湿式多板クラッチの外歯プレート22と内歯プレート23の詳細を示す断面図である。軸方向に所定間隔で配置された複数の外歯プレート22は、最内径側に摩擦材25が接着剤などで貼着されている。図1−図5までの各実施例ではクラッチの解放状態を示している。すなわち、内歯プレートと外歯プレートとは係合していない。
また、軸方向に所定間隔で配置された複数の内歯プレート23は、最外径側に摩擦材24が接着剤などで貼着されている。図示のように、外歯プレート22と内歯プレート23とはほぼ等しい軸方向厚さを有し、軸方向で交互に配置されている。
図1から分かるように、複数の外歯プレート22のうち両端部のプレートは、内歯プレート23に対向する面のみに摩擦材25が貼着されている。また、それ以外の外歯プレート22は、軸方向の両面に摩擦材25が貼着されている。すなわち、中間の外歯プレート22は、その両面ともに内歯プレート23に対向しているためである。
これに対して、内歯プレート23はすべて軸方向の両面に摩擦材24が設けられている。このため、両端部の外歯プレート22を含めてすべての外歯プレート22と対向する面に摩擦材24が貼着されていることになる。
内歯プレート23に設けられる摩擦材24の内径側の縁部24aは、摩擦材25の外径側の縁部25aと干渉しないように配置される。すなわち、縁部24aと縁部25aとの間には径方向で所定のクリアランスが設けられている。従って、摩擦材24と摩擦材25とが互いに干渉することなくクラッチが締結できる。
外歯プレート22は、内歯プレート23に対向する摩擦面22aに軸方向でオフセットされた面22bを備えている。面22bは、凹部として形成されており、摩擦材25が貼着される。面22bは、湿式多板クラッチ10の軸方向両端に位置する外歯プレート22は、内歯プレート23に対向する側にだけ設けられ、その他の外歯プレート22には、軸方向の両面、すなわち表面と裏面とに設けられている。
内歯プレート23は、外歯プレート22に対向する摩擦面23aに軸方向でオフセットされた面23bを備えている。面23bは、凹部として形成されており、摩擦材24が貼着される。面23bは、すべての内歯プレート22の軸方向の両面、すなわち表面と裏面とに設けられている。
摩擦材24及び摩擦材25の軸方向厚さはほぼ等しく、摩擦材24と摩擦材25がそれぞれ収容貼着される面23bと22bの高さもほぼ等しい。また、摩擦面22aと面22bとの間の境界段部と摩擦面23aと面23bとの間の境界段部とは、互いに離れるように径方向の位置がオフセットされており、コアプレートが露出した金属面である摩擦面22aと23aとが直接摺擦することはない。
図1に示すように、摩擦材24及び摩擦材25の、相手プレートの摩擦面に対向する面は、それぞれ摩擦面23a及び摩擦面22aから軸方向に突出している。
内歯プレート及び外歯プレートに凹部として形成された面を設け、その位置に摩擦材を貼り付け、相手の金属摩擦面は、面に対向するような関係にすることにより、すなわち、対向する金属摩擦面が、面の深さ以上に摩擦材が変形もしくは磨耗しても干渉しない関係にすることにより、外歯プレート及び内歯プレートの対向する面で、オフセットされた凹部の高さ分の軸方向長の短縮が可能となる。すなわち、摩擦面の対向する面数の組をN、凹部の高さをhとするとN×hの軸寸法の短縮が湿式多板クラッチ全体として可能となる。
(第2実施例)
図2は、本発明の第2実施例を示す湿式多板クラッチの外歯プレート22と内歯プレート23の詳細を示す断面図である。基本的構成は第1実施例と同様である。
本実施例では、外歯プレート22の外径側の面22cに摩擦材24が、また内歯プレート23の外径側の面23dに摩擦材30が貼着されている。また、これとは逆に、外歯プレート22の内径側の面22dには摩擦材26が内歯プレート23の内径側の面23cには摩擦材25が貼着されている。面22cが設けられた部分と面22dが設けられた部分で、外歯プレート22の軸方向の厚さはほぼ同じとなっている。
また、外歯プレート22及び内歯プレート23の外径側に設けられる摩擦材24及び30はすべて軸方向の同一方向の面に貼着され、外歯プレート22及び内歯プレート23の内径側に設けられる摩擦材25及び26はすべて前記同一方向とは反対の面に貼着されている。すなわち、軸方向の両端部配置された外歯プレート22は、軸方向の片面のみに摩擦材24または摩擦材26が貼着されている。
両端部の外歯プレート22間に配置された、外歯プレート22は、軸方向の一面に摩擦材24、他面に摩擦材26が貼着されている。また、内歯プレート23は、軸方向の一面に摩擦材25、他面に摩擦材30が貼着されている。その位置については、先に説明した通りである。すなわち、摩擦材24と26は、内歯プレート23の外径側の摩擦面23eと内歯プレート23の内径側の摩擦面23aにそれぞれ対向かつ係合し、摩擦材25と30は、外歯プレート22の内径側の摩擦面22aと外歯プレート22の内径側の摩擦面22eにそれぞれ対向かつ係合している。
図示のように、すべての内歯プレート23は、内径側に摩擦材25を貼着する面23cと外径側に摩擦材30を貼着する面23dとが摩擦面23a及び23eに対して軸方向でオフセットして設けられている。また、面23cが設けられた部分と面23dが設けられた部分で、内歯プレート23の軸方向の厚さはほぼ同じとなっている。
同様に、内歯プレート23は、内径側に摩擦材25を貼着する面23cと外径側に摩擦材30を貼着する面23dとが摩擦面23e及び23aに対して軸方向でオフセットして設けられている。
第1実施例と同様に、外歯プレート22に設けられる摩擦材24の内径側の縁部24aは、内歯プレート23に設けられる摩擦材25の外径側の縁部25aと干渉しないように配置される。すなわち、縁部24aと縁部25aとの間には径方向で所定のクリアランスが設けられている。従って、摩擦材24と摩擦材25とが互いに干渉することなくクラッチが締結できる。この関係は、摩擦材26と摩擦材30についても同様である。
(第3実施例)
図3は、本発明の第3実施例を示す湿式多板クラッチの外歯プレート22と内歯プレート23の詳細を示す断面図である。
本実施例は、摩擦材の貼着形態が、上述の第1及び第2実施例と異なる。内歯プレート23には、径方向の外径側と内径側に一対の凹部34及び36が設けられ、両凹部の間は、摩擦面35となっている。外径側の凹部34には摩擦材27が貼着され、内径側の凹部36には摩擦材29が貼着される。また、すべての内歯プレート23は、軸方向の両面とも同じ構成となっている。
これに対して外歯プレート22は、軸方向の両端に位置する外歯プレート22のみ、片面にだけに凹部32が形成されている。凹部32の位置は、径方向のほぼ中間であり、内歯プレート23の摩擦面35にほぼ対向する位置である。凹部32には摩擦材28が貼着されている。
中間に配置されるすべての外歯プレート22には、凹部32に対応する位置に凹部37及び38が軸方向の両面に設けられている。この凹部37及び38には摩擦材28が貼着されている。凹部37及び38は、内歯プレートの摩擦面35にほぼ対向する位置に設けられている。
内歯プレート23の外径側に貼着される摩擦材27の内径側の縁部27aと外歯プレート22に貼着される摩擦材28の外径側の縁部28aとの間、及び内歯プレート23の内径側に貼着される摩擦材29の外径側の縁部29aと外歯プレート22に貼着される摩擦材28の内径側の縁部28bとの間には、所定のクリアランスが設けられている。
摩擦材27、摩擦材28及び摩擦材29の軸方向厚さはほぼ等しく、摩擦材27、摩擦材28及び摩擦材29がそれぞれ収容貼着される面34、37及び36の高さもほぼ等しい。また、摩擦面34と面35との間の境界段部と摩擦面36と面35との間の境界段部とは、互いに離れるように径方向の位置がオフセットされており、コアプレートが露出した金属面である摩擦面31と35、また摩擦面35と33とが直接摺擦することはない。従って、摩擦面31、摩擦面35、摩擦面33とはお互いに干渉することなく、対向する相手プレートの摩擦面に係合し、クラッチの締結に支障はない。
図3から分かるように、内歯プレート23と外歯プレート22とは、その軸方向の最大厚さはほぼ同じである。摩擦材27と摩擦材29とは径方向の幅がほぼ等しいが、摩擦材28は、摩擦材27及び29より小さい径方向幅を有する。内歯プレート23には摩擦材27及び29を貼着しているため、外歯プレート22の摩擦面積は、内歯プレート23の摩擦面積の約2倍以上大きい。このため、摩擦材が摺擦する摩擦面積は、外歯プレートが大きくなる。この摩擦面積の違いによる熱のアンバランスを抑制するため、外歯プレート22の軸方向の厚さを、内歯プレート23の軸方向厚さより大きくすることもできる。
このように、外歯プレートの厚さを内歯プレートの厚さより大きくすることにより、外歯プレート及び内歯プレートの熱発散性を均等にし、耐熱性を向上できる。これは、外歯プレートは、クラッチドラム、もしくはミッションケースなど、内歯プレートに係合しているクラッチハブより熱容量の大きな要素に係合しているためである。
(第4実施例)
図4は、本発明の第4実施例を示す湿式多板クラッチの外歯プレート22と内歯プレート23の詳細を示す断面図である。
外歯プレート22は、その軸方向の片面には、径方向の外径側と内径側に一対の凹部51及び53が設けられ、両凹部の間は摩擦面45となっている。外径側の凹部51には摩擦材41が貼着され、内径側の凹部53には摩擦材43が貼着される。また、外歯プレート22の他面には、凹部51と凹部53の間に凹部52が設けられ、この凹部52に摩擦材42が嵌合・貼着されている。
また、外歯プレート22の配列方向の両端では、その片面にのみ、摩擦材が貼着されている。本実施例は、図4でみて軸方向左端の外歯プレート22は、内歯プレート23に対向した面に凹部52を設け、そこに摩擦材40を嵌合している。また、軸方向右端の外歯プレート22は、内歯プレート23に対向した面に凹部51及び53を設け、そこに摩擦材41及び43をそれぞれ嵌合している。
一方、内歯プレート23は、中間部に配置される外歯プレート22とほぼ同様な構成となっており、その軸方向の片面には、径方向の外径側と内径側に一対の凹部54及び56が設けられ、両凹部の間は摩擦面57となっている。外径側の凹部54には摩擦材50が貼着され、内径側の凹部56には摩擦材70が貼着される。また、内歯プレート23の他面には、摩擦面44と摩擦面46の間に凹部55が設けられ、この凹部55に摩擦材42が嵌合・貼着されている。
外歯プレート22に貼着される摩擦材41と摩擦材43との間で、内歯プレート23に貼着された摩擦材42が外歯プレート22の摩擦面45に当接できるように、摩擦材41の内径側の縁部41aと摩擦材42の外径側の縁部42aとの間及び摩擦材43の外径側の縁部43aと摩擦材42の内径側の縁部42bとの間には、所定のクリアランスが設けられている。
従って、摩擦材41、摩擦材42、摩擦材43は軸方向に移動してもお互いに干渉することがないため、クラッチの締結に支障はない。
(第5実施例)
図5は、本発明の第5実施例を示す湿式多板クラッチの外歯プレート22と内歯プレート23の詳細を示す断面図である。基本的構成は第4実施例と同様である。
本実施例では、内歯プレート23の外径側の両面に凹部61及び62を設け、それらの凹部にそれぞれ摩擦材47を貼着している。また、外歯プレート22は、内径側の両面に凹部63及び64を設け、それらの凹部にそれぞれ摩擦材48を貼着している。但し、軸方向の両端部に位置する外歯プレート22は、内径側であって内歯プレート23に対向する面にのみ凹部60を設け、そこに摩擦材48を貼着している。
外歯プレート22は、内歯プレート23に貼着される摩擦材47に対向し、互いに摺擦可能な摩擦面58を備え、内歯プレート23は、外歯プレート22に貼着される摩擦材48に対向し、互いに摺擦可能な摩擦面59を備えている。
図5から分かるように、外歯プレート22及び内歯プレート23に設けた凹部は摩擦材の厚さとほぼ同じ軸方向深さを備えているので、外歯プレート22の凹部63及び64に貼着された摩擦材48の露出表面と摩擦面58とはほぼ面一の関係となっている。また、同様に、内歯プレート23の凹部61及び62に貼着された摩擦材47の露出表面と摩擦面59とはほぼ面一の関係となっている。
外歯プレート22の摩擦面58の内径端と内歯プレート23の摩擦面59の外径端は、径方向でオフセットされており、所定のクリアランスをもっている。また、外歯プレート22と内歯プレート23とに貼着される摩擦材48の外径端と摩擦材47の内径端との間にも同様なクリアランスが設けられている。従って、クラッチ作動時、すなわち内歯プレート23と外歯プレート22との締結時に、それぞれの摩擦面や摩擦材が互いに干渉してクラッチの作動の障害になることはない。
外歯プレート22に貼着される摩擦材48は、内歯プレート23に貼着される摩擦材47に比べて径方向の幅が若干大きい。すなわち、外歯プレート22の摩擦面積が内歯プレート23の摩擦面積より小さいことになる。
このため、この摩擦面積の違いによる熱のアンバランスを抑制するため、内歯プレート23の軸方向の厚さを、外歯プレート22の厚さより大きくすることもできる。
外歯プレート22は、クラッチドラム、もしくはミッションケースなど、内歯プレートに係合しているクラッチハブより熱容量の大きな要素に係合しているため、内歯プレート23の軸方向厚さを外歯プレート22の厚さより大きくすることにより、外歯プレート22及び内歯プレート23の熱発散性を均等にし、耐熱性を向上できる。
上述の各実施例において、摩擦材は、内歯プレート23及び外歯プレート22それぞれのコアプレートの表面及び裏面に非対称に貼り付けられている。また、摩擦面での吸収熱容量が外歯プレート22及び内歯プレート23でほぼ等しくなるように、それぞれのコアプレートの軸方向厚さを規定している。
また、内歯プレート23または外歯プレート22には、径方向でオフセットした複数の位置に摩擦材を貼り付けることができる。外歯プレート22と内歯プレート23とが対向するそれぞれの対向面に摩擦材を貼着し、外歯プレート22と内歯プレート23のそれぞれの両面に摩擦材を貼り付けることにより、両面での摩擦熱を吸収させて、プレート熱のアンバランスを小さくし、また、空転時においては、外歯プレート22と内歯プレート23とを引き離す効果により空転ドラグを小さくすることができる。
外歯プレート22に貼着する摩擦材の軸方向厚さと内歯プレート23に貼着する摩擦材の軸方向厚さとを異なる厚さにすることもできる。この場合は、必要に応じて摩擦材の貼着される面の高さ(深さ)を摩擦材の厚さに応じて調整する。
以上説明した各実施例では、内歯プレート及び外歯プレートの歯面圧が確保でき、内歯プレート及び外歯プレートの両面より摩擦熱が吸収されるために、耐熱性の低下もなく、歯面圧を適正にできインデンテーションの防止ができる
摩擦材はリング状に打抜いたものでもよいし、セグメント状の摩擦材を貼り付けたものでもよい。また、摩擦材には、潤滑油の通路または潤滑油溜りとしての油溝を設けてもよい。セグメント状の摩擦材を貼着した場合は、摩擦材セグメント間に画成されコアプレートが露出した部分も油溝としての機能を果たすことが期待できる。
内歯プレート及び外歯プレートにおいて、外径側に貼着する摩擦材と内径側に貼着する摩擦材とは、同一材料から作られるが、異なる材料から作られた摩擦材とすることもできる。また、径方向に複数位置に設けられる摩擦材は、図示した個数だけでなく、その他の個数設けることも可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施例を示す外歯プレートと内歯プレートの詳細を示す断面図である。 本発明の第2実施例を示す外歯プレートと内歯プレートの詳細を示す断面図である。 本発明の第3実施例を示す外歯プレートと内歯プレートの詳細を示す断面図である。 本発明の第4実施例を示す外歯プレートと内歯プレートの詳細を示す断面図である。 本発明の第5実施例を示す外歯プレートと内歯プレートの詳細を示す断面図である。 本発明の各実施例が適用できる湿式多板クラッチの基本的な構成を説明する軸方向部分断面図である。
符号の説明
10 湿式多板クラッチ
22 外歯プレート
23 内歯プレート
24,25,27,28,29,
40,41,42,43,47,48
50,70 摩擦材
6 ピストン
8 スプライン
10 湿式多板クラッチ

Claims (11)

  1. それぞれコアプレートに摩擦材を貼着して形成した外歯プレートと内歯プレートとを備え、前記外歯プレートと前記内歯プレートとを係合させることでトルクを伝達する湿式多板クラッチにおいて、前記外歯プレートと前記内歯プレートとが対向するそれぞれの対向面に前記摩擦材が貼着され、前記摩擦材の貼着される前記コアプレートの面は軸方向でオフセットされた複数の面を備えていることを特徴とする湿式多板クラッチ。
  2. 前記内歯プレートの金属面と前記外歯プレートの金属面とは互いに干渉しないことを特徴とする請求項1に記載の湿式多板クラッチ。
  3. 前記内歯プレートまたは前記外歯プレートには、径方向で複数の位置に前記摩擦材が貼り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の湿式多板クラッチ。
  4. 前記摩擦材は、前記内歯プレート及び前記外歯プレートそれぞれの表面及び裏面に非対称に貼り付けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  5. 外径側で係合する前記摩擦材は前記内歯プレートに貼着され、内径側で係合する前記摩擦材は前記外歯プレートに貼着されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  6. 摩擦面での吸収熱容量が前記外歯プレートおよび前記内歯プレートでほぼ等しくなるように、それぞれのコアプレートの軸方向厚さを規定したことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  7. 前記内歯プレートのコアプレートの厚さが外歯プレートのコアプレートの厚さより大きいことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  8. 対向する前記内歯プレート及び前記外歯プレートの摩擦面の凹部の深さが等しいことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  9. 対向する前記内歯プレート及び前記外歯プレートの摩擦面の凹部の深さとコアプレートの厚さが等しいことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  10. 前記内歯プレートの摩擦材の摩擦面積が前記外歯プレートの摩擦材の摩擦面積より大きいことを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
  11. 前記外歯プレートのコアプレートの軸方向厚さが前記内歯プレートのコアプレートの軸方向厚さより大きいことを特徴とする請求項1から6及び8から10の何れか1項に記載の湿式多板クラッチ。
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