JPH09136071A - 吸引式異物除去装置 - Google Patents

吸引式異物除去装置

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JPH09136071A
JPH09136071A JP7295294A JP29529495A JPH09136071A JP H09136071 A JPH09136071 A JP H09136071A JP 7295294 A JP7295294 A JP 7295294A JP 29529495 A JP29529495 A JP 29529495A JP H09136071 A JPH09136071 A JP H09136071A
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tube
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Takeshi Takahashi
武 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器や配管のいかなる部位に残存する異物で
あっても、残存異物の状態を監視しつつ、外部に確実か
つ容易に除去することを可能とした異物除去装置を提供
する。 【解決手段】 管内の異物に向けてパルスエアを噴出す
るエアノズルと、半径方向に伸縮可能にされて上記パル
スエアにより飛散された異物を吸引する吸気ラッパと、
同吸気ラッパ及び上記エアノズルを往復動せしめる移動
手段と、同移動手段によって移動せしめられた上記エア
ノズル及び吸気ラッパを収納する収納部とを備えるとと
もに、上記エアノズル及び同エアノズルに接続される空
気管内には光ファイバを内蔵して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント機器等にお
いて、機器や配管の内部に残留する異物を除去するため
の異物除去装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プラント機器やこれに
接続される配管においては、これらの内部に塵埃等の異
物が残存し、機器の故障や破損が引き起こされることが
ある。かかる不具合を防止するため、従来は電気掃除機
により上記異物を除去したり、また圧縮空気によってこ
れを吹き飛ばすといった手段が採られるにとどまってい
た。従って、かかる従来の手段にあっては、作業者の手
が届かない奥まった部位に残存した異物を収集し、外部
へ排出することは困難であった。
【0003】本発明の目的は機器や配管のいかなる部位
に残存する異物であっても、残存異物の状態を監視しつ
つ、外部に確実かつ容易に除去することを可能とした異
物除去装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その要旨とする手段は、機器、配管等の
管状体内部に残存する塵埃等の異物を回収し外部に排出
する異物除去装置において、上記異物に向けてパルスエ
アを噴出するエアノズルと、半径方向に伸縮可能にされ
て上記パルスエアにより飛散された異物を吸引する吸気
ラッパと、同吸気ラッパ及び上記エアノズルを往復動せ
しめる移動手段と、同移動手段によって移動せしめられ
た上記エアノズル及び吸気ラッパを収納する収納部とを
備えるとともに、上記エアノズル及び同エアノズルに接
続される空気管内には光ファイバを内蔵して構成された
ことにある。
【0005】上記手段によれば、エアノズルから噴出さ
れるパルスエアにより異物を一旦飛散せしめ、これを吸
気ラッパにより吸引するので、管の底部に残存する異物
も収集可能となり、管内の異物を確実かつ容易に除去す
ることができる。
【0006】また、装置が半径方向に伸縮可能な吸気ラ
ッパとエアノズルとにより構成されるので、管内に挿入
する際には吸気ラッパを縮小させることによって検査孔
等の小口径の孔から管内に挿入可能となり、コンパクト
で高い取扱性を備える。
【0007】また、エアノズルの端部及びエアノズルへ
のパルスエアが通流する空気管内に光ファイバーを内蔵
したので、管の内部を外部から監視し異物の状態を確認
しつつ異物除去作業を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図1〜図4を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。図2には本発明の実施形
態に係るプラント機器配管用異物除去装置の全体構成
図、図1には上記異物除去装置の要部構成図、図3には
上記異物除去装置の機能説明図、図4には図3のA矢視
図が夫々示されている。
【0009】図において2は吸気ラッパ、3はパルスエ
アノズル、1は同吸気ラッパ2及びノズル3を収納可能
にされた吸気ラッパ、ノズルの収納部である。
【0010】上記吸気ラッパ・ノズルの収納部1は、円
筒形状に形成され、これの内部に上記吸気ラッパ及びパ
ルスエアノズル、並びにそれらを摺動可能に支持する吸
気ラッパ2の摺動部8を内蔵する構造になっている。そ
して同収納部1は、パルスエアー用空気管6が内蔵され
た可撓な吸引ホース4に連結されている。
【0011】上記吸気ラッパ2は、図4に示すように、
吸気ラッパ摺動部8aを有する円筒形内輪8に鋼線等か
らなる曲線状の骨組9を設け、その骨組9にビニールシ
ート10を貼着したもので、ワイヤと鋼線(図示せず)
カバーとからなる吸気ラッパ出し入れ用ワイヤ7により
吸気ラッパ・ノズルの収納部1内に外部よりの遠隔操作
で収納可能となっている。
【0012】上記パルスエアーノズル3は吸気ラッパ摺
動部8aが形成される円筒形内輪8の中心部に、4点の
サポート11によって支持されており(図4参照)、上
記吸気ラッパ2と同様に吸気ラッパ・ノズルの収納部1
内に収納可能となっている。
【0013】また、上記パルスエアノズル3は、パルス
エアを通すパイプ3aの内部に光ファイバーを内蔵して
おり、また、同パイプ3aの先端にパルスエア噴出用の
ノズルを設け、同ノズルの端部にノズルの前方を監視す
るための光ファイバーレンズ5を取付けて構成されてい
る。また上記ノズルには後方に向けて複数のパルスエア
噴射穴が設けられるとともに、後述するパルスエア用の
空気管6に内蔵した光ファイバーを通して外部から内部
を監視可能としている。
【0014】上記空気管6の端部は上記パルスエアノズ
ル3のパイプ3a内に摺動自在に嵌合され、上記のよう
に収納部1a内に摺動自在に嵌合された吸気ラッパ2の
円筒形内輪8と、上記パルスエアノズル3とが、ワイヤ
7により収納部1内を共働して往復摺動するようになっ
ている。
【0015】上記のように構成された異物除去装置を使
用して管100内の異物を除去する際には、パルスエア
ノズル3の先端部を吸気ラッパ2とともに管100内の
異物101残存場所よりもやや深い部位に挿入し、空気
源(図示せず)から導入したパルスエアをノズルから異
物101の近傍に噴出せしめる。
【0016】このパルスエアーによって異物101は吹
き飛ばされ吸気ラッパ2内に吸引され吸引ホース4内を
通って外部に排出される。この際において、吸気ラッパ
2及びパルスエアノズル3を吸気ラッパ・ノズルの収納
部1内に収納した状態で検査孔102から管100の内
部に挿入し、光ファイバーレンズ5により管100の内
部を確認しながら、管内部における異物100の除去が
必要な部位まで上記吸気ラッパ2及びパルスエアノズル
3を手送りにより移動させ、吸気ラッパ出し入れ用のワ
イヤ7により吸気ラッパ2とパルスエアノズル3とを収
納部1より管内に出し、吸気ラッパ2を開いた状態とす
る(図3(A))。
【0017】次いで外部の吸引装置(図示せず)を起動
し、吸引を始めたら、外部コンプレッサからパルスエア
用空気管6を介してパルスエアを送り、パルスエアノズ
ルから断続的に同エアを噴射させる。上記パルスエアに
より吹き飛ばされた異物は吸気ラッパ2から吸引され、
吸引ホース4を通して外部へ搬出される。
【0018】上記吸気ラッパ2及びパルスエアノズル3
を収納部1内に収納するには、図3(B),(C)に示
されるように、ワイヤ7により吸気ラッパ2の円筒状内
輪8を図の右方へ引けば、吸気ラッパ2は収納部1の内
径に合せて折り畳まれ、パルスエアノズルと共にコンパ
クトに収納される。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、パルスエアにより管内の異物を飛散さ
せて、吸気ラッパにて吸引するので管の底部に残存する
異物もくまなく収集することができ、これによって管内
の異物を確実かつ容易に除去することができる。
【0020】また、半径方向に伸縮可能な吸気ラッパと
エアノズルとを組合せて構成されるので、吸気ラッパを
縮小させることにより小口径の穴から管内に挿入可能で
あり、コンパクトな取扱性の良好な装置を得ることがで
きる。
【0021】さらに光ファイバーにより管の内部の状況
を監視し、異物の状態把握しつつ除去作業を行うことが
でき、器物を確実にかつ効率良く除去することができ
る。また除去後の管の内部の状態を確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプラント機器配管の異
物除去装置の要部構成図。
【図2】上記実施形態に係る異物除去装置の全体構成
図。
【図3】上記実施形態における作用説明図。
【図4】図3のA矢視図。
【符号の説明】
1 収納部 2 吸気ラッパ 3 パルスエアノズル 5 光ファイバー 100 管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器、配管等の管状体内部に残存する塵
    埃等の異物を回収し外部に排出する異物除去装置におい
    て、上記異物に向けてパルスエアを噴出するエアノズル
    と、半径方向に伸縮可能にされて上記パルスエアにより
    飛散された異物を吸引する吸気ラッパと、同吸気ラッパ
    及び上記エアノズルを往復動せしめる移動手段と、同移
    動手段によって移動せしめられた上記エアノズル及び吸
    気ラッパを収納する収納部とを備えるとともに、上記エ
    アノズル及び同エアノズルに接続される空気管内には光
    ファイバを内蔵してなる吸引式異物除去装置。
JP29529495A 1995-11-14 1995-11-14 吸引式異物除去装置 Expired - Fee Related JP3457778B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101030055B1 (ko) * 2010-05-19 2011-04-21 최재현 상하수도관 내부의 수분 및 퇴적물 준설장치 및 공법
JP2013022532A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Nippon Tetto Kogyo Kk 異物回収装置
JP2013036773A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd セラミック触媒吸引装置
US20210106195A1 (en) * 2019-10-10 2021-04-15 Fermi Research Alliance, Llc Universal vacuum suction head

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US20210106195A1 (en) * 2019-10-10 2021-04-15 Fermi Research Alliance, Llc Universal vacuum suction head

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