JP2744211B2 - 煙感知器洗浄装置 - Google Patents
煙感知器洗浄装置Info
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- JP2744211B2 JP2744211B2 JP12796795A JP12796795A JP2744211B2 JP 2744211 B2 JP2744211 B2 JP 2744211B2 JP 12796795 A JP12796795 A JP 12796795A JP 12796795 A JP12796795 A JP 12796795A JP 2744211 B2 JP2744211 B2 JP 2744211B2
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- JP
- Japan
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- smoke detector
- inlet
- pot
- pipe
- shaped member
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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- Fire Alarms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として光電式の煙
感知器の感知部を洗浄し、併せて点検を行う装置に関す
る。
感知器の感知部を洗浄し、併せて点検を行う装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光電式の煙感知器の感知部は、
光センサがカバーで覆われた構成とされている。このカ
バー内には埃が溜まりやすく、溜まった埃が煙感知器の
誤作動の原因になることがあるため、カバー内の埃を随
時除去する必要がある。従来、埃の除去に際しては、カ
バーを取り外して洗浄している。
光センサがカバーで覆われた構成とされている。このカ
バー内には埃が溜まりやすく、溜まった埃が煙感知器の
誤作動の原因になることがあるため、カバー内の埃を随
時除去する必要がある。従来、埃の除去に際しては、カ
バーを取り外して洗浄している。
【0003】また、煙感知器の作動チェックは、支持棒
の先端に鉢形部材が設けられた点検器具を用い、鉢形部
材で感知部を包囲し、鉢形部材の内部に線香の煙を送り
込み、この煙を光センサに検出させることにより行われ
る。
の先端に鉢形部材が設けられた点検器具を用い、鉢形部
材で感知部を包囲し、鉢形部材の内部に線香の煙を送り
込み、この煙を光センサに検出させることにより行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、煙感知
器は天井に取り付けられているため、カバーを取り外す
には脚立等に登らなければならず、また、作動チェック
は埃の除去作業とは別に行わなければならないため、多
数の煙感知器が設けられた大規模な建築物においては、
煙感知器の維持、管理に大変な手間を要した。
器は天井に取り付けられているため、カバーを取り外す
には脚立等に登らなければならず、また、作動チェック
は埃の除去作業とは別に行わなければならないため、多
数の煙感知器が設けられた大規模な建築物においては、
煙感知器の維持、管理に大変な手間を要した。
【0005】そこで、この発明は、煙感知器の洗浄・点
検作業を容易に行うことができる装置を提供することを
課題とする。
検作業を容易に行うことができる装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、支持棒の先端に、煙感知器の感知部を
包囲可能な鉢形部材を設け、その鉢形部材に吸気口、注
水口及び注気口を形成し、前記吸気口に吸気パイプを介
して吸引機を、注水口に注水パイプを介してポンプを、
注気口に注気パイプを介してドライヤをそれぞれ接続し
た構成を採用したのである。
め、この発明は、支持棒の先端に、煙感知器の感知部を
包囲可能な鉢形部材を設け、その鉢形部材に吸気口、注
水口及び注気口を形成し、前記吸気口に吸気パイプを介
して吸引機を、注水口に注水パイプを介してポンプを、
注気口に注気パイプを介してドライヤをそれぞれ接続し
た構成を採用したのである。
【0007】
【作用】上記のように構成した煙感知器洗浄装置では、
支持棒を支持して鉢形部材で煙感知器の感知部を包囲
し、吸引機を作動させると、感知部内の埃のうち、感知
部の内壁から剥離したものが吸気口、吸気パイプを介し
て吸引機に吸い込まれる。
支持棒を支持して鉢形部材で煙感知器の感知部を包囲
し、吸引機を作動させると、感知部内の埃のうち、感知
部の内壁から剥離したものが吸気口、吸気パイプを介し
て吸引機に吸い込まれる。
【0008】次いで、ポンプを作動させ、注水パイプ、
注水口を介して感知部内に洗浄液を噴出すると、感知部
の内壁に付着した埃が洗い流され、洗い流された埃は洗
浄液と共に吸気口、吸気パイプを介して吸引機に吸い込
まれる。この際、感知部内に拡散した洗浄液により煙感
知器が作動するので、洗浄と同時に煙感知器の作動チェ
ックを行うことができる。
注水口を介して感知部内に洗浄液を噴出すると、感知部
の内壁に付着した埃が洗い流され、洗い流された埃は洗
浄液と共に吸気口、吸気パイプを介して吸引機に吸い込
まれる。この際、感知部内に拡散した洗浄液により煙感
知器が作動するので、洗浄と同時に煙感知器の作動チェ
ックを行うことができる。
【0009】そして、ドライヤを作動させると、注気パ
イプ、注気口を介して感知部内に熱風が送り込まれ、そ
の熱風により感知部の内壁が乾燥する。
イプ、注気口を介して感知部内に熱風が送り込まれ、そ
の熱風により感知部の内壁が乾燥する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図2に示すように、支持棒1の先
端には、煙感知器の感知部Sを包囲可能な鉢形部材2が
設けられている。鉢形部材2の上端開口縁にはパッキン
3が取り付けられ、鉢形部材2の内部には感知部Sのカ
バーの底壁に当接可能な受皿4が設けられている。鉢形
部材2の周壁には吸気口5、注水口6及び注気口7が形
成されている。
て説明する。図1及び図2に示すように、支持棒1の先
端には、煙感知器の感知部Sを包囲可能な鉢形部材2が
設けられている。鉢形部材2の上端開口縁にはパッキン
3が取り付けられ、鉢形部材2の内部には感知部Sのカ
バーの底壁に当接可能な受皿4が設けられている。鉢形
部材2の周壁には吸気口5、注水口6及び注気口7が形
成されている。
【0011】前記支持棒1は内部に空気通路が設けら
れ、基端にフレキシブルホース8の一端が接続されて、
支持棒1とフレキシブルホース8とで吸気パイプ9を構
成している。この吸気パイプ9を介して、前記吸気口5
には吸引機10が接続されており、注水口6には注水パ
イプ11を介してポンプ12が、注気口7には注気パイ
プ13を介してドライヤ14がそれぞれ接続されてい
る。注水パイプ11及び注気パイプ13は可撓性を有す
るビニールチューブから成り、それぞれ支持棒1に束ね
られている。ポンプ12もまた、支持棒1に取り付けら
れている。なお、この実施例では、吸引機10及びドラ
イヤ14として、吸水可能な電気掃除機15の吸入機構
及び排気機構をそれぞれ使用している。
れ、基端にフレキシブルホース8の一端が接続されて、
支持棒1とフレキシブルホース8とで吸気パイプ9を構
成している。この吸気パイプ9を介して、前記吸気口5
には吸引機10が接続されており、注水口6には注水パ
イプ11を介してポンプ12が、注気口7には注気パイ
プ13を介してドライヤ14がそれぞれ接続されてい
る。注水パイプ11及び注気パイプ13は可撓性を有す
るビニールチューブから成り、それぞれ支持棒1に束ね
られている。ポンプ12もまた、支持棒1に取り付けら
れている。なお、この実施例では、吸引機10及びドラ
イヤ14として、吸水可能な電気掃除機15の吸入機構
及び排気機構をそれぞれ使用している。
【0012】上記のような煙感知器洗浄装置では、支持
棒1を支持し、受皿4を感知部Sのカバーの底壁に当接
させ、鉢形部材2で感知部Sを包囲した状態で電気掃除
機15を作動させると、図3に示すように、感知部S内
の埃のうち、感知部Sの内壁から剥離したものが吸気口
5及び吸気パイプ9を介して電気掃除機15に吸い込ま
れる。
棒1を支持し、受皿4を感知部Sのカバーの底壁に当接
させ、鉢形部材2で感知部Sを包囲した状態で電気掃除
機15を作動させると、図3に示すように、感知部S内
の埃のうち、感知部Sの内壁から剥離したものが吸気口
5及び吸気パイプ9を介して電気掃除機15に吸い込ま
れる。
【0013】次いで、ポンプ12を作動させ、注水パイ
プ11、注水口6を介して感知部S内に洗浄液を噴出す
ると、図4に示すように、感知部Sの内壁に付着した埃
が洗い流される。洗浄液としては、水でもよいが、洗剤
の溶液を使用すると洗浄力が向上する。洗い流された埃
は洗浄液と共に吸気口5、吸気パイプ9を介して電気掃
除機15に吸い込まれる。この際、感知部S内に拡散し
た洗浄液により煙感知器が作動するので、洗浄と同時に
煙感知器の作動チェックを行うことができる。
プ11、注水口6を介して感知部S内に洗浄液を噴出す
ると、図4に示すように、感知部Sの内壁に付着した埃
が洗い流される。洗浄液としては、水でもよいが、洗剤
の溶液を使用すると洗浄力が向上する。洗い流された埃
は洗浄液と共に吸気口5、吸気パイプ9を介して電気掃
除機15に吸い込まれる。この際、感知部S内に拡散し
た洗浄液により煙感知器が作動するので、洗浄と同時に
煙感知器の作動チェックを行うことができる。
【0014】また、図5に示すように、電気掃除機15
の排気機構から注気パイプ13、注気口7を介して感知
部S内に熱風が送り込まれるので、ポンプ12の停止
後、速やかに感知部Sの内壁を乾燥させることができ
る。
の排気機構から注気パイプ13、注気口7を介して感知
部S内に熱風が送り込まれるので、ポンプ12の停止
後、速やかに感知部Sの内壁を乾燥させることができ
る。
【0015】なお、支持棒1の基端部外周に電気掃除機
15にスイッチ16を設けておくと、操作性が向上す
る。
15にスイッチ16を設けておくと、操作性が向上す
る。
【0016】そのほか、注水パイプ11及び注気パイプ
13を支持棒1の内部に設けてもよい。
13を支持棒1の内部に設けてもよい。
【0017】さらに、ドライヤ14として、電気掃除機
15の排気機構以外の送風装置を使用してもよい。
15の排気機構以外の送風装置を使用してもよい。
【0018】
【効果】この発明によると、上記のような構成としたの
で、支持棒を支持して鉢形部材で煙感知器の感知部を包
囲し、吸引機及びポンプを作動させ、感知部内に噴出し
た洗浄液と共に埃を吸引することにより、煙感知器を分
解することなく、また、脚立等に登る必要もなく、感知
部の洗浄を容易に行うことができる。
で、支持棒を支持して鉢形部材で煙感知器の感知部を包
囲し、吸引機及びポンプを作動させ、感知部内に噴出し
た洗浄液と共に埃を吸引することにより、煙感知器を分
解することなく、また、脚立等に登る必要もなく、感知
部の洗浄を容易に行うことができる。
【0019】さらに、感知部内に拡散した洗浄液により
煙感知器が作動するので、洗浄と同時に煙感知器の作動
チェックを行うことができる。
煙感知器が作動するので、洗浄と同時に煙感知器の作動
チェックを行うことができる。
【0020】そのほか、洗浄後には、ドライヤから送ら
れる熱風により感知部を迅速に乾燥させることができ
る。
れる熱風により感知部を迅速に乾燥させることができ
る。
【図1】実施例の正面図
【図2】同上の要部拡大断面図
【図3】同上の埃吸引状態を示す図
【図4】同上の洗浄液噴出状態を示す図
【図5】同上の乾燥状態を示す図
1 支持棒 2 鉢形部材 5 吸気口 6 注水口 7 注気口 9 吸気パイプ 10 吸引機 11 注水パイプ 12 ポンプ 13 注気パイプ 14 ドライヤ S 感知部
Claims (1)
- 【請求項1】 支持棒の先端に、煙感知器の感知部を包
囲可能な鉢形部材を設け、その鉢形部材に吸気口、注水
口及び注気口を形成し、前記吸気口に吸気パイプを介し
て吸引機を、注水口に注水パイプを介してポンプを、注
気口に注気パイプを介してドライヤをそれぞれ接続した
煙感知器洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12796795A JP2744211B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 煙感知器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12796795A JP2744211B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 煙感知器洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320291A JPH08320291A (ja) | 1996-12-03 |
JP2744211B2 true JP2744211B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14973119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12796795A Expired - Lifetime JP2744211B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 煙感知器洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2744211B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5167047B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2013-03-21 | 株式会社ダスキン | 煙感知器の作動試験器 |
US8557050B1 (en) * | 2008-10-31 | 2013-10-15 | Genefluidics, Inc. | System for washing a sensor structure |
KR102381531B1 (ko) * | 2021-11-18 | 2022-04-01 | 홍인호 | 열 및 가스 감지기를 이용한 소방시설 점검방법 |
CN116612618B (zh) * | 2023-07-19 | 2023-09-12 | 昆明民安消防设备有限公司 | 一种消防设备检测装置 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12796795A patent/JP2744211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08320291A (ja) | 1996-12-03 |
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