JP2005199169A - 除塵装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】プラスチック製品に付着した塵埃を好適に除去しながら、除去された塵埃が周囲に拡散することを防止することのできる除塵装置を提供する。
【構成】塵埃が付着した物品Wを出し入れするための開口部4を有して内部に除塵室R1を形成する隔離カバー3と、開口部4より隔離カバー3内に入れられた物品Wを検出するセンサ16と、このセンサにより隔離カバー3内の物品Wが検出されたときに該物品に向かって圧縮空気を吹き付けるエア噴射部5と、このエア噴射部からの圧縮空気の吹き付けにより物品から除去された塵埃を回収する集塵部2とを具備して構成される除塵装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯電したプラスチック製品などに付着する塵埃を除去するのに用いて好適な除塵装置に関する。
従来、各種製品の表面に印刷や塗装を施すことが一般に広く行われているが、プラスチック製品のような帯電性の強い部材ではその表面に空気中の塵埃が付着し易く、塵埃が付着したままの状態で印刷や塗装が行われると、作業後に塗膜が剥離してしまったり、仕上面が塵埃を含んで粗くなったりするなどの不良を発生する。
このため、プラスチック製品などの表面にオフセット印刷や塗装を施す場合には、圧縮空気を吹き付けるなどして予め塵埃の除去が行われる。
係る除塵装置として、コロナ放電により空気をイオン化するイオン発生器をエア噴出口の近傍に設け、そのエア噴出口からイオン化された圧縮空気が噴射されるようにしたものが知られる(例えば、特許文献1)。
実開平7−13479号公報
然し乍ら、特許文献1に記載されるような除塵装置によれば、塵埃が付着した物品の除電を行って僅かな風量により塵埃を吹き飛ばすことができるという効果を有するものの、吹き飛ばされた塵埃が作業場内に飛散して浮遊し、これが作業場に置かれる製品などに再付着して印刷や塗装不良を惹起しかねず、そればかりか作業環境の悪化により作業者の健康を害する虞れもある。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的はプラスチック製品に付着した塵埃を好適に除去しながら、除去された塵埃が周囲に拡散することを防止することのできる除塵装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る除塵装置は、塵埃が付着した物品を出し入れするための開口部を有して内部に除塵室を形成する隔離カバーと、前記開口部より隔離カバー内に入れられた物品を検出するセンサと、このセンサにより隔離カバー内の物品が検出されたときに該物品に向かって圧縮空気を吹き付けるエア噴射部と、このエア噴射部からの圧縮空気の吹き付けにより物品から除去された塵埃を回収する集塵部とを具備して構成されることを特徴とする。
又、上記のような除塵装置において、集塵部は、除塵室に連通する集塵室と、この集塵室内に除塵室内の塵埃を含んだ空気を引き込むための吸気手段とを有して成り、前記集塵室内には除塵室から引き込まれた空気中に含まれる塵埃を捕集するための袋状の集塵フィルターが収容可能とされていることを特徴とする。
本発明に係る除塵装置によれば、物品の表面に付着した塵埃を圧縮空気により吹き飛ばして除去できるほか、隔離カバーにより除去した塵埃の飛散が抑制され、しかも塵埃を回収する集塵部を備えることから塵埃の飛散/拡散を完全に防止することができる。このため、一度除去した塵埃が物品などに再付着せず、クリーンな作業環境にして作業者の健康を害する虞れも払拭することができる。
又、隔離カバー内に物品が入れたれたことをセンサが感知、検出したとき物品に向かって圧縮空気が自動的に吹き付けられるようにしていることから、除塵作業の効率が大幅にアップするという効果がある。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。先ず、図1は本発明に係る除塵装置の好適な態様を示した斜視図である。図1において、1は円筒形をした装置本体であり、その下部は袋状の集塵フィルタFを収容可能な集塵部2とされ、その上部には除塵室R1を形成する隔離カバー3が設けられる。
隔離カバー3は金属やプラスチックといった硬質材料から成る上面の閉鎖された円筒形のフードであり、その前部壁面には除塵対象とする塵埃の付着した物品を出し入れするための開口部4が形成される。
5は除塵室R1内に入れられた物品に向かって圧縮空気を吹き付けるためのエア噴射部であり、このエア噴射部5は隔離カバー3内の除塵室R1に圧縮空気を導くためのエアホース6を備える。本例において、エアホース6の一端側は管継手7を介して3系統に分岐され、その各分岐管6A,6B,6Cが隔離カバー3の側壁に接続されると共に、その各先端は除塵室R1の中心部に向かって圧縮空気を噴出するための噴気孔として除塵室R1内に開口される。
そして、係る除塵装置によれば、隔離カバーの開口部4から除塵室R1内に除塵対象とする物品を入れると、エアホースの分岐管6A〜6Cから除塵室R1内の物品に向かって圧縮空気が吹き付けられ、その圧縮空気により物品の表面に付着する塵埃を除去することができる。
尚、物品から除去された塵埃は隔離カバー3により除塵室R1内に浮遊せしめられ、これが集塵部2で回収されることにより周囲への拡散を防止される。又、図1において、8は集塵部の下端に接続する伸縮自在な支持脚であり、この支持脚8は集塵部2の下端に固定される上部管8Aと該上部管に嵌合する下部管8Bから成り、下部管8Bの下端には円形の座板9が固定され、上部管8Aと下部管8Bはロックボルト10により所望の長さで固定できるようになっている。
次に、図2は装置本体の内部構造を示す。この図で明らかなように、集塵部2はその内部に排気口11をもつ集塵室R2を形成する。集塵室R2は吸気口を形成する多孔板12(本例においてパンチングメタル)を介して除塵室R1と上下方向で連通され、その内部には除塵室R1内の塵埃を含んだ空気を引き込むための吸気用ファン13(本例においてターボファン)と、この吸気用ファン13により引き込まれた空気中に含まれる塵埃を捕集するための上記集塵フィルタFとが設けられる。
このうち、吸気用ファン13は通電線14を介して商用電源15に接続され、その商用電源15から供給される電力により回転駆動する。
尚、集塵フィルタFは、通気性を有して塵埃の通過を許容しないものであればよく、これには紙、不織布、布帛、若しくは金属のフィルタを利用することができる。又、係る集塵フィルタF内に除塵室R1内の空気を導くための吸気手段として、上記のような吸気用ファン13に代えて集塵室R2に真空ポンプを接続するなどしてもよい。
一方、図2において、16は除塵室R1に入れられた物品を検出するためのセンサであり、このセンサ16は隔離カバー3の側壁を貫通して固定される。尚、センサ16は物体検出機能を有していればよく、これには反射形光センサをはじめとする非接触型のほか、マイクロスイッチなど各種接触型のセンサを用いることができる。そして、係るセンサ16は信号線17を介して制御部18に接続され、その制御部18は信号線19により電磁弁20と接続される。
電磁弁20はエアホース6の中途に介在されて圧縮空気の流路を開閉するものであり、その開閉動作はセンサ16による検出信号に基づいて行われる。尚、エアホース6の一端はエアコンプレッサ21(圧縮空気供給源)に接続され、そのエアコンプレッサ21により得た圧縮空気が電磁弁20を介して隔離カバー3内に供給される構成としてある。
特に、図3から明らかなように、エアホースの分岐管6A〜6Cは隔離カバー3に放射状にして接続され、その各先端から除塵室R1の中心部に向かって図示矢印のように圧縮空気が噴射されるようにしてある。
尚、圧縮空気の噴射圧を高めるために、隔離カバー3に噴射ノズルを取り付け、これにエアホースの分岐管6A〜6Cを接続するようにしてもよい。又、エアホース6にコロナ放電により空気をイオン化するイオン発生器を介在させるようにしてもよく、これにより除塵室R1内に噴射される圧縮空気を事前にイオン化し、而して除塵室R1内における帯電した物品Wを除電して除塵効果を上げることができる。
ここで、以上のように構成される除塵装置の作用を説明する。先ず、表面に塵埃が付着した物品Wを開口部4から除塵室R1内に入れると、センサ16がこれを検出して物品検出信号を出力する。そして、センサ16から物品検出信号を得た制御部18は、電磁弁20に対して制御信号を発信し、これによって電磁弁20の開放動作が行われる。
而して、エアホース6を通じてエアコンプレッサ21から除塵室R1内に圧縮空気が供給され、これが分岐管6A〜6Cの先端噴気孔より物品Wに向かって三方から吹き付けられる。これにより、物品Wの表面に存在する塵埃は吹き飛ばされ、その塵埃は開口部4から排出される事なく吸気用ファン13による吸気作用により集塵室R2内に引き込まれ、集塵フィルタFにより係る塵埃が捕集された後、塵埃の取り除かれた空気のみが集塵フィルタFを通過して排気口11から外部に排出される。
そして、所要時間経過後、除塵室R1から物品Wを取り出すと、センサ16から制御部18に対する信号入力が無信号状態となることにより電磁弁20が閉じ、圧縮空気の供給が遮断される。つまり、本例によれば除塵室R1内に物品Wが存在する間、これに向かって圧縮空気の吹き付けが継続して行われるが、センサ16により物品Wが検出されてから一定時間経過後に電磁弁20を閉じて圧縮空気の供給が自動停止されるようにすることもできる。
又、本例によれば、吸気用ファン13は図示せぬスイッチによりON/OFF操作が行われ、通常は除塵室R1内に物品Wが存在しない場合も回転され続けるが、これを制御部18に接続して電磁弁20の開閉動作と吸気用ファン13の駆動/停止動作が連動するようにすることもできる。つまり、センサ16により物品Wが検出されたとき、圧縮空気の供給と吸気用ファン13の駆動が行われ、物品Wの非検出に際して圧縮空気の遮断と吸気用ファン13の停止動作が同時に行われるようにしてもよい。
本発明に係る除塵装置を示す斜視概略図 同除塵装置の内部構造を示す断面図 除塵室内の物品に向かって圧縮空気を吹き付けられる状態を示す説明図
符号の説明
1 装置本体
2 集塵部
3 隔離カバー
4 開口部
5 エア噴射部
6 エアホース
6A〜6C 分岐管
13 吸気用ファン(吸気手段)
16 センサ
20 電磁弁
21 エアコンプレッサ

Claims (2)

  1. 塵埃が付着した物品を出し入れするための開口部を有して内部に除塵室を形成する隔離カバーと、前記開口部より隔離カバー内に入れられた物品を検出するセンサと、このセンサにより隔離カバー内の物品が検出されたときに該物品に向かって圧縮空気を吹き付けるエア噴射部と、このエア噴射部からの圧縮空気の吹き付けにより物品から除去された塵埃を回収する集塵部とを具備して構成される除塵装置。
  2. 集塵部は、隔離カバー内の除塵室に連通する集塵室と、この集塵室内に除塵室内の塵埃を含んだ空気を引き込むための吸気手段とを有して成り、前記集塵室内には除塵室から引き込まれた空気中に含まれる塵埃を捕集するための袋状の集塵フィルターが収容可能とされている請求項1記載の除塵装置。
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