JPH034914A - エアクリーナのクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車輌用エアクリーナのりＩノーニング装雪に関
する。

（従来技術） 大型車のエアクリーナでは１分間に４０ｍ２ものエアを
処理するため、フィルタに付着する粉塵の量も美大で、
目詰まりによってエンジン出力や燃費の低下を招くほか
排気ガスの量が増大する。

このため整備工場等では、これまでエアーガンによりエ
アクリーナの外からエアを吹付けて、フィルタの表面に
層状に付着した粉塵等を吹飛ばすようにしてきているが
、このような方法では、フィルタのヒダの内奥まで等し
くエアを吹込むことができないばかりでなく、粒径が大
きくてフィルタの外表面に捕捉された粉塵に対しては外
からのエアによっては除去できないといった問題を有し
ている。

一方このような問題を解消するために、フィルタの内側
に小孔を列設したパイプを挿入し、この小孔からフィル
タの内面に高圧のエアを吹付けることによって外表面に
付着した粉塵等を除去するようにした装置も提案されて
いるが、このような装置では、外側よりもはるかに密に
ｌｌＩ［ｕ合っている内側の各ヒダの間にエアを吹込む
ことが殆どできないばかりでなく、各ヒダが強いエアに
吹付（プられて互いに密着し合った状態となって、クリ
ーニング処理したあとのエア吸込み量が大幅に落込んで
しまうといった不都合が生じる。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような不都合に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、エアクリーナ（こ付着した多量
の粉ａ等を効果的に剥離除去すると同時に、フィルタの
各ヒダ同士を互いにエアの吸込みを大巾に向上させるこ
とのできる新たなエアクリーナ用クリーニング装置！　
％　１Ｍ供することにある。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのエアク
リーナ用りリーニング装ごとして、粉塵排出用ダクトと
連通するエアクリーナ収納ケースの内部に、送風機の送
風ダクトと連通する支台を配設して、この支台の上にこ
れと連通するエアクリーナ載１台を回転自在に取付ける
とともに、収納ケースの上端開口部を覆う蓋体に軸を挿
脱可能にかつ回転自在に挿通して、この軸の下端にエア
クリーナの上部を封止する蓋板を取付けたものである。

（作用） このように構成したことにより、エアクリーナ載置台と
蓋板１４とによって気密に保持したエアクリーナの内部
に多量のエアを導入し、この内圧によってフィルタのヒ
ダを内側から拡開すると同時に、フィルタの全面からエ
アを等しく吐出させてその表面に層状に付着した粉塵を
つＯ〕状に剥離しつつ除去し、また、周囲を汚染するこ
となく除去した粉、１！を外部に排出する。

（実施例） そこで以下に図示した実施例ｆごついて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したもので、装置本体１
は、２台のブロワ−９，９を内部に収めた基台２と、そ
の上に固定された筒形のエアクリーナ収納ケース４とに
よって構成されている。

基台２にはざらにその頂板３に筒形の支台５が固定され
ていて、その上端には、中心に通孔７ａを有する回転テ
ーブル７がベアリング６を介して回転自在に取付ゆられ
ており、また各ブロワ−９，９から立上った送風ダクト
１０．１０の先端は頂板３・を貫通して支台５の内部に
開口している。

一方収納ケース４の上部はエアクリーナＷを出し入れす
ることができるように開放されていで、この開放部を覆
う蓋体１２には、エアクリーナＷを回転させるための軸
１３が挿ｎ可能にかつ回転自在に取付けられていて、こ
の軸１３の下端には、エアクリーナＷの上面に当接して
内部を気とに封止する厚い部材からなる重い蓋板１４が
一体的に固定されており、また軸１３の上端には、錘を
兼ねたブロック状の握り１６が角形保合部１７を介して
回転不能にかつ＠脱可能に取付（すられでいる、またこ
の収納ケース４の下端部には、図示しない排気用ブロワ
−に接続した粉塵排出用のダクト１９が連通しており、
排出用ダクト１９には複数の散水ノズル２０・・・・が
取付けられていて、収納ケース４から排出された粉ｍ＋
排出ダクト１９内で飛散しないよう処理して排出するよ
うに構成されている。

なあ図中符号８は、エアクリーナＷの下面を気密に封止
すべく回転テーブル７上に添設したシル部材、１５は、
エアクリーナＷの上面を気密に封止すべく蓋板１４の下
面に添設（）たシール部材、１１は、自重によって送風
していない送風ダクト１０の開口端を覆うように揺動自
在に枢支された逆止弁、］８は左右のＭｌｌ、１１の間
に設けた遮板をそれぞれ示している。

また、２２は収納ケース４に設けた縦のスリットで、こ
のスリット２２を通してエアガン２３そ挿入し、各フィ
ルタＷａのヒダに向けて外側からエアを吹付けることが
できるように構成されでいる。

このように構成された装置において、はじめに蓋体１２
を外し、ここから内部に設けた回転テブル７上にクリー
ニングすべきエアクリーナＷを！［し、その上に厚板か
らなる重い蓋板］４を載せる。ついでその軸１３に合わ
せるようにして収納ケース４の上部開放端を蓋体１２に
より覆った後、軸１６の上端に錘りを兼ねたブロック状
の握り１７を取付ける。

このように、２度に分けて１い蓋板１４と錘１７をエア
クリーナＷの上に載せると、エアクリーナＷは、これら
の重量により回転テーブル７上にしっかりとｒｉＷされ
、かつ回転テーブル７と蓋板１４とによって内部が気密
に保たれるから、つぎに図示しないスイッチを操作して
一方のブロワ−９７＆作動させる。

これにより、ブロワ−９からの多量のエアは、送風ダク
ト１０から筒状の支台５を経て回転テーブル７上に気密
に＠雷されたエアクリーナＷ内に流入し、内部の圧力を
高めてフィルタＷａの各ヒダを内側から拡開させるとと
もに、これらのフィルタＷａの表面に層状に付着した粉
ａを押し上げるようにしてエアクリーナの中から漏出し
てゆく、このため、フィルタＷａの外表面に付着してい
た粉ａ等は、フィルタＷａ自体の伸張と内部からの圧力
エアの漏出により順次表面から引き剥されて収納ケース
４の底部に倉下し、ここから排気ダクト１９内に吸引さ
れた上、ノズル２ｏ・・・・からのシャワーを浴びて凝
集されつつ外部に排出される。

このような単一ブロワ−９によるクリーニング処理によ
ってフィルタＷａ表面の粉塵がある程度除去されてエア
の通りかよくなってきたら、つぎに両方のブロワ−９，
９を作動させ、エアクリーナＷの内部にさらに多量のエ
アを供給してヒダを拡開しつつフィルタＷａの表面から
多量のエアを噴出させて残余の粉Ｈを除去する。

もとよりフィルタＷａ面の粉塵除去は以上の操作で十分
であるが、ざらに念を入れでクリーニングする場合には
、収納ケース４に設けたスリット２２からエアガン２３
を挿入し、これを上下させるとともに握り］７８持って
エアクリーナＷをゆっくつ回しながら各ヒダの間に工？
を吹付けて、内部からのエアにより浮上がった粉塵を外
から吹飛ばす。

第２図に示した実施例は、エアクリ−ナＷに内圧そかけ
るだけでなく、同時にフィルタＷａに液の噴流を当てな
からクリーニング効果をざらに高めるようにしたので、
給水源に接続したパイプ２５を支台５の内部に導いて、
その先端を回転・テーブル７の上方に立上らせるととも
に、その管壁の周囲に多数の小孔２６・・・・を穿設し
、また先端のキャップ２７には斜め上向きの多数の小孔
２８・・・・を穿設したもので、この実施例によれば、
エアクリーナＷの内部を加圧してフィルタＷａの外表面
に付着した粉ａを除去すると同時に、内部に送り込んだ
加圧水を小孔２６．２８からフィルタＷａの面に散布し
て内面に付着した粉塵を除去することができる。

なお、上述した実施例はいずれも２台のブロワ−９，９
を用いているが、１台だけにしても同様の効果を奏する
。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、載百台と蓋板との間
で気密に保持したエアクリーナの内部に送風ダクトから
多量のエアを導入して、フィルタの外表面に付着した粉
塵を除去するようにしたので、多量のエアの導入によっ
て高めた内圧によりフィルタのヒダを内側がら拡開して
エアクリーナの吸気量をもと通りに増大させることかで
きると同時に、フィルタの全面から等しく吐出されるエ
アによってその表面に付着した粉塵をウロコ状に剥離し
つつ効果的に除去することができる。

しかも、蓋体に挿脱自在に取付けた軸にエアクリーナの
上部を封止する蓋板を設けたので、エアクリーナの大小
にかかわりなく内部を確実に密封することができるばか
りでなく、エアクリーナ収納ケースに粉塵排出ダクト１
８．設ヴて除去した粉塵をここから外部に排出するよう
にしたので、除去した粉塵等によってエアクリーナや周
辺の汚染をも未然に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の断面図、第２図
は本発明の他の実施例を示す装置の断面図である。 １・・・・装置本体　　　２・・・・基台４・・・・エ
アクリーナ収納ケース ５・・・・支台　　　　　７・・・・回転テーブル９・
・・・送風プロワ−１０・・・・送風ダクト１１・・・
・逆止弁　　　１ １４・・・・蓋板　　　　１ １９・・・・粉壓排出用ダク ２０・・・・散水ノズル　２ ２３・・・・エアガン　　２ ２・・・・蓋体 ６・・・・錘り兼用の握り ト ２・・・・スリット ５・・・・パイプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粉塵排出用ダクトと連通するエアクリーナ収納ケー
   スの内部に、送風機の送風ダクトと連通する支台を配設
   して、該支台上にこれと連通するエアクリーナ載置台を
   回転自在に取付けるとともに、上記収納ケースの上端開
   口部を覆う蓋体に、軸を挿脱可能にかつ回転自在に挿通
   して、該軸の下端に、エアクリーナの上部を封止する蓋
   板を取付けたことを特徴とするエアクリーナのクリーニ
   ング装置。 ２、上記エアクリーナ収納ケースの側壁に、収納したエ
   アクリーナの軸方向長さに相当する長さのエアガン挿入
   用スリットを縦方向に設けた請求項１記載のエアクリー
   ナのクリーニング装置。 ３、上記エアクリーナ収納ケースと連通する粉塵排出用
   ダクトの管壁に、給水源と接続する散水用ノズルを設け
   た請求項１記載のエアクリーナのクリーニング装置。 ４、上記支台に給水源と接続するパイプを導入して、該
   パイプの先端部を上記エアクリーナ載置台の中心部上方
   に立上らせるとともに、該先端部に多数の放水用小孔を
   穿設した請求項１記載のエアクリーナのクリーニング装
   置。 ５、上記支台に独立して作動する２台の送風機の各送風
   ダクトを連通させるとともに、該各ダクトの開口端に逆
   止弁を開閉可能に取付けた請求項１記載のエアクリーナ
   のクリーニング装置。