JPH09135386A - テレビ放送用テロップ装置 - Google Patents

テレビ放送用テロップ装置

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JPH09135386A
JPH09135386A JP31583995A JP31583995A JPH09135386A JP H09135386 A JPH09135386 A JP H09135386A JP 31583995 A JP31583995 A JP 31583995A JP 31583995 A JP31583995 A JP 31583995A JP H09135386 A JPH09135386 A JP H09135386A
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JP
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telop
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JP31583995A
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Hiroshi Nishida
博 西田
Junichi Ueno
純一 上野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組の映像画面に、テロップ文を簡便に
スーパーインポーズするとともに、複数行で構成された
テロップ文の各文字列に対応した、最適な表示時間を自
動的に得られるテレビ放送用テロップ装置を提供する。 【解決手段】 テロップデータ記憶手段15の文字列デ
ータを読み出すディスク装置54と、テロップ用文字パ
ターンデータを記憶した文字パターン発生装置58と、
前記テロップデータ記憶手段15から読み出された文字
列データに対応した文字パターンデータを、前記文字パ
ターン発生装置58から順次転送し、テロップ文の画像
データを生成するとともに、文字列データの文字数に対
応してあらかじめ設定した時間制御データに基づいて、
所定時間テロップ文の画像データを保持する画像メモリ
装置59と、前記画像メモリ装置59の画像データをテ
レビ用映像信号に変換するビデオ装置60とで構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テロップ装置に関
し、特にテレビ放送における映像画面に、文字等をスー
パーインポーズするためのテレビ放送用テロップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送における映像画面に、文字等
をスーパーインポーズするためのテロップ装置は、近
年、コンピュータ化されたものが増えており、例えば、
パソコンやワークステーションなどのコンピュータ画面
上に表示したテロップ文の画像データを映像信号に変換
し、スーパーインポーズ装置で放送番組の映像信号と合
成する装置が用いられている。
【0003】これらのコンピュータを利用したテロップ
装置では、日本語入力用かな漢字変換機能によって、テ
ロップ文を簡単に入力でき、さらに、コンピュータ画面
上で、比較的自由にテロップ文の文字装飾や文字位置の
レイアウトもできるので、放送局やビデオスタジオに多
数導入され広く利用されている。
【0004】このような装置を使用して、テロップ文の
画像データを作成するときは、まず最初に、テロップ文
に使用する文字書体や文字サイズ、文字間隔について、
キーボードやマウスを操作してあらかじめ指示、設定し
ておく。次いで、画面上でのテロップ文の先頭文字位置
をキーボードやマウスを操作して指示したのち、キーボ
ードからテロップ文を入力する。さらに必要なら、入力
したテロップ文について、文字の縁取りや影付け、斜
体、平体などの文字装飾を施す。
【0005】このようにしてコンピュータ画面上に作成
したテロップ文の画像データは、一旦、コンピュータの
磁気ディスクに記録しておき、事前に収録しておいた放
送番組の再生映像に合わせて、再度、キーボードやマウ
スを操作して磁気ディスクからテロップ文の画像データ
を読み出し、映像信号に変換しながらスーパーインポー
ズ装置で放送番組の映像画面と合成してテレビ放送して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のテ
レビ放送用テロップ装置において、複数行で構成される
テロップ文を放送番組の映像画面にスーパーインポーズ
するとき、映像画面を損なわないように1行もしくは2
行づつに分割して表示しているが、その分割されたテロ
ップ文ごとに最適な時間で表示するのは容易ではなく、
熟練した操作者がテロップ装置を操作する必要があっ
た。
【0007】そこで本発明は、従来のテロップ装置のこ
の欠点を改良し、簡便で操作性のよいテレビ放送用のテ
ロップ装置を提供するものであり、特に、複数行で構成
されたテロップ文において、1行づつに分割したテロッ
プ文の文字列ごとに、人手を介することなく、最適な表
示時間を自動的に得られるテレビ放送用テロップ装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、表示すべきテロップ文の文字列デー
タの文字数に対応して、テロップ文の表示時間を制御す
るテロップデータ制御手段を備えることにより、簡便で
操作性がよく、特に、複数行で構成されるテロップ文に
おいて、1行づつに分割したテロップ文の文字列ごと
に、人手を介することなく、最適な表示時間を得られる
テレビ放送用テロップ装置を得ることができる。
【0009】さらに詳しくは、テロップ文の表示時間を
制御するための時間制御テーブルを前記テロップデータ
制御手段にあらかじめ設け、テロップ文の文字列データ
をカウントして得られた文字数に基づいて前記時間制御
テーブルを参照し、得られた時間制御データによって、
テロップ文の表示時間を設定する。
【0010】また、テロップデータ制御手段は、テロッ
プ文の画像データを生成する画像メモリ装置を備え、画
像メモリ装置に生成されたテロップ文の画像データを前
記時間制御データによって所定時間保持することによ
り、テロップ文の表示時間を制御する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、表示すべきテロップ文
の文字列データを入力するためのテロップデータ入力手
段と、入力された文字列データを記憶するテロップデー
タ記憶手段と、前記テロップデータ記憶手段から文字列
データを読み出しテロップ文の画像データを生成すると
ともに、生成された画像データをテレビ用映像信号に変
換するテロップデータ制御手段と、テレビ用映像信号に
変換されたテロップ文と放送番組の映像信号とを合成す
るテロップ映像合成手段を備え、特に、テロップデータ
制御手段は、テロップデータ記憶手段から読み出した文
字列データの文字数に対応して、テロップ文の表示時間
を制御するテレビ放送用テロップ装置である。
【0012】上記テレビ放送用テロップ装置において、
テロップデータ記憶手段から読み出した文字列データの
文字数に対応して、テロップ文の表示時間を制御するた
めに、前記テロップデータ制御手段に時間制御テーブル
をあらかじめ設け、文字列データの文字数に基づいて前
記時間制御テーブルを参照し、得られた時間制御データ
によって、テロップ文の表示時間を設定するようにし
た。
【0013】また、前記テロップデータ制御手段は、テ
ロップデータ記憶手段に記憶された文字列データを読み
出すディスク装置と、テロップ用文字パターンデータを
記憶した文字パターン発生装置と、前記テロップデータ
記憶手段から読み出された文字列データに対応した文字
パターンデータを、前記文字パターン発生装置から順次
転送し、テロップ文の画像データを生成する画像メモリ
装置と、前記画像メモリ装置の画像データをテレビ用映
像信号に変換するビデオ装置とを備え、前期画像メモリ
装置に生成されたテロップ文の画像データを所定時間保
持することにより、テロップ文の表示時間を制御するよ
うにしたテレビ放送用テロップ装置である。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を実施例
により詳しく説明する。図1は本発明の一実施例である
テレビ放送用テロップ装置の一部を構成するテロップデ
ータ入力手段のブロック図である。
【0015】図1において、10はテロップデータ入力
手段の本体装置で、その動作を制御するマイクロコンピ
ュータ装置11、日本語入力用のかな漢字変換機能1
2、テロップデータ記憶手段であるフロッピーディスク
等の磁気ディスク15を装着するためのディスク記憶装
置13、外部装置と接続するための通信装置14から主
として構成され、さらに、キーボードなどの入力装置1
6、ディスプレイ装置17が接続されている。また、図
示していないが、テロップデータ入力手段10にはデー
タを入力したり、編集、保存するためのテキストエディ
ターなどのソフトウェアプログラムが含まれている。
【0016】ここで、本発明におけるテロップデータの
構成の一例を図2に示す。図2においてテロップデータ
20は、放送番組の映像画面にテロップ文として表示さ
れる複数行の文字列21a、21b、21c、21dか
らなる文字列データ21と、テロップデータ20の1行
目に配置され、2行目以降に配置されている文字列のの
行数を表わす制御データ22とで構成する。制御データ
22は、後述のテロップデータ制御手段にて文字列デー
タ21の行数を計数し、出力表示を制御するために用い
られる。
【0017】上述のテロップデータ20は、図3に示す
テロップデータ入力手段の動作フローチャートにしたが
って、以下に説明する手順でテロップデータ記憶手段で
ある磁気ディスク15に記録される。
【0018】テロップデータ20は図2に示したよう
に、漢字かな混じりの文字列データで構成されており、
まずステップ31において、テロップデータ入力手段1
0の入力装置16を操作して、かな漢字変換機能12を
使用しながらマイクロコンピュータ装置11にテロップ
データを入力し、入力したテロップデータは、ディスプ
レイ装置17に表示してその内容を確認する。
【0019】内容を確認し終えたテロップデータ20
は、ディスク記憶装置13にあらかじめ装着しておいた
テロップデータ記憶手段である磁気ディスク15に、ス
テップ32に示したようにテキストデータファイルとし
て記録する。もし、遠隔地でテロップデータを作成した
ときは、テロップデータ入力装置10の通信装置14を
利用し、通信回線を経由してテロップデータを受信して
から、磁気ディスク15に記録する。
【0020】テロップデータ20を記録した磁気ディス
ク15は、図5に示すテロップデータ制御手段50のデ
ィスク装置54に装着され、読み出された文字列データ
21は、テロップデータ制御手段50によってテロップ
映像信号61に変換されるとともに、図6に示すテロッ
プ映像合成手段により、放送番組の映像画面62にスー
パーインポーズされる。
【0021】図4は、本発明のテロップデータ制御手段
50とテロップ映像合成手段で得られる合成映像画面を
説明するための摸式図であり、40は映像画面の全体を
表しており、放送番組の映像画面A(図示せず)に文字
列画像Bがスーパーインポーズされている。本実施例で
は、映像画面40の画面上部に、放送番組の映像画面A
をあまり損なうことなく、かつ、文字列画像Bが視聴者
にとって読み易いことを条件に、最適な位置と大きさで
構成した20文字分のテロップ表示領域41を設けてあ
る。
【0022】図4において、Xは文字列画像Bの先頭文
字位置を示しており、後述するテロップデータ制御手段
にて文字列画像を常にテロップ表示領域41の中央部に
配置するため、文字列の文字数に対応して先頭文字位置
Xが制御される。
【0023】本発明のテレビ放送用テロップ装置では、
上述のようにあらかじめ設定したテロップ表示領域41
を設けてあり、以下に説明するテロップデータ制御手段
にて、図2に例示したような複数行から成るテロップ文
の文字列を、1行づつこのテロップ表示領域41に出力
する。
【0024】図5は本発明の一実施例であるテレビ放送
用テロップ装置の一部を構成するテロップデータ制御手
段のブロック図である。図5において、50はテロップ
データ制御手段の本体装置であり、装置の動作を制御す
るマイクロプロセッサ51、装置を制御するためのプロ
グラムやデータを記憶しておく固定ディスク装置52、
マイクロプロセッサ51が直接アクセスして制御プログ
ラムを実行したり、データを演算するためのメインメモ
リ53、テロップデータを記録した磁気ディスク15を
装着するためのディスク装置54、外部装置と接続する
ための通信装置55などのコンピュータ装置で構成され
る。
【0025】テロップデータ制御手段50は、さらに、
テロップ用文字パターンデータを発生するためのROM
で構成した文字パターン発生装置58と、テロップ文の
文字列に対応して文字パターン発生装置58から転送さ
れる文字パターンデータを記憶し、テロップ文の画像デ
ータを生成するためのビデオRAMで構成された画像メ
モリ装置59と、画像メモリ装置59のテロップ文の画
像データを、NTSC方式のテレビ用映像信号61に変
換するビデオ装置60とで構成され、また、テロップデ
ータ制御装置50を操作するためのキーボードなどの入
力装置56と、動作状態を確認するためのディスプレイ
装置57が接続されている。
【0026】上記構成のテロップデータ制御手段50に
おいて、前記文字パターン発生装置58は、放送番組の
映像画面とのスーパーインポーズを前提に、テレビ画面
の解像力に適するように、文字を構成する線の太さや構
成ドット数を、テロップ用に調整された専用の文字パタ
ーンデータを記憶したROMで構成する。
【0027】また、画像メモリ装置59の画像データ
は、ビデオ装置60によって常に映像信号61に変換さ
れ、スーパーインポーズ装置に向けて送出されている。
なお、画像メモリ装置59とビデオ装置60は、テロッ
プ映像合成手段であるスーパーインポーズ装置や、他の
テレビ放送用の映像機器と同期して動作するために、別
途、同期信号線(図示せず)を介して接続されている。
【0028】上記構成のテロップデータ制御手段50の
動作を、図7に示すフローチャートを参照しながら説明
する。図7において(a)はテロップデータ制御手段5
0のメイン動作フローであり、(b)はメイン動作フロ
ー(a)におけるステップ75のテロップ文字列の出力
動作を、より詳しく説明するためのフローチャートであ
る。
【0029】まず、テロップデータ20を記録した磁気
ディスク15を、ディスク装置54に装着してから、入
力装置56を操作してテロップデータ制御装置50をテ
ロップ送出モードにすると、テロップデータ制御手段5
0はステップ71に進み、磁気ディスク15からテロッ
プデータ20が読み出され、文字列データ21と、制御
データ22がそれぞれメインメモリ53に記録される。
【0030】次いでステップ72において、文字書体、
文字サイズ、文字位置、文字間隔、さらに必要なら縁取
り、影付け、斜体などテロップ文字に関する文字制御デ
ータがメインメモリ53に設定される。これらの文字制
御データは、テロップデータ制御プログラムの一部に組
み込むか、もしくは参照データとして、テロップデータ
制御手段50の固定ディスク装置52にあらかじめ記憶
しておく。
【0031】前述のテロップデータ20と文字制御デー
タのメモリ設定が完了したら、テロップデータ制御手段
50はステップ73、74に進み、設定されたデータの
内容を操作者が確認できるように、ディスプレイ装置5
7に設定内容を表示し、テロップの出力開始キーが押さ
れるまで待機する。
【0032】ここで、図6のテロップ映像合成手段につ
いて説明する。図6は本発明の一実施例であるテレビ放
送用テロップ装置の一部を構成するテロップ映像合成手
段のブロック図である。
【0033】図6において、テロップ映像合成手段のス
ーパーインポーズ装置63は、図5に示したテロップデ
ータ制御手段50のビデオ装置60と接続されており、
ビデオ装置60から出力されたテロップ映像信号61
は、スーパーインポーズ装置63にて、放送番組の映像
信号62と合成され、テロップ文の文字列画像が重畳さ
れたテレビ放送用の合成映像信号64を得る。
【0034】テロップ映像合成手段のスーパーインポー
ズ装置63には、スーパーインポーズ装置の動作状態を
監視し、合成映像信号64などの映像画面をモニターす
るためのディスプレイ装置65、およびスーパーインポ
ーズ装置63の機能を調整・設定するための操作スイッ
チ66が接続されており、放送番組の映像信号62に対
するテロップ映像信号61の重畳条件を設定したり、必
要なら放送番組の映像信号62を止め、テロップ映像信
号61だけをテレビ放送することもできる。
【0035】このスーパーインポーズ装置63の調整が
完了したら、放送番組の映像シーンを確認しながら、図
5に示したテロップデータ制御手段50の入力装置56
に設けてあるテロップの出力開始キー(図示せず)を押
し、ステップ75以降のテロップ文字列の出力ルーチン
に進む。
【0036】このステップ75において、本発明のテレ
ビ放送用テロップ装置のテロップデータ制御手段50
は、先に図4に示したように、あらかじめ設定したテロ
ップ表示領域41の中央部に、テロップ文の文字列画像
を配置するように構成しており、以下にその動作を説明
する。
【0037】ステップ75におけるテロップ文字列の出
力動作は、図7(b)により詳しく示すように、まず、
ステップ81においてメインメモリ53に記録されてい
るテロップ文字列の文字数をカウントしてから、ステッ
プ82に進み、あらかじめ設定されているテロップ表示
領域の最大表示文字数と、先にカウントしたテロップ文
字列の文字数から、テロップ文字列の先頭文字位置Xを
算出する。
【0038】本実施例では〔最大表示文字数−カウント
文字数〕÷2+1を演算し、小数点以下を切り捨て先頭
文字位置Xを求めており、図4の例では先頭文字位置X
は6になる。
【0039】次いでステップ83において文字列画像を
出力表示するため、図5の画像メモリ装置59にテロッ
プ文の画像データを生成する。画像データの生成は、マ
イクロプロセッサ51が、メインメモリ53に設定され
た文字書体、文字サイズなどの文字制御データと、文字
列データ21の文字コード列を参照して、該当する文字
パターンデータを文字パターン発生装置58のROMか
ら選択し、順次、画像メモリ装置59へ転送することに
よりなされる。
【0040】文字パターン発生装置58で選択された文
字パターンデータは、画像メモリ装置59に転送される
際、先に演算しておいたテロップ文の先頭文字位置Xを
基準にして、前記画像メモリ装置59のテロップ表示領
域に相当するアドレス領域に、文字列の文字数分が所定
の文字位置、文字間隔で順次書き込まれることによっ
て、文字列画像がテロップ表示領域41の中央部に配置
されるように画像データが生成される。
【0041】画像メモリ装置59に生成されたテロップ
文の画像データは、ビデオ装置60にてNTSC方式の
テレビ用映像信号61に変換されるとともに、ビデオ装
置60に接続されている図6のテロップ映像合成手段に
送られ、放送番組の映像信号62と合成される。
【0042】前記ステップ83において画像データの生
成を完了したテロップデータ制御手段50は、次いでス
テップ84に進み、前記画像メモリ装置59に生成した
テロップ文の画像データを保持しながら、後述の表1に
例示する時間制御テーブルに基づいて、テロップ文字列
の文字数に対応して設定された時間が経過するのを待
ち、所定の時間が経過したらステップ85に進む。
【0043】ステップ85では、前記ステップ83にて
文字列データ21に基づいて画像メモリ装置59に生成
したテロップ文の画像データを、マイクロプロセッサ5
1が消去する。
【0044】表1に示す時間制御テーブルは、テロップ
データ制御プログラムの一部に組み込むか、もしくは参
照データとして、テロップデータ制御手段50の固定デ
ィスク装置52にあらかじめ設定しておく。なお、表1
の時間制御テーブルでは便宜上実時間で示したが、実際
は装置の性能や機能に合わせて調整された時間制御デー
タを設定する。
【0045】
【0046】上記ステップ81〜ステップ85で示した
一連のルーチンにより、1行分のテロップ文字列を出力
したテロップデータ制御手段50は、ステップ86にお
いて、メインメモリ53に記録されている文字列データ
21をすべて出力したか否か判断し、出力すべき文字列
データが残されていれば、再びステップ81に戻り、テ
ロップ文字列の出力動作を繰り返す。
【0047】このとき、先に図2で例示したように、文
字列データ21が複数行で構成されているとき、1行づ
つに分割されたテロップ文の文字列ごとに、画像データ
の生成と消去が自動的に繰り返されるとともに、各文字
列ごとにその文字数に対応した最適の時間で、テロップ
文の文字列画像が、テロップ映像合成手段に順次出力さ
れることになる。
【0048】すべての文字列データ21の出力表示を終
えたとき、テロップデータ制御手段50は、図7(a)
のステップ76に戻り、入力装置56の終了キーが押さ
れたか否か判断し、もし、終了キーが押されていないと
きはステップ75に戻り、再度テロップ文字列の出力動
作を繰り返す。
【0049】なお、本実施例では、終了キーを押すまで
出力動作を繰り返す構成になっているが、1回で終了す
るようにしてもよく、また、繰り返し表示の回数をあら
かじめテロップデータ記憶手段に設定しておき、終了キ
ーを押さなくても所定回数を表示したら自動的に停止す
るよう制御プログラムを変更してもよい。
【0050】また、テロップデータ入力手段10と、テ
ロップデータ制御手段50のそれぞれの通信装置14、
25を接続し、テロップデータ入力手段10のディスク
装置13から、テロップデータ制御手段50のメインメ
モリ53へ、直接テロップデータ20を受渡してもよ
い。
【0051】さらに、本実施例では、テロップデータ入
力手段10とテロップデータ制御手段50を別々に構成
したが、テロップデータ制御手段50にて、テロップデ
ータ入力手段10を兼ねるように変更することは容易で
ある。
【0052】
【発明の効果】上記実施例において詳細に説明したよう
に、本発明によれば、表示すべきテロップ文の文字列デ
ータを入力するためのテロップデータ入力手段と、入力
された文字列データを記憶するテロップデータ記憶手段
と、前記テロップデータ記憶手段から文字列データを読
み出しテロップ文の画像データを生成するとともに、生
成された画像データをテレビ用映像信号に変換するテロ
ップデータ制御手段と、テレビ用映像信号に変換された
テロップ文と放送番組の映像信号とを合成するテロップ
映像合成手段を備えたテレビ放送用テロップ装置であっ
て、前期テロップデータ制御手段は、テロップデータ記
憶手段から読み出した文字列データの文字数に対応し
て、テロップ文の表示時間を制御することができるの
で、1行づつに分割されたテロップ文の文字列ごとに、
人手を介さずに最適な表示時間を得ることができる。
【0053】また、本発明によれば、テロップデータ制
御手段にあらかじめ時間制御テーブルを設け、テロップ
データ記憶手段から読み出した文字列データをカウント
して得られた文字数をもとに前記時間制御テーブルを参
照し、得られた時間制御データによってテロップ文の表
示時間を設定するので、テロップ文の文字列ごとに最適
な表示時間を簡便に設定できる。
【0054】さらに、本発明によれば、テロップデータ
記憶手段に記憶された文字列データを読み出すディスク
装置と、テロップ用文字パターンを記憶した文字パター
ン発生装置と、前記テロップデータ記憶手段から読み出
された文字列データに対応した文字パターンを、前記文
字パターン発生装置から順次転送し、テロップ文の画像
データを生成する画像メモリ装置と、前記画像メモリ装
置の画像データをテレビ用映像信号に変換するビデオ装
置とをテロップデータ制御手段に備え、前期画像メモリ
装置に生成されたテロップ文の画像データを所定時間保
持することにより、テロップ文の表示時間を自動的に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテレビ放送用テロップ
装置の一部を構成するテロップデータ入力手段のブロッ
ク図
【図2】本発明の実施例を説明するためのテロップデー
タの一例
【図3】本発明の一実施例であるテレビ放送用テロップ
装置の一部を構成するテロップデータ入力手段の動作フ
ローチャート
【図4】本発明の実施例を説明するための映像画面の摸
式図
【図5】本発明の一実施例であるテレビ放送用テロップ
装置の一部を構成するテロップデータ制御手段のブロッ
ク図
【図6】本発明の一実施例であるテレビ放送用テロップ
装置の一部を構成するテロップ映像合成手段のブロック
【図7】本発明の一実施例であるテレビ放送用テロップ
装置の一部を構成するテロップデータ制御手段の動作フ
ローチャート
【符号の説明】
10 テロップデータ入力手段 11 マイクロコンピュータ装置 12 かな漢字変換機能 13 ディスク記憶装置 14 通信装置 15 テロップデータ記憶手段 16 入力装置 17 ディスプレイ装置 20 テロップデータ 21 文字列データ 22 制御データ 40 映像画面 41 テロップ表示領域 50 テロップデータ制御手段 51 マイクロプロセッサ 52 固定ディスク装置 53 メインメモリ 54 ディスク装置 55 通信装置 56 入力装置 57 ディスプレイ装置 58 文字パターン発生装置 59 画像メモリ装置 60 ビデオ装置 61 テロップ映像信号 62 放送番組映像信号 63 スーパーインポーズ装置 64 合成映像信号 65 ディスプレイ装置 66 操作スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示すべきテロップ文の文字列データを
    入力するためのテロップデータ入力手段と、入力された
    文字列データを記憶するテロップデータ記憶手段と、前
    記テロップデータ記憶手段から文字列データを読み出し
    テロップ文の画像データを生成するとともに、生成され
    た画像データをテレビ用映像信号に変換するテロップデ
    ータ制御手段と、テレビ用映像信号に変換されたテロッ
    プ文と放送番組の映像信号とを合成するテロップ映像合
    成手段を備えたテレビ放送用テロップ装置であって、前
    期テロップデータ制御手段は、テロップデータ記憶手段
    から読み出した文字列データの文字数に対応して、テロ
    ップ文の表示時間を制御することを特徴とするテレビ放
    送用テロップ装置
  2. 【請求項2】 テロップ文の表示時間を制御するための
    時間制御テーブルをテロップデータ制御手段にあらかじ
    め備え、テロップデータ記憶手段から読み出した文字列
    データをカウントして得られた文字数に基づいて前記時
    間制御テーブルを参照し、得られた時間制御データによ
    ってテロップ文の表示時間が設定されることを特徴とす
    る請求項1記載のテレビ放送用テロップ装置
  3. 【請求項3】 テロップデータ制御手段は、テロップデ
    ータ記憶手段に記憶された文字列データを読み出すディ
    スク装置と、テロップ用文字パターンデータを記憶した
    文字パターン発生装置と、前記テロップデータ記憶手段
    から読み出された文字列データに対応した文字パターン
    データを、前記文字パターン発生装置から順次転送し、
    テロップ文の画像データを生成する画像メモリ装置と、
    前記画像メモリ装置の画像データをテレビ用映像信号に
    変換するビデオ装置とを備え、前期画像メモリ装置に生
    成されたテロップ文の画像データを所定時間保持するこ
    とによりテロップ文の表示時間が制御されることを特徴
    とする請求項1記載のテレビ放送用テロップ装置
JP31583995A 1995-11-10 1995-11-10 テレビ放送用テロップ装置 Withdrawn JPH09135386A (ja)

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