JP2002118819A - 字幕作成方法及び字幕作成システム - Google Patents

字幕作成方法及び字幕作成システム

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JP2002118819A
JP2002118819A JP2000307865A JP2000307865A JP2002118819A JP 2002118819 A JP2002118819 A JP 2002118819A JP 2000307865 A JP2000307865 A JP 2000307865A JP 2000307865 A JP2000307865 A JP 2000307865A JP 2002118819 A JP2002118819 A JP 2002118819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易且つ迅速に字幕を作成することのできる字
幕作成方法を提供することを課題とする。 【解決手段】番組の映像にあわせテレビ受像機に表示さ
れる字幕の作成方法で、映像を連続した映像データとし
て取り込みデータベース150に記憶させる工程、連続
した映像データを複数の作業者200に供給する工程、
作業者が一連の映像データを見つつ字幕データを入力す
る工程、この字幕データを利用者コンピュータ200か
ら送信する工程、その字幕データをシステム100が受
信する工程、及び、受信した各作業者の字幕データを、
データベース150に統合して記憶させる工程を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、字幕作成方法及
び字幕作成システムに関するものであり、より詳しく
は、例えば、テレビによって放映される番組の映像にあ
わせて、テレビ受像機に表示される字幕を別途放送する
所謂文字放送に好適に用いられるものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】上記文字放送は、テレビ放
送の電波の空白部分を利用して放送され、例えば天気予
報等の情報が文字情報として放送されている。そして、
この文字放送の文字情報を表示できるテレビ受像機にあ
っては、通常の放送(番組)とともに、この文字放送の
文字情報も同時に表示できるものが存在する。
【0003】したがって、文字放送を番組にリンクさせ
て放送することによって、テレビ受信機において、その
番組の字幕としてテレビ受信機に表示させることが可能
である。
【0004】ところで、一般的に字幕を作成する場合に
あっては、一人の作業者がその番組のビデオ映像を見な
がら、その字幕を入力していく方法が採られている。
【0005】しかるに、かかる方法にあっては、そのビ
デオ映像において多数の字幕を入力する必要がある場合
には、何度もそのビデオを巻き戻すことが必要である。
また、一人の作業者による作業のため、その作業時間は
多大であり、特に、放送番組が録画されたビデオテープ
が作業者の手元に至るまで時間のかかるテレビ番組にあ
っては、その作業者の労力は極めて甚大である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明は、
容易且つ迅速に字幕を作成することのできる字幕作成方
法、及び、字幕作成システムを提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
願発明はなされているものであって、本願請求項1記載
の発明は、テレビ等によって放送される番組の映像にあ
わせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方法で
あって、前記映像を連続した映像データとして取り込み
データベースに記憶させる映像記憶工程と、この連続し
た映像データを字幕作成者たる複数の作業者に供給する
映像データ供給工程と、該作業者が、一連の映像データ
を見つつテレビ受像機に表示するための字幕データを入
力する字幕データ入力工程と、この入力された字幕デー
タを送信する字幕データ送信工程と、各作業者が送信し
た字幕データを受信する字幕データ受信工程と、受信し
た各作業者の字幕データを、データベースに統合して記
憶させる字幕データ記憶工程とを具備することを特徴と
する。
【0008】また、本願請求項2記載の発明は、テレビ
等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受像
機に表示される字幕を作成する方法であって、前記映像
を連続した映像データとして取り込みデータベースに記
憶させる映像記憶工程と、この連続した映像データを字
幕作成者たる複数の作業者に供給する映像データ供給工
程と、該作業者が一連の映像データを見つつ入力及び送
信したテレビ受像機に表示するための字幕データを受信
する字幕データ受信工程と、受信した各作業者の字幕デ
ータを、データベースに統合して記憶させる字幕データ
記憶工程とを具備することを特徴とする。
【0009】上記構成からなる本願請求項1又は2記載
の発明に係る字幕作成方法にあっては、作業者は、映像
データとして取り込まれたデータを見つつ作業を行える
ので、聞き逃し等により再度その映像を見たい場合に、
従来のようにビデオテープ等のような巻き戻し作業が不
要であり、容易にその映像を見直して作業を行うことが
できる。しかも、本方法によれば、一つの番組の映像デ
ータを複数の作業者に送信して、複数人により作成され
た字幕データがデータベースに統合されて記憶されるこ
とにより、その字幕作成作業を複数人によって行うこと
ができ、一人あたりの作業労力の軽減を図ることがで
き、字幕作成までの所要時間の短縮が図られるという利
点を有する。また、上述のように作業者は映像データの
供給を受けて、また入力された字幕データは作業者から
送信されることにより、作業者は在宅等においても作業
を行うことができるという利点を有する。
【0010】また、本願請求項10記載の発明は、テレ
ビ等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受
像機に表示される字幕を作成するシステムであって、前
記映像が連続した映像データとして取り込まれ記憶され
るデータベースと、この連続した映像データを字幕作成
者たる複数の作業者に供給する映像データ供給手段と、
該作業者によって、一連の映像データを見つつ入力され
たテレビ受像機に表示するための字幕データを受信する
字幕データ受信手段と、受信した各作業者の字幕データ
を、データベースに統合して記憶させる字幕データ記憶
手段とを具備することを特徴とする。
【0011】上記構成からなる本願発明に係る字幕作成
システムにあっては、既述の本願請求項1又は2記載の
発明に係る字幕作成方法を行うことができる。つまり、
番組映像を連続した映像データとして取り込みデータベ
ースに記憶させ、この連続した映像データを映像データ
供給手段によって字幕作成者たる複数の作業者に供給し
て、作業者が一連の映像データを見つつ字幕データを字
幕データ受信手段によって受信して、複数の作業者から
受信した字幕データを、字幕データ記憶手段によってデ
ータベースに統合して記憶することができる。このた
め、上記本願請求項1又は2記載と同様の利点を有する
ものである。
【0012】また、本願請求項3記載の発明は、テレビ
等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受像
機に表示される字幕を作成する方法であって、前記映像
を連続した映像データとして取り込みデータベースに記
憶させる映像記憶工程と、この連続した映像データを字
幕作成者たる作業者に供給する映像データ供給工程と、
該作業者が、一連の映像データを見つつテレビ受像機に
表示するための字幕データを入力する字幕データ入力工
程と、この入力された字幕データを送信する字幕データ
送信工程と、作業者が送信した字幕データを受信する字
幕データ受信工程と、受信した字幕データを、連続した
映像データと関連付けてデータベースに記憶させる字幕
データ記憶工程とを具備することを特徴とする。
【0013】さらに、本願請求項4記載の発明は、テレ
ビ等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受
像機に表示される字幕を作成する方法であって、前記映
像を連続した映像データとして取り込みデータベースに
記憶させる映像記憶工程と、この連続した映像データを
字幕作成者たる作業者に供給する映像データ供給工程
と、該作業者が一連の映像データを見つつ入力及び送信
したテレビ受像機に表示するための字幕データを受信す
る字幕データ受信工程と、受信した字幕データを、連続
した映像データと関連付けてデータベースに記憶させる
字幕データ記憶工程とを具備することを特徴とする。
【0014】上記構成からなる本願請求項3又は4記載
の発明に係る字幕作成方法にあっては、作業者は、映像
データとして取り込まれたデータを見つつ作業を行える
ので、聞き逃し等により再度その映像を見たい場合に、
従来のようにビデオテープ等のような巻き戻し作業が不
要であり、容易にその映像を見直して作業を行うことが
できる。しかも、本方法によれば、上述のように作業者
には映像データが供給され、また入力した字幕データは
作業者から送信されることにより、作業者は在宅等にお
いても作業を行うことができるという利点を有する。ま
た、一つの番組の映像データを複数の作業者に供給し、
複数人により字幕データが入力されるように設けた場合
にあっても、複数人による字幕データは、それぞれ映像
データに関連されて記憶されるので、容易且つ確実にデ
ータの統合を行い得るという利点を有する。
【0015】また、本願請求項11記載の発明は、テレ
ビ等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受
像機に表示される字幕を作成するシステムであって、前
記映像が連続した映像データとして取り込まれ記憶され
るデータベースと、この連続した映像データを字幕作成
者たる作業者に供給する映像データ供給手段と、該作業
者によって、一連の映像データを見つつ入力されたテレ
ビ受像機に表示するための字幕データを受信する字幕デ
ータ受信手段と、受信した作業者の字幕データを、連続
した映像データと関連付けてデータベースに記憶させる
字幕データ記憶手段とを具備することを特徴とする。
【0016】上記構成からなる本願請求項11記載の発
明に係る字幕作成システムにあっては、既述の本願請求
項3又は4記載の発明に係る字幕作成方法を行うことが
できる。つまり、番組映像を連続した映像データとして
取り込みデータベースに記憶させ、この連続した映像デ
ータを字幕作成者たる作業者に映像データ供給手段によ
って供給し、作業者が一連の映像データを見つつ入力し
た字幕データを字幕データ受信手段によって受信し、受
信した作業者の作成した字幕データを、字幕データ記憶
手段によって連続した映像データと関連付けて前記デー
タベースに記憶することができる。このため、上記本願
請求項3又は4記載と同様の利点を有するものである。
【0017】なお、上記本願請求項1乃至4、10又は
11記載の発明にあっては、映像データの供給の方法
は、種々の方法が採用でき、例えば、メールにより映像
データを送信する方法や、作業者がアクセス可能なホー
ムページにおいて映像データをダウンロード可能に掲載
する方法や、さらには映像データが記録されたCD−R
OM等の記録媒体を郵送する方法も採用することが可能
である。
【0018】さらに、本願請求項1乃至4の何れかに記
載の発明にあっては、請求項5記載のように、字幕デー
タ受信工程において、作業者によりページ番号と関連付
けて入力された字幕データを受信して、前記字幕データ
記憶工程において、受信した字幕データが前記ページ番
号とともに記憶されるように設けられている構成を採用
することが好ましい。
【0019】かかる構成を採用することにより、受信し
た字幕データを、そのページ番号をもとにデータベース
内で容易に管理することができる。このため、複数人に
よって字幕データが入力された場合であっても、このペ
ージ番号によって適切に各字幕データを管理することが
できる。
【0020】同様に、本願請求項10又は11記載の発
明にあっては、請求項12記載のように、字幕データ受
信手段が、作業者によってページ番号とともに入力され
た字幕データを受信するように設けられており、前記字
幕データ記憶手段は、受信した字幕データをページ番号
とともに記憶するように設けられている構成を採用する
ことが好ましい。
【0021】かかる構成を採用することにより、上記請
求項5記載の方法を実施することができ、つまり、字幕
データ受信手段によって作業者がページ番号と関連付け
て入力した字幕データを受信し、字幕データ記憶手段に
よって、受信した字幕データをページ番号とともにデー
タベースに記憶されることになる。このため、受信した
字幕データをそのページ番号をもとにデータベース内で
管理することが可能となり、請求項5記載の発明と同様
の利点を有することになる。
【0022】また、本願請求項1乃至5の何れかに記載
の発明にあっては、請求項6記載のように、受信した字
幕データは、前記データベースに映像データと関連付け
て記憶されるとともに、その対応関係にある映像データ
の順番によって、放送される時間が定められる構成を採
用することが好ましい。
【0023】かかる構成を採用して、字幕データを映像
データと関連付けてデータベースに記憶しておくことに
より、その映像データの基準点(放送開始点)からの順
番(コマ数)、及び、一つの映像データの占める時間
(一コマあたりの時間)によって、その字幕データの放
送される時間を容易に計算することが可能となる。この
ため、複数人によって字幕データが入力された場合であ
っても、各字幕データの放送時間をそれと関連付けられ
た映像データから計算することができるので、的確に字
幕データの放送時間(タイミング)を管理することがで
きる。
【0024】同様に、本願請求項10乃至12の何れか
に記載の発明にあっては、請求項13記載のように、デ
ータベースに記憶された字幕データが、映像データと関
連付けて記憶されているとともに、その関連付けられた
映像データの順番によって、放送する時間が定められて
いる構成を採用することが好ましい。
【0025】かかる構成を採用することにより、上記請
求項6記載の方法と同様に、字幕データが映像データと
関連付けてデータベースに記憶されるため、その字幕デ
ータの基準点からの順番及び一つの映像データの占める
時間により放送時間(タイミング)を容易に計算でき、
このため、複数人によって字幕データが入力された場合
であっても、各字幕データの放送時間を的確に管理する
ことができる。
【0026】また、本願請求項1乃至6の何れかに記載
の発明にあっては、請求項7記載のように、各作業者の
作業者特性情報に基いて、字幕データの放送される時間
が修正されるように設けられている構成を採用すること
が好ましい。
【0027】かかる構成を採用することにより、作業者
が字幕データの放送時間を入力する際に、その作業者の
入力のタイミングのズレ(作業者特性情報)がある場合
においても、その作業者特性情報に基いて適切に放送時
間が修正されるので、その後の放送時間の確認作業等の
簡便化を図ることができる。つまり、例えばその作業者
が放送時間入力のタイミングが約0.5秒ずれてしまう
ような特性を有する場合には、その作業者が入力した放
送時間のデータを0.5秒早めるように修正することに
よって、その後の確認作業の簡便化を図ることができる
のである。このため、それぞれ作業者特性の異なる複数
人によって字幕データが入力された場合であっても、各
作業者の作業者特性情報に基いて入力された放送時間の
修正が行われることにより、確認作業等の簡便化を図る
ことができる。
【0028】同様に、本願請求項10乃至13の何れか
に記載の発明にあっては、請求項14記載のように、各
作業者に作業者特性情報に基いて、字幕データの放送す
る時間が修正される時間修正手段が設けられている構成
を採用することが好ましい。かかる構成を採用すること
により、上記請求項7記載の方法を実施することがで
き、つまり、時間修正手段によって各作業者に作業者特
性情報に基き、字幕データの放送時間が修正されること
になり、上述の請求項7記載の発明と同様の利点を有す
る。
【0029】また、本願請求項8記載の発明は、テレビ
等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受像
機に表示される字幕を作成する方法であって、前記映像
を連続する一連の映像データとして取り込んだ統括シス
テムから、この一連の映像データの供給を受ける映像デ
ータ受信工程と、この受信した映像データを見つつ、テ
レビ受像機に表示するための字幕データを入力する字幕
データ入力工程と、この入力された字幕データを前記統
括システムに対して送信する字幕データ送信工程とを具
備してなり、前記字幕データ入力工程において、その字
幕データが放送されるべきタイミングを映像データと関
連付けて入力し、前記字幕データ送信工程において、そ
の字幕データに関連付けられた映像データに関する情報
が送信されるように設けられていることを特徴とする。
【0030】上記構成からなる本願請求項8記載の発明
に係る字幕作成方法にあっては、作業者は、映像データ
として取り込まれたデータの供給を受けて、この映像デ
ータを見つつ作業を行えるので、聞き逃し等により再度
その映像を見たい場合に、従来のようにビデオテープ等
のような巻き戻し作業が不要であり、容易にその映像を
見直して作業を行うことができる。しかも、本方法によ
れば、上述のように作業者には映像データを送信し、ま
たそれにより入力される字幕データは作業者から送信さ
れることにより、作業者は在宅等においても作業を行う
ことができるという利点を有する。また、一つの番組の
映像データを複数の作業者に送信して、複数人により字
幕データが入力されるように設けた場合にあっても、複
数人による字幕データに関連付けて映像データが入力さ
れ、この映像データが字幕データとともに送信すること
によって、容易且つ確実にデータの統合を行い得るとい
う利点を有する。
【0031】また、本願請求項15記載の発明は、テレ
ビ等によって放送される番組の映像にあわせてテレビ受
像機に表示される字幕を作成するシステムであって、前
記映像が連続する一連の映像データとして取り込んだ統
括システムから、該映像データの供給を受ける映像デー
タ受信手段と、この受信した映像データに基いてテレビ
受像機に表示するための字幕データを入力する字幕デー
タ入力手段と、この入力された字幕データを前記統括シ
ステムに送信する字幕データ送信手段とを具備してな
り、前記字幕データ入力手段は、その字幕データが放送
されるべきタイミングを映像データと関連付けて入力可
能に設けられており、前記字幕データ送信手段は、その
字幕データに関連付けられた映像データに関する情報を
送信するように設けられていることを特徴とする。
【0032】上記構成からなる本願請求項15記載の発
明に係る字幕作成システムにあっては、既述の本願請求
項8記載の発明に係る字幕作成方法を行うことができ
る。つまり、統括システムにおいて前記映像を連続する
データとして取り込んだ一連の映像データを映像データ
受信手段によって受け取り、この映像データを見つつ、
字幕データ入力手段によって字幕データを入力し、この
入力された字幕データを字幕データ送信手段によって統
括システムに送信することができる。しかも、字幕デー
タの入力の際に、字幕データ入力手段によってその字幕
データの放送されるべきタイミングを映像データと関連
付けて入力し、この映像データを字幕データ送信手段に
より字幕データとともに送信することができる。このた
め、上記本願請求項8記載と同様の利点を有するもので
ある。
【0033】また、本願請求項8記載の発明にあって
は、請求項9記載のように、字幕データのタイミングの
入力作業を行う作業者コンピュータに、その作業者の作
業者特性情報が記憶されており、この作業者特性情報に
基いて、前記字幕データが放送されるタイミングが修正
されるように設けられている構成を採用することが好ま
しい。
【0034】かかる構成を採用することにより、作業者
が字幕データの放送時間を入力する際に、その作業者の
入力のタイミング(作業者特性情報)のズレがある場合
においても、その作業者特性情報に基いて適切に放送時
間が修正されるので、その後の放送時間の確認作業を簡
便化することができる。つまり、例えばその作業者が放
送時間入力のタイミングが約0.5秒ずれてしまうよう
な特性を有する場合には、その作業者が入力した放送時
間のデータを0.5秒早めるように修正することによっ
て、その後の確認作業の簡便化を図ることができるので
ある。このため、それぞれ作業者特性の異なる複数人に
よって字幕データが入力された場合であっても、各作業
者の作業者特性情報に基いて入力された放送時間の修正
が行われることにより、全体の確認作業の簡便化を図る
ことができる。
【0035】また、同様に、本願請求項15記載の発明
にあっては、請求項16記載のように、字幕データのタ
イミングの入力作業を行う作業者コンピュータには、そ
の作業者の作業者特性情報が記憶され、この作業者特性
情報に基いて、前記字幕データと関連付けられる映像デ
ータに関する情報を修正するタイミング修正手段を有す
る構成を採用することが好ましい。
【0036】かかる構成からなる本願請求項16記載の
発明に係る字幕作成システムにあっては、既述の本願請
求項8記載の発明に係る字幕作成方法を行うことができ
る。つまり、タイミング修正手段によって、作業者特性
情報に基いて、字幕データの放送されるタイミングが修
正されるので、その後の放送時間の確認作業を簡便化す
ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施の形態に
ついて図面を参酌しつつ説明するが、まず本実施形態の
システムの全体構成について説明する。なお、図1は、
本実施形態のシステムの全体構成概略説明図である。図
2は、同システムの統括システムのデータベース構造を
説明するための概略説明図である。図3は、同実施形態
における字幕テーブルを説明するための概略説明図であ
る。図4は、同システムによる字幕作成方法のフローチ
ャートである。
【0038】本実施形態のシステムは、図1に示すよう
に、統括システム100と、作業者コンピュータ200
とを備えるものである。
【0039】前記統括システム100は、番組の映像が
録画されたビデオテープを再生可能な再生装置110
と、この再生装置110により再生される映像が映像デ
ータとして取り込まれ記憶されるデータベース150
と、このデータベース150内のデータの変更等の処理
を行う処理手段(図示省略)とを備えるものである。な
お、処理手段は、CPU、メモリ等から構成されてい
る。
【0040】また、前記処理手段(図示省略)は、放送
される番組の映像を、連続する映像データとしてデータ
ベース150に記憶するための映像データ記憶手段とし
て機能する。例えば、再生される番組の映像を、1/1
5秒ごとの連続する映像データとして取り込んで、この
一連の映像データは順番に1/15秒ごとに表示するこ
とにより、番組と同一の内容が表示できるものである。
なお、ここで、テレビの一フレームに対応して1/30
秒ごとの連続する映像データとして取り込むことも可能
であり、また、1/6〜1/5秒ごとの連続する映像デ
ータ(字幕を作成するうえで支障がなく、作業者への送
信速度も速い)として取り込むことも可能である。
【0041】前記データベース150には、この一連の
映像データが、その表示される順番に関するデータとと
もに記録されており、また、この映像データとともに番
組において放送される音声データも記憶されている。ま
た、この映像データは、データベース150の映像デー
タマスタ151に記録されており、一つの番組の一連の
映像データは同一の映像データファイル内に記憶されて
いる。
【0042】また、統括システム100及び作業者コン
ピュータ200は、それぞれ、上記一連の映像データを
再生可能に設けられており、この一連の映像データの再
生に同期して音声データも出力されるように設けられて
いる。
【0043】また、前記統括システム100は、インタ
ーネット300上において閲覧可能に設けられたホーム
ページを管理しており、このホームページ上には前記映
像データ(映像データファイル)が、その番組ごとに管
理・記憶されており、特定の者がアクセスした場合に、
その映像データをダウンロードできるように設けてい
る。
【0044】また、このホームページに掲載される番組
の映像データは、前記データベース150に記憶された
ものを映像データ供給手段としての処理手段が出力し
て、WWWサーバーに供給しているものであり、このW
WWサーバーから各作業者がダウンロードすることによ
り、映像データは、作業者に供給されるように設けられ
ている。なお、かかる映像データの供給方法は、その
他、ファイルトランスファープロトコル(FTP)によ
る転送や、CD−ROM等の記録媒体の郵送による方法
も採用することが可能である。なお、通信速度等の問題
を有するものの、電子メールによる送信による場合も本
願発明の意図する範囲内である。なお、作業者に供給さ
れる映像データ(WWWサーバーに記録されている映像
データ)は、データベース150に記録されたものより
もデータ量が減らされたものが記憶されるように設ける
ことも可能である(例えば映像データの量を半分とし
て、一つの映像データの表示時間数を1/7.5秒ごと
の映像データとすることも可能である)。
【0045】また、データベース150は、字幕として
の文字データが記録される字幕データマスタ153を有
している。この字幕データマスタ153において、各番
組ごとに設けられた字幕テーブルが記憶されており、こ
の字幕テーブルには、字幕としての文字データ等の字幕
データが記憶される。
【0046】ここで、字幕データとしては、図3に示す
ように、文字データのみならず、文字データの時間的な
順番を意味するページ番号、文字データの放送のタイミ
ングである送出時間と消去時間、その送出時間及び消去
時間の映像データ識別番号(映像データのアドレス)、
文字データのテレビ受像機の画面上での表出位置及びそ
の色データ、また、その文字データのルビ(フリ仮名)
の位置及びその色データが含まれる。
【0047】なお、図示中、消去時間及び消去時の映像
データ識別番号が空白に設けられているところは、次ペ
ージの文字データの送出時に消去される意味である。
【0048】また、送出時間及び消去時間(放送時間)
は、左から時間、分、秒を表し、一番右の数値は、1/
30秒の時間を表すものであり、所謂テレビ放送の一フ
レーム(一映像)の放送時間を表す。
【0049】また、この送出時間及び消去時間は、送出
を開始すべき開始映像アドレス及び消去する消去映像ア
ドレスと、基準点(図3に示すページ番号10)との間
隔によって定められる。具体的に、ページ番号20の送
出時間の決定を例にとり説明すると、このページ番号2
0の開始映像アドレス(映像データの順番)が329で
あり、基準点(01:00:00:00)の開始映像ア
ドレス(37)との差が292であり、この差に一の映
像データの占める時間1/15秒を乗算すると、その送
出時間(01:00:19:14)が算出されることに
なる。なお、図示例においては説明の便宜ために、カラ
ーフレームの繰り返し時間の時間調整を行うために設け
られる所謂ドロップフレームを考慮しないアドレス番号
を記載しているが、かかるドロップフレームが存在する
場合には、そのドロップフレームを考慮して上記送出時
間が計算されることになる。
【0050】なお、ページ番号は、作業者が字幕データ
を入力する際に、その文字データの送出順位を持たせる
ために付されるものであり、その文字データの送出され
る順番に沿って、数字が常に増加(或いは減少)するよ
うに設けられていれば足り、図示例のように10ごとに
増加するように設けることは必須ではなく、例えば1
0,13,20…のように付されているものであっても
良い。
【0051】また、図示中、文字データにおいてスペー
スを設けて表示しているものは、テレビ受像機の画面上
において段落をもって複数段で表示することを意味する
ものであり、具体的にはページ番号30、60及び70
の文字データは、画面上に二段で表示されるように設け
られている。
【0052】また、図示中、文字データの位置データの
括弧内の左側の数値は画面幅方向の位置(開始位置)を
意味し、右側の数値は画面上下方向の位置(開始位置)
を意味する。また、文字データが二段で表示される場合
には、一段目及び二段目の位置情報がそれぞれ記憶され
ている。
【0053】また、図示中、ルビデータにおいてスペー
スを設けているものは、一段目の文字データのルビと、
二段目の文字データのルビとを表すものであり、また、
ルビの位置データは、そのルビが表示されるべき位置を
示し、その数値は前記文字データの始めからの文字数を
意味する。
【0054】また、前記色データを表す番号は、その文
字データ及びルビデータが画面に表出される際の色を示
し、この番号に応じて色が定められており、例えば1は
白色としている。
【0055】なお、図示していないが、この字幕データ
として、文字データの文字数(二段に分かれる場合には
各段の文字数)を含めることができ、また上記文字デー
タの位置データや、ルビデータ、ルビデータの位置デー
タ、及び、色データは、それぞれ一段毎に分離した入力
欄を設けることも可能である。
【0056】また、統括システム100及び作業者コン
ピュータ200は、それぞれ、前記字幕テーブルに記憶
された字幕データを再生可能に設けられており、この字
幕データの再生は、前記一連の映像データの再生と同期
して行えるように設けられている。
【0057】また、データベース150には、字幕作成
作業を行う作業者の作業者情報が記録されている。この
作業者情報は、作業者情報マスタ155に記録されてい
る。
【0058】ここで、作業者情報としては、その者の氏
名、作業者識別コード、メールアドレス、パスワード等
とすることができる。なお、作業者識別コードとしてメ
ールアドレスを利用することも可能である。さらに、上
記したホームページにおいては、作業者識別コード及び
そのパスワードが入力されると、そのホームページにお
いて特定の映像データファイルをダウンロードすること
ができるように設けられている。なお、このパスワード
は番組ごとに設定することも可能である。
【0059】また、作業者情報として、作業者特性情報
を含めて記憶している。この作業者特性情報としては、
例えば、作業者が文字データの放送時間を入力する際
に、その作業者の入力のタイミングのズレを意味し、か
かる作業者特性情報に基いてその作業者が入力した文字
データの放送時間を修正するためのものである。また、
前記処理手段は、上記のように、作業者特性情報に基い
て、作業者が入力した放送のタイミングを修正するタイ
ミング修正手段としての機能を有する。より具体的に
は、例えばその作業者が放送時間入力のタイミングが約
0.5秒ずれてしまうような特性を有する場合には、そ
の作業者が入力した放送時間のデータを0.5秒早める
ようにタイミング修正手段によって修正される。
【0060】また、データベース150には、字幕放送
がなされる各番組の番組情報が記録されている。この番
組情報は、番組情報マスタ157に記録されている。
【0061】ここで、番組情報としては、その番組名、
番組識別コード、番組放送局、放送時間等とすることが
できる。また、番組情報として、その番組の映像を取り
込んだ映像データに関する情報が記憶して、具体的には
前述の映像データファイルを特定可能な情報(映像デー
タファイル識別コード)が記録されている。
【0062】また、前記統括システム100は、上述の
ように記憶されるデータベース150の字幕データをN
AB字幕ファイルに変換可能なプログラムを有してお
り、かかるプログラムによって前述の字幕データが、放
送可能なNAB字幕ファイルに変換されて、フロッピー
(登録商標)ディスク等の記録媒体に記録されることに
なる。
【0063】上記のように番組の一連の映像データを受
信(ダウンロード)した作業者コンピュータ200は、
その一連の映像ファイルを、連続して表示可能に設けら
れている。また、この映像データと同期して、その番組
の音声データが再生されるように設けられている。
【0064】また、作業者コンピュータ200は、上記
映像データ等の受信等を行うための受信手段(図示省
略)を有しており、この受信手段(送受信手段)は、イ
ンターネット300に接続可能なモデムから構成するこ
とができる。
【0065】また、作業者コンピュータ200は、上述
したように統括システム100のデータベース150と
同様に、字幕データを記憶するためのデータベース25
0と、そのデータベース250内のデータの変更等の処
理を行う処理手段(図示省略)とを備えるものである。
なお、処理手段は、CPU、メモリ等から構成されてい
る。
【0066】この作業者コンピュータ200のデータベ
ース250も、字幕としての文字データが記録される字
幕データマスタ253を有し、この字幕データマスタ2
53において、番組ごとに設けられた字幕テーブルが設
けられ、この字幕テーブルには、字幕としての文字デー
タ等の字幕データが記憶されるように設けられている。
ここで、字幕データとしては、既述の統括システム10
0の場合と同様に、文字データのみならず、文字データ
の時間的な順番を意味するページ番号、文字データの放
送のタイミングである送出時間と消去時間、その送出時
間及び消去時間の映像データ識別番号(映像データのア
ドレス)、文字データのテレビ受像機の画面上での表出
位置及びその色データ、また、その文字データのルビ
(フリ仮名)の位置及びその色データが含まれている。
【0067】なお、上記作業者コンピュータ200の字
幕テーブルは、統括システム100から供給されること
により、データベース250に設けられるものであり、
その供給方法は、前記ホームページにダウンロード可能
に掲載する方法や、ファイルトランスファープロトコル
(FTP)による転送や、CD−ROM等の記録媒体の
郵送による方法も採用することが可能である。なお、通
信速度等の問題を有するものの、電子メールによる送信
による場合も本願発明の意図する範囲内である。
【0068】そして、作業者コンピュータ200は、上
述のように再生される映像データ及び音声データを作業
者が見つつ、その音声データに対応した文字データを入
力するキーボード等の文字データ入力手段(図示省略)
を有し、このようにして作業者が入力した文字データ
は、データベース250(の対応する字幕テーブル)に
処理手段によって記憶せしめられることになる。
【0069】また、作業者コンピュータ200は、上述
のように再生される映像データ及び音声データを作業者
が見つつ、字幕を入れるタイミングを入力するマウスや
キーボード等のタイミング入力手段を有し、このように
して作業者が入力する字幕の送出・消去のタイミング
は、データベース250(字幕テーブル)に処理手段に
よって記憶せしめられることになる。
【0070】また、作業者コンピュータ200には作業
者特性情報が記憶されており、作業者コンピュータ20
0の処理手段は、作業者の入力のタイミングのズレを、
作業者特性情報に基いてその作業者が入力した文字デー
タの放送時間を修正するタイミング修正手段としての機
能を有する。
【0071】また、作業者コンピュータ200のデータ
ベース250(字幕テーブル)には、キーボード等の入
力手段を用い、ルビデータ、位置データ等、字幕データ
のその他のデータも作業者によって入力され、処理手段
によって記憶せしめられることになる。
【0072】前述の字幕テーブルについて詳述すると、
特定の番組の字幕テーブルを特定すると、それに関連し
て記憶される映像データファイルが特定されて、その字
幕テーブルに対応した映像データが再生されるように設
けられている。
【0073】そして、字幕テーブルにおいて文字データ
を入力すべき各ページにおいて(作業者が作成或いは統
括システム100において予め作成したページにおい
て)、ページに文字データを入力することにより、その
ページにおける文字データ入力欄に文字データが入力さ
れるように設けられている。また、文字データは、別途
ページ毎に区分されずに入力された文字基本データを利
用して、その部分ずつを文字データ入力欄に入力される
ように設けることも可能である。
【0074】また、上述のようなページの文字データを
テレビ受像機の画面上に表出するタイミングは、再生さ
れる一連の映像データを見つつ、作業者がそのページを
指定することにより、行われ、この際にそのページの開
始映像アドレスがそのページの開始映像アドレス欄に入
力されるように設けられている。なお、消去するタイミ
ングは、自動的に入力されるように設けることも可能で
ある。つまり、次ページの開始映像アドレスが入力され
た際に、この次ページの開始映像アドレスを基に消去映
像アドレスが決定される(例えば、次ページの開始映像
アドレスの一つ前の映像データを消去映像アドレスとす
る)方法や、そのページの開始映像アドレスから所定時
間経過後(例えば5秒等のように一定時間や、そのペー
ジの文字データの文字数に応じた時間)の映像データが
消去映像アドレスとする方法や、これらの方法を併用す
ることも可能である。
【0075】また、作業者コンピュータ200は、上記
のように入力された字幕データを統括システム100に
送信する送信手段(送受信手段・図示省略)を有してお
り、この送信手段は、インターネット300に接続可能
なモデムから構成することができる。また、この字幕デ
ータ送信手段は、前記字幕データとともにその字幕デー
タが対応する番組識別コードも送信するように設けるこ
とも可能である。なお、この字幕データを送信する方法
としては、統括システム100が有するメールアドレス
に電子メールとして送信する方法や、ファイルトランス
ファープロトコル(FTP)によって転送する方法等を
用いることができる。また、送受信手段によるインター
ネット300との接続は、電話や光ケーブルの種々の方
法を用いることができ、通信速度の速い回線を用いるこ
とが好ましい。
【0076】前記統括システム100は、上述のように
作業者コンピュータ200から送信される字幕データを
受信可能な受信手段(送受信手段・図示省略)を有して
おり、この送信手段は、インターネット300に接続可
能なモデムから構成することができる。
【0077】また、統括システム100の処理手段は、
上記のように受信した字幕データをデータベース150
に記憶する字幕データ記憶手段としての機能を有する。
ここで、字幕データ記憶手段は、受信した字幕データの
番組に対応する字幕テーブルを検出し、その字幕テーブ
ルに受信した字幕データを記憶せしめる。なお、前述の
ように字幕データとともにその番組識別コードが送信さ
れる場合には、この番組識別コードをもとに字幕テーブ
ルが検出されるように設けることも可能である。また、
字幕データ記憶手段としての処理手段は、受信した字幕
データとしての文字データを、そのページ番号及び対応
する映像データ識別番号(アドレス)とともに、データ
ベース150の字幕テーブルに記憶するものである。
【0078】本実施形態のシステムは上記構成からなる
が、次に、本実施形態のシステムを用いた字幕作成方法
について説明する。
【0079】本実施形態の字幕作成方法は、テレビ等に
よって放送される番組の映像と時間的に同期して、別途
放送されてテレビ受像機に前記番組の映像とともに表示
される字幕を作成する方法であり、番組の映像を連続し
た映像データとして取り込みデータベース150に記憶
させる映像記憶工程S100と、このデータベース15
0に記憶された一連の映像データを字幕作成者たる複数
の作業者(作業者コンピュータ200)に供給する映像
データ供給工程S200と、この供給される一連の映像
データを作業者コンピュータ200が受信する映像デー
タ受信工程S300と、受信した一連の映像データを見
つつ作業者コンピュータ200によって映像放送時に放
送される音声データに対応する文字データ等の字幕デー
タを入力する字幕データ入力工程S400と、この入力
された字幕データを作業者コンピュータ200から送信
する字幕データ送信工程S500と、各作業者が送信し
た字幕データを統括システム100が受信する字幕デー
タ受信工程S600と、受信した各作業者の複数の字幕
データを映像データと関連付けつつ統括システム100
のデータベース150に統合して記憶させる字幕データ
記憶工程S700とを具備するものである。
【0080】前記映像記憶工程S100においては、統
括システム100の再生装置110により番組映像を再
生して、映像データ記憶手段によって、再生される番組
映像を連続する映像データとしてデータベース150に
記憶する。ここでは、再生される番組の映像を、1/1
5秒ごとの連続する映像データとして取り込んでいる。
また、取り込まれた一連の映像データに対しては、表示
順位ごとにアドレスをふっており、アドレス順に1/1
5秒ごとに表示することにより、番組映像と同様に表示
することができる。また、この一連の映像データを、デ
ータベース150の映像データファイルに記録してお
り、一つの番組の一連の映像データを同一ファイルに記
憶・管理している。
【0081】また、この映像記憶工程S100において
は、番組において映像とともに放送される音声データも
データベース150(映像データマスタ151)に記憶
しており、その音声データは、前記一連の映像データを
連続して表示する際に、これに伴い番組と同様に音声出
力されるように記憶されている。
【0082】また、本実施形態の方法にあっては、複数
の番組を管理する番組情報マスタ157にその番組の情
報を記憶する番組情報記憶工程を有している。そして、
この番組情報記憶工程及び前記映像記憶工程の後に、番
組情報に関連させて、その番組の一連の映像データが記
憶される映像データファイルの識別番号を、データベー
ス150に記憶させる。具体的には、前記番組情報マス
タに、映像データファイルの情報(アドレス)を記憶し
ておくことになる。
【0083】また、本実施形態の方法にあっては、統括
システム100のデータベース150(字幕データマス
タ153)にその番組の字幕テーブルを設ける字幕テー
ブル作成手順を有している。そして、この字幕テーブル
作成手順及び前記映像記憶工程の後に、字幕テーブルに
関連させて、その番組の一連の映像データのファイルが
記憶される映像データファイルの識別番号を、データベ
ース150に記憶させる。具体的には、前記字幕データ
マスタ153の字幕テーブルにおいて、映像データファ
イルの情報(アドレス)を記憶し、該字幕テーブルによ
り作業を行う際にその映像データファイルが容易に表示
できるように設けられている。
【0084】前記映像データ供給工程S200において
は、一連の映像データを字幕作成者たる複数の作業者
(作業者コンピュータ200)に供給すべく、統括シス
テム100において管理するホームページに、その一連
の映像データを掲載することによってなされている。な
お、この供給方法は、その他の方法を採用することも可
能である。
【0085】また、本実施形態の方法にあっては、前記
映像データ供給工程S200に前後して、その番組につ
いて字幕作成を依頼する作業者を特定し、その依頼を行
なう作業者依頼手順を有する。この依頼は、例えば電子
メールや電話等により行なうことができる。また、この
依頼に際して、その番組情報マスタに、その番組担当
(依頼した)の作業者に関する情報(作業者識別情報
等)を記憶している。また、この依頼に際しては、その
担当者の担当する部分(例えば番組開始から15分等)
を決めて依頼が行われ、またその担当者が使用可能なペ
ージ番号も決定されて依頼が行われる(例えば、担当者
Aが0〜499で、担当者Bが500〜999)。
【0086】さらに、映像データ供給工程S200にお
いては、前記映像データとともに音声データも供給し、
さらに、統括システム100のデータベース150に作
成・記憶された字幕テーブルも供給している。
【0087】前記映像データ受信工程S300において
は、作業者が作業者コンピュータ200によって前記ホ
ームページにアクセスして、ホームページ上に掲載され
た一連の映像データ(映像データファイル)をダウンロ
ードすることによってなされる。なお、前述のように供
給方法を異ならしめた場合には、該映像データ受信工程
においては、例えば、ファイルトランスファープロトコ
ル(FTP)による転送の受信や、映像データの記録さ
れた記録媒体の受け取り等の方法がとられることにな
る。
【0088】さらに、映像データ受信工程S300にお
いては、作業者は、映像データとともに音声データも受
信し、さらに、その字幕テーブルも受信することにな
る。
【0089】また、この映像データ受信工程S300の
映像データのダウンロードに際しては、作業者はその作
業者情報(作業者識別コード及びパスワード)を送信し
(作業者情報送信手順S310)、その作業者情報の送
信を受けた統括システム100はその作業者情報を確認
し(作業者情報確認手順S320)、その作業者情報が
正当な場合にはダウンロードの許可を与えることにな
る。なお、この作業者情報確認手順S320において
は、データベース150に記憶された番組情報マスタ1
57の情報(またはこれと同一の情報)と、受信した作
業者情報との整合性を判断することになる。また、特定
の番組に対して作業の依頼を行った作業者か否かの判断
も行っている。
【0090】前記字幕データ入力工程S400は、作業
者コンピュータ200の字幕データ入力手段によって字
幕データを入力する工程であり、字幕テーブルの各ペー
ジごとに字幕データを入力していくことによりなされて
いる。
【0091】この字幕データ入力工程S400において
は、作業者コンピュータ200によって一連の映像デー
タをその音声データとともに再生しつつ、その音声デー
タに対応する文字データを、その字幕テーブルに入力し
ている。ここでは、作業者は再生される音声を聞き、そ
の音声をそのまま又は要約して表示すべき文字データと
して入力手段によって入力していくことになり、その文
字データを入力していき、これにより処理手段が作業者
コンピュータ200のデータベース250(の字幕テー
ブル)にその文字データを記憶せしめることになる。な
お、この文字データの記憶は、ページごとに記憶されて
いくが、その入力方法は、文字データ入力時にページご
とに入力・記憶していく方法や、先に文字データを連続
してテキストデータとして入力していき、その後にこの
連続したテキストデータを分割しつつページごとに貼り
付けて記憶させる方法も採用することができる。
【0092】また、字幕データ入力工程S400におい
ては、その文字データの表示位置を決定することが行わ
れる。つまり、放送される番組自体に文字を有する場合
等、その番組映像に応じて字幕表示位置を変えることが
なされている。ここでは、字幕データが通常表示される
位置にある場合(例えば最下段の左端から開始する場
合)、自動的にその字幕表示位置が入力され(図3にお
ける(0,0)が入力され)、その他位置の変更を要す
る場合に、作業者によって入力されるように設けられて
いる。
【0093】また、字幕データ入力工程S400におい
ては、文字データにおいてルビをふる必要がある場合に
は、ルビデータを入力することがなされている。このル
ビデータの入力は、そのルビ自体の入力、及び、そのル
ビを表示する位置の入力がなされている。
【0094】さらに、字幕データ入力工程S400にお
いては、その文字データ(及びルビデータ)の表示色を
決定することが行われる。つまり、放送される番組の背
景に応じて字幕の表示色を変えることがなされている。
ここでは、字幕データが通常表示される色の場合(例え
ば白色の場合)、自動的にその色が入力され(図3にお
ける1が入力され)、その他の色に変更する必要がある
場合(例えば番組の映像において字幕表示場所の色が字
幕の通常の色と同一となるような場合)に、作業者によ
って入力されるように設けられている。
【0095】また、字幕データ入力工程S400におい
ては、その文字データが表出(及び消去)されるべきタ
イミングを入力している。ここで、作業者は、音声デー
タとともに再生される映像データを見つつ、その字幕の
表出するタイミングの決定操作を行い、その操作に基い
てそのタイミングの映像データの情報が作業者コンピュ
ータ200のデータベース250にその字幕データと関
連付けて記憶することになる。具体的には、作業者がタ
イミングの入力操作を行うと、その際の映像データの情
報(アドレス)が、字幕テーブルの当該ページ(の表出
映像アドレス欄)に入力されることになる。
【0096】なお、この字幕データ入力工程S400に
おけるタイミングの入力に際しては、その作業者特性に
基いて、タイミング修正手段としての処理手段によって
そのタイミングの修正がなされている。具体的には、そ
の作業者の入力タイミングが通常0.5秒遅れるような
場合には、作業者がタイミングの入力操作を行った時点
の映像データよりも0.5秒前の映像データの情報が記
憶されるように設けられている。なお、かかる修正作業
は作業者コンピュータ200での作業時に行わずに、統
括システム100に送信された後に行われるように設け
ることも可能である。
【0097】また、上記字幕データ入力工程S400に
おける文字データの消去されるべきタイミングは、上述
の文字データの表出されるタイミングに基いて自動的に
記憶される。具体的には、表出開始の記憶がなされてい
くと、その表出される文字データの表出時間(表出映像
データアドレス)の一定時間内に次の文字データの表出
がなされるかどうかの判断がなされ、一定時間内に次の
文字データの表出がない場合には、当該文字データの消
去時間(消去映像アドレス)はその表出時間から一定時
間経過後とされ、一方、一定時間内に次の文字データが
表出される場合には、その次の文字データの表出時間
(表出映像データアドレス)の前が消去時間(消去映像
アドレス)とされるように設けられている。
【0098】上述のように、入力されたタイミングはそ
の文字データの表出及び消去する映像データと関連づけ
て記憶されることになるが、字幕テーブルにおいては、
その映像データの順番に基いて表出時間及び消去時間が
算出され、算出された時間が記憶されることになる。
【0099】また、前記字幕データ入力工程S400に
おける文字データの入力や、上記タイミングの入力は、
何れを先に行っても良く、例えば、先に文字データを入
力して、その後にその文字データの入力タイミングを決
定していくことも可能であり、また先にタイミングを入
力していき、その後に各ページに文字データを順次入力
していくことも可能である。
【0100】さらに、作業者の上記字幕データの入力作
業に際しては、前述のように映像データが音声データと
ともに再生がなされているが、その入力作業時において
作業者が巻き戻し等を行いたい場合には、その映像アド
レスや時間データを特定するような操作を行うことによ
り、即座にその時点からの再生が行われる。なお、この
操作として先にページごとにタイミングを入力している
ような場合に、そのページを特定することにより、その
ページに対応した映像ファイルから再生されるように設
けることも可能である。
【0101】また、字幕データ入力工程S400におい
ては、上述のように入力した字幕データを作業者が確認
する作業者再生確認手順S410がとられている。この
作業者修正手順は、上記字幕データを入力した後に、再
度映像データを再生することにより行われ、この際の映
像データの再生と同期して、上述のように入力された字
幕データも再生されることになる。なお、この字幕デー
タの再生は、テレビ受像機による表示と同様に映像デー
タと同一画面内で表示させる方法のほか、映像データが
表示される場所に並べて字幕データ表出用の場所を設け
て、そこに字幕データを再生される映像データと時間的
に同期せしめて表示することも可能である。そして、上
記のように再生された字幕データについて修正を要する
必要がある場合には、字幕テーブルの字幕データについ
て修正(再入力S400)を行うことになる。なお、こ
の作業者再生確認手順は、上記字幕データの入力が全て
完了した後に行う、或いは、ある程度まで字幕データの
入力が完了した都度に行う等、種々の段階において行う
ことが可能である。
【0102】前記字幕データ送信工程S500において
は、上述のように字幕データが入力された字幕テーブル
を、作業者コンピュータ200から送信する工程であ
り、この字幕テーブルは作業者コンピュータ200に対
して、統括システム100の電子メール等によって送信
されるものである。また、この字幕テーブルの送信に際
しては、番組識別コードや字幕テーブル識別コード等の
字幕テーブル特定情報を含めて送信することが好まし
い。
【0103】前記字幕データ受信工程S600は、上述
のように送信された字幕テーブルを統括システム100
が受信する工程である。
【0104】前記字幕データ記憶工程S700は、上述
のように受信した各作業者の字幕テーブルの字幕データ
を、統合して統括システム100のデータベース150
の字幕テーブルに記憶させる工程である。この字幕デー
タ記憶工程S700においては、まず受信した字幕テー
ブル特定情報等に基いてデータベース150の字幕テー
ブルを検出して、そのデータベース150の字幕テーブ
ルに、受信した字幕テーブルの字幕データを入力するこ
とによりなされている。そして、複数人から供給された
字幕データは、そのページ番号によって整理されて並び
かえられ、統合されることになる。なお、この並び替え
は、その表出開始映像アドレスによって行うことも可能
である。
【0105】また、字幕データ記憶工程S700後にお
いては、そのデータベース150に記憶された字幕デー
タを確認のために再生する統括確認再生手順S710が
とられている。この統括確認再生手順S710は、上記
字幕データを記憶した後に、再度映像データを再生する
ことにより行われ、この際の映像データの再生と同期し
て、上述のように記憶された字幕データも再生されるこ
とになる。なお、この字幕データの再生は、テレビ受像
機による表示と同様に映像データと同一画面内で表示さ
せる方法のほか、映像データの表示場所に並べた場所に
字幕データ表出用の場所を設けて、そこに字幕データを
映像データと時間的に同期せしめて表示することも可能
である。そして、上記のように再生された字幕データに
ついて修正を要する必要がある場合には、字幕テーブル
の字幕データについて修正(S700)を行うことにな
る。
【0106】なお、字幕データの表出時間(表出開始ア
ドレス)について作業者コンピュータ200において作
業者特性情報に基いて修正されていない場合には、上記
作業者コンピュータ200における場合と同様に、作業
者特性情報に基いて記憶される(された)表出時間を修
正するように設けることも可能である。
【0107】また、上述のように記憶された字幕データ
のうち表出時間及び消去時間は、その字幕データの表出
開始及び消去する映像データと、基準点となる映像デー
タとに基いて算出されることになる。つまり、字幕デー
タが記憶された後に放送開始の基準点である映像データ
を特定(変更)した際に、その基準点の映像データと、
文字データが関連づけて記憶された映像データとの間隔
に基いて、その文字データの表出時間及び消去時間が算
出されて、字幕テーブルに記憶されるものである。
【0108】また、上記字幕データ記憶工程後に(統括
確認再生手順後に)、データベース150に記憶されて
いる字幕データをNAB字幕ファイルに変換する字幕放
送ファイル変換手順がとられ、その後、変換されたデー
タがフロッピーディスク等の記録媒体に記録されること
になる。なお、この際には、字幕たる文字データは、前
述の開始映像データ等の情報でなく、その表出時間及び
消去時間と関連付けて記録されることになる。
【0109】そして、このようにNAB字幕ファイルに
変換されたデータは、対応する番組の放送時間におい
て、いわゆる文字放送されることになり、これを受信し
たテレビ受像機においては、放送される番組を受像する
とともにこの文字放送をも受信して、番組と字幕とを同
時に表示させることにより、字幕付きの番組としてこれ
を見ることができる。
【0110】なお、本実施形態の具体的構成に本願発明
は限定されるものではなく、本願発明の意図する範囲内
で適宜設計変更可能である。つまり、上記実施形態にお
いては、作業者が字幕データとして文字データ、その送
出時間等の全てのデータを入力して、これを統括システ
ム100に送信する構成(作業者により入力された文字
データ、その送出時間等の全てのデータを統括システム
100が受信する構成)を採用したものについて説明し
たが、本願発明において、例えば、作業者が字幕データ
のうち文字データの入力のみを行い、これを統括システ
ム100に送信して、統括システム100において送出
時間等の入力を行うように設けることも可能である。ま
た、先に統括システム100において送出時間等が入力
されたページを有する字幕テーブルを設けておき、作業
者に送信する構成(作業者は送出時間等が入力されたペ
ージを有する字幕テーブルの供給を受けて、この字幕テ
ーブルのページに文字データを入力する構成)を採用す
ることも可能である。また、字幕データとして、文字デ
ータの入力された字幕データを作業者に送信して、この
字幕データの放送のタイミングを作業者が入力する構成
を採用することも可能である。
【0111】また、上記実施形態においては、複数の作
業者がホームページにアクセスして同一の一連の映像デ
ータファイルをダウンロードして、これらの作業者が分
担部分について字幕作成作業を行うものを例にとり説明
したが、本願発明はこれに限定されるものではない。つ
まり、例えばホームページ上において番組の映像データ
ファイルを予め分割して掲載しておき、作業者が自らの
担当部分の映像データの供給を受けて字幕作成方法を行
うことも可能である。また、例えば一の作業者が供給さ
れる映像データを受信して字幕作成作業を行い、社内に
おいて他の作業者が直接統括システム100のデータベ
ース150のデータの入力作業により字幕作成作業を行
う場合であっても、本願発明の意図する範囲内である。
【0112】
【発明の効果】本願発明は上述のような構成からなるの
で、テレビ受像機等にその番組とともに表示される字幕
を、容易且つ迅速に作成することができるという効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステムの全体構成概略
説明図である。
【図2】同実施形態のシステムのデータベース構造を説
明するための概略説明図である。
【図3】同実施形態における字幕テーブルを説明するた
めの概略説明図である。
【図4】同システムによる字幕作成方法のフローチャー
トである。
【符号の説明】
100 統括システム 110 再生装置 150 データベース 151 映像データマスタ 153 字幕データマスタ 155 作業者情報マスタ 157 番組情報マスタ 200 作業者コンピュータ 250 データベース 300 インターネット

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ等によって放送される番組の映像
    にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方
    法であって、 前記映像を連続した映像データとして取り込みデータベ
    ースに記憶させる映像記憶工程と、 この連続した映像データを字幕作成者たる複数の作業者
    に供給する映像データ供給工程と、 該作業者が、一連の映像データを見つつテレビ受像機に
    表示するための字幕データを入力する字幕データ入力工
    程と、 この入力された字幕データを送信する字幕データ送信工
    程と、 各作業者が送信した字幕データを受信する字幕データ受
    信工程と、 受信した各作業者の字幕データを、データベースに統合
    して記憶させる字幕データ記憶工程とを具備することを
    特徴とする字幕作成方法。
  2. 【請求項2】 テレビ等によって放送される番組の映像
    にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方
    法であって、 前記映像を連続した映像データとして取り込みデータベ
    ースに記憶させる映像記憶工程と、 この連続した映像データを字幕作成者たる複数の作業者
    に供給する映像データ供給工程と、 該作業者が一連の映像データを見つつ入力及び送信した
    テレビ受像機に表示するための字幕データを受信する字
    幕データ受信工程と、 受信した各作業者の字幕データを、データベースに統合
    して記憶させる字幕データ記憶工程とを具備することを
    特徴とする字幕作成方法。
  3. 【請求項3】 テレビ等によって放送される番組の映像
    にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方
    法であって、 前記映像を連続した映像データとして取り込みデータベ
    ースに記憶させる映像記憶工程と、 この連続した映像データを字幕作成者たる作業者に供給
    する映像データ供給工程と、 該作業者が、一連の映像データを見つつテレビ受像機に
    表示するための字幕データを入力する字幕データ入力工
    程と、 この入力された字幕データを送信する字幕データ送信工
    程と、 作業者が送信した字幕データを受信する字幕データ受信
    工程と、 受信した字幕データを、連続した映像データと関連付け
    てデータベースに記憶させる字幕データ記憶工程とを具
    備することを特徴とする字幕作成方法。
  4. 【請求項4】 テレビ等によって放送される番組の映像
    にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方
    法であって、 前記映像を連続した映像データとして取り込みデータベ
    ースに記憶させる映像記憶工程と、 この連続した映像データを字幕作成者たる作業者に供給
    する映像データ供給工程と、 該作業者が一連の映像データを見つつ入力及び送信した
    テレビ受像機に表示するための字幕データを受信する字
    幕データ受信工程と、 受信した字幕データを、連続した映像データと関連付け
    てデータベースに記憶させる字幕データ記憶工程とを具
    備することを特徴とする字幕作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の字幕作
    成方法であって、 前記字幕データ受信工程において、作業者によりページ
    番号と関連付けて入力された字幕データを受信して、 前記字幕データ記憶工程において、受信した字幕データ
    が前記ページ番号とともに記憶されるように設けられて
    いることを特徴とする字幕作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の字幕作
    成方法であって、 受信した字幕データは、前記データベースに映像データ
    と関連付けて記憶されるとともに、その対応関係にある
    映像データの順番によって、放送される時間が定められ
    ることを特徴とする字幕作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の字幕作
    成方法であって、 各作業者の作業者特性情報に基いて、前記字幕データの
    放送される時間が修正されるように設けられていること
    を特徴とする字幕作成方法。
  8. 【請求項8】 テレビ等によって放送される番組の映像
    にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する方
    法であって、 前記映像を連続する一連の映像データとして取り込んだ
    統括システムから、この一連の映像データの供給を受け
    る映像データ受信工程と、 この受信した映像データを見つつ、テレビ受像機に表示
    するための字幕データを入力する字幕データ入力工程
    と、 この入力された字幕データを前記統括システムに対して
    送信する字幕データ送信工程とを具備してなり、 前記字幕データ入力工程において、その字幕データが放
    送されるべきタイミングを映像データと関連付けて入力
    し、 前記字幕データ送信工程において、その字幕データに関
    連付けられた映像データに関する情報が送信されるよう
    に設けられていることを特徴とする字幕作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の字幕作成方法であって、 前記字幕データのタイミングの入力作業を行う作業者コ
    ンピュータには、その作業者の作業者特性情報が記憶さ
    れており、 この作業者特性情報に基いて、前記字幕データが放送さ
    れるタイミングが修正されるように設けられていること
    を特徴とする字幕作成方法。
  10. 【請求項10】 テレビ等によって放送される番組の映
    像にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する
    システムであって、 前記映像が連続した映像データとして取り込まれ記憶さ
    れるデータベースと、この連続した映像データを字幕作
    成者たる複数の作業者に供給する映像データ供給手段
    と、 該作業者によって、一連の映像データを見つつ入力され
    たテレビ受像機に表示するための字幕データを受信する
    字幕データ受信手段と、 受信した各作業者の字幕データを、データベースに統合
    して記憶させる字幕データ記憶手段とを具備することを
    特徴とする字幕作成システム。
  11. 【請求項11】 テレビ等によって放送される番組の映
    像にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する
    システムであって、 前記映像が連続した映像データとして取り込まれ記憶さ
    れるデータベースと、この連続した映像データを字幕作
    成者たる作業者に供給する映像データ供給手段と、 該作業者によって、一連の映像データを見つつ入力され
    たテレビ受像機に表示するための字幕データを受信する
    字幕データ受信手段と、 受信した作業者の字幕データを、連続した映像データと
    関連付けてデータベースに記憶させる字幕データ記憶手
    段とを具備することを特徴とする字幕作成システム。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の字幕作成シ
    ステムであって、 前記字幕データ受信手段は、作業者によってページ番号
    とともに入力された字幕データを受信するように設けら
    れており、 前記字幕データ記憶手段は、受信した字幕データをペー
    ジ番号とともに記憶するように設けられていることを特
    徴とする字幕作成システム。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12の何れかに記載の
    字幕作成システムであって、 前記データベースに記憶された字幕データは、映像デー
    タと関連付けて記憶されているとともに、その関連付け
    られた映像データの順番によって、放送する時間が定め
    られていることを特徴とする字幕作成システム。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13の何れかに記載の
    字幕作成システムであって、 各作業者に作業者特性情報に基いて、前記字幕データの
    放送する時間が修正される時間修正手段が設けられてい
    ることを特徴とする字幕作成システム。
  15. 【請求項15】 テレビ等によって放送される番組の映
    像にあわせてテレビ受像機に表示される字幕を作成する
    システムであって、 前記映像が連続する一連の映像データとして取り込んだ
    統括システムから、該映像データの供給を受ける映像デ
    ータ受信手段と、 この受信した映像データに基いてテレビ受像機に表示す
    るための字幕データを入力する字幕データ入力手段と、 この入力された字幕データを前記統括システムに送信す
    る字幕データ送信手段とを具備してなり、 前記字幕データ入力手段は、その字幕データが放送され
    るべきタイミングを映像データと関連付けて入力可能に
    設けられており、 前記字幕データ送信手段は、その字幕データに関連付け
    られた映像データに関する情報を送信するように設けら
    れていることを特徴とする字幕作成システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の字幕作成システムで
    あって、 前記字幕データのタイミングの入力作業を行う作業者コ
    ンピュータには、その作業者の作業者特性情報が記憶さ
    れており、 この作業者特性情報に基いて、前記字幕データと関連付
    けられる映像データに関する情報を修正するタイミング
    修正手段を有することを特徴とする字幕作成システム。
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