JP3005885U - 字幕制作システム - Google Patents

字幕制作システム

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JP3005885U
JP3005885U JP1994002520U JP252094U JP3005885U JP 3005885 U JP3005885 U JP 3005885U JP 1994002520 U JP1994002520 U JP 1994002520U JP 252094 U JP252094 U JP 252094U JP 3005885 U JP3005885 U JP 3005885U
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JP
Japan
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Application number
JP1994002520U
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English (en)
Inventor
征男 舟渡
Original Assignee
北日本放送株式会社
エル・エス・アイ ジャパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済的なシステム構成で、簡単且つ能率的に
制作が行える字幕制作システムの提供を目的とする。 【構成】 映像との同期を合わせた字幕番組ファイルを
制作する字幕制作システムにおいて、通信作動機能及び
フレームカウント機能を兼備えたビデオテープレコーダ
2と制御装置1と字幕ジェネレータ3とテレビジョン4
から構成され、前記制御装置1に、制作手段、字幕通信
手段、タイミング検出手段、VTR通信制御手段を設け
た字幕制作システム。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、字幕番組の字幕を制作するための、字幕制作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、難聴者の福祉向上策の一環として字幕放送が実施されている。字幕の制 作作業は、その番組にもよるが、一般的に図5に示す流れにそって行われる。 先ず、通常の台本から、専門家の手によって、字幕用の台本を制作する。字幕 用の台本は、通常は音声によって伝える台詞等を、表示時間中に目で追える程度 の文字数に要約した台本である。この作業は、1時間番組であれば約3日の時間 を要するものである。次に、約1日をかけて、オペレータにより台本がワープロ に登録され、更に、各シーンにおける台詞等の割り付けが適当であるか否かをチ ェックし、不適当であればオペレータに訂正台本を返し、再度試写を行うなどの 作業を、字幕が良好となるまで繰り返し、字幕の制作作業は終了する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様に、従来の字幕制作作業は、全行程約5日間を要するが、その最も大き な原因は、従来の手段では、番組の途中で、時間軸を同じくして別々に制作した 映像音声と字幕との同期を合わせることができないということにある。即ち、字 幕送出フレーム、字幕消去フレームの修正、或いは字幕の表示位置の修正は、試 写時に全番組を通して不具合箇所と不具合理由をリストアップし、そのリストに 基づいて、ほぼ勘を頼りに一括して修正を施す方式を採る以外に手段がなく、該 修正後の状態をチェックする際も、番組の先頭で字幕との同期を合わせ、全番組 を通して試写しなければならないといった、極めて煩雑且つ能率の悪いものであ った。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑みて成されたもので、経済的なシステム構成で、簡単 且つ能率的に制作が行える字幕制作システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する手段は、映像との同期を合わせた字幕番組ファイルを制作 する字幕制作システムにおいて、通信作動機能及びフレームカウント機能付きビ デオテープレコーダと、制御装置と、字幕ジェネレータと、テレビジョンから構 成され、前記制御装置に、制作手段と字幕通信手段とタイミング検出手段とVT R通信制御手段を設けたことを特徴とする。又、前記制作手段に、連頁描画手段 を設けても良い。
【0006】
【作用】
制御装置に、字幕を制作し字幕送出フレーム及び字幕消去フレームのカウント 値とともに保存する制作手段と、タイミング検出手段及びビデオテープレコーダ (以下VTRと略称する)の頭出しカウント及び動作内容を含む通信制御コマン ドを出力するVTR通信制御手段を設け、該制御装置を、通信制御コマンドに従 って作動する通信作動機能を備えるVTRに接続し、制御装置からVTRへ、設 定した試写開始頁における字幕送出フレームのカウント値を含んだ通信制御コマ ンドを送出し、VTRのカウント値をテープの巻取動作によって字幕送出フレー ムのカウント値に合致させることによって、制作した字幕と映像音声との試写時 における同期を合わせる。
【0007】 又、前記制作手段に、連頁描画手段を設けることによって、例えば既成字幕間 に新しい字幕を挿入する際等に、前後関係の把握を容易にする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案による字幕制作システムを、図に基き詳細に説明する。 本考案は、図1に示すように、制御装置1と、VTR2と、字幕ジェネレータ 3と、テレビジョン4から構成される。
【0009】 本実施例における制御装置1は、キーボード、マウス等の入力装置8と、ディ スプレイ等の出力装置9を備えたパーソナルコンピュータで構成され、制作手段 と、字幕通信手段と、タイミング検出手段と、VTR通信制御手段を具備するも のである。
【0010】 制作手段は、各種エディターやワープロと同様に、保存、呼び出し、削除等の 機能を有することはもとより、1字幕画面を1頁として登録し、番組単位でフロ ッピーディスクやハードディスク等の記録媒体(図示省略)に保存することがで きる。その際、各字幕画面に字幕送出フレームと字幕消去フレームのカウント値 を設定するので、字幕を送出するタイミングを合わせるためのカウントを開始し た後、タイミング検出手段のカウント値が字幕送出フレームの値に達すると、字 幕通信手段を介して通信字幕データDccが送出され、又、カウント値が字幕消 去フレームの値に達すると、該通信字幕データDccの送出が停止される。この 様に、番組が終了するまで、登録した頁の字幕の送出と消去が順次行われる。
【0011】 タイミング検出手段は、前記の如く字幕を送出するタイミングを、VTR2の フレームカウント機能と同様、時,分,秒に加えてフレーム(1フレームは約1 /30秒)を最小単位として計測するものである。本実施例では、VTR2のフ レームカウント機能が映像のフレーム数をカウントすることに対して、制御装置 1のタイミング検出手段は、該制御装置1が有する時計によって時間を計測する ように構成されている。VTR2による再生映像のフレーム周期と制御装置1の 時計によるフレーム周期が等しくされていることは言うまでもなく、仮に両者の 周期が異なれば、時間が経過すると共に同期がずれることとなる。その点から、 VTR2のフレーム周期を形成する同期パルスを、制御装置1のタイミング検出 手段の基準パルスとして用いても良い。
【0012】 VTR通信制御手段は、通信作動手段を具備するVTR2を制御するために設 けたもので、この通信作動手段は、所定プロトコルで入力された通信制御コマン ドCccをデコードして頭出しカウントと動作内容を検出し、該頭出しカウント に達するまでビデオテープの巻き取りを行うと共に、前記動作内容に従ってVT R2を作動させる手段である。前記頭出しカウント及び動作内容は、制御装置1 におけるキー入力、或いはカーソルによる画面ボタンの指定によって設定され、 VTR通信制御手段によってコード化されると共に、前記所定プロトコルの通信 制御コマンドCccに構成され、出力インターフェース(図示省略)を介してV TR2へ送出される。
【0013】 VTR通信制御手段は、以上のごとく構成してあるので、ビデオテープの番組 の先頭にあたる箇所に先頭コードを記録しておき、その箇所においてカウンター をリセットすれば、その番組の各シーンを、フレーム数を計測するカウンターの カウント値で指定することができる。従って、訂正した箇所の試写、或いはその 直前の頁からの試写等、試写するシーンの先頭頁を設定すれば、その頁を制作ウ インドウ5に表示した画面がディスプレイに描画されると共に、該字幕の字幕送 出フレームと字幕消去フレームが表示され、制御装置1における操作でVTR2 を起動し、該字幕送出フレームのカウント値に基くシーンの頭出しを行うことが できる。しかも、頭出し後の試写開始とともに、制御装置1のタイミング検出手 段とVTR2のフレームカウント機能が、同時にカウントを開始するので、VT R2から出力される映像音声と制御装置から出力される字幕とは、試写するシー ンの先頭頁の字幕送出フレームのカウント値によって、逐次同期を合わせること ができる。即ち、図2に示すような流れで作業を行うことができるので、部分的 な試写や修正が容易となる。
【0014】 この様に、字幕と映像音声との同期が合わせられ、制作手段による字幕は、通 信字幕データDccに変換されて、字幕ジェネレータ3に送出され、更に、該通 信字幕データDccは、字幕ジェネレータ3で字幕イメージ信号Sicに変換さ れテレビジョン4へ送出される。同時に、VTR2からはビデオテープの再生に よる映像音声信号Saiがテレビジョン4へ送出され、テレビジョン4は、常に ビデオテープの先頭から、全編試写した状態と同じタイミングで、字幕イメージ 信号Sicと映像音声信号Saiを映像と音声に変換して出力する。
【0015】 本実施例の制作画面は、連頁描画手段により、制作ウインドウ5に加えて、前 頁ウインドウ6と後頁ウインドウ7が同時に表示され、既成字幕間に新しい字幕 を送入する際等に、前後関係の把握がしやすくされている。又、本実施例では、 最高3行まで表示できるように設定されており、その送出時間も、作業者が必要 に応じて適宜設定できるのみならず、例えば、1行目は3秒、2行目以降は、半 行ごとに1秒を加算するなど自動的に設定することもできる。更に、本システム を用いて実録ビデオの台詞を要約する時、1度聞いただけで専門用語や固有名詞 を含む台詞全体を記憶することは困難であるから、自動的に何度も聞き返すこと ができるように、図3に示す流れで当該画面を繰り返し再生するリピート手段が 設けてある。新規番組の字幕を制作する場合は、該リピート機能を用い、VTR 2のカウント値を参照しつつ、字幕送出フレームと字幕消去フレームを頁ごとに 設定して、順次登録していく。
【0016】 尚、本実施例における繰り返し時間は10秒間に設定されているが、適宜変更 設定し得ることはいうまでもなく、更に、字幕の配置位置の移動や、文字を縮小 拡大する機能も設けることもでき、VTR2のコマ送り機能を用いて、制御装置 1と同期したコマ送りを行い、字幕送出フレーム及び字幕消去フレームの微調整 を行うことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のごとく、本考案による字幕制作システムを使用すれば、制御装置とVT Rとの同期を容易に合わせることができるので、新規制作時の送出フレーム及び 消去フレームの選択が容易となるばかりでなく、不具合点の修正や修正後の試写 を部分的に行うことができるので、字幕制作に要する時間が極めて短くなり、経 済的なシステム構成であることも相俟って難聴者の福祉向上に大きく寄与するも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による字幕制作システムの構成図であ
る。
【図2】前記システムによる字幕制作作業のフローチャ
ートである。
【図3】前記システムによるリピート機能のフローチャ
ートである。
【図4】前記システムの制作画面の一例を示す説明図で
ある。
【図5】従来の字幕制作作業のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 VTR 3 字幕ジェネレータ 4 テレビジョン 5 制作ウインドウ 6 前頁ウインドウ 7 後頁ウインドウ Dcc 通信字幕データ Ccc 通信制御コマンド Sai 映像音声信号 Sic 字幕イメージ信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 7734−5C H04N 5/93 E

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像との同期を合わせた字幕番組ファイ
    ルを制作する字幕制作システムにおいて、 字幕を制作し各字幕を字幕送出フレーム及び字幕消去フ
    レームのカウント値とともに字幕番組ファイルに保存す
    る制作手段と、字幕送出フレームにて所定の字幕を通信
    字幕データ(Dcc)に変換して出力し字幕消去フレー
    ムにて該字幕の通信字幕データ(Dcc)の出力を停止
    する字幕通信手段と、ビデオテープレコーダの再生時に
    おけるフレーム出力周期と等しい周期でカウントし前記
    字幕送出フレームと字幕消去フレームに該当する時期を
    検出するタイミング検出手段と、前記字幕送出フレーム
    のカウント値及びビデオテープレコーダに行わせる動作
    内容を含む通信制御コマンド(Ccc)を出力するVT
    R通信制御手段を設けた制御装置(1)、 前記通信制御コマンド(Ccc)が示す字幕送出フレー
    ムのカウント値を基準に、該通信制御コマンド(Cc
    c)に基く所定の動作を行う通信作動機能と、ビデオテ
    ープを再生し映像音声信号(Sai)を出力すると共に
    映像のフレーム数を計測し前記字幕送出フレームと字幕
    消去フレームの基準となるカウント値を出力するフレー
    ムカウント機能を備えたビデオテープレコーダ(2)、 前記通信字幕データ(Dcc)を字幕イメージ信号(S
    ic)に変換し出力する字幕ジェネレータ(3)、 該字幕イメージ信号(Sic)と前記映像音声信号(S
    ai)を映像及び音声に変換するテレビジョン(4)か
    ら構成されることを特徴とする字幕制作システム。
  2. 【請求項2】 前記制作手段に、字幕制作用の制作ウイ
    ンドウ(5)に加えて、少なくともその直前の字幕を表
    示した前頁ウインドウ(6)と、その直後の字幕を表示
    した後頁ウインドウ(7)とを、同時に制作画面へ描画
    する連頁描画手段を設けたことを特徴とする字幕制作シ
    ステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3455879B2 (ja) 2000-10-06 2003-10-14 株式会社朝日文字テレビ 字幕作成方法及び字幕作成システム
JP2012249816A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Olympia:Kk 遊技機
JP2013520924A (ja) * 2010-02-24 2013-06-06 トムソン ライセンシング 立体映像用の字幕付け

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JP2013520924A (ja) * 2010-02-24 2013-06-06 トムソン ライセンシング 立体映像用の字幕付け
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