JPH11242550A - 静止画像伝送システムと静止画像受信装置 - Google Patents

静止画像伝送システムと静止画像受信装置

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JPH11242550A
JPH11242550A JP5733598A JP5733598A JPH11242550A JP H11242550 A JPH11242550 A JP H11242550A JP 5733598 A JP5733598 A JP 5733598A JP 5733598 A JP5733598 A JP 5733598A JP H11242550 A JPH11242550 A JP H11242550A
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signal
image
cursor
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JP5733598A
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Hideo Goto
英夫 後藤
Mitsuhiro Nagatomo
光広 長友
Kaoru Someya
薫 染谷
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GURABITON KK
Original Assignee
GURABITON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレー上に表示させた静止画像の一部
分をアイコンとして、座標入力装置によるGUI入力方
式によって指定した静止画像を表示させる静止画像伝送
システムと静止画像受信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 静止画像の一部に指示入力エリアを設定
し、この指示入力エリアに新たな静止画像を表示させる
画像制御データを関連づける。利用者は、静止画像中の
指示入力エリアにカーソルを移動させ、GUI入力装置
から実行命令データを入力するだけで、関連づけられた
画像制御データから所望の静止画像を表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】受信装置は、カーソルを、デ
ィスプレー(12a)上の指示入力エリア(14)間の
みを移動するように移動制御することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか1項記載の静止画像伝送システ
ム。受信装置は、カーソルを、ディスプレー(12a)
上の指示入力エリア(14)間のみを移動するように移
動制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
1項記載の静止画像伝送システム。本発明は、多数の静
止画像を、テレビジョン方式を用いて伝送する静止画像
伝送システムと静止画像受信装置に関し、更に詳しく
は、伝送された多数の静止画像から所望の静止画像を選
択してディスプレーに表示させる静止画像伝送システム
と静止画像受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン信号によって静止
画像を伝送する場合には、1チャンネルの映像信号部分
を全て用いて、同じ静止画像を連続して伝送するか、文
字放送などで用いられているように、映像信号表示期間
の間の垂直帰線消去期間(VBL)の水平走査期間
(H)に静止画像の静止画像信号を重畳して、伝送して
いた。
【0003】しかしながら、前者は、1チャンネルの帯
域を全て用いて伝送するため、その伝送効率が悪く、ま
た、後者は、垂直帰線消去期間(VBL)内に伝送でき
るデータ量が少ないため、1枚の静止画像を伝送するの
に、長時間を要するものであった。
【0004】ところで、日本で採用するNTSC方式の
テレビジョン方式では、テレビジョン受像機のディスプ
レー(画面)に表示される1枚の画像は、1フレームで
表され、毎秒30フレームを伝送することによって、静
止画像を連続させた動画を表示させている。従って、1
フレームに1枚の静止画像を割り当てて、テレビジョン
方式で伝送し、伝送される複数の静止画像信号から指定
した静止画像信号を弁別し、ディスプレーに表示させれ
ば、前記のいずれの問題をも解決することができる。
【0005】図12と図13は、この方式を用いて、特
開平8−149452号により開示された従来の静止画
像伝送システムを示すもので、テレビジョン方式を用い
て多数の静止画像を伝送し、その内の特定の静止画像を
指定してディスプレーに表示させるものである。
【0006】以下、この従来の静止画像伝送システム1
00を、簡単に説明すると、図12に示すように、静止
画像放送局101においては、複数の静止画面103−
1,103−2,103−3,103−4・・・を異な
るテレビジョンカメラ104−1,104−2,104
−3,104−4,・・・で撮影し、これらの静止画像
をフレーム105−1,105−2,105−3,10
5−4・・・からなるテレビジョン信号に合成して、各
静止画像受信装置102−1,102−2,102−
3,102−4・・・へ送信する。このとき、複数の静
止画像は、図13に示すように、例えば100枚の静止
画像121,122,123,124,125・・・を
一組とし、各静止画像には、その静止画像の送信順序を
示す静止画フレーム番号が加えられ、繰り返し送信され
る。
【0007】各静止画像受信装置102−1,102−
2,102−3,102−4・・・は、連続して受信す
るフレームから、表示させたいフレームを指定して、フ
レームメモリー106−1,106−2,106−3,
106−4・・・に格納し、それぞれのディスプレー1
07−1,107−2,107−3,107−4・・・
に静止画像を表示する。
【0008】例えば、テレビジョン信号を受信する静止
画像受信装置102−3のディスプレー107−3に静
止画像123が表示され、その静止画像123に「1
5」と静止画フレーム番号128が表示されているもの
とすると、静止画像受信装置102−3の図示しないカ
ウンターは、静止画像123以降に受信したフレーム数
を計数し、再び同じ静止画像123のフレームを受信す
るカウント値100毎にそのカウント値をリセットす
る。
【0009】利用者が例えば静止画像121のメニュー
を表示させたいものとすると、静止画像受信装置102
−3の図示省略した入力部から、ディスプレー107−
3に表示された静止画フレーム番号128の「15」を
入力する。静止画像受信装置102−3は、入力値「1
5」から静止画像121までのフレーム数「86」を算
出し、86カウント後のフレームを、指定したフレーム
として、フレームメモリー106−3に格納し、その静
止画像121のメニューを表示させる。
【0010】このようにして、利用者は、静止画像に表
示された静止画フレーム番号128を入力することによ
って、任意の静止画像を指定してディスプレーに表示さ
せることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】この従来の静止画像伝送システムにおいて
は、指定した静止画像をディスプレーに表示させるため
に、その静止画像が送信された順序を示す静止画フレー
ム番号128を入力する必要があり、1周期で送られる
静止画像数が増加すると、複数桁の数値を入力すること
となるので、その入力操作が煩わしいものであった。
【0013】更に、一連の静止画像から特定の静止画像
を抜き出し、または、加えると全体の送信順序が変わる
ので、その都度、各静止画像に表示される静止画フレー
ム番号128の数値を書き替える必要があった。
【0014】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、ディスプレー上に表示させた
静止画像の一部分をアイコンとして、座標入力装置等に
よるGUI(graphical user inte
rface)入力方式によって指定した静止画像を表示
させる静止画像伝送システムと静止画像受信装置を提供
することを目的とする。
【0015】また、連続して伝送する静止画像の一部を
加えたり、抜き取っても、静止画像の表示を変更する必
要のない静止画像伝送システムと静止画像受信装置を提
供することを目的とする。
【0016】更に、GUI入力方式において、アイコン
の入力範囲を示す指示入力エリア、カーソルの移動範囲
を、受信装置側で予め設定せずに変更することができる
静止画像伝送システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の静止画像伝送システムは、複数の静止画
像信号を、フレーム若しくはフィールド単位で映像表示
期間に挿入し、所定の周期で繰り返したビデオ信号を送
信装置から送信し、受信装置で、ビデオ信号から各静止
画像信号を弁別し、画像制御データによって、画像制御
データで指定した静止画像信号の静止画像をディスプレ
ーに表示させる静止画像伝送システムであって、送信装
置は、静止画像信号によって表示される静止画像上の少
なくとも1以上の特定領域を指示入力エリアとし、指示
入力エリア毎に画像制御データを関連づけ、指示入力エ
リアと画像制御データを関連づける相関情報を、その静
止画像信号に対応する表示制御信号に含めてビデオ信号
に重畳し、受信装置は、ビデオ信号から各静止画像信号
とともに静止画像信号に対応する表示制御信号を弁別
し、グラフィカルユーザーインターフェース入力装置か
ら実行命令データを受けときに、ディスプレーに静止画
像を表示させている静止画像信号に対応する表示制御信
号の相関情報より、グラフィカルユーザーインターフェ
ース入力装置で指定した位置にある指示入力エリアに関
連づけられた画像制御データを選択し、画像制御データ
で特定した静止画像信号の静止画像をディスプレーに表
示させることを特徴とする。
【0018】送信装置から、フレーム若しくはフィール
ド単位で映像表示期間に挿入される複数の静止画像信号
が繰り返して送信されるビデオ信号に、指示入力エリア
と画像制御データとの関係を示す相関情報を含む表示制
御信号が重畳されている。
【0019】受信装置では、ビデオ信号から静止画像信
号を弁別し、静止画像信号の静止画像をディスプレーに
表示させる。
【0020】グラフィカルユーザーインターフェース入
力装置によって、特定の指示入力エリアの位置を指定
し、実行命令データを受信装置へ入力すると、そのとき
ディスプレーに静止画像を表示させている静止画像信号
に対応して受信した表示制御信号の相関情報から、指定
した位置にある指示入力エリアに関連づけられた画像制
御データを選択し、画像制御データで指定した静止画像
信号の静止画像をディスプレーに表示させる。
【0021】従って、利用者は、ディスプレー上に表示
させた静止画像の指示入力エリアをアイコンとして、グ
ラフィカルユーザーインターフェース入力装置の入力操
作によって、所望の静止画像をディスプレーに表示させ
ることができる。指示入力エリアと画像制御データとの
関係を示す相関情報は、送信装置側で生成して、任意に
書き替えることができるので、一連の静止画像から、一
部の静止画像を追加したり、抜き取っても、静止画像の
表示を変える必要がなく、容易に変更することができ
る。
【0022】更に、請求項2の静止画像伝送システム
は、静止画像上の指示入力エリアの領域を表す入力領域
データを表示制御信号へ含ませ、表示制御信号を、対応
する静止画像信号が挿入される映像表示期間の少なくと
も前後いずれかの垂直帰線消去期間内に重畳させること
を特徴とする。
【0023】静止画像上の指示入力エリアの領域を表す
入力領域データを、送信装置から送信するので、受信装
置に変更処理を行うことなく、指示入力エリアを、送信
装置側のみで簡単に変更することができる。従って、静
止画像の変更に伴う指示入力エリアの追加、削除、他の
位置への移動を、容易に行うことができる。
【0024】また、表示制御信号を、ビデオ信号の垂直
帰線消去期間内に重畳するので、映像表示期間の映像信
号を用いることがなく、表示制御信号を重畳しても、静
止画像の伝送効率に影響しない。
【0025】更に、請求項3の静止画像伝送システム
は、静止画像をI行J列(I,Jは正の整数)のマトリ
ックス状に分割し、マトリックス状の任意の成分
A(ij)の領域を、指示入力エリアとして、指示入力
エリアの入力領域データを、分割情報M(I,J)と成
分A(ij)で表すことを特徴とする。
【0026】指示入力エリアの入力領域データを、分割
情報M(I,J)と成分A(ij)で表すので、送信装
置から少ない情報量で、各指示入力エリアの入力領域デ
ータを表すことができ、1枚の静止画像に対して多数の
指示入力エリアを設定しても、覚醒し画像信号に隣接し
た垂直帰線消去期間内の表示制御信号に含めることがで
きる。
【0027】更に、請求項4の静止画像伝送システム
は、グラフィカルユーザーインターフェース入力装置
が、ディスプレー上でカーソルを移動制御し、カーソル
を表示させている位置を、グラフィカルユーザーインタ
ーフェース入力装置で指定した位置とする座標入力装置
であり、受信装置は、カーソルを、ディスプレー上の指
示入力エリア間のみで移動するようにその移動を規制す
ることを特徴とする。
【0028】カーソルが指示入力エリア間のみを移動す
るので、利用者は、容易に特定の指示入力エリアを座標
入力装置により選択することができる。
【0029】また、座標入力装置において、カーソルを
移動制御するカーソル制御データは、移動方向のみを特
定すればよいので、そのデータ内容を単純化させること
ができる。
【0030】また、請求項5の静止画像受信装置は、フ
レーム若しくはフィールド単位で複数の静止画像信号が
映像表示期間に挿入され、所定の周期で繰り返して送信
されるビデオ信号を受信し、ビデオ信号から各静止画像
信号を弁別し、弁別した静止画像信号の中から、画像制
御データで指定した静止画像信号の静止画像を、表示機
器のディスプレーに表示させる静止画像受信装置であっ
て、静止画像受信装置は、静止画像信号によって表示さ
れる静止画像上の少なくとも1以上の特定領域の指示入
力エリアと、その指示入力エリアに関連づけられた画像
制御データと、の関係を示す相関情報を含む表示制御信
号が、その静止画像信号に対応するように重畳されたビ
デオ信号を受信し、そのビデオ信号から各静止画像信号
と表示制御信号を弁別する受信部と、受信部で弁別さ
れ、ディスプレーに表示される静止画像信号とその静止
画像信号に対応する表示制御信号とを、少なくとも次の
周期まで一時記憶する記憶部と、座標入力装置から出力
されるカーソル制御データと実行命令データを入力し、
カーソル制御データに応じた静止画像上の位置にカーソ
ルを表示させるように、ディスプレーに表示される静止
画像信号にカーソル表示信号を重畳させるカーソル制御
部と、ディスプレーに表示される静止画像上のカーソル
表示位置を検出するカーソル位置検出部と、座標入力装
置から実行命令データを入力したときに、カーソル位置
検出部で検出したカーソル表示位置が指示入力エリアに
ある場合に、記憶部に記憶された表示制御信号に含まれ
る相関情報とカーソルが表示されている指示入力エリア
とから、指示入力エリアに関連づけられた画像制御デー
タを求める画像制御データ生成部を備え、画像制御デー
タ生成部で生成した画像制御データによって、受信部で
弁別した静止画像信号の中から、画像制御データで指定
した静止画像信号を選択し、静止画ビデオ信号としてデ
ィスプレーを有する表示機器へ出力することを特徴とす
る。
【0031】受信部において、ビデオ信号から複数の静
止画像信号と、指示入力エリアと画像制御データとの関
係を示す相関情報を含む表示制御信号とを弁別し、弁別
した静止画像信号と表示制御信号から、ディスプレーに
表示される静止画像信号とその静止画像信号に対応する
表示制御信号とを、少なくとも次の周期まで一時記憶す
る。
【0032】座標入力装置からカーソル制御データが出
力されると、カーソル制御データによって、静止画像上
をカーソルが移動する。座標入力装置から、実行命令デ
ータが出力され、カーソル表示位置が指示入力エリアに
ある場合には、画像制御データ生成部で、記憶部に記憶
された表示制御信号に含まれる相関情報とカーソルが表
示されている指示入力エリアとから、指示入力エリアに
関連づけられた画像制御データが求められ、受信部で弁
別した静止画像信号の中から、画像制御データで指定し
た静止画像信号を呼び出され、静止画ビデオ信号として
ディスプレーを有する表示機器へ出力される。
【0033】従って、利用者は、ディスプレー上に表示
させた静止画像の指示入力エリアをアイコンとして、座
標入力装置の入力操作によって、所望の静止画像をディ
スプレーに表示させることができる。指示入力エリアと
画像制御データとの関係を示す相関情報は、ビデオ信号
の送信側で生成して、任意に書き替えることができるの
で、一連の静止画像から、一部の静止画像を追加した
り、抜き取っても、静止画像の表示を変える必要がな
く、容易に変更することができる。
【0034】更に、請求項6の静止画像受信装置は、ビ
デオ信号中の静止画像信号有無を判別する判別部を備
え、静止画像信号が挿入されてないビデオ信号を、直接
ディスプレーを有する表示機器へ出力することを特徴と
する。
【0035】判別部によって、複数の静止画像信号が映
像表示期間に挿入されたビデオ信号のみを、本発明によ
る信号処理の対象とすることができる。従って、通常の
ビデオ信号を受信するテレビジョン受像機を変更するこ
となく、そのビデオ信号入力ラインに、本発明の静止画
像受信装置を介在させるだけで、テレビジョン受像機に
新たに静止画像表示機能を加えることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る静止画像伝送
システムと静止画像受信装置1を、CATV(ケーブル
テレビジョン)システムに適用した場合の一実施の形態
について説明する。
【0037】図1は、CATVシステムの1チャンネル
を静止画情報チャンネルとして、この静止画情報チャン
ネルのビデオ信号によって送信される150枚の静止画
像の階層構造を示すものである。図のように、各静止画
像は、「メインメニュー」の静止画像2を最上位の階層
として、複数の階層に分けられて、各静止画像には、図
2(a)のように、その静止画像から次に表示される静
止画像(飛び先の静止画像)を示す飛び先案内3が表示
されている。
【0038】例えば、図2(a)の「メインメニュー」
には、そのすぐ下位層の静止画像を示す「お知らせ」
「ニュース」・・「情報」等の飛び先案内3が、「情
報」には、図3(a)に示すように、その下位層の「天
気」「ショッピング」「交通」・・等の飛び先案内3
が、「ショッピング」には、図4(a)のように、更に
その下位層の静止画像である「○井」「××デパート」
「○○スーパー」等の飛び先案内3が、それぞれ表示さ
れている。利用者は、この飛び先案内3の表示をもと
に、後述するGUI入力を行い、150枚の静止画像の
中から、所望の静止画像を得るものである。
【0039】図5は、150枚の静止画像を配信するC
ATV(ケーブルテレビジョン)システムの全体の構成
を示し、各静止画像は、ビデオカメラ4、ビデオ機器5
等から生成し、これらをパーソナルコンピュータ6で文
字などを加えて編集する。ケーブルテレビ局7のビデオ
信号送信装置8は、これらの静止画像を表す静止画像信
号とその静止画像に対応させた表示制御信号とを、静止
画情報チャンネルのビデオ信号に含めて、同軸ケーブ
ル、光ファイバーなどのケーブル9を介して、各家庭1
0aに配信する。
【0040】CATV(ケーブルテレビジョン)システ
ムに加入している家庭10aは、ケーブルモデム(ホー
ムターミナル)11を介した静止画像受信装置1におい
て、静止画情報チャンネルのビデオ信号から、各静止画
像信号と表示制御信号を弁別し、その中から利用者が指
定した静止画像信号の静止画像を、テレビジョン受像機
12のディスプレー12aに表示する。
【0041】また、本実施の形態では、詳細な説明を省
略するが、静止画像信号は、地上波のTV信号で搬送す
ることもでき、静止画情報チャンネルのTV信号を、空
中線15を介して受信すれば、ケーブルモデム11を介
さずに、一般の家庭10bにおいても、本発明に係る静
止画像伝送システムを利用することができる。この場合
には、図示しない送信装置から送信されたTV信号を、
空中線15で受信し、空中線15に接続された静止画像
受信装置1´は、静止画情報チャンネルのTV信号を、
静止画像信号と表示制御信号が含まれたビデオ信号とし
て扱い、以下に詳述する静止画像受信装置1と同様の処
理を行う。すなわち、静止画像受信装置1´は、TV信
号の静止画情報チャンネルを選局し、TV信号に含まれ
る各静止画像信号と表示制御信号を弁別して、静止画を
表示する静止画ビデオ信号をテレビジョン受像機12へ
出力し、静止画像をディスプレー12aに表示する。
【0042】次に、ケーブルテレビ局7から送信される
ビデオ信号に含まれる複数の静止画像信号とその表示制
御信号について説明する。
【0043】各静止画像を表す静止画像信号は、図8に
示すように、ビデオ信号の2枚フィールドを飛び越し走
査してなる1フレーム単位で割り当てられ、その映像表
示期間に挿入される。つまり、「A−1」と「A−2」
の映像信号(静止画像信号)によって、1枚の静止画像
を表し、同様に、「B−1」と「B−2」によって、続
く静止画像を表す。既述の通り、NTSC方式のテレビ
ジョン方式では、毎秒30フレームの映像信号を送信す
るので、本実施の形態では、5秒周期で各静止画像信号
を繰り返して送信することによって、150枚の静止画
像をビデオ信号で伝送している。
【0044】また、表示制御信号は、映像信号(静止画
像信号)の垂直帰線消去期間(VBL)に、デジタル情
報信号を重畳可能な水平走査期間(H)があり、本実施
の形態では、その期間に重畳させている。表示制御信号
は、直後に送信される静止画像信号と対応づけられ、そ
の静止画像に関する種々の情報を含むものであるが、そ
の詳細は、後述する。
【0045】図9に示すように、表示制御信号は、原理
的に、垂直帰線消去期間(VBL)の垂直同期信号の送
信期間を除いた第10(273)Hから第21(28
4)Hまでの各水平走査期間に重畳可能であるが、テレ
ビ受像機の静止画像や音声に影響しない第13(27
6)Hから第16(279)Hの期間に重畳している。
【0046】図10は、上記各水平走査期間に重畳され
る表示制御信号のデータフォーマットを示すものであ
る。
【0047】すなわち、表示制御信号は、全528ビッ
トで構成されるデータラインを、各176ビット(1ブ
ロック)を単位として、各水平走査期間(H)に重畳さ
れ、各データラインは、8ビットのブロック同期符号
と、8ビットのブロックID符号と、160ビットのデ
ータパケットで構成される。22バイトからなるデータ
ブロックの先頭の1バイトが、8ビットのデータを全て
「1」としたブロック同期符号であり、続く2バイト目
が、そのブロックに割り当てられたIDデータを表すブ
ロック同期符号となっている。引き続く3バイト目から
22バイト目までのデータパケットに、表示制御信号の
各データが、それぞれ配置される。2バイト目以降の各
バイトの先頭のビットは、常に「0」としたバイト同期
符号となっている。
【0048】従って、1Hあたりで伝送できる表示制御
信号のデータビットは、(8−1)ビット/バイト*2
0バイトの140ビットであり、上述の通り、1枚の静
止画像を送信する1フレームでは、8H分の水平走査期
間に重畳できるので、140ビット/H*8Hの112
0ビットの表示制御信号が伝送可能となる。
【0049】一方、本実施の形態における表示制御信号
のデータ長は、図11(a)のデータフォーマットで示
すように、528ビットとなっているので、1枚の静止
画像を送信する1フレーム内で、その静止画像に対応す
る表示制御信号を、各フィールド毎に繰り返して送信す
ることができ、受信装置側でこれを比較してエラーチェ
ックできるようにしている。
【0050】表示制御信号には、対応する静止画像につ
いての、図11(a)に示す画像ID情報、画面分割情
報M、相関情報が含まれている。以下、この各情報につ
いて、図2乃至図3及び図11で説明する。
【0051】画像ID情報は、静止画像毎に割り当てら
れた固有情報で、本実施の形態では、静止画像のページ
番号を画像ID情報として用いている。画像ID情報
は、8ビットで表すので、最大256枚の静止画像を特
定できる。静止画像受信装置1は、この画像ID情報を
画像制御データとして、ディスプレー12aに画像ID
情報の静止画像を表示させる。例えば、図3(a)に示
す「情報」の静止画像16は、ページ番号が7であり、
この静止画像16を表示する表示制御信号に対応する表
示制御信号の画像制御情報は、図11(b)のように、
「0716」となる。
【0052】図2(a)、図3(a)に示す「メインメ
ニュー」「サブメニュー」などにおいては、静止画像の
各飛び先案内3に、静止画像とともにその静止画像の画
像ID情報13を表示し、静止画像受信装置1に、リモ
コン、キーボードなどの入力機器から、直接この画像I
D情報13を入力することによって、その静止画像を表
示させることもできるようにしている。
【0053】しかしながら、この入力方法では、画像I
D情報13を表示する必要があり、また、その入力も、
所定のキーを探す必要があるので煩わしく、本発明で
は、この入力方法と併用して、若しくはこの入力方法を
用いることなく、飛び先案内3をアイコンとして機能さ
せるGUI入力方式を採用し、所望の静止画像を表示さ
せるものである。
【0054】このGUI入力を行う為に、例えば、図2
の(a)と(b)を比較して明らかなように、各飛び先
案内3、3・・の表示領域内に、太枠で輪郭を表した指
示入力エリア14、14・・の領域を特定している。飛
び先案内3の表示領域が広い場合には、一つの飛び先案
内3について、2以上の指示入力エリア14を特定する
ことも可能である。
【0055】それぞれの指示入力エリア14、14・・
には、その飛び先案内3、3・・に表示された静止画像
の画像ID情報が、画像制御データとして個々に関連づ
けられる。例えば、「ニュース」と表示された飛び先案
内3aの指示入力エリア14aには、画像ID情報「0
6」が画像制御データとして関連づけられる。
【0056】後述するように、グラフィカルユーザーイ
ンターフェース入力装置(以下、GUI入力装置とい
う)であるマウスなどの座標入力装置30によって、デ
ィスプレー12a上でこの指示入力エリア14内にカー
ソルを移動させ、座標入力装置30から所定の実行命令
データを入力すると、その指示入力エリア14に関連づ
けられた画像制御データが呼び出され、画像制御データ
で指定した静止画像が表示される。
【0057】静止画像における指示入力エリア14の領
域は、個々の静止画像を、I行J列(I,Jは、正の整
数)のマトリックス状に分割して、その1以上の成分を
選択することによって示す。これによって、指示入力エ
リア14の領域を表す入力領域データは、静止画像の分
割情報M(I,J)とその成分A(i,j)で表され、
静止画像中に特定した指示入力エリア14は、この入力
領域データによって特定される。
【0058】図11に示すように、画面分割情報M
(I,J)は、8ビットデータとして表示制御信号に含
まれ、4ビットのロウ指定データ(I)と4ビットのカ
ラム指定データ(J)で構成される。従って、一つの静
止画像は、最大15*15の225分割まで画面分割情
報Mにより指定可能となる。図3(a)の静止画像16
では、行Iを「5」、列Jを「3」として、66分割し
ているので、同図の(b)のように、その画面分割情報
Mのロウ指定データ(I)は、「516」、カラム指定デ
ータ(J)は、「316」となる。
【0059】相関情報は、入力領域データによって特定
される指示入力エリア14とその指示入力エリア14に
関連づけられた画像情報データの関係を示すもので、一
つの指示入力エリア14についての相関情報(小間相関
情報)は、8ビットの指示入力エリア位置情報と、8ビ
ットの飛び先画像ID情報の16ビットデータで表され
る。表示制御信号には、相関情報全体で512ビットデ
ータが割り当てられているので、最大32種類の相関情
報(小間相関情報)を含めることができ、これによっ
て、1枚の静止画像で、32種類の指示入力エリアまで
画像制御データを関連づけることができる。
【0060】指示入力エリア位置情報Aには、マトリッ
クス状に分割された静止画像中の指示入力エリア14が
属する成分A(i,j)が配置される。また、飛び先画
像ID情報は、成分A(i,j)の位置にある指示入力
エリア14に関連づけられた画像情報データであり、そ
の指示入力エリア14の部位に表示された飛び先案内3
の静止画像の画像ID情報が配置される。すなわち、小
間相関情報は、画面分割情報Mと指示入力エリア位置情
報Aで特定される指示入力エリア14と、その指示入力
エリア14に関連づけられた画像情報データとの関係を
示している。
【0061】例えば、図3(b)の指示入力エリア14
bについての相関情報は、図11(b)の第1小間相関
情報に示され、指示入力エリア14bが5行3列に分割
されたマトリックスMの成分A(2,1)にあるので、
指示入力エリア位置情報Aは、「2116」となる。ま
た、飛び先画像ID情報は、指示入力エリア14bの部
位に表示された飛び先案内3の静止画像「天気」の画像
ID情報「1916」となる。
【0062】同様に、指示入力エリア14cの相関情報
は、第2小間相関情報に示され、指示入力エリア14c
がマトリックスMの成分A(3,1)にあるので、指示
入力エリア位置情報Aは、「3116」と、飛び先画像I
D情報は、静止画像「ショッピング」の画像ID情報
「2016」となる。
【0063】「情報」の静止画像では、5種類の指示入
力エリア14を特定しているので、この静止画像信号と
対応する表示制御信号には、5種類の相関情報が含めら
れる。図11(b)に示すように、相関情報として割り
当てられた512ビットの残りのビットデータは、全て
「0」とし、表示制御信号全体を固定長としている。
尚、表示制御信号には、CATV加入者のID番号を含
めることもでき、静止画像受信装置1毎に割り当てられ
たID番号と一致する場合にのみ、ケーブルテレビ局7
から配信される静止画像情報チャンネルが利用できるよ
うにしてもよい。
【0064】次に、ケーブルモデム11を介して、若し
くは直接伝送路であるケーブル9に接続して、CATV
局7からのビデオ信号を受信する静止画像受信装置1
と、その静止画像受信装置1に遠隔制御信号を送信する
リモートコントローラ30の構成をその作用とともに、
図6と図7で説明する。
【0065】CATV局7から配信されるビデオ信号
は、図6のように、静止画像受信装置1の静止画切り替
えスイッチ17、静止画判別部18及びビデオ信号受信
部19にそれぞれ入力される。静止画切り替えスイッチ
17は、テレビジョン受像機12等の表示機器と接続す
る出力側1bを共通端子とし、静止画判別部18から出
力されるスイッチ制御信号を受けて、出力側1bを、ビ
デオ信号入力側1aと、表示制御部20のいずれかに選
択的に接続するものである。
【0066】静止画判別部18は、ビデオ信号の垂直帰
線消去期間(VBL)の第13(276)Hから第16
(279)Hのいずれかの期間に重畳された信号を復調
し、表示制御信号であるか否かを判別することによっ
て、静止画像信号が挿入されているかどうかを判別する
もので、いずれの水平走査期間(H)にも表示制御信号
を含まないビデオ信号は、静止画像信号を含まないビデ
オ信号と判別し、出力側1bをビデオ信号入力側1a側
に接続するスイッチ制御信号を、静止画切り替えスイッ
チ17へ出力する。また、いずれかの水平走査期間
(H)に表示制御信号が重畳されていると判別したとき
には、出力側1bを、表示制御部20へ切り替えるスイ
ッチ制御信号を出力するとともに、その判別結果をバス
ライン21を介してCPU22へ出力する。
【0067】つまり、CATV局から配信される静止画
像を含まない通常のビデオ信号は、そのままテレビジョ
ン受像機12等の表示機器へ出力され、静止画像を含む
ビデオ信号が入力されたときにのみ、この静止画像受信
装置1内で静止画処理された静止画ビデオ信号がテレビ
ジョン受像機12等の表示機器へ出力される。尚、本実
施の形態では、上述のように、表示制御信号の有無によ
り、ビデオ信号に静止画像信号が挿入されているかどう
かを判別するものであるが、判別する方法は、この方法
に限らない。例えば、ビデオ信号で動画が送られる場合
には、隣り合うフレーム毎の映像は、極端に変化せず、
それぞれの画素の特徴は、次のフレームの映像におい
て、その対応部位の周囲に残されることが多い。従っ
て、数カ所の特徴抽出エリアについて、隣り合うフレー
ムの映像を比較し、画素が一部で共通すれば、動画が送
られているビデオ信号と、共通していなければ、静止画
像が挿入されたビデオ信号と判別できる。
【0068】ビデオ信号受信部19は、静止画情報チャ
ンネルのビデオ信号を選局し、このビデオ信号から、各
フレーム毎の静止画像信号と表示制御信号を弁別する。
映像表示期間に挿入された静止画像信号と、その静止画
像信号に対応し水平帰線消去期間に重畳された表示制御
信号とは、CPU22の制御の下に、ブァッフアRAM
として機能するフレームメモリー23に出力され、一時
記憶される。
【0069】CPU22は、この他、バスライン21に
より、ROM24、リモコンインターフェース25、R
AM26、キャラクタジェネレータ27、表示制御部2
0の各々とも接続していて、バスライン21を介して、
各部のデータ入出力を制御している。
【0070】ROM24は、CPU22によりリードア
クセスされ、CPU22が実行する制御プログラム、そ
の他の固定情報を記憶している。
【0071】リモコンインターフェース25は、GUI
入力装置である図7に示すリモートコントローラ30か
ら出力される遠隔制御信号を受信し、遠隔制御信号に含
まれるGUI制御データと、遠隔制御データを復号す
る。このGUI制御データは、GUI入力方式に用いる
制御データであり、ディスプレー上の指定方向にカーソ
ルを移動制御するカーソル制御データと、カーソルの表
示位置にあるアイコンに関連づけられた制御命令を実行
させる実行命令データとからなっている。
【0072】カーソル制御データは、マウスなどの座標
入力装置から出力されるデータフォーマットと同一のフ
ォーマットであり、実行命令データは、マウスのスイッ
チをクリックしたときに生成されるスイッチデータに相
当するカーソル制御データの位置に含まれて、カーソル
制御データとともにリモートコントローラ30から送信
される。これらのGUI制御データと遠隔制御データデ
ータは、リモコンインターフェース25からRAM26
に出力され、RAM26に記憶される。
【0073】リモートコントローラ30の操作面には、
「上」、「下」、「左」、「右」、「実行」のキーから
なるGUI入力キー31と、「CATV」、「静止
画」、「0」から「+10」までの数字キーからなる制
御キー32が配置されている。
【0074】「上」、「下」、「左」、「右」のキー
は、カーソル制御データを生成するキーであり、いずれ
かのキーを押圧すると、ディスプレー12aに表示され
るカーソルを、その指示された方向に移動制御するカー
ソル制御データが生成される。また、「実行」キーは、
実行命令データを生成するキーであり、キーの押圧によ
って、実行命令データが生成される。
【0075】制御キー32は、遠隔制御データを生成す
るキーであり、静止画受信装置1に対する種々の遠隔操
作を行うものである。すなわち、「CATV」、「静止
画」のキーは、静止画判別部18のスイッチ制御信号に
かかわらず、静止画切り替えスイッチ17を強制的に切
り替え操作するものであり、「CATV」キーを押圧す
ると、出力側1bがビデオ信号入力側1aに切り替わ
り、「静止画」キーを押圧すると、表示制御部20側に
切り替わる。また、「0」から「+10」までの数字キ
ーは、選局キーであり、入力されるビデオ信号から指定
したチャンネルのビデオ信号をビデオ信号受信部19で
選局させる。静止画像が複数の静止画情報チャンネルに
よって提供されるときには、この選局キーで選択する。
【0076】キャラクタジェネレータ29は、例えば、
カーソルなど、静止画像信号による静止画像に付加して
ディスプレー12aに表示させる文字、図形、記号の表
示データを記憶し、その表示信号を生成するものであ
る。
【0077】表示制御部20は、ディスプレー12aに
表示させる表示データを一時的に記憶し、この表示デー
タから静止画像をディスプレー12aへ表示させる静止
画ビデオ信号を生成し、静止画切り替えスイッチ17を
経由してテレビジョン受像機12へ出力するものであ
る。この表示データは、フレームメモリー23に記憶さ
れている静止画像信号から、画像制御データで指定した
静止画像信号を呼び出し、この静止画像信号に、キャラ
クタジェネレータ29で生成したカーソル表示信号を重
畳させたデータである。画像制御データを求める方法
は、後述する。
【0078】表示データを生成する際に、画像制御デー
タで指定した静止画像信号とともに、フレームメモリー
23からその静止画像信号に対応する表示制御信号を呼
び出し、デコードした後、RAM26に記憶する。同様
にして、新たに指定した静止画像信号がフレームメモリ
ー23から呼び出される毎に、その静止画像信号に対応
する表示制御信号がデコードされ、RAM26において
更新される。つまり、RAM26には、その時に、ディ
スプレー12aに表示されている静止画像に関する表示
制御信号が記憶される。
【0079】前述の重畳処理の際には、カーソル表示位
置が、静止画像上でRAM26に記憶されたカーソル制
御データで指定した位置となるように、カーソル制御信
号が重畳される。しかしながら、本実施の形態において
は、カーソルを、静止画像の指示入力エリアの範囲での
み表示させるようにしているので、その表示位置は、指
示入力エリア間でのみ移動するように、拘束される。こ
の為、RAM26から表示制御信号の分割情報M(I,
J)とその成分A(i,j)で規定される入力領域デー
タが呼び出され、カーソル制御データで指定した方向で
あって、この入力領域データ間のみをカーソルが移動す
るように、カーソル表示信号が、重畳される。重畳させ
た結果の静止画像に対するカーソル表示位置は、RAM
26に記憶される。
【0080】同じ静止画像がディスプレー12aに表示
されている間に、再び、リモートコントローラ30から
新たなカーソル制御データを入力したときには、そのカ
ーソル制御データに従って、新たな位置にカーソルを表
示させる表示データが生成される。これに伴って、RA
M26に記憶されているカーソル表示位置は、新たなカ
ーソル表示位置に更新される。
【0081】リモコンインターフェース25より、実行
命令データを入力すると、CPU22は、そのときの静
止画像に対するカーソル表示位置をRAM26から呼び
出し、同じくRAM26から呼び出した表示制御信号に
含まれる入力領域データから、いずれの指示入力エリア
の入力領域データ内にあるかを判定する。続いて、RA
M26から呼び出した表示制御信号に含まれる相関情報
から、その指示入力エリアに関連づけられた画像制御デ
ータを求める。
【0082】この画像制御データによって、上述の処理
が繰り返され、新たに指定した静止画像信号をもとに表
示データが生成され、指定した静止画像をディスプレー
12aに表示させる静止画ビデオ信号が表示制御部20
から出力される。
【0083】尚、静止画像を含むビデオ信号を、ビデオ
信号受信部19において始めに受信したときには、上述
方法で画像制御データを求めることができないので、画
像制御データの初期値を「0116」として、始めに、デ
ィスプレー12aに「メインメニュー」2を表示させ
る。
【0084】また、CPU22は、静止画判別部18が
ビデオ信号に表示制御信号が重畳されていると判別した
ことを示す判別結果を入力したときに、静止画像受信装
置1の全体を動作させ、その判別結果を入力後、一定期
間、同じ判別結果の入力がないときには、静止画判別部
18を除き、スリーピングモードとして各部の動作を休
止させている。
【0085】次に、利用者が、リモートコントローラ3
0を用いて、所望の静止画像をテレビジョン受像機12
のディスプレー12aに表示させる手順を、図2乃至図
4と図7で説明する。
【0086】上述のように、静止画像信号を含むビデオ
信号を静止画像受信装置1が受信した当初は、図2
(a)のように、「メインメニュー」の静止画像2がデ
ィスプレー12aに表示される。利用者が「情報」の静
止画像16を、表示させようとする場合には、リモート
コントローラ30の「上」、「下」、「左」、「右」の
いずれかのカーソル制御キー31を押圧して、カーソル
を「情報」の飛び先案内3上へ移動する。この移動操作
において、カーソルは、飛び先案内3の表示部位に対応
して特定された指示入力エリアのみを移動するので、容
易に所望の飛び先案内3上へカーソルを移動できる。
【0087】続いて、リモートコントローラ30の「実
行」キーを押圧すると、「情報」と表示された飛び先案
内3の位置にある指示入力エリア14に関連づけられた
画像制御データによって、図3(a)に示すように、
「情報」の静止画像16がディスプレー12aに表示さ
れる。
【0088】更に、利用者がこの「情報」の静止画像1
6から「ショッピング」の静止画像を表示させようとす
る場合には、同様にリモートコントローラ30のカーソ
ル制御キー31を押圧し、カーソルを「ショッピング」
の飛び先案内3c上に移動させ、「実行」キーを押圧す
ると、その位置にある指示入力エリア14cに関連づけ
られた画像制御データによって、図4(a)に示すよう
に、「ショッピング」の静止画像が表示される。
【0089】図4の(a)と(b)を比較して明らかな
ように、ディスプレー12aに表示される静止画像の飛
び先案内3の表示と、指示入力エリア14のそれぞれの
輪郭は、必ずしも一致させる必要はない。すなわち、同
図(a)の静止画像中に指示入力エリアを破線で示すよ
うに、少なくともその一部が同一領域で重複していれば
よく、同図のように、静止画像で地図を表示し、地図の
一部を飛び先案内3とすることができる。
【0090】尚、図中に「○×銀行」等飛び先案内3と
紛らわしい表示を含めても、指示入力エリア14のみを
カーソルが移動するので、この位置をカーソルで誤って
指定することはない。また、GUI入力方式で新たに表
示する静止画像を指定するので、同図のように、飛び先
案内3に必ずしも画像制御データとなる画像ID情報を
表示する必要がなく、見やすい静止画像とすることがで
きる。
【0091】この「ショッピング」の静止画像から、同
様の操作で、「××デパート」の飛び先案内3にカーソ
ルを移動させ、リモートコントローラ30の「実行」キ
ーを押圧すると、更に下位層の「××デパート」の静止
画像が、ディスプレー12aに表示される。
【0092】本発明は、必ずしも上記実施の形態に限ら
れるものではない。例えば、NTSC方式のテレビジョ
ン方式では、2枚フィールド画像を互いに飛び越し走査
することによって、1フレームの画像をディスプレーに
表示させるものであるので、1フィールド毎に静止画像
を割り当ててもよい。逆に、一つの静止画像を表す静止
画像信号を、3以上のフィールド、若しくは2フレーム
以上の映像期間に挿入したビデオ信号としてもよい。ま
た、静止画像を連続して送信する必要もない。
【0093】更に、表示制御信号は、ビデオ信号の垂直
帰線消去期間内に重畳したが、映像表示期間の映像信号
の一部に挿入して、送信してもよい。
【0094】また、GUI入力装置は、リモートコント
ローラに限らず、静止画像受信装置1にケーブルで接続
されたマウス、タブレットなどの座標入力装置であって
もよく、更に、必ずしもカーソルを移動させ、そのカー
ソル表示位置を指定した位置として実行命令データを出
力する座標入力装置に限らない。例えば、図2(a)、
図3(a)に示す「メインメニュー」「サブメニュー」
などにおいて、静止画像の各飛び先案内3に、任意の文
字、記号を表示しておき、リモコン、キーボードなどの
入力機器から、直接この文字、記号を入力することによ
って、その文字、記号が表示されている位置の指示入力
エリア(14)に関連づけられた画像制御データを選択
するようにしてもよい。この場合には、リモコン、キー
ボードなどの入力機器がGUI入力装置となり、文字、
記号の入力が、文字、記号が表示されている位置の指示
入力エリア(14)を指定するとともに、実行命令デー
タを出力する作用を奏するものとなる。また、これらの
GUI入力装置は、いずれも静止画像受信装置1に内蔵
するものであってもよいものである。
【0095】更に、静止画像受信装置1は、表示機器1
2若しくはケーブルモデム装置11に内蔵するものであ
ってもよい。
【0096】また、上記実施の形態では、ケーブルテレ
ビジョンシステムでの情報提供サービスを例としたが、
例えば図書館、博物館、ホテル、アミューズメント施
設、学校、病院等限られた地域内で、地域内に配置され
たディスプレーに、地域内の固有情報を表示する際にも
利用できる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ディスプレー上に表示させた静止画像の一部分
をアイコンとして作用させ、GUI入力装置によるGU
I入力方式によって指定した静止画像を表示させること
ができるので、その操作が容易で誤入力が減少する。ま
た、送信装置側と双方向の通信を行うことなく、見掛け
上、対話形式の入力操作を行うことができる。
【0098】また、指示入力エリアと画像制御データと
の関係を示す相関情報は、送信装置側で生成して、任意
に書き替えることができ、送信順序と無関係であるの
で、一連の静止画像から、一部の静止画像を追加した
り、抜き取っても、静止画像の表示を変える必要がな
い。また、同じ静止画像の表示から、新たに表示させる
静止画像を、相関情報を変更するだけで、簡単に変更す
ることができる。
【0099】更に、請求項2の発明によれば、これに加
えて、送信装置側から、指示入力エリアの領域を表す入
力領域データを送信するので、GUI入力方式におい
て、アイコンの入力範囲を示す指示入力エリアを、受信
装置側で予め設定せずに変更することができる。
【0100】また、表示制御信号を、ビデオ信号の垂直
帰線消去期間内に重畳するので、映像表示期間の映像信
号を用いることがなく、表示制御信号を重畳しても、静
止画像の伝送効率に影響しない。
【0101】更に、請求項3の発明によれば、請求項2
の発明に加えて、入力領域データを少ないビット数で表
示できるので、伝送効率を悪化させることがなく、ま
た、受信装置側で、容易に静止画像中の指示入力エリア
の領域を特定できる。
【0102】更に、請求項4の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の発明に加えて、カーソルが指示入力エリ
ア間のみを移動するので、利用者は、容易に目的の指示
入力エリアにカーソルを移動させることができる。
【0103】また、座標入力装置において、カーソルを
移動制御するカーソル制御データは、移動方向のみを特
定すればよいので、そのデータ内容を単純化させること
ができる。
【0104】また、請求項5の発明によれば、ディスプ
レー上に表示させた静止画像の一部分をアイコンとして
作用させ、座標入力装置によるGUI入力方式によって
指定した静止画像を表示させることができるので、その
操作が容易で誤入力が減少する。また、送信装置側と双
方向の通信を行うことなく、見掛け上、ディスプレー上
で対話形式の入力操作を行うことができる。
【0105】また、GUI入力処理を、全て静止画像受
信装置内で行うので、表示機器側に特別な処理手段を設
けずに、静止画像受信装置1を介在させるだけで、汎用
のテレビジョン受像機で、GUI入力方式による静止画
像の選択ができる。
【0106】更に、請求項6の発明によれば、通常のビ
デオ信号を受信するテレビジョン受像機を変更すること
なく、そのビデオ信号入力ラインに、静止画像受信装置
を介在させるだけで、従来通り、テレビジョン受像機に
おいて、通常のTV信号を受信するとともに、そのビデ
オ入力端子から静止画ビデオ信号を入力することによっ
て、更に、新たに静止画像表示機能を付加させることが
できる。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】静止画情報チャンネルのビデオ信号によって送
信される150枚の静止画像の階層構造を示す説明図で
ある。
【図2】(a)は、「メインメニュー」の静止画像2を
示す平面図、(b)は、その静止画像2の指示入力エリ
アを示す説明図である。
【図3】(a)は、「情報」の静止画像16を示す平面
図、(b)は、その静止画像16の指示入力エリアを示
す説明図である。
【図4】(a)は、「ショッピング」の静止画像を示す
平面図、(b)は、その静止画像の指示入力エリアを示
す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る静止画像を配信する
CATV(ケーブルテレビジョン)システムの全体の構
成と、CATVシステムを用いずに静止画像伝送システ
ムを利用する場合の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る静止画像受信装置1
の構成を示すブロック図である。
【図7】リモートコントローラ30の操作面を示す平面
図である。
【図8】ケーブルテレビ局7から送信されるビデオ信号
を示す波形図である。
【図9】図8の垂直帰線消去期間(VBL)を拡大して
示す波形図である。
【図10】水平走査期間に重畳される表示制御信号のデ
ータフォーマットを示す説明図である。
【図11】(a)は、表示制御信号のデータフォーマッ
トを示し、(b)は、「情報」の静止画像16を表示す
る静止画像信号に対応する表示制御信号のデータを16
進で表示した説明図である。
【図12】従来の静止画像伝送システム100を示す説
明図である。
【図13】図12の静止画像伝送システム100で伝送
される静止画像を示し、(a)は、連続して伝送される
一連の静止画像を、(b)は、静止画像123を、
(c)は、「メニュー」の静止画像121を、(d)
は、静止画像124を、それぞれ示す説明図である。
【符号の説明】
1 静止画像受信装置 8 送信装置 12 表示機器(テレビジョン受像機) 12a ディスプレー 14 指示入力エリア 18 判別部(静止画判別部) 19 受信部(ビデオ信号受信部) 20 カーソル制御部(表示制御部) 23 記憶部(フレームメモリー) 30 座標入力装置(リモートコントローラ) M(I,J) 分割情報 A(ij) マトリックス状の任意の成分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の静止画像信号を、フレーム若しく
    はフィールド単位で映像表示期間に挿入し、所定の周期
    で繰り返したビデオ信号を送信装置(8)から送信し、 受信装置(1)で、ビデオ信号から各静止画像信号を弁
    別し、画像制御データによって、画像制御データで指定
    した静止画像信号の静止画像をディスプレー(12a)
    に表示させる静止画像伝送システムであって、 送信装置(8)は、 静止画像信号によって表示される静止画像上の少なくと
    も1以上の特定領域を指示入力エリア(14)とし、指
    示入力エリア(14)毎に画像制御データを関連づけ、 指示入力エリア(14)と画像制御データを関連づける
    相関情報を、その静止画像信号に対応する表示制御信号
    に含めてビデオ信号に重畳し、 受信装置(1)は、 ビデオ信号から各静止画像信号とともに静止画像信号に
    対応する表示制御信号を弁別し、 グラフィカルユーザーインターフェース入力装置(3
    0)から実行命令データを受けときに、ディスプレー
    (12a)に静止画像を表示させている静止画像信号に
    対応する表示制御信号の相関情報より、グラフィカルユ
    ーザーインターフェース入力装置(30)で指定した位
    置にある指示入力エリア(14)に関連づけられた画像
    制御データを選択し、 画像制御データで特定した静止画像信号の静止画像をデ
    ィスプレー(12a)に表示させることを特徴とする静
    止画像伝送システム。
  2. 【請求項2】 静止画像上の指示入力エリア(14)の
    領域を表す入力領域データを表示制御信号へ含ませ、表
    示制御信号を、対応する静止画像信号が挿入される映像
    表示期間の少なくとも前後いずれかの垂直帰線消去期間
    内に重畳させることを特徴とする請求項1記載の静止画
    像伝送システム。
  3. 【請求項3】 静止画像をI行J列(I,Jは正の整
    数)のマトリックス状に分割し、マトリックス状の任意
    の成分A(ij)の領域を、指示入力エリア(14)と
    して、指示入力エリア(14)の入力領域データを、分
    割情報M(I,J)と成分A(ij)で表すことを特徴
    とする請求項2記載の静止画像伝送システム。
  4. 【請求項4】 グラフィカルユーザーインターフェース
    入力装置(30)は、ディスプレー(12a)上でカー
    ソルを移動制御し、カーソルを表示させている位置を、
    グラフィカルユーザーインターフェース入力装置(3
    0)で指定した位置とする座標入力装置であり、受信装
    置は、カーソルを、ディスプレー(12a)上の指示入
    力エリア(14)間のみで移動するようにその移動を規
    制することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    記載の静止画像伝送システム。
  5. 【請求項5】 フレーム若しくはフィールド単位で複数
    の静止画像信号が映像表示期間に挿入され、所定の周期
    で繰り返して送信されるビデオ信号を受信し、 ビデオ信号から各静止画像信号を弁別し、弁別した静止
    画像信号の中から、画像制御データで指定した静止画像
    信号の静止画像を、表示機器のディスプレー(12a)
    に表示させる静止画像受信装置であって、 静止画像受信装置は、 静止画像信号によって表示される静止画像上の少なくと
    も1以上の特定領域の指示入力エリア(14)と、その
    指示入力エリア(14)に関連づけられた画像制御デー
    タと、の関係を示す相関情報を含む表示制御信号が、そ
    の静止画像信号に対応するように重畳されたビデオ信号
    を受信し、そのビデオ信号から各静止画像信号と表示制
    御信号を弁別する受信部(19)と、 受信部(19)で弁別され、ディスプレー(12a)に
    表示される静止画像信号とその静止画像信号に対応する
    表示制御信号とを、少なくとも次の周期まで一時記憶す
    る記憶部(23)と、 座標入力装置(30)から出力されるカーソル制御デー
    タと実行命令データを入力し、カーソル制御データに応
    じた静止画像上の位置にカーソルを表示させるように、
    ディスプレー(12a)に表示される静止画像信号にカ
    ーソル表示信号を重畳させるカーソル制御部(20)
    と、 ディスプレー(12a)に表示される静止画像上のカー
    ソル表示位置を検出するカーソル位置検出部と、 座標入力装置から実行命令データを入力したときに、カ
    ーソル位置検出部で検出したカーソル表示位置が指示入
    力エリア(14)にある場合に、記憶部に記憶された表
    示制御信号に含まれる相関情報とカーソルが表示されて
    いる指示入力エリア(14)とから、指示入力エリア
    (14)に関連づけられた画像制御データを求める画像
    制御データ生成部を備え、 画像制御データ生成部で生成した画像制御データによっ
    て、受信部(19)で弁別した静止画像信号の中から、
    画像制御データで指定した静止画像信号を選択し、静止
    画ビデオ信号としてディスプレー(12a)を有する表
    示機器(12)へ出力することを特徴とする静止画像受
    信装置。
  6. 【請求項6】 ビデオ信号中の静止画像信号有無を判別
    する判別部(18)を備え、静止画像信号が挿入されて
    ないビデオ信号を、直接ディスプレー(12a)を有す
    る表示機器(12)へ出力することを特徴とする請求項
    5記載の静止画像受信装置。
JP5733598A 1998-02-24 1998-02-24 静止画像伝送システムと静止画像受信装置 Pending JPH11242550A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186471A (ja) * 2008-02-22 2008-08-14 Aisin Aw Co Ltd メニュー表示装置
JP2010039204A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Sony Corp 液晶表示装置
JP2010055013A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nec Electronics Corp 表示装置及び表示パネルドライバへのデータ送信方法
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